JP2007275493A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】球抜機構によって排出されずに整流器内に残留する遊技球を簡便に取り除く手段を備えるパチンコ機を提供する。
【解決手段】整流器15の上部を発射装置14の前方で軸支して、整流器15を通常位置qから前上方に回動可能とする。また、これとともに、遊技球xの残留する残球滞留部27から上方に向けて遊技球排出用の残球排出誘導路29を形成し、整流器15を通常位置qから前上方に回動させて残球排出誘導路29を残球滞留部27から下方に傾斜させることによって残球滞留部27の遊技球xが残球排出誘導路29を通って排出されるようにした。
【選択図】図19

Description

本発明は、発射球貯留皿から発射装置へ遊技球を順次送出する整流器を備えるパチンコ機に関する。
一般的なパチンコ機は、遊技島設備に固定される木製の外枠と、この外枠にヒンジ部材を介して開閉可能に取り付けられる前枠とを備えている。この前枠は、遊技盤が取り付けられる内枠を主体とする。内枠の前面側には、発射用の遊技球を貯留する発射球貯留皿を前面に備える前枠が片開き可能に取り付けられている。
こうしたパチンコ機にあって、内枠の前面下部に遊技球を打圧発射する発射鎚を備える発射装置を配設し、さらに、発射装置の前方に、発射球貯留皿から発射装置へ遊技球を順次送出する整流器を配設する構成が提案されている(例えば特許文献1)。かかるパチンコ機では、発射装置や整流器は前扉によって通常は前方から覆われており、発射装置や整流器のメンテナンスをする場合は、前扉を開放して発射装置や整流器を露出させる。また、かかる構成では、整流器が、発射装置の前方に位置する通常位置から前上方に回動可能に配設されており、発射装置のメンテナンスの際に整流器を前上方に回動させて発射装置の前面を露出させることによって作業を簡単に行い得るようになっている。
特開2005−152247号公報(第8,9頁 段落番号0063〜0068、第8図)
ところで、一般的なパチンコ機では、整流器は、球取込口や球送出口を備えるケース体に遊技球送出用の球送部材を配設した構成となっており、ケース体内部には送出前の遊技球がある程度貯留される。また、かかるパチンコ機では、発射用の遊技球を排出するための球抜機構が設けられており、機体前面に設けられた球抜操作部材を操作して球抜機構を作動させると、発射球貯留皿やケース体内部に貯留される遊技球が下方の余剰球貯留皿等に排出されるようになっている。
しかしながら、かかるパチンコ機の多くでは、球抜機構を作動させてもケース体内部の遊技球が完全には排出されず、球送部材の周辺などに遊技球が残留するようになっている。このようにケース体内部に残留する遊技球は、整流器や発射装置等のメンテナンスの際に作業の邪魔となるため取り除くことが望まれていたが、従来のパチンコ機にはかかる遊技球を簡便に排出する手段がなく、作業者は煩わしい思いをしながら作業を行わなくてはならなかった。
また、整流器や発射装置等のメンテナンスを行う時には、少なくとも球抜機構を作動させてケース体から可能な限り遊技球を排出しておく必要があるが、前扉を開放する前に球抜機構を作動させると、ケース体内のみならず発射球貯留皿の遊技球も排出されるため排出に時間をとられる。一方、前扉を開放してから球抜機構を作動させる場合には、球抜操作部材以外のリンク機構等を手で動かして球抜機構を作動させなければならないため、煩雑な作業が発生するという問題がある。
本発明は、かかる問題を解決し得るパチンコ機の提供を目的とする。
本発明は、遊技盤が取り付けられる内枠と、発射球貯留皿を前面に備え、内枠の前面側に片開き可能に枢支される前扉と、遊技球を打圧発射する発射鎚を備え、内枠の前面下部に配設される発射装置と、発射装置の前方に配置されて発射球貯留皿から発射装置へ遊技球を順次送出する整流器とを備えるパチンコ機において、整流器は、発射球貯留皿から遊技球を取り入れる球取込口と、発射装置へ遊技球を送出する球送出口とを備えるケース体に、遊技球を一個ずつ球送出口に送出する球送部材を配設してなり、ケース体の上部を軸支されて、発射装置の前方に位置して発射装置の打圧発射位置に球送出口を臨ませる通常位置から前上方に回動可能なものであり、ケース体の内部には、遊技球の残留する残球滞留部から上方に形成されてケース体の背面に形成される残球排出口と連通する残球排出誘導路が形成されており、整流器を通常位置から前上方に回動させて残球排出誘導路を残球排出口側へ下り傾斜させることによって残球滞留部の遊技球を残球排出口から排出可能となることを特徴とするパチンコ機である。
