JP4622665B2 - 自動変速機用オイルフィルタ - Google Patents
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Description
従来の自動変速機用オイルフィルタとしては、上記の比較的細かな異物の捕捉効率を向上させるため、濾目の細かな不織布製でひだ折り状に形成されたフィルタエレメントを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようにフィルタエレメントをひだ折り状にすることによって、限られた空間で濾過面積を増やすことができ、捕捉容量も向上させることができる。
また、異物の捕捉容量は濾過面積で決まり、濾過面積はフィルタエレメントの大きさで決まる。そのため、比較的小さなフィルタエレメントでは、クラッチ摩耗材等の大きな異物の捕捉によって上記目詰まりが起こり易いものとなっている。上記特許文献1では、目詰まり回避のために、フィルタエレメントをひだ折り状に形成して濾過面積を増やしているが限界がある。
1.濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントは、エレメント本体と、該エレメント本体の外周縁部を保持する保持枠と、を有し、該保持枠及び一方の前記ケース部材には、前記プレフィルタエレメントの外周縁部を挟持する挟持部がそれぞれ設けられており、前記一対のケース部材には、前記保持枠を溶着する溶着部がそれぞれ設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。
2.濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントは、エレメント本体と、該エレメント本体の外周縁部を保持する保持枠と、を有し、該保持枠には、前記プレフィルタエレメントの外周縁部を固定する固定部が設けられており、前記一対のケース部材には、前記保持枠を溶着する溶着部がそれぞれ設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。
3.濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントは、エレメント本体と、該エレメント本体の外周縁部を保持する保持枠と、を有し、該保持枠及び一方の前記ケース部材には、係止部を形成する係止片がそれぞれ設けられており、該係止部に、前記プレフィルタエレメントの外周縁部の曲折部が係止されており、前記一対のケース部材には、前記保持枠を溶着する溶着部がそれぞれ設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。
4.濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントは、メイン側エレメント本体と、該メイン側エレメント本体の外周縁部を保持するメイン側保持枠と、を有し、前記プレフィルタエレメントは、プレ側エレメント本体と、該プレ側エレメント本体の外周縁部を保持するプレ側保持枠と、を有し、一方の前記ケース部材には、他方の前記ケース部材、前記メイン側保持枠及び前記プレ側保持枠を溶着する溶着部が設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。
5.濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、該一対のケース部材には、前記メインフィルタエレメント及び前記プレフィルタエレメントの各外周縁部を挟持する挟持部が設けられており、前記一対のケース部材には、互いに溶着する溶着部がそれぞれ設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。
6.前記プレフィルタエレメントは、前記濾過室を流れるオイルの流入口近傍から該ケース体の内周壁に向けて下流側へ傾斜して設けられている上記1.乃至5.のいずれか一項に記載の自動変速機用オイルフィルタ。
7.前記ケース体には、前記プレフィルタエレメントのオイル流れ方向の傾斜先端側に対向して異物堆積部が設けられている上記6.記載の自動変速機用オイルフィルタ。
8.前記ケース体には、前記異物堆積部に堆積された異物の前記流入口側への移動を規制する突起部が設けられている上記7.記載の自動変速機用オイルフィルタ。
