JP2007293583A - ボトル商品の自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転バケット内にスペーサを確実に取付けることのできるボトル商品の自動販売機を提供する。
【解決手段】回転バケット30の底面である載置部31に第1係合孔31bが設けられるとともに、回転バケット30の内周面の上下方向中間部に互いに周方向に間隔をおいて一対の第2係合孔32cが設けられ、スペーサ50には各係合孔31b,32cに係合可能な各係合突起54,55を有することから、スペーサ50を回転バケット30の上端及び下端に係合させる場合と比較し、スペーサ50の各係合突起54,55の間の間隔が小さくなる。このため、例えば回転バケット30が上下方向に細長く形成されている場合でも、各係合突起54,55の間でスペーサ50が屈曲して各係合突起54,55と各係合孔31b,32cの係合が解除されることがない。
【選択図】図5
【解決手段】回転バケット30の底面である載置部31に第1係合孔31bが設けられるとともに、回転バケット30の内周面の上下方向中間部に互いに周方向に間隔をおいて一対の第2係合孔32cが設けられ、スペーサ50には各係合孔31b,32cに係合可能な各係合突起54,55を有することから、スペーサ50を回転バケット30の上端及び下端に係合させる場合と比較し、スペーサ50の各係合突起54,55の間の間隔が小さくなる。このため、例えば回転バケット30が上下方向に細長く形成されている場合でも、各係合突起54,55の間でスペーサ50が屈曲して各係合突起54,55と各係合孔31b,32cの係合が解除されることがない。
【選択図】図5
Description
本発明は、飲料入りのビンやペットボトル等のボトル商品を起立状態で収容する収容ラックを有し、収容ラックの前面側に設けられた回転バケットによってボトル商品を1つずつ搬出するようにしたボトル商品の自動販売機に関するものである。
従来、この種のボトル商品の自動販売機としては、前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体に前方に向かって引き出し可能に装着され、複数のボトル商品を起立状態で前後方向に並ぶように複数列収容可能に形成されるとともに、収容された各ボトル商品が底板の傾斜によって前方に向かって移動するように構成された箱状の収容ラックと、収容ラック内に収容された各ボトル商品を列ごとに仕切り、収容ラック内に複数の商品通路を形成する複数の仕切板と、各商品通路の前方にそれぞれ配置されるように収容ラックに設けられ、周方向の一部に開口部を有する略円筒形状に形成された複数の回転バケットとを備え、回転バケットを開口部が後方を向く回転方向所定位置に配置すると、商品通路内の各ボトル商品のうち最前のボトル商品が回転バケット内に移動し、回転バケットを開口部が前方を向く他の回転方向所定位置まで回転させると、回転バケット内のボトル商品が前方に搬出されるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−293751号公報
ところで、前記自動販売機では、ボトル商品の種類によってその外径が異なり、小さい外径を有するボトル商品を商品通路内に収容する場合は、ボトル商品と回転バケット100の内周面との間に大きな隙間が生じ、ボトル商品が回転バケット100内で倒れ易くなるので、回転バケット100内に着脱自在に取付られるスペーサ110を設け、スペーサ110によってボトル商品Aの転倒を防止している(図9参照)。また、回転バケット100の底面及び上面にはそれぞれ係合孔101が設けられ、スペーサ110の上端及び下端にはそれぞれ各係合孔101に係合可能な2つの係合突起111が設けられている。
しかしながら、一般にボトル商品Aは上下方向に細長く形成されているので、回転バケット100の内周面もボトル商品Aに沿って細長く形成されており、また、スペーサ110は製造コスト及び重量を低減するために合成樹脂材料から形成されているので、スペーサ110の上下方向中間部が屈曲し易い。これにより、スペーサ110の屈曲によって係合突起111が係合孔101から外れ易く、回転バケット100内にスペーサ110を確実に取付けることができないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、回転バケット内にスペーサを確実に取付けることのできるボトル商品の自動販売機を提供する。