ここで、本発明に係る「前扉」とは、内枠の前面側に枢支されるものであって、その前面側に少なくとも発射球貯留皿が配設されたものを指す。また、整流器の「上部」や「背面」とは、通常位置における整流器の「上部」や「背面」を指す。また、「残留する遊技球(以下、残球と略す。)」とは、球抜機構が作動しても排出されずにケース体内部に残留する遊技球を指し、「残球滞留部」とは当該残球がケース体の内部に残留する部分を指す。例えば、実施例では球送部材の直上位置が残球滞留部に該当する。
かかる構成では、整流器を通常位置から前上方に回動していくと、該回動に伴って残球排出誘導路の傾斜角度が変化することとなる。このため、整流器の通常位置では残球排出誘導路が残球滞留部側に下っているが、整流器を通常位置から大きく(例えば120°)回動させれば、残球排出誘導路を残球排出口側に下り傾斜させることができる。したがって、本発明では、整流器が通常位置にある状態では残球は残球排出誘導路に流入せず、整流器を作動させればケース体内の遊技球が球送出口から発射装置に送出されることとなり、一方、整流器が通常位置から大きく回動した状態では、残球が残球排出口へ流下して残球排出口からケース体外に排出されることとなる。
また、本発明によれば、整流器を通常位置から前上方に回動することによって、既存の球抜機構を作動させることなくケース体内部から遊技球を排出できる。かかる整流器の回動操作は、上述したように発射装置等のメンテナンス時に必要な操作であるから、作業者はメンテナンスの際に、球抜機構を作動させずに効率よく作業をできる。
残球排出口から排出される残球はそれほど多量ではないため手で直接受け止めることもできるが、整流器の下方に余剰の遊技球を貯留する余剰球貯留皿が配設される構成にあっては、残球排出口から排出される遊技球が余剰球貯留皿に落下するようにした構成が提案される。かかる構成によれば、残球排出口から落下した遊技球が余剰球貯留皿に貯留されるため、残球を手で受け止める手間を省くことができる。なお、「余剰球貯留皿」とは、発射球貯留皿の下方に配設されて、発射球貯留皿に入りきらない余剰の遊技球等を受け入れるものを指す。
以上に述べたように、本発明は、ケース体の内部に、残球滞留部から上方に形成されてケース体の背面に形成される残球排出口と連通する残球排出誘導路を配設し、整流器を通常位置から前上方に回動させて残球排出誘導路を残球排出口側へ下り傾斜させることによって残球滞留部の遊技球を残球排出口から排出可能となるようにしたパチンコ機であるから、整流器のメンテナンスを行う際に、作業者は整流器を前上方に大きく回動させるだけでケース体内の残球を簡単に取り除くことができ、作業者は、ケース体内の残球に煩わされることなく作業を行うことができる。
また、上述のように、通常位置から前上方に回動可能な整流器は既知のものであり、本発明は、かかる整流器に残球排出誘導路と残球排出口を配設して、整流器の既知の姿勢変化を利用することによって残球を排出可能とするものであるから、単純な構成によって低廉に実現できるという利点がある。特に、かかる構成では、残球排出誘導路や残球排出口はケース体の外殻と一体的に形成可能であり、また、残球排出口を開閉する機構も不要であるため、部品点数を増やすことなく実現できる。
また、本発明によれば、整流器を前方回動させた際に、ケース体の内部に溜まった塵埃が残球排出誘導路および残球排出口を介して排出されるため、整流器を分解清掃する頻度も減少できる。
また、整流器を通常位置から前上方に回動させた時に残球排出口から排出される遊技球が余剰球貯留皿に落下するようにした場合には、残球排出口から排出される残球を手で受け止める手間を省くことができる。また、手で受け止める場合に比べて、残球が床面に落下する恐れも少ない。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
図1〜3は、本発明に係るパチンコ機1の斜視図及び正面図である。このパチンコ機1は、遊技島設備に固定される木製の外枠2と、該外枠2にヒンジ部材3を介して開閉可能に取り付けられる前枠4とからなる。
前枠4は、遊技盤9が固定され、ヒンジ部材3を介して外枠2に直接枢支される矩形の内枠5と、発射用の遊技球を貯留する発射球貯留皿10を前面に備え、該内枠5の前面に開閉可能に取り付けられる前扉6と、内枠5の背面側に開閉可能に取り付けられる裏機構板7等により構成される。
