JP2013214454A - 局所電流測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池のセルの局所部位から出力される局所電流の測定精度の向上を図る。
【解決手段】セル10の局所部位に隣接配置した電流測定部30に、上流側測定部31および下流側測定部33を設け、さらに、各測定部31、33の間に、セル10の局所部位および局所部位の周囲それぞれに導通する中間導電部32を設ける。そして、電流の回り込みの影響を受ける中間導電部32の電流流れ上流側および下流側の電流値の関係に基づいて、電流検出部4にて検出した上流側測定部31の電流値を補正し、実際にセル10の局所部位から出力される局所電流を推定する。
【選択図】図6
【解決手段】セル10の局所部位に隣接配置した電流測定部30に、上流側測定部31および下流側測定部33を設け、さらに、各測定部31、33の間に、セル10の局所部位および局所部位の周囲それぞれに導通する中間導電部32を設ける。そして、電流の回り込みの影響を受ける中間導電部32の電流流れ上流側および下流側の電流値の関係に基づいて、電流検出部4にて検出した上流側測定部31の電流値を補正し、実際にセル10の局所部位から出力される局所電流を推定する。
【選択図】図6
Description
本発明は、燃料電池のセルの局所部位から出力される局所電流を測定する局所電流測定装置に関する。
従来、酸化剤ガスと燃料ガスとの電気化学反応により電気エネルギを出力するセルを複数積層して構成される燃料電池に適用され、セルの局所部位から出力される局所電流を測定する電流測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された電流測定装置は、セルの局所部位を流れる電流を測定するための電流測定部を同一の隣り合うセル間に配置し、当該電流測定部に流れる電流をセルの局所部位を流れる電流をセンサで検出する構成としている。
ところで、例えば、セルの電流流れ方向の下流側において、セルの局所部位の周囲に対応する部位に電流の流れを阻害する部位が存在すると、セルの局所部位の周囲から出力される電流が、セルの面方向に沿ってセルの局所部位に流れ込むことがある。
また、セルの局所部位と局所部位の周囲との間に電流分布が存在すると、セルの局所部位の周囲から出力される電流が、セルの面方向に沿ってセルの局所部位に流れ込んだり、セルの局所部位から出力される電流が、セルの面方向に沿ってセルの局所部位の周囲に流れ込んだりすることがある。
このため、従来の電流測定装置の如く、単に隣接するセル間に配置された電流測定部に流れる電流を測定する構成としても、セルの局所部位と局所部位の周囲との間に生ずる電流の回り込みによって、セルの局所部位から出力された局所電流を精度よく測定することができないといった問題がある。なお、局所電流とは、セルの局所部位における電気化学反応により出力された発電電流を意味しており、セルの局所部位と局所部位の周囲との間に生ずる回り込み電流の影響を受けた電流とは異なる。
本発明は上記点に鑑みて、燃料電池のセルの局所部位から出力される局所電流の測定精度の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の局所電流測定装置は、酸化剤ガスと燃料ガスとを電気化学反応させて電気エネルギを出力する複数のセル(10)を積層配置して構成される燃料電池(1)に適用される。局所電流測定装置は、セルの局所部位に隣接して配置されてセルの局所部位からの電流が流れる電流測定部(30)と、電流測定部を流れる電流を検出する電流検出手段(4)と、電流検出手段にて検出した電流値を補正することで局所電流を推定する演算手段(5)と、を備える。
電流測定部は、セルの局所部位における電流流れ方向の下流側に電気的に接続されてセルの局所部位からの電流が流れる第1測定部(31)と、第1測定部における電流流れ方向の下流側および前記セルの局所部位の周囲に電気的に接続されて第1測定部およびセルの局所部位の周囲からの電流が流れる導電性の中間導電部(32)と、中間導電部における第1測定部の接続箇所の反対側に電気的に接続されて中間導電部からの電流が流れる第2測定部(33)と、を有する。
電流検出手段は、第1測定部を流れる第1電流値、および第2測定部を流れる第2電流値それぞれを個別に検出可能に構成され、演算手段は、電流検出手段にて検出した第1電流値と第2電流値との関係に基づいて、電流検出手段にて検出した第1電流値を補正して、局所電流を推定することを特徴としている。
このように、セルの局所部位に隣接配置した電流測定部に、第1測定部および第2測定部を設け、さらに、各測定部の間に、セルの局所部位および局所部位の周囲それぞれに導通する中間導電部を設けることで、中間導電部に回り込み電流を生じさせることができる。
