JP2007279544A - 液晶装置及びその製造方法、並びに電子機器 - Google Patents
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Abstract
製造可能な液晶装置を提供する。
【解決手段】本発明の液晶装置100は、液晶層50を挟持して対向配置されたTFTア
レイ基板10と対向基板20とを備え、前記TFTアレイ基板10の前記液晶層50側に
、ポリイミド材料からなる第1配向膜18が形成され、前記対向基板20の前記液晶層5
0側には、位相差層23が形成されるとともに、ポリイミド材料からなる第2配向膜28
が前記位相差層23を覆って形成されており、前記第2配向膜28を構成するポリイミド
材料の焼成温度が、前記第1配向膜18を構成するポリイミド材料の焼成温度より低いこ
とを特徴とする。
【選択図】図3
Description
られている。ところで、半透過反射型の液晶装置では、反射表示と透過表示とを単一の液
晶層を用いて実現するために表示モード間での位相差の調整が必要である。そこで、下記
特許文献1では、透過表示領域と反射表示領域とで異なった位相差を有する位相差層を設
けることで、適切な反射表示及び透過表示を得られるようにしている。
セルの外側に上記位相差の調整のためのλ/4位相差板等を設ける必要がなく、液晶装置
の薄型化や低コスト化を実現できる。しかしながら、液晶セルの内面側に設けられる位相
差層は、重合性液晶オリゴマーやコレステリック液晶が用いて形成されているため耐熱性
が低いものである。その一方で、位相差層とともに形成される液晶装置の構成部材には、
ITO(インジウム錫酸化物)膜等の特性を得るために加熱が必要なものもあり、これら
の構成部材の特性を出すために加熱を行うと、上記位相差層の位相差がずれてしまい所望
の表示特性を得られなくなるおそれがある。
る位相差層を具備して表示品質に優れ、また高歩留まりに製造可能な液晶装置とその製造
方法を提供することを目的としている。
前記第1基板の前記液晶層側に、第1の焼成温度を有したポリイミド材料からなる第1配
向膜が形成され、前記第2基板の前記液晶層側には、位相差層が形成されるとともに、第
2の焼成温度を有したポリイミド材料からなる第2配向膜が前記位相差層を覆って形成さ
れており、前記第1配向膜と前記第2配向膜とは異なるポリイミド材料からなり、前記第
2配向膜の前記第2の焼成温度が、前記第1配向膜の前記第1の焼成温度より低いことを
特徴とする。
ポリイミド膜を用いることで、形成時の高温加熱を不要なものとし、比較的良好な配向規
制力を得つつ、位相差層の光学特性が損なわれるのを防止することができる。従って本発
明によれば、良好な光学特性を有する位相差層を具備して表示品質に優れ、また高歩留ま
りに製造可能な液晶装置を提供することができる。
電極とが形成されている構成であることが好ましい。すなわち、焼成温度の低い第2配向
膜が形成された前記第2基板側には電極が形成されていない液晶装置とすることが好まし
い。かかる構成の液晶装置としては、IPS(In-Plane Switching)方式やFFS(Frin
ge Field Switching)方式等の横電界方式の液晶装置を例示することができる。一方の基
板にのみ電極が形成されている液晶装置では、電極が形成された基板の配向膜については
良好な配向規制力が要求されるが、電極が形成されていない基板の配向膜については、必
要な配向規制力が小さくて済むため、第2配向膜の焼成温度が低くなっている本発明の液
晶装置の形態として好適である。
が設けられており、前記位相差層が、前記反射表示領域に選択的に形成されている構成と
することもできる。すなわち本発明の液晶装置は半透過反射型の液晶装置として構成する
ことができる。
層の層厚が異ならされている構成としてもよい。すなわち、前記位相差層がマルチギャッ
プ構造を実現するための液晶層厚調整層としても機能するものであってもよい。
で前記液晶層の層厚が異ならせる液晶層厚調整層が形成されている構成とすることもでき
る。マルチギャップ構造における液晶層厚調整層を別途設けることもできる。またかかる
