JP6111008B2 - フィルタ - Google Patents
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
この文献は、「1つの濾材が、燃料中のダストと水分とを取り除く場合、濾材がダストを捕集するにしたがって、水分を取り除く機能が低下する傾向にある。このため、濾材は、水分を取り除く機能が早期に低下してしまうことが考えられる」と記述している(特許文献2の段落0004参照)。
・濾過エレメントの構造が複雑化してその組立が難しくなる
・濾過エレメントが大径化するためにフィルタ全体の外径も大きくなってしまう
という問題が発生する。
次の項目にしたがって説明する。
1.構造
(1)概要
(2)ハウジング
(3)カバー
(4)ブラケット
(5)プレフィルタエレメント
(6)シール
(7)水分離フィルタエレメント
(8)連絡部
(9)カップとその取り付け構造
2.フィルタの組み立て
(1)ハウジング
(2)エレメントの組み込み
(3)ブラケットの取り付け
(4)カップの取り付け
3.作用効果
(1)濾過対象流体の流通経路
(2)水分離性能の維持
(3)フィルタの寿命
(4)ハウジングとプレフィルタエレメントとの間のシール
(5)プレフィルタエレメントの装着作業性
(6)連絡部に関する作用効果
(7)カップの取付構造に関する作用効果
4.変形例
(1)概要
図1に示すように本実施の形態のフィルタ1は、ハウジング11の内部にプレフィルタエレメント101と水分離フィルタエレメント201とを収納しいている。プレフィルタエレメント101は濾過対象流体である燃料をプレ濾過、つまり粗く濾過するフィルタエレメントである。水分離フィルタエレメント201は燃料から水を分離するフィルタエレメントである。フィルタ1は入口32(流入口52)から導入した燃料をプレフィルタエレメント101でまずプレ濾過し、その後に水分離フィルタエレメント201で燃料から水を分離する。そして水から分離した燃料を出口33(流出口53)に案内する。その一方で燃料から分離した水をカップ71に溜める。
・太い実線矢印:プレフィルタエレメント101でのプレ濾過前の燃料の経路
・太い破線矢印:プレフィルタエレメント101でのプレ濾過後の燃料の経路
・細い実線矢印:水分離フィルタエレメント201での水分離後の燃料の経路
・細い破線矢印:水分離フィルタエレメント201で分離された水の経路
ハウジング11は一端側が全面的に開口して他端側が閉じた筒状のもので、金属によって形成されている。もっともハウジング11の閉じられた他端側には取付孔12が形成されている。この取付孔12には後述するカップ71、つまり水分離フィルタエレメント201が燃料から分離した水を溜めるいわゆるクリアカップを取り付けるための構造が組み込まれている。カップ71の取付構造の詳細については「1.構造(9)カップとその取り付け構造」の項目で詳しく述べる。
ハウジング11の開口する一端側には金属製のカバー31が固定されている。かしめ止めである。カバー31は燃料の入口32と出口33とを形成している。出口33はカバー31の中心に配置された外部に向けて突出する筒状のもので、内周面に雌ねじ33aを切っている。入口32は出口33の周囲に複数個形成された孔である。本実施の形態では出口33の周囲に開けられた七つの孔が入口32を形成している。
カバー31にはブラケット51が取り付けられている。ブラケット51は例えば樹脂製であり、その中心部分は筒状に形成されている。筒状になった部分の外周面には雄ねじ52aが切られ、この雄ねじ52aがカバー31の雌ねじ33aに螺合して締め込まれることで、カバー31にブラケット51が連結固定されている。
プレフィルタエレメント101は一対のエンドプレート111u,111dで筒状の遮断壁112を挟み、遮断壁112の外周側に濾過機能部131を形成し、遮断壁112の内周側を流通空間151としたものである。遮断壁112は金属製の部材であり、一対のエンドプレート111u,111dに接着で固定され、濾過機能部131と流通空間151とを完全に遮断している。
