JP2007281648A - 車載データレコーダおよびデータ記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子制御装置からの出力信号の通信データの前に識別子を設定し、この際、車載データレコーダ出力信号にも専用の識別子を設定する。この車載データレコーダ専用の識別子として、外部診断装置に設定される識別子と異なる識別子を設定する。
【選択図】図6
Description
図2における車内LAN2に接続されている制御装置21,22,23,24,25および車内LAN3に接続されている制御装置31,32,33,34,35からデータを取得するためのデータ送信要求は予め定められた一定周期で行われ、この周期をタイマにより監視し、このタイマがタイムアウトとなると所定の周期のタイミングに達したとして(ステップS300:YES)、各制御装置からのデータ取り込みを開始する。この際、先ずネットワーク(LAN)が負荷オーバになっていないか調べる。ネットワークの負荷の状態、すなわち現時点以前におけるネットワーク内の通信頻度が所定のデータ量以上になっているか否かをネットワークの負荷状態を示すフラグにより調べる。
(第1の設定法)
車両の制御状態を検知し、該検知したデータを送出する制御装置21〜25、および31〜35がそれぞれ接続されている2つの車内LAN2および3に対して共通に接続されており、前記各複数の制御装置それぞれの制御状態を記録することが可能な1台の車載データレコーダ1において、前記2つの車内LAN2および3と前記車載データレコーダ1とは2本のケーブル61,71によりそれぞれ接続されている。これ等ケーブル61,71は、前記の各制御装置からの制御情報を収集して異常診断を行う外部診断装置5に他の2本のケーブル611,711とで分岐し、コネクタ81、ケーブル62,72、コネクタ82を介して接続可能となっている。車載データレコーダ1が前記2つの車内LANに接続されている複数の制御装置の1台づつと順次1対1で前記車両の制御状態に関する診断通信を行う場合に、前記複数の制御装置からのデータを含むそれぞれの通信メッセージの前に通信用の識別子を設定し、前記車載データレコーダ1にも専用の識別子を設定し、且つこの専用の識別子は前記外部診断装置5からの通信メッセージの前に設定されている識別子とは異なるものとしている。
車載の制御装置21〜25および31〜35と外部診断装置5とが通信するときは、予めその通信方向毎に、例えば下記のようなIDが設定されているとする。ここでECUは電子制御装置を示しており、数字1、2、‥‥は図2における制御装置に付した符号21〜25および31〜35に対応して順次付した番号である。また、hはヘキサコードを示しているものとする。
外部診断装置→ECU2:702h、 ECU2→外部診断装置:742h
上記のようなIDが設定されているとき、車載データレコーダの機能切り替えを下記の条件の何れかに応じて行う。
・自己診断機能あるいは初期診断時で異常を検出した場合
・ネットワーク上での通信頻度が予め定められた値よりも大となり、過負荷状態となった場合
これら車載データレコーダ切り替え条件の何れもが成立していない場合は、車載データレコーダ1が車内LAN2および3に接続されている制御装置のデータ収集を行うことになるから、
車載データレコーダ→ECU1:701h、
ECU1→車載データレコーダ:741h
車載データレコーダ→ECU2:702h、
ECU2→車載データレコーダ:742h
のように車載データレコーダ1と外部診断装置5とが同じIDで各制御装置からデータ収集を行う。この場合は、車載データレコーダ1が外部診断装置5に代わって同じIDを用いてデータ収集を行うことになる。
外部診断装置→車載データレコーダ:7C1h
車載データレコーダ→外部診断装置:7F1h
と言うように外部診断装置5から見ると車載データレコーダ1は、車内LAN2および3に接続されている制御装置の一つとして機能する形とする。
3:車内LAN 4:車両
5:外部診断装置 10:中央演算装置
11:電源監視回路 12:揮発性メモリ
13:不揮発性メモリ
14,15:双方向通信インタフェース
21,22,23,24,35,31,32,33,34,35:
電子制御装置
61,62,71,72:ケーブル
81,82:コネクタ
Claims (8)
- 車両の制御状態を検知し、該検知したデータを送出する電子制御装置がそれぞれ複数台接続されている第1および第2の2つの車内LANに対し、第1および第2のケーブルを介して共通に接続されており、前記複数の電子制御装置それぞれの制御状態を記録することが可能な1台の車載データレコーダにおいて、
前記第1および第2の車内LANを前記車載データレコーダに接続する前記第1および第2のケーブルから第3および第4のケーブルにより分岐し、該第3および第4のケーブルを介して前記複数の電子制御装置からのデータを収集して異常診断を行う外部診断装置がコネクタを介して接続可能となっており、
前記車載データレコーダが前記複数の電子制御装置の1台づつと順次1対1で前記車両の制御状態に関する診断通信を行う場合に、前記複数の電子制御装置からのデータを含むそれぞれの前記車両制御状態に関する通信メッセージの前に通信用の識別子を設定し、
前記車載データレコーダにも専用の識別子を設定し、且つ該車載データレコーダ専用の識別子は前記外部診断装置からの通信メッセージの前に設定されている識別子とは異なるものであることを特徴とする車載データレコーダ。 - 車両の制御状態を検知し該検知したデータを送出する電子制御装置がそれぞれ複数台接続されている第1および第2の2つの車内LANに対し、第1および第2のケーブルを介して共通に接続されており、前記複数の電子制御装置それぞれの制御状態を記録することが可能な1台の車載データレコーダにおいて、
