JP2921082B2 - 食器洗い機の処理剤投入装置 - Google Patents

食器洗い機の処理剤投入装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、食器洗い機の仕上げ剤投入装置に関する。
従来の技術 近年、食器洗い機が広く使用されるようになってきて
おり洗浄効率を良くするために処理剤投入装置が装備さ
れている。
従来この種の食器洗い機の処理剤投入装置は第5図に
示すような構成が一般であった。図において1は食器類
を収納し底部に洗浄水を溜める洗浄槽であり、この洗浄
槽1は側部に開口をもち、開口は内板3と外装板4から
なる蓋によって塞がれている。また洗浄槽1の開口縁に
はシール用のパッキン5が設けられている。前記蓋2内
には洗剤,乾燥仕上げ剤投入装置における液体状の洗剤
あるいは乾燥仕上げ剤を溜ておく容器6が設けられ、容
器6の側方には補充口8が形成され、補充口8は蓋2の
内側に突出し、キャップ7によって閉じられるよになっ
ている。そして容器6はシール部材9を介して蓋2の内
板3にナット10で挟持されている。また所定量を計量さ
れた仕上げ剤を前記容器部6から洗浄槽1内に投入する
際に空気孔が必要となるが、従来の仕上げ剤投入装置で
は前記空気孔11を前記容器6の最上部の内板3側に形成
していた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の食器洗い機の処理剤投入装置では空
気孔11が食器洗い機の蓋2内に位置しているので蓋2を
激しく開閉動作させた場合に僅かではあるが液漏れを起
こして、これが度重なると液が蓋2内を垂れ落ちて機外
に漏れるという問題があった。さらに修理等で蓋2を取
り外す場合には蓋2内で液漏れがおこっていてもそれに
気付かず、取り付けてからしばらくして機外への液漏れ
が発生しトラブルの原因ともなっていた。また洗剤ある
いは乾燥仕上げ剤は金属部材に錆を誘発したり、一部の
樹脂部材を膨潤させ割れを生じさせるなどの問題があっ
た。本発明は上記問題を解決するもので、蓋内に液が漏
れないようにし、空気経路に洗浄水が侵入しないように
して、トラブルの発生をなくすることができる食器洗い
機の仕上げ剤投入装置を提供することを目的としてい
る。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、本発明は、洗浄槽
の一側壁をなし、かつ下辺を回動軸として開放時に前方
に倒して水平位置を保つ蓋と、この蓋の内側に装着した
処理液を収容する貯溜容器を備え、前記貯溜容器には、
前記蓋を閉状態にした時その貯溜容器の上部分となる位
置に計量室と空気経路をそれぞれ独立して設け、前記空
気経路は、前記蓋が閉じた状態で上下方向に延び、その
状態での最下部に洗浄槽に開放する連通孔を設け、かつ
前記蓋が開放した状態において前記貯溜容器内に洗浄水
が流入しないように水溜部を形成したものである。
作用 上記した構成において、第1の課題解決手段の作用は
蓋が閉じた状態においては、すなわち蓋が直立した状態
では、空気の導入のための連通孔は空気経路の最下部に
あるので洗浄槽内で噴射された洗浄水は連通孔から逆流
することはなく、また、蓋が開放した状態、すなわち蓋
が水平な状態においては空気経路内に独立した水溜部を
設けているので、ここで洗浄水はせき止められて、再び
蓋を閉じたときに洗浄槽内に戻すことができるのであ
り、また第2の課題解決手段の作用は、噴射された洗浄
水は補充口蓋で遮られるとともに、リブによってせき止
められるので、洗浄水が行力な噴射圧力で連通孔部に飛
散しても前記水溜部に流入する量は少なくできるのであ
る。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を第1図,第2図,第3図お
よび第4図を参照しながら説明する。第3図に示すよう
に洗浄槽12は食器類13を収納し底部に洗浄水を溜め、洗
浄ポンプ14は洗浄槽12の洗浄水を吸い込み洗浄ノズル15
から噴出させるようになっている。蓋16は洗浄槽12の側
方の開口を開閉するもので、内板17と外装板18からなり
前方に約90゜倒して開くものである。処理剤投入装置
は、容器20と本体部21とを溶着にて接続して構成され前
記蓋16の内板17に取りつけられている。
第4図において、乾燥仕上げ剤投入装置の本体21と容
器20で構成される貯溜容器22は、乾燥仕上げ剤を入れる
ための補充口24を備え、シール部材27を介して補充口蓋
26によって閉じるようになっている。前記貯溜容器22の
内部に形成される計量室28は食器洗い機の蓋16の開閉に
伴って所定量の乾燥仕上げ剤を溜めるものであり、乾燥
仕上げ剤を洗浄槽12内に送り込む投入口29は、ソレノイ
ド31により駆動される弁体30で開閉されるようになって
いる。そして、貯溜容器22には洗浄槽12内に開通する空
気導入用の連通孔32を設け、貯留容器22の最上部23よ
り、下方に延びて前記連通孔32につながる独立した空気
経路33を設けている。前記空気経路33は食器洗い機の蓋
16が閉じたとき(第1図の状態)に空気経路33内に入っ
た洗浄水等が連通孔32より洗浄槽12側に流出するように
最下部に傾斜部25が設けられ、また、蓋16が開いたとき