構成において本発明では位相差層と第2基板との間に液晶層厚調整層を設けている。透明
な樹脂材料により構成される液晶層厚調整層の形成時の加熱によって位相差層の光学特性
が損なわれるのを防止できるからである。
とを備え、前記第1基板の前記液晶層側に第1配向膜が形成され、前記第2基板の液晶層
側に位相差層と該位相差層を覆う第2配向膜とが形成された液晶装置の製造方法であって
、前記第2基板上に位相差層を形成する工程と、前記位相差層を覆うように配向膜形成材
料を塗布する工程と、前記塗布された配向膜形成材料を前記位相差層の構成材料の相転移
温度より低い温度で焼成する工程と、を含むことを特徴とする。
温度で加熱するので、位相差層を構成する高分子液晶等の配向が乱れて光学特性が損なわ
れるのを防止することができ、表示品質に優れた液晶装置を製造することができる。
ミド膜のイミド化率が加熱により変化しにくく、所望のイミド化率を容易に得られ、第2
配向膜の配向規制力も安定するからである。また、溶媒の選択によってはさらに加熱温度
を下げられる点でも有利である。
板上に、前記液晶層の層厚をサブ画素の平面領域内で異ならせる液晶層厚調整層を形成す
る工程を有する製造方法とすることもできる。このような製造方法とすることで、位相差
層が加熱されないようにすることができ、良好な光学特性の位相差層を具備したマルチギ
ャップ構造の液晶装置を製造することができる。
界を生じさせる第1電極と第2電極とを形成する工程と、前記第1電極及び前記第2電極
を覆う前記第1配向膜を形成する工程と、前記第1電極、前記第2電極、及び前記第1配
向膜が形成された前記第1基板を、前記第2配向膜が形成された前記第2基板とシール材
を介して貼り合わせる工程と、を有することを特徴とする。この製造方法によれば、良好
な光学特性の位相差層を具備した横電界方式の液晶装置を高歩留まりに製造することがで
きる。
この構成によれば、表示品質に優れかつ安価である表示部を具備した電子機器を提供する
ことができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る液晶装置について図面を参照して説明する。
を制御することにより画像表示を行う横電界方式のうち、FFS(Fringe Field Switchi
ng)方式と呼ばれる方式を採用した液晶装置である。また、基板上にカラーフィルタを具
備したカラー液晶装置であり、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を出射する3個の
サブ画素で1個の画素を構成するものとなっている。従って、表示を構成する最小単位と
なる表示領域を「サブ画素領域」と称し、一組(R,G,B)のサブ画素から構成される
表示領域を「画素領域」と称する。
回路構成図である。図2は液晶装置100の任意の1サブ画素における平面構成図である
。図3は図2のA−A'線に沿う部分断面構成図である。
アレイ基板(第1基板)10と対向基板(第2基板)20と、これらの基板10,20間
に挟持された液晶層50とを備え、TFTアレイ基板10の外面側にバックライト90を
配設してなる半透過反射型の液晶装置である。
各層や各部材毎に縮尺を異ならせて表示している。
た複数のサブ画素領域には、それぞれ画素電極9と、画素電極9と電気的に接続されてサ
ブ画素をスイッチング制御するTFT30とが形成されており、データ線駆動回路101
から延びるデータ線6aがTFT30のソースに電気的に接続されている。データ線駆動
回路101は、画像信号S1、S2、…、Snをデータ線6aを介して各画素に供給する
。前記画像信号S1〜Snはこの順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数の
データ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
されており、走査線駆動回路102から所定のタイミングで走査線3aにパルス的に供給
される走査信号G1、G2、…、Gmが、この順に線順次でTFT30のゲートに印加さ
