JP2007275357A - 皮膚貼着用粘着テープもしくはシート - Google Patents

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浩太郎 下林
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Abstract

【課題】水中においても、貼付部位の屈曲等による皮膚の伸縮に追従できる柔軟性と固定性を有すると共に、重ね貼りをすることができる皮膚貼着用粘着テープもしくはシートを提供する。
【解決手段】皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、縦または横の少なくとも1方向に伸縮性を有する伸縮性基材の上に、粘着層を有する皮膚貼着用粘着シートであって、縦または横の少なくとも1方向において引張強度が3N/19mm以上、150N/19mm以下であり、伸びが5%以上、1,000%以下であり、50%モジュラスが1.0N/19mm以上、15.0N/19mm以下であり、応力緩和率が40%以下であり、接触角が30°以上であり、かつ、耐水率が50%以下である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートに関し、例えば、医療、衛生分野、スポーツ分野等において用いられる皮膚貼着用粘着テープもしくはシートに関する。
医療分野、スポーツ分野等において、皮膚貼着用粘着テープは、救急絆創膏やプラスター、粘着包帯、テーピング用テープ等に用いられている。例えば、テーピング用テープは、関節部や筋肉等の施部を固定して、支持、補強、圧迫することにより、痛みの軽減、怪我の予防、治療の促進等の効果を発揮する。テーピングは、薬物治療、手術などの治療方法と比べて、比較的安価に、しかも手軽に痛みを軽減することができる方法であり、また、スポーツ時の痛みの軽減、怪我の予防および応急処置にも有効な方法である。
ところで近年においては、交通手段が整備され便利に利用できるようになったため運動不足が指摘されるようになってきた。また、食生活の欧米化に伴い、野菜中心の生活から肉類中心の生活へ移行して栄養過多となり肥満が問題となってきた。更にまた、著しい経済成長に伴い就業可能時間帯が24時間になり深夜まで仕事に従事している人間が増えた。このため、飲食店、コンビニエンスストア等が24時間稼動するようになって、深夜の飲食が容易になり、肥満の原因も更に増大した。
このような運動不足や肥満を解消するために、エアロビクス、エアロバイク、筋力アップ等の運動が盛んに行われるようになってきた。これらは比較的時間と場所の制約が少ないので簡易に利用できるスポーツであるが、空気中での運動であるため重力による重量負担が大きく、筋肉や関節等への負担が大きい。そのため最近は重力の負担が少ない水中での運動が注目されており、例えば、プールでの水中ウォーキングや水中エアロビクスが盛んに行われるようになってきた。水中での運動は、浮力による重力の軽減のみならず、水の抵抗によって短時間で効果のある運動が効率的に行えるという利点がある。また、水泳は昔から行われている日本人に馴染みのあるスポーツであり、しかも、オリンピック等の世界大会において日本人の活躍が著しい今日、水泳等の水中でのスポーツは今後ますます盛んになると予想される。
このような事情から、水中で使用可能な皮膚貼着用粘着テープ、特に、筋肉や関節等を支持固定することができるテーピング用テープ等が要求されるようになってきた。通常の運動に適用可能なテーピング用テープとしては様々な種類の皮膚貼着用粘着テープが知られるようになってきたが、水中での使用には不十分なものであった。すなわち、水中で使用される皮膚貼着用粘着テープには、まず従来のテーピング用テープ等が有する特性、例えば、皮膚の伸縮、関節の屈曲に伴う皮膚への追従性、適度な伸び等、適度な応力保持性(キックバック性)、皮膚に物理的刺激を与えたり、カブレを生じさせないような低皮膚刺激性を有し、違和感や不快感を与えないような皮膚貼着用粘着テープであることが要求される。特に、腕や膝の内側等の刺激を感じやすい部位にも適用されることが多い皮膚貼着用粘着テープにおいては、なおさらである。しかもさらに、水中で皮膚から剥離したり、特に、水泳や競泳等の激しい運動中でも皮膚貼着用粘着テープが剥がれるおそれがなく、かつ、皮膚貼着用粘着テープのテーピング効果を発揮させるためには、水中においても十分な接着力を保持することが要求される。また、水中においても関節、筋肉等の伸縮に十分追従できる機能、適度な応力保持性等が必要となる。例えば従来品の中には基材内への水分の浸入を防ぐために基材の背面に撥水処理を施した粘着テープはあるが、この粘着テープは自背面接着力が弱くなり重ね貼りが十分に行えないものであった。
