JP2007290222A - 真空断熱材用外装材料および断熱材外装体 - Google Patents

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郁乃 示野
Atsushi Tsujii
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Abstract

【課題】本発明は、珪酸カルシウム等の断熱芯材を充填・収納する真空断熱材用外装材料に好適に用いられる。そして、耐ピンホール性、高バリア性能に優れ、長期信頼性を有し、且つ優れた断熱効果を発揮する真空断熱材用外装材料およびその断熱材外装体を提供することを目的とする。
【解決手段】断熱材芯材を充填・収納する真空断熱材用外装材料であって、
前記真空断用外装材料が2枚の透明バリアフイルムをポリオレフィン樹脂で押し出しラミネーションにより貼り合わされていることを特徴とする真空断用外装材料および断熱材外装体である。
【選択図】図1

Description

本発明は、珪酸カルシウム等の断熱芯材を充填・収納する真空断熱材用外装材料に好適に用いられる。そして、耐ピンホール性、高バリア性能に優れ、長期信頼性を有し、且つ優れた断熱効果を発揮する真空断熱材用外装材料およびその外装材料を用いた断熱材外装体に関するものである。
電気冷蔵庫、自動販売機、低温コンテナ、クーラーボックス、冷温機器等には、従来から種々の断熱材が用いられている。
特に、断熱性能の優れた断熱材として、内部に気密室を形成する外装体の内部に、珪酸カルシウム、ガラス繊維、岩綿、発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレンなど断熱性コア材を充填し、気密室を真空排気した構成の真空断熱材が使用されている。
この外装体は、内部を長期間真空状態に保持すると共に、外部からのガスの進入を防ぐために、ガスバリア性の優れた材料を使用していた。
前記ガスバリア性の優れた材料として、例えば、アルミニウム箔、またはアルミニウム蒸着フィルム等が一般的に用いられていた。
前記材料は、バリア材として用いることで、ガスバリア性を満足するが、さらに突き刺し強度を付与するため、バリア材の外側に突き刺しや耐熱性などの機械的な強度が優れたナイロンフィルムなどのポリアミドフィルム、ポリエステルフィルムを貼り合わせて使用することにより、バリア材のピンホール等の発生を防止している。
また、長期間真空状態に保持することができる真空断熱材(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
この真空断熱材は、図9に示すように、101はポリアミドフイルムであり、102は塗布層、103は金属酸化物蒸着層、この蒸着層103面に被覆層104を積層したバリア材被覆層104の面に接着層105を介して、アルミニウム箔107、シーラント層106を順に貼り合わせた構成からなる包装材料100である。
そして、この包装材料のシーラント層106を内面として、図10に示すように断熱性コア−材料109を充填し真空包装することにより気密室が得られている真空断熱材108である。
前記包装材料は、突き刺し強度を付与するために、バリア材の外側に突き刺しや耐熱性などの機械的な強度が優れたポリアミドフィルムが貼り合わされている。そして、バリア材のピンホール等の発生を防止している。
また、断熱性コア−材料109を充填し真空包装すると、該コア−材料の角や、コーナー部分がシーラント層を突き破り、アルミニウム箔にピンホールが発生し、真空度が低下する。そして、断熱性が損なわれるといった問題があった。
上記の問題を解消するために、従来は、シーラント層の厚さを厚くして、ピンホールの発生を防止していた。このために、真空断熱材のヒートシール部分の断面が大きくなる。
そして、この断面からの酸素透過度が大きくなり、さらに、真空度が低下し、断熱性能が損なわれるという問題が生じている。
そこで、真空断熱材用外装材料などとして、断熱芯材を充填・収納された真空断熱材の場合であっても、耐突き刺し強度を有し、耐ピンホール性、高度のバリア性能に優れ、長期信頼性を有し、且つ優れた断熱効果を発揮する真空断熱材用外装材料およびその外装材料を用いた断熱材外装体が求められていた。
以下に先行技術文献を示す。
特開平9−317986号公報
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、耐突き刺し強度を有し、耐ピンホール性、高度のバリア性能に優れ、且つ、優れた断熱効果を発揮できる長期信頼性を有する真空断熱材用外装材料および断熱材外装体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、すなわち
