JP2007282913A - 車椅子用ハブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブレーキドラム(3)が前記ハブ体(2)の一方端に同軸状に固定されており、前記回転力減衰装置(54)は、前記ブレーキドラム(3)の内周面に対して摩擦接触状態と非接触状態に変化し、且つ前記ハブ軸(22)に対して回り止め状態にある摩擦抵抗付与手段と、前記摩擦抵抗付与手段を前記ブレーキドラム(3)に対して前記摩擦接触状態に押し付ける力を調節する抵抗調節手段と、を具備し、前記摩擦抵抗付与手段は、操作部の操作に連動して前記摩擦接触状態と非接触状態に切替えられる。
【選択図】図2
Description
車椅子の車体フレーム(F)にナット(99)(99)で固定されるハブ(H)は、ハブ軸(22)と、これに対してベアリング(23)で回転自在に支持されるハブ体(2)を備えていると共に、ハブ体(2)の外端に形成されたハブフランジ(28)の外周近傍とリム(図示せず)の間には、スポーク(S)が張設されている。
前記ハブフランジ(28)には、下り坂での車椅子の暴走を防止する為、車輪の回転に抵抗を与える回転力減衰装置(54)が設けられている。
このものでは、平坦面での走行時には、スプライン軸(57)をバネ(58)の付勢力に抗してワイヤ(W)で引っ張り、これにより、スプライン軸(57)をアンカーブロック(B)の第2軸孔(56)から脱出させる。すると、ハブ軸(22)と回転力減衰装置(54)の連結が解除され、ハブ体(2)とハブ軸(22)の相対回転に対する抵抗が消失する。これにより、平坦面での円滑走行が確保できる。
又、オイルダンパを利用する回転力減衰装置(54)では、外気温変化等で性能が変化しても、該性能を調節して適正状態に戻すことができないという問題もあった。
『ハブ軸(22)に同軸状に外嵌されたハブ体(2)と、
前記ハブ軸(22)と前記ハブ体(2)との相対回転に抵抗を与える回転力減衰装置(54)を備えた、車椅子用ハブ』に於いて、季節の移り変わり等に基づく外気温変化にかかわらず、回転力減衰装置(54)の安定性能が確保できるようにする共に、該回転力減衰装置(54)の性能調節を可能にすることを課題とする。
上記課題を解決する為の請求項1に係る発明の解決手段は、
『ブレーキドラム(3)が前記ハブ体(2)の一方端に同軸状に固定されており、
前記回転力減衰装置(54)は、
前記ブレーキドラム(3)の内周面に対して摩擦接触状態と非接触状態に変化し、且つ前記ハブ軸(22)に対して回り止め状態にある摩擦抵抗付与手段と、
前記摩擦抵抗付与手段を前記ブレーキドラム(3)に対して前記摩擦接触状態に押し付ける力を調節する抵抗調節手段と、を具備し、
前記摩擦抵抗付与手段は、操作部の操作に連動して前記摩擦接触状態と非接触状態に切替えられる』ことである。
上記解決手段は次のように作用する。
下り坂での車椅子の暴走を防止するときは、ハブ体(2)の一方端に同軸状に固定されたブレーキドラム(3)に摩擦抵抗付与手段を摩擦接触させるように、操作部を操作する。すると、摩擦抵抗付与手段は、前記ハブ体(2)と同軸状のハブ軸(22)に回り止め状態にあるから、摩擦抵抗付与手段の前記摩擦接触により、ハブ体(2)とハブ軸(22)の相対回転に抵抗が生じて車輪の回転力が減衰される。即ち、下り坂での車椅子の暴走が防止される。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、
『前記摩擦抵抗付与手段は、
前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触・離反する摩擦ライニング(101)が固定された一対の回動自在な抵抗付与アーム(100)(100)と、
前記一対の抵抗付与アーム(100)(100)の自由端を接近させる方向に付勢する解除バネと、
前記一対の抵抗付与アーム(100)(100)の自由端相互で挟圧された状態で回動することにより前記自由端を相互に離反させて前記摩擦ライニング(101)を前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触させる回動カム(91)と、
前記摩擦ライニング(101)を前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触させるときとは逆の解除方向に前記回動カム(91)を回動させる解除レバーを具備し、
前記抵抗調節手段は、
前記摩擦ライニング(101)を前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触させる方向の回動カム(91)の回動力を増加させる向きに前記解除レバーを押す圧縮バネと、
