JP2009082393A - 食器洗浄機 - Google Patents

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啓史 堀内
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Abstract

【課題】 洗剤の自動投入を簡単な構成で確実に行うことができる食器洗浄機を提供すること。
【解決手段】 この食器洗浄機WMは、洗浄水を洗浄槽40に配置された食器等の洗浄対象物に対して噴射する洗浄ノズル11aと、洗剤を洗浄槽40に投入するための洗剤投入容器41と、洗浄ノズル11aに連結された第1流路11と、洗浄水を第1流路11に供給して洗浄ノズル11aから噴射させるための洗浄ポンプ23と、洗浄ポンプ23を制御するための制御手段と、を備え、制御手段は、所定の洗剤投入タイミングで洗浄ポンプ23を逆回転させるように制御し、洗浄ポンプ23を逆回転させることで洗剤投入容器41に洗浄水が供給されるように構成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、食器洗浄機に関し、詳細には洗剤を投入する洗剤投入容器の改良に関するものである。
食器洗浄機では、扉の内部空間に洗剤が投入される洗剤投入容器が設けられているとともに、この洗剤投入容器に対して洗浄ノズルから噴射された洗浄水が流入して、流入した洗浄水とともに洗剤が洗浄槽内に投入されるように、扉の内側に、洗浄水が流入する入口開口と、流入した洗浄水が洗剤とともに流れ出す出口開口が形成されているものが一般的なものであった。また、この洗剤投入容器に連通する出入口の開口にアクチュエータを介して開閉される蓋を設けたものも知られている。例えば特許文献1参照。
特開平9−131296号公報
上気した先行技術においては、液体の洗浄水が流入すると洗剤とともに洗浄水が流れ出すように構成されているため、洗剤投入容器に液体の洗剤を投入するとすぐに流れ出してしまうことから液体洗剤を投入できず、よって粉末洗剤を投入することが基本となっていた。粉末洗剤は、洗浄水に溶けるまでに時間がかかるだけでなく、洗浄水が上手に行き渡らないと固化して洗剤投入容器内などに付着してしまうため、汚れを発生させたり、洗剤濃度の低下が生じてしまうという問題を招くことがあった。この問題を解決するためには洗浄水が洗剤投入容器に多く流入するように構成すれば解決できるが、これでは、洗剤が投入されてしまった後においても洗浄水が多く洗剤投入容器に流入するため、食器の洗浄に寄与しない洗浄水がこのように多くなることは決して好ましいものではなかった。
一方で、特許文献1のように蓋を設ける構成であれば液体洗剤の投入も可能となるが、液体が漏れないように水密状にシールすることは大きなシール力が必要となるためアクチュエータ推力が高く必要になるなどの新たな問題が生じ、また、シール部に残菜が付着してしまうなどの問題も生じていた。
本発明は、液体洗剤の使用を簡単な構成で可能とできる食器洗浄機を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る食器洗浄機は、洗浄水を洗浄槽に配置された食器等の洗浄対象物に対して噴射する洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄ポンプと、洗剤を前記洗浄槽に投入するために、その下端が枢着されて搖動自在に前記洗浄槽の前面を覆うように構成されてなる扉に設けられる洗剤投入容器と、を備える食器洗浄機であって、前記洗剤投入容器は、洗剤を投入するための開口部が設けられており、自重で常に前記開口部が上方を指向するように前記扉に対して搖動自在に軸支されている。
本発明によれば、下端が枢着されて搖動自在に構成されている扉に、開口部が常に自重によって情報を指向するように搖動自在に軸支されている洗剤投入容器を備えているので、扉の開閉状況に応じて洗剤投入容器が扉に対して搖動し、洗剤投入容器は開口部を上方に向けた状態を維持することができる。従って、扉を水平に開ききった場合でも、洗剤投入容器は開口部を上方に向けた状態であるので粉体であると液体であるとを問わず、洗剤を容易に洗剤投入容器に投入することができる。洗剤を投入した後の洗剤投入容器も扉に対して搖動するので、扉を水平に開ききった状態から閉じる状態へと搖動させても、洗剤投入容器は開口部を自重によって常に上方に指向させており、洗剤投入容器内の洗剤が洗浄槽内に流れだすことはない。よって、液体洗剤であっても洗浄槽内に流れ出すことがないため、使い勝手がよく、また性能も高い液体洗剤を簡単な構成で使用することが可能となる。