つまり一対のエンドプレート111u,111dの間には複数個のパンチ孔133が開けられた金属製のプレ濾材基部134がプレ濾材132と共に接着で固定されている。このプレ濾材基部134は遮断壁112よりも大径の筒状部材であり、遮断壁112との間に空間を開けて配置されている。プレ濾材132はプレ濾材基部134の周囲を取り囲むように配置された筒状のもので、複数個のプリーツを形成している。材質はポリエステルである。ポリエステルは親水性の樹脂であり、水分による性能低下が少ないという特質を備えている。このようなプレ濾材132は一対のエンドプレート111u,111dに接着によって固定されている。
エンドプレート111dはプレ濾材132の端面が直接接着される内側プレート111d1とこの内側プレート111d1に接合固定する外側プレート111d2とよりなる。内側プレート111d1はその端部がプレ濾材132の方に向けて直角に屈曲し、遮断壁112との間に隙間を形成している。この隙間が第1の連絡孔113である。外側プレート111d2は内周側の端部がプレ濾材132とは反対側に向けて直角に屈曲し、この屈曲部分で遮断壁112と一体になっている。外側プレート111d2は第1の連絡孔113に連絡する第2の連絡孔114を形成している。エンドプレート111dは、第1の連絡孔113と第2の連絡孔114とをもってプレ濾材132(プレ濾材基部134)の内周面と遮断壁112との間のプレ流通空間135を外部に連絡させているわけである。
ハウジング11の内周面とプレフィルタエレメント101のカップ71側の外周面、具体的には一方のエンドプレート111dとの間の部分はシールS3によってシールされている。この部分の構造については図1中、B部として示している。
シールS3はハウジング11の内周面に二重に接触して弾性変形するダブルリップ構造のものである。プレフィルタエレメント101の一方のエンドプレート111dをなす内側プレート111d1と遮断壁112の支持片115との間に挟み込まれて保持されている。ダブルリップをなす先端側、つまりカップ71側は断面が半円形ないし半楕円形の形状に形成され、後端側、つまりカバー31の側は断面が三角形の形状に形成されている。ここでは便宜上、断面が半円形ないし半楕円形の形状に形成された部分をシール基部S3aと呼び、断面が三角形の形状に形成された部分をシール舌部S3bと呼ぶことにする。シール舌部S3bはその頂点をカバー31の側に向けている。このためシール舌部S3bは、ハウジング11に対してプレフィルタエレメント101を収納する方向に押し込む場合には順方向に弾性変形し、ハウジング11からプレフィルタエレメント101を引き出す方向に引っ張る場合にはその弾性変形方向が逆方向(カウンター方向)になる。
水分離フィルタエレメント201は一対のエンドプレート211u,211dで水分離濾材231を挟んでいる。
つまり一対のエンドプレート211u,211dの間には複数個のパンチ孔232が開けられた金属製の水分離濾材基部233が水分離濾材231と共に接着で固定されている。この水分離濾材基部233はプレ濾材基部134と同径の筒状部材である。水分離濾材231は水分離濾材基部233の周囲を取り囲むように配置された筒状のもので、複数個のプリーツを形成している。材質はセルロースに疎水性樹脂を混ぜたものである。プレ濾材132に対しておよそ10倍の濾過効率となっている。このような水分離濾材231は一対のエンドプレート211u,211dに接着によって固定されている。
プレフィルタエレメント101と水分離フィルタエレメント201とは規定の距離の空隙Gを開けて配置され、この空隙Gから遮断した状態でプレフィルタエレメント101の流通空間151と水分離濾材231(水分離濾材基部233)の内周側の空間とを連絡させている。これを実現しているのが連絡部401である。
カップ71は透光性を有する樹脂製のクリアカップである。下部カップ72と上部蓋73とが組み合わさって形成されている。