れるようになっている。画素電極9はTFT30のドレインに電気的に接続されている。
そして、スイッチング素子であるTFT30が走査信号G1、G2、…、Gmの入力によ
り一定期間だけオン状態とされることで、データ線6aから供給される画像信号S1、S
2、…、Snが所定のタイミングで画素電極9に書き込まれるようになっている。
、液晶を介して画素電極9と対向する共通電極との間で一定期間保持される。ここで、保
持された画像信号がリークするのを防ぐために、画素電極9と共通電極との間に形成され
る液晶容量と並列に蓄積容量70が接続されている。蓄積容量70はTFT30のドレイ
ンと容量線3bとの間に設けられている。
向に長手の画素電極(第1電極)9と、画素電極9と平面的に重なって配置された平面略
ベタ状の共通電極(第2電極)19とが設けられている。サブ画素領域の図示左上の端部
の角部(或いは各サブ画素領域の間隙)には、TFTアレイ基板10と対向基板20とを
所定間隔で離間した状態に保持するための柱状スペーサ40が立設されている。
れらの帯状電極9cの図示左右方向の両端部と接続された平面視略矩形枠状の枠体部9a
とを備えて構成されており、前記複数の帯状電極9cは、互いに平行に均等な間隔でY軸
方向に配列されている。
うに形成されている。本実施形態の場合、共通電極19はITO(インジウム錫酸化物)
等の透明導電材料からなる導電膜であり、反射層29は、アルミニウムや銀等の光反射性
の金属膜や、屈折率の異なる誘電体膜(SiO2とTiO2等)を積層した誘電体積層膜
(誘電体ミラー)からなるものである。液晶装置100は、上記反射層29での反射光を
散乱させる機能を具備していることが好ましく、かかる構成により反射表示の視認性を向
上させることができる。
成のほか、透明導電材料からなる透明電極と、光反射性の金属材料からなる反射電極とが
平面的に区画されている構成、即ち、反射表示領域に対応して配置された透明電極と、反
射表示領域に対応して配置された反射電極とを備え、前記両電極が透過表示領域と反射表
示領域との間(境界部)で互いに電気的に接続されているものも採用することができる。
この場合、前記透明電極と反射電極とが画素電極9との間に電界を生じさせる共通電極を
構成する一方、前記反射電極は当該サブ画素領域の反射層としても機能する。
、走査線3aに隣接して走査線3aと平行に延びる容量線3bとが形成されている。デー
タ線6aと走査線3aとの交差部に対応してその近傍にTFT30が設けられている。T
FT30は走査線3aの平面領域内に部分的に形成された島状のアモルファスシリコン膜
からなる半導体層35と、半導体層35と一部平面的に重なって形成されたソース電極6
b、及びドレイン電極132とを備えている。走査線3aは半導体層35と平面的に重な
る位置でTFT30のゲート電極として機能する。
面視略L形を成しており、ドレイン電極132は、半導体層35上から−Y側に延びて平
面視略矩形状の容量電極131と電気的に接続されている。容量電極131上には、画素
電極9のコンタクト部9bが−Y側から進出して配置されており、両者が平面的に重なる
位置に設けられた画素コンタクトホール45を介して容量電極131と画素電極9とが電
気的に接続されている。また容量電極131は容量線3bの平面領域内に配置されており
、当該位置に厚さ方向で対向する容量電極131と容量線3bとを電極とする蓄積容量7
0が形成されている。
レイ基板(第1基板)10と対向基板(第2基板)20との間に液晶層50を挟持した構
成を備えており、液晶層50はTFTアレイ基板10と対向基板20とが対向する領域の
縁端に沿って設けられたシール材(図示略)によって前記両基板10,20間に封止され
ている。TFTアレイ基板10の外面側(液晶層と反対側)には、偏光板14が設けられ
、対向基板20の外面側には偏光板24が設けられている。TFTアレイ基板10の背面
側(図示下面側)には、光源と導光板91と反射板92とを具備したバックライト(照明
装置)90が設けられている。
体としてなり、基板本体10Aの内面側(液晶層50側)には、走査線3a及び容量線3
