JP2007290480A - 車両挙動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操舵角θhを検出する操舵角センサ7と、車速Vを検出する車速センサ9と、横加速度Gyを検出する横加速度センサ11と、線形路面反力トルクTalign_linを演算する線形路面反力トルク演算器18と、路面反力トルクTalignを検出する路面反力トルクセンサ8と、旋回力の飽和を判定する旋回力飽和判定器19と、第1および第2目標ヨーレートγ_tag1、γ_tag2を演算する第1および第2目標ヨーレート演算器16、17と、車両目標ヨーレートγ_tagを決定する目標ヨーレート決定器20と、実ヨーレートγを検出するヨーレートセンサ10と、車両目標ヨーレートγ_tagと実ヨーレートγとから車両挙動を制御する挙動制御手段とを備えている。
【選択図】図1
Description
また、第1目標ヨーレートと第2目標ヨーレートとのうち、絶対値が小さい方の目標ヨーレート(車両目標ヨーレート)と検出したヨーレート(実ヨーレート)との偏差に応じた第2舵角設定値を演算する手段と、舵角が第1舵角設定値と第2舵角設定値との和である目標舵角に対応するように、操舵用アクチュエータを制御する手段と、その偏差を打ち消すように、車輪の制動力および車輪の駆動力の中の少なくとも一方を制御する手段とをさらに備えている(例えば、特許文献1参照)。
このような状況で第1目標ヨーレートを車両目標ヨーレートとして採用すると、操舵角の増加に応じて車両目標ヨーレートが増加する。しかしながら、車両の旋回力が飽和しているので、実ヨーレートを車両目標ヨーレートに一致させるために転舵角を増加させた場合であっても、ヨーレートは増加しない。そのため、最終的に転舵角が最大角に達し、車両挙動を乱すおそれがある。
そこで、車両の旋回力が飽和した状況では、第1目標ヨーレートよりも絶対値が小さく、車両の挙動を反映した第2目標ヨーレートを採用し、転舵角が不必要に増加しないようにしている。
しかしながら、車両の進行方向に対して左右に傾斜した路面(例えば、バンク路あるいはカント路等と呼ばれる)においては、横加速度を検出するセンサが、車両の横方向にかかる重力加速度の影響を受け、第2目標ヨーレートを適切に演算することができない。
そのため、第2目標ヨーレートを車両目標ヨーレートに設定した場合に、車両の挙動を適切に制御することができないという問題点があった。
そのため、車両の進行方向に対して左右に傾斜した路面において、横加速度を検出するセンサが重力加速度の影響を受けた場合であっても、車両の挙動を適切に制御することができる。
図1は、この発明の実施の形態1に係る車両挙動制御装置をステアリング機構とともに示す構成図である。
図1において、車両挙動制御装置は、ハンドル1と、入力側ステアリング軸2と、副操舵機構3と、出力側ステアリング軸4と、ラックアンドピニオン機構5と、前輪(車輪)6と、操舵角センサ(操舵角検出手段)7と、路面反力トルクセンサ(路面反力トルク検出手段)8と、車速センサ(車速検出手段)9と、ヨーレートセンサ10(実ヨーレート検出手段)と、横加速度センサ(横加速度検出手段)11と、主制御部12とを備えている。
入力側ステアリング軸2の他端には、副操舵機構3(後述する)を介して出力側ステアリング軸4の一端が連結されている。
また、前輪6近傍には、路面から受ける路面反力トルクTalignを検出し、主制御部12に出力する路面反力トルクセンサ8が設けられている。路面反力トルクTalignは、前輪6を直進方向に戻そうとするセルフアライニングトルクである。
路面反力トルクセンサ8は、例えば片側あるいは両側の前輪6に取り付けられた歪み測定手段のロードセル(図示せず)である。ここで、ロードセルに設けられた歪みゲージの変形が、路面反力トルクTalignとして検出される。
副操舵機構3は、入力側ステアリング軸2の回転角(操舵角θh)と、ギア機構15を介した操舵モータ13の回転角θmとを加算し、出力側ステアリング軸4の回転角(前輪6を転舵するための実操舵角)として出力する。また、副操舵機構3は、舵角スーパーインポーズ機構を構成している。
