JP2007280643A - 電流測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池のセル間に配置され電流を測定する電流測定装置において、厚みを薄くして体格を小さくする。
【解決手段】セル10a間に配置された板状部材100と、板状部材100の両面に設けられた一対の電極111、131と、一対の電極111、131を電気的に接続する電流測定用抵抗体121とを有する1以上の電流測定部101と、電流測定用抵抗体121における2点間の電位差を測定する電流測定用電位差測定手段102と、電流測定用抵抗体121の抵抗値と電流測定用電位差測定手段にて測定した電位差とに基づいて電流値を測定する電流値測定手段51とを設ける。板状部材100として、複数のプリント基板110〜130が積層された積層基板を用いる。電極111、131、電流測定用抵抗体121はプリント基板に形成された金属箔からなる配線パターンとして構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気エネルギーを放出するセルを備える燃料電池の電流を測定する電流測定装置に関する。
燃料電池の電極面内の電流密度を測定する電流密度測定装置として、板状の母材に電極面内の各測定部位に対応して突出する柱状部を一体的に設けたものが提案されている(特許文献1参照)。この電流密度測定装置では、柱状部に流れる電流を燃料電池の局所電流として測定し、複数箇所の局所電流を測定することで電流密度を測定するように構成されている。
特開2004−152501号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の電流密度測定装置では、ホール素子を用いて電流分布を測定しているため、水素および空気が通過するマニホールドが厚くなり、セルのガス分配に影響を及ぼすという問題がある。また、電流密度測定装置の体格が大きくなるため、熱容量が大きくなり、低温からの始動特性を測定することができない。
本発明は上記点に鑑み、燃料電池のセル間に配置され電流を測定する電流測定装置において、厚みを薄くして体格を小さくすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、酸化剤ガスと燃料ガスとからなる反応ガスの電気化学反応により電気エネルギーを発生させるセル(10a)が複数積層された燃料電池(10)の電流を測定する電流測定装置であって、セル間に配置された板状部材(100)と、板状部材の両面にセルに接触するように設けられた一対の電極(111、131)と、所定の抵抗値を有し、一対の電極を電気的に接続する電流測定用抵抗体(121)とを有する1以上の電流測定部(101)と、電流測定用抵抗体における2点間の電位差を測定する電流測定用電位差測定手段(102)と、電流測定用抵抗体における2点間の抵抗値と電流測定用電位差測定手段にて測定した電位差とに基づいて、セルにおける前記電流測定部に対応する部位の電流値を測定する電流値測定手段(51)とを備えることを特徴としている。
このように、一対の電極間に配置された電流測定用抵抗体の電位差を測定することで、セルにおける所望の部位の電流値を測定することができる。これにより、ホール素子などを用いた場合に比較して、電流測定装置の厚みを薄くすることができる。
また、電極または電流測定用抵抗体の少なくとも一方は金属箔から構成することで、これらの厚みを薄くすることができる。
また、電流測定用抵抗体は、電極より電気抵抗が大きくなっているようにすることで、電流測定用抵抗体の電位差が大きくなり、電位差を測定しやすくすることができる。
また、板状部材を、金属箔が配線されたプリント基板を含む複数のプリント基板が積層された積層基板として構成することで、電流測定装置の厚みを薄くすることができる。
また、積層基板にはスルーホールが設けられ、電極と電流測定用抵抗体は積層基板における異なるプリント基板に設けられている場合に、電極と電流測定用抵抗体はスルーホールを介して導通するように構成できる。
また、積層基板における電流測定用抵抗体が設けられているプリント基板には、電流測定用抵抗体の電位差を測定するための配線が金属箔からなる配線パターンとして設けられているようすることで、配線の厚みを薄くすることができる。
また、積層基板は、複数のプリント基板がホットプレスにより一体化して構成されているように構成することができる。
また、所定の抵抗値を有し、電流測定用抵抗体に絶縁した状態で対向するように設けられた温度測定用抵抗体(141)と、温度測定用抵抗体における2点間の電位差を測定する温度測定用電位差測定手段(103)と備え、電流値測定手段(51)は、温度測定用電位差測定手段(103)にて測定した電位差に基づいて温度測定用抵抗体の温度を取得し、温度測定用抵抗体の温度を用いて電流測定用抵抗体(121)における2点間の抵抗値を補正する抵抗値補正手段(51)を有するように構成することで、温度変化で電流測定用抵抗体(121)の抵抗値が変動した場合でも、電流測定用抵抗体(121)に流れる電流値を正確に測定することができる。
また、温度測定用抵抗体は、複数のプリント基板のいずれかに形成された金属箔として構成することで、温度測定用抵抗体の厚みを薄くすることができる。
また、積層基板における温度測定用抵抗体が設けられているプリント基板には、温度測定用抵抗体の電位差を測定するための配線が金属箔からなる配線パターンとして設けられているようにすることで、配線の厚みを薄くすることができる。
また、温度測定用抵抗体は、積層基板において、電流測定用抵抗体と同一のプリント基板に設けられているようにすることで、電流測定装置全体の厚みを薄くすることができる。この場合、温度測定用抵抗体は電流測定用抵抗体に囲まれるように設置することができ、あるいは温度測定用抵抗体は電流測定用抵抗体の外側に設置することができる。さらに、電流測定用抵抗体と温度測定用抵抗体は、同一材料から構成することで、同一基板上に設けられた電流測定用抵抗体と温度測定用抵抗体の加工性を向上させることができる。