請求項1に係る発明は、
断熱芯材を充填・収納する真空断熱材用外装材料であって、
前記真空断用外装材料が2枚の透明バリアフィルムをポリオレフィン樹脂で押し出しラミネーションにより貼り合わされていることを特徴とする真空断熱材用外装材料である。
請求項2に係る発明は、
前記ポリオレフィン樹脂が、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、線状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン/メタアクリル酸共重合体(EMAA)樹脂のいずれかの樹脂であることを特徴とする請求項1記載の真空断熱材用外装材料である。
請求項3に係る発明は、
前記2枚の透明バリアフィルムの少なくとも一枚が蒸着透明フィルムあることを特徴とする請求項1または2記載の真空断熱材用外装材料である。
請求項4に係る発明は、
前記蒸着透明フィルムの蒸着層が酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化亜鉛の単体のいずれか、あるいはそれらの複合物であることを特徴とする請求項1〜3記載の真空断熱材用外装材料である。
請求項5に係る発明は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の真空断熱材用外装材料を袋状に成形して用いることを特徴とする断熱材外装体である。
請求項6に係る発明は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の真空断熱材用外装材料を容器状に成形して用いることを特徴とする断熱材外装体である。
本発明の真空断熱材用外装材料は、以上の構成からなるので、耐突き刺し強度を有し、耐ピンホール性に優れ、高度のバリア性を有し、且つ、優れた断熱効果を長期間発揮でき
る。そして、信頼性を有する断熱材外装体が形成できる。
また、本発明の真空断熱材用外装材料は、以上の構成からなるので、バリア性外装材料を構成するシーラント層を従来の真空断熱材外装材料に比較して薄くすることができる。
また、断熱材外装体の該外装材料のシーラント層をヒートシールしてなるヒートシール部の断面からの酸素透過度が小さい。このため、に長期間使用しても真空度が低下し、断熱性能が損なわれることがない断熱材外装体が形成できる。
本発明の真空断熱材用外装材料を用いた断熱材外装体は、電気冷蔵庫、クーラーボックス、冷温機器、自動販売機、低温コンテナなど通常の保温・保冷用断熱材として広く適用できる。
以下に、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の真空断熱材用外装材料の一実施例の断面を示す断面模式図である。図2は、本発明の真空断熱材用外装材料の他の一実施例の断面を示す断面模式図である。
図1に示すように、本発明の一実施例としての真空断熱材用外装材料(10)は、2枚の同じ構成からなる透明バリアフィルム(9、9)がアンカーコート層(5)と低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)層(4)を介して積層されている。
そして、下方の透明バリアフィルム(9)に接着剤層(6)を介して耐突き刺し強度を有するプラスチックフィルム(7)が積層され、さらに、接着剤層(6)を介してシーラント層(8)が順次積層してなる構成の積層材料である。
前記低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)層(4)は、外側方向の一方の、透明バリアフィルム(9)の裏側面にアンカーコート層(5)が形成された後、押し出しラミネーションにより他方の透明バリアフィルム(9)と貼り合わされ、形成されている。
また、図2に示すように、本発明の他の一実施例としての真空断熱材用外装材料20は、2枚の同じ構成からなる透明バリアフィルム(9、9)がエチレン/メタアクリル酸メチル共重合体樹脂(EMAA)層(4)を介して積層されている。
そして、下方の透明バリアフィルム(9)に接着剤層(6)を介して耐突き刺し強度を有するプラスチックフィルム(7)が積層され、さらに、接着剤層(6)を介してシーラント層(8)が順次積層してなる構成の積層材料である。
前記2枚の同じ構成からなる透明バリアフィルム(9、9)は、エチレン/メタアクリル酸メチル共重合体樹脂(EMAA)により、押し出しラミネーションで貼り合わされる。
次に、図3は本発明の真空断熱材用外装材料のまた他の一実施例の断面を示す断面模式図である。
また、図4は、本発明の真空断熱材用外装材料のさらに他の一実施例の断面を示す断面模式図である。そして、図5は、本発明の真空断熱材用外装材料のさらにまた他の一実施例の断面を示す断面模式図である。