bが形成されており、走査線3a及び容量線3bを覆ってゲート絶縁膜11が形成されて
いる。ゲート絶縁膜11上に、アモルファスシリコンの半導体層35が形成されており、
半導体層35に一部乗り上げるようにしてソース電極6bと、ドレイン電極132とが形
成されている。ドレイン電極132の図示右側には容量電極131が一体に形成されてい
る。半導体層35は、ゲート絶縁膜11を介して走査線3aと対向配置されており、当該
対向領域で走査線3aがTFT30のゲート電極を構成するようになっている。容量電極
131はゲート絶縁膜11を介して容量線3bと対向配置されており、容量電極131と
容量線3bとが対向する領域に、ゲート絶縁膜11を誘電体膜とする蓄積容量70が形成
されている。
第1層間絶縁膜12が形成されており、第1層間絶縁膜12上の一部には樹脂層39が形
成されており、当該樹脂層39上に反射層29が形成されている。反射層29と第1層間
絶縁膜12とを覆って、ITO等の透明導電材料からなる共通電極19が形成されている
。上記樹脂層39はその表面に凹凸形状を有しており、かかる凹凸形状に倣う凹凸面を有
して形成された前記反射層29が光散乱性の反射手段を構成している。
0では、図2に示した1サブ画素領域内のうち、反射層29の形成領域が、対向基板20
の外側から入射して液晶層50を透過する光を反射、変調して表示を行う反射表示領域R
となっている。また、反射層29の形成領域の外側の光透過領域が、バックライト90か
ら入射して液晶層50を透過する光を変調して表示を行う透過表示領域Tとなっている。
。第2層間絶縁膜13の液晶層側の表面にITO等の透明導電材料からなる画素電極9が
形成されている。また、画素電極9、第2層間絶縁膜13を覆ってポリイミドからなる第
1配向膜18が形成されている。
ンタクトホール45が形成されており、この画素コンタクトホール45内に画素電極9の
コンタクト部9bが一部埋め込まれて、画素電極9と容量電極131とが電気的に接続さ
れている。上記画素コンタクトホール45の形成領域に対応して共通電極19にも開口部
が設けられており、この開口部を介して画素電極9と容量電極131とが電気的に接続さ
れるとともに、共通電極19と画素電極9とが短絡しないような構成になっている。
としてなり、基板本体20Aの内面側(液晶層50側)には、サブ画素毎に異なる色光を
透過するカラーフィルタを備えたCF層22が形成されている。上記カラーフィルタは、
サブ画素内で色度の異なる2種類の色材領域に区画されている構成とすることが好ましい
。具体的には、透過表示領域Tの平面領域に対応して第1の色材領域が設けられ、反射表
示領域Rの平面領域に対応して第2の色材領域が設けられており、第1の色材領域の色度
が、第2の色材領域の色度より大きいものとされている構成を採用できる。また、反射表
示領域Rの一部に非着色領域を設ける構成としてもよい。このような構成とすることで、
カラーフィルタを表示光が1回のみ透過する透過表示領域Tと、2回透過する反射表示領
域Rとの間で表示光の色度が異なるのを防止でき、反射表示と透過表示の見映えを揃えて
表示品質を向上させることができる。なお、CF層22は、TFTアレイ基板10側に形
成することもできる。
いる。前記位相差層23は、本実施形態の場合、その光学軸方向に平行な振動方向を有す
る光に対して略1/2波長(λ/2)の位相差を付与するものであり、基板本体20Aの
内面側に設けられたいわゆる内面位相差層である。位相差層23は、高分子液晶(コレス
テリック液晶等)の溶液や液晶モノマー(あるいは液晶オリゴマー)の溶液を配向膜上に
塗布し、乾燥固化させる際に所定方向に配向させる方法により形成することができる。
透過表示領域Tにおける液晶層50の厚さよりも小さくするための液晶層厚調整層として
も機能するものとなっている。半透過反射型の液晶表示装置では、反射表示領域Rへの入
射光は液晶層50を2回透過するが、透過表示領域Tへの入射光は液晶層50を1回しか
透過しない。これにより反射表示領域Rと透過表示領域Tとの間で液晶層50のリタデー
ションが異なると、光透過率に差異を生じて均一な画像表示が得られないことになる。そ
