JP2007280893A - 回路遮断器のハンドルロック装置 - Google Patents
回路遮断器のハンドルロック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007280893A JP2007280893A JP2006109093A JP2006109093A JP2007280893A JP 2007280893 A JP2007280893 A JP 2007280893A JP 2006109093 A JP2006109093 A JP 2006109093A JP 2006109093 A JP2006109093 A JP 2006109093A JP 2007280893 A JP2007280893 A JP 2007280893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- operation handle
- lock member
- fitting
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 31
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 5
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
Images
Landscapes
- Breakers (AREA)
Abstract
【解決手段】 遮断器ケース1の上面に設けられた操作ハンドル4の背面に第1嵌合凹部9aを設け、前面に第2嵌合凹部9bを設けて、露出している一方の嵌合凹部にロック部材を挿入することで操作ハンドル4をオン位置かオフ位置の何れかの位置でのロックを可能とし、トリップボタン8を第2嵌合凹部9bに近接した遮断器ケース1の上面に配置し、第2嵌合凹部9bにロック部材5を挿入してオン状態のロックをした際、前記ロック部材5がトリップボタン8を覆うようにした。
【選択図】 図5
Description
また、回路遮断器は小型化される傾向にあり、操作ハンドルに関しても、回動操作して出力オンの状態にした際に、遮断器ケース上面に操作ハンドルが平行になるよう傾倒され、遮断器ケース上面から突出する部位がなくなるフラットタイプの操作ハンドルを設けたものがある。このようなフラットタイプの操作ハンドルをロックするロック装置としては、特許文献4に記載された構造のものがある。これは、遮断器ケース上面の操作ハンドルの回動方向となる部位に嵌合溝を設け、その溝にロック部材を嵌合させて操作ハンドルをロックさせている。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、出力オン状態で操作ハンドルをロックした場合、トリップボタンやテストボタンも操作できなくなる回路遮断器を提供することを目的とする。
この構成により、出力オン操作時に操作ハンドルにロック部材を挿入することで操作ハンドルをロックできる。そして、ロックした際にトリップボタンが隠れるので、トリップボタンが操作される虞がなくなり、操作ハンドルオフ操作を禁止したにも拘わらず、オフ動作するようなことがない。
この構成により、出力オン操作時に操作ハンドルにロック部材を挿入することで操作ハンドルをロックできる。そして、ロックした場合にテストボタンが隠れるので、テストボタンが操作される虞がなくなり、操作ハンドルオフ操作を禁止したにも拘わらず、オフ動作するようなことがない。
この構成により、嵌合凹部に挿入したロック部材は係止されるので、装着したロック部材が外れる事がなく、別途抜け止め手段を必要としない。
この構成により、操作ハンドルの側面を切り欠くだけなので嵌合凹部や係止手段を容易に作製できる。
この構成により、ロック部材を遮断器ケース上面に平行にスライド操作することで操作ハンドルに挿入されてロックできるので、回路遮断器の操作ハンドルをオン操作した際に遮断器上面に略平行に傾倒される構成であっても、装着したロック部材が操作ハンドルより突出しないようにでき、分電盤等の寸法をロック部材の装着を考慮して設計する必要がなくなる。また、突出部位を無くすことができるので回路遮断器の小型化に適している。
各図において、1は回路遮断器の過電流引き外し装置が組み込まれている遮断器ケース、2は遮断器ケース背面に設けた電源側端子、3はケース前面に設けた負荷側端子、4は遮断器出力をオン/オフ操作する操作ハンドル、5は操作ハンドル4をロックして操作不可とするロック部材である。
また、操作ハンドル4は、オフ操作状態では遮断器ケース1から上方に突出した状態にあり、オン操作状態では遮断器ケース1上面に略平行に成る角度まで傾倒される構成となっている。
