JP2007275861A - 硬化樹脂層の形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】硬化樹脂層にカールが発生することを防ぐとともに、硬化樹脂層の硬度を高める硬化樹脂層の形成方法を提供する。
【解決手段】先ず基材上に樹脂材料を塗布して樹脂層を形成する(ステップ210)。続いて、樹脂層へ紫外線を照射して硬化樹脂層を形成する(ステップ220)。最後に硬化樹脂層に対して熱処理を行い(ステップ230)、硬化樹脂層の硬度を高め、カールが発生することを防ぐ。
【選択図】図2
【解決手段】先ず基材上に樹脂材料を塗布して樹脂層を形成する(ステップ210)。続いて、樹脂層へ紫外線を照射して硬化樹脂層を形成する(ステップ220)。最後に硬化樹脂層に対して熱処理を行い(ステップ230)、硬化樹脂層の硬度を高め、カールが発生することを防ぐ。
【選択図】図2
Description
本発明は硬化樹脂層の形成方法に関し、特に表示装置に用いる硬化樹脂層の形成方法に関する。
現在の発展趨勢から見た場合、例えば、液晶表示装置、プラズマ表示装置、陰極線管(CRT)表示装置、屋外表示装置又はパーソナルデジタルアシスタント(PDA)表示装置などの表示装置は、多様化の方向に向かって発展していることが分かる。そして、表示装置のパネルを保護するため、耐擦傷性に非常に優れた高硬度のハードコートフィルムを使用する必要があった。
従来の硬化樹脂層の形成方法は、透明基材上に熱硬化型樹脂材料又は紫外線硬化型樹脂材料を塗布することが一般的であった。続いて、加熱又は紫外線照射の方式により架橋反応を行って樹脂を硬化し、硬化樹脂層(即ち前述のハードコートフィルム)を形成していた。しかし、樹脂を硬化させる工程では、樹脂層の硬化収縮に伴って硬化樹脂層が跳ね上がることがあった。
一般に、形成される硬化樹脂層の厚みが約10μmになると、硬化樹脂層にカール及び層間剥離が発生することがあり、硬化樹脂層の鉛筆硬度は約3Hとなり、ガラスの9Hよりも低かった。
また、硬化樹脂層の硬度を向上させるため、硬化樹脂層の厚みを増大させる方法があった。しかし、硬化樹脂層の厚みが約30μmにまで増大されると、硬化樹脂層に発生するカールもそれに伴って大きくなった。そのため、硬化樹脂層にカールが発生することを防ぐため、特許文献1において、ペンタエリストールアクリレート及びイソシアヌル酸エトキシ変性ジアクリレートの二種類の樹脂材料からなる硬化樹脂層によりカール現象を改善する方法が開示されている。しかし、この方法により形成される硬化樹脂層の鉛筆硬度は、ガラスの鉛筆硬度よりも低く1Hしかなかった。
また、硬化樹脂層のカール、割れ又は剥がれが発生しないように、特許文献2では、先ず基材上に厚みが3から50μmの緩衝層を塗布してから、その緩衝層上に厚みが3から15μmの硬化樹脂層を塗布する方法が開示されている。そして、これによりカール現象を改善して硬度を高める効果を達成していた。しかし、多層塗布方式を採用すると、厚みが増大し、工程の複雑度を高めるとともに工程の収率が下がるため、コストが無駄となった。
そのため、硬化樹脂層にカールが発生することを防ぐとともに、硬化樹脂層の硬度を高める必要があった。さらに、複雑な硬化樹脂層の工程を簡略化する必要もあった。
従って、本発明の主な目的は、一回の塗布方式により硬化樹脂層を形成し、工程を簡略化する硬化樹脂層の形成方法を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、硬化樹脂層を熱処理することにより、硬化樹脂層のカールレベルを改善すると同時に密着性を高める硬化樹脂層の形成方法を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、硬化樹脂層を熱処理することにより、硬化樹脂層のカールレベルを改善すると同時に密着性を高める硬化樹脂層の形成方法を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の硬化樹脂層の形成方法は、基材上に樹脂材料を塗布して樹脂層を形成する。続いて、樹脂層へ紫外線を照射して架橋硬化反応を発生させて硬化樹脂層を形成する。最後に適切な温度下で硬化樹脂層に対して熱処理を行い、フィルムにカールが発生することを防ぐ。
また本発明の樹脂には、有機又は無機の微粒子を注入してもよい。
さらに本発明の樹脂層への紫外線の照射は、強度及び照射量を調整し、一回又は複数回に分けて行ってもよい。
さらに本発明の熱処理は、約80から110℃の間の温度で、3から10分間の間の時間で行う。
さらに本発明の樹脂層への紫外線の照射は、強度及び照射量を調整し、一回又は複数回に分けて行ってもよい。
さらに本発明の熱処理は、約80から110℃の間の温度で、3から10分間の間の時間で行う。