前記内枠5は、アルミダイキャスト製の枠体からなる。この内枠5には上部から中央部にかけて矩形の開口部が形成されており、該開口部に合板製の遊技盤9が取り付けられる。図1〜3に示すように、遊技盤9の前面側は前扉6によって覆われており、前方からは中央部のみが視認可能となっている。遊技盤9の前面には樹脂製のガイドレール13が取り付けられており、該ガイドレール13によって楕円形の遊技領域12と、発射された遊技球を遊技領域12に案内する案内通路20が区画されている。遊技領域12内には遊技釘や入賞装置、液晶装置等の遊技部品が配設される。
図2,3に示すように、内枠5の前面の、遊技盤9下方位置には発射装置14が設けられている。この発射装置14は、金属製の発射機構板16に、遊技球を打圧発射する発射鎚17や該発射鎚17を駆動する発射用ソレノイド19等を配設してなるものである(図8参照)。また、発射装置14の前面側には、発射球貯留皿10から流入する遊技球を発射装置14に順次送出する整流器15が配設される(図8参照)。発射装置14や整流器15は、図1〜3に示すように、通常は前扉6によって前方から覆われており、前扉6を開放することによって露出させることができる。発射装置14と整流器15の構成は後述する。
図1に示すように、内枠5の、整流器15の下方位置には、内枠5の幅方向に亘る樹脂製の余剰球貯留皿パネル23が前面側に設けられており、この余剰球貯留皿パネル23の前面中央に余剰の遊技球を貯留する余剰球貯留皿11が配設される。余剰球貯留皿パネル23の、余剰球貯留皿11を臨む位置には球放出口24が開口しており、該球放出口24から余剰球貯留皿11に遊技球が流入する。また、余剰球貯留皿11の底部には遊技球排出用の球抜孔25が形成されており、余剰球貯留皿11の底部に設けられた球抜スライダ26を移動操作すると球抜孔25が開放し、余剰球貯留皿11の遊技球を下方へ排出可能となる。
また、余剰球貯留皿11の右方には発射ハンドル21が突設される。発射ハンドル21の外周部には回動操作可能な発射レバー22が設けられており、発射ハンドル21の内部には、発射レバー22の回動角度を検知する回動角度検知センサ(図示省略)が配設される。回動角度検知センサは発射装置14や整流器15の作動を制御する発射制御基板(図示省略)に接続される。
裏機構板7は、内枠5の背面側に取り付けられた樹脂製枠体であり、図1に示すように、その上部には、遊技島設備から供給される遊技球を貯留する球タンク35が設けられており、球タンク35の下方位置には、球タンク35の遊技球を発射球貯留皿10に払い出すための払出装置や球通路が配設される(図示省略)。また、裏機構板7の背面側には、遊技全般を制御する主制御基板や、前記発射制御基板等の基板が取り付けられている(図示省略)。
前扉6は、図2,4に示すように、矩形状の樹脂製枠体からなるものであり、その左側縁に固定されたヒンジ部材40によって内枠5の前面側に片開き可能に枢着される。前扉6の中央部には、樹脂製の透明板33を保持する楕円形の視認用開口部34が形成されており、該視認用開口部34を介して遊技盤9の遊技領域12を前方から視認可能となっている。
また、図4,5に示すように、前扉6の下部前面側には樹脂製の発射球貯留皿10が一体的に配設される。前扉6の、発射球貯留皿10内部を臨む左側位置には、発射球貯留皿10へ遊技球を供給するための球供給口36が開口している。発射球貯留皿10の内部は、前後幅の広い左側の貯留部37と前後幅の狭い右側の整列部38とからなり、発射球貯留皿10の内底面は貯留部37から整列部38へ遊技球を流下させるように傾斜している。また、整列部38の右端には、前扉6の厚み方向に貫通し、整列部38から前扉6の背面側に遊技球を流出させる短尺な球流出路39が形成される(図2,6参照)。また、発射球貯留皿10の右上縁部には、球抜機構を作動させるための球抜操作部材42が配設される。
図2,6に示すように、前扉6の背面側には、視認用開口部34の下方部位に補強用の金属製パネル板41が固定される。前記球流出路39はこのパネル板41にも貫設される。球流出路39は、図7に示すように、前扉6の閉止状態で前記整流器15の正面に位置しており、球流出路39を通って発射球貯留皿10から流出する遊技球は整流器15へ流入することとなる。また、パネル板41の前面側には、球抜機構を構成する球抜作動片43や、球流出路39を開閉する可動球止部材44等が配設される。球抜機構については後述する。
次に、発射装置14について説明する。
