JPH1043513A - フューエルフィルタ - Google Patents

フューエルフィルタ

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JPH1043513A
JPH1043513A JP8235759A JP23575996A JPH1043513A JP H1043513 A JPH1043513 A JP H1043513A JP 8235759 A JP8235759 A JP 8235759A JP 23575996 A JP23575996 A JP 23575996A JP H1043513 A JPH1043513 A JP H1043513A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリーツ状に折られた濾過部材を有する、燃料
タンク内に内蔵される燃料ポンプの外周に配設される、
フューエルフィルタの構造を提案することにある。 【解決手段】内壁と外壁と側壁と底壁とからなる容器1
6と、該容器16を蓋体23によって区画した濾過室2
1内に濾過体24を収容し、該濾過室21内に連通する
燃料送入管15と燃料送出管12を備えたフューエルフ
ィルタ9において、前記濾過体24は、前記容器16の
内外壁どちらか一方の壁面の沿うように形成され軸線方
向それぞれの端部を圧接したプレート25とプリーツ状
濾過部材26を有し、該プレート25には累計で前記燃
料送出管12の開口面積以上の流通断面積となる溝34
を少なくとも一本以上設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内壁と外壁と側壁
からなる容器と、該容器を蓋体によって区画した濾過室
内にプリーツ状濾過部材を用いた濾過体を収容し、該濾
過室内に連通する燃料の送入管と送出管を備えたフュー
エルフィルタに関し、更に詳しくは、該フューエルフィ
ルタは燃料タンク内に内蔵された燃料ポンプの円筒ケー
シング外周に配設されるフューエルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図15乃至図17を参照して従来
のフューエルフィルタの概要を説明する。円筒状フュー
エルフィルタ101の一部を構成する蓋体120には、
燃料の送入管104と濾過された燃料の送出管107が
備えられており、また、該円筒状フューエルフィルタ1
01の一部を構成する容器112内には、該容器112
の中心と略同心の位置に中心を持つプリーツ状に折られ
断面菊花状に形成した濾過部材113が配置されてい
る。そして該濾過部材113の下端部は端板121で閉
鎖されているとともに上端部は前記蓋体120に固定さ
れている。また、前記送入管104の先端には流入口1
05が、また前記濾過部材113の内周中心部には前記
送出管107への流出口106がそれぞれ開口してい
る。
【0003】上記した円筒状フューエルフィルタは車両
のエンジンルームまたはシャシへ固定されており、固定
方法としては特に図示しないが、前記容器32を巻き込
むようなクランプを介してボルトによって締め付けられ
ている。
【0004】しかし、近年車両は高性能化してきて、エ
ンジンルームのスペースが狭くなってきたことと、前記
円筒状フューエルフィルタがエンジン等からの熱を受け
て、ベーパー発生を引き起こす可能性があること、更に
前記シャシへの取り付けの場合では、走行中の飛石によ
る破損によって、燃料漏れにつながる恐れもある。
【0005】そこで、前記円筒状フューエルフィルタを
中空円筒状フューエルフィルタとして、燃料タンク内に
内蔵された燃料ポンプの円筒ケーシング外周に配設する
燃料供給装置が知られている。以下、図17によってそ
の燃料供給装置の概要を説明する。
【0006】51は燃料タンクであり、52はその取付
プレートである。該取付プレート52には燃料送出管5
3が固定されていて燃料は該燃料送出管53からエンジ
