JP2007282649A - 食器洗浄機および食器洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たに洗剤液飛散手段や別の水量検出手段を設けず、水道圧などの外的要因に影響されることなく、所望の濃度の洗剤液を生成し、被洗浄物に標準濃度より高い濃度の洗剤液を噴射する食器洗浄機および食器洗浄方法を得る。
【解決手段】制御部10の指令により給水機構3は水道水を洗浄槽2へ給水を行い、洗浄ポンプ7は間欠駆動される。制御部10は、エア噛み検出部9からの信号により洗浄ポンプ7のエア噛みを検出すると、給水機構3を停止して、標準濃度より高い濃度の洗剤液で洗浄ポンプ7を駆動制御する。また、洗浄完了後、洗浄ポンプ7を停止して再び制御部10の指令により給水機構3は給水を行う。水位検出部4が洗浄槽内に給水された水の通常洗浄に必要な標準水量を検出すると給水機構3を停止して、標準濃度の洗剤液で洗浄ポンプ7を駆動制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、洗浄槽内へ給水された洗剤液およびすすぎ水を洗浄ポンプで加圧し、回転可能な洗浄ノズルから洗剤液及びすすぎ水を噴射することで洗浄槽内に配置された食器類の洗浄を行う食器洗浄機および食器洗浄方法に関するものである。
従来の食器洗浄機は洗浄性能向上のため、通常洗浄で使用される洗剤液の標準濃度より高濃度の洗剤液を食器などの被洗浄物に飛散して付着させ、所定の時間放置後洗浄するようにしている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−52470号公報(第4−5頁、図1)
しかしながら従来の食器洗浄機では、洗浄ノズルとは別に洗剤液飛散手段を備え、さらに使用者が投入する標準量の洗剤から標準濃度より高濃度の洗剤液を生成するために必要な所定量の水を給水する構成として、給水量が所定量の水量に達したか否かを検出する水量検知手段を設けて行うようにしている。この水量検知手段は、本洗浄工程で使用する水量を検出する水量検知手段とは別に設けられていた。このように従来の食器洗浄機では洗剤液飛散手段と標準濃度より高濃度の洗剤液を生成するための水量を検出する専用の水量検出手段を追加的に設ける必要があり、その結果として食器洗浄機内に複数の水量検出手段を設ける必要があった。また洗浄ノズルとは別の洗剤液飛散手段や複数の水量検出手段を設けることは食器洗浄機本体の小型化や、低コスト化を阻む要因となるものであった。
また、標準濃度より高濃度の洗剤液を生成するための給水方法として、所定の時間給水機構を動作させて給水を行う方法も示されているが、水道圧の違いにより給水量が異なってしまい、所望の濃度の洗剤液生成が困難になるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、目的は本洗浄工程で使用する水量を検出する水量検出手段のみで、新たに洗剤液飛散手段や別の水量検出手段を設けることなく、さらに水道圧などの外的要因によって影響されることなく所望の濃度の洗剤液を生成し、食器などの被洗浄物に標準濃度より高濃度の洗剤液を噴射することができる食器洗浄機および食器洗浄方法を得ることである。
この発明に係る食器洗浄機は、洗浄槽と、外部から水を前記洗浄槽内に供給する給水機構と、この給水機構によって前記洗浄槽内に供給された水と予め前記洗浄槽内に投下された所定量の洗剤とから生成される洗剤液を加圧して送り出す洗浄ポンプと、この洗浄ポンプによって送り出された洗剤液を前記洗浄槽内に配置された被洗浄物に噴射するノズルと、前記洗浄ポンプのエア噛みを検出するエア噛み検出部と、前記洗浄槽内に給水される通常洗浄に必要な標準水量を検出する水位検出部と、前記エア噛み検出部からの検出値または前記水位検出部の検出値に基づいて前記洗浄ポンプまたは前記給水機構を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記エア噛み検出部の検出値と第1の設定値とに基づいてエア噛みなしと判定するまでの間、前記洗浄ポンプを駆動しながら前記給水機構を動作させて、第1の濃度の洗剤液を生成し、
この第1の濃度の洗剤液生成後、第1の設定時間に至るまでの間、前記給水機構を停止し、この間に前記洗浄ポンプを駆動して前記第1の濃度の洗剤液を前記洗浄ノズルから前記被洗浄物に噴射させて洗浄し、