上述のように発射装置14は、金属製板片からなる発射機構板16に遊技球発射用の各種部材を組み付けてユニット化したものである。この発射機構板16は、図2,7,8に示すように、内枠5前面の、遊技盤9の下方で且つ余剰球貯留皿11の上方位置にビス止めされる。図8に示すように、発射機構板16の右側背面には、ロータリーソレノイドからなる発射用ソレノイド19が固定される。この発射用ソレノイド19の回転軸杆は、発射機構板16を貫通して前面側に突出しており、該回転軸杆の先端に発射鎚17が固定される。また、発射用ソレノイド19は前記発射制御基板と電気的に接続されており、発射制御基板は発射用ソレノイド19の通電状態を切り替えることにより発射鎚17を往復駆動する。一方、発射機構板16の前面左側には金属製の発射レール18が所定角度で左上がりに固定される。この発射レール18は、その右端部が遊技球の打圧発射位置pとなるよう設定されており、該打圧発射位置pに対して発射鎚17が打撃部の先端を臨ませるとともに、打圧発射位置pの上方には、遊技球xを打圧発射位置pに保持するゴム製の球保持部材48が設けられる。また、発射レール18は、左上方に前記案内通路20の入口を臨むように設置されており、打圧発射された遊技球xを、発射レール18の上面で案内して案内通路20に飛入させるようになっている。また、発射機構板16前面の右上部分には、発射鎚17の回動を規制するストッパ47が設けられる。また、発射機構板16前面上部には、整流器15を軸支するための軸受部材49が螺着される。
次に整流器15について説明する。
整流器15は、透明樹脂からなる箱型のケース体51を主体とする。図7〜10に示すように、このケース体51の前面中央には、発射球貯留皿10から遊技球xを取り入れる矩形の球取込口54が形成され、ケース体51の背面下部には、発射装置14へ遊技球xを送出する球送出口55が形成される。また、ケース体51には、遊技球を一個ずつ送り出す電動式の球送り機構が配設されており、該球送り機構の作動によって後述する球送部材58が駆動して、球取込口54からケース体51内に流入した遊技球が球送出口55からケース体51外へ一個ずつ排出される。
図8,9に示すように、ケース体51の上部中央には左右方向の支軸部52が配設されており、該支軸部52を発射機構板16の前記軸受部材49に保持されることによって、整流器15は支軸部52から垂下した状態から前上方に回動可能となっている。ここで、整流器15は、支軸部52から垂下して発射装置14の前面を覆う回動位置を通常位置qとするよう設定されている。すなわち、図7,9に示すように、かかる通常位置qでは、発射装置14の打圧発射位置pを直前方から球送出口55が臨むことによって、球送出口55から排出される遊技球xが打圧発射位置pに送出される。また、図7に示すように、通常位置qでは、球取込口54が前記球流出路39と接続することによって、発射球貯留皿10から流出する遊技球xが球取込口54に流入することとなる。
ケース体51の底部には、後方に突出する係合端部71と前方に突出する操作端部72とからなる可撓性の係合部材66が一体的に形成されており、係合部材66の係合端部71が発射機構板16の下縁と係合することによって整流器15は通常位置qに係止される。係合端部71と発射機構板16との係合は操作端部72の押し上げ操作によって解除可能となっており、図9に示すように、前扉6を開放した状態において係合部材66と発射機構板16の係合を解除すると整流器15が前上方に回動可能となり、整流器15を発射装置14の前上方に退避させることによって発射装置14の前面を露出させることができる。
ケース体51の前面には、図10に示すように、球取込口54の外縁部に前後方向の短尺な連絡樋64が固着される。この連絡樋64は、図7に示すように、前扉6の閉止状態で前記球流出路39と連通し、発射球貯留皿10から流出する遊技球xを球取込口54へ案内する。また、図10に示すように、ケース体51前面側には、球取込口54の下方位置に横長溝状の突部通過開口65が形成されており、ケース体51に内蔵された球抜口開閉片70の受圧用突部74が突部通過開口65を貫通して前方に突出している。また、球取込口54の右方には可動球止部材44(図6参照)を上方に押し上げる三角板状の押圧保持部材67が配設されており、連絡樋64の左方には、連絡樋64と前記球流出路39との位置決めに用いる円錐状の位置決め突起68が配設される。さらに、位置決め突起68の直下位置には、球抜口開閉片70に形成される案内用突部76を内嵌させて球抜口開閉片70を左右に移動可能とする横長溝状の案内溝53が貫設される(図13参照)。
ケース体51の内部には、図11に示すように、前記球取込口54と球送出口55とを連通させる球供給通路56が形成されており、球取込口54から流入した遊技球xは球送出口55へと案内される。ここで、球供給通路56の球送出口55直前部分には、球供給通路56を閉塞するように球送部材58が配設されており、球供給通路56内の遊技球xは、該球送部材58によって球送出口55への流出を規制される。