前述したとおりハウジング11はその底部に取付孔12を形成し、ここにカップ71を取り付けるための構造を組み込んでいる。つまりハウジング11は取付孔12の部分にカップ固定基部91をネジ固定し、このカップ固定基部91に円板形状のベース92を有するナット93を保持させている。カップ固定基部91は樹脂製であり、ナット93は金属製である。カップ固定基部91を射出成型するに際してベース92の部分を樹脂で覆うことで、カップ固定基部91にナット93を保持させることができる。このときカップ固定基部91は、ハウジング11の中心軸とナット93のねじ孔である雌ねじ93aの中心軸とを同軸上に位置付ける位置にナット93を保持する。こうすることでカップ71の貫通孔80に挿入したボルト94をナット93の雌ねじ93aに螺合させることができ、そのままボルト94を締め込めばハウジング11の底面にカップ71を固定することが可能となる。このときカップ71の上面に配置したOリングS5が弾性変形してハウジング11とカップ71とをシールし、水の漏れ出しを遮断する。またボルト94にはヘッド側にOリングS6が装着されている。OリングS6はボルト94の締め付けによって貫通孔80の入口部分で弾性変形し、貫通孔80からの水の漏れ出しを遮断する。
フィルタ1の組み立てについて説明する。
まずハウジング11を用意する。
ハウジング11にはカップ固定基部91によってナット93が予め固定されている。
次にハウジング11にプレフィルタエレメント101と水分離フィルタエレメント201とを組み込む。そのための手順は次のとおり。
するとスプリングSPが圧縮されて伸びようとするため、プレフィルタエレメント101と水分離フィルタエレメント201とがスプリングSPとカバー31との間で加圧されて位置保持される。このときカバー31の押当部34がプレフィルタエレメント101の一方のエンドプレート111uの上面とパッキンS2とに押し当てられるため、プレフィルタエレメント101と水分離フィルタエレメント201とは自ずと予定の位置に位置決めされる。
カバー31にパッキンS1を載せ、その出口33に形成した雌ねじ33aにブラケット51の雄ねじ53aを螺合させて締め込む。これによってカバー31にブラケット51が取り付けられ、ブラケット51の流入口52がカバー31の入口32に連絡し、カバー31の出口33に取り付けたブラケット51の流出口53が外部に連絡する。
ハウジング11の底部にカップ71を押し当てる。カップ71に形成した貫通孔80にボルト94を挿入する。ボルト94に形成した雄ねじ94aをナット93の雌ねじ93aに螺合させて締め込む。するとカップ71の上面に配置したOリングS5が弾性変形し、ハウジング11とカップ71とをシールする。
(1)濾過対象流体の流通経路
フィルタ1における濾過対象流体の流通経路について説明する。
まずブラケット51の流入口52から導入された燃料は、カバー31の入口32を通ってプレフィルタエレメント101のプレ濾材132の外周に至る(図1中の太い実線矢印参照)。このときシールS3がハウジング11の内周面とプレフィルタエレメント101とをシールしているので、プレフィルタエレメント101と水分離フィルタエレメント201との間の空隙Gに燃料が漏れ出すことがない。
本実施の形態では、プレフィルタエレメント101によってプレ濾過した後の燃料から水分離フィルタエレメント201によって水を分離している。このため粗悪燃料を濾過する場合であっても、水分離性能を高いレベルに維持することができる。このことを裏付ける実験結果を図3及び図4に示す。
このように本実施の形態のフィルタ1は、プレフィルタエレメント101から水分離フィルタエレメント201の順に濾過対象である燃料を流して水分離性能を高いレベルに維持している。しかもプレフィルタエレメント101と水分離フィルタエレメント201とを直列配置しているので、フィルタエレメントが大径化することによるフィルタ1全体の大型化を抑制している。このような構成を採用しながらも本実施の形態のフィルタ1は、プレフィルタエレメント101及び水分離フィルタエレメント201のいずれにおいても外周から内周に燃料を流通させることができるようにしている。このためプレフィルタエレメント101の濾過面積を広く取ることができ、フィルタ1全体としてその寿命を長くすることに成功している。
プレフィルタエレメント101及び水分離フィルタエレメント201のいずれにおいても外周から内周に燃料を流通させるために本実施の形態では、プレフィルタエレメント101と水分離フィルタエレメント201との間に空隙Gを設けている。そしてプレフィルタエレメント101の外周に導いた燃料を空隙Gに流出させないための仕組みとして、ハウジング11とプレフィルタエレメント101の一方のエンドプレート111dとの間にシールS3を設けている。
