JP2007280647A - 導光体、この導光体を備えたスイッチ装置及び記録装置 - Google Patents

導光体、この導光体を備えたスイッチ装置及び記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発光状態の視認性を高めることができ、製造コストを低減することができる導光体、この導光体を備えたスイッチ装置及び記録装置を提供することにある。
【解決手段】LED114の近傍に配設され、その発光を知らせる報知部170と、発光を報知部170まで導く導光部171とを備えた導光管160であって、報知部170は、LED114から発せられた光を導く導光主軸方向に対して傾斜した傾斜面170a、170bを有する。これにより、導光主軸方向に進む光が傾斜面170a、170bにより屈折し、形状により光を拡散させることができる。このため、発光状態の視認性を高めることができるとともに、簡易な構造で光を拡散させることができ製造コストを低減することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、機器の状態を報知する導光体、この導光体を備えたスイッチ装置及び記録装置に関する。
一般に、記録装置の1つであるインクジェット式プリンタにおいては、例えば電源のオン・オフをユーザに報知するためのインジケータ用導光体が配設されている。このようなインジケータ用導光体には、隣接して設けられた発光体の発光を導く導光部を備え、発光面から導光部の所定の厚さ部分に光拡散材が分散された構成のものがある(特許文献1参照)。
特開2005−84460号公報
上述したインジケータ用導光体においては、導光部に光拡散材を分散させることで光の視野角が拡がり、発光状態の視認性を高めることができる。しかしながら、導光部のうち光拡散材を分散させる部分とその他の部分とは、一体で成形し難く、製造コストが高くなってしまうという問題がある。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、発光状態の視認性を高めることができ、製造コストを低減することができる導光体、この導光体を備えたスイッチ装置及び記録装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の導光体では、発光体の近傍に配設され、前記発光体の発光を知らせる報知部と、前記発光体から発せられた光を前記報知部まで導く導光部とを備えた導光体であって、前記報知部は、前記発光体から発せられた光を導く導光主軸方向に対して傾斜した傾斜面を有することを特徴としている。これにより、発光された光が傾斜面により屈折し、光を拡散させることができる。このため、発光状態の視認性を高めることができる。また、形状により簡易に光を拡散させることができ製造コストを低減することができる。
また、前記報知部には、前記傾斜面が複数形成されたことを特徴としている。これにより、発光された光が複数の傾斜面により屈折し、光を拡散させることができる。このため、発光状態の視認性を高めることができる。また、形状により簡易に光を拡散させることができ製造コストを低減することができる。
また、複数の前記傾斜面は、前記導光主軸を含む導光主軸面に対して傾斜した第1の傾斜面と、前記導光主軸面に対して、前記第1の傾斜面と傾き方向の異なる第2の傾斜面を有し、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とは、導光主軸方向に凸部又は凹部を形成するように傾斜したことを特徴としている。これにより、発光された光が第1の傾斜面又は第2の傾斜面により屈折し、より多方向に光を拡散させることができる。このため、発光状態の視認性を一層高めることができる。また、形状により簡易に光を拡散させることができ製造コストを低減することができる。
また、複数の前記傾斜面は、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とが交互に連なって形成されたことを特徴としている。これにより、発光された光が複数の第1の傾斜面又は第2の傾斜面により屈折し、より多方向に光を拡散させることができる。このため、発光状態の視認性を一層高めることができる。また、形状により簡易に光を拡散させることができ製造コストを低減することができる。
上記目的達成のため、本発明のスイッチ装置では、ボタンを操作するボタン操作面と、ボタン操作により切り替えた状態を報知する報知部を有する導光体とを備えたスイッチ装置であって、前記導光体は上記導光体であることを特徴としている。これにより、上記各作用効果を奏するスイッチ装置を提供することができる。また、スイッチ装置を操作する際に、操作に伴う発光状態の確認を行い易くすることができる。
