JP2007265779A - スイッチ装置及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボタンの構造を簡易なものとするとともに、組み立てが容易で組み立て効率の高いスイッチ装置、及びこのスイッチ装置を備えた記録装置を提供することにある。
【解決手段】ボタン取付部180には、基端部184aと自由端部184bとを有し、ボタン113を押下可能に支持する片持ち梁部184が設けられている。これにより、ボタン113を押下可能に支持する構造をボタン自体に設ける必要がなく、ボタン113を簡易なものとすることができる。また、ボタン113を別個に成形して取り付けることができるため組み立ての効率を高めることができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、スイッチを押下するためのボタン及びボタン取付部を備えたスイッチ装置、及びこのスイッチ装置を備えた記録装置に関する。
一般に、記録装置の1つであるインクジェット式プリンタにおいては、例えば電源のオン・オフや機器操作のためのボタンが配設されている。これらのボタンは、ボタンを可動させるためにパネル本体と弾性片で連結され一体成形されており、ボタンのキートップ部が押圧されると弾性片が撓んでボタンが押し下げられ、ボタン下方に向かって垂設された突片がプリント基板上のスイッチを押し下げている(特許文献1参照)。
特開平9−172263号公報
上述したような記録装置においては、ボタンの構造を簡易なものとし、部品点数を削減することが求められている。また、ボタンを別個に成形し、記録装置の組み立ての際にボタンを容易に取り付け可能であり、組み立て効率を高めることも求められている。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、ボタンの構造を簡易なものとするとともに、組み立てが容易で組み立て効率の高いスイッチ装置、及びこのスイッチ装置を備えた記録装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明のスイッチ装置では、スイッチを押下するためのボタン及び該ボタンを配設するボタン取付部を備えたスイッチ装置であって、前記ボタン取付部には、基端部と自由端部とを有し、前記スイッチを押下可能に前記ボタンを支持する支持部が設けられていることを特徴としている。これにより、ボタンを押下可能に支持する構造をボタン自体に設ける必要がなく、ボタンを簡易なものとすることができる。また、ボタンを別個に成形して取り付けることができるため組み立ての効率を高めることができる。
また、前記ボタンは、前記支持部に当接する当接部と、ボタン押下時に前記スイッチを押し下げるスイッチ押下部と、を有することを特徴としている。これにより、当接部が支持部に当接し、ボタン押下時にスイッチ押下部がスイッチを確実に押し下げることができる。
また、前記ボタン取付部には、複数の前記支持部が設けられ、複数の前記支持部のうちの少なくとも2つの支持部の前記自由端部が対向するように設けられていることを特徴としている。これにより、ボタン押下時にボタンが対向する支持部の両側で支持されるため、ボタンの一方向への傾きが少なくなる。このため、ボタンの操作感を高めることができる。
また、複数の前記支持部は均等な長さで形成されていることを特徴としている。これにより、ボタン押下時に対向する支持部に均等に荷重を伝えることができる。このため、ボタンが水平に押し下げられ、更にボタンの操作感を高めることができる。
また、前記ボタンは前記ボタン取付部に係止する突起部を有することを特徴としている。これにより、ボタンがボタン取付部より外れてしまうのを防止することができる。
また、前記支持部は前記自由端部を前記基端部より前記ボタンの押下方向における上方となるように設けられていることを特徴としている。これにより、ボタン押下後のボタンを元の位置に復帰させる復元力が大きくなり、ボタンを確実に元の位置に復帰させることができる。
上記目的達成のため、本発明の記録装置では、被記録媒体に記録する記録装置であって、
上記スイッチ装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用効果を奏する記録装置を提供することができる。
また、前記ボタン取付部は前記記録装置の筐体と一体成形されていることを特徴としている。これにより、記録装置の筐体と別個に成形したボタン取付部を設ける必要がなく、製造工程を減らすことができるために記録装置の製造効率を高めることができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの外部構成全体の斜視図、図2は、このインクジェット式プリンタのペーパーサポート及び排紙スタッカ取付時の外部構成全体の斜視図、図3は、その内部構成の概略を示す斜視図であり、図4は、その内部構成概略を示す断面側面図である。このインクジェット式プリンタ100は、例えば名刺、カード、L判/2L判、ハガキ、六切やJIS規格のA6判からA4判までのサイズの単票紙と、例えばCD−R(Compact Disc−Recordable)やDVD−R(Digital Versatile Disc−Recordable)等の光ディスクのレーベル面に記録することができる機能を備えている。
