JP2003325419A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2003325419A JP2002141315A JP2002141315A JP2003325419A JP 2003325419 A JP2003325419 A JP 2003325419A JP 2002141315 A JP2002141315 A JP 2002141315A JP 2002141315 A JP2002141315 A JP 2002141315A JP 2003325419 A JP2003325419 A JP 2003325419A
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勝彦 石井
Teruo Nakamura
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Rumi Okajima
るみ 岡島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気分解水の生成量を少なくし、生成時間を
短縮して洗剤を使用することなく食器類の汚れを除去し
易くすることを目的とする。 【解決手段】 制御部5が給水弁装置42を開いて洗浄
槽2内に所定量の水を給水し、その後給水弁装置42を
閉じ給水ポンプ39を駆動させて洗浄槽内の水を電気分
解装置9aに給水させ、直流電気発生装置8を動作させ
て電気分解装置により電気分解水を生成させ、電気分解
水を通電させた第2のヒータ31を有する高速噴射型ボ
イラー29に送り、高速噴射型ボイラーで加熱蒸気化し
た電気分解水をジェットノズル30から洗浄槽内に収容
された食器類に噴射させて洗浄を行い、洗浄槽内に貯ま
った電気分解水を電気分解装置、高速噴射型ボイラー及
びジェットノズルを経て再び洗浄槽へと所定時間循環さ
せるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば食器類に付着
した汚れを洗剤を使用することなく除去することができ
る食器洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗浄機は、電気分解水やアル
カリ水を生成してから洗浄、すすぎをするタイプで、電
気分解水やアルカリ水が食器類の汚れと化学反応するこ
とで、洗剤を使用することなく食器類の洗浄が行えるも
ので、例えば特開平8−47473号公報に記載された
ものと同様の構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の食
器洗浄機では、通常の食器洗浄機での洗浄水の代わりに
電気分解水やアルカリ水を使用するため、洗浄水に相当
する量の電気分解水やアルカリ水を生成しなければなら
ず、一般的な洗浄行程のサイクルでは洗浄1回、すすぎ
3〜4回を実施するから、各回で電気分解水やアルカリ
水の生成にかかる時間を洗浄時間に追加すると、通常の
洗浄時間に対し、かなりの時間増加となり、実用的でな
いという問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、電気分解水やアルカリ水の生
成量を少なくし、生成時間を短縮して洗剤を使用するこ
となく食器類の汚れを除去し易くした食器洗浄機を得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
食器洗浄機は、食器類を収容する洗浄槽と、洗浄槽への
水の供給を制御する給水弁装置と、洗浄槽の底部に貯ま
った電気分解水又は洗浄水を食器類に対して噴射或いは
機外に排出させる洗浄用ポンプと、加熱手段を有するボ
イラーと、ボイラーに接続され、洗浄槽内に蒸気を噴射
する蒸気噴射部と、交流電源から直流電圧を発生する直
流電気発生装置と、直流電気発生装置からの直流電圧に
より水を電気分解して電気分解水を生成し、ボイラーへ
電気分解水を給水する電気分解装置と、洗浄槽内の電気
分解水を電気分解装置に給水する給水ポンプと、給水弁
装置、洗浄用ポンプ、直流電気発生装置、加熱手段及び
給水ポンプを駆動制御する制御手段を備え、前記制御手
段は、給水弁装置を開いて洗浄槽内に所定量の水を給水
し、その後給水弁装置を閉じ給水ポンプを駆動させて洗
浄槽内の水を電気分解装置に給水させ、直流電気発生装
置を動作させて電気分解装置により電気分解水を生成さ
せ、電気分解水を通電させた加熱手段を有するボイラー
に送り、ボイラーで加熱蒸気化した電気分解水を蒸気噴
射部から洗浄槽内に収容された食器類に噴射させて洗浄
を行い、洗浄槽内に貯まった電気分解水を電気分解装
置、ボイラー及び蒸気噴射部を経て再び洗浄槽へと所定
時間循環させるようにしたものである。
【0006】本発明の請求項2に係る食器洗浄機は、前
記制御手段はボイラーで加熱蒸気化した電気分解水を蒸
気噴射部から洗浄槽内に収容された食器類に噴射させて
洗浄を行い、洗浄槽内に貯まった電気分解水を電気分解
装置、ボイラー及び蒸気噴射部を経て再び洗浄槽へと所
定時間循環させた後に、給水ポンプを停止させると共に
加熱手段の通電を停止させ、洗浄用ポンプを駆動させて
洗浄槽の底部に貯まった電気分解水を食器類に対して噴
射させるようにしたものである。
【0007】本発明の請求項3に係る食器洗浄機は、食
器類を収容する洗浄槽と、洗浄槽への水の供給を制御す
る給水弁装置と、洗浄槽の底部に貯まったアルカリ水又
は洗浄水を食器類に対して噴射或いは機外に排出させる
洗浄用ポンプと、酸性水を一時貯蔵する電気分解水一時
貯蔵タンクと、加熱手段を有するボイラーと、ボイラー
に接続され、洗浄槽内に蒸気を噴射する蒸気噴射部と、
交流電源から直流電圧を発生する直流電気発生装置と、
直流電気発生装置からの直流電圧により水を電気分解し
てアルカリ水と酸性水とを分離して生成し、アルカリ水
をボイラーへ給水し、酸性水を電気分解水一時貯蔵タン
クへ給水する電気分解装置と、洗浄槽内のアルカリ水を
電気分解装置に給水する給水ポンプと、給水弁装置、洗
浄用ポンプ、直流電気発生装置、加熱手段及び給水ポン
プを駆動制御する制御手段を備え、前記制御手段は、給
水弁装置を開いて洗浄槽内に所定量の水を給水し、その
後給水弁装置を閉じ給水ポンプを駆動させて洗浄槽内の
水を電気分解装置に給水させ、直流電気発生装置を動作
させて電気分解装置によりアルカリ水と酸性水を分離し
て生成させ、アルカリ水を通電させた加熱手段を有する
ボイラーに送り、酸性水を電気分解水一時貯蔵タンクへ
送り、ボイラーで加熱蒸気化したアルカリ水を蒸気噴射
部から洗浄槽内に収容された食器類に噴射させて洗浄を
行い、洗浄槽内に貯まったアルカリ水を電気分解装置、
ボイラー及び蒸気噴射部を経て再び洗浄槽へと所定時間
循環させるようにしものである。
【0008】本発明の請求項4に係る食器洗浄機は、前
記食器洗浄機本体は前記電気分解装置に給水される電気
分解水又はアルカリ水の濃度を検出する濃度センサを備
え、前記制御手段は該濃度センサが検出した濃度が所定