特開平8−66418号公報 特開2002−35196号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題は、水中においても、貼付部位の屈曲などによる皮膚の伸縮に追従できる柔軟性と固定性を有すると共に、重ね貼りすることができる皮膚貼着用粘着テープもしくはシートを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意、実験、検討を重ねた結果、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、縦または横の少なくとも1方向に伸縮性を有する合成樹脂不織布基材の上に、粘着層を有する皮膚貼着用粘着シートであって、縦または横の少なくとも1方向において引張強度が3N/19mm以上、150N/19mm以下であり、伸びが5%以上、1,000%以下であり、50%モジュラスが1.0N/19mm以上、15.0N/19mm以下であり、応力緩和率が40%以下であり、耐水率が50%以下であり、かつ、水に対する接触角が30°以上であることを特徴とする。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、さらに耐水伸縮自背面接着率が40%以上であり、耐水接着性が1.0N/19mm以上であることができる。
また、本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、温度40℃、相対湿度30%における透湿性が500g/m・24hr以上であることができる。
本発明によれば、水中においても、貼付部位の屈曲などによる皮膚の伸縮に追従できる柔軟性と固定性を有すると共に、重ね貼りをすることができる皮膚貼着用粘着テープもしくはシートを実現することができる。
発明を実施するための形態
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、縦または横に伸縮性を有する基材に、医療貼付用粘着層を有する。但し、この皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、縦または横の引張強度が3N/19mm以上、150/19mm以下であり、伸びが5%以上、1,000%以下であり、50%モジュラスが1.0N/19mm以上、15.0N/19mm以下である。
関節等の屈曲及び皮膚の伸縮に追従できる柔軟性と固定性を付与するためには、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの少なくとも一方向の引張強度が3N/19mm以上、150N/19mm以下であることが必要である。皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの引張強度が3N/19mm未満では、伸張時の追従性は良好であるが、収縮時の追従性が十分でない。一方、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの引張強度が150N/19mmを超えると、屈曲部の追従性及び皮膚の伸縮に伴う追従性、特に、伸張時の追従が困難になり、柔軟性に問題がある。また、繰り返しの伸張動作により、伸張時の抵抗が大きくなり皮膚刺激が発生しやすくなる。
皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの伸びが5%未満では、屈曲部の追従性が不十分であり、特に伸張時の追従が困難になる。一方、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの伸びが1,000%を越えると、伸縮時の追従性は十分であるが、固定性が不十分になる。
また、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの50%モジュラスが1.0N/19mm未満では、関節の屈曲に対して十分な制御ができず、テーピング機能を発現することができない。一方、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの50%モジュラスが15.0N/19mmを超えると、関節の屈曲に対する制御は十分に行えるが、繰り返しの屈曲動作により抵抗が大きくなり、粘着テープもしくはシートが剥離するか、あるいは粘着テープもしくはシートが剥離しない場合では皮膚刺激が発生する。
本発明においては、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの応力緩和率が40%以下であることが必要である。本発明において、応力緩和率とは、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートを50%伸張させる操作を10回繰り返した後の応力の減少率をいう。皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの応力緩和率が40%を超えると、伸張時の応力が低くなり、屈曲部及び皮膚の伸縮部への追従が困難になると共に、適度な固定性を実現することができなくなる。
本発明においては、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの耐水伸縮自背面接着率が40%以上であることが好ましい。本発明において、耐水伸縮自背面接着率が40%以上とは、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートを自背面接着した状態で水中に30分間置いた後、水中にて30%伸張を3回繰り返した後の粘着シートの自背面接着率が40%以上であることをいう。
皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの耐水伸縮自背面接着率が40%未満では、重ね貼りした状態で水中又は雨中にて使用されると、屈曲部での伸縮に皮膚貼着用粘着テープもしくはシートが追従しきれない場合があるので、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの端末から剥離が生じることがあり、最終的に皮膚貼着用粘着テープもしくはシート全体が剥がれることがある。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、耐水接着力が1.0N/19mm以上であることが好ましい。皮膚貼着用粘着テープもしくはシートの耐水接着性が1.0N/19mm未満では、水中における十分な皮膚接着性を達成することができない場合がある。
また、本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、温度40℃、相対湿度30%における透湿度が500g/m・24hr以上であることが好ましい。透湿度が500g/m・24hr未満では、皮膚から発生する水蒸気によって蒸れが生じ、不快感を覚えることがある。特に、粘着テープもしくはシートを温水プールや入浴時に使用する場合には、水蒸気による蒸れが顕著に現れ、最終的に粘着テープ等の粘着剤層と皮膚との間に水が介在するようになり、粘着テープ等が皮膚から剥がれてしまうことがある。特に基材の水に対する接触角が30°未満の場合には、水が基材へ浸入し易く、粘着テープ等の剥がれの原因となるので、基材の水に対する接触角は30°以上であることが必要である。また、水の基材への浸入度の指数の一つである耐水率は50%以下であることが必要である。耐水率が50%を超えると、水中での使用中に水が徐々に基材に浸入して粘着剤層と基材との間の密着性が不十分になるか、あるいは、その密着性は十分であっても自背面での接着面積が徐々に減少して十分な自背面接着性を確保することができなくなる。したがって結果的に重ね貼りした際に十分な接着性を確保できなくなる。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、水中での皮膚への接着力の指標となる耐水接着力が1.0N/19mm以上であることが好ましい。耐水接着力が1.0N/19mm以上であれば、皮膚貼着した後、水中でも十分な皮膚接着性を示すことができる。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートに用いられる基材は粘着層を支持するものであり、適度な伸張度が要求される。基材が適度な伸張度を有することにより、関節等の屈曲部及び皮膚の伸縮に追従できる柔軟性と固定性とを実現することができ、また、重ね貼りを可能にし、皮膚刺激の低減を実現することができる。
本発明に用いられる基材としては、一般的な医療用及び衛生材料用に要求される追従性と固定性とを有する弾性及び伸縮性を有するものであり、縦または横の少なくとも一方向に伸縮性を有する合成樹脂不織布基材が使用される。皮膚貼着用粘着テープもしくはシートに形成された際に本発明の上記特性を発揮することができるものであれば特に限定されることなく使用することができるが、基材を形成する材料としては、例えば、エステル系ポリウレタン、エーテル系ポリウレタン、ポリエステル系エラストマー、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体等が挙げられる。さらに、これらに必要に応じてポリスチレン/ビニル−ポリイソプレントリブロック共重合体等を添加してもよい。
不織布を形成する繊維の太さに関しては特に限定されるものではないが、例えば繊維径が5〜30μmであることが好ましい。
本発明においては、基材として、伸縮性が無いか、あるいは伸縮性が低い繊維に、伸縮性のある繊維を混ぜて形成された不織布でも、不織布全体として伸縮性を有するものであれば使用することができる。このような不織布全体として伸縮性を有する不織布を基材として用いると、強度および伸縮性が良好で、貼付時に違和感が少なく、透湿性等をも満足できる医療用粘着テープを実現することができる。
本発明においては、基材の材料としてポリウレタンを用いることが好ましい。ポリウレタン繊維は特異な伸縮性を有する高弾性繊維である。また、柔らかいソフトセグメントと、剛直で凝集力の強いハードセグメントとからなるセグメント化ウレタンブロック共重合体を使用することもできる。
本発明に使用されるポリウレタンは一般的な製造方法によって得られる。例えば、ポリオールとジイソシアネートを原料として重合することにより得られる。また、さらにハードセグメントとなる低分子ジオールを原料として用いてもよい。