こで位相差層23を液晶層50側に突出させて形成することでいわゆるマルチギャップ構
造を実現している。具体的には、反射表示領域Rにおける液晶層50の層厚が透過表示領
域Tにおける液晶層50の層厚の半分程度に設定されて、反射表示領域Rおよび透過表示
領域Tにおける液晶層50のリタデーションが略同一に設定されている。これにより、反
射表示領域Rおよび透過表示領域Tにおいて均一な画像表示を得ることができるようにな
っている。
誘電異方性ε//は10、ε⊥=4の正の異方性を持つものを使用している。また透過表示
領域Tの液晶厚さは3.5μmとし、反射表示領域Rの液晶厚さを1.4μm、位相差層
23の層厚を2.1μmとしている。
としての機能の観点からは透過表示領域Tにおける透過光に対する位相差と、反射表示領
域Rにおける透過光に対する位相差とに所定の差異を生じさせることができればよく、液
晶層厚調整層としての機能の観点からは反射表示領域Rにおいて透過表示領域Tにおいて
よりも液晶層50側に突出して形成されていればよいため、部位により膜厚の異なる位相
差層をCF層22上に形成してもよい。すなわち、透過表示領域Tにおいて薄い膜厚、小
さい位相差を有し、反射表示領域Rにおいて厚い膜厚、大きい位相差を有する位相差層を
形成してもよい。
成されている。本実施形態の液晶装置では、TFTアレイ基板10の第1配向膜18と対
向基板20の第2配向膜28は、いずれもポリイミドからなる配向膜であるが、材料が異
なるものであって硬化する材料固有の焼成温度が異なったものとなっている。すなわち、
位相差層23を覆って形成された第2配向膜28を構成するポリイミド材料の焼成温度(
硬化する温度)が、画素電極9を覆って形成された第1配向膜18を構成するポリイミド
材料の焼成温度(硬化する温度)よりも低くなっている。一般に、ポリイミド膜の液晶に
対する配向規制力はそのイミド化率が高いものほど大きくすることができるが、イミド化
率の高いポリイミド膜を得るには220〜230℃程度以上の高温加熱(焼成)工程が必
要であり、位相差層23の形成後にこのような加熱を行うと位相差層23を構成する高分
子液晶等の配向が乱れたり、高分子液晶自体の変質が生じる結果、位相差層23において
所望の光学特性(位相差)が得られなくなるおそれがある。
0の第1配向膜18を構成するポリイミド材料の焼成温度よりも低い焼成温度を有したポ
リイミド材料を用いてポリイミド膜を形成することで、200℃を超える加熱を不要なも
のとし、比較的良好な配向規制力を得つつ位相差層23の光学特性が損なわれるのを防止
するようになっている。本実施形態の液晶装置100に備えられた第2配向膜28のイミ
ド化率は70%〜80%程度とすることが好ましい。かかる範囲のイミド化率のポリイミ
ド膜であれば、200℃未満の加熱で形成することができ、また必要な配向規制力を得る
ことができる。
いては、硬化する材料固有の焼成温度が相対的に高いポリイミド膜を用いることで、液晶
に対する配向規制力を良好なものとし、表示品質の低下を防止するようになっている。本
実施形態の場合、第1配向膜18のイミド化率は90%以上とすることが好ましい。
成されており、かかる電極に印加される電圧によって液晶を駆動するようになっているた
め、電極(画素電極9、共通電極19)が形成されたTFTアレイ基板10に設けられる
第1配向膜18では良好な配向規制力が必要である一方、電極が形成されていない対向基
板20に設けられる第2配向膜28については、第1配向膜18に比して配向規制力が若
干劣るものであっても表示品質にはほとんど影響しない。従って本発明は、一方の基板に
のみ液晶を駆動する電極が設けられる横電界方式の液晶装置に好適に用いることができる
技術である。
うに構成することができる。
軸とが互いに直交するように配置されており、前記偏光板24の透過軸が図2に示すX軸
と平行に配置されている。また、第1配向膜18,28のラビング方向は偏光板24の透
過軸と平行である。前記第1配向膜18,28のラビング方向は、X軸方向に限定される
ものではないが、画素電極9と共通電極19との間に生じる電界の主方向(帯状電極9c