保護壁7は、オン操作した操作ハンドル4を収容して保護するよう形成され、オン状態の操作ハンドル4と略同一の高さで形成されている。また、この保護壁7は、ロック部材5のスライド操作を案内する案内壁としても使用される。
また、トリップボタン8は、操作ハンドル4前面側の近接した部位に配置され、図示しないコイルバネで上方に付勢され、遮断器ケース1の上面に設けられた操作窓に上端が露出して配置され、ドライバ等による挿入操作でオン操作できるよう構成されている。
図5(a)は、図2のロック状態の操作ハンドル4近傍を拡大した回路遮断器の縦断面図を示し、第1嵌合凹部9aは、操作ハンドル4の側面を切り欠いて溝状に形成され、内部下面にはロック部材5を係止するための係止凹部(係止手段)10が設けられている。
図5(b)は、図4のロック状態の操作ハンドル4近傍を拡大した回路遮断器の縦断面図を示し、第2嵌合凹部は9bは、操作ハンドル4の側面を切り欠いて溝状に形成され、内部上面にはロック部材5を係止するための係止凹部10が設けられている。尚、第1嵌合凹部9a、第2嵌合凹部9bを構成する溝は、操作ハンドル4の同一側面に形成されている。
また、出力オン時のロック操作は、図3に示すように、前方から操作ハンドル4の前面に露出した第2嵌合凹部9bに、ロック部材5を挿入操作して実施され、保護壁7,7で囲まれた空間の前方にロック部材5を配置し、スライド操作して挿入片13を第2嵌合凹部9bに挿入して嵌合させる。この嵌合操作で係止凹部10に係止突起5aが係止される。同時に、トリップボタン8の上部がロック部材により閉塞される。
また、嵌合凹部に挿入したロック部材は係止されるので、装着したロック部材が外れる事がなく、別途抜け止め手段を必要としないし、操作ハンドルの側面を切り欠いて嵌合凹部を形成するので嵌合凹部を容易に作製できる。
更に、遮断器ケース上面に平行な方向のスライド操作でロック操作されるので、回路遮断器の操作ハンドルがオン操作した際に遮断器上面に略平行に傾倒される構成であっても、装着したロック部材が操作ハンドルより突出しないようにでき、分電盤等の寸法をロック部材の装着を考慮して設計する必要がなくなる。また、突出部位を無くすことができるので回路遮断器の小型化に適している。
また、トリップボタン、テストボタンの双方を備えた回路遮断器であっても適用でき、トリップボタンとテストボタンを近接させて配置すると共に、ロック部材5の摘み部12を双方のボタンを覆う事が可能な大きさとすれば良い。
更に、嵌合凹部9a,9bを操作ハンドル4の片側に夫々設けているが、操作ハンドル4の左右側面に溝を設けて、操作ハンドル4を挟持するようにロック部材5の挿入片13を構成しても良い。
また、オン操作時に操作ハンドル4が遮断器ケース1上面に平行に配置される構成を示しているが、オン/オフ操作において、操作ハンドルが前後対称角度で回動操作される形態の回路遮断器に対しても上記ハンドルロック装置は良好に適用できる。
Claims (5)
- 過電流発生時に遮断動作する過電流引き外し装置をテスト動作させるためのトリップボタンを有する回路遮断器において、その操作ハンドルをオン或いはオフ位置で固定するハンドルロック装置であって、
遮断器ケース上面に設けられた操作ハンドルの回動方向となる前後面の双方に形成した一対の嵌合凹部と、前記嵌合凹部に挿入して操作ハンドルをロックするロック部材とから成り、
一方の第1嵌合凹部を操作ハンドルオフ位置で露出する部位に形成すると共に、他方の第2嵌合凹部を操作ハンドルオン位置で露出する部位に形成し、前記トリップボタンを前記第2嵌合凹部近傍の遮断器ケース上面に配置して成り、
前記第2嵌合凹部に前記ロック部材を挿入してオン状態をロックした際、前記ロック部材は前記トリップボタンを覆うことを特徴とする回路遮断器のハンドルロック装置。 - 漏電検出回路を備え、前記漏電検出回路の動作をテストするためのテストボタンを有する回路遮断器において、その操作ハンドルをオン或いはオフ位置で固定するハンドルロック装置であって、
遮断器ケース上面に設けられた操作ハンドルの回動方向となる前後面の双方に形成した一対の嵌合凹部と、前記嵌合凹部に挿入して操作ハンドルをロックするロック部材とから成り、
一方の第1嵌合凹部を操作ハンドルオフ位置で露出する部位に形成すると共に、他方の第2嵌合凹部を操作ハンドルオン位置で露出する部位に形成し、前記テストボタンを前記第2嵌合凹部の近傍の遮断器ケース上面に配置して成り、
前記第2嵌合凹部に前記ロック部材を挿入してオン状態をロックした際、前記ロック部材は前記テストボタンを覆うことを特徴とする回路遮断器のハンドルロック装置。 - 嵌合凹部内に、ロック部材の前記嵌合凹部に挿入する挿入片を係止する係止手段を備えた請求項1又は2記載の回路遮断器のハンドルロック装置。
- 嵌合凹部は、操作ハンドルの側面を切り欠いて形成した嵌合溝である請求項1乃至3の何れかに記載の回路遮断器のハンドルロック装置。