ポリオールとしては、例えば、ジヒドロキシポリエーテル、ジヒドロキシポリエステル、ジヒドロキシカーボネート、ジヒドロキシポリエステルアミド等の低融点ポリオール等を使用することができる。ジイソシアネートとしては、例えば、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素化ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアネートメチルカプロエート、ヘキサメチレンジイソシアネート等の有機ジイソシアネート等を使用することができる。鎖延長剤としては、低分子ジオール、アミノアルコール、トリオール等を使用することができる。
本発明において、ポリウレタンは単独で使用してもよいが、必要に応じて、ポリイソシアネート化合物を添加してもよい。得られたポリウレタン弾性フィラメントは積層されて不織布を形成することができる。この場合、フィラメントの接触点がフィラメント自体によって接合されている不織布となることが好ましい。また、本発明の効果を阻害しない範囲内であれば、不織布に接着性を有する合成樹脂等を含浸させてもよいし、あるいは、接着剤を使用して不織布に合成樹脂フィルム等を積層してもよい。
本発明においては、基材の材料としては、上記の他、アクリル系樹脂等を使用することができるし、あるいは、それ以外にポリオレフィン系材料であるポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等を使用することができるし、また、これらの混合物であってもよい。また、綿、スフ、ナイロン、酢酸セルロース、エチルセルロース、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体、可塑化ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、レーヨン、パルプ、マニラ麻、ナイロン、ポリエチレングリコールテレフタレート等をさらに混合することができる。
本発明においては、基材は単層構成でも2層以上の積層体構成でもよく、積層体の場合には各層を構成する材料は同一でも異なっていてもよい。
本発明に用いられる基材の厚みは、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートが適用される部位、基材の特性等に応じて適宜決定されることが好ましいが、皮膚への追従性を考慮すると、20μm以上、900μm以下であることが好ましく、更に好ましくは50μm以上、800μm以下である。
基材を構成する不織布の目付け量が大きすぎると目が密になり過ぎるので粘着剤を十分に含浸させることができない。また、不織布の目付け量が小さすぎると目が粗くなり、しかもその厚みが制限されるので粘着剤層中の粘着剤が基材の背面側にまで移行することがある。したがって、本発明に用いられる基材の目付け量は、20g/m以上、500g/m以下であることが好ましく、40g/m以上、450g/m以下であることがより好ましい。
基材を構成する不織布の形成方法としては、湿式法、乾式法、その他の方法等を採用することができるが、これらに限定されるものではない。乾式法としては、繊維ウェブを接着剤で結合するケミカルボンド法、自己接着または接着繊維で結合するサーマルボンド法等が挙げられる。その他の方法としては、スパンボンド法、メルトブロー法、ニードルパンチ法、フラッシュ紡糸法等の種々の方法が挙げられる。本発明においては、溶融紡糸されたポリウレタン弾性フィラメントが実質的に集束されずに積層され、かつ、積層されたフィラメントの接触点が熱融着によって接合されてなるメルトブロー法により形成された不織布を用いることが特に好ましい。
本発明において、基材は、その少なくとも一方の表面の水に対する接触角が30°以上であることが必要である。水に対する接触角が30°以上であれば、重ね貼りして水中で使用しても、自背面である基材と粘着剤層との界面に水が容易に浸入することはない。
なお、本発明において接触角の測定は、公知の方法でシリンジ等の円筒状の管から所定量の蒸留水を、測定する基材表面に応力がかからないようにゆっくりと載せて、その水と基材との成す角度を測定する。本発明においては、基材表面の水に対する接触角が30°以上であるもの、又は、接触角が30°以上に調節したものを基材として使用する。基材の素材自体が有する接触角が上記範囲内であれば調節せずそのまま使用することができるが、そうでない場合には、基材表面の水に対する接触角を上記範囲内となるように調節して使用することが好ましい。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、基材の一方の面に医療貼付用粘着層等の粘着層を有する。粘着層を形成するために使用される粘着剤としては、皮膚に接着することができて、耐水自背面接着力が1.0N/19mm以上であれば、ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、エステル系粘着剤、アクリル系接着剤等、特に限定されることなく使用することができる。皮膚接着性、皮膚低刺激性、及び、耐水自背面接着力を同時に満足する粘着剤の設計はアクリル系粘着剤を用いると比較的容易に行えるので、アクリル系粘着剤を用いることが好ましい。