この第1の濃度の洗剤液による洗浄の後、前記水位検出部からの検出信号を受けるまでの間、前記給水機構を再び動作させて第2の濃度の洗剤液を生成し、
この第2の濃度の洗剤液生成後、第2の設定時間に至るまでのあいだ、前記給水機構を停止し、この間に前記洗浄ポンプを動作させて前記洗浄ノズルから前記第2の濃度の洗剤液を前記被洗浄物に噴射させるように構成したものである。
この発明に係る食器洗浄機は、水道圧などの外的要因による影響を受けずに第1の給水工程において洗浄ポンプが動作した場合にエア噛みを起さない程度の必要最低限の水量でばらつき無く給水することができ、所望の濃度の洗剤液を生成することが可能になる。
また、エア噛みを起さない程度の必要最低限の水量で第1の洗浄工程を実施するため、標準濃度より高濃度の洗剤液を被洗浄物へ噴射することが可能である。
さらに、第1の洗浄工程実施後、通常洗浄に必要な水量を給水し第2の洗浄工程を実施するので洗浄性能を向上することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における食器洗浄機の構成を示す構成図である。
図において、食器洗浄機1は食器洗浄機本体1aと食器洗浄機本体1aの上部に設けられた蓋1bとから構成されている。また、食器洗浄機本体1aには、例えば外部の水道から洗浄及びすすぎに使用する水を洗浄槽2内へ給水するための給水機構3が設けられている。洗浄槽2内に設けられた水位検出部4で給水機構3から給水される水について洗浄に必要な標準水量を検出する。また、洗浄槽2の中には被洗浄物である食器5を配置するためのカゴ6が備えられている。洗浄槽2は給水される水によって最初に水が溜まる凹部14を設けており、この凹部14に給水された水によって、水没する位置に配設されたヒータ13で洗剤液は加熱されるとともに、モータ7a及び羽(図示せず)及びケーシング7bで構成された洗浄ポンプ7によって加圧され、洗浄ポンプ7に回転可能な状態で取り付けられた洗浄ノズル8へ送出する構成となっている。
洗浄ノズル8へ送出された洗剤液は洗浄ノズル8に複数設けられた噴射口8aから噴射され、噴射の反力によって洗浄ノズル8が回転する。洗浄ポンプ7には洗浄ポンプの回転数すなわちモータ7aの回転数を検出するモータ回転数検出部9を備える。モータ回転数検出部9はホール素子などで構成され、モータが1回転する毎に回転軸の一部に埋め込まれた磁性体(磁石など)によって1回発生する磁気を電気信号に変換する。次に、この電気信号をの単位時間当たりの発生回数を数えることで上記モータの回転数を検出し、検出信号をディジタル信号に変換して制御部10へ送る。制御部10は、給水機構3や水位検出部4や洗浄ポンプ7やモータ回転数検出部9や排水機構11を制御するものである。具体的にはCPU、ROM、RAMと実行のためのソフトウェアと制御に必要なハードウェアで構成されるものである。制御部10の動作は例えば、モータ回転数検出部9からの検出信号を受けて、洗浄ポンプ7の駆動制御を行い、水位検出部4からの検出信号に基づいて給水機構3の給水制御を行い、洗浄終了後、排水機構11の制御を行う。これにより洗浄槽2内の洗剤液は排水機構11によって、食器洗浄機1の外部に排水される。さらに洗浄時に食器5に付着していた残さいを捕集するフィルター12を洗剤液が洗浄槽2と洗浄ポンプ7を循環する経路に設置される構成となっている。
図2は本実施の形態1における制御部10の動作概要を示すフローチャートであり、ステップ1(以降、S1と記す)で実行される第1の給水工程と、S2で実行される洗剤液加熱工程と、S3で実行される洗浄ポンプ間欠駆動(第1の洗浄工程)と、S4で実行される第2の給水工程と、S5で実行される洗浄ポンプ駆動(第2の洗浄工程)とから構成される。
また、図3は図2のS1で実行される第1の給水工程を示すフローチャートであり、図4は図2のS2で実行される洗剤液加熱を示すフローチャートであり、図5は図2のS3で実行される洗浄ポンプ間欠駆動(第1の洗浄工程)を示すフローチャートであり、図6は図2のS4で実行される第2の給水工程を示すフローチャートであり、図7は図2のS5で実行される洗浄ポンプ駆動(第2の洗浄工程)を示すフローチャートである。また、図8は図3のS32で実行される洗浄ポンプ間欠駆動を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態1の動作について図1〜図7を用いて説明する。