ケース体51に配設される電動式の球送り機構は、図11に示すように、傾動可能な前記球送部材58と、該球送部材58を駆動させる球送用ソレノイド59と、球送用ソレノイド59の可動部75と球送部材58とを連繋するリンク部材57とで構成される。 図11,12に示すように、球送部材58は、遊技球一個を収容可能な収容凹部60を有するとともに、ケース体51の下部に軸支されて、収容凹部60を球送出口55側に向ける第一位置(図11(a),12(a)参照)と、収容凹部60を球供給通路56の上流側に向ける第二位置(図11(b),12(b)参照)とに傾動可能となっており、球送用ソレノイド59の通電状態に応じていずれかの位置に保持されるようになっている。球送用ソレノイド59は前記発射制御基板と電気的に接続されており、発射制御基板が球送用ソレノイド59の通電状態を切り替えて球送部材58を傾動させると、遊技球xが球送出口55に送出される。
具体的には、球送用ソレノイド59の非通電状態で、球送部材58は第一位置に保持されており、球供給通路56の遊技球xは球送部材58の上端部によって球送出口55への流出不能に阻止される(図11(a),12(a)参照)。一方、球送用ソレノイド59が通電状態となって球送部材58が第二位置に変換すると、球供給通路56の遊技球xが収容凹部60に一個収容される(図11(b),12(b)参照)。そして、球送用ソレノイド59が非通電状態に切り換わると、球送部材58が第一位置に復帰して、収容凹部60に収容された遊技球xが球送出口55から打圧発射位置pに送出され、球供給通路56の残りの遊技球xは球送部材58の上端部によって流出不能に阻止される(図12(c)参照)。発射制御基板は、発射レバー22が回動操作されると、発射レバー22の回動角度情報に基づいて球送用ソレノイド59と発射用ソレノイド19を協調的に作動させて、遊技球xの打圧発射に合わせて打圧発射位置pに遊技球xを供給する。
次に、発射用の遊技球を余剰球貯留皿に排出するための球抜機構について説明する。
本実施例に係る球抜機構は、ケース体51の内部から余剰球貯留皿11へ遊技球を流下させる通路と、球抜操作部材42の操作に応じて該通路の入口(球抜口61)を開閉する開閉機構とからなる。
図11に示すように、ケース体51内部の球供給通路56は、球取込口54から直下に進んだ後、右方に折れ曲がり、さらに直下方に折れ曲がった後で球送出口55と連通している。遊技球排出用の球抜口61は、この球供給通路56の右方に折れ曲がる部分の底面に開口している。ケース体51の内部には、球抜口61からケース体51の背面左隅に形成された球抜用連通口63へ遊技球xを流下させる球抜通路62が形成される。また、図18に示すように、内枠5には、球抜用連通口63から余剰球貯留皿11へ遊技球xを流下させる排出球誘導路45が設けられている。かかる構成によって、球抜口61に流入した遊技球xが余剰球貯留皿11に排出される。
球抜口61を開閉する開閉機構は、球抜口61を閉塞する閉鎖位置αと開放する球抜位置βとに移動可能となるようにケース体51内部に配設されて、閉鎖位置αに付勢される球抜口開閉片70(図14参照)と、前扉6に移動可能に配設されて、球抜操作部材42の操作に連動して球抜口開閉片70を押圧し、球抜口開閉片70を球抜位置βとする球抜作動片43と、球抜操作部材42と球抜作動片43を連繋する連繋部材80等(図15参照)によって構成される。
球抜口開閉片70は、図10,13,14に示すように、球抜口61を遮蔽する板状の遮蔽部73を備える樹脂片であり、前方に突出する受圧用突部74と案内用突部76を、ケース体51前面の突部通過開口65と案内溝53に夫々嵌合させることによって、ケース体51の内部で球抜口61を閉塞する閉鎖位置αと、開放する球抜位置βとに移動可能に保持される。また、図13,14に示すように、球抜口開閉片70は、左方に突設されたコイルバネ装着部88に取り付けられたコイルバネ69によって通常は右側の閉鎖位置αに付勢保持されており、コイルバネ69の付勢力に抗して受圧用突部74を左方に押圧されることによって球抜位置βに変位する。
球抜作動片43は、図13,15に示すように、樹脂製板片からなるものであり、前扉6内で左右に摺動可能に保持される摺動板部77と、前記受圧用突部74を押圧する押圧用凹部83を左端に備え、該摺動板部77の左方に突出する押圧腕部78とからなる。この球抜作動片43は、図6,15に示すように、摺動板部77をパネル板41の前面側で摺動可能に保持されるとともに、パネル板41の開口部90から押圧腕部78を露出させている。これにより、球抜作動片43は、摺動板部77の摺動に伴って、押圧用凹部83が球抜口開閉片70を押圧して球抜位置βとする作動位置ζと、押圧用凹部83が球抜口開閉片70を押圧しない定常位置εとに移動可能となっている(図15参照)。また、図13に示すように、摺動板部77の前面側には、連繋部材80と連結するための連結軸79が形成される。