ここで、第1測定部を流れる電流および第2測定部に流れる電流の関係は、セルの局所部位から出力される局所電流および第1測定部を流れる電流の関係と同様に、回り込み電流を受ける。このため、電流検出手段にて検出した第1測定部を流れる電流値と第2測定部を流れる電流値との関係に基づいて、セルの局所部位から出力される局所電流および第1測定部を流れる電流の関係を推定することが可能となる。
従って、電流検出手段にて検出した第1測定部の電流値と第2測定部の電流値との関係に基づいて、電流検出手段にて検出した第1測定部の電流値を補正することで、実際にセルの局所部位から出力される局所電流を推定することができ、セルの局所部位から出力される局所電流の測定精度の向上を図ることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。燃料電池1は、水素(燃料ガス)と酸素(酸化剤ガス)との電気化学反応により電気エネルギを出力するものであり、本実施形態では、電気自動車の一種である、いわゆる燃料電池車両に適用している。本実施形態の燃料電池1は、固体高分子型燃料電池を採用している。
本発明の第1実施形態について説明する。燃料電池1は、水素(燃料ガス)と酸素(酸化剤ガス)との電気化学反応により電気エネルギを出力するものであり、本実施形態では、電気自動車の一種である、いわゆる燃料電池車両に適用している。本実施形態の燃料電池1は、固体高分子型燃料電池を採用している。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池1は、基本単位となる複数のセル10を積層配置したスタック構造で構成されている。燃料電池1を構成する複数のセル10は、電気的に直列接続されている。
本実施形態のセル10は、図2に示すように、電解質膜100aに一対の電極100b、100cが接合された膜電極接合体100、および膜電極接合体100に水素および酸素を供給する供給通路101aが形成されたセパレータ101を備える。
燃料電池1は、以下に示す水素と酸素との電気化学反応が起こることで、電気エネルギを出力する。
(負極側)H2→2H++2e−
(正極側)2H++1/2O2+2e−→H2O
本実施形態の燃料電池1には、セル10の局所部位に流れる局所電流を測定する局所電流測定装置2が接続されている。図2に示すように、本実施形態の局所電流測定装置2は、燃料電池1における積層方向端部以外の中央付近に位置するセル10を測定対象としている。勿論、燃料電池1の積層方向の端部に位置するセル10を測定対象としてもよい。
(正極側)2H++1/2O2+2e−→H2O
本実施形態の燃料電池1には、セル10の局所部位に流れる局所電流を測定する局所電流測定装置2が接続されている。図2に示すように、本実施形態の局所電流測定装置2は、燃料電池1における積層方向端部以外の中央付近に位置するセル10を測定対象としている。勿論、燃料電池1の積層方向の端部に位置するセル10を測定対象としてもよい。
本実施形態の局所電流測定装置2は、測定対象となるセル10に隣接して配置されて、隣接するセル10からの電流が流れ込む測定板3、測定板3を流れる電流を検出する電流検出部4、およびセル10の局所部位から出力される局所電流を推定する演算部5を備える。
本実施形態の測定板3は、測定対象となるセル10と、当該セル10と隣り合うセル10との間であって、測定対象となるセル10の電流流れ方向の下流側に配置されている。測定板3は、図3の斜視図に示すように、配線パターンが形成された複数のプリント基板をセル10の積層方向(セル積層方向)と同じ方向に積層した多層基板で構成されている。本実施形態の測定板3は、第1基板301、第2基板302、第3基板303、第4基板304の4枚のプリント基板を積層して構成されている。これらの基板301〜304は、図示しない絶縁性の接着剤を介在させてホットプレスにより、一体化されている。
本実施形態の測定板3は、測定対象となるセル10の局所部位に対向する位置に、当該局所部位からの電流が流れる電流測定部30が設けられている。本実施形態では、セル10の面内における電流分布を測定するために、複数の電流測定部30が測定板3の板面の全体に渡って設けられている。
各電流測定部30は、図4の断面図に示すように、第1測定部を構成する上流側測定部31、導電性の中間導電部32、および第2測定部を構成する下流側測定部33を有している。
ここで、上流側測定部31および下流側測定部33は、その周囲をロの字状の溝部31a、33aで囲まれており、当該溝部31a、33aによってセル10の局所部位の周囲に対して絶縁されている。なお、後述する下流側測定部33の下流側電極332については、局所電流の測定精度に影響しないことから、セル10の局所部位に相当する部位に対して絶縁されていなくともよい。