標準量の洗剤を食器洗浄機本体1aの洗浄槽2内へ投入し被洗浄物である食器5を洗浄槽内に配置し使用者が開始のスイッチ(図示せず)を入れることで食器洗浄機1の一連の動作が開始されるものとして動作を説明する。
動作開始後、制御部10は図2のS1において第1の給水工程を実行する。即ち、制御部10は、給水機構3に対して給水動作を開始するように指令する(図3のS31)。これにより、給水機構3による洗浄槽2内への給水が開始される。
次に、制御部10は洗浄ポンプ7に対して、間欠駆動を行うように指令する(S32)。即ち、制御部10はカウンタの初期化(カウンタのクリア)を行い(S81)、次に洗浄ポンプ7に対して、駆動を開始し(S82)、予め設定された時間t21が経過するまで駆動を続け(S83)、この時間t21が経過したら駆動を停止し(S84)、予め設定された時間t22が経過するまで停止を続け(S85)、この時間t22が経過したらカウンタを1つカウントアップし(S86)、予め設定された値nと比較して(S87)、カウンタが設定値よりも小さければS82に戻り、カウンタが設定値と等しいかそれ以上であればリターンする。即ち、カウンタの値が設定値に達するまで上記ポンプを所定時間t21だけ駆動してから所定時間t22の間停止するという動作をn回繰り返し実行するように指令する。
なお、上記の所定時間t21およびt22は数100m秒程度の短い時間である。
これにより、洗浄ポンプ7は所定の時間だけ駆動されて所定時間停止するという間欠駆動を実行する。
この洗浄ポンプ7の間欠駆動は後述のエア噛み発生の有無を判断するためのものであり、洗浄ポンプに水が満たされてエア噛みが発生しなくなるまでの比較的短い時間だけ駆動されるものである。
次に、制御部10は、図3のS33において、エア噛みが発生していないか否か調べる。
この場合、洗浄ポンプ7が間欠運転をしている間に、モータ回転数検出部9が洗浄ポンプ7の回転数即ち、モータ7aの回転数をホール素子で検出し、制御部10がその検出結果と制御部10に予め設定されているモータ回転数との比較を行う。
エア噛み発生の場合には洗浄ポンプ内に空気が入り込み軽負荷状態であるため制御部10からのモータ7に対する設定されている回転数指令値に対して、モータ回転数検出部9で検出した実際の回転数の方が高くなっていればエア噛みが発生していると判断する。エア噛みが発生している場合には、ノズルから噴き出す洗剤液の水圧が空気混在により低くなるため、洗剤液が食器などの被洗浄物に届かないという問題が発生する。そこで、洗浄を始める前に洗浄ポンプ内が水で満たされ、エア噛みが発生しなくなるまで給水を継続する必要がある。従って、制御部10がエア噛み発生であると判断した場合には、S32に戻り再び洗浄ポンプ間欠駆動を継続するように洗浄ポンプ7に指令する。しかして、洗浄ポンプ7は、制御部10からの指令によりエア噛みが発生しなくなるまで間欠駆動を継続し、同時に給水動作も継続する。
続いてS33においてエア噛みの発生無しと判断した場合には制御部10は、給水機構3に対して給水動作を停止する(S34)ように指令する。これにより、給水機構3は給水動作を停止する。ここまでの(S31からS34までの)第1の給水工程によって、洗浄槽2内には洗浄ポンプ7が間欠動作を行ってエア噛み発生がない状態で洗浄ノズル8から噴射可能な最低限の水量が給水されたことになる。
洗浄槽2内の凹部14にはこの第1の給水工程で給水された水で生成された洗剤液が溜まっており、洗浄ポンプ7の間欠駆動停止後、制御部10は、図2のステップ2(S2)において、洗剤液加熱を行う。すなわち、制御部10は、洗剤液加熱を開始し(図4のS41)、設定温度に到達するまで加熱を継続し(S42)、設定温度に到達したら洗剤液加熱を停止する(S43)ようにヒータ13に指令する。これにより、ヒータ13は洗剤液を適温まで加熱するので洗剤の溶解が促される。ここまで(S1からS2)の一連の動作で標準量を投入された洗剤に洗浄ポンプ7の駆動に必要な最低限の水量が給水され、標準濃度より高濃度の洗剤液が生成される。
なお、ヒータ13による洗剤液の加熱は、第1の給水工程を実行しながら行うようにしてもよい。