値以上の検出信号のときに前記直流電気発生装置の動作
を停止させて前記電気分解装置による電気分解水又はア
ルカリ水の生成を停止させるようにしたものである。
【0009】本発明の請求項5に係る食器洗浄機は、前
記食器洗浄機本体が塩投入装置を備え、該塩投入装置は
前記洗浄槽に貯留した水に塩を投入するようにしたもの
である。
【0010】本発明の請求項6に係る食器洗浄機は、前
記蒸気噴射部が複数の蒸気噴射口としたものである。
【0011】本発明の請求項7に係る食器洗浄機は、前
記ボイラーが高速噴射型ボイラーであり、前記蒸気噴射
部はジェットノズルとしたものである。
【0012】本発明の請求項8に係る食器洗浄機は、前
記ボイラーが高速噴射型ボイラーであり、前記蒸気噴射
部が拡散ノズルとしたものである。
【0013】本発明の請求項9に係る食器洗浄機は、前
記電気分解装置に対して印加する前記直流電気発生装置
の電圧の極性を切換え、該電気分解装置により生成した
酸性水をボイラーに送り、ボイラーで加熱蒸気化した酸
性水を蒸気噴射部から洗浄槽内に収容された食器類に噴
射して洗浄を所定時間行うようにしたものである。
【0014】本発明の請求項10に係る食器洗浄機は、
前記電気分解装置により分離生成して前記洗浄槽に給水
する酸性水又はアルカリ水を、前記食器洗浄機本体に着
脱自在に設けた分解水収納装置に貯留させるようにした
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係る食器洗浄機の構成を示す断面図、図2
は同食器洗浄機の操作部の説明図、図3は同食器洗浄機
の要部を示す断面図、図4同食器洗浄機の制御を示すブ
ロック図である。この実施の形態1の食器洗浄機は循環
ワンパス式混合型と呼ばれるものである。図1におい
て、1は食器洗浄機本体、2は食器洗浄機本体1内に形
成された洗浄槽、3は食器洗浄機本体1の前面に設けら
れた扉、4は食器洗浄機本体1の前面下部に設けられた
操作部である。8は洗浄槽2の背面に設けられ、交流電
源から直流を発生する直流電気発生装置、9aは洗浄槽
2の背面に設けられ、直流電気発生装置8からの直流に
より電気分解を行い、生成されたアルカリ水と酸性水が
混合した電気分解水を排出する混合型の電気分解装置で
ある。
【0016】13は洗浄槽2の側壁内面に設けたリブ
(図示せず)に支持され、洗浄槽2内に出し入れ可能に
収納された食器かご、15は洗浄槽2内に給水される水
の流量を計測する流量計、16は洗浄槽2の下部に設け
られた貯水タンク、17は貯水タンク16から取水する
第1の取水管、18は第1の取水管17に接続された洗
浄用ポンプ、19は洗浄用ポンプ18に接続された第1
の導水管、20は第1の導水管19に接続された回転ノ
ズルで、水が給水されると自動的に回転して水を噴射す
るものである。21は貯水タンク16の上部に設けられ
た第1の加熱手段である第1のヒータ、22は貯水タン
ク16に設けられ、洗浄により食器類14から落ちた残
滓を濾過する残滓フィルタ、23は食器洗浄機本体1に
水を給水する給水ホースである。
【0017】29は食器洗浄機本体1の上部に配置され
た円筒状の高速噴射型ボイラー、30は高速噴射型ボイ
ラー29に接続され、蒸気を洗浄槽2にジェット噴射す
る微孔からなるジェットノズル、31は高速噴射型ボイ
ラー29に設けられた第2の加熱手段である第2のヒー
タである。37は高速噴射型ボイラー29と電気分解装
置とを接続する連絡管である。38は洗浄用ポンプ18
に接続された排水ホース、39は給水ポンプ、40は貯
水タンク16から取水する第2の取水管で、給水ポンプ
39に接続されている。41は給水ポンプ39からの水
を電気分解装置9aに導く第2の導水管、42は給水ホ
ース23に接続され、洗浄槽2内に給水する給水弁装
置、44は塩自動投入装置、46は貯水タンク16の底
部に設けられたろ過フィルタ、46は第2の導水管41
に設けられた濃度センサである。
【0018】図2において、51は操作部4の電源の入
/切を行う電源キー、52は操作部4の設定したコース
を開始させるためのスタート/一時停止キー、53は操
作部4の洗剤レス洗浄を行うための洗剤レス洗浄キー、
54は電気分解が完了すると点灯する電気分解完了ラン
プ、55は食後にすぐ洗うときの標準コース、汚れが少
ないときの節約コース、油汚れが多いときの高温コース
という各コースを設定するコースキー、56はいくつか
の乾燥時間を設定する乾燥キー、57は短時間で洗うと
きのスピードコース、乾燥するときの乾燥コース、下洗
いをするときの予洗コースという各コースを設定する専
用キーである。
【0019】図3において、25は電気分解装置9aの
第1の電極、26は電気分解装置9aの第2の電極、2
7は第1の電極25と第2の電極26とにそれぞれ設け
られたスペーサである。47は塩自動投入装置44の下
部に設けられ、洗浄槽2内に塩24を投入する塩投入
口、48は塩自動投入装置44に内蔵され、塩投入口4
7を開閉する塩投入口開閉用ソレノイド、49は塩自動
投入装置44の上部に設けられた塩補充用口である。図
4において、5は例えばマイクロコンピュータで構成さ
れる制御部で、洗浄行程〜すすぎ行程に至るプログラム
等を記憶する記憶部(図示省略)と、各行程の時間を管
理するタイマ部(図示省略)とを有している。制御部5
は操作部4における各種キー、流量計15及び濃度セン
サ46からの各信号が入力されると、これらの入力信号
並びに記憶部に記憶されたプログラムに基づいて、直流
電気発生装置8、洗浄用ポンプ18、第1のヒータ2
1、第2のヒータ31,給水ポンプ39並びに給水弁装
置42を駆動制御する。
【0020】次に、本発明の実施の形態1の食器洗浄機
の動作を図1〜図4に基づいて説明する。まず、操作部
4の電源キー51を押して電源を入力し、次にコースキ
ー55を1回押すと標準コースが設定され、スタート/
一時停止キー52の入力待ちとなる。そこで、スタート
/一時停止キー52を押すと、設定された標準コースに
ついて運転を開始し、まず洗浄行程を実行し、次にすす
ぎ行程を実行し、乾燥行程を実行して運転は終了する。
この実施の形態1の食器洗浄機は洗浄行程とすすぎ行程
に特徴があるので、洗浄行程とすすぎ行程の動作につい
て説明する。また、この実施の形態1の食器洗浄機は循
環ワンパス式混合型と呼ばれるものである。
【0021】操作部4のスタート/一時停止キー52を
押してスタートすると、制御部5は給水弁装置42を開
く。そうすると、給水ホース23からの給水は、給水弁
装置42を経て洗浄槽2の底部に貯められる。流量計1
5は洗浄噌2内に所定量の水が給水されたどうかを検出
しており、水位が所定量に達したことを検出した流量計
15は検出信号を制御部5に入力する。そうすると、制
御部5は給水弁装置42を閉じ、給水を停止させる。そ
の後、制御部5は塩投入装置44の塩投入口開閉用ソレ
ノイド48を所定時間動作させて塩投入口を47を開い
て洗浄槽2の底部に貯まった水に所定量の塩24を投入
させる。