上流側測定部31は、測定対象となるセル10の局所部位における電流流れ方向の下流側に電気的に接続されて、局所部位からの電流が流れるように構成されている。具体的には、図5の断面図に示すように、上流側測定部31は、導電性の上流側電極311、および所定の抵抗値を有する上流側抵抗体312を含んで構成されている。上流側電極311は、第1基板301における測定対象となるセル10のセパレータ101に対向する面に設けられている。また、上流側抵抗体312は、第1基板301と第3基板303との間の第2基板302における第1基板301に対向する面に設けられている。なお、上流側電極311は、セル積層方向(基板積層方向)に延びるビア305を介して上流側抵抗体312の一端側に電気的に接続されている。
中間導電部32は、上流側測定部31における電流流れ方向の下流側に電気的に接続されると共に、導電体32aを介してセル10の局所部位の周囲に電気的に接続され、上流側測定部31およびセル10の局所部位の周囲からの電流が流れる導電性部材で構成されている。具体的には、本実施形態の中間導電部32は、第2基板302における上流側抵抗体312が設けられている側の反対側の面に設けられている。
ここで、中間導電部32は、セル積層方向に延びるスルーホール306を介して上流側抵抗体312の他端側に電気的に接続されている。このため、上流側抵抗体312には、上流側電極311からの電流が一端側から他端側に向かって流れることとなる。なお、中間導電部32は、スルーホール306を介して下流側抵抗体331の他端側に電気的に接続されている。
下流側測定部33は、中間導電部32における上流側測定部31との接続箇所の反対側に電気的に接続され、中間導電部32からの電流が流れるように構成されている。具体的には、下流側測定部33は、所定の抵抗値を有する下流側抵抗体331、および導電性の下流側電極332を含んで構成されている。下流側抵抗体331は、第2基板302と第4基板304との間の第3基板303における第4基板304に対向する面に設けられている。また、下流側電極332は、第4基板304における測定対象となるセル10の電流流れ方向の下流側のセル10に対向する面に設けられている。
ここで、下流側電極332は、セル積層方向に延びるビア307を介して下流側抵抗体331の一端側に電気的に接続されている。このため、下流側抵抗体331には、中間導電部32からの電流が他端側から一端側に向かって流れることとなる。
ここで、電流測定部30は、セル積層方向における抵抗値(各抵抗体312、331の抵抗、セル10との接触抵抗)が、セパレータ101における面方向の抵抗値と同等、または、同等以下となるように構成することが望ましい。
また、中間導電部32は、セル積層方向に直交する面方向の抵抗値が、セパレータ101における局所部位と局所部位の周囲との間の抵抗値、つまり、セパレータ101におけるセル積層方向に直交する面方向の抵抗値よりも小さくなるように構成されている。この中間導電部32は、セル積層方向に直交する面方向の抵抗値を、セパレータ101におけるセル積層方向に直交する面方向の抵抗値の1/10程度とすることが望ましい。なお、本実施形態の各測定部31、33の各電極311、332、各抵抗体312、331、および中間導電部32は、銅等の金属箔で構成されている。
続いて、電流検出部4について説明する。電流検出部4は、上流側測定部31および下流側測定部33を流れる電流を個別に検出可能に構成された電流検出手段である。
本実施形態の電流検出部4は、各抵抗体312、331の一端側と他端側との電位差を検出する電圧センサ41、42と、各電圧センサ41、42の検出値から各抵抗体312、331の抵抗値を除して各測定部31、33の電流値を得る除算回路43を有する。なお、各抵抗体312、331の抵抗値は、各抵抗体312、331における一端側と他端側との間の抵抗値であり、当該抵抗値は、既知であるものとする。
演算部5は、CPU、記憶部(例えば、ROM、RAM、EEPROM)等からなる周知のマイクロコンピュータと、その周辺回路にて構成されており、電流検出部4の検出値を演算処理して、セル10の局所部位から出力される局所電流を算出する演算手段である。
次に、燃料電池1にて発電が行われている際のセル10の局所部位とその周囲における電流の流れ、および電流測定部30における電流の流れを図6の説明図を用いて説明する。
燃料電池1に水素および空気の供給が開始されると、セル10の膜電極接合体100における水素と酸素の電気化学反応によって、電気エネルギが出力される。これにより、セル10内部では、膜電極接合体100から出力された発電電流が、セパレータ101を介して局所電流測定装置2の各電流測定部30に流れる。
この際、膜電極接合体100から出力された発電電流が、セル積層方向に流れるだけでなく、セパレータ101の面方向にも流れる。つまり、セル10の局所部位と局所部位の周囲との間に電流の回り込みが生ずる。
このため、電流測定部30の上流側測定部31には、セル10の局所部位と局所部位の周囲との間に生ずる回り込み電流の影響によって、セル10の局所部位から出力された局所電流に対して増減する。