また、温度測定用抵抗体に定電流が流された状態で、温度測定用電位差測定手段による電位差の測定を行うことで、温度測定用抵抗体の電位差を測定することで、温度変化に起因する抵抗値変化を測定でき、温度測定用抵抗体の温度を測定することができる。
また、抵抗値補正手段は、温度測定用抵抗体における2点間の電位差と温度測定用抵抗体の温度とが予め関連づけられた電位差温度特性マップを用い、温度測定用電位差測定手段にて測定した電位差から温度測定用抵抗体の温度を取得する第1温度取得手段と、温度測定用抵抗体の温度に基づいて電流測定用抵抗体の温度を取得する第2温度取得手段と、電流測定用抵抗体の温度と電流測定用抵抗体の抵抗値とが予め関連づけられた温度抵抗値特性マップを用い、電流測定用抵抗体の温度から電流測定用抵抗体の補正された抵抗値を取得する補正抵抗値取得手段とを有しているように構成できる。
また、第2温度取得手段は、電流測定用抵抗体の温度と電流測定用抵抗体の抵抗値とが予め関連づけられた温度抵抗値特性マップを用い、温度測定用抵抗体の温度から電流測定用抵抗体の抵抗値を取得する第2抵抗値取得手段と、第2抵抗値取得手段にて取得された抵抗値と電流測定用電位差測定手段にて測定した電位差とに基づいて仮の電流値を測定する仮電流値測定手段と、電流測定用抵抗体に流れる電流値と電流測定用抵抗体の温度とが予め関連づけられた電流温度マップを用い、仮の電流値に基づいて、電流測定用抵抗体の温度上昇値を取得する温度上昇値取得手段と、温度上昇値を電流測定用抵抗体の温度に加算した値を電流測定用抵抗体の温度として取得する第3温度取得手段とを有しているように構成できる。
また、温度測定用抵抗体は、1以上の電流測定用抵抗体に対応して設けられているようにすればよい。
また、セルには冷却水が通過する冷却水流路が形成されており、温度測定用抵抗体は冷却水流路に沿って配置されているようにすることで、冷却水が通過することによる電流測定用抵抗体の温度変化を捉えることができ、精度よく電流測定用抵抗体の温度を測定することができる。
また、複数の電流測定部が直交する二方向にマトリクス状に配置され、直交する二方向のうち一方の方向に隣り合って配置された複数の電流測定用抵抗体の一端側が配線で接続されており、直交する二方向のうち他方の方向に隣り合って配置された複数の電流測定用抵抗体の他端側が配線で接続されており、電流測定用電位差測定手段は、電流測定用抵抗体の一端側を接続するいずれかの配線と、電流測定用抵抗体の他端側を接続するいずれかの配線との間の電位差を測定するように構成することができる。これにより、電流測定用抵抗体の電位差を測定するための配線を少なくすることができる。
また、電流測定用電位差測定手段は、電位差を測定する電流測定用抵抗体の一端側を接続する配線と、電流測定用抵抗体の他端側を接続する配線の組合せを変更することで、複数の電流測定用抵抗体の電位差をすべて測定することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図5に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る燃料電池システムを示す模式図で、この燃料電池システムは例えば電気自動車に適用される。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、水素と酸素との電気化学反応を利用して電力を発生する燃料電池10を備えている。この燃料電池10は、図示しない電気負荷や2次電池等の電気機器に電力を供給するものである。因みに、電気自動車の場合、車両走行駆動源としての電動モータが電気負荷に相当している。
本実施形態では燃料電池10として固体高分子電解質型燃料電池を用いており、基本単位となる燃料電池セル10aが複数個積層され、且つ電気的に直列接続されている。燃料電池10では、以下の水素と酸素の電気化学反応が起こり電気エネルギが発生する。
(負極側)H2→2H++2e-
(正極側)2H++1/2O2+2e-→H2
そして、燃料電池10の出力電圧を検出する電圧センサ11と燃料電池10の出力電流を検出する電流センサ12とが設けられている。
図2は、燃料電池10の斜視図である。図2に示すように、積層されたセル10aの間には、燃料電池10のセル面内の電流分布を測定するための電流測定装置100が設けられている。電流測定装置100は板状部材として構成されている。電流測定装置100は、隣り合うセル10aに挟まれて配置されており、隣り合うセル10aと電気的に直列接続されている。電流測定装置100が出力する電位差信号は、後述の信号処理回路51に入力する。電流測定装置100については後述する。
図1に戻り、燃料電池システムには、燃料電池10の空気極(正極)側に空気(酸素)を供給するための空気流路20と、燃料電池10の水素極(負極)側に水素を供給するための水素流路30が設けられている。ここで、空気流路20における燃料電池10より上流側を空気供給流路20aといい、下流側を空気排出流路20bという。また、水素流路30における燃料電池10より上流側を水素供給流路30aといい、下流側を水素排出流路30bという。なお、空気は本発明の酸化ガスに相当し、水素は本発明の燃料ガスに相当している。
空気供給流路20aの最上流部には、大気中から吸入した空気を燃料電池10に圧送するための空気ポンプ21が設けられ、空気供給流路20aにおける空気ポンプ21と燃料電池10との間には、空気への加湿を行う加湿器22が設けられている。また、空気排出流路20bには、燃料電池10内の空気の圧力を調整するための空気調圧弁23が設けられている。
水素供給流路30aの最上流部には、水素が充填された高圧水素タンク31が設けられ、水素供給流路30aにおける高圧水素タンク31と燃料電池10との間には、燃料電池10に供給される水素の圧力を調整するための水素調圧弁32が設けられている。
水素排出流路30bには、水素供給流路30aにおける水素調圧弁32の下流側に接続されて閉ループを構成する水素循環流路30cが分岐して設けられており、これにより水素流路30内で水素を循環させて、未反応の水素を燃料電池10に再供給するようにしている。そして、水素循環流路30cには、水素流路30内で水素を循環させるための水素ポンプ33が設けられている。