図3に示すように、本発明のまた他の一実施例としての真空断熱材用外装材料30は、
積層構成が異なる2枚の透明バリアフィルム(9、11)がアンカーコート層(5)と低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)層(4)を介して積層されている。
また、下方の透明バリアフィルム(11)に接着剤層(6)を介して耐突き刺し強度を有するプラスチックフィルム(7)が積層され、さらに、接着剤層(6)を介してシーラント層(8)が順次積層してなる構成の積層材料である。
前記低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)層(4)は、外側方向の透明バリアフィルム(9)の裏側面にアンカーコート層(5)が形成された後、押し出しラミネーションにより、外側方向の透明バリアフィルム(9)と異なる、透明バリアフィルム(11)と貼り合わされ、形成されている。
さらに、図4に示すように、本発明のさらに他の一実施例としての真空断熱材用外装材料40は、積層構成が異なる2枚の透明バリアフィルム(9、11)がエチレン/メタアクリル酸メチル共重合体樹脂(EMAA)層(4)を介して積層されている。
そして、下方の透明バリアフィルム(11)に接着剤層(6)を介して耐突き刺し強度を有するプラスチックフィルム(7)が積層され、さらに、接着剤層(6)を介してシーラント層(8)が順次積層してなる構成の積層材料である。
前記2枚の積層構成が異なる2枚の透明バリアフィルム(9、11)は、エチレン/メタアクリル酸メチル共重合体樹脂(EMAA)により、押し出しラミネーションで貼り合わされる。
また、図5に示すように、本発明のさらにまた他の一実施例としての真空断熱材用外装材料50は、2枚の同じ構成からなる透明バリアフィルム(9、9)が直鎖低密度ポリエチレン樹脂(L−LDPE)層(4)を介して積層されている。
そして、下方の透明バリアフィルム(9)に接着剤層(6)を介して耐突き刺し強度を有するプラスチックフィルム(7)が積層され、さらに、接着剤層(6)を介してシーラント層(8)が順次積層してなる構成の積層材料である。
前記2枚の同じ構成からなる透明バリアフィルム(9、9)を直鎖低密度ポリエチレン(L−LDPE)樹脂層(4)を介して積層する際には、下方の透明バリアフィルム(9)上面がコロナ処理等の表面処理が施される。そして、押し出しラミネーションで貼り合わされる。
本発明で用いられる同じ構成からなる透明バリアフィルム(9)は、プラスチックフィルム基材(1)の下方に蒸着薄膜層(2)とバリア被覆層(3)が順次積層してなる構成の積層材料である。そして、図には示していないがバリア被覆層(3)は塗布層を介して形成されている。
前記塗布層は、ポリエステル系ウレタン樹脂が、耐水性、耐熱性が優れ、少なくてもポリアミドフィルム等の金属酸化物蒸着層を形成する面に通常設けられる。
また、本発明で用いられる前記透明バリアフィルム(9)と異なる他の透明バリアフィルム(11)は、プラスチックフィルム基材(1)の下方に蒸着薄膜層(2)とバリア被覆層(3)が積層し、さらに、蒸着薄膜層(2)とバリア被覆層(3)が順次積層してなる構成の積層材料である。
前記プラスチックフィルム基材(1)としては、延伸ポリエステル系フィルムが好ましく用いられる。ポリエステル系樹脂フィルムとしての樹脂材料としては、ホモポリエステル樹脂のポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、以下の共重合ポリエステル樹脂、例えばテレフタル酸、とエチレングリコールを基体とするポリエチレンテレフタレート構造のポリエステル樹脂に、2塩基酸としてイソフタル酸、フタル酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、などをグリコールとしてジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポロピレングリコール、ポリポロピレングリコール、ポリブチレングリコール、ビスフェノール誘導体のエチレンオキサイド付加体を共重合したもの、例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN)樹脂やポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などを挙げることができる。
また、蒸着薄膜層(2)を形成するプラスチックフィルム基材(1)としては、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン66など)等、あるいはこれら高分子の共重合などの材料が用いられる。
