JP2007292941A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】AF補助光の主要被写体へのヒット率を高めることができる補助光発光部を備えた撮影装置を提供する。
【解決手段】AFサーチにより近い距離から遠い距離に向けてピント位置を移動させながら合焦位置の検出を行なっているときに遠方になればなるほど狭めた照射角で主要被写体へ向けてAF補助光を照射する。主要被写体が中央にあるとしてピント位置が近いほど照射角を広めると人が並んで立っているときにAF補助光が複数の人の間を通り抜けてしまうことが防止される。さらに遠方になればなるほど狭められていくのでいままで同じところまでAF補助光を到達させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像素子を備え、その撮像素子上に被写体像を形成して画像信号を生成する撮影装置に関する。
従来より、ズーム鏡胴の動きに応じてフラッシュの照射野を変更するズームフラッシュという技術が提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1の技術ではズーム鏡胴とフラッシュ部とが連結部材に連結されズーム鏡胴の動きがその連結部材によりフラッシュ部に伝えられることによってズーム倍率に応じた照射角でフラッシュ光が自動的に照射される。しかしズームフラッシュを製作するにあたって、ズーム鏡胴とフラッシュ部とを連結部材により連結しようとするとどうしても撮影装置が大型化するので、最近では液体レンズや液晶レンズを用いて撮影光学系およびズームフラッシュを構成して電気的に焦点距離の調節を行なったり撮影補助光の照射角の調節を行なったりする技術も提案されている(特許文献2、3参照)。
ところで、この様なフラッシュの発光源としては従来よりキセノン管が用いられてきたが、最近そのキセノン管の代わりにLEDを用いようという動きが出始めてきている。このLEDがフラッシュの発光源として用いられると、ピント検出用の補助光(以降AF補助光という)の発光源としてもそのLEDを用いることができる。
このLEDからAF補助光が被写体に向けて照射されるときには画角内の所定の位置に被写体が在るとしてその中央に向けてスポット的にAF補助光の照射が行なわれる。この様にスポット的に照射が行なわれると、比較的遠い距離までAF補助光を到達させることができる。
しかし、上記した様にスポット的にAF補助光の照射が行なわれると相対的に近い距離のところに複数の人が並んで立っているような場合にその複数の人の間をAF補助光が通り抜けてしまって被写体にヒットしないことがある。この様にAF補助光が被写体にヒットしないと、被写体距離の測定が正確に行なわれなくなってしまう。
特開平8−240843号公報 特開2005−303843号公報 特開2005−345520号公報
本発明は、上記事情に鑑み、AF補助光の主要被写体へのヒット率を高めることができる補助光発光部を備えた撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、撮像素子を備え、その撮像素子上に被写体像を形成して画像信号を生成する撮影装置において、
ピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出することにより合焦位置を検出するピント検出部と、
上記ピント検出部が、ピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、被写体に向けて補助光を発光する補助光発光部とを備え、
上記補助光発光部は、上記ピント検出部がピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、ピントの移動に同期して補助光の照射角を変更する照射角変更手段を有することを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、ピント検出部がピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、照射角変更手段によってピントの移動に同期してAF補助光の照射角が変更される。すなわち、ピントを検出している間、AF補助光の照射角が相対的に広められたり反対に狭められたりすることができる。
そうすると、例えば、同じピント位置に在るときに上記照射角変更手段によってAF補助光の照射角を広めて広い領域にわたって補助光を照射することができる。
いままであれば所定のピント位置に複数の人が並んで立っている場合にAF補助光が人の間を通り抜けてしまうことがあったが、上記照射角変更手段によってAF補助光の照射角を広めることができればその複数の人が居る領域全体に亘ってAF補助光を照射することにより補助光のヒット率を高めることができる。また上記照射角変更手段によってAF補助光の照射角を狭めることによっていままでどおり遠い距離までAF補助光を到達させることもできる。なお、上記照射角変更手段には、前述の液体レンズや液晶レンズが適用される。