また、電流測定部30の中間導電部32に流れる電流は、上流側測定部31からの電流が流れると共に、導電体32a等を介してセル10の局所部位の周囲からの電流も流れる。この際、中間導電部32を流れる電流は、セパレータ101と同様に、セル積層方向に流れるだけでなく、セル積層方向に直交する面方向にも流れる。
このため、中間導電部32には、セル10のセパレータ101と同様に電流の回り込みが生じ、中間導電部32に生ずる回り込み電流の影響によって、電流測定部30の下流側測定部33に流れる電流は、上流側測定部31を流れる電流に対して増減することとなる。
このように、セル10の局所部位から出力される局所電流および上流側測定部31を流れる電流の関係と、上流側測定部31を流れる電流および下流側測定部33に流れる電流は、同様の回り込み電流を受けることから互いに相関して増減する関係があると考えられる。つまり、セル10の局所部位の膜電極接合体100から出力される局所電流(発電電流)を「Ic」、上流側測定部31に流れる電流値(第1電流値)を「Is1」、下流側測定部33に流れる電流値(第2電流値)を「Is2」としたとき、「Is1−Is2」は、「Ic−Is1」と相関して増減する関係があると考えられる。
例えば、セル10の局所部位の周囲から局所部位に向う回り込み電流が生ずる場合、上流側測定部31に流れる電流値Is1は、セル10の局所部位の膜電極接合体100から出力される局所電流Icに対して増加する。同様に、下流側測定部33に流れる電流値Is2は、上流側測定部31に流れる電流値Is1に対して増加することとなる。
そこで、本実施形態の演算部5では、電流検出部4にて検出する上流側測定部31の電流値Is1と下流側測定部33の電流値Is2との関係を利用して、上流側測定部31の電流値Is1を補正することで局所電流Icを推定する演算処理を行う。
本実施形態の演算部5は、局所電流Icと電流検出部4にて検出した電流値Is1、Is2との関係を示す以下の数式F1を用いて、局所電流Icの推定電流値Iを算出する。
Ic=Is1−A×(Is1−Is2)…(F1)
ここで、補正係数Aは、測定板3とセル10との接触抵抗、各測定部31、33の抵抗値、中間導電部32の抵抗値等を考慮して予め設定されている。なお、補正係数Aは、測定板3とセル10との接触抵抗、各測定部31、33の抵抗値、中間導電部32の抵抗値等を考慮してセル10および測定板3を等価変換した等価回路、各測定部31、33の電流値の関係からキルヒホッフの法則を用いて決定することができる。勿論、補正係数Aを実験等の経験則に応じて決定するようにしてもよい。
ここで、補正係数Aは、測定板3とセル10との接触抵抗、各測定部31、33の抵抗値、中間導電部32の抵抗値等を考慮して予め設定されている。なお、補正係数Aは、測定板3とセル10との接触抵抗、各測定部31、33の抵抗値、中間導電部32の抵抗値等を考慮してセル10および測定板3を等価変換した等価回路、各測定部31、33の電流値の関係からキルヒホッフの法則を用いて決定することができる。勿論、補正係数Aを実験等の経験則に応じて決定するようにしてもよい。
具体的には、演算部5では、電流検出部4にて検出した下流側測定部33に流れる電流値Is2に対する上流側測定部31の電流値Is1の差に補正係数Aを乗算した値を、電流値Is1から減算することで、局所電流Icの推定電流値Iを算出する。
本発明者らは、セル10の局所部位の周囲から局所部位に向う回り込み電流が生ずる条件において、上流側測定部31の電流値Is1を補正した推定電流値を算出したところ、図7に示すように、実際にセル10の局所部位から出力された局所電流Icと同等の推定電流値を算出することができることが確認された。
以上説明した本実施形態では、上流側測定部31および下流側測定部33の間に、セパレータ101と同様に回り込み電流が生ずる中間導電部32を設け、当該中間導電部32の前後の電流の流れの変化を検出することで、セル10の局所部位から出力される局所電流を推定している。これによれば、電流検出部4にて検出した上流側測定部31の電流値から回り込み電流の影響を除去することができ、実際にセル10の局所部位から出力される局所電流を精度よく測定することが可能となる。
また、本実施形態では、中間導電部32におけるセル積層方向に直交する面方向の抵抗値が、セパレータ101におけるセル積層方向に直交する面方向の抵抗値よりも小さくなるように構成している。これにより、中間導電部32における電流の回り込みが生じ易くなることから、各測定部31、33を流れる電流値の関係を際立たせることができるので、局所電流の推定をより効果的に行うことが可能となる。