【0022】しかる後に、制御部5は給水ポンプ39を
駆動させ、洗浄槽2の底部に貯められた水は貯水タンク
16から第2の取水管40を通って給水ポンプ39に入
り、給水ポンプ39より第2の導水管41及び濃度セン
サ46を経て、電気分解装置9aに送られる。このと
き、制御部5は直流電気発生装置8を駆動させ、直流電
圧が電気分解装置9aに印加され、電気分解装置9aで
は電気分解水を生成する。この電気分解水の生成の際
に、洗浄、殺菌等に効果のある次亜塩素酸が生成され
る。その電気分解装置9aによって生成された電気分解
水は高速噴射型ボイラー29へ送られる。高速噴射型ボ
イラー29に入った電気分解水は、制御部5によって通
電された第2のヒータ31の加熱によって蒸気化され、
ジェットノズル30より洗浄槽2内の食器類14に対し
ジェット噴射される。
【0023】そして、食器類14に対し蒸気化されてジ
ェット噴射された電気分解水は洗浄槽2の貯水タンク1
6に貯まり、貯水タンク16に貯まった電気分解水は再
び給水ポンプ39よって電気分解装置9aに送られ、電
気分解装置9aによって生成され濃度が濃くなった電気
分解水は高速噴射型ボイラー29を経て第2のヒータ3
1の加熱によって蒸気化され、ジェットノズル30より
洗浄槽2内の食器類14に対してジェット噴射されると
いう電気分解水の循環を例えば約10分間の所定時間繰
り返す。この循環によって電気分解水の濃度が高められ
る。このとき、電気分解水の濃度は濃度センサ46で管
理され、電気分解水の循環の所定時間内に例えばpH値
が11という規定の濃度を超える場合には、制御部5は
直流電気発生装置8を駆動を停止させ、電気分解装置9
aへの通電を停止して電気分解を行わないようにし、所
定時間が経過するまでは電気分解水の循環だけを行う。
ジェットノズル30よるジェット噴射を行いながら電気
分解水の循環が所定時間行われた後は、制御部5は給水
ポンプ39の駆動を停止させると共に、第2のヒータ3
1への通電も停止させる。
【0024】しかる後に、制御部5は洗浄用ポンプ18
を正転動作するよう駆動させ、洗浄槽2の底部に貯まっ
た電気分解水は貯水タンク16から第1の取水管17及
び洗浄用ポンプ18を経て第1の導水管19を通り、回
転ノズル20へと導かれ、回転ノズル20から食器類1
4に噴射される。こうして洗浄が終了すると、制御部5
が洗浄用ポンプ18の逆回転動作を開始させ、洗浄槽2
内に貯まっていた電気分解水等が混ざっている洗浄用水
は貯水タンク16から第1の取水管17を通り、洗浄用
ポンプ18に取り込まれ、排水ホース38を通り、食器
洗浄機本体1外へ排水される。そして、洗浄用ポンプ1
8は一定時間(通常約1分間)逆回転動作を連続又は断
続的に行う。
【0025】このように洗浄用水の排水が終わると、給
水弁装置42を閉とし、すすぎ行程が開始される。すす
ぎ行程は、まず給水ホース23から給水されたすすぎ用
水が給水弁装置42を通り洗浄槽2に給水される。流量
計15は洗浄噌2内に所定量の水道水が給水されたどう
かを検出しており、水位が所定量に達しことを検出した
流量計15は検出信号を制御部5に入力する。そうする
と、制御部5は給水弁装置42を閉じ、給水を停止さ
せ、すすぎ行程は開始される。すすぎ行程が開始される
と、制御部5は洗浄用ポンプ18を正転動作させる。そ
うすると、すすぎ用水は貯水タンク16から第1の取水
管17を通り、洗浄用ポンプ18に入り、第1の導水管
19を通り回転ノズル20へと導かれ、食器類14に噴
射される。
【0026】そして、一定時間(1、2分から数10
分)の噴射の後、洗浄用ポンプ18を逆回転動作をさ
せ、洗浄槽2内に貯まっていたすすぎ用水は貯水タンク
16から第1の導水管17を通り、洗浄用ポンプ18に
取り込まれ、排水ホース38を通り、食器洗浄機本体1
外へ排水される。洗浄用ポンプ18は一定時間(通常約
1分以内)逆回転動作を連続又は断続的に行わせる。こ
れがすすぎ行程で、複数回繰り返される(通常は4回、
4回目は第1のヒータ21が通電され、すすぎ用水が温
水になる)。すすぎは、洗浄用水で行うが、電気分解水
で行っても良い。そして、すすぎ行程が終了すれば、そ
の後は必要に応じて乾燥ファン(図示省略)を駆動させ
て乾燥を行う。
【0027】この実施の形態1では、洗浄槽2の貯水タ
ンク16に所定量の水を貯め、しかる後にその水を電気
分解装置9aに送り、電気分解装置9aにより電気分解
水を生成しながら高速噴射型ボイラー29に送り、高速
噴射型ボイラー29で電気分解水を蒸気化し、ジェット
ノズル30の蒸気のジェット噴射の噴射力で食器類14
の当接面の汚れを落とすことができ、更に電気分解水を
再び貯水タンク16から電気分解装置9aに送って循環
させることにより、所定の濃度に高められた電気分解水
に含まれる次亜鉛塩素酸の効果により、洗浄槽2内に収
容された食器類14の汚れが分解され、浮かして簡単に
除去される。また、電気分解水を再び貯水タンク16か
ら電気分解装置9aに送って循環させることによって電
気分解水の濃度は高められるが、所定の濃度に達したと
きは濃度センサ46がこれを検知して制御部5は直流電
気発生装置8を駆動を停止させ、電気分解装置9aへの
通電を停止して電気分解を行わないようにし、所定時間
が経過するまでは電気分解水の循環だけを行うようにし
たので、電気分解水が異常に高い濃度になることはな
く、適正な洗浄が行われることとなる。
【0028】さらに、電気分解装置9aにより電気分解
水を生成するのに、塩自動投入装置44を動作させて洗
浄槽2の底部に貯められた水に塩を添加するようにした
のは電気分解の生成効率を高め、より電気分解水の生成
時間を短縮するためである。また、ジェットノズル30
からは高温蒸気の状態にして食器類14に噴射されるた
め、電気分解水の生成は少量で済み、従来のように電気
分解水の生成に時間を要することはない。さらに、ジェ
ットノズル30による高温蒸気の食器類14に対する上
からの噴射で汚れの分解、浮かしができ、その後の洗浄
用ポンプ18を駆動して回転ノズル20による電気分解
水の食器類14に対する下からの噴射で洗浄を繰り返す
ことにより、食器類14の汚れがまんべんなく除去さ
れ、洗浄能力がアップする。
【0029】実施の形態2.図5は本発明の実施の形態
2に係る食器洗浄機の構成を示す断面図である。この実
施の形態2の食器洗浄機は循環ワンパス式混合型と呼ば
れるものである。この実施の形態2において、実施の形
態1と同一の構成は同一符号を付して重複した構成の説
明を省略する。この実施の形態2は、電気分解装置9a
に第2のヒータ31が設けられた箱状のボイラー10が
接続され、そのボイラー10に蒸気を洗浄槽2に噴射す
る3つの噴射口12が設けられている構成が実施の形態
1と異なる点である。
【0030】この実施の形態2では、洗浄槽2の貯水タ
ンク16に所定量の水を貯め、しかる後にその水を電気
分解装置9aに送り、電気分解装置9aにより電気分解
水を生成しながらボイラー10に送り、ボイラー10で