本発明は前記目的を達成するために、前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体内に配置され、複数のボトル商品を前後方向に並ぶように起立状態で収容可能な商品通路が設けられた収容ラックと、商品通路の前方に配置されるように収容ラックに設けられ、周方向の一部に開口部を有する略筒状に形成された回転バケットとを備え、回転バケットを開口部が後方を向く回転方向所定位置に配置すると、商品通路内の各ボトル商品のうち最前のボトル商品が回転バケット内に収容され、回転バケットを開口部が前方を向く他の回転方向所定位置まで回転させると、回転バケット内のボトル商品が前方に搬出されるボトル商品の自動販売機において、前記回転バケットの下端側に設けられた第1係合孔と、回転バケットの内周面の上下方向中間部に互いに周方向に間隔をおいて設けられ、それぞれ開口部の近傍に配置された一対の第2係合孔と、前記各係合孔に係合可能な複数の係合突起を有し、商品通路に収容するボトル商品の外径の大きさに応じて回転バケットに取付けられるスペーサとを備えている。
これにより、第1係合孔は回転バケットの下端側に設けられるとともに、各第2係合孔は回転バケットの内周面の上下方向中間部に設けられ、スペーサは回転バケットの各係合孔にそれぞれ係合可能な複数の係合突起を有することから、スペーサを回転バケットの上端及び下端に係合させる場合と比較し、スペーサの各係合突起間の間隔が小さくなる。
また、本発明は、前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体内に配置され、複数のボトル商品を前後方向に並ぶように起立状態で収容可能な商品通路が設けられた収容ラックと、商品通路の前方に配置されるように収容ラックに設けられ、周方向の一部に開口部を有する略筒状に形成された回転バケットとを備え、回転バケットを開口部が後方を向く回転方向所定位置に配置すると、商品通路内の各ボトル商品のうち最前のボトル商品が回転バケット内に収容され、回転バケットを開口部が前方を向く他の回転方向所定位置まで回転させると、回転バケット内のボトル商品が前方に搬出されるボトル商品の自動販売機において、前記回転バケットの内周面の上下方向中間部に設けられた複数の係合孔と、前記各係合孔にそれぞれ係合可能な複数の係合突起を有し、商品通路に収容するボトル商品の外径の大きさに応じて回転バケットに取付けられるスペーサとを備えている。
これにより、各係合孔は回転バケットの内周面の上下方向中間部に設けられ、スペーサは回転バケットの各係合孔にそれぞれ係合可能な複数の係合突起を有することから、スペーサを回転バケットの上端及び下端に係合させる場合と比較し、スペーサの各係合突起間の間隔が小さくなる。
本発明によれば、スペーサを回転バケットの上端及び下端に係合させる場合と比較し、スペーサの各係合突起間の間隔を小さくすることができるので、例えば回転バケットが上下方向に細長く形成されている場合でも、各係合突起の間でスペーサが屈曲して各係合突起と各係合孔との係合が解除されることがなく、回転バケット内にスペーサを確実に取付けることができる。
図1乃至図7は本発明の一実施形態を示すもので、図1は自動販売機の斜視図、図2は収容ラックの斜視図、図3は収容ラックの平面図、図4は取付板及び駆動機構を取外した状態の収容ラックの平面図、図5は回転バケット及びスペーサの斜視図、図6は収容ラックの要部斜視図、図7はボトル商品を載置した状態のスライダー、当接部材及び回転バケットの側面図である。
この自動販売機は、前面を開口した自動販売機本体1と、自動販売機本体1の開口部を開閉可能な前面扉2と、前面扉2の背面側に配置されるように自動販売機本体1内に設けられ、複数のボトル商品Aを前後方向に並ぶように起立状態で複数列収容可能な収容ラック10とを備えている。また、収容ラック10は、前後方向に延びるように設けられた複数のスライダー20と、各スライダー20の前方にそれぞれ配置されるように設けられた複数の回転バケット30と、各回転バケット30をそれぞれ回転させるための複数の駆動機構35と、回転バケット30内に着脱自在に取付可能なスペーサ50とを有する。また、以下の文章中の方向の説明は図1及び図2に示した方向に準ずる。また、以下の文章中の幅方向は図1及び図2に示した左右方向と一致している。
自動販売機本体1は矩形の箱状に形成されており、前面に紙幣投入口3、硬貨投入口4、商品選択ボタン5、硬貨取出口6などを有する。また、前面扉2は矩形板状のガラス板2aを有し、右端が自動販売機本体1に支持されている。また、前面扉2の左端には開閉のための取手2aが設けられている。
収容ラック10は、前後方向に延びるように設けられた一対の側面板11と、各側面板11の前端に固定されている前面板12と、各側面板11の後端に固定されている背面板13と、収容ラック10内に収容された各ボトル商品Aを列ごとに仕切り、収容ラック10内に複数の商品通路10aを形成するための複数の仕切板14とを有する。