また、本発明の自動変速機用オイルフィルタによると、前記ケース体が、一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントが、エレメント本体と保持枠とを有し、該保持枠及び一方の前記ケース部材には各挟持部が設けられており、前記一対のケース部材には各溶着部が設けられているので、一対のケース部材の各溶着部にメインフィルタエレメントの保持枠を溶着するのと同時に、メインフィルタエレメントの保持枠及び一方のケース部材の各挟持部によってプレフィルタエレメントの外周縁部を挟持でき、オイルフィルタをより容易に作製できる。
また、他の本発明の自動変速機用オイルフィルタによると、前記ケース体が、一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントが、エレメント本体と保持枠とを有し、該保持枠には固定部が設けられており、前記一対のケース部材には各溶着部が設けられているので、メインフィルタエレメントの保持枠の固定部にプレフィルタエレメントの外周縁部を固定して一体物とし、その一体物を、一対のケース部材の各溶着部の間に溶着でき、オイルフィルタをより容易に作製できる。
また、他の本発明の自動変速機用オイルフィルタによると、前記ケース体が、一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントが、エレメント本体と保持枠とを有し、該保持枠及び一方の前記ケース部材に各係止片が設けられており、各係止片により形成される係止部に、前記プレフィルタエレメントの外周縁部の曲折部が係止されており、前記一対のケース部材には各溶着部が設けられているので、一対のケース部材の各溶着部にメインフィルタエレメントの保持枠を溶着するのと同時に、メインフィルタエレメントの保持枠及び一方のケース部材の各係止片により形成される係止部によってプレフィルタエレメントの外周縁部の曲折部を係止でき、オイルフィルタをより容易に作製できる。また、寸法精度をそれほど高めることなく、ケース体、メインフィルタエレメント及びプレフィルタエレメントを組付けることができる。
また、他の本発明の自動変速機用オイルフィルタによると、前記ケース体が、一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントが、メイン側エレメント本体とメイン側保持枠とを有し、前記プレフィルタエレメントが、プレ側エレメント本体とプレ側保持枠とを有し、一方の前記ケース部材には溶着部が設けられているので、一方のケース部材の溶着部に対して、他方のケース部材、メイン側保持枠及びプレ側保持枠を同時に溶着でき、オイルフィルタをより容易に作製できる。
また、他の本発明の自動変速機用オイルフィルタによると、前記ケース体が、一対のケース部材を有し、該一対のケース部材には各挟持部が設けられており、一対のケース部材には各溶着部が設けられているので、一対のケース部材の各溶着部を互いに溶着するのと同時に、一対のケース部材の各挟持部によってメインフィルタエレメント及びプレフィルタエレメントの外周縁部を挟持でき、オイルフィルタをより容易に作製できる。
また、前記プレフィルタエレメントが、前記濾過室を流れるオイルの流入口近傍から該ケース体の内周壁に向けて下流側へ傾斜して設けられている場合は、プレフィルタエレメントを、オイルの流れが速い場所から遅い場所に向って傾斜して配設させることができる。その結果、プレフィルタエレメントで捕捉される比較的大きな異物を、プレフィルタエレメントのオイル流れ方向の傾斜先端側、即ち、オイルの本流に影響の少ない箇所に移動させることができ、濾過部分を効率良く活用できる。
また、前記ケース体に、前記プレフィルタエレメントのオイル流れ方向の傾斜先端側に対向して異物堆積部が設けられている場合は、内燃機関の停止時に、プレフィルタエレメントのオイル流れ方向の傾斜先端側に移動された異物が落下して異物堆積部に堆積され、再度オイルの本流に捲き込まれプレフィルタエレメントに悪影響を及ぼすことを抑制できる。
また、前記ケース体に、前記異物堆積部に堆積された異物の前記流入口側への移動を規制する突起部が設けられている場合は、内燃機関の停止時に、異物堆積部に堆積された異物が突起部により流入口側へ移動することが規制され、その異物が流入口からオイルパン等へ戻ってしまうことをより確実に抑制できる。