電気分解水を蒸気化し、3つの蒸気噴射口12からそれ
ぞれ洗浄槽2内に収容された食器類14にまんべんなく
電気分解水の高温蒸気を噴射するようにしたので、食器
類14の汚れがまんべんなく除去されることとなる。な
お、他の作用効果は実施の形態1と同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0031】実施の形態3.図6は本発明の実施の形態
3に係る食器洗浄機の構成を示す断面図、図7は同食器
洗浄機の拡散ノズルを示す断面図である。この実施の形
態3の食器洗浄機も循環ワンパス式混合型と呼ばれるも
のである。この実施の形態3において、実施の形態1と
同一の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省
略する。この実施の形態3は、電気分解装置9aに第2
のヒータ31が設けられた高速噴射型ボイラー29が接
続され、その高速噴射型ボイラー29に蒸気を洗浄槽2
に拡散噴射する拡散ノズル32が接続されている構成が
実施の形態1と異なる点である。
【0032】この拡散ノズル32は図17に示すように
ホローコーンタイプといわれるもので、内部に中空の螺
旋室が形成されたノズル本体32aと、ノズル本体32
aの先端部に形成された噴射孔32bと、ノズル本体3
2aの上部に形成された横方向の水取入口32cと、ノ
ズル本体32aを覆い、ノズル本体32a内中央に入り
込む旋回用突部を有するノズルキャップ32dとで構成
されている。かかる拡散ノズル32は水取入口32cか
ら入ってきた蒸気又は水がノズル本体32aの螺旋室で
旋回し、噴射孔32bから拡散噴射するものである。
【0033】この実施の形態3では、洗浄槽2の貯水タ
ンク16に所定量の水を貯め、しかる後にその水を電気
分解装置9aに送り、電気分解装置9aにより電気分解
水を生成しながら高速噴射型ボイラー29に送り、高速
噴射型ボイラー29で電気分解水を蒸気化し、拡散ノズ
ル32からの蒸気の拡散噴射の噴射力と電気分解水に含
まれる次亜鉛塩素酸の効果により、食器類14の汚れが
除去される。従って、実施の形態1よりも食器類14に
対して蒸気が拡散されて噴射されるため、食器類14の
汚れがまんべんなく除去されることとなる。なお、他の
作用効果は実施の形態1と同様であるので、その説明は
省略する。
【0034】実施の形態4.図8は本発明の実施の形態
4に係る食器洗浄機の構成を示す断面図、図9は同食器
洗浄機の操作部の説明図、図10は同食器洗浄機の要部
を示す断面図である。この実施の形態4の食器洗浄機は
循環ワンパス式分離型と呼ばれるものである。この実施
の形態4の循環ワンパス式分離型において、実施の形態
1の循環ワンパス式混合型と同一の構成は同一符号を付
して重複した構成の説明を省略する。この実施の形態4
のワンパス式分離型は、電気分解装置9bの構成が実施
の形態2の電気分解装置9aと相違することと、電気分
解装置9bの一方の排出側に電気分解水一時貯蔵タンク
70を設けたことと、操作部4に新たにアルカリ/酸性
水質切換キー58を設けたものであり、他の構成は同じ
である。
【0035】この実施の形態4の電気分解装置9bは塩
水を電気分解してアルカリ水と酸性水に分離するもの
で、図10に示すように、第1の電極25と、第2の電
極26と、第1の電極25と第2の電極26とにそれぞ
れ設けられたスペーサ27と、これらスペーサ27の間
に設けた隔膜28とを備えて構成されている。この電気
分解装置9bの第1の電極25の排出口側は高速噴射型
ボイラー29に接続され、第2の電極26の排出側は電
気分解水一時貯蔵タンク70に接続され、電気分解水一
時貯蔵タンク70の排出側は洗浄槽2に接続されてい
る。そして、第1の電極25に直流電気発生装置8のマ
イナスの電圧が、第2の電極26にプラスの電圧が印加
されるように接続され、第1の電極25にアルカリ水が
生成され、第2の電極26に酸性水が生成される。
【0036】次に、本発明の実施の形態4の食器洗浄機
の動作を説明する。操作部4を操作して運転を開始し、
まず洗浄行程を実行し、次にすすぎ行程を実行し、乾燥
行程を実行して運転は終了する。この実施の形態4の食
器洗浄機は洗浄行程及びすすぎ行程に特徴があるので、
洗浄行程及びすすぎ行程の動作について説明する。ま
た、この実施の形態4の食器洗浄機は循環ワンパス式分
離型と呼ばれるものである。
【0037】操作部4のスタート/一時停止キー52を
押してスタートすると、制御部5は給水弁装置42を開
く。そうすると、給水ホース23からの給水は、給水弁
装置42を経て洗浄槽2の底部に貯められる。流量計1
5は洗浄噌2内に所定量の水が給水されたどうかを検出
しており、水位が所定量に達したことを検出した流量計
15は検出信号を制御部5に入力する。そうすると、制
御部5は給水弁装置42を閉じ、給水を停止させる。そ
の後、制御部5は塩投入装置44の塩投入口開閉用ソレ
ノイド48を所定時間動作させて塩投入口を47を開い
て洗浄槽2の底部に貯まった水に所定量の塩24を投入
させる。
【0038】しかる後に、制御部5は給水ポンプ39を
駆動させ、洗浄槽2の底部に貯められた水は貯水タンク
16から第2の取水管40を通って給水ポンプ39に入
り、給水ポンプ39より第2の導水管41及び濃度セン
サ46を経て、電気分解装置9bに送られる。このと
き、制御部5は直流電気発生装置8を駆動させる。電気
分解装置9bでは電気分解を起こし、第1の電極25に
アルカリ水を生成し、第2の電極26に酸性水を生成す
る。その電気分解装置9bによって第1の電極25に生
成されたアルカリ水は高速噴射型ボイラー29に送ら
れ、第2の電極26に生成された酸性水は電気分解水一
時貯蔵タンク70に送られて貯蔵される。高速噴射型ボ
イラー29に入ったアルカリ水は、制御部5によって通
電された第2のヒータ31の加熱によって蒸気化され、
ジェットノズル30より洗浄槽2内の食器類14に対し
ジェット噴射される。
【0039】そして、食器類14に対し蒸気化されてジ
ェット噴射されたアルカリ水は洗浄槽2の貯水タンク1
6に貯まり、貯水タンク16に貯まったアルカリ水は再
び給水ポンプ39よって電気分解装置9bに送られ、電
気分解装置9bによって生成され濃度が濃くなったアル
カリ水は高速噴射型ボイラー29を経て第2のヒータ3
1の加熱によって蒸気化され、ジェットノズル30より
洗浄槽2内の食器類14に対してジェット噴射されると
いうアルカリ水の循環を例えば約10分間の所定時間繰
り返す。この循環によってアルカリ水の濃度が高められ
る。このとき、アルカリ水の濃度は濃度センサ46で管
理され、アルカリ水の循環の所定時間内に例えばpH値
が11という規定の濃度を超える場合には、制御部5は
直流電気発生装置8を駆動を停止させ、電気分解装置9
bへの通電を停止して電気分解を行わないようにし、所
定時間が経過するまではアルカリ水の循環だけを行う。
ジェットノズル30よるジェット噴射を行いながらアル
カリ水の循環が所定時間行われた後は、制御部5は給水