さらに、本実施形態では、電流測定部30を、上流側測定部31、中間導電部32、および下流側測定部33それぞれが一体的に実装された多層基板で構成している。このため、電流測定部30の厚みを小さくすることができるので、局所電流測定装置2の小型化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、電流測定部30を各測定部31、33、および中間導電部32を積層した積層体で構成するものの、それぞれ別体で構成する例を説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、電流測定部30を各測定部31、33、および中間導電部32を積層した積層体で構成するものの、それぞれ別体で構成する例を説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
本実施形態の電流測定部30は、中間導電部32を、第1、第2基板301、302に実装された上流側測定部31、および第3、第4基板303、304に実装された下流側測定部33にて挟持する構成としている。
本実施形態の上流側測定部31は、図8の断面図に示すように、導電性の第1、第2上流側電極311、313、および上流側抵抗体312を含んで構成されている。具体的には、第1上流側電極311は、第1基板301における測定対象となるセル10のセパレータ101に対向する面に設けられ、上流側抵抗体312は、第2基板302における第1基板301に対向する面に設けられている。また、第2上流側電極313は、第2基板302における上流側抵抗体312が設けられている側の反対側の面に設けられている。
なお、上流側抵抗体312の一端側が、セル積層方向に延びるビア305を介して第1上流側電極311に電気的に接続され、上流側抵抗体312の他端側が、セル積層方向に延びるビア308aを介して第2上流側電極313に電気的に接続されている。このため、セル10の局所部位からの電流は、第1上流側電極311→上流側抵抗体312の一端側→上流側抵抗体312の他端側→第2上流側電極313へと流れる。
本実施形態の中間導電部32は、板状の導電性部材で構成されており、上流側測定部31における第2上流側電極313に電気的に接続されると共に、導電体32aを介してセル10の局所部位の周囲に電気的に接続されている。
本実施形態の下流側測定部33は、中間導電部32における上流側測定部31の第2上流側電極313との接続箇所の反対側に電気的に接続され、上流側測定部31と同様に、導電性の第1、第2下流側電極333、331、および下流側抵抗体331を含んで構成されている。具体的には、第1下流側電極333は、第3基板303における中間導電部32に対向する面に設けられ、下流側抵抗体331は、第3基板303における第4基板304に対向する面に設けられている。また、第2下流側電極332は、第4基板304における測定対象となるセル10の電流流れ方向の下流側のセル10に対向する面に設けられている。
なお、下流側抵抗体331の他端側が、セル積層方向に延びるビア308bを介して第1下流側電極333に電気的に接続され、下流側抵抗体331の一端側が、セル積層方向に延びるビア307を介して第2下流側電極332に電気的に接続されている。このため、中間導電部32からの電流は、第1下流側電極333→下流側抵抗体331の他端側→下流側抵抗体331の一端側→第2下流側電極332へと流れる。
本実施形態の局所電流測定装置2は、電流測定部30の構成が第1実施形態と相違するだけで、その他の構成、および演算部5における処理内容は第1実施形態と同様である。このため、本実施形態の局所電流測定装置2では、第1実施形態と同様に、セル10の局所部位から出力される局所電流を精度よく測定することが可能となる。
特に、本実施形態では、電流測定部30における上流側測定部31および下流側測定部33を同様の構成としているので、各測定部31、33を同様に製造することができ、局所電流測定装置2の生産コストの低減を図ることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各実施形態の記載文言に限定されず、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。例えば、以下のように種々変形可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各実施形態の記載文言に限定されず、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。例えば、以下のように種々変形可能である。
(1)上述の各実施形態では、上流側測定部31および下流側測定部33を複数のプリント基板に実装する例を説明したが、これに限定されず、プリント基板以外の基板に実装するようにしてもよい。なお、上流側測定部31および下流側測定部33を構成するプリント基板としては、柔軟性の低い肉厚なリジッド基板に限らず、柔軟性が高いフィルム状のフレキシブル基板を用いることができる。また、上流側測定部31および下流側測定部33は、基板に限らず、金属箔、金属薄板、絶縁フィルム等を組み合わせた構成としてもよい。