インクジェット式プリンタ100は、図1及び図2に示すように全体が幅方向に長く延びる略直方体状の上部ハウジング101と下部ハウジング102とを備えている。上部ハウジング101と下部ハウジング102とは、締結されている。
そして、上部ハウジング101の上面における図示左後方側には操作部110が配設され、上面における背面側には給紙部120が配設され、前面側には排紙部130が配設されている。更に、このインクジェット式プリンタ100の内部には、図3及び図4に示すように、用紙搬送部140、及び記録部150が配設されている。
また、上部ハウジング101の上部後方から前面部にかけて開口部103が形成されている。この開口部103は、開閉自在なプリンタカバー104によって覆われている。ユーザは、プリンタカバー104を持ち上げて開口部103を開放することにより、インクカートリッジの交換作業や用紙搬送部140や記録部150等の内部機構のメンテナンス作業等を簡易に行うことができる。
操作部110は、図1に示すように、パワーをオン・オフするパワー系、用紙の頭出し等を操作したりインクのフラッシング等を操作したりする操作系、画像処理等を行う処理系等の各ボタン113が各々のボタン取付部180(図5参照)に取り付けられ配設されている。操作部110下方のインクジェット式プリンタ100の内部には、プリンタコントローラを構成する図示しないメイン基板が配設されていて、CPU、ROM、RAM、ASIC等の制御素子や記憶素子、及びその他の各種回路素子が装着されている。メイン基板上端には、パワー系、操作系のボタン113が押された時にそれぞれ発光して、ユーザにボタン113のオン・オフを確認し得るように配置されたLEDがボタン113ごとに突設されている。
給紙部120は、図1及び図2に示すように、上方に向かって矩形状に開口した給紙口121と、給紙する用紙を1枚もしくは複数枚サポートするペーパーサポート122を備えている。このペーパーサポート122は、プリンタ本体の図示しない後壁部に形成された差込口に差し込んで取り付けることができる。従って、ユーザは、インクジェット式プリンタ100の使用又は不使用に応じて、ペーパーサポート122を自由に着脱することができる。したがって、不使用時においては、ペーパーサポート122を離脱させておくことにより、インクジェット式プリンタ100をコンパクトにすることができる。
このペーパーサポート122の下方側には、図2及び図3に示すように、用紙の両サイドエッジをガイドする固定エッジガイド23と可動エッジガイド24等を備えている。固定エッジガイド23は、図示右側壁に沿う形状でホッパ41と一体形成され、可動エッジガイド24は、図示左側壁に沿う形状に形成されている。可動エッジガイド24は、後壁のガイドレールに沿って図示左側壁から右側壁の方向に摺動可能なように取り付けられている。固定エッジガイド23と可動エッジガイド24とは、用紙のサイズが異なっても確実に用紙の両側縁をガイドすることができるので、給送を高精度に行うことができる。
排紙部130は、図2に示すように、前方に向かって矩形状に開口した排紙口131と、排紙される用紙を1枚もしくは複数枚スタックする機能を併せ持ったスタッカ132を備えている。このスタッカ132は、排紙口131の下方のプリンタ本体に形成されたスタッカ差込口133に差し込んで取り付けることができる。従って、ユーザは、インクジェット式プリンタ100の使用又は不使用に応じて、スタッカ132を自由に着脱することができる。したがって、不使用時においては、スタッカ132を離脱させておくことにより、インクジェット式プリンタ100をコンパクトにすることができる。更に、記録後の用紙は常に前面側から排紙されるので、ユーザは用紙を容易に取り出すことができる。
用紙搬送部140は、図4に示すように、給紙部120から排紙部130に掛けて配設されており、自動給紙機構141、搬送機構142、排紙機構143を備えている。自動給紙機構141は、ペーパーサポート122にサポートされている用紙を給送するために持ち上げるホッパ41、このホッパ41により持ち上げられた用紙を取り出す給紙ローラ42、この給紙ローラ42により重送された用紙を1枚のみに分離するリタードローラ43、このリタードローラ43により分離された残りの用紙をホッパ41へ戻す紙戻しレバー44等を備えている。
ホッパ41は、用紙が載置可能な平板状に形成されて後壁と略平行に配設されており、下端が給紙ローラ42の近傍に位置し、上端が後壁頂部に近接して位置するように配設されている。そして、ホッパ41は、後壁に一端が取り付けられた図示しない圧縮バネの他端が下端側の裏面に取り付けられており、この圧縮バネの伸縮により上端側を中心に下端側が旋回するように配設されている。
給紙ローラ42は、断面の一部が切り欠かれたD字状に形成されてホッパ41の下端近傍に配設されており、間欠的に回転してホッパ41により持ち上げられた用紙を摩擦給送するようになっている。リタードローラ43は、給紙ローラ42と当接可能に配設されており、給紙ローラ42により用紙が重送されたときに最上層の用紙のみを下層の用紙から摩擦分離するようになっている。紙戻しレバー44は、爪状に形成されて給紙ローラ42の近傍に配設されており、リタードローラ43により分離された下層の用紙を爪に掛けてホッパ41へ戻すようになっている。