燃料電池10は発電効率確保のために運転中一定温度(例えば80℃程度)に維持する必要がある。このため、燃料電池10を冷却するための冷却システムが設けられている。冷却システムには、燃料電池10に冷却水(熱媒体)を循環させる冷却水経路40、冷却水を循環させるウォータポンプ41、ファン42を備えたラジエータ(放熱器)43が設けられている。
冷却水経路40には、冷却水をラジエータ52をバイパスさせるためのバイパス経路44が設けられている。冷却水経路40とバイパス経路44との合流点には、バイパス経路44に流れる冷却水流量を調整するための流路切替弁45が設けられている。また、冷却水経路40における燃料電池10の出口側近傍には、燃料電池10から流出した冷却水の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ46が設けられている。この温度センサ46により冷却水温度を検出することで、燃料電池10の温度を間接的に検出することができる。
燃料電池システムには、各種制御を行う制御部(ECU)50が設けられている。制御部50は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。そして、制御部50には、電圧センサ11、電流センサ12からのセル電圧信号および後述する電流測定装置100からの電流信号が入力される。また、制御部50は、演算結果に基づいて、空気ポンプ21、加湿器22、空気調圧弁23、水素調圧弁32、水素ポンプ33、ウォータポンプ41、流路切替弁45等に制御信号を出力する。
燃料電池システムには、電流測定装置100からの信号を処理する信号処理回路51が設けられている。信号処理回路51は、電流測定装置100の各電流測定部101からの信号を演算処理し、セル10aの面内における各電流測定部101に対応する部位に流れる電流を測定する。信号処理回路51は、演算した電流値を制御部50に出力し、制御部50では、セル10aの面内における電流分布を検出する。なお、信号処理回路51が本発明の電流値測定手段に相当している。
次に、電流測定装置100について説明する。図3は、電流測定装置100の分解斜視図である。図3に示すように、電流測定装置100は、配線パターンが形成された複数のプリント基板110〜130を積層した積層基板(板状部材)として構成されている。プリント基板110〜130としては、一般的なガラスエポキシ基板を用いることができる。本実施形態の電流測定装置100は、第1基板110、第2基板120、第3基板130の3枚のプリント基板が積層されて構成されている。各基板110〜130には、図2における左右両側に、空気、水素、冷却水がそれぞれ通過するマニホールドが形成されている。これらの基板110〜130は、絶縁性接着剤を介在させてホットプレスにより一体化されている。
電流測定装置100には、電流測定部101が複数設けられている。本実施形態では、セル10aの面内における電流分布を測定するために、複数の電流測定部101が電流測定装置100の板面の全体に渡って設けられている。本実施形態の電流測定部101は、直交する二方向にマトリクス状(格子状)に設けられている。本実施形態の電流測定部101は、紙面上下方向に6個、紙面左右方向に7個という配列となっている。各電流測定部101は、セル10aの面内において、それぞれが設けられた部位の電流値を測定可能となっている。
電流測定部101は、一対の電極部111、131とこれらを接続する電流測定用抵抗体121とを有している。一対の電極部111、131は、電流測定装置100における両外面に設けられ、第1電極部111は第1基板110におけるセル10aに対向する面(図3の紙面手前側)に設けられており、第2電極部131は第3基板130におけるセル10aに対向する面(図3の紙面奥側)に設けられている。
電流測定用抵抗体121は、第1基板110と第3基板130に挟まれた第2基板120に設けられている。本実施形態では、電流測定用抵抗体121は、第2基板120における第1基板110に対向する側(図3の紙面手前側)に設けられている。第2基板120における電流測定用抵抗体121が設けられている側の反対側(図3の紙面奥側)には電流測定用配線122が設けられている。図3では、電流測定用配線122を破線で囲まれた斜線で示している。第2基板120の1辺には、電流測定用配線122が接続された信号取り出し用のコネクタ123が設けられている。
電流測定用抵抗体121は、電極部111、131より抵抗値が大きい材料から構成されている。第1電極部111、第2電極部131、電流測定用抵抗体121は、金属箔として構成されており、これらは各基板110〜130に配線パターンとして形成されている。本実施形態では、電極部111、131と電流測定用配線122は銅箔から構成され、電流測定用抵抗体121はニッケル箔から構成されている。
図4は電流測定部101の断面図であり、図5は電流測定部101の電流の流れを示す斜視図である。図4に示すように、第1基板110と第2基板120の間と、第2基板120と第3基板130の間には、電気絶縁性を有する絶縁性接着剤112、124が設けられている。図4、図5に示すように、各基板110〜130には、スルーホール101aが設けられている。スルーホール101aの内部には、電極部111、131と同様の銅箔から構成される導電体が設けられている。
スルーホール101aを介して、第1電極部111と電流測定用抵抗体121が導通し、電流測定用抵抗体121と第2電極部131が導通している。さらにスルーホール101aを介して電流測定用抵抗体121と電流測定用配線122が導通している。第1電極部111は電流測定用抵抗体121の一端側と導通し、第2電極部131は電流測定用抵抗体121の他端側と導通しているため、電流測定用抵抗体121では一端側と他端側との間で電流が流れることとなる。
