JP2007284007A - ブレーキ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロスストロークをなくして失陥時の操作感を向上させた負圧ブースタを提供する。
【解決手段】 ブレーキ踏力をアシストするブースタを備えたブレーキバイワイヤ搭載車両において、ブレーキペダルのストロークが伝達される油室と、マスタシリンダのサブシリンダと油室とを連通する第1油路と、サブシリンダとリザーバとを接続する第2油路と、第1油路の連通/遮断を行う常開制御弁と、第2油路の連通/遮断を行う常閉制御弁と、ストロークシミュレータのストロークを許可/規制するストローク規制手段とを設け、コントロールユニットは、ブースタによって前記マスタシリンダ圧を発生させる場合、常開制御弁および常閉制御弁を遮断するとともに、ストローク規制手段に対しストロークシミュレータのストロークを許可する指令を出力することとした。
【選択図】 図1
【解決手段】 ブレーキ踏力をアシストするブースタを備えたブレーキバイワイヤ搭載車両において、ブレーキペダルのストロークが伝達される油室と、マスタシリンダのサブシリンダと油室とを連通する第1油路と、サブシリンダとリザーバとを接続する第2油路と、第1油路の連通/遮断を行う常開制御弁と、第2油路の連通/遮断を行う常閉制御弁と、ストロークシミュレータのストロークを許可/規制するストローク規制手段とを設け、コントロールユニットは、ブースタによって前記マスタシリンダ圧を発生させる場合、常開制御弁および常閉制御弁を遮断するとともに、ストローク規制手段に対しストロークシミュレータのストロークを許可する指令を出力することとした。
【選択図】 図1
Description
本発明は車両のブレーキ制御装置に関し、特にブレーキ踏力をアシストするブースタに関する。
従来、ブレーキバイワイヤ車両における踏力補助用の負圧ブースタにあっては、マスタシリンダに接続するロッドとブレーキペダルとを離間させ、負圧によってロッドをストロークさせることによりマスタシリンダ圧を発生させている。これによりブレーキバイワイヤ制御時においてはブレーキペダルはストロークシミュレータの反力により操作感を付与される。
一方、ブレーキペダルを大きく踏み込んだ際にはブレーキペダルとロッドとが当接して踏力がロッドに伝達される構成となっており、失陥時にはブレーキペダルによって直接マスタシリンダ圧を発生させることが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
WO2004−005095
しかしながら上記従来技術にあっては、マスタシリンダに接続するロッドとブレーキペダルとが機械的に離間しているため失陥時にロスストロークが発生し、運転者に違和感を与えるという問題があった。
とりわけ、負圧ブースタによってマスタシリンダ圧を発生させる場合はブレーキペダルとロッドとの間隔が大きくなる。そのため、ブレーキペダル非操作状態で負圧ブースタを作動させている際(オートクルーズ制御等)に失陥した場合、ロスストロークがより大きくなってしまう。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ロスストロークをなくして失陥時の操作感を向上させた負圧ブースタを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、ブレーキペダルと、ホイルシリンダの液圧を制御する液圧ユニットと、前記液圧ユニットを介してホイルシリンダ圧を増圧するマスタシリンダと、前記ブレーキペダルにストロークを付与するストロークシミュレータと、前記マスタシリンダ内に設けられるピストンと、前記ピストンに接続するロッドと、前記ピストンによって隔成され、マスタシリンダ圧の増大に伴って容積が拡大するサブシリンダと、前記ロッドに接続し、空気圧により前記ロッドを介して前記ピストンをストロークさせることにより、前記マスタシリンダ圧を発生させるブースタと、前記ブレーキペダルのストロークに基づき、前記液圧ユニットを制御するコントロールユニットとを備えるブレーキ制御装置において、前記ブレーキペダルのストロークが伝達される油室と、前記サブシリンダと前記油室とを連通する第1油路と、前記サブシリンダとリザーバとを接続する第2油路と、前記第1油路の連通/遮断を行う常開制御弁と、前記第2油路の連通/遮断を行う常閉制御弁と、前記ストロークシミュレータのストロークを許可/規制するストローク規制手段とを設け、前記コントロールユニットは、前記ブースタによって前記マスタシリンダ圧を発生させる場合、前記常開制御弁および前記常閉制御弁を遮断するとともに、前記ストローク規制手段に対し前記ストロークシミュレータのストロークを許可する指令を出力することとした。