主制御部12には、ハンドル1の操舵角θh、路面反力トルクTalign、操舵モータ13の回転角θm、車速V、実ヨーレートγ、および横加速度Gyが入力される。
また、主制御部12は、上記の入力に基づいて操舵モータ13を駆動させるための目標電流値Imを演算し、操舵モータ13の駆動を制御する。
図2において、主制御部12は、第1目標ヨーレート演算器(第1目標ヨーレート演算手段)16と、第2目標ヨーレート演算器(第2目標ヨーレート演算手段)17と、線形路面反力トルク演算器(線形路面反力トルク演算手段)18と、旋回力飽和判定器(旋回力飽和判定手段)19と、目標ヨーレート決定器(目標ヨーレート決定手段)20と、モータ回転角決定器(挙動制御手段)21と、モータ制御器(挙動制御手段)22とを含んでいる。
また、主制御部12は、CPUとプログラムを格納したメモリとを有するマイクロプロセッサ(図示せず)で構成されている。主制御部12を構成する各ブロックは、メモリ内にソフトウェアとして記憶されている。
線形路面反力トルク演算器18は、操舵角θhと車速Vとに基づいて、線形路面反力トルクTalign_linを演算する。
目標ヨーレート決定器20は、旋回力飽和判定器19の判定結果に基づいて、第1目標ヨーレートγ_tag1と第2目標ヨーレートγ_tag2とから、車両の車両目標ヨーレートγ_tagを決定する。
モータ制御器22は、目標回転角θm_tagと、操舵モータ13の回転角θmとの偏差θm_devに基づいて、操舵モータ13の目標電流値Imを演算し、操舵モータ13の駆動を制御する。
まず、ハンドル1の操舵角θh、路面反力トルクTalign、操舵モータ13の回転角θm、車速V、実ヨーレートγ、および横加速度Gyは、それぞれ上記の各種センサで検出され、主制御部12に入力される。
式(1)において、Aはスタビリティファクタ、Grpは操舵角θhに対する前輪転舵角の比率(ラックアンドピニオンギア比)、Lは車両のホイールベース、τは一次遅れ特性の時定数、sはラプラス演算子である。また、スタビリティファクタAは、車両毎に固有の値であり、予め求めておく必要がある。また、一次遅れ特性の時定数τは、目標とする車両運動特性に合わせて、最適な値を予め求めておく必要がある。
ここで、旋回力飽和判定器19は、まず、線形路面反力トルクTalign_linの絶対値と、路面反力トルクTalignの絶対値との偏差を演算する。続いて、この偏差が任意に設定されるしきい値よりも大きくなった場合に、旋回力が飽和していると判定する。また、この偏差がしきい値以下の場合には、旋回力が飽和していないと判定する。
図3において、操舵角θhを0から増加させると、ある角度から路面反力トルクTalignが線形路面反力トルクTalign_linから離れて飽和し、その後減少に転じる。また、さらに操舵角θhを増加させると、前輪6の横力も飽和し減少に転じる。
本実施の形態では、図3に示した現象を利用して、線形路面反力トルクTalign_linの絶対値と、路面反力トルクTalignの絶対値との偏差が、任意に設定されるしきい値よりも大きくなった場合に、前輪6の横力(車両の旋回力)が飽和していると判定する。
ここで、目標ヨーレート決定器20は、旋回力飽和判定器19において、車両の旋回力が飽和していないと判定された場合に、第1目標ヨーレートγ_tag1を車両目標ヨーレートγ_tagに設定する。また、車両の旋回力が飽和していると判定された場合に、第2目標ヨーレートγ_tag2を車両目標ヨーレートγ_tagに設定する。
ここで、モータ回転角決定器21は、偏差γ_devが小さくなるように(すなわち、車両目標ヨーレートγ_tagと実ヨーレートγとが一致するように)、例えばPID制御によって目標回転角θm_tagを決定する。
ここで、モータ制御器22は、偏差θm_devが小さくなるように、例えばPID制御によって目標電流値Imを演算する。