次に、制御部10は、図2のS3において、洗浄ポンプ間欠駆動(第1の洗浄工程)を行う。すなわち、制御部10はカウンタの初期化(カウンタのクリア)を行い(図5のS51)、次に洗浄ポンプ7に対して、駆動を開始し(S52)、予め設定された時間t51が経過するまで駆動を続け(S53)、この時間t51が経過したら駆動を停止し(S54)、予め設定された時間t52が経過するまで停止を続け(S55)、この時間t52が経過したらカウンタを1つカウントアップし(S56)、予め設定された値nと比較して(S57)、カウンタが設定値よりも小さければS52に戻り、カウンタが設定値と等しいかそれ以上であればリターンする。即ち、カウンタの値が設定値に達するまで上記ポンプを所定時間t51だけ駆動してから所定時間t52の間停止するという間欠駆動の動作をm回繰り返し実行するように指令する。これにより、洗浄ポンプ7は標準濃度より高濃度の洗剤液が生成された状態で、予め設定された時間のあいだ間欠駆動される。この洗浄ポンプ7の間欠駆動により、標準濃度より高濃度の洗剤液は洗浄ノズル8から噴射され、洗浄槽2内に配置された食器5などの被洗浄物に散布される(第1の洗浄工程)。この第1の洗浄工程によって標準濃度より高濃度の洗剤液が食器5に付着している汚れを化学的に分解する作用を行う。この第1の洗浄工程での洗浄ポンプ7の駆動は、第1の給水工程中における洗浄ポンプ7の間欠動作によって洗浄ノズル8から噴射される水量と、第1の洗浄工程における洗浄ポンプの間欠動作によって洗浄ノズルから噴射される洗剤液の水量が略同量となるように制御される。
その後、制御部10は、図2のS4において、第2の給水工程を実行する。即ち、制御部10は、給水動作を開始した(図6のS61)後、給水量が標準水位を検出したか否かを調べ(S62)、標準水位を検出しない間は給水を継続し、標準水位を検出したら給水動作を停止する(S63)ように給水機構3に対して指令する。この指令により、給水機構3による洗浄槽2内への給水が開始され、再度給水機構3により洗浄槽2内へ給水が行われる。そして、水位検出部4で洗浄に必要な標準水量を検出するまで給水動作を行い、水位検出部4で標準水量を検出したら給水動作を停止する。なお、給水量が標準水位に達したか否かは水位検出部4によって監視され、水位検出部4が標準水位に達したら、水位検出部4から電気的な検出信号が生成され、この検出信号を制御部10が受けることで給水量が標準水位に達したと判断する。ここまでの第2の給水動作(S61からS63)によって、第1の給水工程で生成された標準濃度より高濃度の洗剤液は、標準濃度の洗剤液に希釈された状態となる。
次に、制御部10は、図2のS5において、洗浄ポンプ駆動(第2の洗浄工程)を行う。即ち、制御部10は洗浄ポンプ7に対して、駆動を開始し(S71)、予め設定された時間t71が経過するまで駆動を続け(S72)、この時間t71が経過したら駆動を停止(S73)するように指令してリターンする。これにより、洗浄ポンプ7は駆動され第2の給水工程で標準濃度となった洗剤液による洗浄動作(第2の洗浄工程)を所定時間実行する。この第2の洗浄工程では、被洗浄物に付着している汚れに対し、標準濃度となった洗剤液中の洗剤による化学的作用と、洗浄ノズル8から噴射される水勢によって本洗浄を行う動作となる。
次に、制御部10は図2のS6において、排水工程を実施する。即ち、制御部10は排水機構11に対して所定時間排水するように指令する。これにより、第2の洗浄工程終了後、排水機構11は、排水に十分な時間のあいだ駆動された後停止する。これにより洗浄槽2内の洗剤液はすべて排水機構11によって、食器洗浄機1の外部に排水される。すべての洗剤液は洗浄槽2外に排水される。これについては、本発明の範囲外なので詳細説明を省略する。続いて、最終工程として、制御部10は、図2のS7において、すすぎ工程を実施する。これも本発明の範囲外なので詳細説明を省略する。
以上のように、本実施の形態1では、標準量の洗剤が投入された洗浄槽内に、洗浄ポンプが間欠動作を行ってエア噛み発生がない状態で洗浄ノズルから噴射可能な必要最低限の水量が給水されるようにしているので、水道圧のばらつきに影響を受けることなく所望の給水量を確保することができ、標準濃度より高濃度の洗剤液を生成することができる。
また、第1の給水工程において洗浄ポンプ7がエア噛みしないだけの給水量を確保するようにしているので、第1の洗浄工程において洗浄ノズルから充分に被洗浄物に標準濃度より高濃度の洗剤液を散布することが可能になるので、付着した汚れに対し洗剤の化学的作用を行わせることができ、洗浄力を向上することができる。