よって、ロスストロークをなくして失陥時の操作感を向上させた負圧ブースタを提供できる。
以下、本発明のブレーキ制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
[システム構成図]
実施例1につき図1ないし図7に基づき説明する。図1は本願ブレーキ制御装置のシステム構成図である。本願ブレーキ制御装置は、通常時は運転者のブレーキ踏力によらずホイルシリンダ圧を増圧する、いわゆるブレーキバイワイヤシステムを採用している。なお、ブレーキペダルBPの踏み込み方向をx軸負方向とする。
実施例1につき図1ないし図7に基づき説明する。図1は本願ブレーキ制御装置のシステム構成図である。本願ブレーキ制御装置は、通常時は運転者のブレーキ踏力によらずホイルシリンダ圧を増圧する、いわゆるブレーキバイワイヤシステムを採用している。なお、ブレーキペダルBPの踏み込み方向をx軸負方向とする。
ブレーキ制御装置は、負圧ブースタ1、ブレーキペダルBP、液圧ユニットH/U、コントロールユニットECU、ストロークシミュレータS/Sim、ストロークセンサS/Sen、マスタシリンダM/Cを有する。
ブレーキペダルBPのストロークおよび踏力FはストロークセンサS/Senにより検出され、コントロールユニットECUへ出力される。検出された実ストロークに基づき、コントロールユニットECUはホイルシリンダW/Cの液圧を演算して液圧ユニットH/Uへ液圧制御指令を出力する。
ブレーキペダルBPの負圧ブースタ1側にはペダル側シリンダ1bおよびペダル側ピストン1cが設けられ、ブレーキぺダルBPの踏み込みに応じてストロークするペダル側油室1a(油室)が隔成される。なお、ブレーキペダルBPはペダル側ピストン1cに接続するのみであり、負圧ブースタ1およびロッド3とは油圧を介してのみ接続する。
このペダル側油室1aは油路A1,A2からなる第1油路Aを介してマスタシリンダM/C内の第3油室D3(サブシリンダ室)に接続する。なお、第3油室D3はマスタシリンダM/C内に設けられた第2ピストン220とマスタシリンダハウジング20のx軸正方向端部壁20aにより隔成された油室である。
油路A1、油路A2の接続点Iからは油路A3が分岐し、ストロークシミュレータS/Simと接続する。また、マスタシリンダM/Cは油路Bおよび油路201,202を介してリザーバRSVと接続する。
負圧ブースタ1はケース11、隔壁12、および弾性膜13を備えている。ケース11はx軸方向を軸とする中空円盤状部材であり、内周の径方向端部全周にわたって弾性膜13が気密に接続する。弾性膜13は隔壁12とも気密に接続し、これによりケース11内部はx軸正、負方向側に隔成されて第1、第2空気室110,120を形成する。
隔壁12の中央部にはロッド3が接続する。このロッド3はx軸正方向端部において隔壁12と接続し、第2空気室120を通ってx軸負方向に延伸し、x軸負方向端部はマスタシリンダM/C内部に至る。したがって、第1空気室110の体積が大きくなり、第2空気室120の体積が小さくなった場合、ロッド3はx軸負方向にストロークする。
第2空気室120には真空ポンプ4が接続し、ポンプコントロールユニット5(以下、P.ECU5とする)の指令に基づき第2空気室120を負圧とする。第1空気室110は大気開放されており、真空ポンプ4によって第1、第2空気室110,120間に差圧を発生させることにより、第2空気室120の体積は減少してロッド3をx軸負方向にストロークさせる。
このP.ECU5は液圧ユニットH/Uおよび各電磁弁SS/V,Sel/V,RSV/Vを駆動するコントロールユニットECUとは別体に設けられ、液圧系の失陥時にはコントロールユニットECUと協調制御を行い、真空ポンプ4を駆動する。
また、第1、第2空気室110,120間には差圧制御バルブ14が設けられており、コントロールユニットECUの指令に基づき第1、第2空気室110,120間の連通/遮断を行う。連通量を切り替えることにより差圧量を調整し、第2空気室120の体積減少量を変化させてロッド3のストローク量を調節する。
マスタシリンダM/Cはマスタシリンダハウジング20を備え、x軸正方向側において負圧ブースタ1と当接する。マスタシリンダハウジング20の中空部Dにはx軸負方向側から第1、第2ピストン210,220が設けられ、第1、第2ピストン210,220はそれぞれ中空部Dの内周と当接して液密に画成し、x軸負方向側から順に第1、第2,第3油室D1,D2,D3を形成する。