ポンプ39の駆動を停止させると共に、第2のヒータ3
1への通電も停止させる。
【0040】こうして洗浄が終了すると、電気分解水一
時貯蔵タンク70に貯まった酸性水を電気分解水一時貯
蔵タンク70に設けられている開閉弁(図示省略)を開
いて洗浄槽2内に排出させる。なお、開閉弁の開閉制御
を制御部5で開閉制御されるようにしてもよい。しかる
後に、制御部5が洗浄用ポンプ18の逆回転動作を開始
させ、洗浄槽2内に貯まっていたアルカリ水と電気分解
水一時貯蔵タンク70からの酸性水とが混ざっている混
合水は貯水タンク16から第1の取水管17を通り、洗
浄用ポンプ18に取り込まれ、排水ホース38を通り、
食器洗浄機本体1外へ排水される。そして、洗浄用ポン
プ18は一定時間(通常約1分間)逆回転動作を連続又
は断続的に行う。
【0041】このように混合水の排水が終わると、給水
弁装置42を閉とし、すすぎ行程が開始される。すすぎ
行程は、まず給水ホース23から給水されたすすぎ用水
が給水弁装置42を通り洗浄槽2に給水される。流量計
15は洗浄噌2内に所定量の水道水が給水されたどうか
を検出しており、水位が所定量に達しことを検出した流
量計15は検出信号を制御部5に入力する。そうする
と、制御部5は給水弁装置42を閉じ、給水を停止さ
せ、すすぎ行程は開始される。すすぎ行程が開始される
と、制御部5は洗浄用ポンプ18を正転動作させる。そ
うすると、すすぎ用水は貯水タンク16から第1の取水
管17を通り、洗浄用ポンプ18に入り、第1の導水管
19を通り回転ノズル20へと導かれ、食器類14に噴
射される。
【0042】そして、一定時間(1、2分から数10
分)の噴射の後、洗浄用ポンプ18を逆回転動作をさ
せ、洗浄槽2内に貯まっていたすすぎ用水は貯水タンク
16から第1の導水管17を通り、洗浄用ポンプ18に
取り込まれ、排水ホース38を通り、食器洗浄機本体1
外へ排水される。洗浄用ポンプ18は一定時間(通常約
1分以内)逆回転動作を連続又は断続的に行わせる。こ
れがすすぎ行程で、複数回繰り返される(通常は4回、
4回目は第1のヒータ21が通電され、すすぎ用水が温
水になる)。すすぎは、洗浄用水で行うが、電気分解水
で行っても良い。そして、すすぎ行程が終了すれば、そ
の後は必要に応じて乾燥ファン(図示省略)を駆動させ
て乾燥を行う。
【0043】この実施の形態4では、洗浄槽2の貯水タ
ンク16に所定量の水を貯め、しかる後にその水を電気
分解装置9bに送り、電気分解装置9bによりアルカリ
水を生成しながら高速噴射型ボイラー29に送り、高速
噴射型ボイラー29でアルカリ水を蒸気化し、ジェット
ノズル30の蒸気のジェット噴射の噴射力で食器類14
の当接面の汚れを落とすことができ、更にアルカリ水を
再び貯水タンク16から電気分解装置9bに送って循環
させることにより、所定の濃度に高められたアルカリ水
により、洗浄槽2内に収容された食器類14の汚れが分
解され、浮かして簡単に除去される。また、アルカリ水
を再び貯水タンク16から電気分解装置9bに送って循
環させることによって電気分解水の濃度は高められる
が、所定の濃度に達したときは濃度センサ46がこれを
検知して制御部5は直流電気発生装置8を駆動を停止さ
せ、電気分解装置9bへの通電を停止して電気分解を行
わないようにし、所定時間が経過するまでは電気分解水
の循環だけを行うようにしたので、電気分解水が異常に
高い濃度になることはなく、適正な洗浄が行われること
となる。
【0044】さらに、電気分解装置9bによりアルカリ
水を生成するのに、塩自動投入装置44を動作させて洗
浄槽2の底部に貯められた水に塩を添加するようにした
のは電気分解の生成効率を高め、より電気分解水の生成
時間を短縮するためである。また、ジェットノズル30
からは高温蒸気の状態にして食器類14に噴射されるた
め、アルカリ水の生成は少量で済み、従来のように電気
分解水の生成に時間を要することはない。また、この実
施の形態4において、操作部4のアルカリ/酸性水質切
換キー58を押して電気分解装置9bの第1の電極25
にプラスの電圧を印加し、第2の電極26にマイナスの
電圧を印加するように、電極の極性を逆転させること
で、酸性水を漂白、殺菌用に食器類14にジェット噴射
することもできる。
【0045】実施の形態5.図11は本発明の実施の形
態5に係る食器洗浄機の構成を示す断面図である。この
実施の形態5の食器洗浄機も循環ワンパス式分離型と呼
ばれるものである。この実施の形態5において、実施の
形態4と同一の構成は同一符号を付して重複した構成の
説明を省略する。この実施の形態5は、電気分解装置9
bの第1の電極25側に第2のヒータ31が設けられた
箱状のボイラー10が接続され、そのボイラー10に蒸
気を洗浄槽2に噴射する3つの噴射口12が設けられて
いる構成が実施の形態4と異なる点である。
【0046】この実施の形態5では、洗浄槽2の貯水タ
ンク16に所定量の水を貯め、しかる後にその水を電気
分解装置9bに送り、電気分解装置9bによりアルカリ
水を生成しながらボイラー10に送り、ボイラー10で
アルカリ水を蒸気化し、3つの蒸気噴射口12からそれ
ぞれ洗浄槽2内に収容された食器類14にまんべんなく
アルカリ水の高温蒸気を噴射するようにしたので、食器
類14の汚れがまんべんなく除去されることとなる。ま
た、この実施の形態5において、操作部4のアルカリ/
酸性水質切換キー48を押して電気分解装置9bの第1
の電極25にプラスの電圧を印加し、第2の電極26に
マイナスの電圧を印加するように、電極の極性を逆転さ
せることで、酸性水を漂白、殺菌用に食器類14に拡散
噴射することもできる。なお、他の作用効果は実施の形
態1と同様であるので、その説明は省略する。
【0047】実施の形態6.図12は本発明の実施の形
態6に係る食器洗浄機の構成を示す断面図である。この
実施の形態6の食器洗浄機も循環ワンパス式分離型と呼
ばれるものである。この実施の形態6において、実施の
形態4と同一の構成は同一符号を付して重複した構成の
説明を省略する。この実施の形態6は、電気分解装置9
bの第1の電極25側に第2のヒータ31が設けられた
高速噴射型ボイラー29が接続され、その高速噴射型ボ
イラー29に蒸気を洗浄槽2に拡散噴射する拡散ノズル
32が接続されている構成が実施の形態4と異なる点で
ある。
【0048】この実施の形態6では、洗浄槽2の貯水タ
ンク16に所定量の水を貯め、しかる後にその水を電気
分解装置9bに送り、電気分解装置9bの第1の電極2
5側よりアルカリ水を生成しながら高速噴射型ボイラー
29に送り、高速噴射型ボイラー29でアルカリ水を蒸
気化し、拡散ノズル32からの蒸気の拡散噴射の噴射力
とアルカリ水の効果により、食器類14の汚れが除去さ
れる。従って、実施の形態4よりも食器類14に対して
蒸気が拡散されて噴射されるため、食器類14の汚れが
まんべんなく除去されることとなる。なお、他の作用効
果は実施の形態1と同様であるので、その説明は省略す
る。また、この実施の形態6において、操作部4のアル