の延在方向と直交する方向)と交差する方向とする。そして、初期状態ではラビング方向
に沿って平行配向している液晶が、画素電極9と共通電極19との間への電圧印加によっ
て、上記電界の主方向側へ回転して配向する。この初期配向状態と電圧印加時の配向状態
との差異に基づいて明暗表示が成されるようになっている。
界で液晶を動作するIPS(In Plane Switching)方式等でも同様な効果が得られる。ま
た本発明の技術範囲は、FFS方式やIPS方式に代表される横電界駆動型の液晶装置に
限定されず、TNモードやVANモードの液晶を具備し、一方の基板の液晶層側に位相差
層が設けられている液晶装置にも適用することができる。すなわち、これらの液晶装置に
おいても、配向膜形成時の加熱によって位相差層の光学特性が設計からずれてしまうのを
効果的に防止することができ、表示品質に優れ、高歩留まりに製造可能な液晶装置を実現
することができる。
次に、図4を参照して本実施形態の液晶装置の製造方法について説明する。図4(a)
〜図4(c)は、液晶装置100のうち、対向基板20の製造工程を示す断面工程図であ
る。
Aを用意したならば、基板本体20Aの一面側(図示上面)に公知の印刷法等を用いてC
F層22を形成する。次に、図4(b)に示すように、CF層22上に部分的に位相差層
23を形成する。
布、焼成した後、ラビング処理を行う。次に、この配向膜上に高分子液晶溶液をスピンコ
ート法(例えば回転数700rpmで30秒)により塗布する。ここで用いる高分子液晶
は、例えばPLC−7023(商品名、旭電化工業(株)製)の8%溶液であり、溶媒は
シクロヘキサノンとメチルエチルケトンの混合液である。次に、塗布した高分子液晶溶液
のプレベイクを80℃で1分間行い、さらにベイクにより得られた高分子液晶層のアイソ
トロピック転移温度(相転移温度)以上となる180℃で30分間加熱した後、徐々に冷
却して高分子液晶を配向させる。ここで、相転移温度とは、位相差を生じさせて変化する
温度のことである。次に、形成した高分子液晶層上であって前記反射表示領域Rに対応す
る平面領域にレジストをパターン形成し、かかるレジストをマスクとして前記高分子液晶
層のエッチングを行う。かかるエッチング処理には、ドライエッチングの他、Nメチル−
2ピロリジノン溶液を用いたウェットエッチングも適用できる。以上の工程により、反射
表示領域Rに対応するCF層22上の領域に高分子液晶層からなる位相差層23を形成す
ることができる。
基板上に塗布した後、露光して重合させる方法も適用できる。この形成方法では、前記液
晶モノマーや液晶オリゴマーの塗布膜に対して部分的に露光処理を行った後、現像するこ
とで容易にパターニングすることが可能であるため、高分子液晶層のパターニングが不要
であるという利点がある。
を形成し、さらにラビング等の配向処理工程を施す。第2配向膜28の形成方法としては
、ポリアミック酸を脱水して閉環することによりポリイミド膜を形成する方法、又は可溶
性ポリイミド溶液の溶媒を蒸発させることによってポリイミド膜を形成する方法を用いる
ことができる。具体的には、ポリアミック酸又は可溶性ポリイミドを含む配向膜形成材料
を基板上に印刷法やスピンコート法を用いて塗布した後、仮焼成工程(加熱温度60℃〜
80℃、加熱時間30秒〜60秒)、及び本焼成工程(加熱温度180℃以下、加熱時間
1〜1.5時間)を経てポリイミド膜を形成する。
を、前記位相差層23の相転移温度(位相差が変化する温度)より低い温度とされる。す
なわち、位相差層23を構成する高分子液晶の相転移温度は、一般に150〜200℃程
度であるから、位相差層23の構成材料に応じて第2配向膜28を形成する際の加熱温度
も180℃以下とするのがよい。このような形成方法とすることで、ポリイミド膜の形成
工程における加熱によって位相差層23を構成する高分子液晶の配向性が低下するのを防
止でき、位相差層23の光学特性が損なわれるのを防止して良好な表示品質を得ることが
できる。
して、可溶性ポリイミドを用いることが好ましい。可溶性ポリイミドでは予めポリアミッ