第1、第2油室D1,D2にはそれぞれ第1、第2ばね230,240が設けられ、この第1、第2ばね230,240により第1、第2ピストン210,220はx軸正方向に付勢される。また、ロッド3は第3油室D3において第2ピストン220のx軸正方向側と当接する。
したがって、運転者のブレーキ操作が行われた場合、ロッド3はx軸負方向へ移動して第2ピストン220を介して第2ばね240をx軸正方向から押圧する。この押圧力は第1ピストン210を介して第1ばね230にも作用することで、ブレーキ操作時には第1、第2ばね230,240がx軸正方向から押圧されて収縮し、第1、第2油室D1,D2の容積が縮小する。
ブレーキ操作が行われない場合、ロッド3は移動しないため第2ピストン220に対し押圧力を発生させることはない。そのため、第1、第2ばね230,240は自由伸張状態となって第1、第2油室D1,D2は最大容積となる。
また、マスタシリンダM/Cは油路201,202を介してリザーバ7と接続するとともに、P,S系統の連通路31a,31bと接続する。油路201,202は、第1、第2油室D1,D2が最大容積となった場合にのみ第1、第2油室D1,D2に接続する。一方、連通路31a,31bは、第1、第2油室D1,D2の容積にかかわらず常に各油室D1,D2と接続するよう設けられている。
すなわち、油路201,202の開口部203,204は、第1、第2油室D1,D2が最大容積となった際に各油室D1,D2のx軸正方向端部付近に開口する。また、P系統連通路31aの開口部31cは第1油室D1のx軸負方向端部に設けられ、S系統連通路31bの開口部31dは、第2油室D2の最大容積時においてD2と接続し、最小容積時にもD2と接続する位置に設けられている。
したがって、ロッド3がx軸負方向にストロークして第1、第2油室D1,D2が縮小を開始すると同時に開口部203,204は閉塞され、容積減少に伴い各油室D1,D2の液圧はP,S系統連通路31a,31bに作用することとなる。
また、マスタシリンダハウジング20にはx軸方向の貫通孔20bが設けられ、この貫通孔20bにロッド3が液密に挿入されて第3油室D3に突出する。また、第3油室D3は油路Bを介してリザーバRSVと接続する。
油路A3上には常閉のストロークシミュレータバルブSS/V(ストローク規制手段)、油路A2上には常開の切換バルブSel/V(常開制御弁)が設けられている。また、油路B上には常閉のリザーバ切換バルブRSV/V(常閉制御弁)が設けられており、それぞれコントロールユニットECUにより制御される。
ストロークシミュレータバルブSS/Vを連通すると、ブレーキペダルBPのストロークに伴ってペダル側油室1aから作動油がストロークシミュレータS/Simに供給され、ストロークシミュレータS/Simのストロークが許可される。一方、ストロークシミュレータバルブSS/Vを遮断した場合、ペダル側油室1aからストロークシミュレータS/Simに対し作動油が供給されない状態となり、ストロークシミュレータS/Simのストロークが規制される。
切換バルブSel/Vの連通/遮断によってペダル側油室1aとマスタシリンダM/Cの第3油室D3との連通/遮断が切り換えられる。切換バルブSel/Vの連通時にストロークシミュレータバルブSS/Vを遮断することにより、ペダル側油室1aから排出された作動油はストロークシミュレータS/Simに吸収されることなく第3油室D3に作用する。
したがって、切換バルブSel/Vの連通、ストロークシミュレータバルブSS/Vの遮断により、ブレーキペダルBPのストロークを油圧を介して機械的にマスタシリンダM/Cに伝達させる構成となっている。そのためブレーキペダルBPとロッド3を物理的に当接させる必要はない。
[通常ブレーキ時]
通常ブレーキ制御時にはストロークシミュレータバルブSS/Vは開弁され、切換バルブSel/Vは閉弁される。これによりペダル側油室1aはストロークシミュレータS/Simと連通され、マスタシリンダM/Cの第3油室D3と遮断される。
通常ブレーキ制御時にはストロークシミュレータバルブSS/Vは開弁され、切換バルブSel/Vは閉弁される。これによりペダル側油室1aはストロークシミュレータS/Simと連通され、マスタシリンダM/Cの第3油室D3と遮断される。
したがって、ブレーキペダルBPのストロークに伴ってペダル側油室1aの作動油がストロークシミュレータS/Simに吸収され、ブレーキペダルBPに操作感を付与する。