アクリル系粘着剤を構成するアクリル系重合体としてはアクリル酸エステルを用いることが好ましい。アクリル酸エステルとしては、ブチル基、2−エチルヘキシル基、イソノニル基、イソオクチル基等の如き脂肪族基を有するアクリル酸又はメタクリル酸のエステル等が挙げられる。また、凝集性及び接着性を向上させるために、必要に応じてカルボキシル基を有するビニルエステルとして、アクリル酸又はメタクリル酸のエステル等を共重合させてもよい。
本発明においては、必要に応じて、さらに側鎖に架橋点となる官能基、例えば、水酸基、アミノ基、エポキシ基等を有するもの、および、ジビニルアクリレート、トリメチルプロパノールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート等のように1分子中に2個以上の重合性炭素−炭素二重結合を有する多官能不飽和モノマー等を、共重合モノマーとして併用することもできる。
本発明に用いられるアクリル系重合体は、さらに開始剤を含んでいてもよい。開始剤としては、特に制限はないが、例えば、過酸化水素、過酸化ベンゾイル等の過酸化物、あるいは、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)に代表されるアゾ系化合物等の熱分解によりラジカルを発生させるか、紫外線の照射等によってラジカルを発生させることができる一般的な開始剤等を用いることができる。
アクリル系重合体を形成するための重合方法については、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法等を用いることができ、特に限定されるものではない。例えば、溶媒または水の存在下で、熱分解による開始剤を用いてラジカルを発生させるか、紫外線照射によりラジカルを発生させる開始剤を用いてラジカルを発生させることにより重合を行うことができる。また、必要に応じて、一分子中に2個以上の重合性炭素−炭素二重結合を有する多官能不飽和モノマーの替わりに架橋剤を用いてもよい。用いられる架橋剤としては、エポキシ系、イソシアネート系、金属イオン系、アミン系、シラノール系、過酸化物系等の架橋剤が挙げられる。本発明においては、架橋剤等による化学的手法、電子線照射等による物理的手法等の一般的な手法を用いて重合を行ってもよい。
本発明において、必要に応じて、粘着剤には本発明の効果を阻害しない範囲内で、粘着付与剤、軟化剤、液状成分等を添加して粘着特性を調整することができる。
上記粘着剤を用いて粘着層が形成されるが、粘着層は、基材全面に設けられていてもよいし、部分的に設けられていてもよい。粘着層が部分的に設けられている場合には、ドット状、条状に設けられていることができる。皮膚が蒸れると皮膚刺激が発生しやすくなるので、通気路として機能する空間を有することが好ましい。条状の形状としては、通気路として機能する空間が確保されていれば特に限定されることはなく、例えば、直線状、波状等が挙げられ、またその他の形状でもよい。一般的には条間空間の断面積の経時的変化が少ない波状が好ましい。本発明においては粘着層の形状は、粘着層の特性や形成された粘着テープもしくはシートの使用部位等によって適宜決定されることが好ましい。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートを構成する粘着層の厚みは、皮膚貼着用粘着テープもしくはシートが適用される部位、粘着剤の特性等に応じて適宜決定されることが好ましいが、例えば、20〜100μmであることが好ましく、より好ましくは25〜90μmである。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、必要に応じて、本発明の効果を阻害しない範囲内で穿孔が施されていたり、基材表面にエンボス加工が施されていてもよい。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、粘着層の表面の汚染を防ぐために、使用時まで粘着層の表面を剥離ライナーにて被覆させておくことが好ましい。この剥離ライナーは、一般的に皮膚へ貼付する粘着テープもしくはシート等に用いられるものを使用することができる。具体的には、上質紙、グラシン紙、パーチメント紙等の表面に、シリコーン等の剥離性能を有する剥離剤をコーティングしたものや、上質紙にレジンをアンカーコートしたもの又はポリエチレンをラミネートしたもの等の表面にシリコーン等の剥離性能を有する剥離剤をコーティングしたものを使用することができる。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、医療用粘着テープもしくはシートや衛生材料として、また、整体等における体形補強や補正等に使用される粘着テープもしくはシート、あるいはスーポーツのテーピング用テープ等として好適である。本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、特に水中での使用が要求される場合に優れた効果を発揮し、水中で繰り返し関節等の屈曲や皮膚の伸縮が行われても皮膚に追従し、柔軟性及び固定感を有し、かつ、剥がれることがない。