本実施形態に係る自動変速機用オイルフィルタは、以下に述べるケース体、メインフィルタエレメント及びプレフィルタエレメントを備えている。
上記ケース体は、例えば、濾過室を形成する一対のケース部材からなることができる。この一対のケース部材は、通常、一方のケース部材に流入口が形成され、他方のケース部材に流出口が形成されて構成される。また、上記ケース部材の形状としては、例えば、皿状、椀状、平板状等を挙げることができる。また、上記ケース部材の材質としては、例えば、ポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨン等の合成樹脂の他に、ステンレス、アルミニウム等の金属等を挙げることができる。
上記エレメント本体の形状としては、例えば、ひだ折り状、平板状、波板状等を挙げることができる。また、上記保持枠の材質としては、例えば、例えば、ポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨン等の合成樹脂等の他に、ステンレス、アルミニウム等の金属等を挙げることができる。
上記繊維状物の具体例としては、例えば、不織布、濾紙、織物、編物等を挙げることができる。特に、不織布又は濾紙であることが好ましい。なお、不織布の材質としては、例えば、ポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨン等の合成樹脂の繊維の他に、パルプ、ガラス繊維、金属繊維等を挙げることができる。
上記網状物の材質としては、例えば、ステンレス、アルミニウム等の金属の他に、ポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨン等の合成樹脂等を挙げることができる。
上記繊維状物または網状物からなる上記メインフィルタエレメントの濾目の大きさは、例えば、10〜150μm(好ましくは40〜100μm)とすることができる。
上記エレメント本体の形状としては、例えば、ひだ折り状、平板状、波板状等を挙げることができる。また、上記保持枠の材質としては、例えば、例えば、ポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨン等の合成樹脂等の他に、ステンレス、アルミニウム等の金属等を挙げることができる。また、上記保持枠に、例えば、上記プレフィルタエレメントの表面を支持又は固定する支持部17を設けることができる(図1参照)。これにより、比較的大きな差圧がかかってもプレフィルタエレメントの変形を抑制できる。
上記繊維状物の具体例としては、例えば、不織布、濾紙、織物、編物等を挙げることができる。特に、不織布又は濾紙であることが好ましい。なお、不織布の材質としては、例えば、ポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨン等の合成樹脂の繊維の他に、パルプ、ガラス繊維、金属繊維等を挙げることができる。
上記網状物の材質としては、例えば、ステンレス、アルミニウム等の金属の他に、ポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨン等の合成樹脂等を挙げることができる。
上記繊維状物または網状物からなる上記プレフィルタエレメントの濾目の大きさは、例えば、300〜1000μm(好ましくは450〜700μm)とすることができる。
なお、上記プレフィルタエレメントは、例えば、上記メインフィルタエレメントの設置平面(例えば、水平面等)に対して傾斜して設けられていたり、水平状態に設置されるオイルフィルタの濾過室内で水平面に対して傾斜して設けられていたりすることができる。
(1)保持枠及び一方の前記ケース部材に、前記プレフィルタエレメントの外周縁部を挟持する各挟持部を設け、前記一対のケース部材に、前記保持枠を溶着する各溶着部を設ける形態。
(2)保持枠に、前記プレフィルタエレメントの外周縁部を固定する固定部を設け、前記一対のケース部材に、前記保持枠を溶着する各溶着部を設ける形態。
(3)保持枠及び一方の前記ケース部材に、係止部を構成する各係止片を設け、この係止部に、前記プレフィルタエレメントの外周縁部の曲折部が係止されており、前記一対のケース部材に、前記保持枠を溶着する各溶着部を設ける形態。