(2)上述の各実施形態では、上流側測定部31および下流側測定部33のそれぞれに設けた各抵抗体312、332における電位差の変化を検出することで、各測定部31、33を流れる電流を検出する例を説明したが、これに限定されない。例えば、上流側測定部31および下流側測定部33に流れる電流により生ずる磁気をホール素子等で検出することで、各測定部31、33を流れる電流を検出する構成としてもよい。
(3)上述の各実施形態では、演算部5において、電流検出部4にて検出した上流側測定部31の電流値Is1、および下流側測定部33に流れる電流値Is2を数式F1に代入して、局所電流Icの推定電流値Iを算出する例を説明したが、これに限定されない。例えば、予め演算部5の記憶部に、下流側測定部33に流れる電流値Is2に対する上流側測定部31の電流値Is1の電流差と、局所電流Icの推定電流値Iとの関係を規定した制御マップを記憶しておき、電流検出部4の検出値および当該制御マップを用いて、局所電流Icの推定電流値Iを算出するようにしてもよい。なお、制御マップの内容は、実験やシミュレーション等の結果に基づいて設定すればよい。
(4)上述の各実施形態では、セル10の面内における電流分布を測定するために、複数の電流測定部30を測定板3の板面の全体に渡って設ける例を説明したが、これに限らず、少なくとも1つの電流測定部30が設けられていればよい。これによれば、セル10における電流測定部30に対応する局所部位から出力される局所電流を測定することができる。
(5)上述の各実施形態では、燃料電池1を電気自動車に適用する例を説明したが、これに限定されず、船舶およびポータブル発電機等の移動体や、家庭用又は工業用の発電機として適用してもよい。
1 燃料電池
10 セル
3 電流測定部
31 上流側測定部(第1測定部)
32 中間導電部
33 下流側測定部(第2測定部)
4 電流検出部(電流検出手段)
5 演算部(演算手段)
10 セル
3 電流測定部
31 上流側測定部(第1測定部)
32 中間導電部
33 下流側測定部(第2測定部)
4 電流検出部(電流検出手段)
5 演算部(演算手段)
Claims (5)
- 酸化剤ガスと燃料ガスとを電気化学反応させて電気エネルギを出力する複数のセル(10)を積層配置して構成される燃料電池(1)に適用され、前記セルの局所部位から出力される局所電流を測定する局所電流測定装置であって、
前記セルの局所部位に隣接して配置されて前記セルの局所部位からの電流が流れる電流測定部(30)と、
前記電流測定部を流れる電流を検出する電流検出手段(4)と、
前記電流検出手段にて検出した電流値を補正することで前記局所電流を推定する演算手段(5)と、を備え、
前記電流測定部は、
前記セルの局所部位における電流流れ方向の下流側に電気的に接続されて前記セルの局所部位からの電流が流れる第1測定部(31)と、
前記第1測定部における電流流れ方向の下流側および前記セルの局所部位の周囲に電気的に接続されて前記第1測定部および前記セルの局所部位の周囲からの電流が流れる導電性の中間導電部(32)と、
前記中間導電部における前記第1測定部の接続箇所の反対側に電気的に接続されて前記中間導電部からの電流が流れる第2測定部(33)と、を有し、
前記電流検出手段は、前記第1測定部を流れる第1電流値、および前記第2測定部を流れる第2電流値それぞれを個別に検出可能に構成され、
前記演算手段は、前記電流検出手段にて検出した前記第1電流値と前記第2電流値との関係に基づいて、前記電流検出手段にて検出した前記第1電流値を補正することを特徴とする局所電流測定装置。 - 前記演算手段は、前記電流検出手段にて検出した前記第2電流値に対する前記第1電流値の差に予め定めた補正係数を乗算した値を、前記電流検出手段にて検出した前記第1電流値から減算した減算値を用いて、前記局所電流を推定することを特徴とする請求項1に記載の局所電流測定装置。
- 前記中間導電部の抵抗値は、前記セルのセパレータ(101)における局所部位と局所部位の周囲との間の抵抗値よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の局所電流測定装置。
- 前記電流測定部は、前記第1測定部、前記中間導電部、および前記第2測定部を前記セルの積層方向に積層した積層体で構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の局所電流測定装置。
- 前記電流測定部は、前記第1測定部、前記中間導電部、および前記第2測定部それぞれが一体的に実装された多層基板(3)で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の局所電流測定装置。
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2013
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