JP2007288964A - モータ駆動方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、1個のみのモータドライバで複数のモータを駆動させることを目的とする。
【解決手段】本発明によるモータ駆動方法及び装置は、1個のみのモータドライバ(10)にスイッチング回路部(11)を介して複数のモータ(12,13)を接続し、前記スイッチング回路部(11)の操作により、複数のモータ(12,13)の同時駆動又は一方のみ駆動を行う方法と構成である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によるモータ駆動方法及び装置は、1個のみのモータドライバ(10)にスイッチング回路部(11)を介して複数のモータ(12,13)を接続し、前記スイッチング回路部(11)の操作により、複数のモータ(12,13)の同時駆動又は一方のみ駆動を行う方法と構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、モータ駆動方法及び装置に関し、特に、1個のみのモータドライバに対しスイッチング回路部を介して複数のモータを接続し、全てのモータを同時に駆動するか、何れか1個のみのモータを選択して駆動するかを可能とし、少ないパワー素子で複数のモータを同時駆動するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のモータ駆動方法及び装置としては、例えば、特許文献1から3に開示された構成を挙げることができる。
これらの各特許文献1から3に開示された構成においては、周知のPWM駆動によるパルス信号により、6個のパワー素子からなるモータドライバを用いて三相駆動型のモータを駆動している。
これらの各特許文献1から3に開示された構成においては、周知のPWM駆動によるパルス信号により、6個のパワー素子からなるモータドライバを用いて三相駆動型のモータを駆動している。
従来のモータ駆動方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在していた。
すなわち、モータを駆動するためのモータドライバは1個で構成され、この1個のモータに対して1個のモータドライバが専用に接続されているため、多くのモータを駆動するためには、モータの数に応じた数のモータドライバを必要とし、コスト及びスペースの点から課題が存在していた。
すなわち、モータを駆動するためのモータドライバは1個で構成され、この1個のモータに対して1個のモータドライバが専用に接続されているため、多くのモータを駆動するためには、モータの数に応じた数のモータドライバを必要とし、コスト及びスペースの点から課題が存在していた。
本発明によるモータ駆動方法は、三相の各駆動コイルを有するモータを各1対で合計6個のトランジスタからなるモータドライバを介して制御するようにしたモータ駆動方法において、1個のみの前記モータドライバの出力側に接続されたスイッチング回路部を介して複数の前記モータを前記出力側に接続し、前記モータドライバの出力を前記スイッチング回路部で切替えつつ前記各モータを同時に駆動する方法であり、また、前記スイッチング回路部の切換動作を固定することにより、前記各モータの中の何れか1個のみを駆動する方法であり、また、前記スイッチング回路部は、前記モータドライバの内部に設けられている方法であり、また、本発明によるモータ駆動装置は、三相の各駆動コイルを有するモータを各1対で合計6個のトランジスタからなるモータドライバを介して制御するようにしたモータ駆動装置において、1個のみの前記モータドライバの出力側に接続されたスイッチング回路部を介して複数の前記モータを前記出力側に接続し、前記モータドライバの出力を前記スイッチング回路部で切替えつつ前記各モータを同時に駆動するようにした構成であり、また、前記スイッチング回路部の切換動作を固定することにより、前記モータの中の何れか1個のみを駆動する構成であり、また、前記スイッチング回路部は、前記モータドライバの内部に設けられている構成である。
本発明によるモータ駆動方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、1個のみのモータドライバの出力側に、スイッチング回路部を介して複数のモータが接続されているため、スイッチング回路部を高速でスイッチングさせると複数のモータを同時に回転させ、何れか一方を選択すると一方のみのモータが駆動される。
従って、1個のみのモータドライバを用いて複数のモータを同時駆動させることができ、高価なパワー素子の節減を達成することができる。
すなわち、1個のみのモータドライバの出力側に、スイッチング回路部を介して複数のモータが接続されているため、スイッチング回路部を高速でスイッチングさせると複数のモータを同時に回転させ、何れか一方を選択すると一方のみのモータが駆動される。
従って、1個のみのモータドライバを用いて複数のモータを同時駆動させることができ、高価なパワー素子の節減を達成することができる。
本発明は、1個のみのモータドライバに対してスイッチング回路部を介して複数のモータを接続し、全てのモータを同時に駆動するか、何れか1個のみのモータを選択して駆動するかを可能とし、少ないパワー素子で複数のモータを同時駆動するようにしたモータ駆動方法及び装置を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるモータ駆動方法及び装置の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号10で示されるものは、モータドライバであり、このモータドライバ10の出力側10Aには、スイッチング回路部11を介して第1、第2モータ12,13が並列接続されている。
図1において符号10で示されるものは、モータドライバであり、このモータドライバ10の出力側10Aには、スイッチング回路部11を介して第1、第2モータ12,13が並列接続されている。
前記各モータ12,13は、各々、U相駆動コイル1、V相駆動コイル2及びW相駆動コイル3とがスター結線されて構成され、各々、三相正弦波駆動形ブラシレスモータを構成している。
前記モータドライバ10は、各モータ12,13のU,V,Wの三相の各駆動コイル1,2,3に流れる電流を正弦波状に制御する必要があり、そのために各駆動コイル1,2,3に一対設けられた合計6個のトランジスタUH,UL,VH,VL,WH,WLのオン、オフを制御してU,V,W相の各駆動コイル1,2,3に適切な電圧を印加するため、周知のパルス幅変調方式(以下、PWM方式と云う)によるパルス信号を用いた駆動方式が採用されている。
前述の方式では、各モータ12,13の一方がスイッチング回路部11を介して接続された状態で、各相、すなわち、各駆動コイル1,2,3のハイアーム側のトランジスタUH,VH,WHとローアーム側のトランジスタUL,VL,WLとは互いにオン、オフが逆となっており、PWM方式の1サイクルのうち、図2で示す区間イでは各相ともハイアーム側のトランジスタUH,VH,WHがオンとしているので、各U,V,W相の電圧差は零となり、電流は流れない。