前記圧縮バネの圧縮量を調節する圧縮量調節ネジを具備し、
前記解除レバーは、前記操作部の操作に連動して前記回動カム(91)を前記解除方向に回動させるように回動する』構成を採用できる。
このものでは、一対の抵抗付与アーム(100)(100)の自由端相互が、これらに挟圧された回動カム(91)の回動によって離反され、これにより、各抵抗付与アーム(100)に固定された摩擦ライニング(101)がブレーキドラム(3)の内周面に押圧されて摩擦接触状態になる。これにより、回転力減衰装置(54)が作動状態になり、下り坂での車椅子の暴走が防止できる。
請求項1又は2に係る発明に於いて、
『回動先端部が前記ブレーキドラム(3)の内周面に接近する方向にバネで付勢された回動自在な制動アーム(6)を前記ブレーキドラム(3)内に配設し、
前記制動アーム(6)の回動先端部には、前記制動アーム(6)の回動に伴なって前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触・離反する制動ライニング(60)が連設され、
前記制動ライニング(60)が前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触した状態では、前記制動アーム(6)の回動支点と前記回動先端部と前記ブレーキドラム(3)の回転中心が直線状に並ばないように構成し、
外周面が前記ブレーキドラム(3)の内周面に沿った円弧状に形成されているブレーキシュー(67)が、前記制動アーム(6)の前記回動先端部に前記回動方向へ首振り自在に設けられており、
前記ブレーキシュー(67)の外周面に前記制動ライニング(60)が添設されている』構成を採用できる。
このものでは、車椅子の後退時には、後述するように、制動アーム(6)がブレーキドラム(3)の内周面を突っ張るように押圧した状態(以下、「クサビ係合」という。)になる方向に車輪が回転するものとする。
請求項1〜3に係る発明に於いて、
『前記ブレーキドラム(3)の外周面を包囲する位置には、前記操作部の操作によって前記ブレーキドラム(3)の外周面を巻き締めるように内径が収縮するブレーキバンドが設けられている』ものでは、操作部を操作すると、ブレーキバンドの内径が収縮してブレーキドラム(3)の外周面を巻き締め、これにより、走行中の車椅子を随時制動させることができる。
請求項1、2に係る発明では、ブレーキドラム(3)の内周面に対して摩擦接触状態になる摩擦抵抗付与手段によって、ハブの回転を減衰させるようにしたからら、季節の移り変わり等に基づく外気温変化で粘性抵抗が変化するオイルダンパを用いる既述従来のものと相違し、外気温変化に関わらず、回転力減衰装置(54)の安定性能が確保できる。
[車椅子の構成]
図1に示すように、車椅子(1)の車体レーム(F)に設けられた肘置き(17)近傍の操作ボックス(16)には操作レバー(15)が装備されていると共に、操作レバー(15)の操作力は、ワイヤ(151)を介して、左右の車輪(10)のハブ(H)に組み込まれた後述の逆回転防止装置(5)、回転力減衰装置(54)、及び、駐車時に使用するブレーキ装置(P)に伝達されるようになっている。
又、介助者用の手押ハンドル(18)に取り付けられたブレーキレバー(11)は、ケーブル(111)を介してハブ(H)に組み込まれた前記ブレーキ装置(P)に繋がっている。
図3に示すように、ハブ(H)は車椅子(1)の車体フレーム(F)にナット(99)(99)で取り付けられていると共に、ハブ体(2)の一端には、車椅子(1)の肘置き(17)の近傍に設けられた操作レバー(15)やブレーキレバー(11)で操作されるブレーキ装置(P)と、上り坂での車椅子(1)の後退を防止する為の逆回転防止装置(5)と、下り坂での車椅子の暴走を防止する為の回転力減衰装置(54)が設けられている。以下、更に説明する。
図2に示すように、ハブ(H)は、ハブ軸(22)と、これに対してベアリング(23)で回転自在に支持されるハブ体(2)を備えている。
ハブ軸(22)に外嵌されたベアリング(23)は、玉押し(24)及び玉押しナット(25)によってハブ体(2)側に押し付けられ、これにより、ハブ体(2)はハブ軸(22)に回転自在に保持される。
車椅子(1)の肘置き(17)近傍の操作レバー(15)や、ブレーキレバー(11)で操作されるブレーキ装置(P)は、図2,3に示すように、ハブ体(2)の端部に一体形成されたブレーキドラム(3)の円筒状のドラム主体(31)の外周をブレーキバンド(8)で巻き締める機能を有している。