電流測定用配線122は、電流測定用抵抗体121の一端側および他端側と導通している。電流測定用配線122は、外部の配線と接続され、電流測定用電圧センサ102と接続されている。電流測定用電圧センサ102は、電流測定用抵抗体121の一端側および他端側の2点間の電位差を測定し、信号を信号処理回路51に出力するように構成されている。電流測定用抵抗体121の一端側および他端側の2点間の抵抗値は既知であるものとする。なお、電流測定用電圧センサ102が本発明の電流測定用電位差測定手段に相当している。
次に、電流測定装置100による電流測定方法について説明する。燃料電池10に水素および空気が供給開始されることで、燃料電池10での発電が開始される。電流測定装置100の各電流測定部101では、電流流れ方向上流側のセル10aから第1電極部111の板面に電流が流れる。そして、第1電極部111→スルーホール101a→電流測定用抵抗体121→スルーホール101a→第2電極部131の順に電流が流れ、第2電極部131の板面から電流流れ方向下流側のセル10aに電流が流れる。
このとき、電流測定用電圧センサ102で電流測定用抵抗体121の一端側および他端側の電位差を測定する。信号処理回路51では、電流測定用電圧センサ102による測定電位差Vと電流測定用抵抗体121の抵抗値Rを用いて、電流測定用抵抗体121に流れた電流Iの大きさを算出する。これにより、信号処理回路51では、セル10aの面内における電流測定装置100の各電流測定部101に対応する部位の電流値を測定することができ、制御部50では、セル10aの面内における電流分布を測定することができる。
以上、本実施形態の電流測定装置100によれば、電流測定用抵抗体121の2点間の電位差を測定するだけで、電流測定用部101に流れる電流を測定することができる。これにより、セル10aにおける電流測定用部101に対応する部位の電流密度を測定することができる。本実施形態の電流測定装置100では、複数の電流測定部101がセル10aの面内における全体に渡って設けられているので、セル10aの面内における電流分布を測定することができる。制御部50は、電流測定装置100により得られた電流分布に基づいて燃料電池10の発電状態を推定し、空気供給制御、水素供給制御、冷却制御等を行うことができ、燃料電池システムを効率および信頼性を向上させることができる。
また、一対の電極111、131間に配置された電流測定用抵抗体121の電位差を測定することで、ホール素子などを用いる構成に比較して、電流測定装置100の厚みを薄くすることができる。さらに、電流測定装置100をプリント基板を用いて構成することで、電流測定装置100をより薄く構成することができる。これにより、電流測定装置100における水素等が通過するマニホールドを薄くすることができ、電流測定装置100がセル10a間に配置されることでセル10aへのガス分配に及ぼす影響を小さくすることができる。電流測定装置100は、セル10aに挿入されて使用されるので、セル10aに特別な加工を行う必要がなく、冷却水やガスのシール性に影響を及ぼすことがない。さらに電流測定装置100の体格が小さくなるので、電流測定装置100自体の熱容量を小さくすることができ、低温環境下においても燃料電池10の電流を良好に測定することができ、低温から高温に至る過渡領域における電流測定も可能となる。
また、本実施形態の電流測定装置100では、第1電極111、第2電極131、電流測定用抵抗体121をプリント基板に配線された金属箔として構成しているので、第1電極111、第2電極131、電流測定用抵抗体121の厚みを薄くすることができ、電流測定装置100の厚みを薄くすることができる。
また、電流測定用抵抗体121として電極111、131より抵抗値の大きい材料を用いることで、電流測定用抵抗体121の電位差が大きくなり、電位差を測定しやすくすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図6〜図10に基づいて説明する。本第2実施形態は、温度変化による電流測定用抵抗体121の抵抗値の変動を補正し、電流を正確に測定するように構成されている。上記第1実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図6は、本第2実施形態の電流測定装置100の分解斜視図である。図6に示すように、本第2実施形態の電流測定装置100では、第1基板110と第2基板120の間に第4基板140が設けられている。第4基板140は、第1基板110、第2基板120、第3基板130と同様のプリント基板として構成されている。第4基板140には、第2基板120に対向する側(図6の紙面奥側)に温度測定用抵抗体141が設けられている。温度測定用抵抗体141は、電流測定用抵抗体121に対応する位置に設けられている。第4基板140における温度測定用抵抗体141が設けられている側の反対側(図6の紙面手前側)に温度測定用配線142が設けられている。
図7は電流測定部101の断面図であり、図8は電流測定部101の電流の流れを示す斜視図である。図7に示すように、第4基板140と第2基板120との間には絶縁性接着剤143が設けられている。温度測定用抵抗体141は絶縁性接着剤143を介して電流測定用抵抗体121に絶縁した状態で対向して配置されている。このように温度測定用抵抗体141は電流測定用抵抗体121に近接して配置されているので、温度測定用抵抗体141は電流測定用抵抗体121の温度変化に追随し、温度測定用抵抗体141と電流測定用抵抗体121の温度は同視できると考えられる。
第4基板140には、各基板110〜140のすべてに設けられている第1スルーホール101aとは異なる第2スルーホール140aが設けられており、温度測定用抵抗体141と温度測定用配線142は、第2スルーホール140aを介して導通している。
温度測定用抵抗体141および温度測定用配線142は、第1電極111−電流測定用抵抗体121−第2電極131とは電気的に絶縁されており、独立した別回路となっている。温度測定用配線142は、外部の配線と接続され、温度測定用電圧センサ103と接続されている。温度測定用電圧センサ103は、温度測定用抵抗体141の一端側および他端側の2点間の電位差を測定し、信号を信号処理回路51に電位差信号を出力するように構成されている。なお、温度測定用電圧センサ103が本発明の温度測定用電位差測定手段に相当している。