次に、図2の区間ロでは、U,V相はハイアーム側のトランジスタUH,VHがオンであり、W相はローアーム側のトランジスタWLがオンしているので、U,V相とW相とにVccの電圧差が生じ、U,V相からW相へ電流が流れる。
次に、区間ハでは、U相はハイアーム側のトランジスタUHがオン、V,W相はローアーム側のトランジスタVL,WLがオンであるため、U相とV,W相とにVccの電圧差が生じU相からV,W相へ電流が流れる。
また、PWM方式では、1サイクルの周期Tが短いため、区間イ〜ニの動きによりU,V,W相には、平均してVu,Vv,Vw(0<Vw<Vv<Vu)の電圧が印加された状態と等価になり、U相、V相、W相の各電流iu,iv,iwはその電圧差に対応して流れることになる。
この場合には、iu>0、iv=0、iw<0となり、この電流iu,iv,iwは前述の区間イ、このように各相U,V,Wの電圧差が零(0)の区間においても、各駆動コイル1,2,3のインダクタンスの働きにより電流は流れ続けようとする。
すなわち、区間イではトランジスタUH,WHに並列に設けられたフライホイルダイオードDWHにより、UH→U→W→DWHの循環ループにより流れる。
また、区間ニではトランジスタULのフライホイルDULにより、DUL→U→W→WLの循環ループにより流れ続ける。
また、区間ニではトランジスタULのフライホイルDULにより、DUL→U→W→WLの循環ループにより流れ続ける。
従って、前記スイッチング回路部11を、外部からのセレクト信号11aによって実線の状態に切替えると、第1モータ12にモータドライバ10からの駆動信号が供給されて駆動され、点線の状態に切替えると、第2モータ13にモータドライバ10からの駆動信号が供給されて駆動される。
前述のように、1個のみのモータドライバ10を各モータ12,13が共通して用いることにより、前記スイッチング回路部11のスイッチング動作によって各モータの同時駆動及び一方のみの駆動を行うことができる。
すなわち、前記スイッチング回路部11のスイッチング動作、すなわち、セレクト信号11aを高速信号とし、モータが2個の場合には、駆動信号のデューティを50%とすることにより、両方のモータ12,13を同時に(実際には、立上り時に各モータ12,13間にわずかなタイムラグが生じる)駆動し、同時に回転させることができる。
また、前記スイッチング回路部11の切換動作を実線又は点線の何れかに切替えて固定した場合には、一方のみのモータ12又は13を駆動することができる。
また、前記スイッチング回路部11の切換動作を実線又は点線の何れかに切替えて固定した場合には、一方のみのモータ12又は13を駆動することができる。
尚、前記スイッチング回路部11は、電子スイッチにより構成されていると共に、各モータ12,13の数も、2個以上とすることは可能である。
1 U相駆動コイル
2 V相駆動コイル
3 W相駆動コイル
10 モータドライバ
10A 出力側
11 スイッチング回路部
11a セレクト信号
2 V相駆動コイル
3 W相駆動コイル
10 モータドライバ
10A 出力側
11 スイッチング回路部
11a セレクト信号
Claims (6)
- 三相の各駆動コイル(1,2,3)を有するモータ(12,13)を各1対で合計6個のトランジスタ(UH〜WL)からなるモータドライバ(10)を介して制御するようにしたモータ駆動方法において、
1個のみの前記モータドライバ(10)の出力側(10A)に接続されたスイッチング回路部(11)を介して複数の前記モータ(12,13)を前記出力側(10A)に接続し、前記モータドライバ(10)の出力を前記スイッチング回路部(11)で切替えつつ前記各モータ(12,13)を同時に駆動することを特徴とするモータ駆動方法。 - 前記スイッチング回路部(11)の切換動作を固定することにより、前記各モータ(12,13)の中の何れか1個のみを駆動することを特徴とする請求項1記載のモータ駆動方法。
- 前記スイッチング回路部(11)は、前記モータドライバ(10)の内部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のモータ駆動方法。
- 三相の各駆動コイル(1〜3)を有するモータ(12,13)を各1対で合計6個のトランジスタ(UH〜WL)からなるモータドライバ(10)を介して制御するようにしたモータ駆動装置において、
1個のみの前記モータドライバ(10)の出力側(10A)に接続されたスイッチング回路部(11)を介して複数の前記モータ(12,13)を前記出力側(10A)に接続し、前記モータドライバ(10)の出力を前記スイッチング回路部(11)で切替えつつ前記各モータ(12,13)を同時に駆動するように構成したことを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記スイッチング回路部(11)の切換動作を固定することにより、前記モータ(12,13)の中の何れか1個のみを駆動することを特徴とする請求項4記載のモータ駆動装置。
- 前記スイッチング回路部(11)は、前記モータドライバ(10)の内部に設けられていることを特徴とする請求項4又は5記載のモータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006115496A JP2007288964A (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | モータ駆動方法及び装置 |
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JP (1) | JP2007288964A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159725A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Nabtesco Corp | 駆動装置とその製造方法 |
WO2023127341A1 (ja) * | 2021-12-27 | 2023-07-06 | 村田機械株式会社 | モータシステム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59123489A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-17 | Shimadzu Corp | 電動機用駆動装置 |
JPH02131396A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | インバータ装置 |
-
2006
- 2006-04-19 JP JP2006115496A patent/JP2007288964A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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