JPH0611877U - 自動洗浄機 - Google Patents

自動洗浄機

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JPH0611877U
JPH0611877U JP4733792U JP4733792U JPH0611877U JP H0611877 U JPH0611877 U JP H0611877U JP 4733792 U JP4733792 U JP 4733792U JP 4733792 U JP4733792 U JP 4733792U JP H0611877 U JPH0611877 U JP H0611877U
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washing
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啓次 藤井
昭実 星野
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Yamato Scientific Co Ltd
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Yamato Scientific Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管等をなくして構造を簡単にすると共に水
分の吸収を防いで、粉末洗剤容器からの洗剤水の円滑な
送り出しを確保する。 【構成】 洗浄室1の底部51に、洗浄水が送り込まれ
る水槽53を設け、その水槽53内に送り込まれた洗浄
水をポンプ43によってノズル本体9a・11a・13
a内へ送り込み、ノズル本体9a・11a・13aに設
けた噴射孔17から洗浄水を噴射するようにした自動洗
浄機において、前記洗浄室内に粉末洗剤容器57を設
け、その粉末洗剤容器57の容器本体内に、仕切部材6
7を設けて上下の部屋69・70に仕切ると共に上方の
部屋69に、粉末洗剤投入用の開閉蓋79と洗浄水が送
り込まれる流入口84とを設ける一方、下方の部屋70
に、前記洗浄室70内に開放する流出口86を設け、前
記仕切部材67の一部分を、上方の部屋69に送り込ま
れる洗浄水の水圧によって下方へ屈曲し、上下の部屋を
通過させる可撓性の屈曲部77としたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ノズルから噴射される洗浄水によって洗浄を行なう自動洗浄機に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フラスコや試験管等を洗浄する自動洗浄機にあっては、噴射ノズルから 洗浄水を噴射することで洗浄を行なうようになっている。
【0003】 洗浄機による洗浄は、予備洗浄工程、本洗浄工程、すすぎ工程から成り、本洗 浄工程にあっては、洗剤を用いて洗浄される。洗剤は液体洗剤、粉末洗剤がそれ ぞれ選択して使用できるようになる。
【0004】 粉末洗剤は、一回ごとに粉末洗剤容器内に投入され、容器内に洗浄水を送り込 むことで溶けた洗剤水をポンプによって噴射ノズルへ送り込む構造となっている 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く粉末洗剤は、粉末洗剤容器内で溶かして使用するものであるが、 予備洗浄工程から本洗浄工程に入る間に、水分を吸収すると吸湿固化し、流出口 を塞ぐようになる所から、水分の吸収が起きないように粉末洗剤容器をセットす る場所を二重構造にしたり、洗浄室の外へ配置する等の対応策を採っている。
【0006】 しかしながら、前者にあっては、構造が複雑になると共に一回ごとに行なう洗 剤の投入作業が大変面倒であること、また、後者にあっては、設置スペースの確 保が難しく、しかも、大がかりな配管を必要とし、組付性、コスト性の面におい て望ましくない。
【0007】 そこで、この考案にあっては、前記問題を解消する自動洗浄機を提供すること を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するてめに、この考案は、洗浄室の底部に、洗浄水が送り込ま れる水槽を設け、その水槽内に送り込まれた洗浄水をポンプによってノズル本体 内へ送り込み、ノズル本体に設けた噴射孔から洗浄水を噴射するようにした自動 洗浄機において、前記洗浄室内に粉末洗剤容器を設け、その粉末洗剤容器の容器 本体内に、仕切部材を設けて上下の部屋に仕切ると共に上方の部屋に、粉末洗剤 投入用の開閉蓋と洗浄水が送り込まれる流入口とを設ける一方、下方の部屋に、 前記洗浄室内に開放する流出口を設け、前記仕切部材の一部分を、上方の部屋に 送り込まれる洗浄水の水圧によって下方へ屈曲し、上下の部屋を連通させる可撓 性の屈曲部としてある。