そして、プラスチックフィルム基材(1)には、一般的な添加剤として、例えば、可塑剤あるいは酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、耐火剤、防かび剤、無機顔料、有機顔料、界面活性剤、充填剤、その他等を使用することができる。
そして、その添加量としては、極微量から数10%まで、その目的に応じて任意に添加することができる。
また、断熱材外装体が用いられる目的あるいは用途等によりプラスチックフィルム基材(1)を着色する場合にはカラードペレット(着色ペレット)、マスターバッチ、ドライカラー等が用いられる。
前記マスターバッチは着色する樹脂と同種の材料にあらかじめ顔料を高濃度に分散させてあるもので、計量しやすく、取り扱いやすいために広く使用されている。
さらに、前記ドライカラーは粉末状のものを表面処理して分散性を向上させたもので、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリアミド(PA)アクリル樹脂などに用いられている。
さらに、プラスチックは、一般に電気絶縁性が非常に優れているために、摩擦したり、重ね合わせたりすると容易に帯電が起こる。その結果ゴミが付着して美観を損ねたり、製造現場では作業者に電撃を与え、時には火災を起こすこともある。
そのようなことを防止するために用いられるのが帯電防止剤である。そして、その選択に際しては、成形される成形品の収納物、成形品に使用される樹脂、成形条件などの違いが考慮される。
また、使用方法には練り込み型と塗布型があるが、防止効果の持続性では練り込み型の方が優れている。そして、公知の帯電防止剤としては、非イオン系、カチオン系のものが主に使用されている。
また、紫外線吸収剤は紫外線(400nm以下の光)エネルギーを吸収し、吸収剤分子の内部変化にそれを消費してしまって、ポリマーにエネルギーを及ぼさないために用いられる。
また、上記蒸着薄膜層(2)を形成する側のプラスチックフィルム基材(1)のフイル
ム面上に、コロナ処理、低温プラズマ処理、リアクティブイオンエッチング(RIE)を利用したプラズマ処理、イオンボンバード処理、薬品処理、溶剤処理などのいずれかの処理を施してもよい。
本発明における蒸着薄膜層(2)を構成する金属酸化物としては、珪素、アルミニウム、チタン、ジルコニウム、錫などの酸化物の単体、あるいはそれらの複合物からなる金属酸化物が挙げられるが、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウムの単体、あるいはそれらの複合物が好ましく用いられる。
また、蒸着薄膜層(2)の厚さは、用いられる金属酸化物の種類・構成により最適条件が異なるが、一般的には5〜300nmの範囲内が望ましく、その値は、適宜選択される。
ただし、膜厚が5nm未満であると均一な膜が得られないことや膜厚が十分ではないことがあり、ガスバリア材としての機能を十分に果たすことができない場合がある。
また膜厚が300nmを越える場合は薄膜にフレキシビリティを保持させることができず、成膜後に折り曲げ、引っ張りなどの外的要因により、薄膜に亀裂を生じるおそれがあるので問題がある。より好ましくは、10〜150nmの範囲内にあることである。
さらに、金属酸化物からなる蒸着薄膜層(2)をプラスチック基材(1)上に形成する方法としては種々在り、通常の真空蒸着法により形成することができる。
また、その他の薄膜形成方法であるスパッタリング法やイオンプレーティング法、プラズマ気相成長法(CVD)などを用いることも可能である。但し生産性を考慮すれば、現時点では真空蒸着法が最も優れている。
また、真空蒸着法の加熱手段としては電子線加熱方式や抵抗加熱方式、誘導加熱方式のいずれかの方式を用いることが好ましいが、蒸発材料の選択性の幅広さを考慮すると電子線加熱方式を用いることがより好ましい。
さらに、蒸着薄膜層と基材の密着性および蒸着薄膜層の緻密性を向上させるために、プラズマアシスト法やイオンビームアシスト法を用いて蒸着することも可能である。また、蒸着膜の透明性を上げるために蒸着の際、酸素等の各種ガスなどを吹き込む反応蒸着を用いてもよい。
上記の金属酸化物からなる蒸着薄膜以外にも、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で、金属薄膜を形成した酸素バリアフィルムを用いることもできる。
次に、バリア被覆層(3)は、水溶性高分子と、(a)1種以上の金属アルコキシド及びその加水分解物、または(b)塩化錫の少なくとも一方を含む水溶液、あるいは水/アルコール混合液を主剤とするコーティング剤からなる。
