JP2007284107A - 容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本体と蓋体とが一体であり、容易に立体状に組み立てることができる組立式容器を提供する。
【解決手段】 容器1は、本体10と蓋体20とを備えている。本体10及び蓋体20はそれぞれ前後左右の側部12、17と前後左右の蓋部22、27と、これらを連結する連結部19、29とを備えている。また、前側部12及び前蓋部22にはそれぞれ各内側部が連結されている。各内側部13及び内蓋部23には係合片15、25がそれぞれ連結されている。左右内側部18及び左右内蓋部28には係合切り欠き18a、28aが形成されている。左右側部17、左右蓋部27及び連結部19、29が、折線b、cにおいて折り畳まれ、前記連結部19、29の一部が前側部12、後側部16、前蓋部22の端部に接着されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 容器1は、本体10と蓋体20とを備えている。本体10及び蓋体20はそれぞれ前後左右の側部12、17と前後左右の蓋部22、27と、これらを連結する連結部19、29とを備えている。また、前側部12及び前蓋部22にはそれぞれ各内側部が連結されている。各内側部13及び内蓋部23には係合片15、25がそれぞれ連結されている。左右内側部18及び左右内蓋部28には係合切り欠き18a、28aが形成されている。左右側部17、左右蓋部27及び連結部19、29が、折線b、cにおいて折り畳まれ、前記連結部19、29の一部が前側部12、後側部16、前蓋部22の端部に接着されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、蓋体と本体とが一体に構成された容器であって、特に、組立式の容器に関する。
ギフトの包装等に用いられる容器において、蓋体と本体とが一体に形成されたものが知られている。このような一体型の容器において、平面状に折り畳み所定部位を接着し、ユーザによって容易に立体状に組み立てられるように構成する技術が提供されている(例えば特許文献1参照)。ここでは、左右側板と前後側板の隣り合う側板同士が連結フラップで連結されている。この連結フラップのうち半分は一方の側板に接着されている。このため一方の側板を立ち上げると同時に隣り合う直交する他方の側板が同時に立ち上がる。また、前側部とその内側に折り畳まれる折り返し部とは中央部において接着されている。組立時に左右側板及び前後側板を立ち上げる際、折り返し部の両端を撓み変形させて前側板との間に隙間を形成する。そして、この隙間内に連結フラップを入れ込む。こうして、組立後は、中央部の接着及び内側に入れ込まれた連結フラップにより、組立状態が維持される。
特開2005−239187号公報
しかしながら、上述した容器においては、次のような問題があった。すなわち、前後左右の側板を立ち上げる際に、折り返し部を撓ませて連結フラップを隙間に入れ込む必要があるため、組立作業が煩雑となっていた。
そこで、本発明は、蓋と本体とが一体に形成された容器において、容易に組み立てることができる容器を提供することを目的とする。
本発明の一例は、底部及び該底部に連結された複数の側部を有する本体と、前記側部のいずれかに連結された蓋部及び該蓋部に連結された複数の側部を有する蓋体とを備えた組立式の容器であって、前記底部及び前記蓋部において互いに交叉する2方向に延びる第1辺及び第2辺にそれぞれ連結された第1側部及び第2側部と、前記第1側部と前記第2側部とを連結する連結部と、 第1係合部を有し前記第1側部のうち前記第1辺と反対側の端部に連結された第1内側部と、前記第2側部に形成され前記第1係合部に係合する第2係合部と、を備え、前記第2側部及び前記連結部とが、前記第2辺において折り畳まれ、前記第2側部が前記底部に重なり、前記連結部が前記第1側部に重なった状態において、前記連結部のうち前記第1側部側の一部と前記第1側部の端部とが接着されていることを特徴とする。
本発明の他の一例は、上記に加え、前記蓋部の第1方向における長さは前記底部の前記第1方向における長さより所定量大きく構成されるとともに、前記第1方向において、前記蓋部の両側に形成された2つの第2側部の前記第1方向における長さの合計は、前記第1方向において前記底部の両側に形成された2つの第2側部の前記第1方向における長さの合計より前記所定量小さく構成されていることを特徴とする。