ブレーキペダルBPのストロークに伴い真空ポンプ4が駆動され、第2空気室120が負圧となってロッド3がx軸負方向側にストロークする。これにより第2ピストン220がx軸負方向に移動して第1、第2油室D1,D2はそれぞれ体積が縮小してマスタシリンダ圧が発生する。これによりホイルシリンダW/Cを増圧する。
一方、第3油室D3の体積は拡大するため、リザーバ切換バルブRSV/Vを開弁して第3油室D3とリザーバRSVとを連通し、第3油室D3内の油量を確保する。
[システム失陥時]
システム失陥時には、常閉のストロークシミュレータバルブSS/Vは閉弁、常開の切換バルブSel/Vは開弁されてペダル側油室1aと第3油室D3とが連通される。一方、常閉のリザーバ切換バルブRSV/Vは閉弁され、ブレーキペダルBPのストロークに伴ってペダル側油室1aの作動油が第3油室D3に供給される。
システム失陥時には、常閉のストロークシミュレータバルブSS/Vは閉弁、常開の切換バルブSel/Vは開弁されてペダル側油室1aと第3油室D3とが連通される。一方、常閉のリザーバ切換バルブRSV/Vは閉弁され、ブレーキペダルBPのストロークに伴ってペダル側油室1aの作動油が第3油室D3に供給される。
このため、ブレーキペダルBPを踏み込むことにより第3油室D3の容積は拡大し、第2ピストン220がx軸負方向に移動してマスタシリンダ圧が発生し、ホイルシリンダW/Cを増圧する。これによりマニュアルブレーキが確保される。
このように、本願ブレーキ制御装置ではブレーキペダルBPとマスタシリンダM/Cとを油圧回路を介して機械的に接続することにより、マニュアルブレーキを確保している。
したがって、失陥時にブレーキペダルBPとロッド3とを当接させる必要がなく、ブレーキペダルBPとロッド3との間のクリアランスが存在しないため失陥時におけるロスストロークは存在しない。これによりオートクルーズ制御等、ブレーキペダルBPを操作していない状況下でシステム失陥が発生した場合であっても、ロスストロークを発生させることなく速やかにマニュアルブレーキに移行する。
上述のようにP.ECU5は液圧ユニットH/Uおよび各電磁弁SS/V,Sel/V,RSV/Vを駆動するコントロールユニットECUとは別体に設けられており、液圧系の失陥時においてはコントロールユニットECUと協調制御を行うことにより、真空ポンプ4を駆動して運転者によるマニュアルブレーキをアシストする。
[油圧回路]
図2は、ブレーキユニット2の油圧回路図である。ブレーキユニット2はP,S系統を有するタンデム型油圧回路である。ポンプPは一方向ポンプであり、モータMにより駆動される。ポンプPの吸入側は油路51,52及びイン側ゲートバルブ21,22を介してマスタシリンダM/Cと接続し、吐出側は油路53〜56及びインバルブ25〜28を介して各ホイルシリンダW/C(FL〜RR)と接続する。
図2は、ブレーキユニット2の油圧回路図である。ブレーキユニット2はP,S系統を有するタンデム型油圧回路である。ポンプPは一方向ポンプであり、モータMにより駆動される。ポンプPの吸入側は油路51,52及びイン側ゲートバルブ21,22を介してマスタシリンダM/Cと接続し、吐出側は油路53〜56及びインバルブ25〜28を介して各ホイルシリンダW/C(FL〜RR)と接続する。
油路53〜56はそれぞれアウトバルブ29〜32及び油路57,58を介してリザーバ41,42と接続し、油路51,52とともにポンプPの吸入側と接続する。さらに、インバルブ25〜28のポンプP側は油路61,62及びアウト側ゲートバルブ23,24を介してマスタシリンダM/Cと接続する。
アウト側ゲートバルブ23,24には、マスタシリンダM/Cへの逆流を防止するチェックバルブ33,34が並列に設けられている。また、各インバルブ25〜28にはそれぞれ各ホイルシリンダW/C(FL〜RR)への逆流を防止するチェックバルブ35〜38が並列に設けられている。
(増圧時)
増圧時には、イン側ゲートバルブ21,22及びインバルブ25〜28を開弁し、アウトバルブ29〜32を閉弁してポンプPを駆動する。ポンプ駆動によりマスタシリンダM/Cから作動油が汲み出され、油路51,52及び油路53〜56を介して各ホイルシリンダW/C(FL〜RR)に導入されて増圧が行われる。
増圧時には、イン側ゲートバルブ21,22及びインバルブ25〜28を開弁し、アウトバルブ29〜32を閉弁してポンプPを駆動する。ポンプ駆動によりマスタシリンダM/Cから作動油が汲み出され、油路51,52及び油路53〜56を介して各ホイルシリンダW/C(FL〜RR)に導入されて増圧が行われる。
(減圧時)
減圧時には、インバルブ25〜28を閉弁、アウトバルブ29〜32を開弁して各ホイルシリンダW/C(FL〜RR)の作動油をリザーバ41,42に還流することで減圧が行われる。