前記水溶性高分子と塩化錫を水系(水あるいは水/アルコール混合液)溶媒で溶解させた溶液、あるいはこれに金属アルコキシドを直接、あるいは予め加水分解させるなどの処理を行ったものを混合した溶液を、延伸ポリエステル系フィルムに図には示していないが塗布層を介して設けた金属酸化物蒸着層2にコーティング、加熱乾燥し、形成したものである。コーティング剤に含まれる各成分について以下に詳述する。
前記コーティング剤に用いられる水溶性高分子はポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウムなどが挙げられる。
特にポリビニルアルコールを本発明に用いる透明ガスバリアフイルムのコーティング剤に用いた場合にガスバリア性が最も優れる。
前記ポリビニルアルコールは、一般にポリ酢酸ビニルをけん化して得られるもので、酢酸基が数十%残存している、いわゆる部分けん化PVAから、酢酸基が数%しか残存していない完全けん化PVAまでを含み、特に限定されるものではない。
さらに金属アルコキシドは、テトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミニウムなどの一般式、
M(OR)n
(M:Si、Ti、Ai、Zr等の金属、R:CH3、C25等のアルキル基)で表せるものである。中でも、テトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミニウムが加水分解後、水系の溶媒中において比較的安定であるので好ましい。
上述した各成分を単独またはいくつかを組み合わせてコーティング剤に加えることができる。そして、さらにコーティング剤のバリア性を損なわない範囲で、イソシアネート化合物、シランカップリング剤、あるいは分散剤、安定化剤、粘度調整剤、着色剤など公知の添加剤を加えることができる。
例えば、コーティング剤に加えられるイソシアネート化合物は、その分子中に2個以上のイソシアネート基(NCO基)を有するものであり、例えばトリレンジイソシアネート(TDI)、トリフェニルメタントリイソシアネート(TTI)、テトラメチルキシレンジソシアネート(TMXDI)などのモノマー類と、これらの重合体、誘導体などがある。
前記コーティング剤の塗布方法には、通常用いられる、ディピング法、ロールコーティング法、スクリーン印刷法、スプレー法など従来公知の手段が用いられる。
また、バリア被膜層(3)の厚さはコーティング剤の種類によって異なるが、乾燥後の厚さが約0.01〜100μmの範囲であれば良いが、50μm以上では、膜にクラックが生じやすくなるため、0.01〜50μmとすることが望ましい。
また、本発明で用いられる耐突き刺し強度を有するプラスチックフィルム(7)としは、延伸ナイロン系フィルムが好ましく用いられる。
前記ナイロン系樹脂フィルムとしての樹脂材料としては、具体例としては、ポリカプロアミド(ナイロン6)、ポリ−ω−アミノヘプタン酸(ナイロン7)、ポリ−9−アミノノナン酸(ナイロン9)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリラウリンラクタム(ナイロン12)、ポリエチレンジアミンアジパミド(ナイロン2,6)、ポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン4,6)、ポリヘキサメチレンジアジパミド(ナイロン6,6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン6,10)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン6,12)、ポリオクタメチレンアジパミド(ナイロン8,6)、ポリデカメチレンアジパミド(ナイロン10,6)、ポリデカメチレンセバカミド(ナイロン10,10)、ポリドデカメチレンドデカミド(ナイロン12,12)、メタキシレンジアミン−6ナイロン(MXD6)等を挙げることができる。
また、ナイロン共重合体樹脂の例としては、カプロラクタム/ラウリンラクタム共重合
体、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体、ラウリンラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体、ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート共重合体、エチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート共重合体等を挙げることができる。
上記プラスチックフィルム(7)には、一般的な添加剤として、例えば、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、耐火剤、防かび剤、顔料、充填剤、その他等を使用することができる。その添加量としては、極微量から数10%まで、その目的に応じて任意に添加することができる。