各側面板11の前端側には左右方向に貫通する第1取付孔11aがそれぞれ設けられ、各側面板11の後端側には左右方向に貫通する複数の第2取付孔11bがそれぞれ設けられるとともに、各第2取付孔11bは互いに上下方向に間隔をおいて配置されている。また、各側面板11にはそれぞれ前後方向に延びるレール11cが設けられている。
前面板12の中央部には矩形状の開口部12aが設けられている。また、前面板12の上端側の背面には取付板12bが設けられ、取付板12bは前面板12の背面から後方に向かって延びるように形成されている。前面板12の下端側の背面には平板状の商品受け12cが設けられ、商品受け12cは前面板12の背面から後方に向かって延びるように形成されている。
各スライダー20は各商品通路10aごとに設けられ、商品通路10a内に収容されたボトル商品Aの底面を前方に向かって移動可能に支持している。また、スライダー20には当接部材40が前後方向に移動可能に係合しており、当接部材40は図示しない付勢部材によって前方に向かって付勢されている。当接部材40はスライダー20に載置された各ボトル商品Aのうち最後尾のボトル商品Aに後方から当接可能であり、当接部材40の前面はボトル商品Aの側面に沿うように曲面状に形成されている。
スライダー20の前端には第1切欠部20aが設けられ、スライダー20の後端には第2切欠部20bが設けられている。一方、収容ラック10の各側面板11の第1取付孔11aには棒状の前端支持部材60の端部がそれぞれ挿通し、収容ラック10の各側面板11の第2取付孔11bには棒状の後端支持部材70の端部がそれぞれ挿通している。また、各スライダー20の第1切欠部20aは前端支持部材60にそれぞれ係合し、各スライダー20の第2切欠部20bは後端支持部材70にそれぞれ係合している。即ち、各スライダー20は各支持部材60,70を介して収容ラック10に支持されている。
各回転バケット30は透明な合成樹脂材料から成る。また、各回転バケット30は、スライダー20の前端の上面より少し低い位置に設けられ、回転バケット30の底面を形成する円板状の載置部31と、載置部31の上面から上方に延びるように設けられた略円筒形状の筒状部32とを有する。
載置部31の下面には円筒状のボス31aが設けられ、ボス31aは収容ラック10の商品受け12cに回転自在に支持されている。また、載置部31には第1係合孔31bが設けられている。
筒状部32の周方向の一部には開口部32aが設けられ、開口部32aは筒状部32の外周面の一部が略半周に亘って開口することにより形成されている。筒状部32の上面には円筒状のボス32bが設けられ、ボス32bは収容ラック10の取付板12bに回転自在に係合している。筒状部32の内周面の上下方向中間部には一対の第2係合孔32cが設けられ、各第2係合孔32cは互いに周方向に間隔をおいて配置されるとともに、それぞれ開口部32aの近傍に配置されている。ここで、各第2係合孔32cは筒状部32の内周面の上下方向略中央部に配置されている。
各回転バケット30は前面板12の背面側に配置されている。また、各回転バケット30の間にはそれぞれ第1フレーム33が設けられ、幅方向両側の回転バケット30と側面板11との間にはそれぞれ第2フレーム34が設けられている。これにより、各回転バケット30の間に生ずる隙間が閉鎖されるとともに、幅方向両側の回転バケット30と側面板11との間に生ずる隙間が閉鎖されている。また、ボトル商品Aを搬出しない待機時は、各回転バケット30は開口部32aが後方を向く回転方向所定位置に配置されている。このため、前面板12の背面側は各回転バケット30の筒状部32の外周面、各フレーム33,34、取付板12b及び商品受け12cによって閉鎖され、収容ラック10内のボトル商品Aに対する悪戯等の不正を防止することができる。
駆動機構35は周知の電動モータから成り、収容ラック10の取付板12bに固定されている。また、駆動機構35の図示しない駆動シャフトが回転バケット30の上部に回転方向に係合している。