減圧時には、インバルブ25〜28を閉弁、アウトバルブ29〜32を開弁して各ホイルシリンダW/C(FL〜RR)の作動油をリザーバ41,42に還流することで減圧が行われる。
[従来例と本願実施例1における作用効果の対比]
従来、ブレーキバイワイヤ車両における負圧ブースタにあっては、通常時はマスタシリンダに接続するロッドとブレーキペダルとを離間させ、失陥時のみブレーキペダルをロッドに当接させてマスタシリンダ圧を発生させているが、ロッドとブレーキペダルとが離間しているため失陥時にロスストロークが発生し、運転者に違和感を与えるという問題があった。
従来、ブレーキバイワイヤ車両における負圧ブースタにあっては、通常時はマスタシリンダに接続するロッドとブレーキペダルとを離間させ、失陥時のみブレーキペダルをロッドに当接させてマスタシリンダ圧を発生させているが、ロッドとブレーキペダルとが離間しているため失陥時にロスストロークが発生し、運転者に違和感を与えるという問題があった。
また、負圧ブースタによるロッドのストローク方向とブレーキペダルのストローク方向が同一であるため、とりわけブレーキペダル非操作状態で負圧ブースタを作動させている際(オートクルーズ制御等)に失陥した場合にはロスストロークがより大きくなってしまう。
これに対し本願実施例1では、ブレーキ踏力をアシストする負圧ブースタ1を備えたブレーキバイワイヤ搭載車両において、ブレーキペダルBPのストロークによって容積が変化するペダル側シリンダ1aと、マスタシリンダM/Cの第3油室D3とペダル側シリンダ1aとを連通する第1油路Aと、第3油室D3とリザーバRSVとを接続する第2油路Bと、第1油路Aの連通/遮断を行う切換バルブSel/Vと、第2油路の連通/遮断を行う常閉制御弁と、ストロークシミュレータのストロークを許可/規制するストローク規制手段とを設け、コントロールユニットは、ブースタによって前記マスタシリンダ圧を発生させる場合、常開制御弁および常閉制御弁を遮断するとともに、ストローク規制手段に対しストロークシミュレータのストロークを許可する指令を出力することとした。
これにより、システム失陥時にはブレーキペダルBPのストロークは油圧を介して機械的にマスタシリンダM/Cに伝達され、ブレーキペダルBPとロッド3は物理的に当接させずにマニュアルブレーキを確保することが可能となる。
よって、ブレーキペダルBPとロッド3との間のクリアランスを詰めて当接させる必要がなく、オートクルーズ制御等、ブレーキペダルBPを操作していない状況下でシステム失陥が発生した場合であっても、失陥時におけるロスストロークを防止して運転者に与える違和感を抑制することができる。
実施例2につき図3に基づき説明する。基本構成は実施例1と同様であるため異なる点についてのみ説明する。実施例1ではストロークシミュレータS/Simとペダル側油室1aとは別体であったが、実施例2では一体部材として互いに隣接配置する点で異なる。
図3は実施例2におけるブレーキ制御装置のシステム構成図である。実施例2のマスタシリンダM/Cにも第1、第2ピストン210',220'が設けられ、実施例1と同様第1、第2油室D1,D2が隔成される。
第1ピストン210'は実施例1と同様であるが、第2ピストン220'は実施例1と異なり、x軸正方向側に段部221が設けられてx軸正方向側に突出する。この段部221にあわせ、実施例2のマスタシリンダハウジング20'もx軸正方向側に段部20cを有し、段部221,23bにより第4油室D4が形成される。
実施例1と同様、第2ピストン220とマスタシリンダハウジング20'のx軸正方向端部壁20aとの間には第3油室D3が形成される。したがって、実施例2では第1〜第3油室D1〜D3に加え第4油室D4が追加されることとなる。
また、実施例2ではストロークシミュレータハウジング300が設けられ、内部にピストン310,320が液密を保ってx軸方向摺動可能に収装される。ピストン310,320のx軸負方向側にはスプリング330,340がx軸方向伸縮可能に設けられ、これによりハウジング300にはx軸負方向側から2つの油室D5,D6が隔成される。
第5油室D5は油路Cを介して第4油室D4と、第6油室D6は油路Aを介して第3油室D3と接続される。また、第3、第4油室D3,D4はそれぞれ油路B、油路Eを介してリザーバRSVと接続する。したがって、第5、第6油室D5,D6はそれぞれ第4、第3油室D4,D3を介してリザーバRSVと接続することとなる。