図15,16は、前扉6に配設された球抜作動片43や球抜操作部材42の配置および連繋態様を背面側から示したものである。球抜操作部材42は、図15に示すように、ボタン型の樹脂片であり、図中右下部を軸支されて、発射球貯留皿10の右上方に露出する上端部を押圧されると下方傾動するようになっている。また、図15に示すように、前扉6のパネル板41(図6参照)の前面側には、金属板からなる取付機構板46が配設される。この該取付機構板46の板面には、連繋部材80や可動球止部材44等が取り付けられている。連繋部材80は、図15に示すように、長三角形状の樹脂製板片からなるものであり、球抜操作部材42の直下位置において、短尺辺を上方に向けた姿勢で図中右上角部を軸支されて、その下端部を取付機構板46に沿って左右に傾動するように保持される。連繋部材80の図中左側部にはコイルバネ82の一端が連結される。連繋部材80は、かかるコイルバネ82によって図中左方に付勢されて、その短尺片を球抜操作部材42の下底面に当接させている。かかる構成によれば、球抜操作部材42がコイルバネ82の付勢力に抗して押し下げられると、図15(b)に示すように、連繋部材80の下端部が図中右方向に傾動し、球抜操作部材42の押下げが解除されると、コイルバネ82の付勢力にしたがって連繋部材80の下端部が図中左方に復帰して、押し下げられた球抜操作部材42は連繋部材80によって上方に押し上げられることとなる。
連繋部材80の下端部には前後方向の連結孔部81が形成されており、連繋部材80は、該連結孔部81を球抜作動片43の連結軸79に外嵌させることによって、球抜作動片43と連繋している。球抜作動片43は、図15(a)に示すように、球抜操作部材42の非操作状態において定常位置εに位置しており、図15(b)に示すように、球抜操作部材42が押し下げられると、連繋部材80の傾動に従動して作動位置ζへと変位することとなる。
可動球止部材44は、横長樹脂片からなるものであり、図16に示すように、球流出路39の上方で取付機構板46に図中右端部を軸支されて、左端を水平方向に向けて中央下部に形成される球止舌部84によって球流出路39を後方から閉塞する球止位置γと、図中左端を上方寄りに向けて球止舌部84を球流出路39の上方に退避させる開放位置δとに変位可能となっている。図16に示すように、可動球止部材44は、左側部に取り付けられたコイルバネ85によって開放位置δに付勢されている。また、可動球止部材44の図中左端部には、整流器15の押圧保持部材67と当接する受圧部86が図中左方に突成される。図16(a)に示すように、前扉6の閉止状態では可動球止部材44は受圧部86を押圧保持部材67によって押し上げられることにより開放位置δに保持される。また、可動球止部材44の右端下部には球抜作動片43を規制するストッパ部87が下方に突成される。可動球止部材44は、図16(b)に示すように、前扉6の開放状態では、球止位置γにおいて、定常位置εにある球抜作動片43の直右脇にストッパ部87を位置させることにより、球抜作動片43の作動位置ζ方向(図中右方)への移動を阻止する働きをする。
次に、球抜機構による遊技球の排出態様について具体的に説明する。
前扉6の閉止状態では、図17(a)に示すように、球抜作動片43の押圧用凹部83が球抜口開閉片70の受圧用突部74の右脇に位置している。上述のように、球抜操作部材42の非操作時は球抜作動片43が定常位置εに保持されており、図14(a)に示すように、球抜口開閉片70はコイルバネ69によって閉鎖位置αに付勢保持される。このため、かかる状態で発射レバー22が回動操作されると、整流器15の球送り機構によって遊技球が一個ずつ打圧発射位置pに送出されて遊技領域12へ打圧発射される。
また、前扉6の閉止状態で球抜操作部材42が押し下げ操作されると、図14(b),17(b)に示すように、球抜作動片43が左方の作動位置ζへと変位し、球抜口開閉片70が球抜位置βへと押圧されて球抜口61が開放される。これにより、ケース体51内の遊技球xは球抜口61から球抜通路62へ流出し、図18に示すように、球放出口24から余剰球貯留皿11に排出される。また、かかる状態では球流出路39が開放されているため、発射球貯留皿10の遊技球xが順次整流器15に流入して余剰球貯留皿11へ排出されることとなる。ここで、図14(b)に示すように、球送部材58の直上位置にある遊技球x’は、球抜口61が開放されても球抜口61には流入せず、球送部材58の上に留まることとなる。すなわち、このように球抜機構が作動してもケース体51から排出されない遊技球が残球x’であり、かかる残球x’が留まる球送部材58の直上位置が本発明に係る残球滞留部27である。