スペーサ50は透明な合成樹脂材料から成る。また、スペーサ50は、互いに回転バケット30の周方向に間隔をおいて設けられ、それぞれ上下方向に延びるように形成された一対のフレーム部51と、各フレーム部51の間に互いに上下方向に間隔をおいて設けられた複数の周方向延設部52と、各周方向延設部52のうち下端側の2つの周方向延設部の上面にそれぞれ2つずつ設けられた上下方向延設部53と、各周方向延設部52のうち下端の周方向延設部52に設けられた第1係合突起54と、各フレーム部51の上端にそれぞれ設けられた第2係合突起55とを有する。各周方向延設部52は回転バケット30の内周面に沿って周方向に延びるように形成されている。各上下方向延設部53は上端から下端に向かって徐々に回転バケット30の径方向内側に徐々に突出するように形成されている。第1係合突起55は周方向延設部52の下面から下方に延びるように形成され、回転バケット30の第1係合孔31bに着脱自在に係合可能である。また、各第2係合突起55は各第2係合孔32cに着脱自在に係合可能である。
このように構成されたボトル商品の自動販売機において、収容ラック10を自動販売機本体1に装着する場合は、収容ラック10の各レール11cを自動販売機本体1に設けられた図示しないレールに係合させる。これにより、収容ラック10が自動販売機本体1に前方に引き出し可能に装着される。また、自動販売機本体1に装着された収容ラック10の各スライダー20が後端側から前端側に向かって下方に傾斜するように、収容ラック10の各レール11cの傾きが設定されている。
自動販売機本体1に装着された収容ラック10に複数のボトル商品Aを装填すると、各ボトル商品Aは各商品通路10a内に前後方向に並ぶように収容される。また、商品通路10a内の各ボトル商品Aはスライダー20の傾斜によって前方に向かって移動する。また、各ボトル商品Aがスライダー20上を前方に向かって移動すると、各ボトル商品Aのうち最前のボトル商品Aが回転バケット30内に配置される(図7参照)。
ここで、各回転バケット30は前面板12の背面側に配置されるとともに、前面板12には開口部12aが設けられ、前面板12は前面扉2のガラス板2aの背面側に配置されるとともに、各回転バケット30は透明な合成樹脂材料から形成されているので、各回転バケット30内に収容された商品を自動販売機本体1の前面側から視認することができる。
続いて、紙幣投入口3または硬貨投入口4に貨幣が投入され、商品選択ボタン5が操作されると、商品選択ボタン5の操作に応じた回転バケット30が駆動機構35によって回転し、回転バケット30は開口部32aが前方を向く他の回転方向所定位置に配置される。これにより、回転バケット30内のボトル商品Aが前方に搬出される。回転バケット30から搬出されたボトル商品Aは前面扉2を開放することにより取出される。
一方、回転バケット30の内径は外径の大きいボトル商品Aに応じて形成されているので、外径の小さいボトル商品Aが回転バケット30内に収容されると、ボトル商品Aと回転バケット30の内周面との間に大きな隙間が生じ、ボトル商品Aが回転バケット30内で転倒し易くなる。このため、外径の小さいボトル商品Aを商品通路10a内に装填する場合は、回転バケット30内にスペーサ50を取付け、回転バケット30内におけるボトル商品Aの転倒を防止するようにしている。
ここで、回転バケット30には各係合孔31b,32cが設けられ、スペーサ50の各係合突起54,55は各係合孔31b,32cに着脱自在に係合可能であることから、各係合突起54,55を各係合孔31b,32cに係合させることにより、スペーサ50が回転バケット30に取付けられる。
また、第1係合孔31aは回転バケット30の底面である載置部31に設けられるとともに、各第2係合孔32cは回転バケット30の内周面の上下方向中間部に互いに周方向に間隔をおいて設けられていることから、スペーサ50を回転バケット30の上端及び下端に係合させる場合と比較し、スペーサ50の各係合突起54,55の間の間隔が小さくなる。
さらに、各第2係合孔32cはそれぞれ開口部32aの近傍に配置されているので、各回転バケット30を開口部32aが後方を向く回転方向所定位置に配置すると、各第2係合孔32cが各フレーム33,34によって見え難く且つ触り難い位置に配置され、収容ラック10内のボトル商品Aに対する悪戯等の不正を防止する上で有利である(図6参照)。
このように、本実施形態によれば、回転バケット30の底面である載置部31には第1係合孔31bが設けられるとともに、回転バケット30の内周面の上下方向中間部には互いに周方向に間隔をおいて一対の第2係合孔32cが設けられ、スペーサ50は各係合孔31b,32cに係合可能な各係合突起54,55を有することから、スペーサ50を回転バケット30の上端及び下端に係合させる場合と比較し、スペーサ50の各係合突起54,55の間隔が小さくなる。このため、例えば回転バケット30が上下方向に細長く形成されている場合でも、各係合突起54,55の間でスペーサ50が屈曲して各係合突起54,55と各係合孔31b,32cとの係合が解除されることがなく、回転バケット30内にスペーサ50を確実に取付けることができる。