また、ピストン320のx軸正方向側にはブレーキペダルBPが設けられ、運転者の操作によりピストン320をx軸負方向側にストロークさせる。運転者がブレーキペダルBPに踏力を加えた際、第5、第6油室D5,D6のうち少なくとも一方から作動油が排出されればピストン320がx軸負方向側に移動し、ブレーキペダルBPがストロークする。
油路B、油路Eにはそれぞれ常閉電磁弁V1,V2が設けられ、第3、第4油室D3,D4とリザーバRSVとの連通/遮断を切り換える。また、油路Aには常開電磁弁V3が設けられて第6油室D6と第3油室D3との連通/遮断を切り換える。
[第5油室の機能(ストロークシミュレータ)]
第5油室D5と第4油室D4を接続する油路C上にはバルブは設けられておらず、第4、第5油室D4,D5は常時連通状態にある。そのためブレーキペダルBPに踏力が加えられると、第5油室D5から第4油室D4へ作動油が排出される。
第5油室D5と第4油室D4を接続する油路C上にはバルブは設けられておらず、第4、第5油室D4,D5は常時連通状態にある。そのためブレーキペダルBPに踏力が加えられると、第5油室D5から第4油室D4へ作動油が排出される。
その際、油路E上の常開電磁弁V2を開弁することにより、第5油室D5から排出された作動油は第4油室D4を介してリザーバRSVに導入される。排出された作動油が第4油室D4に滞留せずそのままリザーバRSVに排出されるため、第4油室D4の圧力は変化しない。
したがって、油路Cと接続する第5油室D5は、油路E上の電磁弁V2の開弁により、第4油室D4の容積にかかわらずブレーキペダルBPの踏み込みに伴って容積変化する。これにより、第5油室D5は軸方向伸張するスプリング330によってブレーキペダルBPに反力を付与するストロークシミュレータS/Simとして機能する。
逆に、常開電磁弁V2を閉弁すれば第5油室D5の作動油はリザーバRSVに排出されず、第4、第5油室D4,D5は油路Cで接続された閉回路となる。そのため第4油室D4の体積が変化しない限り第5油室D5の容積も変化せず、第5油室D5からストロークシミュレータとしての機能が失われる。
これにより、電磁弁V2は開弁によって第5油室D5にストロークシミュレータとしての機能を許可し、閉弁によって機能を規制するストロークシミュレータバルブSS/Vとなる。
[第6油室の機能(ペダル側油室)]
油路A上の常開電磁弁V3を閉弁することにより第6油室D6内の作動油は逃げ場を遮断され、ブレーキペダルBPに踏力が加えられたとしても第6油室D6の容積は変化しない。したがって、常開電磁弁V3を閉弁することにより、ブレーキ踏力によって第6油室D6を介してピストン310をx軸負方向にストロークさせる。
油路A上の常開電磁弁V3を閉弁することにより第6油室D6内の作動油は逃げ場を遮断され、ブレーキペダルBPに踏力が加えられたとしても第6油室D6の容積は変化しない。したがって、常開電磁弁V3を閉弁することにより、ブレーキ踏力によって第6油室D6を介してピストン310をx軸負方向にストロークさせる。
一方、常開電磁弁V3開弁すれば第6油室D6と第3油室D3が連通され、油路B上の常開電磁弁V1が閉弁状態であれば第3油室D3の圧力が増加する。したがって、第6油室D6はブレーキペダルBPに直接接続し、ストロークが伝達されるペダル側油室1aとして機能する。
これにより、油路A上の常開電磁弁V3はペダル側油室1aと第3油室D3との連通/遮断を行う切換バルブSel/Vとなり、油路B上の常開電磁弁V2は非通電時に第3油室D3とリザーバRSVとを連通するリザーバ切換バルブRSV/Vとして機能する。
したがって、実施例2では第5、第6油室D5,D6がそれぞれペダル側油室1a、ストロークシミュレータS/Simとなるため、ペダル側油室1aとストロークシミュレータS/Simとをともにストロークシミュレータハウジング300内に一体に設けることで、装置の小型化を図っている。
[通常ブレーキ時]
通常ブレーキ制御時にはストロークシミュレータバルブSS/Vは開弁され、切換バルブSel/Vは閉弁される。ストロークシミュレータS/Simは第4油室D4を介してリザーバRSVと連通され、マスタシリンダM/Cの第3油室D3と遮断される。
通常ブレーキ制御時にはストロークシミュレータバルブSS/Vは開弁され、切換バルブSel/Vは閉弁される。ストロークシミュレータS/Simは第4油室D4を介してリザーバRSVと連通され、マスタシリンダM/Cの第3油室D3と遮断される。
したがって、ブレーキペダルBPのストロークに伴ってストロークシミュレータS/Simの作動油がリザーバRSVに吸収され、ストロークシミュレータS/Simに設けられたスプリング330によってブレーキペダルBPに操作感を付与する。