本発明の硬化樹脂層の形成方法は、簡素化された構造及び簡略化された工程を有する。さらに、この硬化樹脂層は、紫外線を複数回照射してその硬度を高めることができる。そして、熱処理された硬化樹脂層は、カールが発生することを防ぐことができる上、その鉛筆硬度は、ガラスに近い4から8Hにまで達し、同時に耐擦傷性を向上させることもできる。そのため、この硬化樹脂層は、例えば表示装置の偏光板、拡散板、表面機能膜又は光学保護フィルムなどにも応用することができる。
(第1実施例)
図1A及び図2を同時に参照する。図1Aは、本発明の第1実施例による硬化樹脂層を示す断面図である。図2は、本発明の第1実施例による硬化樹脂層の形成方法を示す流れ図である。
図1A及び図2を同時に参照する。図1Aは、本発明の第1実施例による硬化樹脂層を示す断面図である。図2は、本発明の第1実施例による硬化樹脂層の形成方法を示す流れ図である。
先ず、ステップ210において、基材110上に樹脂材料を塗布して樹脂層を形成する。
続いて、ステップ220において、樹脂層へ紫外線を照射して架橋硬化反応を発生させ、硬化樹脂層120を形成する。本発明の好適な実施形態において使用する紫外線の波長は、400nmよりも短い(例えば、254nmや365nmなどである)。紫外線の強度は約1.0から1.4ワット/cm2の間であり、その照射量は約0.20から1.5ジュール/cm2の間である。樹脂架橋硬化の反応工程は迅速(約1から2秒間の間)に行われるため、樹脂層が瞬間的に収縮して応力が集中し、カールが発生することがある。そのため、紫外線の照射ステップにおいて累積される応力を緩和するため、紫外線の照射ステップ220を行った後に熱処理ステップ230を行う。
ステップ230において、硬化樹脂層120及び基材110を適切な温度及び時間で装置内へ置き、熱処理を行って硬化樹脂層120にカールが発生することを防ぐ。同時に、この熱処理により硬化樹脂層120と基材110との間の密着性を高める。熱処理ステップ230は、約80から110℃の間の温度で行われることが好ましく、熱処理ステップ230は、約3から10分間の間の時間で行われることが好ましい。そして、上述の方法により形成される硬化樹脂層120は、鉛筆硬度が4から6Hの間となる。
本発明の好適な実施形態において、基材110は、例えばトリアセテートセルロース(Triacetate Cellulose:TAC)、ポリエチレンテレフタレート(Poly Ethylene Terephthalate:PET)、ポリエチレン(Polyethylene:PE)又はポリカーボネート(Polycarbonate:PC)などからなる。
上述の樹脂材料は、少なくとも一種類の光硬化性樹脂モノマー又は光硬化性樹脂オリゴマーを主に含み、光硬化性樹脂モノマーは、例えばトリメチロールプロパントリアクリレート(Trimethylolpropane Triacrylate:TMPTA)、ペンタエリスリトールトリアクリレート(Pentaerythritol Triacrylate:PETIA)、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(1,6-Hexanediol Diacrylate:HDDA)又はトリプロピレングリコールジアクリレート(Tripropylene Glycol Diacrylate:TPGDA)などである。上述の光硬化性樹脂オリゴマーは、例えば脂肪族ポリエステル系ウレタンヘキサアクリレート(Aliphatic Polyester based Urethane Hexaacrylate)、変性エポキシアクリレート(Modified Epoxy Acrylate)、ポリエステルジアクリレート(Polyester Diacrylate)又は有機シリコンポリエーテルアクリレート(Silicone Polyether Acrylate)などである。また、樹脂層の塗布厚みは約10から35μmの間である。
図1Bは、本発明のもう一つの実施形態による硬化樹脂層を示す断面図である。図1Bに示すように、樹脂層に高硬度のマイクロ粒子130及びナノ粒子140を添加することにより硬化樹脂層120の硬度を高める。マイクロ粒子130及びナノ粒子140を含む硬化樹脂層120の鉛筆硬度は、約4から8Hの間である。
マイクロ粒子130及びナノ粒子140は、重力作用を受けて硬化樹脂層120内を下向きに沈降する。そのため、硬化樹脂層120内で粒子を均一に分布させるため、マイクロ粒子130及びナノ粒子140は、適切な粒子沈降速度を有する材料から選択することが好ましい。
上述のマイクロ粒子130は、例えばポリメチルメタクリレート(Poly Methyl Methacrylate:PMMA)、ポリスチレン(Polystyrene:PS)又はポリカーボネート(Polycarbonate:PC)など、粒径が約1から20μmである有機材料からなることが好ましい。上述のナノ粒子は、例えばシリカ、酸化チタン又は酸化アルミニウムなど、粒径が5から100nmの間である無機材料からなることが好ましい。
(第2実施例)
図3は、本発明の第2実施例による硬化樹脂層の形成方法を示す流れ図である。この第2実施例では、第1実施例の紫外線照射ステップ(ステップ202)を二回の紫外線照射ステップ(ステップ320、325)に分けて行う。樹脂材料、マイクロ粒子130及びナノ粒子140は、前述の実施例と同じであるため、ここでは繰り返して述べない。以下では、ステップ320、325のみについて詳しく説明する。ステップ320では、樹脂層に第1の紫外線照射を行う。その後、ステップ325において、第2の紫外線照射により樹脂層を硬化し、硬化樹脂層120を形成する。樹脂層に紫外線を二回照射する際に使用する紫外線は、一回当りの強度が、紫外線を一回だけ照射する第1実施例の強度よりも弱い。また、紫外線照射を二回行う時に使用する紫外線は、照射量の総量が紫外線照射を一回しか行わない方法で使用される量よりも多い。
図3は、本発明の第2実施例による硬化樹脂層の形成方法を示す流れ図である。この第2実施例では、第1実施例の紫外線照射ステップ(ステップ202)を二回の紫外線照射ステップ(ステップ320、325)に分けて行う。樹脂材料、マイクロ粒子130及びナノ粒子140は、前述の実施例と同じであるため、ここでは繰り返して述べない。以下では、ステップ320、325のみについて詳しく説明する。ステップ320では、樹脂層に第1の紫外線照射を行う。その後、ステップ325において、第2の紫外線照射により樹脂層を硬化し、硬化樹脂層120を形成する。樹脂層に紫外線を二回照射する際に使用する紫外線は、一回当りの強度が、紫外線を一回だけ照射する第1実施例の強度よりも弱い。また、紫外線照射を二回行う時に使用する紫外線は、照射量の総量が紫外線照射を一回しか行わない方法で使用される量よりも多い。
紫外線を二回に分けて樹脂層を照射して紫外線の強度を下げる場合、樹脂層が受ける紫外線照射量の総量を増やすことができ、架橋硬化反応の時間を延ばすことができる。これにより、硬化樹脂層120の硬度をより一層高めることができる。本発明の好適な実施形態において使用する紫外線の波長は400nmよりも短い(例えば、254nmや365nmなどである)。第1の紫外線は、強度が約0.6から1.0ワット/cm2の間であり、照射量は約0.2から1.5ジュール/cm2の間である。第2の紫外線は、強度が約0.6から1.0ワット/cm2の間であり、照射量は約0.2から1.5ジュール/cm2の間である。
硬化樹脂層120の構造が図1Aに示すようにマイクロ粒子及びナノ粒子を含まない場合、第2実施例により形成される硬化樹脂層120は、鉛筆硬度が4から6Hの間に達する。硬化樹脂層120の構造が、図1Bに示すようにマイクロ粒子130及びナノ粒子140が中に含まれている場合、第2実施例により形成される硬化樹脂層120は、鉛筆硬度が4から8Hの間に達する。
(測定例)
以下、測定例により上述の好適な実施例をさらに詳細に説明する。表1は、測定例で用いる樹脂材料を示す。この測定例では、使用する樹脂材料内にマイクロ粒子及びナノ粒子を添加する。表2は、樹脂硬化方法1(第1測定例)、樹脂硬化方法2(第2測定例)及び従来の方法(比較例)のそれぞれを、測定例の形成条件(例えば、基材材料、樹脂材料の塗布厚み、紫外線強度、紫外線照射量、熱処理温度及び熱処理時間などのデータ)による比較結果を示す。
以下、測定例により上述の好適な実施例をさらに詳細に説明する。表1は、測定例で用いる樹脂材料を示す。この測定例では、使用する樹脂材料内にマイクロ粒子及びナノ粒子を添加する。表2は、樹脂硬化方法1(第1測定例)、樹脂硬化方法2(第2測定例)及び従来の方法(比較例)のそれぞれを、測定例の形成条件(例えば、基材材料、樹脂材料の塗布厚み、紫外線強度、紫外線照射量、熱処理温度及び熱処理時間などのデータ)による比較結果を示す。
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンは、チバ・スペシャルティ・ケミカル社(Ciba Specialty Chemicals Inc.)の製品である「イルガキュア(Irgacure)(登録商標)184である。脂肪族ポリエステル系ウレタンヘキサアクリレートは、サートマー社(Sartomer Co. Inc.)の製品であるCN968である。ペンタエリスリトールトリアクリレートは、サートマー社(Sartomer Co. Inc.)の製品であるSR444である。ポリメチルメタクリレートは、綜研化学株式会社(Soken Chemical & Engineering Co., Ltd.)の製品であるMX−800Sである。シリカは、クラリアント化学株式会社(Clariant Chemical Taiwan Co., Ltd.)の製品であるOG−502である。
表2に示すように、第1測定例では、強度が約1.21ワット/cm2で、照射量が約0.28ジュール/cm2の紫外線を樹脂層に一回照射する。続いて、約100℃で約5分間熱処理を行い、硬化樹脂層を熱処理する。
第2測定例では、強度が約0.83ワット/cm2で、照射量が約1.0ジュール/cm2の第1の紫外線を樹脂層へ照射してから、強度が約0.83ワット/cm2で、照射量が約1.0ジュール/cm2の第2の紫外線を樹脂層へ照射する。続いて、約100℃の温度で、約5分間硬化樹脂層を熱処理する。
比較例では、強度が約1.21ワット/cm2で、照射量が約0.28ジュール/cm2の紫外線を樹脂層へ一回照射した。ただし、この比較例では、硬化樹脂層に熱処理を行わなかった。
そして、上述の測定が終了した後に、硬化樹脂層の鉛筆硬度、耐擦傷性、密着性及びカールの測定を行う。表3は、硬化樹脂層の鉛筆硬度、耐擦傷性、密着性及びカールの測定結果を示す。ここで注意しなければならないことは、鉛筆硬度はJIS規格−K5400により測定され、耐擦傷性は、JIS規格−K5400により測定されるということである。密着性は、基盤目試験用カッターにより100個に分けられた面積寸法が1mm×1mmの検体を測定し、密着性が良好な検体の数を測定する。
硬化樹脂層のカール高さの測定は、硬化樹脂層をA4の寸法(29.7cm×21.0cm)に切って室温環境下へ置き、カールの四角の平均高さを測定することにより行う。表3において、「非常に良好」はカールが全く発生していない状態を示し、「不良」はカールの平均高さが10から20mmの状態を示す。
表3に示す第1測定例及び比較例から分かるように、硬化樹脂層に対して熱処理を行うと、耐擦傷性及び密着性が高まり、カールが発生することを防ぐことができる。また、第1測定例と第2測定例とを比較すると分かるように、紫外線を硬化樹脂層に二回照射してから熱処理ステップを行うと、硬化樹脂層の鉛筆硬度をさらに高めることができる。そのため、硬化樹脂層に対し非常に優れた耐擦傷性及び密着性を同時に提供し、硬化樹脂層にカールが発生することを防ぐことができる。
上述した本発明の好適な実施形態から分かるように、本発明は硬化樹脂層の構造を簡素化することにより、工程を簡略化することができる。また、紫外線の照射強度、照射量及び照射回数を変えてから熱処理を行い、樹脂層を硬化させてカールが全く発生しない硬化樹脂層を形成し、硬化樹脂層の密着性を高めることができる。このほか、硬化樹脂層は鉛筆硬度(4から8H)を高めることにより、耐擦傷性を向上させることもできる。そのため、この硬化樹脂層は、例えば表示装置の偏光板、拡散板、表面機能膜又は光学保護フィルムなどにも応用することができる。
本発明では好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではなく、当該技術を熟知するものなら誰でも、本発明の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って本発明の保護の範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
110 基材
120 硬化樹脂層
130 マイクロ粒子
140 ナノ粒子
150 樹脂
120 硬化樹脂層
130 マイクロ粒子
140 ナノ粒子
150 樹脂
Claims (5)
- 基材上に光硬化性樹脂を含む樹脂材料を塗布し、樹脂層を形成する工程と、
前記樹脂層に対して紫外線照射ステップを行い、硬化樹脂層を形成する工程と、
前記硬化樹脂層を熱処理する工程と、
を含むことを特徴とする硬化樹脂層の形成方法。 - 前記紫外線照射ステップで用いる紫外線は、強度が1.0から1.4ワット/cm2であることを特徴とする請求項1に記載の硬化樹脂層の形成方法。
- 前記紫外線照射ステップは、
第1の紫外線照射ステップ及び第2の紫外線照射ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の硬化樹脂層の形成方法。 - 前記第1の紫外線照射ステップ及び前記第2の紫外線照射ステップで用いる紫外線は、強度が0.6から1.0ワット/cm2であることを特徴とする請求項3に記載の硬化樹脂層の形成方法。
- 前記熱処理は、80から110℃の間の温度で、3から10分間の間の時間で行うことを特徴とする請求項1に記載の硬化樹脂層の形成方法。
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