本発明で使用するシーラント層8は、包装体を形成するために接着層として積層されるものである。シーラント層(8)としては、熱融着可能な接着性熱可塑性樹脂であり、熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよい。
例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレ、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリエチレンもしくはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂その他等の樹脂を使用することができる。
また、厚さは、目的に応じて適宜決められるが、一般的には15〜50μm、密度0.915〜0.925g/cm3の範囲が望ましい。
下方の透明バリアフィルムと耐突き刺し強度を有するプラスチックフィルム(7)およびシーラント層(8)を積層する方法は、2液硬化型ウレタン樹脂などの接着剤を用いて貼り合わせるドライラミネーション法、無溶剤接着剤を用いて貼り合わせるノンソルベントラミネーション法により積層する方法、樹脂を加熱溶融させてカーテン状に押し出し貼り合わせる押し出しラミネーション法などいずれも公知の方法により積層して本発明の真空断熱材用外装材料を得ることができる。
特に、本発明の真空断熱材用外装材料におけるシーラント層の貼り合わせにおいては、ドライラミネーション用接着剤を用いて貼り合わせるドライラミネーション法を適用するのが好ましい。
前記ドライラミネーション用接着剤としては、2液型の硬化タイプのビニル系、(メタ)アクリル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリエ−テル系、ポリウレタン系、エポキシ系等の接着剤を使用することができるが、2液硬化型ウレタン系接着剤が好ましく使用される。
上記の接着剤のコ−ティング法としては、例えば、ダイレクトグラビアロ−ルコ−ト法、グラビアロ−ルコ−ト法、キスコ−ト法、リバ−スロ−ルコ−ト法、フォンテン法、トランスファ−ロ−ルコ−ト法、その他等の方法で塗布することができる。
そして、そのコ−ティング量としては、0.1〜10g/m2(乾燥状態)位、より好ましくは、1〜5g/m2(乾燥状態)位が望ましい。
本発明の真空断熱材用外装材料における最外層には、印刷層を設けることもできる。そして、印刷層としては、例えば、上方透明バリアフィルムのプラスチック基材の上に、通常のグラビアインキ組成物、オフセットインキ組成物、凸版インキ組成物、スクリ−ンインキ組成物、その他等のインキ組成物を使用する。
例えば、グラビア印刷方式、オフセット印刷方式、凸版印刷方式、シルクスクリ−ン印刷方式、その他等の印刷方式を使用し、文字、図形、絵柄、記号、その他等からなる所望の印刷絵柄を形成することにより構成することができる。
上記において、各種のインキ組成物は、例えば、インキ組成物を構成するビヒクルとしては、例えば、ポリエチレン系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、フッ化ビニリデン系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、ポリビニルアセタ−ル系樹脂、ポリビニルブチラ−ル系樹脂、ポリブタジエン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アルキッド系樹脂、エポキシ系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、熱硬化型ポリ(メタ)アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、ポリウレタン系樹脂、フェノ−ル系樹脂、キシレン系樹脂、マレイン酸樹脂、ニトロセルロ−ス、エチルセルロ−ス、アセチルブチルセルロ−ス、エチルオキシエチルセルロ−ス等の繊維素系樹脂、塩化ゴム、環化ゴム等のゴム系樹脂、石油系樹脂、ロジン、カゼイン等の天然樹脂、アマニ油、大豆油等の油脂類、その他等の樹脂の1種ないし2種以上の混合物を使用することができる。
そして、上記のようなビヒクルの1種ないし2種以上を主成分とし、これに、染料・顔料等の着色剤の1種ないし2種以上を加え、さらに、必要ならば、例えば、充填剤、安定剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の光安定剤、分散剤、増粘剤、乾燥剤、滑剤、帯電防止剤、架橋剤、その他等の添加剤を任意に添加し、溶剤、希釈剤等で充分に混練してなる各種の形態からなるインキ組成物を使用することができる。