カリ/酸性水質切換キー48を押して電気分解装置9b
の第1の電極25にプラスの電圧を印加し、第2の電極
26にマイナスの電圧を印加するように、電極の極性を
逆転させることで、酸性水を漂白、殺菌用に食器類14
に拡散噴射することもできる。
【0049】実施の形態7.図13は本発明の実施の形
態7に係る食器洗浄機の構成を示す断面図、図14は同
食器洗浄機の要部を示す断面図である。この実施の形態
7の食器洗浄機も循環ワンパス式分離型と呼ばれるもの
である。この実施の形態7は実施の形態4の変形例とい
うべきもので、実施の形態4と同一の構成は同一符号を
付して重複した構成の説明を省略する。上記実施の形態
4では電気分解装置9bの第2の電極26側から生成さ
れた酸性水を電気分解水一時貯蔵タンク70に洗浄が終
わるまで貯蔵し、その後に洗浄槽2に排水されるように
していたが、この実施の形態7では、その酸性水を送水
管47を介して食器洗浄機本体1の上部に設けられた電
気分解水収容タンク33に給水するようにしたものであ
る。34は電気分解水収容タンク33と送水管39との
接続部に設けられたパッキン、35は電気分解水収容タ
ンク32に設けられたドレンキャップ、36は電気分解
水収容タンク33を食器洗浄機本体1の上部に着脱自在
とする固定部である。
【0050】この実施の形態7の洗浄行程及びすすぎ行
程は実施の形態4と同様であるので、その動作及び効果
の説明は省略する。この実施の形態7では、電気分解装
置9bの第2の電極26側から生成された酸性水は送水
管47を介して食器洗浄機本体1の上部に設けられた電
気分解水収容タンク33に給水される。そして、電気分
解水収容タンク33に貯められた酸性水を漂白剤として
別の用途に使用されるようにしたものである。また、操
作部4のアルカリ/酸性水質切換キー58を押して電気
分解装置9bの第1の電極25にプラスの電圧を印加
し、第2の電極26にマイナスの電圧を印加するよう
に、電極の極性を逆転させることで、電気分解装置9b
の第2の電極26側から生成されたアルカリ水を電気分
解水収容タンク33に給水させ、第1の電極25側に生
成された酸性水を漂白、殺菌用に食器類14に噴射する
こともできる。この場合は、電気分解水収容タンク33
に貯められたアルカリ水を化粧水等の別の用途に使用さ
れるようにすることもできる。
【0051】実施の形態8.図15は本発明の実施の形
態8に係る食器洗浄機の構成を示す断面図である。この
実施の形態8の食器洗浄機も循環ワンパス式分離型と呼
ばれるものである。この実施の形態8は実施の形態5の
変形例というべきもので、実施の形態4と同一の構成は
同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。上記
実施の形態5では電気分解装置9bの第2の電極26側
から生成された酸性水を洗浄槽2に給水されるようにし
ていたが、この実施の形態8では、その酸性水を送水管
47を介して食器洗浄機本体1の上部に設けられた電気
分解水収容タンク33に給水するようにしたものであ
る。
【0052】この実施の形態8の洗浄行程及びすすぎ行
程は実施の形態4と同様であるので、その動作及び効果
の説明は省略する。この実施の形態8では、電気分解装
置9bの第2の電極26側から生成された酸性水は送水
管47を介して食器洗浄機本体1の上部に設けられた電
気分解水収容タンク33に給水される。そして、電気分
解水収容タンク33に貯められた酸性水を漂白剤として
別の用途に使用されるようにしたものである。また、操
作部4のアルカリ/酸性水質切換キー58を押して電気
分解装置9bの第1の電極25にプラスの電圧を印加
し、第2の電極26にマイナスの電圧を印加するよう
に、電極の極性を逆転させることで、電気分解装置9b
の第2の電極26側から生成されたアルカリ水を電気分
解水収容タンク33に給水させ、第1の電極25側に生
成された酸性水を漂白、殺菌用に食器類14に噴射する
こともできる。この場合は、電気分解水収容タンク33
に貯められたアルカリ水を化粧水等の別の用途に使用さ
れるようにすることもできる。
【0053】実施の形態9.図16は本発明の実施の形
態9に係る食器洗浄機の構成を示す断面図である。この
実施の形態9の食器洗浄機も循環ワンパス式分離型と呼
ばれるものである。この実施の形態9は実施の形態6の
変形例というべきもので、実施の形態6と同一の構成は
同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。上記
実施の形態6では電気分解装置9bの第2の電極26側
から生成された酸性水を洗浄槽2に給水されるようにし
ていたが、この実施の形態9では、その酸性水を送水管
47を介して食器洗浄機本体1の上部に設けられた電気
分解水収容タンク33に給水するようにしたものであ
る。
【0054】この実施の形態9の洗浄行程及びすすぎ行
程は実施の形態6と同様であるので、その動作及び効果
の説明は省略する。この実施の形態9では、電気分解装
置9bの第2の電極26側から生成された酸性水は送水
管47を介して食器洗浄機本体1の上部に設けられた電
気分解水収容タンク33に給水される。そして、電気分
解水収容タンク33に貯められた酸性水を漂白剤として
別の用途に使用されるようにしたものである。また、操
作部4のアルカリ/酸性水質切換キー58を押して電気
分解装置9bの第1の電極25にプラスの電圧を印加
し、第2の電極26にマイナスの電圧を印加するよう
に、電極の極性を逆転させることで、電気分解装置9b
の第2の電極26側から生成されたアルカリ水を電気分
解水収容タンク33に給水させ、第1の電極25側に生
成された酸性水を漂白、殺菌用に食器類14に噴射する
こともできる。この場合は、電気分解水収容タンク33
に貯められたアルカリ水を化粧水等の別の用途に使用さ
れるようにすることもできる。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1の食器洗
浄機によれば、制御手段が給水弁装置を開いて洗浄槽内
に所定量の水を給水し、その後給水弁装置を閉じ給水ポ
ンプを駆動させて洗浄槽内の水を電気分解装置に給水さ
せ、直流電気発生装置を動作させて電気分解装置により
電気分解水を生成させ、電気分解水を通電させた加熱手
段を有するボイラーに送り、ボイラーで加熱蒸気化した
電気分解水を蒸気噴射部から洗浄槽内に収容された食器
類に噴射させて洗浄を行い、洗浄槽内に貯まった電気分
解水を電気分解装置、ボイラー及び蒸気噴射部を経て再
び洗浄槽へと所定時間循環させるようにしたので、電気
分解水の循環生成により次亜塩素酸を含む電気分解水の
濃度が短時間で高められ、蒸気噴射部からの蒸気の噴射
の噴射力と所定の濃度に高められた電気分解水に含まれ
る次亜塩素酸の効果により、洗浄槽内に収容された食器
類の汚れが分解され、浮かして簡単に除去されるという
効果がある。また、蒸気噴射部からは高温蒸気の状態に
して食器類に噴射されるため、電気分解水の生成は少量