図2〜4に示すように、ブレーキバンド(8)は、ドラム主体(31)の外周面(32)に沿って湾曲したブレーキシュー(80)の内周面にブレーキライニング(81)を添設したものである。
図2に示すように、逆回転防止装置(5)は、ブレーキドラム(3)のドラム主体(31)の内周面を突っ張る様に押圧した状態(クサビ係合状態)になる一対の制動アーム(6)と、前記クサビ係合状態を解除させる方向に制動アーム(6)を回動させる切替リング(7)とを具備しており、これら制動アーム(6)や切替リング(7)はブレーキドラム(3)の内部に配設される。
図2に示すように、回転力減衰装置(54)は、ブレーキドラム(3)のドラム主体(31)の内周面(33)に対して接触・離反する摩擦ライニング(101)が外面に添設された円弧板(102)が一体化された一対の抵抗付与アーム(100)(100)を具備している。そして、これら抵抗付与アーム(100)(100)は、ブレーキドラム(3)内に配設されるようになっている。
上記逆回転防止装置(5)、回転力減衰装置(54)及び、ブレーキ装置(P)を択一的に作動させる為の切替器(A)は、図5,図6に示す構造を有している。
ブレーキカバー(4)の底板(42)の裏面上部には、切替レバー(35)の回動支点(351)がボルト(36)で回動自在に支持されていると共に、切替レバー(35)の回動端にはワイヤ(151)(操作レバー(15)に繋がっている)が接続されている。そして、ワイヤ(151)で引き上げられて切替レバー(35)が回動すると、切替レバー(35)の回動角度に応じて逆回転防止装置(5)、回転力減衰装置(54)及び、ブレーキ装置(P)が作動するようになっている。
ブレーキ装置(P)は、図5,図6に示すように、既述ブレーキバンド(8)の端部を引っ張る第1クランク(84a)によって、作動状態と非作動状態に切り替えられる。第1クランク(84a)の入力端に固定されたアングル部材(82)には、牽引棒(51)の下端が上下に貫通していると共に、該牽引棒(51)は、下端に螺合されたアンカーナット(87)でアングル部材(82)に結合されている。牽引棒(51)は、ブレーキカバー(4)の底板(42)裏面に立設された一対の平行な起立板(46)(47)に形成された透孔(460)(470)に対して摺動自在に挿通され、牽引棒(51)に螺合されたバネ受けブロック(48)とその上方の起立板(46)の間には、圧縮バネ(49)が介装されている。バネ受けブロック(48)に螺合されたビス(480)の頭部(481)は、図6に示すように、前記起立板(46)(47)の相互間を覆う切替具用カバー(40)のスリット(404)から上方に突出しており、該突出した頭部(481)は、切替レバー(35)の側縁に押されて移動する構造である。
回転力減衰装置(54)の解除レバー(94)に一端が連結されたワイヤ(W1)の他端を引っ張るワイヤ牽引具(62)は、図5,図7に示すように、一対の平行板(630)(630)を具備する断面U状のスライダー(63)と、前記平行板(630)(630)に回動自在に支持されたワイヤ固定軸(64)(ワイヤ(W1)が連結されている。)を具備していると共に、平行板(630)(630)には、λ状のアンカー板(66)の下部が軸(660)で回動自在に取り付けられている。アンカー板(66)は、軸(660)が貫通する回動脚(661)と、その先端から上下に分岐した頭部(662)及び係合脚(663)を具備しており、係合脚(663)はブレーキカバー(4)の底板(42)に開設された係合孔(420)に係脱するようになっている。
逆回転防止装置(5)は、図5,図6に示すように、既述した切替リング(7)の外周に突出する解放腕(70)に設けられた操作ピン(71)を引っ張るブロック(37)の往復移動によって、作動状態と非作動状態に切り替えられる。
図6に示すように、ブレーキカバー(4)の底板(42)に回動自在に支持された切替レバー(35)は、ボルト(36)側に位置する基端腕(352)に続く屈曲起立部(353)(図6に於いて紙面の手前へ屈曲起立している)の上端から水平アーム部(354)が屈曲した構成であり、水平アーム部(354)は切替具用カバー(40)の上面に沿って回動するようになっている。水平アーム部(354)の一方の側縁には、ブレーキ装置(P)を作動させる牽引棒(51)に連設されたビス(480)の頭部(481)が係合する係合凹部(355)が形成されている。