球抜操作部材42の操作が停止すると連繋部材80に結合したコイルバネ82の付勢力によって球抜作動片43が定常位置εに復帰するとともに、球抜口開閉片70が閉鎖位置αに復帰して球抜口61が閉塞状態となる。
次に、前扉6の開閉に伴う作動を説明する。
閉止状態の前扉6を開放すると、図2,17(c)に示すように、整流器15の前面が露出して、整流器15を前上方に回動可能となる。また、球抜作動片43と球抜口開閉片70とが離間して、球抜口開閉片70は、受圧用突部74を直接操作されない限り閉鎖位置αに付勢保持される。また、図16に示すように、押圧保持部材67によって開放位置δに押し上げられていた可動球止部材44は、押圧保持部材67の離間に伴い球止位置γに傾動し、球流出路39を閉塞する。これにより、前扉6の開放状態において発射球貯留皿10からの遊技球の流出が阻止される。また、図16(b)に示すように、可動球止部材44は、球抜作動片43の作動位置ζへの変位を阻止する。このため、前扉6の開放状態では、球抜操作部材42を押下げ操作しても球抜作動片43は定常位置εに押し留められる。
開放状態の前扉6を閉止すると、図17(a)に示すように、球抜口開閉片70と球抜作動片43とが接近して、球抜作動片43によって球抜口開閉片70を押圧可能となる。上述のように、前扉6の開放状態において球抜作動片43は定常位置εに保持されるため、前扉6が閉止する際に受圧用突部74と押圧用凹部83が衝突することはない。また、可動球止部材44が押圧保持部材67によって開放位置δに押し上げられ、球流出路39が開放される。
以下に、本発明の要部に係る、ケース体51から残球x’を排出するための構成について説明する。
上述したように、本実施例に係る整流器15では、球送部材58の直上位置が残球滞留部27となっている。そして、図19に示すように、ケース体51の内部には、残球滞留部27から上方に向けて残球排出誘導路29が形成されている。この残球排出誘導路29は、残球滞留部27から直上方に伸びた後、左上方に折れ曲がり、ケース体51背面の左上部に開口する矩形の残球排出口28に連通する。なお、この残球排出誘導路29は、透明樹脂材によってケース体51の外殻と一体的に成形されている。
次に残球x’の排出態様を説明する。
整流器15の通常位置qでは、残球排出誘導路29が残球滞留部27側へ下っているため、図19(a)に示すように、残球x’は残球排出誘導路29に流入することなく、残球滞留部27に留まることとなる。
ケース体51から残球x’を排出する場合には、整流器15を通常位置qから前上方に90°より大きく回動操作を行う。かかる回動操作によれば、図20に示すように、整流器15の上下が通常位置qとは逆になり、残球排出誘導路29が残球滞留部27から残球排出口28へと下り傾斜することとなる。すなわち、通常位置qにおける残球排出誘導路29の奥側壁部が、回動操作に伴って、残球滞留部27から残球排出口28へと下り傾斜する残球排出誘導路29の床部として機能を変換するものである。これにより、図19(b),20に示すように、残球滞留部27の残球x’が残球排出誘導路29を残球排出口28方向に流れ下り、残球排出口28からケース体51の背面側に排出される。
ここで、図21に示すように、本実施例では、整流器15を通常位置qから前上方に回動した状態で、残球排出口28が余剰球貯留皿11の上方に位置するように設定されている。このため、図19に示すように、整流器15の回動に伴い残球排出口28から排出された残球x’は、余剰球貯留皿11に落下して貯留されることとなる。
以上のように、本実施例のパチンコ機では、整流器15を通常位置qから前上方に90°より大きく回動させることによって、ケース体51内部の残球x’を整流器15外に排出することができる。このため、整流器15のメンテナンスの際に、作業者は、残球が作業の邪魔をすることを簡単な操作によって防止できる。
また、本実施例に係る残球の排出機構は、整流器が前上方に回動可能に配設される従来構成に対して、ケース体の内部に残球排出誘導路を一体的に形成し、ケース体背面に残球排出口を形成するだけで実現できる。したがって、本実施例のパチンコ機では、かかる従来構成と比較して、部品点数を増加させることなく、単純な構成によって残球を排出できるという利点がある。
また、本実施例では、残球排出口28から排出された遊技球が余剰球貯留皿11に落下するため、排出される遊技球を手で受け止める手間を省くことができ、また、排出される遊技球を不用意に床面に落とす怖れもない。