上記(1)形態において、上記挟持部は、例えば、保持枠又はケース部材の全周に設けられたり、保持枠又はケース部材の一部に設けられたりすることができる。
上記(2)形態において、上記固定部は、例えば、保持枠の全周に設けられたり、保持枠の一部に設けられたりすることができる。また、上記固定部の固定形態としては、例えば、上述の各種溶着、溶接、ロウ付け、接着、ネジ止め、カシメ止め等を挙げることができる。
上記(3)形態において、上記係止片は、例えば、保持枠又はケース部材の全周に設けられたり、保持枠又はケース部材の一部に設けられたりすることができる。また、上記係止部は、例えば、その縦断面形状がC字状(リップ溝形状)であることができる。また、上記曲折部は、例えば、その縦断面形状がL字状又はT字状であることができる。
上記挟持部は、例えば、ケース部材の全周に設けられたり、ケース部材の一部に設けられたりすることができる。なお、上記溶着部としては、例えば、上記(1)形態の構成を適用することができる。
本実施例1に係る自動変速機用オイルフィルタ1A(以下、単に「オイルフィルタ」とも略記する。)は、図1に示すように、ケース体2、メインフィルタエレメント3及びプレフィルタエレメント4を備えて構成されている。
オイル流入口9から流入されるオイルは、先ず、プレフィルタエレメント4で濾過される。このとき、プレフィルタエレメント4によって、オイル中に含まれるクラッチ摩耗材等の比較的大きな異物が捕捉される。そして、プレフィルタエレメント4で濾過されたオイルは、メインフィルタエレメント3で濾過される。このとき、メインフィルタエレメント3によって、オイル中に含まれる金属粉等の比較的細かな異物が捕捉される。その後、両フィルタタエレメント4,3で濾過されたクリーンなオイルがオイル流出口8から流出されて自動変速機(図示せず)へ供給されることとなる。
次に、本実施例2に係るオイルフィルタ1Bについて説明する。なお、本実施例2のオイルフィルタ1Bにおいて、実施例1のオイルフィルタ1Aと略同じ構成部位には同じ符号を付け詳説を省略するものとする。
上記ケース体2は、一対の上側及び下側ケース部材6,7からなっている。また、上記メインフィルタエレメント3は、エレメント本体14及び保持枠15からなっている。この保持枠15の全周には、下方に向って突出するリブ状部20(本発明に係る「固定部」として例示する。)が設けられている。さらに、上記プレフィルタエレメント4は、エレメント本体18からなっている。
本実施例3に係るオイルフィルタ1Cについて説明する。なお、本実施例3のオイルフィルタ1Cにおいて、実施例1のオイルフィルタ1Aと略同じ構成部位には同じ符号を付け詳説を省略するものとする。
上記ケース体2は、一対の上側及び下側ケース部材6,7からなっている。この下側ケース部材7の突合せ端側の全周には、縦断面C字状の係止部21を形成するための係止片22が設けられている。また、上記メインフィルタエレメント3は、エレメント本体14及び保持枠15とからなっている。この保持枠15の全周には、上記係止部21を形成するための係止片23が設けられている。さらに、上記プレフィルタエレメント4は、エレメント本体18からなっている。また、上記プレフィルタエレメント4の外周縁部は、縦断面L字状の曲折部24とされている。
本実施例4に係るオイルフィルタ1Dについて説明する。なお、本実施例4のオイルフィルタ1Dにおいて、実施例1のオイルフィルタ1Aと略同じ構成部位には同じ符号を付け詳説を省略するものとする。
上記ケース体2は、一対の上側及び下側ケース部材6,7からなっている。この上側ケース部材6の突合せ端側の全周には、傾斜面26aを有する被嵌合部26が設けられている。また、下側ケース部材7の突合せ端側の全周には、突合せ方向に突出する溶着部27が設けられている。
本実施例5に係るオイルフィルタ1Eについて説明する。なお、本実施例5のオイルフィルタ1Eにおいて、実施例1のオイルフィルタ1Aと略同じ構成部位には同じ符号を付け詳説を省略するものとする。
上記ケース体2は、一対の上側及び下側ケース部材6,7からなっている。これら上側及び下側ケース部材6,7の突合せ端側の全周には、突合せ方向に突出する各溶着部34,35が設けられている。また、これら上側及び下側ケース部材6,7の突合せ端側の全周には、突合せ方向に突出する各フランジ部36,37(本発明に係る「挟持部」として例示する。)が設けられている。
