JP6701967B2 - 回路遮断器の保護カバー - Google Patents
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Description
この回路遮断器を給電設備の一部として配置する場合、操作ハンドルのレバーの誤操作を規制するため、操作ハンドルのレバーを固定するハンドルロック装置が外部付属装置として用意されている。
回路遮断器のハンドルロック装置として、例えば、特許文献1に記載されているように、ロック部材を操作ハンドルのレバーに係合し、ロック部材をケースカバーに固定することでハンドル操作を不可能とする装置がある。
この場合に、特許文献1のハンドルロック装置は、操作ハンドルのレバーにロック部材を係合させるので、誤ってレバーを閉極(ON位置)から開極(OFF位置)に切り替えて給電を停止させてしまい、電気設備の操業に重大な支障をきたすおそれがある。
そこで、本発明は、操作ハンドルのレバーの誤操作規制を安全に行うことができる回路遮断器の保護カバーを提供することを目的としている。
また、以下に示す第1及び第2実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
図1は、配電盤(不図示)に配置される第1実施形態のプラグイン形の回路遮断器1を示すものである。
このプラグイン形の回路遮断器1は、配電盤の盤内に固定される直方体形状の端子台2と、端子台2に着脱自在に装着されている回路遮断器本体3と、を備えている。
回路遮断器本体3は、直方体箱形の底ケース4及び上部ケース5と、これら底ケース4及び上部ケース5の間に配置された中間ケース6とからなる本体ケース7を備えている。
本体ケース7の内部には、主回路接点(不図示)と、短絡事故等で主回路に過電流が流れたときに主回路接点をトリップ状態に動作させる過電流引外し装置(不図示)と、主回路接点の開閉動作を行うトグルリンク機構(不図示)とが内蔵されている。
本体ケース7の上部ケース5は、中間ケース6に接続している一対の側壁9a,9bと、一対の側壁9a,9bの中間ケース6から最も離間した縁部同士を連結している上壁10と、を備えている。
上壁10は、短尺方向の一方に上段面10aが形成され、短尺方向の他方に下段面10bが形成された段差を有する形状とされている。
このレバー13は、レバー開口部11の長手方向の一端側に位置しているとき(図1の位置)には、トグルリンク機構が主回路接点を閉極(ON位置)としており、レバー13がレバー開口部11の長手方向の他端側に位置しているときには、トグルリンク機構は主回路接点を開極(OFF位置)としている。また、上段面10aの長手方向の他端側には、主回路接点をトリップ状態に動作させるトリップ動作ボタン14が設けられている。
そして、下段面1bの長手方向の他端側にも、主回路接点の開極及び閉極の動作確認を行う動作確認テストボタン15が設けられている。
第1実施形態のプラグイン形の回路遮断器1は、本体ケース7の上部ケース5に、図1に示す直方体箱形の保護カバー16が着脱自在に装着される。
上部ケース5の一対の側壁9a,9bには、それぞれの長手方向に離間した位置に一対の装着用凹部17a,17bが形成されている。
保護カバー16は、図1に示すように、一対の側部カバー18a,18bと、一対の側部カバー18a,18bの間の長手方向に離間した位置に形成された第1上部カバー19a及び第2上部カバー19bと、開閉カバー25と、を備えている。
保護カバー16は、図2に示すように、第1上部カバー19a及び第2上部カバー19bの間にカバー開口部21が形成されている。
保護カバー16の長手方向の他端側であるカバー開口部21の周囲には一対のヒンジ連結片22a,22bが形成されており、ヒンジ連結片22a,22bにはヒンジ穴23が形成されている。
すなわち、一対の連結杆24a,24bの一端は開閉カバー25に固定されており、一対の連結杆24a,24bの他端にはヒンジ軸(不図示)が形成されている。そして、一対の連結杆24a,24bの他端のヒンジ軸を一対のヒンジ連結片22a,22bのヒンジ穴23に挿入することで、開閉カバー25が、ヒンジ穴23及びヒンジ軸の連結位置を回動中心としてカバー開口部21を開閉するように回動する。
また、カバー開口部21の長手方向の一端側の一対の側部カバー18a,18bには、開閉カバー25を閉動作した際に、開閉カバー25の係合凸部27が嵌まり込む係合凹部28が形成されている。
ここで、図4(a)に示すように、上部ケース5に装着された保護カバー16の一方の側部カバー18b側には、開閉カバー25の内面から下段面10bに近接する位置までの高さT1で突出するリブ29を形成するようにしてもよい。このリブ29の高さT1は、開閉カバー25の内面から上段面10aまでの距離T2より長く設定されている(T1>T2)。
ここで、本発明に係る高いケース面が上段面10aに対応し、本発明に係る低いケース面が下段面10bに対応している。
次に、保護カバー16を着脱自在に装着した第1実施形態のプラグイン形の回路遮断器1の作用効果について説明する。