本願請求項2に係る食器洗浄機では、前記洗剤投入容器に洗浄水を供給するための洗剤投入ノズルを備え、前記洗剤投入ノズルから噴射される洗浄水が前記開口部に噴射されるように構成されており、前記洗剤投入ノズルから前記開口部に洗浄水が噴射されると、前記洗剤投入容器が回転して内部に収容されている洗剤を洗浄水に投入する。
この態様によれば、洗剤投入容器に洗浄水を供給するための洗剤投入ノズルを食器洗浄用の洗浄ノズルとは別に備えているので、洗剤投入ノズルを洗剤投入容器に向けて適切な位置に配置することができることから、より確実に、また無駄なく必要な洗浄水を必要なタイミングで必要な量だけ確実に洗剤投入容器に供給することが可能となる。また、開口部に洗浄水が噴射されると洗剤投入容器が回転するように構成されているので、簡単な構成で洗剤投入容器内部に収容されている洗剤をより確実に洗浄槽内へ投入することができる。
本願請求項3に係る食器洗浄機では、前記洗剤投入容器に洗浄水を供給するための洗剤投入ノズルを備え、前記扉が閉じられている場合において、前記洗剤投入容器の一部が前記扉よりも前記洗浄槽側に突出し、当該突出した部分に前記洗剤投入ノズルから噴射された洗浄水が当たって、前記洗剤投入容器が回転するように構成されている。
この態様によれば、洗剤投入容器は、閉じられた扉から洗浄槽側にその一部が突出しているので、洗剤投入ノズルから噴射する洗浄水をその突出した一部に当てやすいように構成されている。洗剤投入ノズルから噴射される洗浄水がその突出した一部に当たると、潜在投入容器が回転するように構成されているので、簡単な構成で洗剤投入容器内部に収容されている洗剤を余すことなく確実に洗浄槽内へと投入することができる。
本願請求項4に係る食器洗浄機では、前記洗剤投入容器に洗浄水を供給するための洗剤投入ノズルを備え、前記洗剤投入ノズルから噴射される洗浄水は、前記洗剤投入容器の中心に指向されている。
この態様によれば、洗剤投入ノズルから噴射する洗浄水を洗剤投入容器の中心に指向させて噴射しているので、洗浄水を洗剤投入容器の開口部から内部に少ない量で確実に供給することができる。また、洗剤投入容器が過剰に回転させられることが抑制できるため洗剤の過剰な飛び散りを防止することができる。従って、簡単な構成で洗剤投入容器内部に収容されている洗剤をより確実に洗浄槽内へと投入することができる。
本発明によれば、簡単な構成で容易かつ確実に洗剤を投入できるとともに、液体洗剤であっても問題なく簡単な構成で投入できる食器洗浄機を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る食器洗浄機について図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、食器洗浄機WMの構成を示す図である。図2は、食器洗浄機WMに組み込まれるCPU29の信号の授受を説明するための図である。食器洗浄機WMは、本体10に洗浄槽40が引き出し可能に収容されている。洗浄槽40内には、かご42が配置されており、かご42に食器や鍋等を置き、その食器等に洗浄水を噴射して洗浄するように構成されている。
本体10には、第1流路11、洗浄ノズル11a、給水口12、給水バルブ13、水位センサ14、水位センサ15、水位センサ16、フロート17、第2流路18、洗剤投入ノズル18a、温度センサ19、温風ヒータ20、ファン21、吸気口22、洗浄ポンプ23、排水ポンプ24、排水バルブ25、水温センサ26、温水ヒータ27、残菜フィルター28、CPU29(制御手段)、操作パネル30、回転洗浄ノズル31、及び洗剤投入容器41が設けられている。
図2に示すように、水位センサ14、水位センサ15、水位センサ16、温度センサ19、及び水温センサ26から出力される信号はインターフェイスを介してCPU29に入力される。CPU29から出力される制御信号はインターフェイスを介して、ファン21、洗浄ポンプ23を駆動するためのモータ231、排水ポンプ24を駆動するためのモータ241、温風ヒータ20、温水ヒータ27、警報機32、給水バルブ13、及び排水バルブ25に出力され、それぞれがその出力された制御信号に応じて作動する。