また、前記スペーサを、互いに回転バケット30の周方向に間隔をおいて上下方向に延びるように形成された一対のフレーム部51と、各フレーム部51の間に互いに上下方向に間隔をおいて設けられ、それぞれ回転バケット30の内周面に沿って周方向に延びるように形成された複数の周方向延設部52とから構成したので、回転バケット30内に収容されたボトル商品Aを自動販売機本体1の前面側から視認する際の視認性を低下させることがなく、利用者の利便性を確保する上で極めて有利である。
また、商品通路10a内及び回転バケット30内にボトル商品Aが無くなった後、商品通路10a内及び回転バケット30内にボトル商品Aを装填する場合に、ボトル商品Aは各周方向延設部52のうち下端側の周方向延設部52に引っ掛かりやすく、周方向延設部52に引っ掛かるとボトル商品Aの装填を円滑に行うことができない。しかし、各周方向延設部52のうち下端側の周方向延設部52には複数の上下方向延設部53が設けられ、上下方向延設部53は周方向延設部52の上面から上方に向かって延びるように形成されているので、ボトル商品Aは周方向延設部52に引っ掛かる前に上下方向延設部53に接触し、ボトル商品Aが下端側の周方向延設部52に引っ掛かることがない。即ち、ボトル商品Aの装填作業を円滑に行うことができる。さらに、各上下方向延設部53は上方から下方に向かって回転バケット30の径方向内側に徐々に突出するように形成されているので、ボトル商品Aの装填を円滑に行う上で有利である。
尚、本実施形態では、回転バケット30の底面である載置部31に第1係合孔31bが設けられるとともに、回転バケット30の内周面の上下方向中間部に互いに周方向に間隔をおいて一対の第2係合孔32cが設けられ、スペーサ50には各係合孔31b,32cに係合可能な各係合突起54,55が設けられたものを示した。これに対し、図8に示すように、第1係合孔31bの代わりに回転バケット30の内周面の上下方向中間部に一対の第3係合孔32dを設けるとともに、第1係合突起54の代わりにスペーサ50に一対の第3係合突起56を設けることも可能である。
この場合、各第3係合孔32dは各第2係合孔32cよりも下方に設けられ、互いに周方向に間隔をおいて配置されている。また、各第3係合孔32dはそれぞれ開口部32aの近傍に配置されている。各第3係合突起56は各フレーム部51の下端側にそれぞれ設けられ、それぞれ各第3係合孔32dに着脱自在に係合可能である。このため、各係合突起55,56を各係合孔32c,32dに係合させることにより、スペーサ50が回転バケット30に取付けられる。
このように、回転バケット30の内周面の上下方向中間部には互いに周方向に間隔をおいて一対の第2係合孔32cが設けられるとともに、回転バケット30の内周面の上下方向中間部における各第2係合孔32cの下方には互いに周方向に間隔をおいて一対の第3係合孔32dが設けられ、スペーサ50は各係合孔32c,32dに係合可能な各係合突起55,56を有するので、スペーサ50を回転バケット30の上端及び下端に係合させる場合と比較し、スペーサ50の各係合突起55,56の間隔が小さくなる。このため、例えば回転バケット30が上下方向に細長く形成されている場合でも、各係合突起55,56の間でスペーサ50が屈曲して各係合突起55,56と各係合孔32c,32dとの係合が解除されることがなく、回転バケット30内にスペーサ50を確実に取付けることができる。
また、回転バケット30に各第3係合孔32dを設けずに各第2係合孔32cのみを設け、スペーサ50に各第3係合突起56を設けずに各第2係合突起55のみを設けることも可能である。この場合、スペーサ50を回転バケット30に装着する際に係合させる係合突起の数が少なくなるので、スペーサ50の着脱をより容易に行うことができる。
尚、本実施形態では、当接部材40がスライダー20に前後方向に移動可能に係合するとともに、当接部材40が図示しない付勢部材によって前方に向かって付勢され、当接部材40によってスライダー20上の各ボトル商品Aが前方に向かって付勢されるようにしたものを示したが、スライダー20は後端から前端に向かって下方に傾斜しており、各ボトル商品Aは自重によってスライダー20上を前方に向かって移動するので、当接部材40を設けないことも可能である。
1…自動販売機本体、2…前面扉、2a…ガラス板、10…収容ラック、10a…商品通路、11…側面板、11a…第1取付孔、11b…第2取付孔、11c…レール、12…前面板、12a…開口部、13…背面板、14…仕切板、20…スライダー、20a…第1切欠部、20b…第2切欠部、30…回転バケット、31…載置部、31a…ボス、31b…第1係合孔、32…筒状部、32a…開口部、32b…ボス、32c…第2係合孔、32d…第3係合孔、33…第1フレーム、34…第2フレーム、35…駆動機構、40…当接部材、50…スペーサ、51…フレーム部、52…周方向延設部、53…上下方向延設部、54…第1係合突起、55…第2係合突起、56…第3係合突起、60…前端支持部材、70…後端支持部材、A…ボトル商品。