すなわち、AF補助光の主要被写体へのヒット率を高めることができる補助光発光部を備えた撮影装置が実現する。
ここで、上記照射角変更手段は、上記ピント検出部がピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、補助光を、ピント位置が遠方にあるときほど狭めた照射角で照射するものであることが好ましい。
上記好ましい態様であると、上記ピント検出部がピントを近い距離から遠い距離に移動させながらコントラストの検出をしているときには、上記照射角変更手段によってピントが近い距離にあるときほど広めた照射角で補助光が照射され、またピントが遠方にあるときほど狭めた照射角で補助光が照射される。
そうすると、ピントが近い距離にあるときほど広い照射角で補助光が照射されるため、AF補助光が複数の人の間を通り抜けてしまうことがない様に補助光が照射される。またピントが遠方にあるほど狭めた照射角で補助光が照射されるため、遠方にある被写体には今までどおりその遠方にある被写体にまで到達する様に補助光が照射される。
また、この撮影装置は、被写体が存在する確率の高い距離範囲が異なる複数の撮影モードを有するものであって、
上記ピント検出部は、撮影モードに応じて被写体が存在する確率の高い距離範囲について先に合焦位置検出を行ない、合焦位置検出に失敗した場合に順次、被写体が存在する確率の低い距離範囲について合焦位置検出を行なうものであり、
上記補助光発光部は、上記ピント検出部がピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、合焦位置検出中の距離範囲に応じた補助光照射角に変更するものであることが好ましい。
そうすると、撮影モードに応じて被写体が存在する確率の高い距離範囲について先に合焦位置検出を行なうことによってピントの検出を行なうのに必要な時間の短縮化を図ることができる。
以上、説明したように、AF補助光の主要被写体へのヒット率を高めることができる補助光発光部を備えた撮影装置が実現する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態であるデジタルカメラ1の外観を示す図である。
図1に示すデジタルカメラ1の正面中央にはレンズ鏡胴100が備えられている。そのレンズ鏡胴100内に撮影レンズ1021が内蔵されている。またそのレンズ鏡胴100の上方にはファインダ101が備えられており、そのファインダ101の横には発光窓102が備えられている。この発光窓102からは、後述するシステム制御回路によって撮影補助光の照射が必要であると判定された場合に被写体に向けて撮影補助光が照射されるようになっている。
またカメラボディの上面にはレリーズボタン104やモードダイヤル105、さらに単写/連写切替スイッチ106が備えられている。
図2は図1のデジタルカメラ1の内部の構成を示す構成ブロック図である。
図2を参照してデジタルカメラ1内部の構成を説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1ではすべての処理がシステム制御回路110によって制御されている。このシステム制御回路110の入力部には図1に示したレリーズボタン104、モードダイヤル105,単写/連写切替スイッチ106等の操作子が接続されていてそれらの操作子のうちのいずれかの操作により操作信号がこのシステム制御回路110に供給されてくると、それらの操作子のうちのいずれかの操作に応じた処理が開始されるようになっている。
また図1には示していないが、本実施形態のデジタルカメラ1は、着脱自在な記憶媒体200例えばメモリカードが媒体装填室100Aに装着されてその媒体装填室100Aに装填されたメモリカード200に撮影画像を表わす画像データが記録されるようになっているので、記憶媒体であるメモリカードが媒体装填室100A内に装着されているかどうかを検知するための記憶媒体着脱検知手段108が備えられている。さらに図1には図示されていないが、背面側には画像表示ON/OFFスイッチ107や背面側に備えられている表示画面の表面を覆って保護するための防護用扉の開閉を検知する画像表示手段開閉検知手段109も備えられている。これらの記憶媒体着脱検知手段108や画像表示ON/OFFスイッチ107や画像表示部開閉検知手段109それぞれからの信号もシステム制御回路110に供給されるようになっていてシステム制御回路110はそれらの信号を受けて適宜処理を実行するようにもなっている。なおシステム制御回路110は、不図示のズームスイッチの操作に応じてもズーム制御手段1020に指示して撮影レンズ1021の中のズームレンズを移動させている。
またシステム制御回路110では、CCD固体撮像素子120で生成された画像信号に基づいてシステム制御回路110により上記TTL測距とともにTTL測光が行なわれている。TTL測距にあっては、システム制御回路110が測距制御手段1030に指示して撮影レンズ1021の中のフォーカスレンズを光軸に沿って移動させることによりピントを移動させながらCCD固体撮像素子120に所定のタイミングごとに画像信号を生成させ生成させた画像信号のコントラストを検出していくことによってピントの検出が行なわれている。以降の説明においては、このフォーカスレンズを光軸に沿って移動させることによりピントを近い方から遠い方へと移動させながらピントの検出を行なうことをAFサーチという。また、TTL測光にあっては、システム制御回路110がCCD固体撮像素子120で生成された画像信号の輝度を検出することによりTTL測光が行なわれている。