プラグイン形の回路遮断器1の回路遮断器本体3に装着された保護カバー16は、開閉カバー25を閉動作することで、外部から操作ハンドル12のレバー13が配置されているレバー開口部11を閉塞する。したがって、保護カバー16の外部からレバー13を触ることができないので、操作ハンドル12のレバー13の誤操作規制を確実に行うことができる。
また、回路遮断器1の主接点回路を閉極(ON位置)から開極(OFF位置)に切り替える際には、開閉カバー25の開動作を行うだけで容易に行うことができる。
また、回路遮断器本体3の上部ケース5に装着された保護カバー16の開閉カバー25が操作ハンドル12のレバー13を閉塞している状態で、上部ケース5のトリップ動作ボタン14、或いは動作確認テストボタン15を押す操作は、ボタン操作用開口部30を通過させたドライバーなどで行うことができる。したがって、トリップ操作、或いは主回路接点の動作確認も容易に行うことができる。
次に、図6は、配電盤(不図示)に配置される第2実施形態のプラグイン形の回路遮断器31を示すものである。
このプラグイン形の回路遮断器31は、配電盤の盤内に短尺方向に複数が隣接配置された端子台2A,2B,2Cと、これら端子台2A,2B,2Cに装着された複数の回路遮断器本体3A,3B,3Cと、を備えている。ここで、回路遮断器本体3A,3B,3Cは、第1実施形態の回路遮断器本体3と同一構造である。
第2実施形態のように、配電盤の短尺方向に複数の端子台2A,2B,2Cを隣接配置し、これら端子台2A,2B,2Cに装着された回路遮断器本体3A,3B,3Cに保護カバー16を装着することで、上述した第1実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
2 端子台
2A,2B,2C 端子台
3 回路遮断器本体
3A,3B,3C 回路遮断器本体
4 底ケース
5 上部ケース
6 中間ケース
7 本体ケース
8a,8b 端子カバー
9a,9b 一対の側壁
10 上壁
10a 上段面
10b 下段面
11 レバー開口部
12 操作ハンドル
13 レバー
14 トリップ動作ボタン
15 動作確認テストボタン
16 保護カバー
17a,17b 装着用凹部
18a,18b 側部カバー
19a 第1上部カバー
19b 第2上部カバー
20a,20b 装着用凸部
20a,20b 装着用凸部
21 カバー開口部
22a,22b 一対のヒンジ連結片
23 ヒンジ穴
24a,24b 一対の連結杆
25 開閉カバー
26a,26b 開閉カバー係合片
27 係合凸部
28 係合凹部
29 リブ
30 ボタン操作用開口部
31 回路遮断器
Claims (4)
- 本体ケースの内部に主回路接点の開閉動作を行うトグルリンク機構が内蔵されており、前記トグルリンク機構を操作する操作ハンドルのレバーが前記本体ケースの一部から外部に突出している回路遮断器の前記レバーを保護する保護カバーであって、
前記本体ケースの一部に着脱自在に装着され、前記レバーに対向する位置にカバー開口部が形成されている保護カバー本体と、
前記保護カバー本体に回動自在に連結され、前記カバー開口部を閉塞することで前記レバーを包囲し、前記カバー開口部を開口することで前記レバーの操作が可能となる開閉カバーと、を備え、
前記レバーの近くに、前記主回路接点をトリップ状態に動作させるトリップ動作ボタンが設けられており、
前記保護カバー本体は、前記開閉カバーが前記カバー開口部を閉塞した状態で、前記トリップ動作ボタンに対向する位置にボタン操作用開口部が形成されていることを特徴とする回路遮断器の保護カバー。 - 前記レバーの近くに、前記主回路接点の開極及び閉極の動作確認を行う動作確認テストボタンが設けられており、
前記保護カバー本体は、前記開閉カバーが前記カバー開口部を閉塞した状態で、前記トリップ動作ボタン及び前記動作確認テストボタンに対向する位置に前記ボタン操作用開口部が形成されることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器の保護カバー。 - 前記本体ケースの前記レバーが突出しているケース面には、低いケース面及び高いケース面を有する段差面が形成されており、
前記レバーを包囲している前記保護カバー本体の裏面には、前記低いケース面の近くまで突出しているリブが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の回路遮断器の保護カバー。 - 前記回路遮断器は、複数の直方体形状の端子台が短尺方向に隣接配置され、前記端子台の夫々に回路遮断器本体が装着されているプラグイン形の回路遮断器であり、
前記回路遮断器本体の前記本体ケースの一部から外部に突出している前記レバーを包囲した状態で前記本体ケースの一部に着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の回路遮断器の保護カバー。
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