【0009】
【作用】
かかる自動洗浄機によれば、粉末洗剤容器の上方の部屋は、開閉蓋と仕切部材 とにより独立するため、投入された洗剤が水分を吸収することはない。また、溶 けた洗剤水は、下方へ屈曲する屈曲部によって下方の部屋の流出口から洗浄室内 へ流れ、水槽へ送り込まれる。したがって、配管等を必要とせずに、水槽内へ送 り込めるようになる。
【0010】
【実施例】
以下、図1乃至図5の図面を参照しながら、この考案の一実施例を詳細に説明 する。
【0011】 図中1は自動洗浄機3の洗浄室を示している。
【0012】 洗浄室1は、上方洗浄部5と下方洗浄部7の上下2段に分かれていて、上方洗 浄部5には第1の洗浄ノズル9と第2の洗浄ノズル11が、下方洗浄部7には第 3の洗浄ノズル13がそれぞれ配置され、上方洗浄部5にあっては、第1・第2 洗浄ノズル9・11により上方と下方からの洗浄が可能となっている。また、下 方洗浄部7にあっては、第3洗浄ノズル13により下方からの洗浄が可能となっ ている。
【0013】 第1・第2・第3の洗浄ノズル9・11・13のノズル本体9a・11a・1 3aは横長のボックス状に形成され、上面15には、洗浄用の噴射孔17が長手 方向に沿って多数設けられると共に前面19と後面21の外側寄りには回転軌跡 の接線方向に沿って噴射する180度向きが異なる回転用の噴射孔23・23が それぞれ設けられている。
【0014】 また、ノズル本体9a・11a・13aの上面15及び下面16のほぼ中央部 位には、主軸25に対して回転自在に嵌挿支持された貫通孔27・27が設けら れている。
【0015】 上面側の貫通孔27には、合成樹脂製の軸受部材29がビス31で一体に固着 されている。軸受部材29と対応する主軸25側は、前記軸受部材29の軸孔2 9aと回転自在に嵌挿し合う第1軸径部33となっている。
【0016】 下面側の貫通孔27には、主軸25が直接嵌挿支持され、貫通孔27と対応す る支軸25側は、第2軸径部35となっている。
【0017】 主軸25の上端には、キャップ37のねじ部が螺合し、キャップ37の鍔部3 9は軸受部材29の上面に作用している。これにより、主軸25とノズル本体9 a・11a・13aはキャップ37の鍔部39と、軸受部材29の段差部41と によって上下方向の動きが規制された状態で回転自在に支持されている。
【0018】 第1・第2・第3洗浄ノズル9・11・13が回転自在に装着された主軸25 は、内部空間が流路となっていてポンプ43の吐出口45から延長されたパイプ 47と接続連通している。
【0019】 また、ポンプ43の取入口49には、洗浄室1の底部51に設けられた水槽5 3とパイプ55を介して接続連通している。
【0020】 水槽53は、図外の制御部によって温度管理されるヒータが設けられると共に 洗浄水と、粉末洗剤の入った粉末洗剤容器57からの洗剤水が洗浄室1の底面を 介して流れ込むようになっている。洗浄室1の底部51には供給弁59によって 開閉自在に制御される第1の洗浄水供給パイプ61が臨んでいる。
【0021】 粉末洗剤容器57は、洗浄室1の底部51から内部へ延長された第2の洗浄水 供給パイプ65に固定支持され、ゴム製の仕切部材67によって上下の部屋69 ・70に仕切られている。
【0022】 仕切部材67は、洗浄室1の底部51に載置セットされた支脚71を有する支 持部材73によって固定支持され外周縁は、粉末洗剤容器57の内壁面と弾接し 、上下の部屋69・70のシールが確保されている。
【0023】 また、仕切部材67の一部分は、図3に示すように、支持部材73の一部周端 側が切欠されていて、上方からの圧力が作用することで図1鎖線の如く下方へ屈 曲する屈曲部77となっている。これにより、上下の部屋69・70の連通が可 能になると共に屈曲部77は上方からの圧力が解除されることで元の実線位置に 復帰するようになっている。
【0024】 粉末洗剤容器57の上方の部屋69は、粉末剤が投入される洗剤室となってお り、上方の開放口は開閉蓋79により閉塞されている。開閉蓋79は、ロックレ バー81によって弛めたフック部82を係止片83から外すことでヒンジ85を 支点として図1矢印方向への開閉が可能となっている。
【0025】 さらに、上方の部屋69には、流入口84が設けられている。。流入口84は 、前記第2の洗浄水供給パイプ65の先端が流入口となっており、供給弁63に より開閉自在に制御される。さらに、流入口84は、上から投入された洗剤が直 接流入口84の内部へ入ることがないよう間隙を有してカバー85が設けられて いる。
【0026】 一方、下方の部屋70には、洗浄室1の底部51に開放する流出口86が設け られている。