以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の応用が可能である。
(実施例1)
2−エチルヘキシルアクリレート96重量部とアクリル酸4重量部とからなる混合物を、不活性ガス雰囲気下で酢酸エチルによって共重合し、アクリル系重合体を得た。得られたアクリル系重合体100重量部に対し、三官能性イソシアネート0.22重量部を添加して粘着剤を作製した。上質紙にポリエチレンをラミネートし、このポリエチレンの面にシリコーン処理を施した剥離ライナーのシリコーン処理面に、得られた粘着剤を乾燥後の厚みが50μmとなるように塗布し、乾燥させて粘着層を形成した。この粘着層の上に、基材として、ポリウレタン系不織布からなる不織布基材をのせて貼り合わせ、皮膚貼着用粘着シートを作製した。
得られた皮膚貼着用粘着シートについて、下記の測定および評価を行った。これらの結果を表1に示す。
(実施例2)
実施例1において、粘着層(乾燥後)の厚みを40μmに変更し、また、基材をポリエステル製不織布と伸縮性のあるポリウレタン糸とを用いてなる伸縮性不織布からなる不織布基材に変更した以外は実施例1と同様にして、皮膚貼着用粘着シートを作製した。
得られた皮膚貼着用粘着シートについて、下記の測定および評価を行った。これらの結果を表1に示す。
(実施例3)
実施例1において、粘着層(乾燥後)の厚みを40μmに変更し、また、基材を伸縮性のある熱可塑性ポリエステルエラストマーからなる不織布の背面にUV系の塗料を塗布した不織布基材に変更した以外は実施例1と同様にして、皮膚貼着用粘着シートを作製した。
得られた皮膚貼着用粘着シートについて、下記の測定および評価を行った。これらの結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1において、基材として、市販されている救急絆創膏を構成する基材と同様の軟質ポリ塩化ビニルフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして、皮膚貼着用粘着シートを作製した。
得られた皮膚貼着用粘着シートについて、下記の測定および評価を行った。これらの結果を表1に示す。
(比較例2)
実施例1において、粘着層(乾燥後)の厚みを85μmに変更し、また、基材をフッ素系撥水処理された強撚布に変更した以外は実施例1と同様にして、皮膚貼着用粘着シートを作製した。
得られた皮膚貼着用粘着シートについて、下記の測定および評価を行った。これらの結果を表1に示す。
(比較例3)
実施例1において、粘着層(乾燥後)の厚みを85μmに変更し、また、基材を綿金布に変更した以外は実施例1と同様にして、皮膚貼着用粘着シートを作製した。
得られた皮膚貼着用粘着シートについて、下記の測定および評価を行った。これらの結果を表1に示す。
上記各実施例および各比較例にて得られた皮膚貼着用粘着シートに関し、以下のようにして、測定および評価を行った。
《測定方法及び評価方法》
(1)引張強度および伸び
幅19mm×長さ約150mmの試料片を取り、100mmの長さ地点に標線を入れた。この試料片を引張速度300mm/分で引張り、試料片が破断したときの引張強度を測定し、引張強度とした。
また、試料片が破断したときの標線の長さを測定し、もとの長さ(100mm)で除した値を百分率(%)で示したものを伸びとした。
(2)耐水接着力
幅19mm×長さ150mmの試料片を切り出す。この試料片を、ベークライト板に貼り付け、2kgのゴムロールを1往復させることにより加圧貼着した。これを、水中に静置して30分間保持した後、水から出し、引張速度300mm/分で引き剥がし、この剥離力を測定した。
(3)50%モジュラス
幅19mm×長さ約150mmの試料片を取り、100mmの長さ地点に標線を入れた。この試料片を引張速度300mm/分の速さで引っ張り、試料片を50%引っ張った時点で停止した。この操作を10回繰り返した後の応力(A)を測定し、50%モジュラスを測定した。
(4)応力緩和率(50%伸張を10回繰り返した後の応力の減少率)
幅19mm×長さ約150mmの試料片を取り、100mmの長さ地点に標線を入れた。この試料片を引張速度300mm/分の速さで引っ張り、試料片を50%引っ張った時点で直に引っ張り動作を停止し、その時の応力(B)を測定する。試料片を50%引っ張った状態で30分間保持した後の応力(A)を測定し、応力Aおよび応力Bを下記式に導入して応力緩和率を求めた。

応力緩和率(%)={(B−A)/B}×100
(5)耐水伸縮自背面接着率
幅15mm×長さ100mmの試料片を取り、別途用意したこれより大きい試料片の背面に2kgのゴムロールを1往復させることによって加圧貼着して自背面接着サンプルを作製した。得られた自背面接着サンプルを水中に静置して30分間保持した後、水中にて、引張速度が300mm/分、剥離角度180°で引っ張り、30%伸張した時点で直に引っ張り動作を停止する。この引っ張り動作を3回繰り返した後、自背面接着サンプルの剥離した部分の面積を測定し、耐水伸縮自背面接着率を算出した。