本発明の他の一例は、上記に加え、前記第1側部と第2側部のどちらか一方が起立させられると、前記連結部を介して他方の側部が引き上げられて起立し、起立した前記第1側部の内面及び前記連結部を覆うように前記第1内側部が内側に折り畳まれると、前記第1係合部と第2係合部とが係合することを特徴とする。
本発明によれば、各側部を立ち上げた後に、連結部及び側部の内面を覆うように内側部を被せて組み立てることができるため、組立作業が容易となる。
以下に本発明の第1の実施形態について、図1乃至3を参照して説明する。図1に示す容器1は、本体10と蓋体20とを有する。本体10は、底部11と、その周囲に形成された、第1側部としての前側部12と、後側部16と、第2側部としての左右側部17、17とを備え、上面に開口を有して構成されている。蓋体20は、本体10の上面の開口を覆う蓋部21と、前側部12の前面を覆う第1側部としての前蓋部22と、左右側部17、17の外面を覆う第2側部としての左右蓋部27、27とから構成されている。これらの本体10と蓋体20とは、本体10の後側部16の上端縁と蓋部21の後端縁とにおいて連結されて一体に構成されている。
次に、図2を参照して本実施形態にかかる容器1の展開状態について説明する。図2において、(a)は容器1の展開状態を示し、(b)及び(c)は製造工程を示している。展開状態の容器1は、コートボール等の一枚の薄い紙部材が打ち抜かれ、(a)の平面図に示す形状に形成されている。底部11は所定の大きさに構成された長方形状をなし、その前後左右にそれぞれ長方形状の前側部12、後側部16、及び左右側部17、17が連結されている。さらに前側部12の前方には、組立時に前側部12の内側に折り畳まれて内面を構成する第1内側部としての長方形状の前内側部13が形成されている。図中X方向において前内側部13は前側部12より僅かに(1mm程度)短く構成されている。
前内側部13のさらに前方には細長い長方形状の返し部14が形成されている。返し部14は、前内側部13が前側部12に重ねられて内側に折り込まれた際に底部11の端縁に位置することで、後述する係合片15とともに組立形状を維持する。
前内側部13の左右辺の前寄り(組立時には下寄りに位置する)にはそれぞれ第1係合部としての台形状の係合片15、15が形成されている。この係合片15は斜辺と鉛直辺とからなる係合端縁15aを有し、この係合端縁15aが第2係合部としての係合切り欠き縁18aに当接することにより組立状態を維持する。
前内側部13のさらに前方には細長い長方形状の返し部14が形成されている。返し部14は、前内側部13が前側部12に重ねられて内側に折り込まれた際に底部11の端縁に位置することで、後述する係合片15とともに組立形状を維持する。
前内側部13の左右辺の前寄り(組立時には下寄りに位置する)にはそれぞれ第1係合部としての台形状の係合片15、15が形成されている。この係合片15は斜辺と鉛直辺とからなる係合端縁15aを有し、この係合端縁15aが第2係合部としての係合切り欠き縁18aに当接することにより組立状態を維持する。
底部11の後方には長方形状の後側部16が連結されている。X方向において、後側部16は前側部12より僅かに(1mm)程度大きく構成されている。
左右側部17、17のそれぞれ左右外側には、組立時に内側に折り畳まれて左右側部17、17の内面を構成する左右内側部18、18が形成されている。第一方向としての図中Y方向において、左右内側部18は左右側部17より僅かに短く構成されている。また、左右内側部18の前方の一端は係合片15と同形状であって斜辺と鉛直辺とからなる係合切り欠き18aを有する。組立状態において、この係合切り欠き18aが係合端縁15aを受けることにより組立状態が保持されるようになっている。
左右側部17、17のそれぞれ左右外側には、組立時に内側に折り畳まれて左右側部17、17の内面を構成する左右内側部18、18が形成されている。第一方向としての図中Y方向において、左右内側部18は左右側部17より僅かに短く構成されている。また、左右内側部18の前方の一端は係合片15と同形状であって斜辺と鉛直辺とからなる係合切り欠き18aを有する。組立状態において、この係合切り欠き18aが係合端縁15aを受けることにより組立状態が保持されるようになっている。