給水バルブ13はCPU29から出力される制御信号に応じて開閉する。給水バルブ13が開かれると、給水口12から洗浄水が洗浄槽40内に供給される。洗浄槽40内に溜められる洗浄水の水位を検出するためにフロート17が配置されている。フロート17は洗浄水に浮かぶように構成されていて、水位センサ16、水位センサ15、水位センサ14と接触して洗浄水の水位を検出できるように構成されている。
水位センサ16は、洗浄水が低い水位となっているかを検出するためのセンサであって、主に排水時に的確に排水が行われているかを判断するために用いられる。水位センサ15は、洗浄水が高い水位となっているかを検出するためのセンサであって、主に給水時に的確に給水が行われているかを判断するために用いられる。水位センサ14は、洗浄槽40内の洗浄水が異常に高い水位となっているかを検出するためのセンサであって、例えば給水時に給水バルブ13が開固定状態になってしまい、洗浄水が過剰に供給されることを検出したり、誤った洗剤が投入されて泡が過剰に発生してしまったことを検出したりするために用いられる。このため、各センサは下方から順に、水位センサ16、水位センサ15、水位センサ14の順に配置されている。
洗浄槽40の下方には温水ヒータ27が設けられており、温水ヒータ27で加熱された洗浄水は洗浄ポンプ23へと供給される。洗浄ポンプ23は、正回転時には洗浄水を第1流路11に供給し、洗浄ノズル11に向けて圧送する。洗浄ポンプ23は、また正回転時に洗浄水を回転洗浄ノズル31へと圧送する。洗浄ポンプ23は、逆回転時には洗浄水を第2流路18に供給し、洗剤投入ノズル18aに向けて圧送する。
洗浄ノズル11は、洗浄槽40の上方に配置されており、洗浄水を上方から食器等へと噴射する。回転洗浄ノズル31は、かご42の下方に配置されており、噴射口が回転することで洗浄水を広角に下方から食器等へと噴射する。洗剤投入ノズル18aは、洗浄槽40の上方に配置されており、洗浄水を洗剤投入容器41へと噴射する。洗剤投入容器41に洗浄水が噴射されると、洗剤投入容器41内に収容されている洗剤が飛び散り又は洗浄水と共に溢れ出て、洗浄槽40内へと供給される。
温水ヒータ27によって加熱される洗浄水の温度を計測するために、温水ヒータ27の近傍に水温センサ26が配置されている。温水ヒータ27の上方には残菜フィルター28が設けられていて、食器等を洗った際に落下する残菜が洗浄ポンプ23側に流れ込まないように構成されている。洗浄ポンプ23と同じ位置には、排水ポンプ24と排水バルブ25とが配置されている。
洗浄槽40内に温風を噴射するためにファン21及び温風ヒータ20が配置されている。ファン21が回転すると吸気口22から空気を吸い込んで温風ヒータ20側に送り込まれ、温風ヒータ20で加熱された後に洗浄槽40内に噴射されて排気口41から排出される。温度センサ19は、この温風の温度を計測するために温風ヒータ20よりも洗浄槽40側に配置されている。
警報機32は、異常判定の結果、食器洗浄機WMに異常が発生した場合に、使用者への警報を出すための装置である。
操作パネル30は、食器洗浄機WMに対する使用者の指示入力を受け付ける部分である。操作パネル30の一例を図3に示す。図3に示す操作パネル30は、電源ボタン301と、スタートボタン302と、コース選択ボタン303と、乾燥選択ボタン304と、換気選択ボタン305と、予約ボタン306とを備えている。各ボタンを操作した結果の出力信号はCPU29に出力され、CPU29によって適宜制御動作が行われる。
電源ボタン301は、食器洗浄機WMの主電源を入れたり、切ったりするためのボタンである。スタートボタン302は、食器洗浄の開始を指示したり、一時停止を指示したりするためのボタンである。コースボタン303は、食器洗浄のコースを指示するためのボタンである。乾燥ボタン304は、食器洗浄後の乾燥のコースを指示するためのボタンである。予約ボタン306は、食器洗浄の時間を予約するためのボタンである。