車椅子(1)の肘置き(17)の近傍に配設された操作ボックス(16)(図1参照)の上面には、図9に示すように、上り坂表示部(161)と、解除表示部(162)と、下り坂表示部(163)と、更に、駐車表示部(164)が前方からこの順序で表示されている。そして、これら上り坂表示部(161)〜駐車表示部(164)の側方の操作ボックス(16)上壁には、これら上り坂表示部(161)〜駐車表示部(164)の側方位置に操作レバー(15)を切り替える為の屈曲したレバーガイド溝(165)が開設されている。レバーガイド溝(165)の途中には、操作レバー(15)を上り坂表示部(161)〜駐車表示部(164)の側方に保持する為の第1係合凹部(166)と、第2係合水平部(167)と、第3係合凹部(168)と、第4係合凹部(169)が設けられている。
又、操作レバー(15)の回動操作力は、図1に現れるワイヤ(151)を介して切替器(A)の切替レバー(35)に伝達されるようになっている。
次に、操作レバー(15)を操作して逆回転防止装置(5)、回転力減衰装置(54)、及びブレーキ装置(P)を作動させる場合の動作説明をする。
先ず、駐車時にブレーキ装置(P)を作動させる場合を説明する。
操作レバー(15)を回動操作して駐車操作位置たる第4係合凹部(169)(図9参照)に係合させると、図5,図6に現れる切替レバー(35)がワイヤ(151)によって最上昇位置まで引き上げられる。すると、切替レバー(35)の上辺に形成された係合凹部(355)が牽引棒(51)の上部のバネ受けブロック(48)に設けられたビス(480)を引き上げ、ブレーキ装置(P)を作動させる為の第1クランク(84a)を上方に回動させる。すると、既述したように、第1クランク(84a)と第2クランク(84b)によってブレーキバンド(8)の両端がブレーキドラム(3)のドラム主体(31)に接近せしめられる。これにより、ドラム主体(31)がブレーキバンド(8)で巻き締められた状態に維持され、車輪(10)の回転が阻止された駐車状態になる。
次に、回転力減衰装置(54)を作動させる場合について説明する。
図9に示す解除操作位置たる第2係合凹部(167)に操作レバー(15)が係合している状態では、図5〜図7に現れる切替レバー(35)は、ワイヤ牽引具(62)のλ状のアンカー板(66)の頭部(662)を下方に押し、アンカー板(66)の係合脚(663)をブレーキカバー(4)の係合孔(420)に係合させた状態(図7の想像線の状態)に維持している。この状態では、ワイヤ牽引具(62)がワイヤ(W1)を牽引することにより、ワイヤ(W1)の他端に結合された解除レバー(94)の先端を引き上げた状態に維持している。この状態では、回転力減衰装置(54)を構成する各抵抗付与アーム(100)の自由端部(107)の相互間に介在された回動カム(91)が図8の姿勢にあり、抵抗付与アーム(100)の外周に設けられた摩擦ライニング(101)がブレーキドラム(3)のドラム主体(31)から離反した状態。即ち、回転力減衰装置(54)が非作動状態に維持され、これにより、平坦面での円滑走行が可能になる。
尚、回転力減衰装置(54)が作動した状態では、逆回転防止装置(5)を作動させる為の牽引具(12)は切替レバー(35)で上方へ押されていない。従って、後述するように、逆回転防止装置(5)は非作動状態に維持され、下り坂を、前向き及び後ろ向きの何れの姿勢で下ることもできる。
次に、逆回転防止装置(5)の動作を説明する。
図9に示す操作ボックス(16)に形成された解除操作位置たる第2係合凹部(167)に操作レバー(15)が係合した状態では、逆回転防止装置(5)を作動させる為の牽引具(12)は切替レバー(35)の上辺で押し上げられている。この状態では、上記牽引具(12)から下方に延びる牽引棒(39)(図6参照)の下端のブロック取付板(38)は圧縮バネ(391)の付勢力に抗して上昇しており、逆回転防止装置(5)用の切替リング(7)に取り付けられた操作ピン(71)は最上昇位置に保たれている。操作ピン(71)が最上昇位置にあるときには、切替リング(7)の解放腕(70)は、逆回転防止装置(5)を構成する制動アーム(6)の裏面に突出した結合ピン(69)の係合突出部(69a)に係合し(図3では、解放腕(70)が係合突出部(69a)に対して紙面の裏面側から手前側に係合している)、この状態で、解放腕(70)が制動アーム(6)をバネ(65)の圧縮方向へ回動させている。
尚、手押ハンドル(18)に取り付けられたブレーキレバー(11)を操作した場合には、ワイヤ(111)で第1クランク(84a)の入力端が引き上げられ、これにより、既述したようにブレーキバンド(8)がブレーキドラム(3)のドラム主体(31)を巻き締めて制動力が生じる。
(3)・・・ブレーキドラム(3)
(6)・・・制動アーム