そのTTL測光の測光結果に応じては、システム制御回路110は、露光制御手段1040に指示してその露光制御手段1040に絞り1041の開口を調節させたり、さらに撮影時においては測光結果に基づいて補助光発光部11内の発光量制御手段112Aに指示してその発光量制御手段112Aの制御の下にLED駆動回路113にLED114を駆動させることにより所定の発光量でLED114から撮影補助光を被写体に向けて照射させたりしている。
また本実施形態では、上記LED114の前面に液体レンズ116を挿入しておいてその液体レンズ116の曲率(凹レンズの曲率、凸レンズの曲率、さらに凹レンズと凸レンズの切替等)をレンズ制御手段115に調節させることによってズームスイッチの操作位置に応じて撮影補助光の照射角を広めたり狭めたりすることができる様にしている。また本実施形態では、AFサーチ中に上記LED114からAF補助光を照射させることによって画像信号のコントラストをより明確に検出することができる様にして合焦検出能力を高めようともしている。
さらにAFサーチ中にAF補助光を照射させるときにはそのAFサーチに同期してAFサーチが遠い距離側に進行するにつれて上記液体レンズ116によって照射角を狭めていくことにより近距離におけるAF補助光の通り抜けを防止するとともにいままでどおりの到達距離を確保することによってヒット率を高めている。
上記発光部11が本発明にいう補助光発光部にあたり、上記液体レンズ116と上記レンズ制御手段115とが本発明にいう照射角変更手段にあたる。詳細は後述する。
さらにシステム制御回路110内には、ホワイトバランス調整部やγ補正部やYC変換部等も設けられていて色温度検出回路141で検出された色温度に基づいてホワイトバランス調整部でホワイトバランス調整が行なわれたり、画像表示部150が備える表示画面の表示仕様に適した信号にするためにγ補正部でγ補正が行なわれたり、さらにγ補正が行なわれた後のR、G、Bの各色信号がどのような表示部によっても表示される様にYC変換部でYC信号に変換されたりしている。
ここで、まず図2を参照してこのデジタルカメラの動作の概要を説明する。
まずデジタルカメラ1の電源スイッチ(不図示)が投入されると、不揮発性メモリ1101内の全体処理プログラムの手順にしたがってシステム制御回路110によりこのデジタルカメラ100全体の動作が統括的に制御され撮影処理が開始される。この例では電池Btの消費電力を抑制するためにデジタルカメラ100の電源スイッチが投入されシステム制御回路110(システム制御回路110には電池Btからの電力が常に供給されている)により電源スイッチが投入されたことが検知されたときに初めて電池Btから電源制御手段111bを介して各ブロックに電力が供給されるようになっている。
まず、このように各ブロックに電力が供給されて動作状態になったデジタルカメラ1の構成および動作を、図2を参照して簡単に説明する。
図2に示すように、図1に示すレンズ鏡胴100内にはフォーカスレンズやズームレンズといった撮影レンズ1021、さらに光量調節用の絞り1041などが配備されている。またこの例においてはレンズを保護するレンズバリア1011が配備されている例が示されており、電源スイッチが投入されるとそのレンズバリア1011が解放されて図3に示すように撮影レンズ1021が表面に露出する構成になっている。
この電源スイッチが投入されたときにモードダイヤル105が撮影側に切り替えられていた場合には、まず表面に露出した撮影レンズ1021を通ってCCD固体撮影素子120に結像された被写体像が、タイミング発生回路121からのタイミング信号に基づいて所定の間隔(例えば33ms)ごとに間引かれてA/D変換回路130へと出力される。出力された画像信号がA/D変換回路130でアナログの画像信号からデジタルの画像信号に変換されさらにデジタルの画像信号がメモリ制御部111aの制御の下に画像処理回路140に導かれてこの画像処理回路140でRGBの画像信号がそれぞれR色信号、G色信号、B色信号に分離される。さらにR色信号,G色信号,B色信号それぞれに分離された各色信号がメモリ制御部111aの制御の下にバスを介してシステム制御回路110や色温度検出回路141に導かれる。その色温度検出回路141で検出された色温度の情報がシステム制御回路110に供給されてシステム制御回路110内のホワイトバランス調整部でホワイトバランスが調整される。
さらにホワイトバランス調整部でホワイトバランスが調整された後、このデジタルカメラ1が備える表示画面上に表示することができる様にシステム制御回路110内のγ補正部でγ補正が行なわれ、さらにYC変換部でYC信号への変換が行われた後、そのYC信号が画像表示メモリ151内に記憶される。こうしてこの画像表示メモリ151内に記憶された1フレーム分のYC信号がメモリ制御部111aの制御の下に読み出されてD/A変換回路160に導かれアナログの画像信号に変換されてから画像表示手段150に供給される。