次に、本発明の真空断熱材用外装材料を用いて形成される断熱材外装体は使用される目的、箇所等によって適宜形状、構造、形態等が選定される。
例えば、長方形のフィルムを、中央で長さの方向に折り重ねて、その両側をヒートシールした形の側面シール形袋、あるいは、長方形のフィルムを、中央で長さの方向に折り重ねて、直交する2辺をヒートシールした2方シール形袋、また、2枚のフィルムを重ね合わせて、その凹形の3辺をシールした3方シール形袋。
さらに、袋のシール部の断面がT字形になるような中央合掌シール形袋、袋の両側をひだ付きとし、底部は通常の1本シール(ベタシール)を行うひだ付き形袋、袋の底が線状でなく面を形成している平底形袋、あるいは角底形(ひだ付き)袋等に断熱芯材が収納・充填される。そして、袋の内部を真空排気して収納口を熱融着等により封止して断熱材外装体が形成される。
また、底部に矩形状の扁平な底面を形成した自立包装袋あるいは袋の表側面と裏側面の底部の内側にガセット部を有する自立包装袋(スタンディングパウチ)等にも断熱芯材を収納・充填させることができる。そして、袋の内部を真空排気して、収納口を熱融着により封止して断熱材外装体が形成される。
前記収納口の熱融着はヒートシールバー、回転シール等のヒートシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール、ホットジェットシール等を用いることができる。
また、本発明の真空断熱材用外装材料(10〜50)を用いて、上記の各包装形態、例えば図6あるいは図7に示すような包装形態は、自動充填包装機等を用いて断熱芯材(15)を自動充填し、さらに袋の内部を真空排気し、封止することにより断熱材外装体(60、70)を形成することができる。
また、本発明の真空断熱材用外装材料(10〜50)を用いて、図8に示すようなフォームドパウチ(成形小袋)で断熱材外装体(80)を形成することもできる。
前記フォームドパウチは、真空断熱材用外装材料(10〜50)を断熱芯材(15)の形状に合わせて成形し、成形された部分に自動あるいは手動で断熱芯材(15)を収納・充填する。
そして、上側の蓋材(10〜50)を熱融着等しながら成形内部を真空排気し、封止することにより断熱材外装体(80)を形成することができる。
前記断熱芯材(15)として、特に限定されるものではないが、例えばケイ酸カルシウムあるいは嵩密度の小さい針状短繊維粉末等が用いられる。
前記ケイ酸カルシウムは、通常、石灰質原料とケイ酸質原料を水熱合成反応させることにより得られる。
前記石灰質原料としては、生石灰、消石灰などが挙げられる。そして、石灰質原料は、通常、嵩高の石灰粒子を含有する石灰乳に調整して使用される。
また、ケイ酸質原料としては、非昌質、結晶質のいずれでも良く、具体的には、珪藻土、圭石、石英などの天然品、シリコンダストなどの工業副産物が挙げられる。
ケイ酸カルシウムの製法としては、ゾノトライトを例に挙げると、CaO:SiO2 のモル比が4:5〜13:10である、石灰質原料とケイ酸質原料を含む水スラリーを加圧下、160℃以上で2〜48時間、水熱合成する方法が挙げられる。
水熱合成により得られたケイ酸カルシウムスラリーは、そのまま脱水成形してケイ酸カルシウム成形体にしても、乾燥させたケイ酸カルシウムを水に添加してスラリーとしたものを脱水成形してケイ酸カルシウム成形体にしてもよい。
また、ケイ酸カルシウム成形体を作成するためのスラリー中の、ケイ酸カルシウムの固形分濃度は特に制限はないが、通常5%以下である。比重が0.05以下の低比重のケイ酸カルシウム成形体を製造する場合は、2〜4%が好ましい。
このようにして得られたケイ酸カルシウム成形体は、比重が0.1以下、好ましくは0.07〜0.03である。
前記嵩密度の小さい針状短繊維粉末としては、例えば、グラスウール、グラスファイバー、アルミナ繊維、シリカアルミナ繊維、シリカ繊維、ロックウール、炭化珪素繊維などの無機繊維を裁断してなる嵩密度の小さい針状短繊維粉末などをいう。
本発明の真空断熱材用外装材料は上記のような嵩密度の小さい針状短繊維粉末あるいはケイ酸カルシウム成形体を断熱材芯材として収納充填する真空断熱袋の外装材として好適に使用できるものである。もちろん、本発明の真空断熱材用外装材料は、ケイ酸カルシウムあるいは嵩密度の小さい針状短繊維粉末、あるいは発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレ
ンなどを断熱芯材とした断熱材外装体としても用いられるものである。
本発明の真空断熱材用外装材料を用いた断熱材外装体は、一般的な、冷凍機器、冷温機器、冷蔵庫などの他、電子冷却を利用した電気冷蔵庫などや、自動販売機などのより高温までの範囲で温冷熱を利用した冷温機器や、保冷車、ガス機器、あるいはクーラーボックスなど動力を必要としない機器、さらにプレハブなどの建築用断熱材などとして広く適用できる。