ンの噴射装置に供給される。
【0007】前記取付プレート52の燃料タンク側には
燃料ポンプ54がブラケット55によって固定保持され
ている。そしてこの燃料ポンプ54の外周には該燃料ポ
ンプ54のケーシング56を軸とした、渦巻き状の濾過
部材57からなる中空円筒状フューエルフィルタ58が
配置されている。59は該中空円筒状フューエルフィル
タ58のハウジングキャップであって、該キャップ59
には内部に逆止弁60を具有する吐出管61が取付けら
れている。前記燃料ポンプ54の下端部にはインタンク
フィルタ52と該燃料ポンプ54とを接続する燃料吸込
口63が設けられている。なお、54は該燃料ポンプ6
4の吐出口である。
【0008】前記燃料ポンプ54を作動させると、前記
燃料タンク51内の燃料は前記インタンクフィルタ62
で濾過され、前記燃料吸込口63から該燃料ポンプ54
を経て前記吐出口64から該燃料ポンプ54の外周の前
記濾過部材57の下側に入り、該濾過部材57内を上昇
通過して前記吐出管61内の前記逆止弁60を経て前記
燃料送出管53から図示しないエンジンの噴射装置に供
給される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した燃
料タンク内に内蔵された燃料ポンプのケーシング外周に
配設された中空円筒状フューエルフィルタにおいて、該
中空円筒状フューエルフィルタを該燃料ポンプ外周に配
設することによって、前記燃料供給装置が大きなものと
なり、前記ブラケットがフューエルフィルタを迂回する
ようにして燃料タンクの前記取付プレートに固定され、
該取付プレート近傍の該ブラケットには、前記燃料ポン
プ等の重量と車両の振動を考慮した補強をすることが必
要である。
【0011】また、前記燃料供給装置が大きくなり、前
記ブラケットも前記中空円筒状フューエルフィルタを迂
回して取り付けられているために、前記燃料タンクには
これらを収容できるだけの広さを持った開口をあけるこ
とになるが、近年の燃料タンクの形状を考察すれば、必
ずしも大きく開口することができるとは限らない。
【0012】更にまた、前記燃料供給装置が大きくなる
と、フューエルレベルゲージの取付位置にも制約が出て
しまう。
【0013】そこで断面が環状となる前記中空円筒状フ
ューエルフィルタの一部を切り欠いて、断面がアルファ
ベットのC若しくはU字状(以下「C若しくはU字状」
を略U字状とする)となるよう形成すれば、前記ブラケ
ットを前記燃料ポンプに近接させるようにでき、該ブラ
ケットの補強が必要とならないコンパクトな燃料供給装
置となる。
【0014】しかし、断面が略U字状のフューエルフィ
ルタ(以下「断面が略U字状のフューエルフィルタ」を
フューエルフィルタとする)とした場合、前記中空円筒
状フューエルフィルタの渦巻状濾過部材のような濾紙を
巻きながら積層してゆくタイプは、略U字状に該濾紙を
積層することが製造上難しくなる。
【0015】そこで、前述したような円筒状フューエル
フィルタにおける断面菊花状の濾過部材に対する濾紙
を、プリーツ状に折った際にできる山の高さを縮め、該
山の高さを縮めることによって減少した濾過面積を補う
ように該山の数を増やすことで、比較的容易く断面が略
U字状の濾過部材に変形することができる。
【0016】ところが、前記山の数を増やすことによっ
て、該山と山の間隔が狭くなることと、該山の頂角が鋭
角になるので、隣の山を形成する前記濾紙及び該山の頂
角を挟む斜辺に当たる該濾紙同士が接触し、有効に濾過
ができる面積が減少してしまい、濾過機能の低下を招い
てしまう。
【0017】また、前記断面菊花状の濾過部材を変形す
ることによって、断面略U字状の前記濾過部材を形成す
るので、該濾過部材の内部空間、すなわち燃料ポンプ側
の該濾紙とその外側の該濾紙とで、互いに面する前記山
同士が接触し、濾過された燃料が流通できなくなって、
濾過機能の低下や、燃料をエンジンへ供給できないとい
った不具合も生じてしまう。