この例では、画像表示手段150に所定の間隔ごとに新しい画像信号を供給することができるようにするために画像表示メモリ151を設けて、その画像表示メモリ151に少なくとも2フレーム分の画像信号を記憶することにより画像表示部への画像信号の供給タイミングをうまく調整することができるようにして所定の間隔ごとに画像が繋がる様に切り替えられて成るスルー画の表示を可能ならしめている。
ここで画像信号の流れとともに図2に示す各部の動作を詳細に説明していく。
まずスルー画の画像信号の流れに沿って各部の動作を簡単に説明しておく。
タイミング発生回路121からのタイミング信号(例えば上記間隔33msごと)に応じて、撮影レンズ1021でCCD固体撮像素子120上の受光面に結像させた被写体像を表わす画像信号をCCD固体撮像素子120に生成させ後段のA/D変換回路130へと出力させる。A/D変換回路130ではアナログの画像信号からデジタルの画像信号への変換が行なわれ、デジタルの画像信号がメモリ制御部111aの制御の下に画像処理回路140に導かれる。この画像処理回路140ではR色、G色、B色の各信号への分離が行なわれてメモリ制御部111aの制御の下に各色信号それぞれがバスを介して色温度検出回路141に供給されたり、システム制御回路110に供給されたりする。この例では色温度検出回路141で検出された外光の色温度に応じてシステム制御回路110が備えるホワイトバランス調整部内の各色アンプにその各色温度に応じたゲインがそれぞれ設定されて画像信号のホワイトバランスが調整される。
こうして画像信号のホワイトバランスが好適に調整され、さらにγ補正部でγ補正された後のR、G、Bの各色信号が色変換行列により表示用のYC信号に変換され変換されたYC信号がメモリ制御部111aの制御の下に後段の画像表示メモリ151に供給され記憶される。この画像表示メモリ151には少なくとも2フレーム分の画像信号が記憶されるようになっており、2フレーム分の画像信号のうち、古い時刻に記憶された1フレーム分の画像信号がD/A変換回路160に導かれアナログ信号に変換されて画像表示部150に供給されスルー画が表示画面上に表示される。
また前述したようにシステム制御回路110ではAFサーチによる測距結果に基づいて測距制御手段1030に指示して常に合焦点に撮影レンズ1021の中のフォーカスレンズを配置させたり、また不図示のズームスイッチが操作されたときにはズーム制御手段1020に指示してそのズームスイッチの操作によるズーム倍率に応じた位置に撮影レンズ1021の中のズームレンズを配置させたりしているため、表示画面上には常にピントのあった、ズームスイッチの操作位置に応じたズーム倍率のスルー画が表示される。
このスルー画が撮影者によって視認されシャッタチャンスにレリーズボタン104が半押しされたらシステム制御回路110によって撮影処理が開始される。
このレリーズボタン104が半押しされたら、システム制御回路110によってまずシステム制御回路110内の測光部の測光結果に応じて絞りの開口径が調節されたり撮影補助光の発光が必要であるかどうかが判定されたりする。ここでシステム制御回路110によって絞りの開口が調節され、さらに撮影補助光の発光が必要であると判定された場合にはレリーズボタン104の全押に同期してLED114から撮影補助光を発光させることができる様に発光の準備が整えられる。また前述した様に本実施形態ではLED114をAF補助光の発光用にも用いて、撮影補助光の発光に先立ってそのLED114にAF補助光を発光させながらシステム制御回路110でAFサーチが行なわれてピントの検出が行なわれる。こうしてAFサーチ中にAF補助光を発光させながらピントの検出が行なわれたら、ピント位置に対応する合焦位置にフォーカスレンズが配置される。
その後、レリーズボタン104が全押しされたらシステム制御回路110はタイミング発生回路121に指示してそのタイミング発生回路121に露光開始信号をCCD固体撮像素子120に向けて供給させてCCD固体撮像素子120に露光を開始させる。さらに撮影補助光が必要な場合には発光量制御手段112Aに指示してLED駆動回路113にLED114を駆動させることによりLED114から撮影補助光を発光させる。そして所定のシャッタ秒時が経過したらシステム制御回路110は、タイミング発生回路121に指示を出して今度は露光終了信号をCCD固体撮像素子120に向けて供給させる。
そうしたらその露光終了信号に同期してCCD固体撮像素子120から露光が終了した画像信号がA/D変換回路130へと出力される。このA/D変換回路130でCCD固体撮像素子120から出力されたアナログの画像信号がデジタルの画像信号に変換され、さらにこのデジタルの画像信号がメモリ制御部111aに制御されバスを経由してメモリ180に供給される。そのメモリ180にCCD固体撮像素子120が備えるすべての画素からなる画像信号がすべて記憶されたら、今度はシステム制御回路110の制御の下にその画像信号が読み出されてシステム制御回路110内のホワイトバランス調整部で上記色アンプに設定されたゲインで画像信号のホワイトバランス調整が行なわれる。さらにガンマ補正やYC信号への変換が行なわれた画像信号が、バスを介して圧縮・伸張回路190に供給されYC信号からなる画像信号が圧縮されて記憶媒体200ここではメモリカードに記憶される。