Claims (4)
- 前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体内に配置され、複数のボトル商品を前後方向に並ぶように起立状態で収容可能な商品通路が設けられた収容ラックと、商品通路の前方に配置されるように収容ラックに設けられ、周方向の一部に開口部を有する略筒状に形成された回転バケットとを備え、回転バケットを開口部が後方を向く回転方向所定位置に配置すると、商品通路内の各ボトル商品のうち最前のボトル商品が回転バケット内に収容され、回転バケットを開口部が前方を向く他の回転方向所定位置まで回転させると、回転バケット内のボトル商品が前方に搬出されるボトル商品の自動販売機において、
前記回転バケットの下端側に設けられた第1係合孔と、
回転バケットの内周面の上下方向中間部に設けられた第2係合孔と、
前記各係合孔にそれぞれ係合可能な複数の係合突起を有し、商品通路に収容するボトル商品の外径の大きさに応じて回転バケットに取付けられるスペーサとを備えた
ことを特徴とするボトル商品の自動販売機。 - 前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体内に配置され、複数のボトル商品を前後方向に並ぶように起立状態で収容可能な商品通路が設けられた収容ラックと、商品通路の前方に配置されるように収容ラックに設けられ、周方向の一部に開口部を有する略筒状に形成された回転バケットとを備え、回転バケットを開口部が後方を向く回転方向所定位置に配置すると、商品通路内の各ボトル商品のうち最前のボトル商品が回転バケット内に収容され、回転バケットを開口部が前方を向く他の回転方向所定位置まで回転させると、回転バケット内のボトル商品が前方に搬出されるボトル商品の自動販売機において、
前記回転バケットの内周面の上下方向中間部に設けられた複数の係合孔と、
前記各係合孔にそれぞれ係合可能な複数の係合突起を有し、商品通路に収容するボトル商品の外径の大きさに応じて回転バケットに取付けられるスペーサとを備えた
ことを特徴とするボトル商品の自動販売機。 - 前記スペーサを、互いに回転バケットの周方向に間隔をおいて上下方向に延びるように形成された一対のフレーム部と、各フレーム部の間に互いに上下方向に間隔をおいて設けられ、回転バケットの内周面に沿って周方向に延びるように形成された複数の周方向延設部とから構成した
ことを特徴とする請求項1または2記載のボトル商品の自動販売機。 - 前記各周方向延設部のうち下端側の周方向延設部にその上面から上方に向かって延びるように形成された上下方向延設部を設けた
ことを特徴とする請求項3記載のボトル商品の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120501A JP2007293583A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | ボトル商品の自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006120501A JP2007293583A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | ボトル商品の自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113850952A (zh) * | 2021-10-02 | 2021-12-28 | 成都大呱呱科技有限公司 | 智能瓶装饮料自动售卖机 |
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2006
- 2006-04-25 JP JP2006120501A patent/JP2007293583A/ja active Pending
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CN113850952A (zh) * | 2021-10-02 | 2021-12-28 | 成都大呱呱科技有限公司 | 智能瓶装饮料自动售卖机 |
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