【0018】そこで本発明の目的とするところは、プリ
ーツ状に折られた濾過部材を有する前記燃料タンク内に
内蔵される燃料ポンプの外周に配設される前記フューエ
ルフィルタの構造を提案することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を特徴とする。
【0020】即ち、内壁と外壁と側壁と底壁からなる容
器と、該容器を蓋体によって区画した濾過室内に濾過体
を収容し、該濾過室内に連通する燃料の送出管と送出管
を備えた、燃料タンク内に内蔵される燃料ポンプの円筒
ケーシング外周に配設されるフューエルフィルタにおい
て、前記濾過体は、前記容器の内外壁どちらか一方の壁
面に沿うよう形成され軸線方向それぞれの端部を圧接し
たプレートとプリーツ状濾過部材を有し、該プレートに
は累計で前記送出管の開口面積以上の流通断面積となる
溝を少なくとも一本以上設けたことを特徴とするもので
ある。
【0021】また、前記濾過体の構造において、前記プ
レートは、予め前記溝の形成及び金属薄板の塑性変形に
よって、前記容器の内外壁どちらか一方の壁面に沿うよ
う形成されていることを特徴とするものである。
【0022】更に、前記濾過体の構造において、前記プ
レートは、熱可塑性樹脂によって前記容器の内外壁どち
らか一方に沿うよう形成し、該プレートと前記濾過部材
の軸線方向の端部は溶着若しくはモールドによって固定
されたことを特徴とするものである。
【0023】更に、内壁と外壁と側壁と底壁からなる容
器と、該容器を蓋体によって区画した濾過室内に濾過体
を収容し、該濾過室内に連通する燃料の送入管と送出管
を備えた、燃料タンク内に内蔵される燃料ポンプの円筒
ケーシング外周に配設されるフューエルフィルタにおい
て、前記濾過体は、軸線方向の端部を接合したプリーツ
状濾過部材と該濾過部材内部に配設した密着防止体によ
って前記容器の内外壁どちらか一方の壁面に沿うように
形成され、該密着防止体には累計で前記送出管の開口面
積以上の流通断面積となる孔を少なくとも1つ以上開孔
したことを特徴とするものである。
【0024】更に、前記濾過体の構造において、前記密
着防止体は、金属薄板の塑性変形によって若しくは熱可
塑性樹脂によって、前記容器の内外壁どちらか一方の壁
面に沿うよう予め形成されたことを特徴とするものであ
る。
【0025】更に、前記濾過体の構造において、前記容
器の底壁側に下部端板を接着し、前記蓋体側には前記送
出管に連通するパイプを有する上部端板を接着してなる
ことを特徴とするものである。
【0026】更に、前記濾過体の構造において、前記容
器の底壁側に下部端板を接着し、前記蓋体側には前記送
入管と連通するパイプを有する上部端板を接着してなる
ことを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明が適用される燃料供給装置
を図1によって概略説明した後、図2乃至図10を参照
して、本発明の好ましい一実施形態を説明する。
【0028】図1において、1は燃料供給装置であり、
燃料タンク取付プレート2は、燃料タンク3に取り付け
られている。該燃料タンク取付プレート2にはブラケッ
ト4が溶接され、該ブラケット4は燃料ポンプ給入口5
に取り付けられた、インタンクフィルタ6及びカバーゴ
ム7近傍を保持して、燃料ポンプ8を支えている。該燃
料ポンプ8のケーシング外周には、熱可塑性樹脂(商品
名としてジュラコンやナイロン)で造られたフューエル
フィルタ9が配設され、該燃料ポンプ8の吐出口10と
該フューエルフィルタ9の接続口11とが嵌合してい
る。
【0029】燃料ポンプの吸引力によって、燃料は前記
インタンクフィルタ6より吸い上げられ、前記燃料ポン
プ8の前記吐出口10から前記フューエルフィルタ9の
前記接続口11を経て、該フューエルフィルタ9内部に
入り、濾過された燃料は該フューエルフィルタ9の燃料
送出管12から燃料供給管13へ流れ、図示しない燃料
噴射装置へ供給される。なお、該燃料送出管12と該燃