そのため、車両の進行方向に対して左右に傾斜した路面において、横加速度センサ11が重力加速度の影響を受けた場合であっても、車両の挙動を適切に制御することができる。
図4は、この発明の実施の形態2に係る車両挙動制御装置をステアリング機構とともに示す構成図である。
図4において、車両挙動制御装置は、図1に示した路面反力トルクセンサ8に代えて、補助モータ23と、減速ギア24と、操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段)25と、モータ電流センサ(モータ電流検出手段)26と、モータ速度センサ(モータ速度検出手段)27と、電動パワーステアリング制御部(以下、「パワステ制御部」と略称する)28とを備えている。
ここで、補助モータ23と、減速ギア24と、操舵トルクセンサ25と、モータ電流センサ26と、モータ速度センサ27と、パワステ制御部28とは、電動パワーステアリング装置を構成している。
なお、実施の形態1と同一のものは、同一符号で示して詳述は省略する。
また、パワステ制御部28は、上記の入力に基づいて補助モータ23を駆動させるための目標電流値Iaを演算し、補助モータ23の駆動を制御する。
ここで、パワステ制御部28の構成および動作については、公知なので説明を省略する。
また、主制御部12Aは、上記の入力に基づいて操舵モータ13を駆動させるための目標電流値Imを演算し、操舵モータ13の駆動を制御する。
図5において、主制御部12Aは、路面反力トルク推定器(路面反力トルク検出手段)29をさらに含んでいる。路面反力トルク推定器29は、操舵トルクT、モータ電流Im_eps、モータ速度ωm_eps、および車速Vに基づいて、路面反力トルクTalignの推定値である推定路面反力トルクTalign_estを演算する。
その他の構成については、前述の実施の形態1と同様であり、その説明は省略する。
なお、実施の形態1と同様の動作については、説明を省略する。
まず、ハンドル1の操舵角θh、操舵モータ13の回転角θm、車速V、実ヨーレートγ、横加速度Gy、操舵トルクT、モータ電流Im_eps、およびモータ速度ωm_epsは、それぞれ上記の各種センサで検出され、主制御部12Aに入力される。
推定路面反力トルクTalign_estは、例えば特許第3353770号公報、あるいは特開2003−312521号公報に開示された以下の方法によって得られる。
すなわち、路面反力トルク推定器29は、まず、操舵トルクTおよびモータ電流Im_epsからステアリング軸反力トルクを演算する。続いて、このステアリング軸反力トルクをローパスフィルタに通して推定路面反力トルクTalign_estを演算する。ローパスフィルタの時定数は、車速Vおよびモータ速度ωm_epsに応じて決定される。
ここで、旋回力飽和判定器19は、まず、線形路面反力トルクTalign_linの絶対値と、推定路面反力トルクTalign_estの絶対値との偏差を演算する。続いて、この偏差が任意に設定されるしきい値よりも大きくなった場合に、旋回力が飽和していると判定する。また、この偏差がしきい値以下の場合には、旋回力が飽和していないと判定する。
そのため、実施の形態1に示した路面反力トルクセンサ8が不要になり、車両挙動制御装置の制作コストを低減させることができる。
例えば、モータ速度ωm_epsは、上記の特許第3353770号公報、あるいは特開2003−312521号公報に開示された以下の方法によって得られてもよい。
すなわち、モータ速度ωm_epsは、補助モータ23の逆起電圧に基づいて演算される。補助モータ23の逆起電圧は、補助モータ23に印加されるモータ電圧から、モータ電流Im_epsとコイル抵抗値との積を減算すること等によって得られる。
この場合も、上記実施の形態2と同様の効果を奏することができる。
例えば、旋回力飽和判定器19は、まず、線形路面反力トルクTalign_linと、路面反力トルクTalignとの偏差を演算する。続いて、この偏差の絶対値が任意に設定されるしきい値よりも大きくなった場合に、旋回力が飽和していると判定してもよい。