前記第1および第2の車内LANを前記車載データレコーダに接続する前記第1および第2のケーブルから第3および第4のケーブルにより分岐し、該第3および第4のケーブルを介して前記複数の電子制御装置からのデータを収集して異常診断を行う外部診断装置がコネクタを介して接続可能となっており、
前記車載データレコーダが前記複数の電子制御装置の1台づつと順次1対1で診断通信を行う場合に、前記複数の電子制御装置からのデータを含む通信メッセージの前に通信用の識別子を設定し、
前記車載データレコーダの通信メッセージの前に専用の識別子を設定し、且つ該車載データレコーダの専用の識別子と同じ識別子を前記外部診断装置の通信メッセージにも設定し、
前記外部診断装置が前記車内LANおよび前記車載データレコーダに接続された場合には、前記車載データレコーダが前記電子制御装置からのデータ収集を停止することを特徴とする車載データレコーダ。 - 請求項2に記載の車載データレコーダにおいて、
前記車載データレコーダにおいて、外部診断装置が使用するものと同じ識別子を用いて前記電子制御装置からデータを収集する場合、前記外部診断装置の接続を探知した後、次のイグニッション・オフからオンになる過程を経るまでは、データ収集停止を継続し、次のイグニッション・オンまたは電源オンによりデータ収集を再開することを特徴とする車載データレコーダ。 - 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車載データレコーダにおいて、
前記車載データレコーダが前記複数の電子制御装置の1台づつと順次1対1で診断通信を行う場合に、
前記車内LAN上に存在する通信情報の頻度、すなわちネットワーク負荷を監視しながら診断通信によるデータ記録の頻度を制御することを特徴とする車載データレコーダ。 - 2つの車内LANに共通に接続されている1台の車載データレコーダが、該各車内LANに接続されている複数の電子制御装置の制御情報を記録するデータ記録方法において、
前記車載データレコーダが前記複数の電子制御装置の1台づつと順次1対1で診断通信を行う場合に、前記複数の電子制御装置からのデータを含む通信メッセージの前に通信用の識別子を設定し、該識別子は前記電子制御装置からのデータを収集して異常診断を行う外部診断装置からの通信メッセージの前に設定されている識別子とは異なるものであることを特徴とするデータ記録方法。 - 2つのLANに共通に接続されている1台の車載データレコーダが、前記各車内LANに接続されている複数の電子制御装置の制御情報を記録するデータ記録方法において、
前記車載データレコーダが前記複数の電子制御装置の1台づつと順次1対1で診断通信を行う場合に、前記複数の電子制御装置からのデータを含む通信メッセージの前に通信用の識別子を設定し、
前記車載データレコーダの通信メッセージに対して専用の識別子を設定し、
該専用の識別子と同じ識別子を前記複数の電子制御装置の異常診断を行う外部診断装置の通信メッセージに設定し、
前記外部診断装置が前記車内LANおよび前記車載データレコーダに接続された場合には、前記車載データレコーダが前記電子制御装置からのデータ収集を停止することを特徴とするデータ記録方法。 - 請求項6に記載のデータ記録方法において、
前記車載データレコーダが前記外部診断装置と同じ識別子で前記電子制御装置からデータを収集する場合、前記外部診断装置の接続を探知した後、次のイグニッション・オフからオンになる過程を経るまでは、データ収集を停止し、次のイグニッション・オンまたは電源オンによりデータ収集を再開することを特徴とするデータ記録方法。 - 請求項5乃至請求項7の何れかに記載の車載データレコーダにおいて、
前記車載データレコーダが前記複数の電子制御装置と1対1で診断通信を行う場合に、
前記車内LAN上に存在する通信情報の頻度、すなわちネットワーク負荷を監視しながら診断通信によるデータ記録の頻度を制御することを特徴とするデータ記録方法。
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CN113067762A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-07-02 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种用于自动驾驶的车内数据记录及记录数据的提取方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000078141A (ja) * | 1998-08-27 | 2000-03-14 | Fujikura Ltd | 走行記録装置 |
JP2001266199A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ドライブレコーダー |
JP2002176427A (ja) * | 2000-09-15 | 2002-06-21 | Robert Bosch Gmbh | Canバス装置の少なくとも1つのcanノード装置に遠隔アクセスするための方法およびシステム、並びにcanゲートウェイ装置 |
-
2006
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