(6)水の接触角および耐水率
円筒状の管から1μlの蒸留水を、基材に応力がかからないようにゆっくりと載せる。この水と基材との成す角度(S)を測定し、接触角とした。
さらに10秒間放置した後、接触角(F)を測定し、下記式により耐水率を求めた。

耐水率(%)=(接触角S−接触角F)×100/接触角S
(7)透湿度
直径50mmの円形状の試料片を切り出した。内径40mm、高さ40mmのガラス容器に10mLの水を入れ、このガラス容器の開口部に、切り出した試料片を、粘着層が下側(ガラス容器側)になるように載せて覆い、固定する。容器全体を重量(W1)を測定しておく。次にこの容器を温度40℃、相対湿度30%の恒温恒湿機内で24時間放置した後の容器全体の重量(W2)を測定する。下記式により透湿度を算出する。

透湿度(g/m・24hr)=(W1−W2)/(0.02×0.02×π)
Figure 2007275357
次に、実施例1〜3、及び、比較例1〜3の粘着テープにつき、下記の貼付性評価を行った。その結果を表2〜4に示す。
《貼付性評価方法》
(8)固定性の評価
年齢が30代以上のボランティア20人の膝に1周するように皮膚貼着用粘着テープもしくはシートを貼付して、その固定感について、「非常に快適」、「問題なし」、「不快に感じる」、「非常に不快」の4段階で評価してもらった。各評価段階に該当する人数を表2に示す。なお、4段階評価のうち、「非常に快適」または「問題なし」と評価した場合を有効と判定し、この人数の合計から有効率を求め、表2に併せて示した。
(9)皮膚接着性についての評価
年齢が30代以上のボランティア20人の膝に1周するように皮膚貼着用粘着シートを貼付して、2時間保持した。2時間経過後の皮膚接着性について、「完全に接着している」、「周辺部のみ剥がれた」、「周辺部から中程まで剥がれた」、「剥がれた」の4段階で評価してもらった。各評価段階に該当する人数を表3に示す。なお、4段階評価のうち、「完全に接着している」または「周辺部のみ剥がれた」と評価した場合を有効と判定し、この人数の合計から有効率を求め、表3に併せて示した。
(10)耐水皮膚接着性の評価
年齢が30代以上のボランティア20人の膝に1周するように皮膚貼着用粘着シートを貼付した。その後、水中で20分間歩行を行った。水中歩行後の皮膚接着性について、「完全に接着している」、「周辺部のみ剥がれた」、「周辺部から中程まで剥がれた」、「剥がれた」の4段階で評価してもらった。各評価段階に該当する人数を表4に示す。なお、4段階評価のうち、「完全に接着している」または「周辺部のみ剥がれた」と評価した場合を有効と判定し、この人数の合計から有効率を求め、表4に併せて示した。
Figure 2007275357
Figure 2007275357
Figure 2007275357
表1〜4から明らかなように、本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、固定感、皮膚接着性、耐水皮膚接着性の全てにおいて有効率が95%以上であることが分かった。
一方、応力緩和率が40%より大きい比較例1、50%モジュラスが15N/19mmより大きく、引張強度が150N/19mmより大きい比較例2、及び、伸びが5%未満であり、50%モジュラスが15N/19mmより大きい比較例3では、固定感、皮膚接着性、耐水皮膚接着性の評価のうちの1以上において望ましくない結果が得られた。
すなわち、本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、水中においても貼付部位の屈曲などによる皮膚の伸縮に追従できる柔軟性と固定性を有すると共に、重ね貼りすることができ、重ね貼りした部分は水中においても剥がれにくいものである。
本発明の皮膚貼着用粘着テープもしくはシートは、医療分野、スポーツ分野等において用いられる粘着テープもしくはシートとして好適であり、特に、水中でのスポーツ分野において好適である。また、必要に応じて、適当な大きさ、形状等に切断して、例えば、救急絆創膏やプラスター、粘着包帯、テーピング用テープ等として用いることができる。

Claims (3)

  1. 縦または横の少なくとも1方向に伸縮性を有する合成樹脂不織布基材の上に、粘着層を有する皮膚貼着用粘着シートであって、縦または横の少なくとも1方向において引張強度が3N/19mm以上、150N/19mm以下であり、伸びが5%以上、1,000%以下であり、50%モジュラスが1.0N/19mm以上、15.0N/19mm以下であり、応力緩和率が40%以下であり、耐水率が50%以下であり、かつ、水に対する接触角が30°以上であることを特徴とする皮膚貼着用粘着テープもしくはシート。
  2. さらに耐水伸縮自背面接着率が40%以上であり、耐水接着力が1.0N/19mm以上である請求項1記載の皮膚貼着用粘着テープもしくはシート。
  3. さらに温度40℃、相対湿度30%における透湿度が500g/m・24hr以上である請求項1または2記載の皮膚貼着用粘着テープもしくはシート。
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