こうしてシステム制御回路110によってデジタルカメラの撮影動作が制御され撮影により得られた画像信号が記録媒体ここではメモリカードに記録される。
なお、カメラボディに設けられているコネクタ1105にケーブルを介してアンテナが接続されると外部との間で無線通信が行なえる通信手段1104や、操作内容をユーザに伝える表示手段1102なども配備されている。
ここで本発明にいう照射角変更手段である液体レンズ116とレンズ制御手段115によりAF補助光の照射角がどのようにして調節されるかを説明する。
図3は、液体レンズのレンズ効果を説明する図である。また図4は、AFサーチを行なう場合にどのように照射角を変更するかを説明する図である。
図3(a)には、液体レンズ114の電極間に電圧信号を印加せずに液体レンズ114を凸レンズとして作用させている場合の例が示されており、図3(b)には、液体レンズの電極間に電位差が生じる電圧信号を印加して液体レンズにレンズ効果を発揮させない場合の例が示されており、図3(c)には、液体レンズの電極間に図3(b)以上の電位差が生じる電圧信号を印加して液体レンズを凹レンズとして作用させている場合の例が示されている。液体レンズは、図3(a)〜図3(c)に示す様に電極間の電位差により曲率が変化することによって凸レンズから凹レンズにまで形状が変化することが知られている。
本実施形態においては、システム制御回路110内のTTL測距部によってAFサーチが行なわれるときには、被写体が最も近い距離にあるとしてまずフォーカスレンズをCCD固体撮像素子120から最も離れた位置(被写体側)に位置させその位置を開始点として除々にフォーカスレンズをCCD固体撮像素子120に近づけながらCCD固体撮像素子120に所定の間隔ごとに画像信号を生成させそれらの画像信号のコントラストを順次検出していくことによって近い距離から遠い距離までの間のいずれにピント位置があるかの検出が行なわれる。
上記課題を達成するために本実施形態では、まずシステム制御回路110が液体レンズ116を図3(c)に示す凹レンズにする様にレンズ制御手段115に指示することによってAFサーチの開始位置つまり近い距離においては発光部11に、広めた照射角でAF補助光を照射させている。この例ではシステム制御回路110がAFサーチの開始位置において、照射角を広めるにあたって撮影画角の中央付近周辺にAF補助光が万遍なく照射される様な曲率になる様にレンズ制御手段115に指示して液体レンズ116の曲率を調節させている。
こうしてシステム制御回路110がレンズ制御手段115に液体レンズ116の曲率を調節させたらシステム制御回路110はAFサーチを開始する。システム制御回路110がAFサーチを開始したら、測距制御手段1030に指示してフォーカスレンズを移動させることによりピントを移動させるのに同期して、レンズ制御手段115に指示して除々にその液体レンズ116の曲率を調節させ図3(c)に示す凹レンズの形から図3(b)に示すレンズ効果のない形に近づけていく。さらにシステム制御回路110がフォーカスレンズを移動させていくにつれて今度はレンズ制御手段115に指示して液体レンズ116を図3(a)に示す凸レンズの曲率になる様に調節させ、さらにもっと遠い距離に達し始めたと判定したらその凸レンズの曲率をさらに集光率を高める凸形になる様に調節させている。
そうすると、AFサーチの開始時にはピント位置が近距離にあるとして広めた照射角で発光部11からAF補助光が照射されるため、到達距離は短くなるものの、例えば近距離に複数の人物が並んで間をあけて立っていたとしてもそれらの複数の人物全体に亘ってAF補助光が照射される。またピント位置が遠方にあるときほど狭めた照射角で照射されるため、その狭めた照射角内に上記発光部から発光された光のエネルギーが集約されエネルギー密度が増加していままでと同じ様に遠くまでAF補助光が到達する。
つまり、AFサーチ中のAF補助光の照射角を液体レンズによりピント位置に応じて適応的に調節することによって、近い距離においては照射角を広めることによって反射光量を確保しつつAF補助光の主要被写体へのヒット率を高め、遠い距離においては照射角を狭めることによって反射光量を確保しつつAF補助光の主要被写体へのヒット率を高めている。
ここでシステム制御回路110が行なうAFサーチを含む撮影処理の手順を、図5を参照して説明する。
図5は、システム制御回路110が行なう撮影処理の手順を示すフローチャートである。
電源が投入されたら図5に示すフローの処理が開始される。