また、洗浄槽2には第1の給水工程で給水される水によって最初に水が溜まる凹部を設け、さらに凹部に配設されたヒータによって第1の洗浄工程前に加熱するようにしているので、洗剤の溶解を早めることができ洗浄全体にかかる時間を短縮できるという効果がある。
また、第2の給水工程において標準濃度より高濃度の洗剤液を標準濃度まで希釈するようにしているため、第2の洗浄工程後に行われるすすぎ工程での時間を短縮できるという効果がある。
さらに、第1の洗浄工程での洗浄ポンプの駆動は、第1の給水工程中の制御部10がエア噛みでないと判定した時における洗浄ポンプの間欠駆動によって洗浄ノズルから噴射される水量と略同量となるように制御されるようにしているため、第1の洗浄工程でのエア噛みの発生を確実に抑制することができるという効果がある。
本実施の形態1では、第1の洗浄工程での洗浄ポンプの駆動は、第1の給水工程中における洗浄ポンプの間欠駆動によって洗浄ノズルから噴射される水量と略同量になるよう制御されるものとして説明したが、第1の洗浄工程での洗浄ポンプの駆動を、第1の給水工程中の制御部10がエア噛みでないと判定した時における洗浄ポンプの間欠駆動によって洗浄ノズルから噴射される水量よりも少なく動作させるとよりエア噛みの発生を抑制することができる。
また、さらなる洗浄力向上のために、第2の給水工程実行後、標準濃度となった洗剤液をヒータによって適温まで加熱し、第2の洗浄工程を実行するように動作させることで一層の洗浄力向上が可能になる。
なお、本実施の形態1では、第2の洗浄工程において、予め設定された時間t71が経過するまでの間洗浄ポンプ7を連続駆動する旨説明したが、第2の洗浄工程における洗浄ポンプ7の駆動方法はこれに限定するものでないことはいうまでもない。例えば、第1の洗浄工程と同様に洗浄ポンプ7を間欠駆動しても良いし、間欠でなく洗浄ポンプ7の回転数を周期的に変化させる強弱駆動方法でも良い。これらの場合も上記と同様の効果を奏する。
また、本実施の形態1では洗浄ポンプ7のエア噛み状態を検出する方法として、モータ7aの回転数を検出する方法を説明したが、回転数ではなくモータ7aに流れる負荷電流を電流センサなどにより検出する構成としてエア噛みを判断するようにしてもよい。この場合も制御部10に予め設定された正常な負荷電流値との違いによりエア噛みか否かを判断するようにする。このようにモータ7aの回転数や負荷電流の検知方法は、モータ7aの異常を検出する保護回路と兼用する構成としても良い。この場合も上記と同様の効果を奏する。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、第1の給水工程において給水動作を行いながら、洗浄ポンプを駆動させるようにしたものであるが、次に第1の給水工程において給水動作と洗浄ポンプ駆動を交互に行うようにする実施の形態を示す。
本実施の形態2で説明する食器洗浄機の構成および制御部10の構成は、実施の形態1で説明した図1〜図12において図3の第1の給水工程の代わりに図9の第1の給水工程を置き換えたものである。実施の形態1と同様の部分については詳細説明を省略する。
図9は本実施の形態2の動作を説明するフローチャートである。
次に、図1、図9を用いて本実施の形態2の動作を説明する。
食器洗浄機1に標準量の洗剤を洗浄槽2内へ投入し被洗浄物である食器5を洗浄槽内に配置し使用者が開始のスイッチ(図示せず)を入れることで食器洗浄機1の一連の動作が開始されるものとして動作を説明する。
動作開始後、制御部10は図2のS1において第1の給水工程を実行する。即ち、制御部10は、給水機構3に対して給水動作を開始し(図9のS91)、予め設定された時間経過するまでの間給水を継続し(S92)、設定時間が経過したら給水を停止する(S93)ように指令する。これにより、給水機構3による洗浄槽2内への給水が開始され、予め設定された時間だけ給水が行われた後、給水動作が停止する。このS91からS93まで給水動作は数秒程度の短時間で行われるもので、S91からS93までの動作一回では、少量の給水しか行われない時間に設定されている。