料供給管13との間には、内燃機関が停止した際、燃料
供給管内の燃料が前記燃料ポンプ7側に戻らないように
した逆止弁14が接続されている。
【0030】次に図2乃至図3によって本発明の外観に
ついて説明すると、前記フューエルフィルタ9は中空の
蒲鉾型をしており、図2の中央円筒部及び図3の波線部
に前記燃料ポンプ8が配置される。そして該フューエル
フィルタ9の上部には、該燃料ポンプ8の前記吐出口1
0と嵌合する前記接続口11を有する燃料送入管15
と、濾過した燃料を前記燃料供給管13へ送出するため
の前記燃料送出管12が配設されている。ここで前記フ
ューエルフィルタ9の外観を中空の蒲鉾型としている
が、中空円筒の一部を切り欠いて、本説明中の実施例を
中空の蒲鉾型にしただけであるので、この外観形状にと
らわれるものではなく、切り欠いた部位に記ブラケット
4や図示していないフューエルレベルゲージを取り付け
るためであるので、後述する他の実施形態においては外
観が異なるものとなっている。
【0031】続いて図4乃至図8によって本発明の構成
を説明すると、中空の蒲鉾型をした前記フューエルフィ
ルタ9は、内壁17と外壁18と側壁19、19及び底
壁20を有する容器16と、前記接続口11と流出口2
2を有する前記燃料送入管15及び前記燃料送出管12
からなる蓋体23によって、断面が略U字状の濾過室2
1を区画形成し、該濾過室21内には濾過体24が配設
される構成となっている。
【0032】前記濾過室21内に配設される前記濾過体
24は、金属薄板をプレスすることによって、前記内壁
17の壁面に沿う(前記外壁18に沿わせた場合でもよ
い)ように形成したプレート25(熱可塑性樹脂によっ
て、成形する場合も含むものとする。熱可塑性樹脂は商
品名としてジュラコンやナイロンがあげられる。)と、
プリーツ状に折られた不織布からなる濾過部材26が、
その端部すなわち前記プレート25のプレート端部2
7、27が前記濾過部材26の濾過部材端部28、28
を先端が折り曲げるようにしてカシメられており、前記
容器16の底壁20側から略U字状の下部端板が、前記
蓋体23側からは濾過燃料流入口30と濾過燃料流出口
31を有する濾過燃料送出パイプ32を配設した略U字
状の上部端板33が、前記プレート25と前記濾過部材
26を接着剤37によって接着された構成となってい
る。
【0033】なお、前記プレート25には、プリーツ状
に折られた前記濾過部材のV字状の山が、該プレート2
5に密着しても、確実に前記燃料送出パイプ32が挿入
されたV字状山部へ濾過された燃料が流通するように、
累計で、前記濾過燃料流入口30、若しくは燃料送出管
入口35の開口断面積以上になる溝34を、周方向に少
なくとも一本以上設けている。ここで該溝34は、前記
プレート25から前記内壁17に向けて突出している
が、濾過面積に余裕があるのであれば、前記外壁18側
に突出させることも可能である。
【0034】前記プレート25は、本一実施形態におい
て前記内壁17側に沿うように配置されているが、前記
外壁18側若しくは内外壁両側でも可能である。
【0035】また、前記上部端板33には、突起36が
突出しており、前記容器16と前記蓋体23及び前記濾
過燃料流出口31と前記燃料送出管入口35を、溶着若
しくは接着する際、該蓋体23が前記突起36と接して
前記濾過体24が前記濾過室21内でガタつかないよう
に作用している。
【0036】更にまた、プリーツ状に折られた前記濾過
部材26は、折ることによって生じるV字状の山の高さ
H、及びピッチLを大きくとることができるので、隣り
合ったV字状の山同士等で密着し合うことがない。
【0037】以上の構成により、前記燃料ポンプ8の上
部にある前記吐出口11より吐出された燃料は、前記蓋
体23の前記燃料送入管15を通り、前記流出口22か
ら前記濾過室21内へ入る。そして前記濾過体24を構
成する前記濾過部材26によって濾過され、前記濾過燃
料送出パイプ32から前記燃料送出管12へ流出するよ