また、前記導光体は、前記ボタン操作面に対して前記報知部を突出するように配設されたことを特徴としている。これにより、報知部から射出する光が、さえぎられることなく確実に光を拡散させることができる。
上記目的達成のため、本発明の記録装置では、被記録媒体に記録する記録装置であって、
上記スイッチ装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用効果を奏する記録装置を提供することができる。
また、前記スイッチ装置は、ユーザが操作する所定操作側に対して光を拡散するように配設されたことを特徴としている。これにより、所定操作側への光の視野角を拡げることができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの外部構成全体の斜視図、図2は、このインクジェット式プリンタのペーパーサポート及び排紙スタッカ取付時の外部構成全体の斜視図、図3は、その内部構成の概略を示す斜視図であり、図4は、その内部構成概略を示す断面側面図である。このインクジェット式プリンタ100は、例えば名刺、カード、L判/2L判、ハガキ、六切やJIS規格のA6判からA4判までのサイズの単票紙と、例えばCD−R(Compact Disc−Recordable)やDVD−R(Digital Versatile Disc−Recordable)等の光ディスクのレーベル面に記録することができる機能を備えている。
インクジェット式プリンタ100は、図1及び図2に示すように全体が幅方向に長く延びる略直方体状の上部ハウジング101と下部ハウジング102とを備えている。上部ハウジング101と下部ハウジング102とは、締結されている。
そして、上部ハウジング101の上面における図示左後方側には操作部110が配設され、上面における背面側には給紙部120が配設され、前面側には排紙部130が配設されている。更に、このインクジェット式プリンタ100の内部には、図3及び図4に示すように、用紙搬送部140、及び記録部150が配設されている。
また、上部ハウジング101の上部後方から前面部にかけて開口部103が形成されている。この開口部103は、開閉自在なプリンタカバー104によって覆われている。ユーザは、プリンタカバー104を持ち上げて開口部103を開放することにより、インクカートリッジの交換作業や用紙搬送部140や記録部150等の内部機構のメンテナンス作業等を簡易に行うことができる。
操作部110は、図1に示すように、パワーをオン・オフするパワー系、用紙の頭出し等を操作したりインクのフラッシング等を操作したりする操作系、画像処理等を行う処理系等の各ボタン113が各々のボタン取付部180(図5参照)に取り付けられ配設されている。操作部110下方のインクジェット式プリンタ100の内部には、プリンタコントローラを構成する図示しないメイン基板が配設されていて、CPU、ROM、RAM、ASIC等の制御素子や記憶素子、及びその他の各種回路素子が装着されている。メイン基板上端には、パワー系、操作系のボタン113が押された時にそれぞれ発光するLED114(図5参照)がボタン113ごとに突設されている。LED114の光は、導光管160(図5参照)によってボタン113の表面側に導かれる。これにより、ユーザはパワーのオン・オフや実行されている処理等のインクジェット式プリンタ100の状態を視認することができる。
給紙部120は、図1及び図2に示すように、上方に向かって矩形状に開口した給紙口121と、給紙する用紙を1枚もしくは複数枚サポートするペーパーサポート122を備えている。このペーパーサポート122は、プリンタ本体の図示しない後壁部に形成された差込口に差し込んで取り付けることができる。従って、ユーザは、インクジェット式プリンタ100の使用又は不使用に応じて、ペーパーサポート122を自由に着脱することができる。したがって、不使用時においては、ペーパーサポート122を離脱させておくことにより、インクジェット式プリンタ100をコンパクトにすることができる。
このペーパーサポート122の下方側には、図2及び図3に示すように、用紙の両サイドエッジをガイドする固定エッジガイド23と可動エッジガイド24等を備えている。固定エッジガイド23は、図示右側壁に沿う形状でホッパ41と一体形成され、可動エッジガイド24は、図示左側壁に沿う形状に形成されている。可動エッジガイド24は、後壁のガイドレールに沿って図示左側壁から右側壁の方向に摺動可能なように取り付けられている。固定エッジガイド23と可動エッジガイド24とは、用紙のサイズが異なっても確実に用紙の両側縁をガイドすることができるので、給送を高精度に行うことができる。