引き続いて、食器洗浄機WMの洗浄動作を図4を参照しながら説明する。図4は、食器洗浄機WMの洗浄動作を説明するためのタイムチャートである。図4に示すように、食器洗浄機WMの洗浄動作は順に、給水工程S41を実行後、食器に付着した食べ物が乾燥固着するのを防止するとともに食べ物を膨潤させて次の本洗浄工程S46で汚れを除去しやすくするための予洗い工程S42を所定時間実行し、その終了後洗浄水を排水工程S43で排水して、給水工程S44でお湯を給水し、洗剤投入工程S45で洗剤を投入後、本洗浄工程S46で本格的な洗浄を開始する。この本洗浄工程S46の終了後、排水工程S47、給水工程S48を経由して、本洗浄工程S46に続いて行われる濯ぎ工程へと移行する。この濯ぎ工程は3つの濯ぎ工程を備えている。具体的には、洗剤が入った洗浄水を排出して綺麗な洗浄水に入れ替えることを目的として短い時間運転される濯ぎ工程1及び2が実行され、その後洗浄水を加熱して高温で本格的に濯ぎ洗浄を行う加熱濯ぎ工程が実行されるように構成されている。その後排水工程S56が実行され、その後乾燥工程S57に移行して一連の制御シーケンスが終了するように構成されている。
以下この制御シーケンスを具体的に説明すると、給水工程S41では、給水バルブ13が開かれて洗浄槽40に水が給水される。給水工程S41における水位は水位センサ16が検知するまでの低めの位置に設定されている。予洗い工程S42では、洗浄ポンプS43が駆動されて、食器等についた大きな残菜が取り除かれるとともに、食器に付着した食べ物を膨潤させている。その後、排水工程S43で排水され、給水工程S44で60度のお湯が給水される。給水工程S44における水位は水位センサ15が検知する高めの位置に設定されている。給水完了後、洗剤投入工程S45で洗浄槽40内に予め格納されている洗剤が投入される。より具体的には、洗浄ポンプ23が低速で逆回転されて、洗浄水が第2流路18を通って洗剤投入ノズル18aから噴射される。洗剤投入ノズル18aは洗剤投入容器41に向けられているので、洗剤投入ノズル18aから噴射された洗浄水は洗剤投入容器41内に収容されている洗剤を、ポンプを低速にしているため大きな飛び散りを抑制しつつ溢れださせることで、洗浄槽40内に洗剤が投入される。洗剤投入工程S45からの本洗浄工程S46においては、温水ヒータ27に通電され、洗浄ポンプ23が高速の正回転で駆動され通常制御として洗浄が行われる。
約20分程度、本洗浄工程S46が継続された後、排水工程S47で洗剤が混じった洗浄水が排水され、綺麗な常温の洗浄水が再度給水工程S48で給水される。給水工程S48における水を節約するために水位は水位センサ16で検知される低めの位置に設定されている。本洗浄工程S46が終了すると濯ぎ工程に移行するが、濯ぎ工程は排給水を繰り返す形で連続3回実行される。最初の濯ぎ工程1S49では、洗浄ポンプ23が駆動されて、洗剤を洗い流す。その後、排水工程S50で洗浄水が排水され、給水工程S51で給水される。給水工程S51における水位は同様に低めの位置に設定されている。濯ぎ工程2S52で洗浄ポンプ23が駆動されて、洗剤を洗い流し、排水工程S53で洗浄水が排水される。この2回の排給水によって洗浄水は洗剤を含まない綺麗なものとすることができる。その後、給水工程S54で60度のお湯が給水される。この給水工程S54における水位は水位センサ15が検知する高めの位置に設定されている。
給水完了後、温水ヒータ27に通電されて更に80度まで洗浄水の温度が高められる。その状態で洗浄ポンプ23が駆動され、本格的な温水による濯ぎ洗浄が実行される。これが加熱濯ぎ工程S55である。この加熱濯ぎ工程は、約20分程度継続され、食器の洗浄は実質的に完了する。その後、排水工程S56で排水し、食器類を乾燥させるための乾燥工程S57に移行する。ここでは、ファン21が回転され、温風ヒータ20に通電されることで、洗浄槽40内に温風が噴射され食器類が乾燥させられる。なお、乾燥工程S57の初期では、洗浄槽40内の余熱を利用するため温風ヒータ20には通電されない。
引き続いて、洗浄ポンプ23の回転状態と洗浄ノズル11a及び洗剤投入ノズル18aからの洗浄水の噴射状態とについて、図5を参照しながら説明する。図5は、食器洗浄機WMの洗浄ポンプ23、洗浄ノズル11a及び洗剤投入ノズル18a等について模式的に示した図である。