ク酸を閉環したものを原料として用いているため、形成するポリイミド膜のイミド化率が
加熱により変化しにくく、所望のイミド化率を容易に得られ、第2配向膜28の配向規制
力も安定するからである。また、溶媒の選択によってはさらに加熱温度(焼成温度)の低
い材料を用いることができる点でも有利である。
FTアレイ基板10と前記対向基板20とをシール材を介して貼り合わせる。その後、T
FTアレイ基板10と対向基板20とシール材とに囲まれる空間に液晶を充填して封止す
る。そして、基板本体10Aの外面側と基板本体20Aの外面側とにそれぞれ偏光板14
,24を配設し、TFTアレイ基板10の外面側にバックライト90を配設することで、
上記実施形態の液晶装置100を製造することができる。
程、偏光板14,24を配設する工程、バックライト90の製造工程等は公知の製造工程
を適用することができる。また、TFTアレイ基板10と対向基板20とを貼り合わせる
際に、両基板の対向面に液晶を予め配置しておき、封止口を有さない枠状のシール材を用
いて液晶を封入する工程を適用してもよい。
した後の第2配向膜28の形成工程において、配向膜形成材料の焼成温度を位相差層23
を構成する高分子液晶等の相転移温度(位相差が変化する温度)より低い温度としている
ので、第2配向膜28の形成工程における加熱によって位相差層23の光学特性が変化す
るのを防止することができ、表示品質に優れた液晶装置を製造することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図5を参照して説明する。
態における図3に相当する図である。本実施形態の液晶装置200は、先の第1実施形態
と同様の基本構成を具備したFFS方式の半透過反射型液晶装置である。なお、図5にお
いて、図1から図3と共通の構成要素には同一の符号を付し、それらの詳細な説明は省略
する。
に液晶層厚調整層26が形成されており、かかる液晶層厚調整層26上に位相差層23が
積層されている点に特徴を有している。液晶層厚調整層26は、アクリル樹脂等からなる
透明な樹脂膜であり、その表面に形成された前記位相差層23とともに液晶層50側に突
出して、反射表示領域Rにおける液晶層厚を、透過表示領域Tにおける液晶層厚より小さ
くするものとして機能する。
調整層を兼ねる構成としていたが、位相差層23が自身を透過する光に対して付与する位
相差はその膜厚によって変化するため、所望の位相差を得るべく位相差層23を形成する
と、液晶層厚調整層としての膜厚が不足することが考えられる。そこで本実施形態では、
位相差層23とCF層22との間に液晶層厚調整層26を設けることで、反射表示領域R
における液晶層厚を調整できるようにしている。
成することが好ましい。従ってCF層22と基板本体20Aとの間に形成してもよい。上
述したように、液晶層厚調整層26はアクリル樹脂等により形成され、典型的には液体樹
脂材料を塗布した後、塗布膜を加熱して硬化させることで形成されるものであるため、液
晶層厚調整層26を位相差層23上に形成すると位相差層23が加熱されることになるか
らである。
26の形成工程で位相差層23が必要以上に加熱されることはないため、位相差層23上
に液晶層厚調整層26を形成することも可能である。この場合には、液晶層厚調整層26
が高分子液晶等からなる位相差層23の保護層としても機能するため、位相差層23の変
質を防止することができる。また、位相差層23を形成するための高分子液晶層をCF層
22上に形成した後、光硬化性樹脂材料からなる液晶層厚調整層26を前記高分子液晶層
上にパターン形成すれば、かかる液晶層厚調整層26を高分子液晶層をパターニングする
ためのマスクとして利用することができる。
図6は、本発明に係る電子機器の一例を示す斜視図である。図6に示す携帯電話130
0は、本発明の液晶装置を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン13
02、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。これにより、本発