また、旋回力飽和判定器19は、まず、線形路面反力トルクTalign_linと、路面反力トルクTalignとの微分値をそれぞれ演算する。続いて、この微分値の符号が互いに異なっている場合に、旋回力が飽和していると判定してもよい。
これらの場合も、上記実施の形態1および2と同様の効果を奏することができる。
例えば、旋回力飽和判定器19は、横力検出手段(図示せず)の出力に基づいて、横力の値、あるいは微分値の符号等から旋回力が飽和しているか否かを判定してもよい。横力検出手段は、ステアリング機構に設けられて横力を検出し、主制御部12に出力する。
この場合、線形路面反力トルクTalign_lin、および路面反力トルクTalign(推定路面反力トルクTalign_est)から前輪6の横力(車両の旋回力)の飽和を推定する必要がない。そのため、前輪6の横力の飽和を直接判定することができるので、判定精度を向上させることができる。
例えば、目標ヨーレート決定器20は、車両の旋回力が飽和していないと判定された場合に、第1目標ヨーレートγ_tag1を車両目標ヨーレートγ_tagに設定してもよい。また、車両の旋回力が飽和していると判定された場合に、第1目標ヨーレートγ_tag1および第2目標ヨーレートγ_tag2のうち、絶対値の小さい方を車両目標ヨーレートγ_tagに設定してもよい。
この場合、路面状況や運転状況に応じてより適切な車両目標ヨーレートγ_tagを設定することができるので、車両の挙動をより適切に制御することができる。
例えば、モータ回転角決定器21は、車両目標ヨーレートγ_tagと実ヨーレートγとの偏差γ_devに基づいて、操舵モータ13の目標電流値Imを演算し、操舵モータ13の駆動を制御してもよい。
この場合、主制御部12の構成を簡素化して、コストダウンを図ることができる。
しかしながら、後述する車速感応可変舵角比制御(VGR:Variable Gear Ratio)が用いられている場合には、第1目標ヨーレート演算器16および線形路面反力トルク演算器18は、以下のように第1目標ヨーレートγ_tag1および線形路面反力トルクTalign_linを演算する。
すなわち、第1目標ヨーレート演算器16および線形路面反力トルク演算器18は、操舵角θhに車速感応可変舵角比をその都度乗算して、それぞれ第1目標ヨーレートγ_tag1および線形路面反力トルクTalign_linを演算する。
なお、車速感応可変舵角比制御とは、車速Vに応じて変化する車速感応可変舵角比を、操舵角θhに乗じて操舵モータ13を駆動する制御である。
この場合も、上記実施の形態1および2と同様の効果を奏することができる。
例えば、挙動制御手段は、上記の特許第3650714号公報に開示されたように車両の挙動を制御してもよい。
すなわち、挙動制御手段は、車両の各車輪に制動力を作用させるブレーキ装置(図示せず)に接続されて、車両目標ヨーレートγ_tagと実ヨーレートγとが一致するように制動力を制御する。
また、挙動制御手段は、エンジン(図示せず)のスロットルバルブを駆動させるスロットルバルブ駆動用アクチュエータ(図示せず)に接続されて、車両目標ヨーレートγ_tagと実ヨーレートγとが一致するように駆動力を制御する。
また、挙動制御手段は、転舵角、制動力、および駆動力を組み合わせて制御してもよい。
これらの場合も、上記実施の形態1および2と同様の効果を奏することができる。
例えば、車両挙動制御装置は、後述するステアバイワイヤ機構を有していてもよい。
ステアバイワイヤ機構とは、入力側ステアリング軸2と出力側ステアリング軸4とが機械的に切り離されており、電気信号によって操舵モータ13の駆動を制御して出力側ステアリング軸4に回転力を発生させる機構である。
この場合も、上記実施の形態1および2と同様の効果を奏することができる。
Claims (6)
- 車両のハンドルの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