(第2図の状態)に空気経路33内に入った洗浄水等が貯
溜容器22の最上部23に流入しないように邪魔板34が設け
られて水溜部35を形成している。なお、空気流路33は容
器20と本体21とで溶着面36を介して構成される。
また、連通孔32の外周にはリブ37およびひさし38が設
けられるとともに、補充口蓋26が連通口32を覆ってい
る。なお、第4図において、本体21の上部には洗剤を入
れる門形状の洗剤溜部39が設けられ、回転支持された開
閉蓋43で開閉が行われ、洗浄工程において、洗剤を投入
するものである。
上記の構成において動作を説明すると、貯溜容器22に
は食器洗い機の運転回数80〜100回分に必要な液体状の
乾燥仕上げ剤等の処理剤が溜られている。利用者は、食
器洗い機の蓋16を開いて蓋16の上にかご44を引出して食
器類13を収納し洗浄槽12内にかご44を戻した後に洗剤溜
部39に所定の洗剤を入れて開閉蓋43を閉じ食器洗い機の
蓋16を閉めて運転を開始する。
食器洗い機の動作は、予洗い、洗浄、すすぎ、加熱す
すぎ、乾燥の各工程の順に進行するが、洗浄工程におい
て、まず、開閉蓋43が開かれて洗剤が投入される。そし
て、加熱すすぎ行程では、ソレノイド31に一定時間の通
電が行われて弁体30が開いて計量室28に溜まっていた乾
燥仕上げ剤が投入口29より流し出す。なお、計量室28へ
の乾燥仕上げ剤の流入は食器洗い機の蓋16を一旦開いて
閉じる際に乾燥し上げ剤が計量室28にすくわれることに
よるものである。このときに1回当たり投入される乾燥
仕上げ剤は微量であり投入経路39も細く絞られているた
め、計量室28から流出させるには貯溜容器22内に空気を
流入させる連通口が必要になる。
本実施例では、連通孔32を食器洗い機の洗浄槽12側に
設けているが、食洗洗い機の蓋16が開いて(第2図)か
ご44に食器類13を収納するときに食器類13に残留してい
た汚水等が乾燥仕上げ剤投入装置の本体21に落下して矢
印42に示すように連通孔32から空気経路33に流入する。
このとき汚水等は邪魔板34によってせき止められ水溜部
35が溜められる結果、貯溜容器22の最上部23への流入を
防止できる。次に食器洗い機の蓋16が閉じられると(第
1図)前記水溜部35に溜まっていた汚水等が矢印40に示
すように空気経路33の最下点にある傾斜部25を経由して
連通孔32から洗浄槽12内に流出していく。洗浄中は乾燥
仕上げ剤投入装置の本体21に向けて直接飛散する洗浄水
を連通孔32を覆う補充口蓋26が遮断し、矢印41に示すよ
うに本体21の表面を伝わり落ちる洗浄水は連通孔32の外
周部に設けられたリブ37及びひさし38により空気経路33
内への流入を防ぐことができるものである。
なお、本実施例では乾燥仕上げ剤の投入装置を例に挙
げ説明したが、液体洗剤等を投入する投入装置としても
利用することができる。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によ
れば洗浄槽の一側壁をなし、かつ下辺を回動軸として開
放時に前方に倒して水平位置を保つ蓋と、この蓋の内側
に装着した処理液を収容する貯溜容器を備え、前記貯溜
容器には、前記蓋を閉状態にした時その貯溜容器の上部
分となる位置に計量室と空気経路をそれぞれ独立して設
け、前記空気経路は、前記蓋が閉じた状態で上下方向に
延び、その状態での最下部に洗浄槽に開放する連通孔を
設け、かつ前記蓋が開放した状態において前記貯溜容器
内に洗浄水が流入しないように水溜部を形成したことに
より、洗浄中に貯溜容器内に流入した洗浄水は水溜部で
せき止められ洗浄槽内に戻すことができ、機体外への流
出がなくトラブルの発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の食器洗い機の処理剤投入装
置を蓋にセットし閉じた状態を示す要部断面図、第2図
は同処理剤投入装置を蓋にセットし開いた状態を示す要
部断面図、第3図は同処理剤投入装置を蓋にセットした
状態を示す構成図、第4図は同処理剤投入装置の要部破
断側面図、第5図は従来例の食器洗い機の処理剤投入装
置を蓋にセットし閉じた状態を示す要部断面図である。 22……貯溜容器、26……補充口蓋、32……連通孔、33…
…空気経路、35……水溜部、37……リブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 15/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽の一側壁をなし、かつ下辺を回動軸
    として開放時に前方に倒して水平位置を保つ蓋と、この
    蓋の内側に装着した処理液を収容する貯溜容器を備え、
    前記貯溜容器には、前記蓋を閉状態にした時その貯溜容
    器の上部分となる位置に計量室と空気経路をそれぞれ独
    立して設け、前記空気経路は、前記蓋が閉じた状態で上
    下方向に延び、その状態での最下部に洗浄槽に開放する
    連通孔を設け、かつ前記蓋が開放した状態において前記
    貯溜容器内に洗浄水が流入しないように水溜部を形成し
    た食器洗い機の処理剤投入装置。
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