明の液晶装置により構成された表示品質に優れる表示部を具備した携帯電話1300を提
供することができる。
コンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニ
タ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓
、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備
えた機器等々の画像表示手段として好適に用いることができ、いずれの電子機器において
も、高コントラスト、広視野角の表示が可能になっている。
第2基板)、30 TFT(スイッチング素子)、9 画素電極(第1電極)、19 共
通電極(第2電極)、22 CF層、23 位相差層、26 液晶層厚調整層、29 反
射層、39 樹脂層、50 液晶層、R 反射表示領域、T 透過表示領域
Claims (10)
- 液晶層を挟持して対向配置された第1基板と第2基板とを備え、
前記第1基板の前記液晶層側に、第1の焼成温度を有したポリイミド材料からなる第1
配向膜が形成され、
前記第2基板の前記液晶層側には、位相差層が形成されるとともに、第2の焼成温度を
有したポリイミド材料からなる第2配向膜が前記位相差層を覆って形成されており、前記
第1配向膜と前記第2配向膜とは異なるポリイミド材料からなり、前記第2配向膜の前記
第2の焼成温度が、前記第1配向膜の前記第1の焼成温度より低いことを特徴とする液晶
装置。 - 前記第1基板上に、互いの間に前記液晶層を駆動する電界を生じさせる第1電極と第2
電極とが形成されていることを特徴とする液晶装置。 - 1つのサブ画素領域内に反射表示を行う反射表示領域と透過表示を行う透過表示領域と
が設けられており、前記位相差層が、前記反射表示領域に選択的に形成されていることを
特徴とする請求項1又は2に記載の液晶装置。 - 前記位相差層の層厚によって、前記反射表示領域と前記透過表示領域とで前記液晶層の
層厚が異ならされていることを特徴とする請求項3に記載の液晶装置。 - 前記位相差層の前記液晶層と反対側に、前記反射表示領域と前記透過表示領域とで前記
液晶層の層厚が異ならせる液晶層厚調整層が形成されていることを特徴とする液晶装置。 - 液晶層を挟持して対向配置された第1基板と第2基板とを備え、前記第1基板の前記液
晶層側に第1配向膜が形成され、前記第2基板の液晶層側に位相差層と該位相差層を覆う
第2配向膜とが形成された液晶装置の製造方法であって、
前記第2基板上に位相差層を形成する工程と、前記位相差層を覆うように配向膜形成材
料を塗布する工程と、前記塗布された配向膜形成材料を前記位相差層の構成材料の相転移
温度より低い温度で焼成する工程と、を含むことを特徴とする液晶装置の製造方法。 - 前記配向膜形成材料として可溶性ポリイミドを用いることを特徴とする請求項6に記載
の液晶装置の製造方法。 - 前記位相差層を形成する工程に先立って、
前記第2基板上に、前記液晶層の層厚をサブ画素の平面領域内で異ならせる液晶層厚調
整層を形成する工程を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の液晶装置の製造方
法。 - 前記第1基板上に互いの間に前記液晶層を駆動する電界を生じさせる第1電極と第2電
極とを形成する工程と、前記第1電極及び前記第2電極を覆う前記第1配向膜を形成する
工程と、前記第1電極、前記第2電極、及び前記第1配向膜が形成された前記第1基板を
、前記第2配向膜が形成された前記第2基板とシール材を介して貼り合わせる工程と、を
有することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の液晶装置の製造方法。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の液晶装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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