左右側部17と前側部12との間及び左右側部17と後側部16との間は連結部19により連結されている。連結部19は三角形状を成しているとともに、その端縁が曲線状に構成されている。また、連結部19の中央には折線fが形成されている。
蓋体20の蓋部21は長方形状に形成され、後側部16の後端縁に連結している。蓋部21は前後及び左右方向においてそれぞれ底部11より僅かに(例えば2mm程度)長く構成されている。蓋部21の前方及び左右にはそれぞれ前蓋部22、左右蓋部27、27が連結されている。さらに前蓋部22の後方には、組立時に前蓋部22の内側に折り畳まれて内面を構成する長方形状の前内蓋部23が形成されている。X方向において前内蓋部23は前蓋部22より1mm程度短く構成されている。また、前蓋部22と前内蓋部23との間には開閉動作の際にユーザが指などを掛けることができる掛け部を構成する掛け穴22aが形成されている。
前内蓋部23のさらに前方には細長い長方形状の返し部24が形成されている。返し部24は、前内蓋部23が前蓋部22に重ねられて内側に折り込まれた際に蓋部21の端縁に位置することで、後述する係合片25とともに組立形状を維持する。
前内蓋部23の左右辺の前寄り(組立時には下寄りに位置する)にはそれぞれ第一係合部としての台形状の係合片25、25が形成されている。この係合片25は斜辺と鉛直辺とからなる係合端縁25aを有し、この係合端縁25aが係合切り欠き縁28aに当接することにより組立状態を維持するようになっている。
前内蓋部23の左右辺の前寄り(組立時には下寄りに位置する)にはそれぞれ第一係合部としての台形状の係合片25、25が形成されている。この係合片25は斜辺と鉛直辺とからなる係合端縁25aを有し、この係合端縁25aが係合切り欠き縁28aに当接することにより組立状態を維持するようになっている。
左右蓋部27、27は、その前方の一端が斜めに切りかかれた台形状を成している。左右蓋部27、27のY方向における長さはそれぞれ左右側部17、17より1mm程度短く構成されている。したがって、本体10と蓋体20における折線a、aの位置は揃っている。
左右蓋部27、27のそれぞれ左右外側には、組立時に内側に折り畳まれて左右蓋部27、27の内面を構成する左右内蓋部28、28が形成されている。Y方向において左右内蓋部28は左右蓋部27より僅かに短く構成されている。また、左右内蓋部28の前方の一端は係合片25と同形状であって、斜辺と鉛直辺とからなる第2係合部としての係合切り欠き28aを有する。組立状態において、この係合切り欠き28aが係合端縁25aを受けることにより組立状態が保持されるようになっている。
左右蓋部27と前蓋部22との間は連結部29により連結されている。連結部29は三角形状を成しているとともに、その端縁が曲線状に構成されている。また、連結部29の中央には折線kが形成されている。
さらに、各構成部材の間の境界には折線a〜rが形成されている。ここで、f、k、n、o、q、rは山折線であり、他は谷折線である。各図において、谷折線を破線、山折線を一点鎖線で示している。さらに各折線a〜rの裏側にはa’〜r’の符号を付している。
次に図1及び2に従って、折り畳み式容器の製造手順を説明する。ここで、図2は容器1の内側から見た展開図である。まず、上記図2(a)に示す形状に一枚のボール紙等を、木型に埋め込まれたナイフで打ち抜くとともに、同じく木型に埋め込まれた鉄罫によって折線a〜rを形成する。さらに、各図において太線で示している折線f、q、n、kの一部にミシン刃やリード罫等の加工を施す。
ついで、左右内側部18及び左右内蓋部28に接着剤を塗布する。ついで、図2(a)に示すように、折線aにおいて谷折りし、左右内側部18が左右側部17に、左右内蓋部28を左右蓋部27に重ねる。こうして、左右内側部18と左右側部17とが接着され、左右内蓋部28と左右蓋部27とが接着される。このとき、左右側部17及び左右蓋部27の内面にはそれぞれ左右内側部18、左右内蓋部28の係合切り欠き28aにより台形状の段差が形成される。
ついで、連結部19のうち折線fを境界とした折線c側の半分及び連結部29のうち折線kを境界とした折線c側の半分に接着剤を塗布する。ついで、図2(b)に示すように折線b及び折線cにおいて谷折りし、左右内側部18及び連結部19を内側に展開して折り畳み、それぞれ底部11、前側部12、後側部16に重ねる。こうして、連結部19の一部が前側部12、後側部16の端部に接着される。なお、折線bは第二辺の一例となる。