【0027】 このように構成された自動洗浄機において、予備洗浄工程にあっては、第2の 洗浄水供給パイプ65は閉じている。一方、第1の洗浄水供給パイプ61からは 洗浄水が洗浄室1の底部51を介して水槽53内に送り込まれ、その洗浄水は水 槽53で暖められた後、ポンプ43によってノズル本体9a・11a・13a内 に送り出され、洗浄用の噴射孔17から洗浄水が勢いよく噴射される。同時に回 転用の噴射孔23からも洗浄水が勢いよく噴射され、その噴射圧による推力によ ってノズル本体9a・11a・13aは回転し、回転しながら予備洗浄が行なわ れる。この予備洗浄工程において、粉末洗剤容器57の上方の部屋69は開閉蓋 79と仕切部材67とにより密閉されているため予備洗浄工程において水分を吸 収することはない。
【0028】 次に、本洗浄工程に入ると、第2の洗浄水供給パイプ65を開けて洗浄水を送 り出す。流入口84から上方の部屋69に送り込まれた洗浄水により洗剤は溶け 出し、一定圧力に達すると屈曲部77は下方へ屈曲する。と同時に、溶けた洗剤 水は下方の部屋70の流入口86から水槽53へ送り込まれる。この場合、配管 等を必要とせず簡単に水槽53内へ送り込まれるようになる。また、水槽53内 の洗剤水は、ポンプ43によりノズル本体9a・11a・13aへ送られ、各噴 射孔17・23から勢いよく噴射することで、回転しながら洗剤による本洗浄が 行なわれる。
【0029】 次に、すすぎ工程に入ると、第2の洗浄水供給パイプ65を閉じて、第1の洗 浄水供給パイプ61からの洗浄水のみを使用し、予備洗浄工程と同様に各噴射孔 17・23から洗浄水を勢いよく噴射することですすぎが行なわれる。
【0030】
【考案の効果】
以上、説明したように、この考案によれば、粉末洗剤容器を洗浄室内に配置で きるため、配管等を必要としなくて済むため、構造を簡単にできる。また、開閉 蓋と仕切部材とにより上方の部屋を独立した洗剤室にできるため水分を吸収する ことがなくなり、本洗浄工程において、円滑に洗剤水を送り出せるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粉末洗剤容器の拡大切断面図、
【図2】この考案を実施した自動洗浄機の全体の説明
図、
【図3】支持部材の底面図、
【図4】図3のA−A線断面図、
【図5】洗浄ノズルの切断面図、
【符号の説明】
9a・11a・13a ノズル本体 17 洗浄用の噴射孔 43 ポンプ 51 底部 53 水槽 57 粉末洗剤容器 67 仕切部材 69 上方の部屋 70 下方の部屋 77 屈曲部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室の底部に、洗浄水が送り込まれる
    水槽を設け、その水槽内に送り込まれた洗浄水をポンプ
    によってノズル本体内へ送り込み、ノズル本体に設けた
    噴射孔から洗浄水を噴射するようにした自動洗浄機にお
    いて、前記洗浄室内に粉末洗剤容器を設け、その粉末洗
    剤容器の容器本体内に、仕切部材を設けて上下の部屋に
    仕切ると共に上方の部屋に、粉末洗剤投入用の開閉蓋と
    洗浄水が送り込まれる流入口とを設ける一方、下方の部
    屋に、前記洗浄室内に開放する流出口を設け、前記仕切
    部材の一部分を、上方の部屋に送り込まれる洗浄水の水
    圧によって下方へ屈曲し、上下の部屋を連通させる可撓
    性の屈曲部としたことを特徴とする自動洗浄機。
JP1992047337U 1992-07-07 1992-07-07 自動洗浄機 Expired - Lifetime JP2560581Y2 (ja)

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JPH0611877U true JPH0611877U (ja) 1994-02-15
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282649A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄機および食器洗浄方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50116257U (ja) * 1974-03-06 1975-09-22
JPS59127573U (ja) * 1983-02-16 1984-08-28 三洋電機株式会社 自動洗剤投入装置

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JP2560581Y2 (ja) 1998-01-26

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