ブレーキペダルBPのストロークに伴い真空ポンプ4が駆動され、第2空気室120が負圧となってロッド3がx軸負方向側にストロークする。これにより第2ピストン220がx軸負方向に移動して第1、第2油室D1,D2はそれぞれ体積が縮小してマスタシリンダ圧が発生する。これによりホイルシリンダW/Cを増圧する。
一方、第3油室D3の体積は拡大するため、リザーバ切換バルブRSV/Vを開弁して第3油室D3とリザーバRSVとを連通し、第3油室D3内の油量を確保する。
[システム失陥時]
システム失陥時には、常開の切換バルブSel/Vは開弁されてペダル側油室1aと第3油室D3とが連通される。そのためブレーキペダルBPを踏み込むことによりペダル側油室1aおよびストロークシミュレータS/Simから作動油が排出され、ともに容積が小さくなる。
システム失陥時には、常開の切換バルブSel/Vは開弁されてペダル側油室1aと第3油室D3とが連通される。そのためブレーキペダルBPを踏み込むことによりペダル側油室1aおよびストロークシミュレータS/Simから作動油が排出され、ともに容積が小さくなる。
一方、常閉のリザーバ切換バルブRSV/VおよびストロークシミュレータバルブSS/Vは閉弁されており、第3、第4油室D3,D4の作動油はリザーバRSVに排出されない。したがってペダル側油室1a、ストロークシミュレータS/Simから排出された作動油は、第3、第4油室D3,D4に滞留して圧力を増加させる。
したがって、ブレーキペダルBPを踏み込むことにより第3、第4油室D3,D4は高圧となり、第2ピストン220がx軸負方向に移動してマスタシリンダ圧が発生する。これによりホイルシリンダW/Cを増圧し、これによりマニュアルブレーキを確保する。
[実施例2の効果]
実施例2においては、実施例1の構成を基本としてペダル側シリンダ1aとストロークシミュレータS/Simとを一体に設けた。これにより実施例1の効果に加え、装置の小型化を図ることができる。
実施例2においては、実施例1の構成を基本としてペダル側シリンダ1aとストロークシミュレータS/Simとを一体に設けた。これにより実施例1の効果に加え、装置の小型化を図ることができる。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
本願実施例では真空ポンプ4によって負圧を生成したが、エンジンのインテーク側に接続して負圧を生成することとしてもよい。この場合、コントロールユニットECUの指令がなくともエンジンによって負圧とされるため、システム失陥時においてもロッド3をストロークさせることができる。
また、本願実施例のブースタ1は負圧ブースタとしたが、加圧ブースタとしてもよい。
更に、上記各実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1に記載のブレーキ制御装置において、
前記ブースタの空気圧を制御する制御手段を設け、
前記制御手段は、前記コントロールユニットとは別体であること
を特徴とするブレーキ制御装置。
前記ブースタの空気圧を制御する制御手段を設け、
前記制御手段は、前記コントロールユニットとは別体であること
を特徴とするブレーキ制御装置。
液圧系の失陥時においてもロッドをストロークさせて運転者の踏力をアシストすることができる。
1 負圧ブースタ
1a ペダル側油室
1b ペダル側シリンダ
1c ペダル側ピストン
2 ブレーキユニット
3 ロッド
4 真空ポンプ
7 リザーバ
11 ケース
12 隔壁
13 弾性膜
14 差圧制御バルブ
20 マスタシリンダハウジング
20a x軸正方向端部壁
20b 貫通孔
20c 段部
21,22 イン側ゲートバルブ
23,24 アウト側ゲートバルブ
25〜28 インバルブ
29〜32 アウトバルブ
35〜38 チェックバルブ
53〜56 油路
31a,31b P,S系統連通路
31c,31d P,S系統連通路開口部
33,34 チェックバルブ
41,42 リザーバ
51,52 油路
57,58 油路
61,62 油路
110,120 第1、第2空気室
201,202 油路
203,204 開口部
210,220 第1、第2ピストン
221 段部
300 ストロークシミュレータハウジング
310,320 ピストン
330,340 スプリング
BP ブレーキペダル
A〜E 油路
D1〜D6 油室
I 接続点
ECU コントロールユニット
RSV リザーバ
H/U 液圧ユニット
I 接続点
M モータ
M/C マスタシリンダ
1a ペダル側油室
1b ペダル側シリンダ