(8)・・・ブレーキバンド
(22)・・・ハブ軸
(54)・・・回転力減衰装置
(60)・・・制動ライニング
(65)・・・バネ
(67)・・・ブレーキシュー
(91)・・・回動カム(91)
(94)・・・解除レバー
(100)・・・抵抗付与アーム(100)
(101)・・・摩擦ライニング(101)
(112)・・・解除バネ
(940)・・・圧縮バネ
(941)・・・圧縮量調節ネジ
Claims (4)
- ハブ軸(22)に同軸状に外嵌されたハブ体(2)と、
前記ハブ軸(22)と前記ハブ体(2)との相対回転に抵抗を与える回転力減衰装置(54)を備えた、車椅子用ハブに於いて、
ブレーキドラム(3)が前記ハブ体(2)の一方端に同軸状に固定されており、
前記回転力減衰装置(54)は、
前記ブレーキドラム(3)の内周面に対して摩擦接触状態と非接触状態に変化し、且つ前記ハブ軸(22)に対して回り止め状態にある摩擦抵抗付与手段と、
前記摩擦抵抗付与手段を前記ブレーキドラム(3)に対して前記摩擦接触状態に押し付ける力を調節する抵抗調節手段と、を具備し、
前記摩擦抵抗付与手段は、操作部の操作に連動して前記摩擦接触状態と非接触状態に切替えられる、車椅子用ハブ。 - 請求項1に記載の車椅子用ハブに於いて、
前記摩擦抵抗付与手段は、
前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触・離反する摩擦ライニング(101)が固定された一対の回動自在な抵抗付与アーム(100)(100)と、
前記一対の抵抗付与アーム(100)(100)の自由端を接近させる方向に付勢する解除バネと、
前記一対の抵抗付与アーム(100)(100)の自由端相互で挟圧された状態で回動することにより前記自由端を相互に離反させて前記摩擦ライニング(101)を前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触させる回動カム(91)と、
前記摩擦ライニング(101)を前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触させるときとは逆の解除方向に前記回動カム(91)を回動させる解除レバーを具備し、
前記抵抗調節手段は、
前記摩擦ライニング(101)を前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触させる方向の回動カム(91)の回動力を増加させる向きに前記解除レバーを押す圧縮バネと、
前記圧縮バネの圧縮量を調節する圧縮量調節ネジを具備し、
前記解除レバーは、前記操作部の操作に連動して前記回動カム(91)を前記解除方向に回動させるように回動する、車椅子用ハブ。 - 請求項1又は請求項2に記載の車椅子用ハブに於いて、
回動先端部が前記ブレーキドラム(3)の内周面に接近する方向にバネで付勢された回動自在な制動アーム(6)を前記ブレーキドラム(3)内に配設し、
前記制動アーム(6)の回動先端部には、前記制動アーム(6)の回動に伴なって前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触・離反する制動ライニング(60)が連設され、
前記制動ライニング(60)が前記ブレーキドラム(3)の内周面に接触した状態では、前記制動アーム(6)の回動支点と前記回動先端部と前記ブレーキドラム(3)の回転中心が直線状に並ばないように構成し、
外周面が前記ブレーキドラム(3)の内周面に沿った円弧状に形成されているブレーキシュー(67)が、前記制動アーム(6)の前記回動先端部に前記回動方向へ首振り自在に設けられており、
前記ブレーキシュー(67)の外周面に前記制動ライニング(60)が添設されている、車椅子用ハブ。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載の車椅子用ハブに於いて、
前記ブレーキドラム(3)の外周面を包囲する位置には、前記操作部の操作によって前記ブレーキドラム(3)の外周面を巻き締めるように内径が収縮するブレーキバンドが設けられている、車椅子用ハブ。
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-
2006
- 2006-04-18 JP JP2006114750A patent/JP2007282913A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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