次に、制御部10は洗浄ポンプ7に対して、間欠駆動を行うように指令する(S94)。即ち、制御部10はカウンタの初期化(カウンタのクリア)を行い(S81)、次に洗浄ポンプ7に対して、駆動を開始し(S82)、予め設定された時間t21が経過するまで駆動を続け(S83)、この時間t21が経過したら駆動を停止し(S84)、予め設定された時間t22が経過するまで停止を続け(S85)、この時間t22が経過したらカウンタを1つカウントアップし(S86)、予め設定された値nと比較して(S87)、カウンタが設定値よりも小さければS82に戻り、カウンタが設定値と等しいかそれ以上であればリターンする。即ち、カウンタの値が設定値に達するまで上記ポンプを所定時間t21だけ駆動してから所定時間t22の間停止するという動作をn回繰り返し実行するように指令する。
なお、上記の所定時間t21およびt22は数100m秒程度の短い時間である。
これにより、洗浄ポンプ7は所定の時間だけ駆動されて所定時間停止するという間欠駆動を実行する。
この洗浄ポンプ7の間欠駆動は後述のエア噛み発生の有無を判断するためのものであり、洗浄ポンプに水が満たされてエア噛みが発生しなくなるまでの比較的短い時間だけ駆動されるものである。
次に、制御部10は、エア噛みが発生していないか否か調べる(S95)。
この場合、洗浄ポンプ7が間欠運転をしている間に、モータ回転数検出部9が洗浄ポンプ7の回転数即ち、モータ7aの回転数をホール素子で検出し、制御部10がその検出結果と制御部10に予め設定されているモータ回転数との比較を行う。
エア噛み発生の場合には洗浄ポンプ7が停止している状態で、制御部10はS91に戻り、再びS91からS95の動作を繰り返す。また、S95においてエア噛みの発生無しと判断した場合には制御部10はリターンする。これにより、エア噛みが発生しなくなるまで、給水機構3による数秒〜10秒程度の短時間の給水動作と洗浄ポンプ7による数秒〜10秒程度の短時間の間欠駆動が交互に繰り返し行われる。ここまでの第1の給水工程の動作によって、洗浄槽2内には洗浄ポンプ7が間欠動作を行ってエア噛み発生がない状態で洗浄ノズル8から噴射可能な最低限の水量が給水されたことになる。
以降のS2〜S7の動作は実施の形態1と同様なので説明を省略する。
以上のように、第1の給水工程において給水動作と洗浄ポンプ駆動を交互に行うように構成したので、洗浄槽2内への給水量を実施の形態1で説明した第1の給水工程で給水される水量よりも少ない給水量で、洗浄ポンプを間欠駆動させた場合にエア噛みを発生しない水量とすることができる。そのため標準量を投入された洗剤から、より高濃度の洗剤液を生成することが可能となり、被洗浄物に付着した汚れに対する化学的作用を一層効果的に行わせることが可能になる。その他、実施の形態1で説明したものと同様の効果を奏する。
実施の形態3.
以上の実施の形態1,2では、洗浄ポンプがエア噛みを発生しない少量の水を給水し、より高濃度の洗剤液を生成する方法を説明したが、本実施の形態3ではより確実に高濃度の洗剤液を生成可能にするものについて説明する。
図10は本実施の形態3を表す食器洗浄機の構成を示す構成図である。図10において、前述の実施の形態1及び実施の形態2で説明した図1と同じ構成箇所は、図1と同番号を付してその構成と動作の説明を省略する。
図10における食器洗浄機1の構成は、前述の実施の形態1および実施の形態2の構成に加え、洗浄槽2内に使用者が洗剤の投入位置がわかるように洗剤投入部15を設けたものである。この洗剤投入部15は実施の形態1および実施の形態2で説明した第一の給水工程における給水で、最初に洗剤液が溜まる凹部14に投入された洗剤が落ちるように設けられている。
次に、動作を説明する。より高濃度の洗剤液を生成する過程については実施の形態1および実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。使用者が食器洗浄機1を使用する際、洗浄に必要な標準量の洗剤を洗浄槽2内部に投入する必要があるが、使用者は洗剤投入部15に標準量の洗剤を投入する。この洗剤投入部15に投入された洗剤は第一の給水工程における給水で、最初に洗剤液が溜まる凹部14に投入されることになる。従って、使用者が投入した標準量の洗剤は確実に洗浄槽2内で最初に水が溜まる部分に洗剤が投入された状態で、第一の給水工程を実行することになる。
以上のように、洗浄槽2内の第一の給水工程における給水で、最初に洗剤液が溜まる凹部14に洗剤投入部15を設けているため、使用者は投入する標準量の洗剤の投入される位置を確実に固定することができ、洗剤は給水によって、より確実に溶解される状態とすることができ、より高濃度の洗剤液を生成することが可能になる。
実施の形態4.