尚、本発明のパチンコ機は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実施例では、整流器が発射機構板に軸支されていたが、整流器は内枠に直接軸支してもよい。また、実施例では、残球排出誘導路と球供給通路とがケース体内部で略別々の通路として形成されていたが、二つの通路は多くの部分を共通させてもよい。また、実施例では、球抜機構によって排出されない残球が一個だけであったが、本発明は残球が二個以上である構成にも同様にして適用可能である。また、上記実施例では視認用開口部が前扉に設けられているが、視認用開口部は発射球貯留皿を備える前扉とは別部材によって構成してもかまわない。また、実施例では、発射レールが発射機構板の前面に配設されていたが、発射レールは整流器の背面に固定することもできる。
前扉6の閉止状態におけるパチンコ機1の斜視図である。 前扉6の開放状態におけるパチンコ機1の斜視図である。 パチンコ機1の正面図である。 前扉6の正面図である。 図4中のA−A断面図である。 前扉6の下部の背面図である。 パチンコ機1の下部を縦断して内部構造を簡略的に示す右側面図である。 発射装置14及び整流器15を分離して示す斜視図である。 発射装置14及び整流器15の右側面図である。 整流器15及び球抜作動片43の斜視図である。 ケース体51を縦断して整流器15の内部を示す正面図であり、(a)は球送部材58が第一位置にある状態を示し、(b)は球送部材58が第二位置にある状態を示す。 整流器15の作動を簡略的に示す右側断面図である。 球抜作動片43及び球抜口開閉片70の斜視図である。 ケース体51を縦断して整流器15の内部を示す正面図であり、(a)は球抜口開閉片70が閉鎖位置αにある状態を示し、(b)は球抜口開閉片70が球抜位置βにある状態を示す。 球抜操作部材42と球抜作動片43の連繋態様を示す説明図である。 可動球止部材44の作動を示す説明図である。 外枠2や前扉6等を透視して、球抜作動片43と球抜口開閉片70の配置関係を上方から示す説明図である。 パチンコ機1の下部を縦断して球抜機構の作動を簡略的に示す右側面図である。 ケース体51を縦断して整流器15の内部を示す正面図であり、(a)は整流器15が通常位置qにある状態を示し、(b)は整流器15が通常位置qから90°以上前上方に回動した状態を示す。 残球x’の排出態様を簡略的に示す発射装置14及び整流器15の右側断面図である。 余剰球貯留皿11と整流器15の配置関係を示す平面図である。
符号の説明
1 パチンコ機
5 内枠
6 前扉
9 遊技盤
10 発射球貯留皿
11 余剰球貯留皿
14 発射装置
15 整流器
17 発射鎚
27 残球滞留部
28 残球排出口
29 残球排出誘導路
51 ケース体
54 球取込口
55 球送出口
58 球送部材
p 打圧発射位置
q 通常位置
x 遊技球
x’ 残球

Claims (2)

  1. 遊技盤が取り付けられる内枠と、
    発射球貯留皿を前面に備え、内枠の前面側に片開き可能に枢支される前扉と、
    遊技球を打圧発射する発射鎚を備え、内枠の前面下部に配設される発射装置と、
    発射装置の前方に配置されて発射球貯留皿から発射装置へ遊技球を順次送出する整流器と
    を備えるパチンコ機において、
    整流器は、発射球貯留皿から遊技球を取り入れる球取込口と、発射装置へ遊技球を送出する球送出口とを備えるケース体に、遊技球を一個ずつ球送出口に送出する球送部材を配設してなり、ケース体の上部を軸支されて、発射装置の前方に位置して発射装置の打圧発射位置に球送出口を臨ませる通常位置から前上方に回動可能なものであり、
    ケース体の内部には、遊技球の残留する残球滞留部から上方に形成されてケース体の背面に形成される残球排出口と連通する残球排出誘導路が形成されており、
    整流器を通常位置から前上方に回動させて残球排出誘導路を残球排出口側へ下り傾斜させることによって残球滞留部の遊技球を残球排出口から排出可能となることを特徴とするパチンコ機。
  2. 整流器の下方に余剰の遊技球を貯留する余剰球貯留皿が配設されており、整流器を通常位置から前上方に回動させた時に残球排出口が余剰球貯留皿の上方に位置し、残球排出口から排出される遊技球が余剰球貯留皿に落下することを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
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