ステップS501でAF補助光の発光が必要であるかどうかをスルー画を表わすスルー画信号に基づいた測光値に基づいて判定する。このステップS501で被写体を表わすスルー画信号のコントラストが不明瞭であってピントの検出が難しいと判定したらYes側へ進んでステップS502でレンズ制御手段115に指示してLED114の照射角を狭める様に液体レンズ116の曲率を調節させる。また、このステップS501でスルー画信号のコントラストが明瞭であってAF補助光を発光させる必要がないと判定したらNo側へ進んでステップS505で撮影画角に向けてAF補助光が照射される様に液体レンズの曲率を調節させる。
ステップS503あるいはステップS506で半押しを検知するまでステップS501からステップS502の処理、またはステップS501からステップS506の処理を繰り返し行なう。
ステップS501でAF補助光の発光の必要があると判定してステップS502へ進みステップS503で半押しを検知したらステップS504へ進んでLED114にAF補助光の発光を行なわせる。次のステップS507で測距制御手段1030並びにタイミング調整回路121等に指示してAFサーチを開始する。
次のステップS508でAFサーチを行なってステップS509でピントを検出してAFサーチが終了したら、次のステップS510でレンズ制御手段115に指示して液体レンズ116の曲率を撮影画角に合わせる様に調節させる。次のステップS511で全押しを検知したらステップS512でLED114にフラッシュ光の発光を行なわせてステップS513で撮影により得た画像信号の圧縮・記録処理までを行なってこのフローの処理を終了する。
ここで、ステップS508の詳細を説明する。
図6は、ステップS508の詳細を示すフローチャートである。
図4で説明した様にAFサーチを開始したときには被写体距離の近い距離側から遠い距離側に向かってピントの検出が順次行なわれていくので、まずステップS5081で近いピント位置の所定の領域α内にLEDからのAF補助光が広めた照射角で照射される様にレンズ駆動手段に指示して液体レンズ114の曲率を調節させる。
ステップS5081で液体レンズの曲率(最初は凹レンズになる)を調節させたら、照射角に応じてまず最初のピント位置にあった合焦検出領域αを設定する。ステップS5083でその合焦検出領域α内の画像信号のコントラストの検出を行なう。次のステップS5084で画像信号のコントラストがピーク値(合焦位置)であるかどうかを判定し、ピーク値ではないと判定したら、NO側へ進んでステップS5085へ進んでピント位置を遠方側へシフトさせるためにフォーカスレンズをCCD固体撮像素子側に少し移動させる。ステップS5081に戻ってステップS5085で設定したピント位置にあわせてレンズ指示手段115に指示して液体レンズ115の曲率を、AF補助光の照射角を狭める方向へと調節させる。以降ステップS5081からステップS5085の処理を繰り返し行なってステップS5084でコントラストのピークを検出したと判定したときにステップS509へ進んでAFサーチを終了する。
図6のフローの手順に従って処理を行なうと、AFサーチによりピントを移動させているときにピント位置ごとに適応的に照射角が調節されAF補助光が照射される。例えば近い距離に在る被写体に向けては相対的に照射角が広められて比較的近いピント位置に複数の人が並んで立っていたとしても複数の人全域にわたってAF補助光が照射されるので、AF補助光のヒット率がいままでよりも高められる。つまり、近いピント位置においては広めた照射角でAF補助光が照射されることによって前述のAF補助光の通り抜けが防止され、遠いピント位置にあるときほど狭めた照射角でAF補助光が照射されることによっていままでと同じ様にAF補助光の到達距離が確保される。
以上説明した様にAF補助光の主要被写体へのヒット率を高めることができる補助光発光部を備えた撮影装置が実現する。
図7〜図9は、第2の実施形態を説明する図である。
なお、第2の実施形態の撮影装置は、図1と図2に示す構成と同じ構成を持つものであるとし、第2の実施形態の説明においての構成の提示は省略する。
第1の実施形態では、AFサーチを行なっているときにAFサーチに同期してピント位置が遠方にあるときほど狭めた照射角で照射する様にした例を示したが、例えば図9に示す様に所定の照射角で補助光を照射させたままAFサーチを行なって合焦しない場合には、照射角を広めて次のAFサーチを行ってという風にしても良い。
この第2の実施形態では、図7に示す処理(図5の処理と同一)の中のステップS508の処理がステップS508Bの処理に変更されている。図8には変更されたステップS508Bの処理の詳細が示されている。
図8を参照して図5の処理と異なるところを説明する。
ステップS5081Bでレンズ制御手段115に指示して液体レンズ116の曲率を調節させて集光率の高い凸レンズにさせて補助光の照射角を最狭にして中央の小さな照射領域α(このαが合焦検出領域になる)に向けてAF補助光を照射させる。このステップS5081Bの処理のときにCCD固体撮像素子120(図2参照)から最も離れた位置(被写体が近い距離に在るに対応する)にフォーカスレンズを配置して次のステップS5082Bでそのフォーカスレンズの位置で画像信号のコントラスト(補助光を当てた合焦検出領域αに対して)を検出してそのフォーカスレンズの位置が合焦位置であるかどうかを確認する。次のステップS5083Bで合焦位置であると判定したら、YES側へ進んで図7のステップS509へと進む。