で済み、従来のように電気分解水の生成に時間を要する
ことはないという効果もある。
【0056】本発明の請求項2に係る食器洗浄機によれ
ば、制御手段がボイラーで加熱蒸気化した電気分解水を
蒸気噴射部から洗浄槽内に収容された食器類に噴射させ
て洗浄を行い、洗浄槽内に貯まった電気分解水を電気分
解装置、ボイラー及び蒸気噴射部を経て再び洗浄槽へと
所定時間循環させた後に、給水ポンプを停止させると共
に加熱手段の通電を停止させ、洗浄用ポンプを駆動させ
て洗浄槽の底部に貯まった電気分解水を食器類に対して
噴射させるようにしたので、蒸気噴射部による高温蒸気
の食器類に対する上からの噴射で汚れの分解、浮かしが
でき、その後の洗浄用ポンプによる洗浄槽の底部に貯ま
った電気分解水の食器類に対する下からの噴射で洗浄を
繰り返すことで、食器類の汚れがまんべんなく除去さ
れ、洗浄能力がアップするという効果がある。
【0057】本発明の請求項3に係る食器洗浄機によれ
ば、制御手段が給水弁装置を開いて洗浄槽内に所定量の
水を給水し、その後給水弁装置を閉じ給水ポンプを駆動
させて洗浄槽内の水を電気分解装置に給水させ、直流電
気発生装置を動作させて電気分解装置によりアルカリ水
と酸性水を分離して生成させ、アルカリ水を通電させた
加熱手段を有するボイラーに送り、酸性水を電気分解水
一時貯蔵タンクへ送り、ボイラーで加熱蒸気化したアル
カリ水を蒸気噴射部から洗浄槽内に収容された食器類に
噴射させて洗浄を行い、洗浄槽内に貯まったアルカリ水
を電気分解装置、ボイラー及び蒸気噴射部を経て再び洗
浄槽へと所定時間循環させるようにしたので、電気分解
装置がアルカリ水を生成しながらアルカリ水を蒸気噴射
部から洗浄槽内に収容された食器類に噴射し、蒸気噴射
部からの蒸気の噴射の噴射力とアルカリ水の効果によ
り、洗浄槽内に収容された食器類の汚れが分解され、浮
かして簡単に除去されるという効果がある。また、蒸気
噴射部からは高温蒸気の状態にして食器類に噴射される
ため、電気分解水の生成は少量で済み、従来のようにア
ルカリ水の生成に時間を要することはないという効果も
ある。
【0058】本発明の請求項4に係る食器洗浄機によれ
ば、食器洗浄機本体は電気分解装置に給水される電気分
解水又はアルカリ水の濃度を検出する濃度センサを備
え、制御手段が該濃度センサが検出した濃度が所定値以
上の検出信号のときに直流電気発生装置の動作を停止さ
せて電気分解装置による電気分解水又はアルカリ水の生
成を停止させるようにしたので、電気分解水又はアルカ
リ水を再び洗浄槽から電気分解装置に送って循環させ、
電気分解水又はアルカリ水が所定の濃度に達したときは
電気分解装置による電気分解を停止させるため、洗浄の
所定時間が経過するまでは電気分解水又はアルカリ水の
循環だけが行われ、電気分解水又はアルカリ水が異常に
高い濃度になることはなく、適正な洗浄が行われること
となるという効果がある。
【0059】本発明の請求項5に係る食器洗浄機によれ
ば、食器洗浄機本体が塩投入装置を備え、該塩投入装置
は洗浄槽に貯留した水に塩を投入するようにしたので、
電気分解装置による電気分解水又はアルカリ水の生成効
率が高まり、より電気分解水又はアルカリ水の生成時間
が短縮されるという効果がある。
【0060】本発明の請求項6に係る食器洗浄機によれ
ば、蒸気噴射部が複数の蒸気噴射口としたので、洗浄槽
内に収容された食器類に対してまんべなく電気分解水又
はアルカリ水の高温蒸気を噴射することができ、食器類
の汚れがまんべんなく除去されるという効果がある。
【0061】本発明の請求項7に係る食器洗浄機によれ
ば、ボイラーが高速噴射型ボイラーであり、蒸気噴射部
がジェットノズルとしたので、ジェットノズルによる噴
射力で食器類の当接面の汚れを落とせるという効果があ
る。
【0062】本発明の請求項8に係る食器洗浄機は、ボ
イラーが高速噴射型ボイラーであり、前記蒸気噴射部が
拡散ノズルとしたので、噴射拡散能力がアップし、食器
類の汚れを落す効果を更に均一化できるという効果があ
る。
【0063】本発明の請求項9に係る食器洗浄機は、電
気分解装置に対して印加する直流電気発生装置の電圧の
極性を切換え、該電気分解装置により生成した酸性水を
ボイラーに送り、ボイラーで加熱蒸気化した酸性水を蒸
気噴射部から洗浄槽内に収容された食器類に噴射して洗
浄を所定時間行うようにしたので、酸性水を漂白、殺菌
用に食器類に拡散噴射することもできるという効果があ
る。
【0064】本発明の請求項10に係る食器洗浄機は、
電気分解装置により分離生成して前記洗浄槽に給水する
酸性水又はアルカリ水を、食器洗浄機本体に着脱自在に
設けた分解水収納装置に貯留させるようにしたので、電
気分解水収容タンクに貯められた酸性水を漂白剤とし
て、また電気分解水収容タンクに貯められたアルカリ水
を化粧水等の別の用途に使用することもできるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の構
成を示す断面図である。
【図2】 同食器洗浄機の操作部の説明図である。
【図3】 同食器洗浄機の要部を示す断面図である。
【図4】 同食器洗浄機の制御を示すブロック図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機の構
成を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係る食器洗浄機の構
成を示す断面図である。
【図7】 同食器洗浄機の拡散ノズルを示す断面図であ
る。
【図8】 本発明の実施の形態4に係る食器洗浄機の構
成を示す断面図である。
【図9】 同食器洗浄機の操作部の説明図である。
【図10】 同食器洗浄機の要部を示す断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態5に係る食器洗浄機の
構成を示す断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態6に係る食器洗浄機の
構成を示す断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態7に係る食器洗浄機の
構成を示す断面図である。
【図14】 同食器洗浄機の要部を示す断面図である。
【図15】 本発明の実施の形態8に係る食器洗浄機の
構成を示す断面図である。
【図16】 本発明の実施の形態9に係る食器洗浄機の
構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 食器洗浄機本体、2 洗浄槽、5 制御部、8 直
流電気発生装置、9a電気分解装置、13 食器かご、
14 食器類、15 流量計、16 貯水タンク、18
洗浄用ポンプ、20 回転ノズル、21 第1のヒー
タ、23 給水ホース、29 高速噴射型ボイラー、3
0 ジェットノズル、31 第2のヒータ、38 排水
ホース、39 給水ポンプ、42 給水弁装置、44
塩自動投入装置、46 濃度センサ。