ハウジング11とプレフィルタエレメント101の一方のエンドプレート111dとの間のシールS3として、例えばOリングの採用を想定する。この場合には一つの問題が発生する。Oリングがきつすぎると(ハウジング11内径に対してOリングの外径が大きすぎると)装着が困難で、緩すぎると(ハウジング11内径に対してOリングの外径が小さすぎると)シール漏れが発生するのである。これはある程度許容すべきハウジング11内径の誤差にも起因して発生する現象である。そこで本実施の形態ではいわゆるダブルリップ構造をしたダブルリップシールをシールS3に採用し、これによって上記問題の発生を回避した。
本実施の形態ではプレフィルタエレメント101の構造部品である遮断壁112の端部を折り曲げ加工して連絡部401を実現させている。しかも水分離フィルタエレメント201の一方のエンドプレート211uに形成した連結筒212に連絡部401の突出部402を嵌め合わせるようにしてプレフィルタエレメント101を押し込むだけでプレフィルタエレメント101と水分離フィルタエレメント201とを連結することができる。したがって構造の簡略化、部品コスト・組み立てコストの低廉化を実現することができる。
本実施の形態によれば、ハウジング11の取付孔12の周囲にOリングS5を介して接触した状態のままのカップ71を、カップ71に形成した貫通孔80に貫通させたボルト94をカップ固定基部91のナット93に螺合させて締め付けるだけで固定することができる。このためナット93にボルト94が固着してしまったような場合でも工具を用いてボルト94を回転させることができ、ハウジング11からカップ71を容易に取り外すことができる。したがってその作業性を向上させることができる。しかもカップ71それ自体に形成した貫通孔80に貫通させたボルト94を締め付ける構成であるため、フィルタ1全体の大型化を回避することも可能である。
実施に際しては各種の変形や変更が可能である。
31 カバー
32 入口
33 出口
71 カップ
101 プレフィルタエレメント
112 遮断壁
131 濾過機能部
132 プレ濾材
151 流通空間
201 水分離フィルタエレメント
231 水分離濾材
401 連絡部
402 突出部
403 円環部
G 空隙
S3 シール(ダブルリップシール)
S4 Oリング
Claims (3)
- 濾過対象である流体の入口と出口とを備えるカバーで一端側を閉塞され、流体から分離された水を溜めるカップを他端側に取り付けた筒状のハウジングと、
筒状の遮断壁を境に外周側の濾過機能部と内周側の流通空間とを遮断し、前記入口に連絡する空間に対面する外周から内周に流体を流通させてダストをプレ濾過する筒状のプレ濾材を前記濾過機能部に備え、前記出口に前記流通空間を連絡させるプレフィルタエレメントと、
前記ハウジングの内周面と前記プレフィルタエレメントの前記カップ側の外周面とをシールするシールと、
前記プレフィルタエレメントと規定の空隙を開けて直列に配列され、前記プレ濾材を通過し前記空隙を介して流れてきた流体を外周から内周に流通させて水を分離する筒状の水分離濾材を備え、前記カップ側の端面が閉塞する水分離フィルタエレメントと、
前記空隙から遮断して前記水分離濾材の内周側の空間と前記プレフィルタエレメントの流通空間とを連絡させる連絡部と、
を備え、
前記連絡部は、
前記水分離フィルタエレメントに対面する側の前記プレフィルタエレメントの端面から突出する前記遮断壁の一部である突出部と、
前記突出部の全周からその直交方向に延出して前記空隙の距離を規定する円環部と、
前記水分離フィルタエレメントと前記円環部との間に配置されたOリングと、
を備えることを特徴とするフィルタ。 - 前記シールは、前記ハウジングの内周面に二重に接触して弾性変形するダブルリップ構造をしたダブルリップシールである、
ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタ。 - 前記円環部は前記遮断壁を折り曲げ加工して形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルタ。
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