上記メインフィルタエレメント3は、不織布製であり平板状のエレメント本体38からなっている。このエレメント本体38は、濾目の大きさが約50μmとされている。また、上記プレフィルタエレメント4は、エレメント本体18からなっている。
本実施例6に係るオイルフィルタ1Fについて説明する。なお、本実施例6のオイルフィルタ1Fにおいて、実施例1のオイルフィルタ1Aと略同じ構成部位には同じ符号を付け詳説を省略するものとする。
上記ケース体2は、一対の上側及び下側ケース部材6,7からなっている。また、上記メインフィルタエレメント3は、エレメント本体14及び保持枠15からなっている。この保持枠15の一部には、下方に向って突出し且つ突出長さの異なる複数の支持部42が設けられている。さらに、上記プレフィルタエレメント4は、エレメント本体18からなっている。
オイル流入口9から流入されるオイルがプレフィルタエレメント4で濾過される際、このプレフィルタエレメント4によって、オイル中に含まれるクラッチ摩耗材等の比較的大きな異物が捕捉される。そして、このプレフィルタエレメント4で捕捉した異物は、プレフィルタエレメント4のオイル流れ方向の傾斜先端側(即ち、ケース体2の隅部)に集められる。その後、プレフィルタエレメント4で濾過されたオイルは、メインフィルタエレメント3で濾過され、オイル流出口8から流出される。
本実施例7に係るオイルフィルタ1Gについて説明する。なお、本実施例7のオイルフィルタ1Gは、実施例6のオイルフィルタ1Fと略同じ構成であり、両者の相違点は下側ケース部材の構成にあり、以下にその相違点についてのみ詳説する。
上記ケース体2は、一対の上側及び下側ケース部材6,7からなっている。この下側ケース部材7には、上記プレフィルタエレメント4のオイル流れ方向Fの傾斜先端側に対向する位置に、凹状部43(本発明に係る「異物堆積部」として例示する。)が形成されている。そして、エンジン停止時に、プレフィルタエレメント4のオイル流れ方向の傾斜先端側に集められた異物が落下して凹状部43内に堆積収容される。
本実施例8に係るオイルフィルタ1Hについて説明する。なお、本実施例8のオイルフィルタ1Hは、実施例7のオイルフィルタ1Gと略同じ構成であり、両者の相違点は収納空間の構成にあり、以下にその相違点についてのみ詳説する。
上記ケース体2は、一対の上側及び下側ケース部材6,7からなっている。この下側ケース部材7には凹状部43が形成されている。この凹状部43を構成する底壁には、流入口9側に向って尖った略三角柱状の複数の突起部44(図10参照)が設けられている。これにより、エンジン停止時に、凹状部43内に堆積収容された異物は、突起部44に引っ掛かって流入口9側へ戻ることが抑制される。
本実施例1〜8のオイルフィルタ1A〜1Hでは、細かい濾目を有するメインフィルタエレメント3の上流側に、粗い濾目を有するプレフィルタエレメント4を配設したので、比較的大きな異物はプレフィルタエレメント4で捕捉され、このプレフィルタエレメント4を通過した比較的細かな異物はメインフィルタエレメント3で捕捉される。従って、クラッチ摩耗材等の比較的大きな異物が多く発生しても、その比較的大きな異物がメインフィルタエレメント3に達して目詰まりを起こしてしまうことを抑制できると共に、メインフィルタエレメント3による金属粉等の比較的小さな異物の捕捉効率を維持することができる。その結果、全体として濾過効率を向上させ得る。特に、比較的小型なオイルフィルタとして好適に適用できる。
また、本実施例7及び8では、下側ケース部材7に、プレフィルタエレメント4のオイル流れ方向Fの傾斜先端側に対向して凹状部43を形成したので、エンジン停止時に、プレフィルタエレメント4で捕捉され、このプレフィルタエレメント4のオイル流れ方向Fの傾斜先端側に集められた異物が落下して凹状部43に堆積収容され、再度オイルの本流に捲き込まれプレフィルタエレメント4に悪影響を及ぼすことを抑制できる。また、異物が流入口9からオイルパン等へ戻ってしまうことを抑制できる。
また、本実施例8では、下側ケース部材7の凹状部43を構成する底壁に複数の突起部44を設けたので、エンジン停止時に、凹状部43内に収容された異物が突起部44により流入口9側へ移動することが規制され、その異物が流入口9からオイルパン等へ戻ってしまうことをより確実に抑制できる。