搬送機構142は、記録動作に同期して副走査方向に用紙を送る紙送りローラ45とその従動ローラ46等が配設されている。紙送りローラ45は、プラテン153の搬送上流側に配設されており、給紙ローラ42により給送される用紙を従動ローラ46と共に挟持してプラテン153へ送り出すようになっている。
排紙機構143は、排紙ローラ47と第1ギザローラ48a及び第2ギザローラ48b等を備えている。第1ギザローラ48aは、プラテン153の搬送下流側に配設され、第2ギザローラ48bと排紙ローラ47は、第1ギザローラ48aの搬送下流側に対向配設されており、プラテン153を通過してくる用紙を先ず第1ギザローラ48aで排送し、続いて第2ギザローラ48bと排紙ローラ47で挟持してスタッカ132上へ排紙するようになっている。尚、第1ギザローラ48a及び第2ギザローラ48bは、図示しない同一の保持部材により保持されている。
記録部150には、記録動作に同期して主走査方向に移動するキャリッジ151、記録動作に同期してインクを吐出する記録ヘッド152、記録時の用紙を平坦に保持するプラテン153等が配設されている。キャリッジ151は、プラテン153の上方でキャリッジガイド154に支持されてキャリッジベルト155に連結されており、キャリッジモータ156によってキャリッジベルト155が作動すると、キャリッジベルト155の動きに連行され、キャリッジガイド154に案内されて往復移動するようになっている。このキャリッジ151の内部には、複数のインクカートリッジが抜き差し可能なカートリッジ収納部が形成されている。
記録ヘッド152は、プラテン153と所定の間隔が空くようにしてキャリッジ151に搭載されており、例えばブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、イエロー、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタの5色のインクをそれぞれ吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド152は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口がノズルプレートに設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口から用紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。次に、本発明の特徴的な部分であるボタン113及びボタン取付部180の詳細について図を参照して説明する。尚、以下は複数のボタン113及びボタン取付部180のうちの一つについて説明するが、他のボタン113及びボタン取付部180も同様の構成である。
図5(a)は、ボタン取付部180をインクジェット式プリンタ100の上方から見た平面図であり、図5(b)は、ボタン取付部180をインクジェット式プリンタ100の前方から見た断面図である。図6は、ボタン113の斜視図であり、図7は、ボタン113及びボタン取付部180の内部構造の概略を示す断面側面図である。図8(a)は、ボタン113が押し下げられていない通常状態(非押し下げ状態)を示す断面図であり、図8(b)は、ボタン113が押し下げ操作された状態を示す断面図である。
先ず、ボタン113を取り付けるボタン取付部180について図5(a)及び図5(b)を参照して説明する。ボタン取付部180は、ボタン113を取り付けた時にボタン113の側面部分が当接する壁面部181及びボタン113を支持する底面部182からなり、これらは上部ハウジング101と一体成形されている。
壁面部181の高さは、ボタン113を取り付けた時にボタン押圧面161(図6参照)が上部ハウジング101の上面より僅かに突出するように形成されている。底面部182には、底面183及び片持ち梁部184が形成されている。底面183は、図5(a)及び図5(b)に示すように図示左右壁面部181近傍に形成されており、図5(a)に示すように四隅近傍では、略矩形状に形成されている。また、底面183は、図5(a)に示すように図示手前右側部分が、導光管164(図6参照)を通すスペースを確保するために他の隅近傍より狭小となっている。
片持ち梁部184は、図5(a)に示すように図示左右壁面部181下端の中央部分を基端部184bとして底面部182中心に向かって形成されている。この片持ち梁部184は、ボタン113を押し下げ可能に支持する支持部として機能する。これにより、ボタン113を押し下げ可能に支持する構造をボタン113に設ける必要がなく、ボタン113を簡易なものとすることができる。また、ボタン113を別個に成形してインクジェット式プリンタ100の上面側から取り付けることができるため組み立ての効率を高めることができる。