同様に、折線b及び折線cにおいて谷折りし、左右内蓋部28及び連結部29を内側に展開して折り畳み、それぞれ蓋部21、前蓋部22に重ねる。こうして、図3における連結部29の一部が前蓋部22の端部に接着される。以上により折り畳んだ状態の容器1が完成し、図2(c)に示す状態となる。
ついで、図1及び図3にしたがってこの折畳状態の容器を立体的に組み立てる手順について説明する。まず、図2(c)に示す状態から、第一辺としての折線d、eにおいて谷折りし、折線gの裏側となる折線g’を山折りし、折線fの裏側である折線f’を谷折りすることにより、前側部12、後側部16及び左右側部17、17を起立させる。
一方、蓋体20において、第一辺としての折線i、jを谷折りし、折線lの裏側である折線l’を山折りし、折線kの裏側である折線k’を谷折りすることにより、前蓋部22及び左右蓋部27、27を起立させる。
このとき、連結部19の一部分は前後側部12、16に接着されているため、左右側部17と前後側部12、16の立ち上げが同時に行われる。すなわち、左右側部17を立ち上げると連結部19によって前後側部12、16が引っ張られて立ち上がり、図3に示す状態となる。このとき、連結部19及び連結部29は折線f、kを境に2つに折れて重なった状態でそれぞれ前側部12、後側部16及び前蓋部22の内側に位置している。
ついで、図3に示すように、本体10において、折線mにおいて谷折りし、前内側部13を連結部19に被せるように前側部12の内側に展開させ、前側部12に重ねる。このとき、折線n’o’において谷折りし、返し部14を底部11の縁に重ねる。この結果、係合片15が左右内側部18と面一となり、係合切り欠き18aに嵌り、係合される。この係合によって前内側部13が押さえられ、組立状態が保持される。
一方、蓋体20についても、折線pにおいて谷折りし、前内蓋部23を連結部29に被せるように前蓋部22の内側に展開させ、前蓋部22に重ねる。このとき、折線q’r’において谷折りする。この結果、係合片25が左右蓋部27の端部に位置し、左右内蓋部28と面一となり、係合切り欠き28aに嵌り、係合される。この係合によって前内蓋部23が押さえられ、組立状態が保持される。
以上により組立手順が完了し、容器1は図1に示す組立状態となる。
本実施形態にかかる容器は以下に掲げる効果を奏する。
前側部12、後側部16、及び左右内側部18を立ち上げた後、前側部12及び連結部19を覆うように内側に展開して前内側部13を折り込むため、組立作業が容易である。 また、このとき、係合片15が左右内側部18と面一となり係合切り欠き18aに係合されることで、両端がしっかり固定され、組立状態が保持される。また、撓み変形させる必要がないため、組立及び折り畳みを繰り返しても歪みなどが生じることがなく、左右内側部18や左右内蓋部28に影響がなく、保持力が損なわれない。また、前後側部12等と内側部13等との中央部の接着の必要もないため、製造も単純となる。さらに、撓ませる場合には端部を斜めに形成して遊びを設け連結部を入れ込みやすくする必要があったが、本実施形態ではその必要がなく、歪みなども生じないため外観が良好となる。
Y方向において、蓋部21を底部11より大きく(2mm)構成し、左右蓋部27、27を左右側部17、17より、蓋部21と底部11の差の半分(1mm)ずつ小さく構成し折線aの位置を揃えたことにより、サックマシンでの作業性を良好にすることができる。さらに、接着材塗布部分が左右両側にそれぞれ一列に並んでいるため、一度に塗布作業を行うことができ、作業性が良い。
左右側部17及び左右蓋部27の縁を斜めに形成したため、滑らかに開閉でき、端部の破損を防止することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2の実施形態に係る容器2について図4乃至6を参照して説明する。図5において、(a)は容器1の展開状態を示し、(b)及び(c)は製造工程を示している。
本実施形態にかかる容器2はEF合紙などの厚めの紙で構成されている。また、折線a折線m及び折線pは1mm程度の厚みで折り曲げられている。すなわち、互いに数ミリ離れたa1とa2、p1とp2、及びm1とm2の二箇所ずつで折り曲げることにより曲げ部分に厚さを確保している。また、部材の厚さに対応するように、本体10と蓋体20とにおける各寸法の差は、上記第1実施形態における差の3倍程度としている。さらに、本実施形態では、厚さによって前内側部13及び前内蓋部23を押さえる構成であるため、第1実施形態1における返し部14、24が省略されている。