温度測定用抵抗体141は、電極部111、131より抵抗値が大きい材料から構成されている。本実施形態では、温度測定用抵抗体141はニッケル箔から構成されている。図8に示すように、温度測定用抵抗体141は蛇行状に設けられている。これにより、温度測定用抵抗体141を長くして抵抗値を大きくすることができ、温度測定用抵抗体141による温度の検出精度を向上させることができる。
図9(a)は、電流測定用抵抗体121の抵抗値と温度の関係を示し、図9(b)は、温度測定用抵抗体141の温度と抵抗値との関係を示している。図9(a)に示すように、電流測定用抵抗体121の温度と抵抗値は相関関係を有し、図9(b)に示すように、温度測定用抵抗体141の温度と抵抗値は相関関係を有している。電流測定用抵抗体121の温度と抵抗値と、温度測定用抵抗体141の温度と抵抗値との関係との関係は、予め実験等により求められてマップ化されている。制御部50は、図9(a)に示す電流測定用抵抗体121の温度と抵抗値とが関連づけられたマップと、図9(b)に示す温度測定用抵抗体141の温度と抵抗値とが関連づけられたマップとを備えている。
次に、本第2実施形態の電流測定装置100を用いた電流測定処理について説明する。図10は、本第2実施形態の信号処理回路51が行う電流測定処理の流れを示すフローチャートである。
まず、温度測定用抵抗体141に定電流Itを流しておく(S10)。次に、温度測定用電圧センサ103にて温度測定用抵抗体141の電位差Vtを測定し、電位差Vtを定電流Itで除算して温度測定用抵抗体141の抵抗値Rtを算出する(S11)。
次に、図9(b)に示したマップを用い、温度測定用抵抗体141の抵抗値Rrefから温度測定用抵抗体141の温度Ttを取得する(S12)。次に、温度測定用抵抗体141の温度Ttから電流測定用抵抗体121の温度Tを取得する(S13)。温度測定用抵抗体141は電流測定用抵抗体121に近接して配置されているので、本実施形態では、電流測定用抵抗体121の温度T=温度測定用抵抗体141の温度Ttとしている。
次に、図9(a)に示したマップを用い、電流測定用抵抗体121の温度Tから電流測定用抵抗体121の抵抗値Rを取得する(S14)。この電流測定用抵抗体121の抵抗値Rが、温度変化を加味して補正された抵抗値となる。次に、電流測定用抵抗体121の抵抗値Rと、電流測定用電圧センサ102にて測定した電位差Vを用い、電位差Vを抵抗値Rで除算することで、電流測定用抵抗体121に流れる電流値を算出する(S15)。
なお、信号処理回路51が本発明の抵抗値補正手段に相当し、信号処理回路51が行うS12の処理が第1温度取得手段に相当し、信号処理回路51が行うS13の処理が第2温度取得手段に相当し、信号処理回路51が行うS14の処理が補正抵抗値取得手段に相当している。
以上、本実施形態によれば、通電により電流測定用抵抗体121が昇温し、抵抗値が変化したような場合であっても、温度変化による抵抗値の変動を補正することができ、電流測定装置100による電流測定を精度よく行うことができる。また、本実施形態では、温度測定用抵抗体141を複数の電流測定用抵抗体121のそれぞれに対応する部位に設けているので、各電流測定用抵抗体121の温度を正確に測定でき、電流測定装置100による電流測定をより精度よく行うことができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図11〜図14に基づいて説明する。本第3実施形態は、上記第2実施形態と比較して、電流測定用抵抗体121と温度測定用抵抗体141の構成が異なっている。上記各実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図11は、第2基板120の平面図である。図11に示すように、本第3実施形態では、電流測定用抵抗体121と温度測定用抵抗体141が第2基板120上における同一面に設けられている。本実施形態では、温度測定用抵抗体141を囲むように電流測定用抵抗体121が設けられている。電流測定用抵抗体121と温度測定用抵抗体141とは分離して設けられており、これらの間は電気的に絶縁されている。
図12は、電流測定用抵抗体121に流れる電流と電流測定用抵抗体121の温度を示している。図12に示すように、電流測定用抵抗体121に電流が流れ始めると、電流測定用抵抗体121の温度が上昇する過渡領域を経て、電流測定用抵抗体121の温度が安定する定常領域に至る。
本第3実施形態の構成では、電流測定用抵抗体121の温度変化が第2基板120を介して温度測定用抵抗体141に伝わる。このため、図12に示す過渡領域では、電流測定用抵抗体121の温度変化に対する温度測定用抵抗体141の温度追従性が低いことが考えられる。このため、本実施形態の電流測定用抵抗体121の温度Tを取得する温度取得処理S13では、以下の処理が設けられている。
図13は、電流測定用抵抗体121の電流値と温度上昇値との関係を示している。図13に示すように、電流測定用抵抗体121の電流値と温度上昇値とは相関関係がある。電流測定用抵抗体121の電流値と温度上昇値との関係は、予め実験等により求められてマップ化されている。制御部50は、図13に示す電流測定用抵抗体121の電流値と温度上昇値とが関連づけられたマップを備えている。
次に、本第3実施形態の電流測定装置100を用いた電流測定処理における温度取得処理S13について説明する。図14は、本第3実施形態の信号処理回路51が行う温度取得処理S13の流れを示すフローチャートである。S10〜S12、S14、S15は、上記第2実施形態と同様であるので説明を省略する。
S12で取得した温度Ttを電流測定用抵抗体121の温度Tiとする(S13A)。これを電流測定用抵抗体121の仮の温度Tiとする。図9(a)のマップを用いてS13Aで取得した仮の温度Tiに対する電流測定用抵抗体121の抵抗値Riを取得する(S13B)。これを電流測定用抵抗体121の仮の抵抗値Riとする。