そして、片持ち梁部184は、底面183より肉厚で、ボタン押し下げ時の荷重に対して確実にボタン113を支持できるように形成されている。また、図示左右の片持ち梁部184は均等な長さで形成されており、それぞれの片持ち梁部184の自由端部184aが対向するように配設されている。これにより、ボタン113の押し下げ時にボタン113が対向する片持ち梁部184の両側で支持されるため、ボタン113の一方向への傾きが少なくなる。また、片持ち梁部184は均等な長さで形成されているので均等に荷重を伝えることができる。このため、ボタン113の操作感を高めることができる。
更に、図5(b)に示すように片持ち梁部184は自由端部184aが基端部184bより押し下げ方向における上方、すなわち図示上方に位置するように配設されている。これにより、ボタン113押し下げ後のボタン113を元の位置に復帰させる復元力が大きくなり、ボタン113を確実に元の位置に復帰させることができる。
次に、ボタン113について図6及び図7を参照して説明する。ボタン113は、ボタン押圧面161及びボタン外周側面部162からなる図6の実線で示すボタン外周部材160と、ボタン押圧面161裏面に形成される梁当接部171及びスイッチ押下部172からなる図6の破線で示すボタン内部部材170より構成される。
ボタン押圧面161は、ボタン113を取り付けた時に上部ハウジング101の上面と略平行となるような面が形成されている。ボタン押圧面161の中央部分には、ユーザのボタン操作感を高めるため、円形の窪みが形成されている。ボタン押圧面161の、図6における図示手前右側の隅の近傍には矩形状の表示部163が配設されており、LEDの発光が導光管164を通じて導かれ、ユーザがボタン113のオン・オフを視認可能なものとしている。この表示部163の位置は、ボタン113の取り付け時に正しい向きで取り付ける目安とすることができ、ボタン113の誤挿入を防止することができる。
ボタン外周側面部162は、ボタン113を取り付けた時にボタン取付部180の壁面部181に当接する面であり、ボタン押圧面161が上部ハウジング101の上面より僅かに突出する高さとなるように形成されている。ボタン外周側面部162のうち、図6における図示幅方向に沿った外周側面は、ボタン押圧面161から下方に伸びる2つの端部側面162aと端部側面162aより下方に突出した中央部側面162bとから構成され、E字状となっている。中央部側面162bの下端部には、ボタン取付部180の壁面部181に形成された係止部181a(図7参照)に係止する断面三角形状の突起部165が形成されている。
ここで、図7に示すようにボタン113をボタン取付部180に取り付ける時には、突起部165の頂部165aがボタン取付部180の壁面部181に沿って摺動する。このとき、中央部側面162bはボタン内部方向に撓んだ状態でボタン取付部180に挿入されていき、突起部165が係止部181aに係止し、ボタン113はボタン取付部180に取り付けられる。この際、図6において示した中央部側面162bと左右の端部側面162aとの間に形成された切り欠き166は、中央部側面162bをボタン内部方向に撓み易くし、ボタン113の取り付けを容易なものとしている。また、突起部165が係止部181aに係止することで図7における図示上方向へボタン113が外れるのを防止することができる。
梁当接部171は、図6に示すようにボタン押圧面161の裏面中央部分に、図示幅方向に沿った外周側面よりも小さいE字状で、幅方向に沿った外周側面と平行に形成されている。梁当接部171の中央部171aは、ボタン113をボタン取付部180に取り付けた時に図5に示す左右の片持ち梁部184の自由端部184aに均等に当接するように形成されている。また梁当接部171の両端部171bは、左右の片持ち梁部184の基端部184bと当接することなく、その上方に位置するように形成されている。
スイッチ押下部172は、ボタン押圧面161の裏面中央部分に、梁当接部171に対して直交するように形成されている。スイッチ押下部172は、ボタン113をボタン取付部180に取り付けた時に図5に示す左右の片持ち梁部184の自由端部184aの間隙を抜け、ボタン取付部180の下方へ突出するように形成されている。
次に、ボタン113の押し下げ状態及び非押し下げ状態について説明する。図8(a)に示すように、ボタン113の非押し下げ状態では、梁当接部171の中央部171aは、片持ち梁部184の自由端部184aに当接し支持されている。これに対して、梁当接部171の両端部171bは、片持ち梁部184の基端部184bに当接していない。また、端部側面162aも底面183に当接しておらず、底面183との間に間隙が形成されている。そして、スイッチ押下部172の先端は、図示しないメイン基板上のスイッチSWと当接することなく、僅かな間隙を有して位置するように形成されている。
図8(b)に示すように、ユーザによりボタン113が押し下げ操作されると、梁当接部171の中央部171aが、片持ち梁部184の自由端部184aを押し下げる。そして、スイッチ押下部172の先端がスイッチSWを押し下げることでスイッチSWのオン・オフが行われる。このように、ボタン113の押し下げ時においては梁当接部171が片持ち梁部184の自由端部184aを押し下げて、スイッチ押下部172がスイッチSWを確実に押し下げることができる。