次に本発明の第2の実施形態に係る容器2について図4乃至6を参照して説明する。図5において、(a)は容器1の展開状態を示し、(b)及び(c)は製造工程を示している。
本実施形態にかかる容器2はEF合紙などの厚めの紙で構成されている。また、折線a折線m及び折線pは1mm程度の厚みで折り曲げられている。すなわち、互いに数ミリ離れたa1とa2、p1とp2、及びm1とm2の二箇所ずつで折り曲げることにより曲げ部分に厚さを確保している。また、部材の厚さに対応するように、本体10と蓋体20とにおける各寸法の差は、上記第1実施形態における差の3倍程度としている。さらに、本実施形態では、厚さによって前内側部13及び前内蓋部23を押さえる構成であるため、第1実施形態1における返し部14、24が省略されている。
本容器2における係合端縁15a、25a及び係合切り欠き18a、28aは湾曲状に形成されている。左右内側部18及び左右内蓋部28において、係合切り欠き18a、28aは図中Y方向における外方寄りに形成されている。
さらに、係合切り欠き18a、28aより内側には補強部18b、28bが形成されている。補強部18b、28bは、三角形状を成している。前内側部13及び前内蓋部23をそれぞれ前側部12及び前蓋部22に被せる際に、連結部19、29とともに補強部18b、28bを挟み込むことにより角部が補強される。
なお、上記説明した本実施形態の主要部分以外については、第1実施形態と同様であるため、同符号を付して説明を省略する。
なお、上記説明した本実施形態の主要部分以外については、第1実施形態と同様であるため、同符号を付して説明を省略する。
本実施形態においても第1実施形態と同様の効果を得られる。さらに、補強部18b、28bにより、角部をより一層丈夫に構成することができるとともに、組立てる際の係合の作動感を向上することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して実施可能である。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1,2…容器、10…本体、20…蓋体、11…底部、21…蓋部、12…前側部、13…前内側部、23…前内蓋部、15,25…係合片、15a,25a…係合端縁、16…後側部、17…左右側部、27…左右蓋部、18…左右内側部、28…左右内蓋部、18a,28a…切欠縁、18b.28b…補強部、19.29…連結部。
Claims (3)
- 底部及び該底部に連結された複数の側部を有する本体と、前記側部のいずれかに連結された蓋部及び該蓋部に連結された複数の側部を有する蓋体とを備えた組立式の容器であって、
前記底部及び前記蓋部において互いに交叉する2方向に延びる第1辺及び第2辺にそれぞれ連結された第1側部及び第2側部と、
前記第1側部と前記第2側部とを連結する連結部と、
第1係合部を有し前記第1側部のうち前記第1辺と反対側の端部に連結された第1内側部と、
前記第2側部に形成され前記第1係合部に係合する第2係合部と、を備え、
前記第2側部及び前記連結部が、前記第2辺において折り畳まれ、前記第2側部が前記底部に重なり、前記連結部が前記第1側部に重なった状態において、前記連結部のうち前記第1側部側の一部と前記第1側部の端部とが接着されていることを特徴とする容器。 - 前記蓋部の第1方向における長さは前記底部の前記第1方向における長さより所定量大きく構成されているとともに、
前記第1方向において、前記蓋部の両側に形成された2つの第2側部の前記第1方向における長さの合計は、前記第1方向において前記底部の両側に形成された2つの第2側部の前記第1方向における長さの合計より前記所定量小さく構成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。 - 前記第1側部と第2側部のうちどちらか一方が起立させられると、前記連結部を介して他方が引き上げられて起立し、起立した前記第1側部の内面及び前記連結部を覆うように前記第1内側部が内側に折り畳まれると、前記第1係合部と前記第2係合部とが係合することを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
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