図5に示すように、洗浄ポンプ23が正回転をすると、洗浄水は第1流路11のみに供給される。第1流路11には、回転洗浄ノズル31と、洗浄ノズル11aと、洗浄ノズル11bとが接続されているので、洗浄水が第1流路11に供給されると、回転洗浄ノズル31と、洗浄ノズル11aと、洗浄ノズル11bとからそれぞれ洗浄水が噴射する。
回転洗浄ノズル31は、洗浄槽40の下側に配置されており、上方に向けて洗浄水を噴射するように構成されている。洗浄ノズル11bは、洗浄槽40の中程に配置されており、水平方向からやや上方に向けて洗浄水を噴射するように構成されている。
洗浄ノズル11aは、洗浄槽40の上側に配置されており、下方に向けて洗浄水を噴射するように構成されている。洗浄ノズル11aは、噴射する洗浄水が洗剤投入容器41には入らないように構成されている。
洗浄ポンプ23が正回転している場合には、第1流路11に洗浄水が供給されるものの、第2流路18には洗浄水が供給されないように構成されている。この構成について図6を参照しながら説明する。
洗浄ポンプ23は、ケーシング231の内部に収められている回転子232が回転することで洗浄水に圧力を加え、洗浄水を第1流路11及び第2流路18に送り出している。ケーシング231と第2流路18との接合部分には、遮断弁233が設けられている。遮断弁233は、回転軸233aを中心にして搖動するように構成されている。回転軸233aには、第1弁体233bが繋がっており、第1弁体233bの先端には第2弁体233cが設けられている。第1弁体233bは、回転軸233aを中心に搖動して第2流路18への入り口を閉じるように構成されている。回転軸233aは、洗浄ポンプ23が正回転をした場合に、第1弁体233bに対して上流側に位置するように構成されている。また、第2弁体233cは、第1弁体233bに対して洗浄ポンプ23の中心側に折れ曲がって突出するように構成されている。従って、洗浄ポンプ23が正回転をした場合、洗浄水の水流によって第2弁体233cが洗浄ポンプ23の外側方向に押されて、第1弁体233bが第2流路18への入り口に押しつけられるように構成されている。
続いて、洗浄ポンプ23が逆回転をした場合について図7及び図8を参照しながら説明する。図7に示すように、洗浄ポンプ23が逆回転をすると、洗浄水は第1流路11及び第2流路18の双方に供給される。図6を参照しながら説明したように、洗浄ポンプ23と第1流路11との接合部分には何らの弁も設けられていないので、洗浄ポンプ23が逆回転しても第1流路11には洗浄水が供給される。ただし、洗浄ポンプ23が正回転の場合に比較して、洗浄ポンプ23が逆回転の場合には吐出圧が低下するので、回転洗浄ノズル31、洗浄ノズル11a、及び洗浄ノズル11bからそれぞれ噴射される洗浄水の勢いは弱くなる。このように、回転洗浄ノズル31と、洗浄ノズル11aと、洗浄ノズル11bとからそれぞれ噴射される洗浄水は少なくなるけれども、洗剤を供給する工程においては、それらのノズルから噴射される洗浄水は洗剤が大きく飛散したり、飛散して食器等に付着して固化するのを予防しているものであるため噴射量を少なくすることが好ましいものである。
図8に示すように、洗浄ポンプ23が逆回転をすると、遮蔽弁233の第2弁体233cが洗浄水の水流によって押されて、第1弁体233bが第2流路18の入り口から離れるように回転する。従って、第2流路18に洗浄水が供給されて、洗剤投入ノズル18aから洗浄水が噴射され、洗剤投入容器41に洗浄水が供給される。尚、遮蔽弁233の回転軸233a近傍にはストッパー234が設けられているので、遮蔽弁233はストッパー234によって支えられて所定の開状態を維持する。
洗剤投入ノズル18aは、噴射する洗浄水が洗剤投入容器41に届くような位置に設けられている。従って、洗剤投入ノズル18aから噴射された洗浄水は洗剤投入容器41に供給される。ここで、洗剤投入容器41について図9〜図11を参照しながら説明する。図9は、食器洗浄機WMの扉43を開いた状態を示す図である。扉43は、その下端が食器洗浄器WMの本体に枢着されていて、搖動自在に構成されている。図9は、扉43をほぼ水平な状態まで開いた状態を示している。図10は、図9のA−A断面を示す図である。図11は、図9のB−B断面を示す図である。