ここで、ユーザによりボタン113が強く押し下げられた場合であっても、梁当接部171の両端部171bが片持ち梁部184の基端部184bに当接し、ボタン外周側面部162aが底面183に当接した後は、それ以上のボタン113の押し下げが規制される。従って、ボタン113が必要以上に押し下げられてしまうことがなく、スイッチSWの破損を防止することができる。
そして、ユーザがボタン113の押し下げ操作を止めると、片持ち梁部184は、元の位置に復帰しようとする復元力によりボタン113を非押し下げ状態に復帰させる。この際、図7に示したように突起部165が係止部181aに係止しているので図示上方向にボタン113が外れてしまうのを防止することができる。
尚、上述した実施形態では、片持ち梁部184の自由端部184aが基端部184bより上方に配設されているものとしたがこれに限られるものではない。例えば、ボタン113の非押し下げ状態では、片持ち梁部184の自由端部184aと基端部184bとが水平になるように配設されており、ボタン113の押し下げ時に、自由端部184aが下方に反って押し下げられるようにしても良い。
また、片持ち梁部184は、図5(a)に示したように底面部182の図示左右方向に対向して配設するものとしたが、例えば片持ち梁部184を底面部182の図示上下方向に対向して配設するようにしても良い。また、片持ち梁部184は対向するように配設しなくても良い。例えば、図5(a)における底面部182の図示上下左右の何れか一方を基端部184bとして、同一方向に複数の片持ち梁部184を配設するようにしても良い。また、梁当接部171が押下可能に支持され、スイッチSWを押し下げ可能であれば、片持ち梁部184は一つだけ配設するようにしても良い。
スイッチ装置を備えた記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。
本発明の一実施形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの外観構成全体を示す斜視図である。 図1のプリンタのペーパーサポート及び排紙スタッカ取付時の外部構成全体を示す斜視図である。 図1のプリンタの内部構成の概略を示す斜視図である。 図1のプリンタの内部構成の概略を示す断面側面図である。 図1のプリンタのボタン取付部の平面図及び断面図である。 図1のプリンタのボタンの外観及び内部構造を示す斜視図である。 図1のプリンタのボタンの内部構造の概略を示す断面側面図である。 図1のプリンタのボタンの押し下げ状態及び非押し下げ状態を示す断面図である。
符号の説明
100 インクジェット式プリンタ、101 上部ハウジング、110 操作部、113 ボタン、120 給紙部、130 排紙部、140 用紙搬送部、150 記録部、160 ボタン外周部材、161 ボタン押圧面、162 ボタン外周側面部、162a 端部側面、162b 中央部側面、163 表示部、164 導光管、165 突起部、165a 頂部、166 切り欠き、170 ボタン内部部材、171 梁当接部、171a 中央部、171b 両端部、172 スイッチ押下部、180 ボタン取付部、181 壁面部、181a 係止部、182 底面部、183 底面、184 片持ち梁部、184a 自由端部、184b 基端部。

Claims (8)

  1. スイッチを押下するためのボタン及び該ボタンを配設するボタン取付部を備えたスイッチ装置であって、
    前記ボタン取付部には、基端部と自由端部とを有し、前記スイッチを押下可能に前記ボタンを支持する支持部が設けられていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記ボタンは、前記支持部に当接する当接部と、ボタン押下時に前記スイッチを押し下げるスイッチ押下部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記ボタン取付部には、複数の前記支持部が設けられ、複数の前記支持部のうちの少なくとも2つの支持部の前記自由端部が対向するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  4. 複数の前記支持部は均等な長さで形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記ボタンは前記ボタン取付部に係止する突起部を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のスイッチ装置。
  6. 前記支持部は前記自由端部を前記基端部より前記ボタンの押下方向における上方となるように設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のスイッチ装置。
  7. 被記録媒体に記録する記録装置であって、
    請求項1〜6の何れか一項に記載のスイッチ装置を備えたことを特徴とする記録装置。
  8. 前記ボタン取付部は前記記録装置の筐体と一体成形されていることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
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