うになっている。
【0038】尚、図8は前記濾過体24を構成する一部
品の前記プレート25である。図9は図6に対する該プ
レート25の前記プレート端部27と前記濾過部材26
の前記濾過部材端部28の他のカシメ形態であり、前記
側壁19に沿ってカシメられていないので、図9の形態
の方が濾過面積は若干小さくなる。
【0039】図10は、図1に対して燃料流通経路を変
更したものであり、前記流出口22とパイプ40(前記
濾過燃料送出パイプ32と同一構造)を連通させ、燃料
は前記濾過体24から前記濾過室21へ流れるものとな
る。
【0040】次に本発明の他の一実施形態を、図11乃
至図14によって説明するが、ここでは前記濾過体24
を構成する部材が異なることと、前述したように、中空
の蒲鉾型フューエルフィルタの外観を、たとえば中空円
筒状の一部を切り欠いた切り欠き部が、図5と相違する
だけなので、共通の符号となるものは説明を省略する。
また、極力大きな濾過面積を必要としない場合に適用す
ることが好ましい。
【0041】濾過体24には、その中央部に、累計で前
記濾過燃料流入口30若しくは前記燃料送出管入口35
の開口断面積以上となる孔38を有する密着防止体39
を配置し、該密着防止体39の周りにプリーツ状に折ら
れた前記濾過部材26を、折り曲げた際に生じるV字状
の山のピッチL,L’を大きくとって巡らせる。そし
て、前記下部端板29と前記上部端板33を接着剤37
によって接着する。
【0042】以上のように、前記濾過体24を構成すれ
ば、濾過された燃料が前記濾過部材26によって囲まれ
た該濾過体の内部で、前記密着防止体39があることに
よって、濾過機能を損なわないフューエルフィルタを提
供できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように構成され、作用する本発明
によると、以下に示すような効果を奏する。
【0044】即ち、濾過室の断面が略U字状に形成され
たフューエルフィルタの濾過体を、容器の内外壁どちら
か一方の壁面に沿うように形成し、累計で燃料送出管の
開口断面積以上となる溝を有したプレートと、プリーツ
状に折られた濾過部材と、端板によって区画構成したの
で、有効濾過面積の減少による濾過機能の低下や、濾過
した燃料がエンジンへ供給できないといった、不具合を
解消することができるものとなる。
【0045】更に、濾過体の構成を、累計で燃料送出管
の開口断面積以上となる孔を有した密着防止体の周囲に
プリーツ状に折られた濾過部材を巡らし、端板によって
区画構成したので、この場合においても有効濾過面積の
減少による濾過機能の低下や、濾過した燃料がエンジン
へ供給できないといった、不具合を解消することができ
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用される燃料供給装置を表
す図面である。
【図2】図2は、本発明の一実施形態であるフューエル
フィルタの上面図である。
【図3】図3は、本発明の一実施形態であるフューエル
フィルタの側面図である。
【図4】図4は、本発明の一実施形態であるフューエル
フィルタのA−A断面図である。
【図5】図5は、本発明の一実施形態であるフューエル
フィルタのB−B断面図である。
【図6】図6は、本発明の一実施形態であるフューエル
フィルタの、プレートと濾過部材の状態を示す拡大断面
図である。
【図7】図7は、本発明の一実施形態であるフューエル
フィルタの、上部端板付近を示す拡大した断面斜視図で
ある。
【図8】図8は、プレートの斜視図である。
【図9】図9は、図6に対応する、他の一実施形態であ
る。
【図10】図10は、図1に対応する他の一実施形態で
ある。
【図11】図11は、図5に対応した本発明の他の一実
施形態であるフューエルフィルタのB−B断面図であ
る。
【図12】図12は、図4に対応した本発明の他の一実
施形態であるフューエルフィルタのA−A断面図であ
る。