排紙部130は、図2に示すように、前方に向かって矩形状に開口した排紙口131と、排紙される用紙を1枚もしくは複数枚スタックする機能を併せ持ったスタッカ132を備えている。このスタッカ132は、排紙口131の下方のプリンタ本体に形成されたスタッカ差込口133に差し込んで取り付けることができる。従って、ユーザは、インクジェット式プリンタ100の使用又は不使用に応じて、スタッカ132を自由に着脱することができる。したがって、不使用時においては、スタッカ132を離脱させておくことにより、インクジェット式プリンタ100をコンパクトにすることができる。更に、記録後の用紙は常に前面側から排紙されるので、ユーザは用紙を容易に取り出すことができる。
用紙搬送部140は、図4に示すように、給紙部120から排紙部130に掛けて配設されており、自動給紙機構141、搬送機構142、排紙機構143を備えている。自動給紙機構141は、ペーパーサポート122にサポートされている用紙を給送するために持ち上げるホッパ41、このホッパ41により持ち上げられた用紙を取り出す給紙ローラ42、この給紙ローラ42により重送された用紙を1枚のみに分離するリタードローラ43、このリタードローラ43により分離された残りの用紙をホッパ41へ戻す紙戻しレバー44等を備えている。
ホッパ41は、用紙が載置可能な平板状に形成されて後壁と略平行に配設されており、下端が給紙ローラ42の近傍に位置し、上端が後壁頂部に近接して位置するように配設されている。そして、ホッパ41は、後壁に一端が取り付けられた図示しない圧縮バネの他端が下端側の裏面に取り付けられており、この圧縮バネの伸縮により上端側を中心に下端側が旋回するように配設されている。
給紙ローラ42は、断面の一部が切り欠かれたD字状に形成されてホッパ41の下端近傍に配設されており、間欠的に回転してホッパ41により持ち上げられた用紙を摩擦給送するようになっている。リタードローラ43は、給紙ローラ42と当接可能に配設されており、給紙ローラ42により用紙が重送されたときに最上層の用紙のみを下層の用紙から摩擦分離するようになっている。紙戻しレバー44は、爪状に形成されて給紙ローラ42の近傍に配設されており、リタードローラ43により分離された下層の用紙を爪に掛けてホッパ41へ戻すようになっている。
搬送機構142は、記録動作に同期して副走査方向に用紙を送る紙送りローラ45とその従動ローラ46等が配設されている。紙送りローラ45は、プラテン153の搬送上流側に配設されており、給紙ローラ42により給送される用紙を従動ローラ46と共に挟持してプラテン153へ送り出すようになっている。
排紙機構143は、排紙ローラ47と第1ギザローラ48a及び第2ギザローラ48b等を備えている。第1ギザローラ48aは、プラテン153の搬送下流側に配設され、第2ギザローラ48bと排紙ローラ47は、第1ギザローラ48aの搬送下流側に対向配設されており、プラテン153を通過してくる用紙を先ず第1ギザローラ48aで排送し、続いて第2ギザローラ48bと排紙ローラ47で挟持してスタッカ132上へ排紙するようになっている。尚、第1ギザローラ48a及び第2ギザローラ48bは、図示しない同一の保持部材により保持されている。
記録部150には、記録動作に同期して主走査方向に移動するキャリッジ151、記録動作に同期してインクを吐出する記録ヘッド152、記録時の用紙を平坦に保持するプラテン153等が配設されている。キャリッジ151は、プラテン153の上方でキャリッジガイド154に支持されてキャリッジベルト155に連結されており、キャリッジモータ156によってキャリッジベルト155が作動すると、キャリッジベルト155の動きに連行され、キャリッジガイド154に案内されて往復移動するようになっている。このキャリッジ151の内部には、複数のインクカートリッジが抜き差し可能なカートリッジ収納部が形成されている。
記録ヘッド152は、プラテン153と所定の間隔が空くようにしてキャリッジ151に搭載されており、例えばブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、イエロー、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタの5色のインクをそれぞれ吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド152は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口がノズルプレートに設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口から用紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。次に、本発明の特徴的な部分である導光管160の詳細について図を参照して説明する。尚、以下は複数のボタン113における導光管160のうちの一つについて説明するが、他のボタン113における導光管160も同様の構成である。