前記車両の横方向への加速度である横加速度を検出する横加速度検出手段と、
前記操舵角と前記車速とに基づいて、線形路面反力トルクを演算する線形路面反力トルク演算手段と、
前記車両の車輪が路面から受ける路面反力トルクを検出する路面反力トルク検出手段と、
前記線形路面反力トルクと前記路面反力トルクとに基づいて、前記車両の旋回力が飽和しているか否かを判定する旋回力飽和判定手段と、
前記操舵角と前記車速とに基づいて、第1目標ヨーレートを演算する第1目標ヨーレート演算手段と、
前記横加速度と前記車速とに基づいて、第2目標ヨーレートを演算する第2目標ヨーレート演算手段と、
前記旋回力飽和判定手段の判定結果に基づいて、前記第1目標ヨーレートと前記第2目標ヨーレートとから前記車両の車両目標ヨーレートを決定する目標ヨーレート決定手段と、
前記車両の実ヨーレートを検出する実ヨーレート検出手段と、
前記車両目標ヨーレートと前記実ヨーレートとが一致するように前記車両の挙動を制御する挙動制御手段と
を備えたことを特徴とする車両挙動制御装置。 - 操舵トルクを補助するための補助トルクを発生する補助モータと、
前記操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
前記補助モータに通電されるモータ電流を検出するモータ電流検出手段と、
前記補助モータの回転速度をモータ速度として検出するモータ速度検出手段とをさらに備え、
前記路面反力トルク検出手段は、
前記操舵トルク、前記モータ電流、前記モータ速度、および前記車速に基づいて、前記路面反力トルクを検出することを特徴とする請求項1に記載の車両挙動制御装置。 - 車両のハンドルの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
前記車両の横方向への加速度である横加速度を検出する横加速度検出手段と、
前記車両の車輪の横方向に発生する横力を検出する横力検出手段と、
前記横力に基づいて、前記車両の旋回力が飽和しているか否かを判定する旋回力飽和判定手段と、
前記操舵角と前記車速とに基づいて、第1目標ヨーレートを演算する第1目標ヨーレート演算手段と、
前記横加速度と前記車速とに基づいて、第2目標ヨーレートを演算する第2目標ヨーレート演算手段と、
前記旋回力飽和判定手段の判定結果に基づいて、前記第1目標ヨーレートと前記第2目標ヨーレートとから前記車両の車両目標ヨーレートを決定する目標ヨーレート決定手段と、
前記車両の実ヨーレートを検出する実ヨーレート検出手段と、
前記車両目標ヨーレートと前記実ヨーレートとが一致するように前記車両の挙動を制御する挙動制御手段と
を備えたことを特徴とする車両挙動制御装置。 - 前記目標ヨーレート決定手段は、前記旋回力飽和判定手段において、前記車両の旋回力が飽和していないと判定された場合に、前記第1目標ヨーレートを前記車両目標ヨーレートに設定し、前記車両の旋回力が飽和していると判定された場合に、前記第2目標ヨーレートを前記車両目標ヨーレートに設定することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の車両挙動制御装置。
- 前記目標ヨーレート決定手段は、前記旋回力飽和判定手段において、前記車両の旋回力が飽和していないと判定された場合に、前記第1目標ヨーレートを前記車両目標ヨーレートに設定し、前記車両の旋回力が飽和していると判定された場合に、前記第1目標ヨーレートおよび前記第2目標ヨーレートのうち、絶対値の小さい方を前記車両目標ヨーレートに設定することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の車両挙動制御装置。
- 前記挙動制御手段は、前記車両の転舵角、制動力および駆動力の少なくとも一つを制御することを特徴とする請求項1から請求項5までの何れか1項に記載の車両挙動制御装置。
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