以上の実施の形態1,2では、洗浄ポンプがエア噛みを発生しない少量の水を給水し、より高濃度の洗剤液を生成する方法を説明し、実施の形態3ではより確実に高濃度の洗剤液を生成可能にするものについて説明したが、本実施の形態4では、生成した高濃度の洗剤液によって、より洗浄力を高める食器洗浄機の構成について説明する。
図11はこの発明の実施の形態4における制御部10の動作を説明するフローチャートである。
本実施の形態4の動作を図1および図11を用いて説明する。
図11において、S1の第1の給水工程については、実施の形態1および実施の形態2で説明した動作と同様であるので説明を省略する。第1の給水工程後、洗浄槽内に給水された洗剤液を加熱し(S2)標準濃度より高濃度の洗剤液を生成する。その後第1の洗浄工程(S3)において、標準濃度より高濃度の洗剤液を被洗浄物である食器5に散布する。ここで第2の給水工程(S4)を実行する前に、制御部10は休止期間の間、給水機構3および洗浄ポンプ7に対して動作しない(S111)ように指令する。これにより、給水機構3および洗浄ポンプ7は上記休止期間の間動作を停止する。この休止期間の時間は散布された標準濃度より高濃度の洗剤液が、被洗浄物に付着している汚れに対して、化学的作用を行うことができる時間に設定される。
次に、休止期間経過後、第2の給水工程(S4)〜排水工程(S8)を実行する。この第2の給水工程〜排水工程の動作は、実施の形態1で説明したものと同様なので説明を省略する。
以上のように、第1の洗浄工程を実施後に洗浄ポンプおよび給水動作を行わないようにしているので、第1の洗浄工程で被洗浄物に散布された標準濃度より高濃度の洗剤液が、給水動作などにより希釈されることがなく被洗浄物に付着した汚れに対して化学的作用を行う充分な時間を確保するようにしているため、洗浄力の向上を図ることが可能になる。さらに、洗剤液加熱実施によって適温まで温められた洗剤液中の酵素により上記充分な時間の間に化学的作用が加速されるので、洗浄力の向上を図ることが可能になる。
この発明の実施の形態1を示す食器洗浄機1の構成図である。 この発明の実施の形態1における制御部10の動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態1における第1の給水工程を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における洗剤液加熱を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における洗浄ポンプ間欠駆動(第1の洗浄工程)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における第2の給水工程を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における洗浄ポンプ駆動(第2の洗浄工程)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における洗浄ポンプ間欠駆動を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における制御部10の動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態3を示す食器洗浄機1の構成図である。 この発明の実施の形態4における制御部10の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 食器洗浄機、1a 食器洗浄機本体、1b 蓋、2 洗浄槽、3 給水機構、4 水位検出部、5 食器、6 かゴ、7 洗浄ポンプ、7a モータ、7b ケーシング、8 洗浄ノズル、9 モータ回転数検出部、10 制御部、13 ヒータ、14 凹部、15 洗剤投入部、101 CPU、102 ROM、103 メモリ、104 入出力部。

Claims (12)

  1. 洗浄槽と、
    外部から水を前記洗浄槽内に供給する給水機構と、
    この給水機構によって前記洗浄槽内に供給された水と予め前記洗浄槽内に投下された所定量の洗剤とから生成される洗剤液を加圧して送り出す洗浄ポンプと、
    この洗浄ポンプによって送り出された洗剤液を前記洗浄槽内に配置された被洗浄物に噴射するノズルと、
    前記洗浄ポンプのエア噛みを検出するエア噛み検出部と、
    前記洗浄槽内に給水される通常洗浄に必要な標準水量を検出する水位検出部と、
    前記エア噛み検出部からの検出値または前記水位検出部の検出値に基づいて前記洗浄ポンプまたは前記給水機構を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記エア噛み検出部の検出値と第1の設定値とに基づいてエア噛みなしと判定するまでの間、前記洗浄ポンプを駆動しながら前記給水機構を動作させて、第1の濃度の洗剤液を生成し、
    この第1の濃度の洗剤液生成後、第1の設定時間に至るまでの間、前記給水機構を停止し、この間に前記洗浄ポンプを駆動して前記第1の濃度の洗剤液を前記洗浄ノズルから前記被洗浄物に噴射させて洗浄し、