フロントページの続き (72)発明者 石井 勝彦 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 中村 輝男 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 岡島 るみ 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BK00 BK03 CC00 DB03 DC00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器類を収容する洗浄槽と、洗浄槽への
    水の供給を制御する給水弁装置と、洗浄槽の底部に貯ま
    った電気分解水又は洗浄水を食器類に対して噴射或いは
    機外に排出させる洗浄用ポンプと、加熱手段を有するボ
    イラーと、ボイラーに接続され、洗浄槽内に蒸気を噴射
    する蒸気噴射部と、交流電源から直流電圧を発生する直
    流電気発生装置と、直流電気発生装置からの直流電圧に
    より水を電気分解して電気分解水を生成し、ボイラーへ
    電気分解水を給水する電気分解装置と、洗浄槽内の電気
    分解水を電気分解装置に給水する給水ポンプと、給水弁
    装置、洗浄用ポンプ、直流電気発生装置、加熱手段及び
    給水ポンプを駆動制御する制御手段を備え、 前記制御手段は、給水弁装置を開いて洗浄槽内に所定量
    の水を給水し、その後給水弁装置を閉じ給水ポンプを駆
    動させて洗浄槽内の水を電気分解装置に給水させ、直流
    電気発生装置を動作させて電気分解装置により電気分解
    水を生成させ、電気分解水を通電させた加熱手段を有す
    るボイラーに送り、ボイラーで加熱蒸気化した電気分解
    水を蒸気噴射部から洗浄槽内に収容された食器類に噴射
    させて洗浄を行い、洗浄槽内に貯まった電気分解水を電
    気分解装置、ボイラー及び蒸気噴射部を経て再び洗浄槽
    へと所定時間循環させるようにしたことを特徴とする食
    器洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段はボイラーで加熱蒸気化し
    た電気分解水を蒸気噴射部から洗浄槽内に収容された食
    器類に噴射させて洗浄を行い、洗浄槽内に貯まった電気
    分解水を電気分解装置、ボイラー及び蒸気噴射部を経て
    再び洗浄槽へと所定時間循環させた後に、給水ポンプを
    停止させると共に加熱手段の通電を停止させ、洗浄用ポ
    ンプを駆動させて洗浄槽の底部に貯まった電気分解水を
    食器類に対して噴射させるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 食器類を収容する洗浄槽と、洗浄槽への
    水の供給を制御する給水弁装置と、洗浄槽の底部に貯ま
    ったアルカリ水又は洗浄水を食器類に対して噴射或いは
    機外に排出させる洗浄用ポンプと、酸性水を一時貯蔵す
    る電気分解水一時貯蔵タンクと、加熱手段を有するボイ
    ラーと、ボイラーに接続され、洗浄槽内に蒸気を噴射す
    る蒸気噴射部と、交流電源から直流電圧を発生する直流
    電気発生装置と、直流電気発生装置からの直流電圧によ
    り水を電気分解してアルカリ水と酸性水とを分離して生
    成し、アルカリ水をボイラーへ給水し、酸性水を電気分
    解水一時貯蔵タンクへ給水する電気分解装置と、洗浄槽
    内のアルカリ水を電気分解装置に給水する給水ポンプ
    と、給水弁装置、洗浄用ポンプ、直流電気発生装置、加
    熱手段及び給水ポンプを駆動制御する制御手段を備え、 前記制御手段は、給水弁装置を開いて洗浄槽内に所定量
    の水を給水し、その後給水弁装置を閉じ給水ポンプを駆
    動させて洗浄槽内の水を電気分解装置に給水させ、直流
    電気発生装置を動作させて電気分解装置によりアルカリ
    水と酸性水を分離して生成させ、アルカリ水を通電させ
    た加熱手段を有するボイラーに送り、酸性水を電気分解
    水一時貯蔵タンクへ送り、ボイラーで加熱蒸気化したア
    ルカリ水を蒸気噴射部から洗浄槽内に収容された食器類
    に噴射させて洗浄を行い、洗浄槽内に貯まったアルカリ
    水を電気分解装置、ボイラー及び蒸気噴射部を経て再び
    洗浄槽へと所定時間循環させるようにしたことを特徴と
    する食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 前記食器洗浄機本体は前記電気分解装置
    に給水される電気分解水又はアルカリ水の濃度を検出す
    る濃度センサを備え、前記制御手段は該濃度センサが検
    出した濃度が所定値以上の検出信号のときに前記直流電
    気発生装置の動作を停止させて前記電気分解装置による
    電気分解水又はアルカリ水の生成を停止させるようにし
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食
    器洗浄機。
  5. 【請求項5】 前記食器洗浄機本体は塩投入装置を備
    え、該塩投入装置は前記洗浄槽に貯留した水に塩を投入
    するようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 前記蒸気噴射部は複数の蒸気噴射口であ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食
    器洗浄機。
  7. 【請求項7】 前記ボイラーは高速噴射型ボイラーであ
    り、前記蒸気噴射部はジェットノズルであることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  8. 【請求項8】 前記ボイラーは高速噴射型ボイラーであ
    り、前記蒸気噴射部は拡散ノズルであることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  9. 【請求項9】 前記電気分解装置に対して印加する前記
    直流電気発生装置の電圧の極性を切換え、該電気分解装
    置により生成した酸性水をボイラーに送り、ボイラーで
    加熱蒸気化した酸性水を蒸気噴射部から洗浄槽内に収容
    された食器類に噴射して洗浄を所定時間行うようにした
    ことを特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載の食器
    洗浄機。
  10. 【請求項10】 前記電気分解装置により分離生成して
    前記洗浄槽に給水する酸性水又はアルカリ水を、前記食
    器洗浄機本体に着脱自在に設けた分解水収納装置に貯留
    させるようにしたことを特徴とする請求項3〜9のいず
    れかに記載の食器洗浄機。
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