このステップS5083Bで合焦が得られないと判定したら、NO側へ進んで次のステップS5084BでAFサーチが最も遠い距離に対応するところまで行なわれたかどうかを判定する。このステップS5084BでAFサーチがまだ最も遠い距離まで達しておらず完了していないと判定したら、NO側へ進んでステップS5085BでフォーカスレンズをCCD固体撮像素子側に少し移動させることによりピント位置を遠方側へとシフトさせる。ステップS5082Bに戻ってステップS5082BからステップS5084Bの処理を繰り返し行ってステップS5084Bで最も遠い距離までピントの検出を行なって一回目のAFサーチが終了したと判定したらYES側へ進んでステップS5086BでAF補助光の照射角が撮影画角つまりMAXになっているかどうかを判定する。このステップS5086BでまだMAXにはなっていないと判定したらNO側へ進んでステップS5087Bでレンズ制御手段115に指示して液体レンズ116の曲率(集光率を緩める方へ)を調節させ補助光の照射角を広める。次のステップS5088Bで一回目のAFサーチで合焦位置の検出を行なった範囲を除いた範囲を合焦検出領域αとして2回目のAFサーチを行なう準備を整える。ステップS5082Bに戻ってステップS5082BからステップS5086Bの処理を繰り返し行なう。
図9には、図7、図8のフローにしたがってAF補助光を照射したときの照射領域が示されている。図9の左側に示す様に、AFサーチ1回目のときには照射角を狭め、2回目(図の中央)、3回目(図の右側)と回を重ねるにつれて照射角を広めていくと、いずれかの回のAFサーチで主要被写体にAF補助光がヒットする様になる。つまり、図7〜図9に示した例では被写体が中央かつ遠距離にあるときほどAFの時間が短くなって少ない回のAFサーチのときに合焦位置が検出される。
また、上記例ではAFサーチの開始時に照射角が最狭まで狭められ狭められた照射角内に上記発光部から発光された光のエネルギーが集約されてAF補助光が照射されるため、所定のピント位置に在る被写体が例えば反射光量が少なくなる黒系統のものであっても照射角内のエネルギー密度の増加により被写体にヒットする光量が増え反射光量が確保されるという効果も得られる。
なお図9の下方には、システム制御回路110がAFサーチにより画像信号のコントラストのピークを検出するときに撮影面内のすべての領域について合焦位置の検出を行なうと処理が重複して無駄な処理を余計に行なうことになってしまうので、今回のAFサーチにおいては前回のAFサーチでコントラストの検出を行なった領域以外の領域を合焦検出領域αとしてその領域α内で画像信号のコントラストの検出を行なって処理時間の短縮化を図っていることが示されている。
図10、図11は、第2の実施形態の変形例を示す図である。
図10は、ステップS5081CとS5087CとステップS5088Cの処理内容が変更された以外は図8に示すフローチャートと同じ図である。また図11には図9に対応する図が示されている。
図9に示す様に所定の照射角で補助光を照射させたままAFサーチを行なって合焦しない場合には、照射角を広めて次のAFサーチを行ってという風にしても良いが、図11に示す様にAFサーチの開始位置においてAF補助光の照射角をMAX(最広)にしておいて、除々に照射角を狭めていく様にしても良い。
この様にすると、図7〜図9に示した例とは逆に被写体が近距離にあった場合には少ない回のAFサーチのときに合焦位置が検出される。
なお図11に示す様にAF補助光を照射する場合には、図10のフローの処理において図10のステップS5081Cで照射角を最広にして今回のAFサーチが終了したら、ステップS5087Cで照射角を狭めて次回のAFサーチを行なう様にすれば良い。
この変形例によれば1回目のAFサーチで画角全域に亘って合焦検知が行なわれる様になって近い距離の被写体を撮影する頻度が多い場合にはより顕著な効果が発揮される。
図12は、第3の実施形態を説明する図である。
なお、第3の実施形態の撮影装置も第2の実施形態と同様に図1と図2に示す構成と同じ構成を持つものであるとし、第3の実施形態の説明においての構成の提示は省略する。
また、図1に示す撮影装置は、マクロモード、人物モード、風景モード、スポーツモード、夜景モードという撮影モードを有しているものとする。
これらの撮影モードは、被写体が存在する確率の高い距離範囲が異なる複数の撮影モードであって撮影モードに応じて被写体が存在する確率の高い距離範囲について先に合焦位置検出を行なった方が処理時間は短縮される。
そこで、システム制御回路110(図2参照)は、フォーカスレンズを移動させる範囲(ピント位置があるとする範囲)を、図12(a)に示す様にマクロ領域(0〜1m)と領域A(1m〜2m)と領域B(2m〜4m)と領域C(4m〜∞)という4つの領域に分けて撮影モードに応じてそれらの領域のうちのいずれか、被写体が存在する確率の高い距離範囲について先に合焦位置検出を行なっている。また本実施形態では、先に合焦位置を行なった領域で合焦位置の検出に失敗した場合には、順次、被写体が存在する確率の低い距離範囲へ移って合焦位置検出を行なっている。