    この第1の濃度の洗剤液による洗浄の後、前記水位検出部からの検出信号を受けるまでの間、前記給水機構を再び動作させて第2の濃度の洗剤液を生成し、
    この第2の濃度の洗剤液生成後、第2の設定時間に至るまでの間、前記給水機構を停止し、この間に前記洗浄ポンプを動作させて前記洗浄ノズルから前記第2の濃度の洗剤液を前記被洗浄物に噴射させることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記制御部は、第1の濃度の洗剤液を生成する際に、
    前記洗浄ポンプを駆動しながら前記給水機構を動作させる代わりに、
    前記給水機構の動作と前記洗浄ポンプの駆動を交互に行うことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 前記制御部は、第1の濃度の洗剤液を生成する際に、
    前記洗浄ポンプを間欠駆動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食器洗浄機。
  4. 前記エア噛み検出部は、前記洗浄ポンプの回転数を検出し、
    前記制御部は、前記エア噛み検出部の検出値と第2の設定値とを比較することによりエア噛みの発生を判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄機。
  5. 前記エア噛み検出部は、前記洗浄ポンプのモータ負荷電流を検出し、
    前記制御部は、前記エア噛み検出部の検出値と第2の設定値とを比較することによりエア噛みの発生を判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄機。
  6. 前記制御部は、第1の濃度の洗剤液生成中にエア噛みでないと判定した時における前記洗浄ノズルから噴射される洗剤液の水量と、前記第1の濃度の洗剤液による洗浄の間、前記洗浄ノズルから噴射される洗剤液の水量が略同量となるように前記洗浄ポンプを駆動することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の食器洗浄機。
  7. 前記制御部は、第1の濃度の洗剤液生成中にエア噛みでないと判定した時における前記洗浄ノズルから噴射される洗剤液の水量よりも、前記第1の濃度の洗剤液による洗浄の間、前記洗浄ノズルから噴射される洗剤液の水量が少なくなるように前記洗浄ポンプを駆動することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の食器洗浄機。
  8. 前記制御部は、前記第1の濃度の洗剤液生成完了後、次の工程に移行する前に給水機構及び洗浄ポンプを所定の休止期間停止することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の食器洗浄機。
  9. 第1の濃度の洗剤液生成中に、前記洗浄槽内に給水される水量で水没する位置に設けられたヒータを備え、
    前記制御部は、前記第1の濃度の洗剤液生成の際に前記ヒータを所定時間動作させることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の食器洗浄機。
  10. 第1の濃度の洗剤液生成中に、前記洗浄槽内に供給される水が溜まる部分に洗剤が投入されるような位置に洗剤投入部を設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の食器洗浄機。
  11. 洗浄槽内への所定量の洗剤投入後の洗浄を実行する際に、制御部がエア噛み検出部の検出値と第1の設定値とに基づいてエア噛みなしと判定するまでの間、前記制御部の指令により洗浄ポンプが駆動されながら給水機構が前記洗浄槽内へ給水動作して第1の濃度の洗剤液を生成する第1の給水工程と、
    この第1の給水工程完了後、第1の設定時間に至るまでの間、前記制御部の指令により前記給水機構が停止し、この間に前記洗浄ポンプが駆動されて前記第1の給水工程により生成された第1の濃度の洗剤液を洗浄ノズルから被洗浄物に噴射させて洗浄する第1の洗浄工程と、
    この第1の洗浄工程完了後、前記制御部が水位検出部からの検出信号を受けるまでの間、前記制御部の指令により前記給水機構を再び動作させて第2の濃度の洗剤液を生成する第2の給水工程と、
    この第2の給水工程完了後、第2の設定時間に至るまでの間、前記制御部の指令により前記給水機構が停止し、この間に前記洗浄ポンプが駆動されて前記第2の給水工程により生成された第2の濃度の洗剤液を前記洗浄ノズルから前記被洗浄物に噴射させて洗浄する第2の洗浄工程と、
    を備えたことを特徴とする食器洗浄方法。
  12. 前記第1の給水工程では、
    洗浄ポンプが駆動されながら給水機構が洗浄槽内へ給水動作する代わりに、
    前記給水機構の前記洗浄槽内への給水動作と前記洗浄ポンプの駆動が交互に行われることを特徴とする請求項11記載の食器洗浄方法。
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