図9及び図10に示すように、扉43を開いてほぼ水平状態にすると、洗剤投入容器41は、開口部41aを上方に向けた状態となる。洗剤投入容器41は、回転軸411によって扉43の内面に軸支されており、その底面には錘部412が設けられている。従って、洗剤投入容器41は、回転軸411を中心として錘部412が下方に位置するように搖動する。このような構成とすることで、図11の(a)に示すように扉43を略水平となるまで開いた場合には、洗剤投入容器41は開口部41aを上方に向けた状態となり、洗剤を投入することができる。また、図11の(b)に示すように扉43を閉じると、洗剤投入容器41は開口部41aを上方に向けた状態となり、開口部41aが洗剤投入ノズル18a側を向くことになって、洗剤投入ノズル18aから噴射された洗浄水が洗剤投入容器41の中に供給される。
上述した例では、洗浄ポンプ23を逆回転させることで、洗剤投入ノズル18aに洗浄水を供給して、洗浄投入ノズル18aから洗剤投入容器41に洗浄水を噴射したが、洗剤投入ノズル18aから洗剤投入容器41に洗浄水を噴射する態様はこれに限られるものではない。本実施形態の第1の変形例を図12及び図13に示す。
図12及び図13に示す第1の変形例は、洗浄ポンプ23zは常に正回転をさせており、遮蔽弁は設けずに第2流路18の途中に電磁弁44を設けている。図12に示すように、電磁弁44を閉じて洗浄ポンプ23zを正回転させると、第1流路11のみに洗浄水が供給され、回転洗浄ノズル31と、洗浄ノズル11aと、洗浄ノズル11bとからそれぞれ洗浄水が噴射する。一方、図13に示すように、電磁弁44を開いて洗浄ポンプ23zを正回転させると、第1流路11と第2流路18との双方に洗浄水が供給され、回転洗浄ノズル31と、洗浄ノズル11aと、洗浄ノズル11bとからそれぞれ洗浄水が噴射すると共に、洗剤投入ノズル18aから洗浄水が噴射する。この場合、回転洗浄ノズル31と、洗浄ノズル11aと、洗浄ノズル11bとからそれぞれ噴射される洗浄水は少なくなるけれども、洗剤を供給する工程においては、それらのノズルから噴射される洗浄水は洗剤が食器等に付着するのを予防し、また付着したのを落とすためであるから、噴射量が少なくなっても問題はない。
続いて、本実施形態の第2の変形例を図14及び図15に示す。図14及び図15に示す第2の変形例は、洗浄ポンプ23zを常に正回転させており、その回転数を変更することで洗浄水の噴射を制御している。図14に示すように、洗浄ポンプ23zを低い回転数で正回転させると、第1流路11及び第2流路18にそれぞれ洗浄水が供給される。しかしながら、洗浄ポンプ23zの回転数が低く洗浄水の吐出圧が低いので、回転洗浄ノズル31、洗浄ノズル11a、洗浄ノズル11b、及び洗剤投入ノズル18aから噴射される洗浄水は少ない状態である。従って、回転洗浄ノズル31、洗浄ノズル11a、及び洗浄ノズル11bから噴射される洗浄水が洗剤投入容器41に届かないのはもちろんのこと、洗剤投入ノズル18aから噴射される洗浄水も洗剤投入容器41に届かない。
一方、図15に示すように、洗浄ポンプ23zの回転数を上げて正回転させると、高い吐出圧で洗浄水が第1流路11及び第2流路18に供給される。このため、洗剤投入ノズル18aから噴射される洗浄師が洗剤投入容器41に届き、洗剤投入ノズル18aから噴射された洗浄水が洗剤投入容器41の中に供給される。
洗浄ポンプ23zからの洗浄水の吐出圧を変更する態様では、洗剤投入ノズル18aの代わりに図16及び図17に示す洗剤投入ノズル18bを用いてもよい。図16及び図17に示す洗剤投入ノズル18bは、支持体181と、ノズル182とによって構成されている。ノズル182は、細長い円筒状の形態を成しており、支持体181に対して進退自在に構成されていて、その先端に第1噴射孔182aが、円筒状となっている筒の途中には第2噴射孔182bがそれぞれ設けられている。
図16に示すように、洗浄ポンプ23zから洗剤投入ノズル18bに供給される洗浄水の吐出圧が低い場合には、ノズル182は支持体181の内部に半分程度納まった状態となっていて、第2噴射孔182bは支持体181の内部に隠れた状態となっている。従って、この状態では第1噴射孔182aからのみ洗浄水が噴射される。