例えば、マクロモードであれば、システム制御回路110は、フォーカスレンズを被写体側に最も近い位置から所定の位置まで移動させることによって先に上記マクロ領域(0〜1m)での合焦位置の検出(AFサーチ)を行なって、合焦位置の検出に失敗した場合には次にフォーカスレンズを所定の位置から被写体から遠ざかる方向へ移動させることによって領域Aでの合焦位置の検出(AFサーチ)を行なう様にすれば良い。
また、人物モードであれば、先に領域B、次に領域A、最後に領域Cという風に合焦位置の検出(AFサーチ)を行なう様にすると効率的に合焦位置の検出を行なことができる。またこのときに例えば2mのところに人が位置している頻度が最も高いとして2mを中心にして2mから4m、次に2mから1mという風にAFサーチのサーチ方向を変えるとより効率的になる。
また、風景モードであれば、上記と同様に一番最初に領域C、次に領域B、最後に領域Aという風に合焦位置の検出を行なう様にすると効率的に合焦位置の検出を行なことができる。このときに例えば4m付近の風景の撮影を行なう頻度が最も高いとして4mを中心にして4mから∞、次に4mから2m、2mから1mという風にAFサーチのサーチ方向を変えるとより効率的になる。
図12に示す様にスポーツモードや夜景モードにおいても同様にすると、より一層システム制御回路110のAFサーチを含む撮影処理が効率的になる。
さらにこの様に各領域ごとにAFサーチを行なうときにシステム制御回路100が、ピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、合焦位置検出中の距離範囲に応じた補助光照射角でAF補助光を補助発光部11に発光させると合焦位置の検出の精度がより高まる。
以上説明した様にAF補助光の主要被写体へのヒット率を高めることができる補助光発光部を備えた撮影装置が実現する。
本発明の一実施形態であるデジタルカメラ1の外観を示す図である。 図1のデジタルカメラ1の内部の構成を示す構成ブロック図である。 液体レンズのレンズ効果を説明する図である。 AFサーチを行なう場合にどのように照射角を変更するかを説明する図である。 システム制御回路110が行なう撮影処理の手順を示すフローチャートである。 図5に示すステップS508の詳細を示すフローチャートである。 第2の実施形態を示す図である。 第2の実施形態を示す図である。 第2の実施形態を示す図である。 第2の実施形態の変形例を示す図である。 第2の実施形態の変形例を示す図である。 第3の実施形態を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
110 システム制御回路
11 補助光発光部
114 LED
115 レンズ制御手段(照射角変更手段)
116 液体レンズ(照射角変更手段)

Claims (3)

  1. 撮像素子を備え、該撮像素子上に被写体像を形成して画像信号を生成する撮影装置において、
    ピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出することにより合焦位置を検出するピント検出部と、
    前記ピント検出部がピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、被写体に向けて補助光を発光する補助光発光部とを備え、
    前記補助光発光部は、前記ピント検出部がピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、ピントの移動に同期して補助光の照射角を変更する照射角変更手段を有することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記照射角変更手段は、前記ピント検出部がピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、補助光を、ピント位置が遠方にあるときほど狭めた照射角で照射するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. この撮影装置は、被写体が存在する確率の高い距離範囲が異なる複数の撮影モードを有するものであって、
    前記ピント検出部は、撮影モードに応じて、被写体が存在する確率の高い距離範囲について先に合焦位置検出を行ない、合焦位置検出に失敗した場合に順次、被写体が存在する確率の低い距離範囲について合焦位置検出を行なうものであり、
    前記補助光発光部は、前記ピント検出部がピントを移動させながら画像信号のコントラストを検出している間、合焦位置検出中の距離範囲に応じた補助光照射角に変更するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の撮影装置。
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