- 双方の嵌合凹部は、露出した際に遮断器ケース上面に平行に配置され、ロック部材は遮断器ケース上面でスライド操作することで前記嵌合凹部に挿入される請求項1乃至4の何れかに記載の回路遮断器のハンドルロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006109093A JP4774326B2 (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 回路遮断器のハンドルロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006109093A JP4774326B2 (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 回路遮断器のハンドルロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007280893A true JP2007280893A (ja) | 2007-10-25 |
JP4774326B2 JP4774326B2 (ja) | 2011-09-14 |
Family
ID=38682111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006109093A Active JP4774326B2 (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 回路遮断器のハンドルロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4774326B2 (ja) |
-
2006
- 2006-04-11 JP JP2006109093A patent/JP4774326B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4774326B2 (ja) | 2011-09-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4783661B2 (ja) | 配線用遮断器 | |
WO2014088715A1 (en) | Circuit breaker terminal shield with position indicator | |
JP6537938B2 (ja) | コネクタ及びコネクタ組立体 | |
JP6817613B2 (ja) | 遮断範囲可変形のプラグ形漏電遮断器 | |
JP2008204714A (ja) | 漏電遮断器の漏電引外し装置 | |
JP6701967B2 (ja) | 回路遮断器の保護カバー | |
JP4813956B2 (ja) | 回路遮断器の端子構造 | |
CN101685715A (zh) | 可被盖罩盖住的安装开关设备 | |
JP4774326B2 (ja) | 回路遮断器のハンドルロック装置 | |
JP4939869B2 (ja) | 回路遮断器 | |
JP2007170998A (ja) | 電力量計 | |
KR101099232B1 (ko) | 회로차단기의 핸들잠금장치 | |
JP4813957B2 (ja) | 配線用遮断器 | |
JP6771242B2 (ja) | プラグのアタッチメント | |
CN101393826B (zh) | 电路断开器的手柄锁装置 | |
JP4851295B2 (ja) | 回路遮断器 | |
JP2021028916A (ja) | プラグ | |
JP4774323B2 (ja) | 回路遮断器のハンドルロック装置 | |
JP4774324B2 (ja) | 回路遮断器のハンドルロック装置 | |
JP6966097B2 (ja) | プラグ | |
JP7187376B2 (ja) | 配線用遮断器 | |
JP6821900B2 (ja) | プラグ | |
JP2018181806A (ja) | 配線用遮断器 | |
JP6604898B2 (ja) | プラグのアタッチメント | |
JP2017182964A (ja) | 接続装置、及び接続装置を備える接続システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110607 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110627 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4774326 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |