JP2007275786A - 燃料フィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】濾過性能を向上することのできる燃料フィルタを提供する。
【解決手段】燃料フィルタ10は、燃料流入口33及び燃料流出口35を有する濾過室18を形成するフィルタケース12と、濾過室18を燃料流入口33側のダーティ側の燃料室40と燃料流出口35側のクリーン側の燃料室42とに区画しかつ燃料を濾過する濾材14とを備える。濾材14の外周面に所定間隔を隔てて対面するダーティ側の燃料室40の内壁面21aに、濾材14の外周面に燃料を全面的に行き渡るように案内するための案内突起47を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料中の異物を除去する燃料フィルタに関する。
燃料フィルタの従来例を述べる。なお、図15は燃料フィルタを示す断面図、図16は図15のXVI−XVI線矢視断面図である。
図15及び図16に示すように、燃料フィルタ109は、フィルタケース116と濾材126とを備えている。フィルタケース116は、ほぼ中空円筒状に形成されている。フィルタケース116の中空部には燃料ポンプ(図示しない。)が配置される。また、フィルタケース116は、ケース本体116Aとカバー123とにより構成されている。ケース本体116Aには、上面を開口するほぼC字状の濾過室121が形成されている。また、カバー123は、ケース本体116Aの濾過室121の上端開口面を閉鎖している。カバー123には、燃料ポンプの燃料吐出口(図示しない。)から吐出される燃料を濾過室121へ流入させる燃料流入口115と、濾過後の燃料を燃料供給路に流出させる燃料流出口112が設けられている。
前記濾材126は、プリーツ状に折り曲げられた不織布からなり、半円筒状に形成されている。濾材126の内周側には、金属板からなるプレート125が設けられている。また、濾材126の上下端面には、上下の端板133,129が接合されている。プレート125及び濾材126は、前記フィルタケース116の濾過室121内に収納されている。下側の端板129が濾過室121の底面に接合されているとともに、上側の端板133が濾過室121の天井面に接合されている。また、濾材126の両側縁部は、濾過室121の周端壁116a,116bにそれぞれ固着されている。この濾材126により、濾過室121が、フィルタケース116の燃料流入口115に連通する外周側(ダーティ側)の燃料室と、燃料流出口112に連通する内周側(クリーン側)の燃料室とに区画されている。なお、プレート125には、濾材126の内周側の山折り部が密着しても、燃料が燃料流出口112へ流出するように、周方向に延びる溝134が形成されている。
前記燃料フィルタ109において、燃料ポンプ(図示しない。)の燃料吐出口から吐出される燃料は、燃料流入口115を通じて濾過室121の外周側の燃料室内へ流入する。そして、燃料は、濾材126を通過することにより濾過されたのち、濾過室121の内周側の燃料室へ流出し、燃料流出口112を通じて燃料供給経路(図示しない。)へ流出された後、エンジン(内燃機関)側へ供給される。
なお、前記従来例の燃料フィルタは、例えば特許文献1に記載されている。
特開平10−43513号公報
従来例の燃料フィルタ109(図15及び図16参照。)によると、燃料流入口115から濾過室121の外周側すなわちダーティ側の燃料室内に流入した燃料を、濾材126の外周側すなわち燃料流入側の面に全面的に行き渡らせるための手段が講じられていない。したがって、燃料が、燃料ポンプから吐出される燃料量や燃圧による因子だけで、ダーティ側の燃料室内を自由に流れてゆくことから、燃料流入口115から燃料流出口112への近道を通りやすい。このため、濾材126の一部すなわち燃料流入口115から燃料流出口112への近道上に位置する部分に、燃料が集中的に流れることになる。これにより、目詰まりによる圧力損失が上昇する結果、濾過性能が低下するという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、濾過性能を向上することのできる燃料フィルタを提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする燃料フィルタにより解決することができる。
すなわち、請求項1に記載された燃料フィルタによると、フィルタケースの燃料流入口を通じてダーティ側の燃料室内へ流入した燃料は、濾材により濾過されたのち、クリーン側の燃料室へ流入し、燃料流出口を通じてフィルタケース外へ流出される。
また、ダーティ側の燃料室内に設けられた案内手段により、ダーティ側の燃料室に面する濾材の燃料流入側の面に燃料を全面的に行き渡らせることができる。このため、濾材の一部に燃料が集中して流れることを回避し、濾材を全面的に有効利用することにより、濾過性能を向上することができる。ひいては、燃料フィルタの長寿命化及び小型化を図ることが可能となる。
また、請求項2に記載された燃料フィルタによると、濾材の燃料流入側の面に所定間隔を隔てて対面するダーティ側の燃料室の内壁面に突出する案内突起により、案内手段を簡単に構成することができる。
また、請求項3に記載された燃料フィルタによると、燃料流入側から燃料流出側へ向けて流れる燃料を、案内突起により形成された迂回路により迂回させる。これにより、濾材の燃料流入側の面に対して燃料を全面的に行き渡らせることができる。
また、請求項4に記載された燃料フィルタによると、燃料流入側から燃料流出側へ向けて流れる燃料を、案内突起により形成された蛇行路により蛇行させることにより、濾材の燃料流入側の面に全面的に行き渡らせることができる。
また、請求項5に記載された燃料フィルタによると、濾材の燃料流入側の面とダーティ側の燃料室の内壁面との間の間隔を、燃料流入側よりも燃料流出側を小さくしている。このため、燃料が燃料流入側の濾材を通過するときに受ける圧力損失よりも、燃料流出側まで送り込まれるときの燃料が受ける圧力損失を小さくすることができる。これにより、濾材の燃料流入側の面に燃料を全面的に行き渡らせることができる。
また、請求項6に記載された燃料フィルタによると、フィルタケースの燃料流入口を通じてダーティ側の燃料室内へ流入した燃料は、濾材により濾過されたのち、クリーン側の燃料室へ流入し、燃料流出口を通じてフィルタケース外へ流出される。
また、濾材の燃料流入側の面とダーティ側の燃料室の内壁面との間の間隔を、燃料流入側よりも燃料流出側を小さくしている。したがって、燃料が燃料流入側の濾材を通過するときに受ける圧力損失よりも、燃料流出側まで送り込まれるときの燃料が受ける圧力損失を小さくすることにより、濾材の燃料流入側の面に燃料を全面的に行き渡らせることができる。このため、濾材の一部に燃料が集中して流れることを回避し、濾材を全面的に有効利用することにより、濾過性能を向上することができる。ひいては、燃料フィルタの長寿命化及び小型化を図ることが可能となる。
また、請求項7に記載された燃料フィルタによると、濾材の燃料流出側の面とクリーン側の燃料室の内壁面との間の間隔を、燃料流入側よりも燃料流出側を大きくしている。このため、クリーン側の燃料室において、濾材を全面的に通過した燃料を、燃料流入側から燃料流出側へ効率良く流すことができる。
また、請求項8に記載された燃料フィルタによると、ダーティ側の燃料室の内壁面とクリーン側の燃料室の内壁面との間の間隔を燃料流入側から燃料流出側まで一定化するとともに、濾材の燃料流入側の面と燃料流出側の面との間の幅を燃料流入側から燃料流出側まで一定化している。このため、濾材を濾過室の対角方向に沿って配置するといった簡単な構成により、濾材の燃料流入側の面とダーティ側の燃料室の内壁面との間の間隔を燃料流入側よりも燃料流出側を小さくするとともに、濾材の燃料流出側の面とクリーン側の燃料室の内壁面との間の間隔を燃料流入側よりも燃料流出側を大きくすることができる。また、例えば、ダーティ側の燃料室の内壁面とクリーン側の燃料室の内壁面との間の間隔を燃料流入側から燃料流出側まで一定化された既存のフィルタケースの濾過室に対して、濾材を対角方向に沿って配置する。これにより、既存のフィルタケースを大型化することなく、濾材の燃料流入側の面とダーティ側の燃料室の内壁面との間の間隔を燃料流入側よりも燃料流出側を小さくするとともに、濾材の燃料流出側の面とクリーン側の燃料室の内壁面との間の間隔を燃料流入側よりも燃料流出側を大きくすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例を参照して説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。図1は燃料フィルタを示す平面図、図2は同じく正面図、図3は図2のIII−III線矢視断面図である。なお、本実施例では、燃料タンク内に燃料ポンプとともに配置されるインタンクタイプの燃料フィルタを例示する。
図3に示すように、燃料フィルタ10は、フィルタケース12と濾材14とを備えている。以下、フィルタケース12、濾材14の順に説明する。
フィルタケース12を説明する。図1に示すように、フィルタケース12は、ほぼ中空円筒状に形成されている。フィルタケース12の中空部13は、燃料ポンプ(図示しない。)が配置されるポンプ配置部となっている。また、図2に示すように、フィルタケース12は、その主体をなすケース本体15と、ケース本体15の上端面を閉鎖するアッパカバー16と、ケース本体15の上端面を閉鎖するロワーカバー17とにより構成されている。なお、フィルタケース12を構成するケース本体15、アッパカバー16、ロワーカバー17は、例えば樹脂成形品でそれぞれ形成されている。
図3に示すように、前記ケース本体15は、ほぼ中空円筒状に形成されている。ケース本体15のほぼ半周部には、上下両端面を開口する半円筒状の濾過室18が形成されている。濾過室18は、断面半円筒状の内周壁20と、内周壁20に所定の間隔を隔てて平行状をなす断面半円筒状の外周壁21と、内周壁20と外周壁21の周方向の両端面を閉鎖する一対の周端壁22,23とにより形成されている。また、ケース本体15には、内周壁20に連続しかつ該内周壁20と協働して前記中空部13を形成する半円筒状の連設部24が形成されている。また、内周壁20と外周壁21との対向面20a,21a間の間隔S1は、周方向に一定化されている。なお、内周壁20と外周壁21との対向面20a,21a間の間隔S1は、ダーティ側の燃料室40(後述する。)の内壁面21aとクリーン側の燃料室42(後述する。)の内壁面20aとの間の間隔に相当している。
前記内周壁20の周方向の一端部(図3において右端部)には、隣接する周端壁22に対して平行状をなす凸条部25が形成されている。これにより、濾過室18の周方向の一端部に、燃料流入部26が形成されている。また、凸条部25の突出高さは前記間隔S1よりも小さく設定されており、凸条部25と外周壁21との間を通じて、燃料が燃料流入部26から濾過室18の外周部分へ流通可能となっている。また、内周壁20の周方向の中央部には、径方向内方へ凹む凹部27が形成されている。凹部27内が、燃料流出部28となっている。
前記外周壁21の周方向の他端部(図3において左端部)には、隣接する周端壁23に対して平行状をなす凸条部30が形成されている。これにより、濾過室18の周方向の他端部に、燃料溜まり部31が形成されている。また、凸条部30の突出高さは前記間隔S1よりも小さく設定されており、凸条部30と外周壁21との間を通じて、燃料が濾過室18の内周部分から燃料溜まり部31へ流通可能となっている。
図2に示すように、前記アッパカバー16は、前記ケース本体15の上端面に溶着、接着等により接合されており、前記濾過室18の上端開口面を密閉状に閉鎖している。アッパカバー16の一端部には燃料流入口33が形成され、また、その中央部の内周側寄りの位置には燃料流出口35が形成されている。
燃料流入口33は、アッパカバー16上に突出するパイプ状に形成されており、前記濾過室18の燃料流入部26をケース外部に連通している(図1参照。)。燃料流入口33には、燃料ポンプ(図示しない。)の燃料吐出口がチューブ等の配管を介して連通される。これにより、燃料ポンプの燃料吐出口から吐出された燃料が、燃料流入口33を通じて、濾過室18の燃料流入部26へ流入される。
また、燃料流出口35は、アッパカバー16上に突出するパイプ状に形成されており、前記濾過室18の燃料流出部28をケース外部に連通している(図1参照。)。燃料流出口35には、燃料供給経路(図示しない。)につながるチューブ等の配管が接続される。これにより、濾過室18の燃料流出部28の燃料が、燃料流出口35を通じて、燃料供給経路へ流出されてエンジン(内燃機関)側へ供給される。
図2に示すように、前記ロワーカバー17は、前記ケース本体15の下端面に溶着、接着等により接合されており、前記濾過室18の下端開口面を密閉状に閉鎖している。なお、ケース本体15に濾過室18の底壁部を一体形成することにより、ロワーカバー17を省略することもできる。
次に、濾材14を説明する。図3に示すように、濾材14は、プリーツ状に折り曲げられた濾過紙、不織布等の濾過材料からなるもので、ほぼ四角形板状に形成されている。濾材14は、前記濾過室18内に湾曲状に撓ませた状態で収納されている。濾材14の一端部(図3において右端部)は、濾過室18の内周壁20の凸条部25に嵌合された状態で接着等により接合されている。また、濾材14の他端部(図3において左端部)は、濾過室18の外周壁21の凸条部30に嵌合された状態で接着等により接合されている。また、濾材14の上端面は、アッパカバー16(図2参照。)に溶着等により接合されている。また、濾材14の下端面は、ロワーカバー17(図2参照。)に溶着等により接合されている。この濾材14により、濾過室18が、濾材14の外周側において前記燃料流入口33に連通する燃料流入部26を備えるダーティ側の燃料室40と、濾材14の内周側において前記燃料流出口35に連通する燃料流出部28及び燃料溜まり部31を備えるクリーン側の燃料室42とに区画されている(図3参照。)。このため、濾材14の外周面44が本明細書でいう「燃料流入側の面」に相当し、その内周面45が本明細書でいう「燃料流出側の面」に相当する。また、濾材14の幅14Wすなわち外周面44と内周面45との間の幅14Wは、周方向に一定化されている。これとともに、濾材14の外周面44とダーティ側の燃料室40の内壁面21aとの間の間隔S2、及び、濾材14の内周面45とクリーン側の燃料室42の内壁面20aとの間の間隔S3が、周方向に一定化されている。
前記燃料フィルタ10において、燃料ポンプ(図示しない。)の燃料吐出口から吐出される燃料は、燃料流入口33(図2参照)及び燃料流入部26(図3参照。)を通じて、ダーティ側の燃料室40内へ流入する。そして、ダーティ側の燃料室40内へ流入した燃料は、濾材14を径方向内方に向けて通過することにより濾過されたのち、クリーン側の燃料室42へ流出する。さらに、クリーン側の燃料室42へ流入した燃料は、燃料流出部28(図3参照。)及び燃料流出口35(図2参照)を通じて、燃料供給経路(図示しない。)へ流出された後、エンジン(内燃機関)側へ供給される。
図3に示すように、前記燃料フィルタ10における前記濾材14の外周面44に所定間隔S2を隔てて対面する濾過室18の外周壁21の内壁面21aには、周方向に直線状に延びる1本の案内突起47が突出されている(図2参照。)。案内突起47は、濾材14の高さ方向の中央部で、前記内周壁20の凸条部25に対向する位置から外周壁21の凸条部30の近くまで水平状に延びている。また、案内突起47は、前記間隔S2にほぼ等しい突出高さをもって形成されており、濾材14の外周面44に当接もしくは近接可能となっている。なお、案内突起47は、本明細書でいう「案内手段」に相当する。また、濾過室18の外周壁21の内壁面21aは、本明細書でいう「ダーティ側の燃料室の内壁面」に相当する。また、濾過室18の内周壁20の内壁面20aは、本明細書でいう「クリーン側の燃料室の内壁面」に相当する。また、案内突起47は、濾過室18の外周壁21の内壁面21aに一体形成することにより形成してもよいし、あるいは、別体で形成した部材を濾過室18の外周壁21の内壁面21aに接着等により接合することにより形成してもよい。
前記案内突起47により、前記ダーティ側の燃料室40の燃料流入部26に流入した燃料が、上下2段に分かれてダーティ側の燃料室40を燃料溜まり部31側に向かって流れる(図2中、矢印参照。)。そして、下段側を流れる燃料は、上方へ折り返すようにして案内突起47を迂回して流れていく(図2中、矢印48Y参照。)。したがって、案内突起47は、その下側に燃料流入側(燃料流入部26側)から燃料流出側(燃料流出部28側)へ向けて流れる燃料を迂回させる迂回路48を形成している。また、燃料は、ダーティ側の燃料室40において濾材14の外周面44側を流れていくうちに、濾材14を径方向内方に向けて通過することにより濾過されて、内周面45側からクリーン側の燃料室42へ流出する。
上記した燃料フィルタ10によると、ダーティ側の燃料室40内に設けられた案内突起47(図2及び図3参照。)により、ダーティ側の燃料室40に面する濾材14の外周面44に燃料を全面的に行き渡らせることができる。このため、濾材14の一部(詳しくは、燃料流入口33から燃料流出口35への近道上に位置する部分)に燃料が集中して流れることを回避し、濾材14を全面的に有効利用することにより、濾過性能を向上することができる。ひいては、燃料フィルタ10の長寿命化及び小型化を図ることが可能となる。なお、案内突起47は、上下に平行状に複数本設けてもよい。
また、濾材14の外周面44に所定間隔S2を隔てて対面するダーティ側の燃料室40の内壁面21aに突出する案内突起47により、案内手段を簡単に構成することができる。
また、燃料流入側(燃料流入部26側)から燃料流出側(燃料流出部28側)へ向けて流れる燃料を、案内突起47により形成された迂回路48(図2参照。)により迂回させる。これにより、濾材14の外周面44に対して燃料を全面的に行き渡らせることができる。
[実施例2]
実施例2を説明する。図4は燃料フィルタを示す平面図、図5は図4のV−V線矢視断面図である。なお、本実施例は、前記実施例1の一部に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。また、以降の実施例についても、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。
本実施例は、図4及び図5に示すように、前記実施例1における水平状の案内突起47(図2参照。)を、燃料流入側(燃料流入部26側)を高くかつ反燃料流出側(燃料溜まり部31側)を低くする傾斜状の案内突起(符号、50を付す。)に変更したものである。また、案内突起50は、その中央部が凹む緩やかな円弧状に形成されている。さらに、案内突起50は、上下に平行状に複数本(図4では2本を示す。)設けている。
これにより、ダーティ側の燃料室40の燃料流入部26に流入した燃料が、上下3段に分かれてダーティ側の燃料室40を燃料溜まり部31側に向かって流れる(図4中、矢印参照。)。そして、下段側を流れる燃料は、上方へ折り返すようにして下段の案内突起50を迂回して流れていく(図4中、矢印51Y参照。)。また、中段側を流れる燃料は、上方へ折り返すようにして上段の案内突起50を迂回して流れていく(図4中、矢印52Y参照。)。したがって、両案内突起50は、燃料流入側(燃料流入部26側)から燃料流出側(燃料流出部28側)へ向けて流れる燃料を、下段側の案内突起50の下側に迂回させる迂回路51と、上下の両案内突起50の相互間に迂回させる迂回路52とを形成している。
本実施例によっても、前記実施例1とほぼ同様の作用・効果を得ることができる。
また、複数本(図4では、2本を示す。)の案内突起50を設けたことにより、濾材14の外周面44に対して燃料を効果的に全面的に行き渡らせることができる。これにより、濾過性能を一層向上することができる。
また、燃料流入口33から流入した燃料は、燃料流入側(燃料流入部26側)から反燃料流出側(燃料溜まり部31側)へ向かって次第に下降していくから、案内突起50が燃料流入側(燃料流入部26側)を高くかつ反燃料流出側(燃料溜まり部31側)を低くする傾斜状に形成されていることにより、燃料の流動抵抗を低減することができる。また、下段側の迂回路51にあっては、燃料を反燃料流出側(燃料溜まり部31側)の底部近くに効果的に案内することができる。
[実施例3]
実施例3を説明する。図6は燃料フィルタを示す平面図、図7は同じく正面図、図8は図7のVIII−VIII線矢視断面図である。なお、本実施例は、前記実施例1の一部に変更を加えたものである。
本実施例は、図6及び図7に示すように、前記実施例1におけるアッパカバー16の燃料流出口35(図1及び図2参照。)が、前記濾過室18の燃料溜まり部31を燃料流出部31(燃料溜まり部と同一符号を付す。)としてケース外部に連通しており、燃料流出口35から離れた位置に設定されている。このため、ケース本体15の内周壁20が前記実施例1における凹部27(図3参照。)を有しない半円筒状に形成されており、前記燃料流出部28が省略されている(図8参照。)。
また、前記実施例1における水平状の案内突起47(図2参照。)を、燃料流入側(燃料流入部26側)を高くかつ燃料流出側(燃料流出部31側)を低くする急勾配の傾斜状の案内突起(符号、54を付す。)に変更している。これとともに、案内突起54は、相互に平行をなす複数本(図5では、5本を示す。)設けている。しかして、これらの案内突起54は、ダーティ側の燃料室40の燃料流入部26に流入した燃料を、燃料流出側(燃料流出部31)へ向けて蛇行させるように形成されている(図7中、矢印55Y参照。)。したがって、これらの案内突起54は、燃料流入側(燃料流入部26側)から燃料流出側(燃料流出部31側)へ向けて流れる燃料を蛇行させる蛇行路55を形成している。
本実施例によっても、前記実施例1とほぼ同様の作用・効果を得ることができる。
また、燃料流入側(燃料流入部26側)から燃料流出側(燃料流出部31側)へ向けて流れる燃料を、複数本(図5では、5本を示す。)の案内突起54により形成された蛇行路55により蛇行させることにより、濾材14の外周面44に全面的に行き渡らせることができる。また、実施例1と比べて、燃料が燃料流入口33から燃料流入口33への近道を通ることがなくなることによっても、濾材14の外周面44に燃料を全面的に行き渡らせることができる。これにより、濾過性能を一層向上することができる。
[実施例4]
実施例4を説明する。図9は燃料フィルタを示す平面図、図10は同じく正面図、図11は図10のXI−XI線矢視断面図である。なお、本実施例は、前記実施例3の一部に変更を加えたものである。
本実施例は、図9〜図11に示すように、前記実施例3(図6〜図8参照。)における複数本の案内突起54を省略している。そして、前記実施例3におけるケース本体15の外周壁21(図8参照。)を、燃料流出側(燃料流出部31側)から燃料流入側(燃料流入部26側)に向けて次第に径方向外方へ膨出させた外周壁(符号、57を付す。)としたものである(図11参照。)。これにより、濾材14の外周面44とダーティ側の燃料室40の内壁面すなわち外周壁57の内壁面57aとの間の間隔S2を、燃料流入側(燃料流入部26側)よりも燃料流出側(燃料流出部31側)を相対的に小さくしたものである。
本実施例によっても、前記実施例3とほぼ同様の作用・効果を得ることができる。
また、濾材14の外周面44とダーティ側の燃料室40の内壁面57aとの間の間隔S2を、燃料流入側(燃料流入部26側)よりも燃料流出側(燃料流出部31側)を相対的に小さくしている。したがって、燃料が燃料流入側(燃料流入部26側)の濾材14を通過するときに受ける圧力損失よりも、燃料流出側(燃料流出部31側)まで送り込まれるときの燃料が受ける圧力損失を小さくすることができる。これにより、濾材14の外周面44に燃料を全面的に行き渡らせることができる。このため、濾材14の一部(詳しくは、燃料流入口33から燃料流出口35への近道上に位置する部分)に燃料が集中して流れることを回避し、濾材14を全面的に有効利用することにより、濾過性能を向上することができる。ひいては、燃料フィルタ10の長寿命化及び小型化を図ることが可能となる。
[実施例5]
実施例5を説明する。図12は燃料フィルタを示す平面図、図13は同じく正面図、図14は図13のXIV−XIV線矢視断面図である。なお、本実施例は、前記実施例3の一部に変更を加えたものである。
本実施例は、図12〜図14に示すように、前記実施例3(図6〜図8参照。)における複数本の案内突起54を省略している。そして、前記実施例3(図6〜図8参照。)の濾材14に代わる濾材(符号、60を付す。)として、外周面(符号、61を付す)と内周面(符号、62を付す)との間の幅60Wが、前記実施例3の濾材14(図8参照。)の約半分程度に一定化している(図14参照。)。
図14に示すように、前記濾材60は、その一端部が前記ケース本体15の内周壁20の凸条部25の基部側に寄せ付けられているとともに、その他端部がケース本体15の外周壁21の凸条部30の基部側に寄せ付けられていることにより、前記濾過室18の対角方向に沿って配置されている。これにより、濾材60の外周面61とダーティ側の燃料室40の内壁面21aとの間の間隔S2を、燃料流入側(燃料流入部26側)よりも燃料流出側(燃料流出部31側)を小さくしたものである。これとともに、濾材60の内周面62とクリーン側の燃料室42の内壁面20aとの間の間隔S3を、燃料流入側(燃料流入部26側)よりも燃料流出側(燃料流出部31側)を大きくしたものである。
本実施例によっても、前記実施例3とほぼ同様の作用・効果を得ることができる。
また、濾材60の外周面61とダーティ側の燃料室40の内壁面21aとの間の間隔S2を、燃料流入側(燃料流入部26側)よりも燃料流出側(燃料流出部31側)を小さくしている。したがって、前記実施例4と同様に、燃料が燃料流入部26側の濾材60を通過するときに受ける圧力損失よりも、燃料流出部31側まで送り込まれるときの燃料が受ける圧力損失を小さくすることにより、濾材60の外周面61に燃料を全面的に行き渡らせることができる。このため、濾材60の一部に燃料が集中して流れることを回避し、濾材60を全面的に有効利用することにより、濾過性能を向上することができる。ひいては、燃料フィルタ10の長寿命化及び小型化を図ることが可能となる。
また、濾材60の内周面62とクリーン側の燃料室42の内壁面20aとの間の間隔S3を、燃料流入部26側よりも燃料流出部31側を大きくしている。このため、クリーン側の燃料室42において、濾材60を全面的に通過した燃料を、燃料流入部26側から燃料流出部31側へ効率良く流すことができる。
また、ダーティ側の燃料室40の内壁面21aとクリーン側の燃料室42の内壁面20aとの間の間隔S1を燃料流入部26側から燃料流出部31側まで一定化するとともに、濾材60の外周面61と内周面62との間の幅60Wを燃料流入部26側から燃料流出部31側まで一定化している。このため、濾材60を濾過室18の対角方向に沿って配置するといった簡単な構成により、濾材60の外周面61とダーティ側の燃料室40の内壁面21aとの間の間隔S2を燃料流入部26側よりも燃料流出部31側を小さくするとともに、濾材60の内周面62とクリーン側の燃料室42の内壁面20aとの間の間隔S3を燃料流入部26側よりも燃料流出部31側を大きくすることができる。
また、本実施例では、ダーティ側の燃料室40の内壁面21aとクリーン側の燃料室42の内壁面20aとの間の間隔S1を燃料流入部26側から燃料流出側まで一定化された既存のフィルタケース12の濾過室18(前記実施例3参照。)に対して、濾材60を対角方向に沿って配置する。これにより、既存のフィルタケース12を大型化することなく、濾材60の外周面61とダーティ側の燃料室40の内壁面21aとの間の間隔S2を燃料流入部26側よりも燃料流出部31側を小さくするとともに、濾材60の内周面62とクリーン側の燃料室42の内壁面20aとの間の間隔S3を燃料流入部26側よりも燃料流出部31側を大きくすることができる。
[変更例]
前記実施例1〜5は次のように組合わせることができる。
(1)前記実施例1と前記実施例4とを組合わせる。
(2)前記実施例1と前記実施例5とを組合わせる。
(3)前記実施例2と前記実施例4とを組合わせる。
(4)前記実施例2と前記実施例5とを組合わせる。
(5)前記実施例3と前記実施例4とを組合わせる。
(6)前記実施例3と前記実施例5とを組合わせる。
上記のように、2つの実施例を組合わせることにより相乗効果を得ることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。また、特許請求の範囲に記載の技術には、実施例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明の燃料フィルタは、燃料タンク内に配置するインタンクタイプに限らず、燃料タンク外の燃料配管の途中に配置するインラインタイプを問わず適用することができる。また、フィルタケース、濾過室、濾材等については、前記実施例のものに限らず、適宜の形状に変更することができる。また、前記実施例では、濾材の外周面を燃料流入側の面としかつその内周面を燃料流出側の面としたが、逆に、濾材の内周面を燃料流入側の面としかつその外周面を燃料流出側の面としてもよい。また、案内手段は、ダーティ側の燃料室内に、濾材の燃料流入側の面に燃料を全面的に行き渡るように案内するものであればよく、濾材の燃料流入側の面に設けてもよいし、ケース本体の外周壁と濾材との間に介装してもよい。また、案内手段の形状等についても適宜変更することができる。また、案内突起についても、直線状、円弧状等に限らず、波形状、羽根状、突片状、柱状等のように適宜の形状に変更し、適宜配置することができる。
本発明の実施例1にかかる燃料フィルタを示す平面図である。 燃料フィルタを示す正面図である。 図2のIII−III線矢視断面図である。 本発明の実施例2にかかる燃料フィルタを示す平面図である。 図4のV−V線矢視断面図である。 本発明の実施例3にかかる燃料フィルタを示す平面図である。 燃料フィルタを示す正面図である。 図7のVIII−VIII線矢視断面図である。 本発明の実施例4にかかる燃料フィルタを示す平面図である。 燃料フィルタを示す正面図である。 図10のXI−XI線矢視断面図である。 本発明の実施例5にかかる燃料フィルタを示す平面図である。 燃料フィルタを示す正面図である。 図13のXIV−XIV線矢視断面図である。 従来例にかかる燃料フィルタを示す断面図である。 図15のXVI−XVI線矢視断面図である。
符号の説明
10 燃料フィルタ
12 フィルタケース
14 濾材
18 濾過室
33 燃料流入口
35 燃料流出口
40 ダーティ側の燃料室
42 クリーン側の燃料室
44 外周面(燃料流入側の面)
45 内周面(燃料流出側の面)
47 案内突起(案内手段)
48 迂回路
50 案内突起(案内手段)
51 迂回路
52 迂回路
54 案内突起(案内手段)
55 蛇行路
60 濾材
61 外周面(燃料流入側の面)
62 内周面(燃料流出側の面)

Claims (8)

  1. 燃料流入口及び燃料流出口を有する濾過室を形成するフィルタケースと、
    前記濾過室を前記燃料流入口側のダーティ側の燃料室と前記燃料流出口側のクリーン側の燃料室とに区画しかつ燃料を濾過する濾材と
    を備える燃料フィルタであって、
    前記ダーティ側の燃料室内に、前記ダーティ側の燃料室に面する前記濾材の燃料流入側の面に燃料を全面的に行き渡るように案内するための案内手段を設けたことを特徴とする燃料フィルタ。
  2. 請求項1に記載の燃料フィルタであって、
    前記案内手段が、前記濾材の燃料流入側の面に所定間隔を隔てて対面する前記ダーティ側の燃料室の内壁面に突出する案内突起であることを特徴とする燃料フィルタ。
  3. 請求項2に記載の燃料フィルタであって、
    前記案内突起により、燃料流入側から燃料流出側へ向けて流れる燃料を迂回させる迂回路を形成したことを特徴とする燃料フィルタ。
  4. 請求項2に記載の燃料フィルタであって、
    前記案内突起により、燃料流入側から燃料流出側へ向けて流れる燃料を蛇行させる蛇行路を形成したことを特徴とする燃料フィルタ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の燃料フィルタであって、
    前記濾材の燃料流入側の面と、その面に対面する前記ダーティ側の燃料室の内壁面との間の間隔を、燃料流入側よりも燃料流出側を小さくしたことを特徴とする燃料フィルタ。
  6. 燃料流入口及び燃料流出口を有する濾過室を形成するフィルタケースと、
    前記濾過室を前記燃料流入口側のダーティ側の燃料室と前記燃料流出口側のクリーン側の燃料室とに区画しかつ燃料を濾過する濾材と
    を備える燃料フィルタであって、
    前記濾材の燃料流入側の面と、その面に対面する前記ダーティ側の燃料室の内壁面との間の間隔を、燃料流入側よりも燃料流出側を小さくしたことを特徴とする燃料フィルタ。
  7. 請求項5又は6に記載の燃料フィルタであって、
    前記濾材の燃料流出側の面と、その面に対面する前記クリーン側の燃料室の内壁面との間の間隔を、燃料流入側よりも燃料流出側を大きくしたことを特徴とする燃料フィルタ。
  8. 請求項7に記載の燃料フィルタであって、
    相互に対面する前記ダーティ側の燃料室の内壁面とクリーン側の燃料室の内壁面との間の間隔を燃料流入側から燃料流出側まで一定化するとともに、前記濾材の燃料流入側の面と燃料流出側の面との間の幅を燃料流入側から燃料流出側まで一定化したことを特徴とする燃料フィルタ。
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