次に、電流測定用電圧センサ102にて測定した電流測定用抵抗体121の電位差VとS13Bで取得した仮の抵抗値Riから電流測定用抵抗体121に流れる電流値Iiを算出する(S13C)。これを電流測定用抵抗体121に流れる仮の電流値Iiとする。
次に、図13のマップを用いて、S13Cで算出した仮の電流値Iiから電流測定用抵抗体121の温度上昇値ΔTを取得する(S13D)。次に、S13で取得した温度TにS22で取得した温度上昇値ΔTを加算して、電流測定用抵抗体121の温度Tを算出する(S13E)。
なお、信号処理回路51が行うS13Bの処理が第2抵抗値取得手段に相当し、信号処理回路51が行うS13Cの処理が仮電流値測定手段に相当し、信号処理回路51が行うS13Dの処理が温度上昇値取得手段に相当し、信号処理回路51が行うS13Eの処理が第3温度取得手段に相当している。
以上の本第3実施形態の構成によれば、電流測定用抵抗体121と温度測定用抵抗体141を同一の基板120に設けているので、電流測定装置100の厚みを増すことなく、電流測定装置100に温度測定用抵抗体141を設けることができる。これにより、電流測定装置100を極力薄く構成することができる。また、電流測定用抵抗体121と温度測定用抵抗体141を同一の材料から構成することで、電流測定用抵抗体121と温度測定用抵抗体141の加工性を向上させることができる。
なお、図15に示すように、温度測定用抵抗体141を第2基板120上における電流測定用抵抗体121の外側に配置してもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を図16〜図18に基づいて説明する。本第4実施形態は、上記第1実施形態に比較して、電流測定用配線122の構成が異なっている。上記第1実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図16は、本第4実施形態の第2基板120の平面図である。図17は、図16の一部を拡大した平面図である。図6、図7では、電流測定用抵抗体121は紙面手前側に設けられ、電流測定用配線122は紙面奥側に設けられているものとする。
図16に示すように、本実施形態の電流測定装置100では、隣り合う電流測定用抵抗体121にまたがるように電流測定用配線122が設けられている。図16における左右方向をX方向とした場合、X方向に隣り合って配置された電流測定用抵抗体121の一端側と接続された電流測定用配線122同士が接続されている。図16における上下方向をY方向とした場合、Y方向に隣り合って配置された電流測定用抵抗体121の他端側と接続された電流測定用配線122同士が接続されている。左右方向に接続された電流測定用配線122をXi(i=1〜6)とし、上下方向に接続された電流測定用配線122をYj(j=1〜7)とする。iは紙面上側を1とし、下側に向かって順に2…6とする。jは、紙面左側を1とし、右側に向かって順に2…7とする。
各電流測定用抵抗体121は、X1〜X6のいずれかの電流測定用配線122とY1〜Y7のいずれかの電流測定用配線122が交差することとなる。これらの交差する電流測定用配線122間の電位差を測定することで、各電流測定用抵抗体121の電位差を測定することができる。例えばX1の電流測定用配線122とY1の電流測定用配線122の電位差を測定することで、X1とY1が交差する最上段最左側の電流測定用抵抗体121の電位差を測定できる。以下、X2とY1、X3とY1…X4とY1という組合わせで電位差を測定することで、最上段の左側に位置する電流測定用抵抗体121から順に下側に位置する電流測定用抵抗体121の電位差を測定することができる。同様に、X1とY2、X1とY3…X1とY7という組合わせで電位差を測定することで、最上段の左側に位置する電流測定用抵抗体121から順に右側に位置する電流測定用抵抗体121の電位差を測定することができる。この信号の読み替え処理は信号処理回路51が行う。
次に、本実施形態の電流測定装置100による電流測定方法について説明する。図18は、本実施形態の電流測定装置100の電流測定切替処理の流れを示すフローチャートである。
まず、i=1とし(S30)、j=1とする(S31)。次に、Xiの電流測定用配線122とYjの電流測定用配線122の電位差を測定する(S32)。次に、iを1加算し(S33)、iが最大値iend(本実施形態では6)であるか否かを判定する(S34)。
この結果、iが最大値iendでないと判定された場合には(S34:NO)、S32に戻り、Xiの電流測定用配線122とYjの電流測定用配線122の電位差を測定し(S32)、iを1加算する(S33)。これにより、最上段に位置する電流測定用抵抗体121から順に下側に位置する電流測定用抵抗体121の電位差を測定することができる。
一方、iが最大値iendであると判定された場合には(S34:YES)、jを1加算し(S35)、jが最大値jend(本実施形態では7)であるか否かを判定する(S36)。この結果、jが最大値jendでないと判定された場合には(S36:NO)、S30に戻る。これにより、最左側に位置する電流測定用抵抗体121から順に右側に位置する電流測定用抵抗体121の電位差を測定することができる。
一方、jが最大値jendであると判定された場合には(S36:YES)、すべての電流測定用抵抗体121の電位差を測定完了しているので終了する。
以上の本第4実施形態の構成によれば、電流測定用配線122の数を減少させることができ、電流測定装置100の構成を簡素化することができる。なお、信号の読み替え処理を信号処理回路51にて行うように構成したが、これに限らず、電流測定装置100内に信号の読み替え処理を行う回路を組み込んでもよい。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、電流測定装置100にセル10aの面内の全体に対応して複数の電流測定部101を設けたが、電流測定部101は少なくとも1個設けられていればよい。これにより、セル10aにおける電流測定部101に対応する部位の局所電流を測定することができる。