一方、図17に示すように、洗浄ポンプ23zから洗剤投入ノズル18bに供給される洗浄水の吐出圧が高い場合には、ノズル182は支持体181から更に突出した状態となり、第2噴射孔182bは支持体181の外部に出た状態となる。従って、この状態では、第1噴射孔182aからのみならず、第2噴射孔182bからも洗浄水が噴射する。図17に示す状態の場合に、第2噴射孔182bから噴射される洗浄水が届く位置に洗剤投入容器を配置すれば、洗浄ポンプ23zからの洗浄水の吐出圧の変更によって、確実に洗剤投入容器に洗浄水を供給して、洗剤を飛び散らせたり洗浄水と共に溢れださせたりすることが可能となる。
本実施形態に係る食器洗浄機の構成を示す図である。 図1に示す食器洗浄機に組み込まれるCPUの信号の授受を説明するための図である。 図1に示す食器洗浄機に取り付けられている操作パネルを示す図である。 図1に示す食器洗浄機の動作を説明するためのタイムチャートである。 洗浄ノズル及び洗剤投入ノズルからの洗浄水の噴射状態を説明するための図である。 洗浄ポンプを説明するための図である。 洗浄ノズル及び洗剤投入ノズルからの洗浄水の噴射状態を説明するための図である。 洗浄ポンプを説明するための図である。 洗剤投入容器を説明するための図である。 洗剤投入容器を説明するための図である。 洗剤投入容器を説明するための図である。 本実施形態の変形例における、洗浄ノズル及び洗剤投入ノズルからの洗浄水の噴射状態を説明するための図である。 本実施形態の変形例における、洗浄ノズル及び洗剤投入ノズルからの洗浄水の噴射状態を説明するための図である。 本実施形態の変形例における、洗浄ノズル及び洗剤投入ノズルからの洗浄水の噴射状態を説明するための図である。 本実施形態の変形例における、洗浄ノズル及び洗剤投入ノズルからの洗浄水の噴射状態を説明するための図である。 洗剤投入ノズルの変形例を説明するための図である。 洗剤投入ノズルの変形例を説明するための図である。
符号の説明
WM…食器洗浄機、10…本体、40…洗浄槽、11…第1流路、11a…洗浄ノズル、12…給水口、13…給水バルブ、14…水位センサ、15…水位センサ、16…水位センサ、17…フロート、18…第2流路、18a…洗剤投入ノズル、19…温度センサ、20…温風ヒータ、21…ファン、22…吸気口、23…洗浄ポンプ、24…排水ポンプ、25…排水バルブ、26…水温センサ、27…温水ヒータ、28…残菜フィルター、29…CPU、30…操作パネル、31…回転洗浄ノズル、41…洗剤投入容器、42…かご、43…扉。

Claims (4)

  1. 洗浄水を洗浄槽に配置された食器等の洗浄対象物に対して噴射する洗浄ノズルと、
    前記洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄ポンプと、
    洗剤を前記洗浄槽に投入するために、その下端が枢着されて搖動自在に前記洗浄槽の前面を覆うように構成されてなる扉に設けられる洗剤投入容器と、を備える食器洗浄機であって、
    前記洗剤投入容器は、洗剤を投入するための開口部が設けられており、自重で常に前記開口部が上方を指向するように前記扉に対して搖動自在に軸支されていることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記洗剤投入容器に洗浄水を供給するための洗剤投入ノズルを備え、
    前記洗剤投入ノズルから噴射される洗浄水が前記開口部に噴射されるように構成されており、前記洗剤投入ノズルから前記開口部に洗浄水が噴射されると、前記洗剤投入容器が回転して内部に収容されている洗剤を洗浄水に投入することを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 前記洗剤投入容器に洗浄水を供給するための洗剤投入ノズルを備え、
    前記扉が閉じられている場合において、前記洗剤投入容器の一部が前記扉よりも前記洗浄槽側に突出し、
    当該突出した部分に前記洗剤投入ノズルから噴射された洗浄水が当たって、前記洗剤投入容器が回転するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
  4. 前記洗剤投入容器に洗浄水を供給するための洗剤投入ノズルを備え、
    前記洗剤投入ノズルから噴射される洗浄水は、前記洗剤投入容器の中心に指向されていることを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
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