本発明の真空断熱材用外装材料の構成の一実施例の断面を示す断面模式図である。 本発明の真空断熱材用外装材料の構成の他の一実施例の断面を示す断面模式図である。 本発明の真空断熱材用外装材料の構成のまた他の一実施例の断面を示す断面模式図である。 本発明の真空断熱材用外装材料の構成のさらに他の一実施例の断面を示す断面模式図である。 本発明の真空断熱材用外装材料の構成のさらにまた他の一実施例の断面を示す断面模式図である。 本発明の真空断熱材用外装材料を用いた真空断熱袋に断熱材芯材が収納・充填された一実施例の形態を示す斜視図である。 本発明の真空断熱材用外装材料を用いた真空断熱袋に断熱材芯材が収納・充填された一実施例の形態を示す斜視図である。 本発明の真空断熱材用外装材料を用いた真空断熱袋に断熱材芯材が収納・充填された一実施例の断面を示す断面図である。 従来使用されている真空断熱材用外装材料の断面を示す断面図である。 従来使用されている真空断熱材用包装体の断面を示す断面図である。
符号の説明
1・・・プラスチックフィルム基材
2・・・蒸着層
3・・・バリア被覆層
4・・・低密度ポリエチレン層
5・・・アンカーコート層
6・・・接着剤層
7・・・プラスチックフィルム基材
8・・・真空断熱材用バリア性外装材料
9・・・透明バリアフィルム
10・・・真空断熱材用外装材料
20・・・真空断熱材用外装材料
30・・・真空断熱材用外装材料
40・・・真空断熱材用外装材料
50・・・真空断熱材用外装材料
60・・・断熱材外装体
70・・・断熱材外装体
80・・・断熱材外装体

Claims (6)

  1. 断熱材芯材を充填・収納する真空断熱材用外装材料であって、
    前記真空断用外装材料が2枚の透明バリアフイルムをポリオレフィン樹脂で押し出しラミネーションにより貼り合わされていることを特徴とする真空断熱材用外装材料。
  2. 前記ポリオレフィン樹脂が、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、線状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン/メタアクリル酸共重合体(EMAA)樹脂のいずれかの樹脂であることを特徴とする請求項1記載の真空断熱材用外装材料。
  3. 前記2枚の透明バリアフイルムの少なくとも一枚が蒸着透明フイルムあることを特徴とする請求項1または2記載の真空断熱材用外装材料。
  4. 前記蒸着透明フイルムの蒸着層が酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化亜鉛の単体のいずれか、あるいはそれらの複合物であることを特徴とする請求項1〜3記載の真空断熱材用外装材料。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の真空断熱材用外装材料を袋状に成形して用いることを特徴とする断熱材外装体。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の真空断用外装材料を容器状に成形して用いることを特徴とする断熱材外装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011012797A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Toppan Printing Co Ltd 真空断熱材
JP2013208844A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Plastics Inc ガスバリア積層フィルム
EP3360680A4 (en) * 2017-02-28 2018-10-10 Cj Cheiljedang Corporation Laminated material for vacuum insulation panel cover material, and vacuum insulation panel cover material comprising same
CN108883601A (zh) * 2017-02-28 2018-11-23 Cj第制糖株式会社 用于真空隔热板外皮材料的叠层材料及包含它的真空隔热板外皮材料
KR20190116340A (ko) 2017-02-07 2019-10-14 도레이 필름 카코우 가부시키가이샤 가스 배리어성 알루미늄 증착 필름 및 그것을 사용한 적층 필름

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