1c ペダル側ピストン
2 ブレーキユニット
3 ロッド
4 真空ポンプ
7 リザーバ
11 ケース
12 隔壁
13 弾性膜
14 差圧制御バルブ
20 マスタシリンダハウジング
20a x軸正方向端部壁
20b 貫通孔
20c 段部
21,22 イン側ゲートバルブ
23,24 アウト側ゲートバルブ
25〜28 インバルブ
29〜32 アウトバルブ
35〜38 チェックバルブ
53〜56 油路
31a,31b P,S系統連通路
31c,31d P,S系統連通路開口部
33,34 チェックバルブ
41,42 リザーバ
51,52 油路
57,58 油路
61,62 油路
110,120 第1、第2空気室
201,202 油路
203,204 開口部
210,220 第1、第2ピストン
221 段部
300 ストロークシミュレータハウジング
310,320 ピストン
330,340 スプリング
BP ブレーキペダル
A〜E 油路
D1〜D6 油室
I 接続点
ECU コントロールユニット
RSV リザーバ
H/U 液圧ユニット
I 接続点
M モータ
M/C マスタシリンダ
Claims (2)
- ブレーキペダルと、
ホイルシリンダの液圧を制御する液圧ユニットと、
前記液圧ユニットを介してホイルシリンダ圧を増圧するマスタシリンダと、
前記ブレーキペダルにストロークを付与するストロークシミュレータと、
前記マスタシリンダ内に設けられるピストンと、
前記ピストンに接続するロッドと、
前記ピストンによって隔成され、マスタシリンダ圧の増大に伴って容積が拡大するサブシリンダと、
前記ロッドに接続し、空気圧により前記ロッドを介して前記ピストンをストロークさせることにより、前記マスタシリンダ圧を発生させるブースタと、
前記ブレーキペダルのストロークに基づき、前記液圧ユニットを制御するコントロールユニットと
を備えるブレーキ制御装置において、
前記ブレーキペダルと接続し、このブレーキペダルのストロークが伝達される油室と、
前記サブシリンダと前記油室とを連通する第1油路と、
前記サブシリンダとリザーバとを接続する第2油路と、
前記第1油路の連通/遮断を行う常開制御弁と、
前記第2油路の連通/遮断を行う常閉制御弁と、
前記ストロークシミュレータのストロークを許可/規制するストローク規制手段と
を設け、
前記コントロールユニットは、
前記ブースタによって前記マスタシリンダ圧を発生させる場合、前記常開制御弁および前記常閉制御弁を遮断するとともに、前記ストローク規制手段に対し前記ストロークシミュレータのストロークを許可する指令を出力すること
を特徴とするブレーキ制御装置。 - 請求項1に記載のブレーキ制御装置において、
前記油室と前記ストロークシミュレータを一体に設けたこと
を特徴とするブレーキ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006116558A JP2007284007A (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | ブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006116558A JP2007284007A (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | ブレーキ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007284007A true JP2007284007A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38756170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006116558A Abandoned JP2007284007A (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | ブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-04-20 JP JP2006116558A patent/JP2007284007A/ja not_active Abandoned
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080709 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20090704 |