図5(a)は、ボタン113をインクジェット式プリンタ100の上方から見た平面図であり、図5(b)は、ボタン113をインクジェット式プリンタ100の前方から見た断面図であり、図5(c)は、ボタン113をインクジェット式プリンタ100の側方から見た断面図である。図6(a)は、導光管160の斜視図であり、図6(b)は、導光管160の側方から見た断面図である。
先ず、図5(a)〜(c)を参照して導光管160及び導光管160のボタン113への取り付け態様に関して説明をする。導光管160は、例えば光透過性の透明樹脂材料等で形成されており、ユーザにLED114の発光を知らせる報知部170と、LED114の光を報知部170まで導く導光部171とを有している。
導光管160は、図5(a)に示すように矩形状の報知部170が、ボタン押圧面113aの図示手前右側の隅近傍に位置するようにボタン113に取り付けられる。また、図5(b)及び図5(c)に示すようにボタン押圧面113aより図示上方に僅かに突出するようにボタン113に取り付けられる。これにより、導光管160の報知部170から射出する光が、壁面等の障害物によってさえぎられることなく確実に光を拡散させることができる。
導光部171には、図5(b)に示すように周囲の導光部171より突出した鍔部172が形成されている。ここで、導光管160はボタン113の図示下方側からボタン113に取り付けられる。この際、導光部171の鍔部172がボタン押圧面113a裏面に係止する。これにより、導光管160がボタン押圧面113a上方に突出するようになっている。
ボタン113は、図5(b)に示すように、導光管160がLED114の略上方に位置するようにボタン取付部180に取り付けられる。そして、ユーザによりボタン113が押し下げ操作されると、ボタン113の先端部113bがスイッチSWを押し下げることでスイッチSWのオン・オフが行われる。そして、例えばスイッチSWがオンになった場合には、LED114が発光し導光管160により、光が報知部170に導かれユーザに状態が報知される。このように、導光管160がボタン113に取り付けられ一体に配設されているため、ユーザがボタン113操作をする際に、ボタン113操作に伴う発光状態の確認を行い易くすることができる。
次に、図6(a)及び図6(b)を参照して、導光管160の報知部170に関して説明をする。導光管160の報知部170には、図6(a)及び図6(b)に示すように、導光主軸方向に対して傾斜した傾斜面170aと、導光主軸を含む導光主軸面に対して、傾斜面170aと傾き方向の異なる傾斜面170bとが形成されている。ここで、導光主軸方向とは、導光管160により光を導く主となる方向である。本実施形態においては、図6(b)の矢印10で示すLED114から真直ぐ図示上方に進む光の方向である。また、傾き方向とは、導光主軸面から導光主軸方向を向いた傾斜外面を含む面へ至る狭い角度側の方向のことをいう。本実施形態においては、図6(b)に示すように、例えば傾斜面170aの傾き方向は導光主軸面に対して時計周り方向であり、傾斜面170bの傾き方向は導光主軸面に対して反時計周り方向であり、傾斜面170aと傾斜面170bとの傾き方向は異なる。また、傾斜面170bは、図6(b)に示すように、傾斜面170aより傾斜の緩い曲面状の傾斜面170baと、傾斜面170aより傾斜が急な傾斜面170bbとからなる。
そして、傾斜面170aと傾斜面170bとは導光主軸方向に凸部又は凹部を形成するように傾斜しており、交互に連なって形成され矩形状の報知部170全面が凹凸状に形成されている。LED114から発光された光は、図6(b)の矢印10で示す導光主軸方向に進んだり、矢印11で示すように斜め方向に射出された光が導光管160内で反射して進んだりして報知部170まで導かれる。
本実施形態の導光管160において、図6(b)の矢印10で示す導光主軸方向に進む光が直進して報知部170の傾斜面170aに入射した場合に、光は屈折して矢印10aに示す方向に進んでいく。また、傾斜面170ba又は170bbに入射した場合は、光は屈折して略矢印10bに示す方向に進んでいく。
このように、導光管160は、形状によりLED114からの発光を矢印10a及び10bで示したように図示左右方向に光を拡散させることができる。このため、発光状態を視認し易いものとしている。また、報知部170の形状を凹凸状にする簡易な構造であるため、製造コストの低減をすることができる。
一方、例えば報知部が導光主軸方向と直交するような平面の場合には、図6(b)の矢印10で示す光は、平面に対して略垂直に入射するため屈折せずに上方に真直ぐ進み光を拡散させることはできない。