また、上記実施形態では、温度測定用抵抗体141を複数の電流測定用抵抗体121それぞれに対応する数だけ設けたが、これに限らず、少なくとも1個の温度測定用抵抗体141を複数の電流測定用抵抗体121のうち特定の電流測定用抵抗体121に対応する部位に設ければよい。セル10aの温度は、冷却水に影響を受けると考えられ、セル10aの冷却水の流れ方向に沿って温度は影響を受ける。このため、温度測定用抵抗体141を電流測定用抵抗体121の数より少なくする場合には、セル10a内において冷却水が通過する冷却水経路に沿って設けることが望ましい。例えばセル10a内における冷却水入口部と冷却水出口部に設けることができる。これにより、冷却水が通過することによる電流測定用抵抗体121の温度変化を捉えることができ、精度よく電流測定用抵抗体121の温度を測定することができる。
また、上記実施形態では、電流測定用抵抗体121および温度測定用抵抗体141をニッケルから構成したが、これに限らず、例えば白金などの他の材料から構成してもよい。
また、上記実施形態では、電極111、131と電流測定用抵抗体121とを異なる材料から構成したが、電極111、131と電流測定用抵抗体121は同じ材料から構成してもよい。同様に、電極111、131と温度測定用抵抗体141とを異なる材料から構成したが、電極111、131と温度測定用抵抗体141は同じ材料から構成してもよい。
また、上記実施形態では、温度測定用抵抗体141を蛇行状に構成したが、これに限らず、温度測定用抵抗体141は任意の形状とすることができ、例えば直線状してもよい。
また、上記実施形態では、電流測定装置100を複数のプリント基板が積層された積層基板を用いたが、プリント基板に限らず、絶縁性を有する基板であれば用いることができる。
上記各実施形態に係る燃料電池システムを示す模式図である。 図1の燃料電池の斜視図である。 第1実施形態の電流測定装置の分解斜視図である。 第1実施形態の電流測定部の断面図である。 第1実施形態の電流測定部の電流の流れを示す斜視図である。 第2実施形態の電流測定装置の分解斜視図である。 第2実施形態の電流測定部の断面図である。 第2実施形態の電流測定部の電流の流れを示す斜視図である。 (a)は電流測定用抵抗体の抵抗値と温度の関係を示す特性図であり、(b)は温度測定用抵抗体の温度と抵抗値との関係を示す特性図である。 第2実施形態の電流測定処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態の第2基板の平面図である。 電流測定用抵抗体の電流値と温度の関係を経時的に示す図である。 電流測定用抵抗体の電流値と温度上昇値との関係を示す特性図である。 第3実施形態の電流測定処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態の変形例を示す第2基板の平面図である。 第4実施形態の第2基板の平面図である。 図16の一部を拡大した平面図である。 第4実施形態の電流測定装置の電流測定切替処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10…燃料電池、10a…セル、50…制御部、51…信号処理回路、100…電流測定装置、101…電流測定部、101a…スルーホール、102、103…電圧センサ、110…第1基板、111…第1電極、120…第2基板、121…電流測定用抵抗体、122…電流測定用配線、130…第3基板、131…第2電極、140…第4基板、141…温度測定用抵抗体、142…温度測定用配線。

Claims (21)

  1. 酸化剤ガスと燃料ガスとからなる反応ガスの電気化学反応により電気エネルギーを発生させるセル(10a)が複数積層された燃料電池(10)の電流を測定する電流測定装置であって、
    前記セル間に配置された板状部材(100)と、
    前記板状部材の両面に前記セルに接触するように設けられた一対の電極(111、131)と、所定の抵抗値を有し、前記一対の電極を電気的に接続する電流測定用抵抗体(121)とを有する1以上の電流測定部(101)と、
    前記電流測定用抵抗体における2点間の電位差を測定する電流測定用電位差測定手段(102)と、
    前記電流測定用抵抗体における2点間の抵抗値と前記電流測定用電位差測定手段にて測定した電位差とに基づいて、前記セルにおける前記電流測定部に対応する部位の電流値を測定する電流値測定手段(51)とを備えることを特徴とする電流測定装置。
  2. 前記電極または前記電流測定用抵抗体の少なくとも一方は金属箔から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電流測定装置。
  3. 前記電流測定用抵抗体は、前記電極より電気抵抗が大きくなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の電流測定装置。
  4. 前記板状部材は、前記金属箔が配線されたプリント基板を含む複数のプリント基板が積層された積層基板であることを特徴とする請求項2または3に記載の電流測定装置。
  5. 前記積層基板にはスルーホールが設けられ、前記電極と前記電流測定用抵抗体は前記積層基板における異なるプリント基板に設けられ、前記電極と前記電流測定用抵抗体は前記スルーホールを介して導通していることを特徴とする請求項4に記載の電流測定装置。
  6. 前記積層基板における前記電流測定用抵抗体が設けられているプリント基板には、前記電流測定用抵抗体の電位差を測定するための配線が金属箔からなる配線パターンとして設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載の電流測定装置。
  7. 前記積層基板は、前記複数のプリント基板がホットプレスにより一体化して構成されていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  8. 所定の抵抗値を有し、前記電流測定用抵抗体に絶縁した状態で対向するように設けられた温度測定用抵抗体(141)と、