【図13】図13は、本発明の他の一実施形態であるフ
ューエルフィルタの、プレートと濾過部材の状態を示す
拡大断面図である。
【図14】図14は、密着防止体の斜視図である。
【図15】図15は、従来のフューエルフィルタの縦断
面図である。
【図16】図16は、従来のフューエルフィルタの横断
面図である。
【図17】図17は、従来の燃料供給装置を示す図面で
ある。
【符号の説明】
1 燃料供給装置 8 燃料ポンプ 9 フューエルフィルタ 11 接続口 12 燃料送出管 15 燃料送入管 16 容器 17 内壁 18 外壁 19 側壁 20 底壁 21 濾過室 22 流出口 23 蓋体 24 濾過体 25 プレート 26 濾過部材 29 下部端板 32 濾過燃料送出パイプ 33 上部端板 34 溝 36 突起 38 孔 39 密着防止体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内壁と外壁と側壁と底壁からなる容器と、
    該容器を蓋体によって区画した濾過室内に濾過体を収容
    し、該濾過室内に連通する燃料の送入管と送出管を備え
    た、燃料タンク内に内蔵される燃料ポンプの円筒ケーシ
    ング外周に配設されるフューエルフィルタにおいて、前
    記濾過体は、前記容器の内外壁どちらか一方の壁面に沿
    うよう形成され軸線方向それぞれの端部を圧接したプレ
    ートとプリーツ状濾過部材を有し、該プレートには累計
    で前記送出管の開口面積以上の流通断面積となる溝を少
    なくとも一本以上設けたことを特徴とするフューエルフ
    ィルタ。
  2. 【請求項2】前記プレートは、予め前記溝の形成及び金
    属薄板の塑性変形によって、前記容器の内外壁どちらか
    一方の壁面に沿うよう成形されていることを特徴とする
    請求項1に記載のフューエルフィルタの濾過体の構造。
  3. 【請求項3】前記プレートは、熱可塑性樹脂によって前
    記容器の内外壁どちらか一方の壁面に沿うよう成形し、
    該プレートと前記濾過部材の軸線方向の端部は溶着若し
    くはモールドによって固定されたことを特徴とする請求
    項1に記載のフューエルフィルタの濾過体の構造。
  4. 【請求項4】内壁と外壁と側壁と底壁からなる容器と、
    該容器を蓋体によって区画した濾過室内に濾過体を収容
    し、該濾過室内に連通する燃料の送入管と送出管を備え
    た、燃料タンク内に内蔵される燃料ポンプの円筒ケーシ
    ング外周に配設されるフューエルフィルタにおいて、前
    記濾過体は、軸線方向の端部を接合したプリーツ状濾過
    部材と該濾過部材内部に配設した密着防止体によって前
    記容器の内外壁どちらか一方の壁面に沿うように形成さ
    れ、該密着防止体には累計で前記送出管の開口面積以上
    の流通断面積となる孔を少なくとも1つ以上開孔したこ
    とを特徴とするフューエルフィルタ。
  5. 【請求項5】前記密着防止体は、金属薄板の塑性変形に
    よって若しくは熱可塑性樹脂によって、前記容器の内外
    壁どちらか一方の壁面に沿うよう予め成形されたことを
    特徴とする請求項4に記載のフューエルフィルタの濾過
    体の構造。
  6. 【請求項6】前記容器の底壁側に下部端板を接着し、前
    記蓋体側には前記送出管に連通するパイプを有する上部
    端板を接着してなることを特徴とする請求項2乃至3、
    及び請求項5に記載のフューエルフィルタの濾過体の構
    造。
  7. 【請求項7】前記容器の底壁側に下部端板を接着し、前
    記蓋体側には前記送入管と連通するパイプを有する上部
    端板を接着してなることを特徴とする請求項2乃至3、
    及び請求項5に記載のフューエルフィルタの濾過体の構
    造。
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