そして、導光管160は、インクジェット式プリンタ100の所定操作側に特に光が拡散されるようにボタン113に対して取り付けられる。ここで、本実施形態におけるインクジェット式プリンタ100の所定操作側とは、ユーザがインクジェット式プリンタ100を使用する際に通常操作を行う側である。本実施形態においては、インクジェット式プリンタ100の前面側である。導光管160は、インクジェット式プリンタ100の前面側に傾斜面170bが向き、背面側に傾斜面170aが向くようにボタン113に対して取り付けられる。これにより、インクジェット式プリンタ100の前面側において、光の視野角を拡げることができる。このため、インクジェット式プリンタ100の操作時における発光状態の視認性を高めることができる。
尚、上述した実施形態では、報知部170には、光の導光主軸方向に対して傾斜した傾斜面170aと、導光主軸を含む導光主軸面に対して、傾斜面170aと傾き方向の異なる傾斜面170bとが形成されているものとしたがこれに限られるものではない。例えば、導光主軸面に対して一方向からの傾斜した傾斜面を形成すれば、光を拡散させることは可能である。また、更に傾き方向の異なる傾斜面を報知部170の形成することで、より多方向に対して光を拡散させることも可能である。
また、上述した実施形態では、所定操作側をインクジェット式プリンタ100の前面側としたがこれに限られるものではない。例えば、所定操作側はインクジェット式プリンタ100ごとに定まるものであり、背面側や側面側において光の視野角が拡がるように導光管160をボタン113に対して取り付けても良い。また、所定操作側以外の方向に光の視野角が拡がるように構成しても良い。
また、上述した実施形態では、導光主軸面に対する傾斜面170a又は傾斜面170bの傾斜角を光の拡散方向を変えられるように適宜変更するようにしてもよい。
導光体を備えたスイッチ装置であれば押しボタン式スイッチ装置に限られない。また、記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。
本発明の一実施形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの外観構成全体を示す斜視図である。 図1のプリンタのペーパーサポート及び排紙スタッカ取付時の外部構成全体を示す斜視図である。 図1のプリンタの内部構成の概略を示す斜視図である。 図1のプリンタの内部構成の概略を示す断面側面図である。 図1のプリンタにボタンを取り付けた状態を示す平面図、断面図及び側面断面図である。 図1のプリンタのボタンの導光管の斜視図及び側面断面図である。
符号の説明
100 インクジェット式プリンタ、101 上部ハウジング、110 操作部、113 ボタン、113a ボタン押圧面、114 LED、120 給紙部、130 排紙部、140 用紙搬送部、150 記録部、160 導光管、170 報知部、170a 傾斜面、170b 傾斜面、171 導光部、172 鍔部。

Claims (8)

  1. 発光体の近傍に配設され、
    前記発光体の発光を知らせる報知部と、前記発光体から発せられた光を前記報知部まで導く導光部とを備えた導光体であって、
    前記報知部は、前記発光体から発せられた光を導く導光主軸方向に対して傾斜した傾斜面を有することを特徴とする導光体。
  2. 前記報知部には、前記傾斜面が複数形成されたことを特徴とする請求項1に記載の導光体。
  3. 複数の前記傾斜面は、前記導光主軸を含む導光主軸面に対して傾斜した第1の傾斜面と、
    前記導光主軸面に対して、前記第1の傾斜面と傾き方向の異なる第2の傾斜面を有し、
    前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とは、導光主軸方向に凸部又は凹部を形成するように傾斜したことを特徴とする請求項2に記載の導光体。
  4. 複数の前記傾斜面は、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とが交互に連なって形成されたことを特徴とする請求項3に記載の導光体。
  5. ボタンを操作するボタン操作面と、ボタン操作により切り替えた状態を報知する報知部を有する導光体とを備えたスイッチ装置であって、
    前記導光体は請求項1〜4の何れか一項に記載の導光体であることを特徴とするスイッチ装置。
  6. 前記導光体は、前記ボタン操作面に対して前記報知部を突出するように配設されたことを特徴とする請求項5に記載のスイッチ装置。
  7. 被記録媒体に記録する記録装置であって、
    請求項5又は6に記載のスイッチ装置を備えたことを特徴とする記録装置。
  8. 前記スイッチ装置は、ユーザが操作する所定操作側に対して光を拡散するように配設されたことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
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