    前記温度測定用抵抗体における2点間の電位差を測定する温度測定用電位差測定手段(103)と備え、
    前記電流値測定手段(51)は、前記温度測定用電位差測定手段(103)にて測定した電位差に基づいて前記温度測定用抵抗体の温度を取得し、前記温度測定用抵抗体の温度を用いて前記電流測定用抵抗体(121)における2点間の抵抗値を補正する抵抗値補正手段を有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  9. 前記電流測定用抵抗体に絶縁した状態で対向するように設けられた温度測定用抵抗体(141)と、
    前記温度測定用抵抗体における2点間の電位差を測定する温度測定用電位差測定手段(103)とを備え、
    前記電流値測定手段(51)は、前記温度測定用電位差測定手段(103)にて測定した電位差に基づいて前記温度測定用抵抗体の温度を取得し、前記温度測定用抵抗体の温度を用いて前記電流測定用抵抗体(121)における2点間の抵抗値を補正する抵抗値補正手段(51)を有し、
    前記温度測定用抵抗体は、前記複数のプリント基板のいずれかに形成された金属箔として構成されていることを特徴とする請求項4ないし7のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  10. 前記積層基板における前記温度測定用抵抗体が設けられているプリント基板には、前記温度測定用抵抗体の電位差を測定するための配線が金属箔からなる配線パターンとして設けられていることを特徴とする請求項9に記載の電流測定装置。
  11. 前記温度測定用抵抗体は、前記積層基板において、前記電流測定用抵抗体と同一のプリント基板に設けられていることを特徴とする請求項9または10に記載の電流測定装置。
  12. 前記温度測定用抵抗体は前記電流測定用抵抗体に囲まれるように設置されていることを特徴とする請求項11に記載の電流測定装置。
  13. 前記温度測定用抵抗体は前記電流測定用抵抗体の外側に設置されていることを特徴とする請求項11に記載の電流測定装置。
  14. 前記電流測定用抵抗体と前記温度測定用抵抗体は、同一材料から構成されていることを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  15. 前記温度測定用抵抗体に定電流が流された状態で、前記温度測定用電位差測定手段による電位差の測定が行われることを特徴とする請求項8ないし14のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  16. 前記抵抗値補正手段は、
    前記温度測定用抵抗体における2点間の電位差と前記温度測定用抵抗体の温度とが予め関連づけられた電位差温度特性マップを用い、前記温度測定用電位差測定手段にて測定した電位差から前記温度測定用抵抗体の温度を取得する第1温度取得手段と、
    前記温度測定用抵抗体の温度に基づいて前記電流測定用抵抗体の温度を取得する第2温度取得手段と、
    前記電流測定用抵抗体の温度と前記電流測定用抵抗体の抵抗値とが予め関連づけられた温度抵抗値特性マップを用い、前記電流測定用抵抗体の温度から前記電流測定用抵抗体の補正された抵抗値を取得する補正抵抗値取得手段とを有していることを特徴とする請求項8ないし15のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  17. 前記第2温度取得手段は、
    前記電流測定用抵抗体の温度と前記電流測定用抵抗体の抵抗値とが予め関連づけられた温度抵抗値特性マップを用い、前記温度測定用抵抗体の温度から前記電流測定用抵抗体の抵抗値を取得する第2抵抗値取得手段と、
    前記第2抵抗値取得手段にて取得された抵抗値と前記電流測定用電位差測定手段にて測定した電位差とに基づいて仮の電流値を測定する仮電流値測定手段と、
    前記電流測定用抵抗体に流れる電流値と前記電流測定用抵抗体の温度とが予め関連づけられた電流温度マップを用い、前記仮の電流値に基づいて、前記電流測定用抵抗体の温度上昇値を取得する温度上昇値取得手段と、
    前記温度上昇値を前記電流測定用抵抗体の温度に加算した値を前記電流測定用抵抗体の温度として取得する第3温度取得手段とを有することを特徴とする請求項16に記載の電流測定装置。
  18. 前記温度測定用抵抗体は、1以上の前記電流測定用抵抗体に対応して設けられていることを特徴とする請求項8ないし17のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  19. 前記セルには冷却水が通過する冷却水流路が形成されており、前記温度測定用抵抗体は前記冷却水流路に沿って配置されていることを特徴とする請求項8ないし19のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  20. 複数の前記電流測定部が直交する二方向にマトリクス状に配置され、前記直交する二方向のうち一方の方向に隣り合って配置された複数の前記電流測定用抵抗体の一端側が配線で接続されており、前記直交する二方向のうち他方の方向に隣り合って配置された複数の前記電流測定用抵抗体の他端側が配線で接続されており、
    前記電流測定用電位差測定手段は、前記電流測定用抵抗体の一端側を接続するいずれかの配線と、前記電流測定用抵抗体の他端側を接続するいずれかの配線との間の電位差を測定するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  21. 前記電流測定用電位差測定手段は、電位差を測定する前記電流測定用抵抗体の一端側を接続する配線と、前記電流測定用抵抗体の他端側を接続する配線の組合せを変更することで、前記複数の電流測定用抵抗体の電位差を測定することを特徴とする請求項20に記載の電流測定装置
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