また、本実施例4では、上側ケース部材6に、保持枠15の嵌合部28が嵌合される被嵌合部26を設け、保持枠15に、保持枠31の嵌合部32が嵌合される被嵌合部29を設け、上記各嵌合部28,32及び被嵌合部26,29が傾斜面28a,32a,26a,29aを介して嵌合されるようにしたので、下側ケース部材7、メインフィルタエレメント3及びプレフィルタエレメント4を一体物として取り扱うことができ、下側ケース部材7に対してその一体物を1回で溶着でき、オイルフィルタをより容易に作製できる。さらに、成形誤差等によるずれがあっても、各傾斜面28a,32a,26a,29a同士の係合でそのずれを吸収でき、より確実に溶着できる。
Claims (8)
- 濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントは、エレメント本体と、該エレメント本体の外周縁部を保持する保持枠と、を有し、該保持枠及び一方の前記ケース部材には、前記プレフィルタエレメントの外周縁部を挟持する挟持部がそれぞれ設けられており、前記一対のケース部材には、前記保持枠を溶着する溶着部がそれぞれ設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。 - 濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントは、エレメント本体と、該エレメント本体の外周縁部を保持する保持枠と、を有し、該保持枠には、前記プレフィルタエレメントの外周縁部を固定する固定部が設けられており、前記一対のケース部材には、前記保持枠を溶着する溶着部がそれぞれ設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。 - 濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントは、エレメント本体と、該エレメント本体の外周縁部を保持する保持枠と、を有し、該保持枠及び一方の前記ケース部材には、係止部を形成する係止片がそれぞれ設けられており、該係止部に、前記プレフィルタエレメントの外周縁部の曲折部が係止されており、前記一対のケース部材には、前記保持枠を溶着する溶着部がそれぞれ設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。 - 濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、前記メインフィルタエレメントは、メイン側エレメント本体と、該メイン側エレメント本体の外周縁部を保持するメイン側保持枠と、を有し、前記プレフィルタエレメントは、プレ側エレメント本体と、該プレ側エレメント本体の外周縁部を保持するプレ側保持枠と、を有し、一方の前記ケース部材には、他方の前記ケース部材、前記メイン側保持枠及び前記プレ側保持枠を溶着する溶着部が設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。 - 濾過室並びに該濾過室に連なるオイル流入口及び流出口を有するケース体と、
該ケース体の該濾過室に設けられるメインフィルタエレメントと、
該ケース体の該濾過室の該メインフィルタエレメントの上流側に設けられ且つ該メインフィルタエレメントの濾目より粗い濾目を有するプレフィルタエレメントと、を備え、
前記ケース体は、前記濾過室を形成する一対のケース部材を有し、該一対のケース部材には、前記メインフィルタエレメント及び前記プレフィルタエレメントの各外周縁部を挟持する挟持部が設けられており、前記一対のケース部材には、互いに溶着する溶着部がそれぞれ設けられていることを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。 - 前記プレフィルタエレメントは、前記濾過室を流れるオイルの流入口近傍から該ケース体の内周壁に向けて下流側へ傾斜して設けられている請求項1乃至5のいずれか一項に記載の自動変速機用オイルフィルタ。
- 前記ケース体には、前記プレフィルタエレメントのオイル流れ方向の傾斜先端側に対向して異物堆積部が設けられている請求項6記載の自動変速機用オイルフィルタ。
- 前記ケース体には、前記異物堆積部に堆積された異物の前記流入口側への移動を規制する突起部が設けられている請求項7記載の自動変速機用オイルフィルタ。
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