JP2007275330A - 遊技機の外枠 - Google Patents
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Abstract
【課題】金属製または樹脂製の枠部材と他の枠部材との組付けにおいて連結部材が欠損した場合に、枠部材を交換することなく、連結部材のみを交換し得る遊技機の外枠を提供する。
【解決手段】左右の枠部材3,4が金属製である遊技機の外枠1であって、金属製の枠部材3,4と別体に形成された連結部材10〜13を有している。金属製の枠部材3,4は、上下両部の後ろ寄り位置に挿入取付部4b,4cを有している。連結部材10〜13は、挿入取付部4b,4cに挿入されて取付けられる取付脚と、上下の枠部材2,5に形成された溝部2a,5aに嵌合するほぞ部10c〜13cを有しており、金属製の枠部材3,4に一体にされた状態でほぞ部10c〜13cに上下の枠部材2,5が連結される構成になっている。
【選択図】図2
【解決手段】左右の枠部材3,4が金属製である遊技機の外枠1であって、金属製の枠部材3,4と別体に形成された連結部材10〜13を有している。金属製の枠部材3,4は、上下両部の後ろ寄り位置に挿入取付部4b,4cを有している。連結部材10〜13は、挿入取付部4b,4cに挿入されて取付けられる取付脚と、上下の枠部材2,5に形成された溝部2a,5aに嵌合するほぞ部10c〜13cを有しており、金属製の枠部材3,4に一体にされた状態でほぞ部10c〜13cに上下の枠部材2,5が連結される構成になっている。
【選択図】図2
Description
本発明は、遊技島に取付けられるパチンコ機やスロットマシンなどの遊技機の外枠に関する。
近年、遊技機の盤面拡大の要求に応えるために、外枠の内枠領域面積の拡大が求められており、例えば特許文献1に係る外枠が開発されている。
特許文献1に係る外枠は、上下左右の枠部材を有しており、上下の枠部材が木製であり、左右の枠部材が鋼板製であって、左右の枠部材が薄い板厚になっている。そのため外枠は、内枠領域面積が広くなっており、盤面拡大の要求に応え得る構成になっている。
また左右の枠部材の上下両端部には、木製の枠部材に向けて右方向または左方向に延出する連結部が形成されており、その連結部に木製の枠部材の左右端部が取付けられていた。
特開2005−87578号公報
特許文献1に係る外枠は、上下左右の枠部材を有しており、上下の枠部材が木製であり、左右の枠部材が鋼板製であって、左右の枠部材が薄い板厚になっている。そのため外枠は、内枠領域面積が広くなっており、盤面拡大の要求に応え得る構成になっている。
また左右の枠部材の上下両端部には、木製の枠部材に向けて右方向または左方向に延出する連結部が形成されており、その連結部に木製の枠部材の左右端部が取付けられていた。
しかし連結部は、左右の枠部材の上下端部から突出しているために、組付け時に連結部が外力を受けて欠損あるいは折り曲がってしまう場合があった。そして連結部が鋼板製の枠部材と一体に形成されているために、左右の枠部材も連結部と一緒に交換する必要があった。
そこで本発明は、金属製または樹脂製の枠部材と他の枠部材との組付けにおいて連結部材が欠損した場合に、枠部材を交換することなく、連結部材のみを交換し得る遊技機の外枠を提供することを課題とする。
そこで本発明は、金属製または樹脂製の枠部材と他の枠部材との組付けにおいて連結部材が欠損した場合に、枠部材を交換することなく、連結部材のみを交換し得る遊技機の外枠を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える遊技機の外枠であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、左右の枠部材の少なくとも一つが金属製または樹脂製である遊技機の外枠であって、金属製または樹脂製の枠部材と別体に形成された連結部材を有している。金属製または樹脂製の枠部材は、上下両部の後ろ寄り位置に挿入取付部を有している。そして連結部材は、挿入取付部に挿入されて取付けられる取付脚と、上下いずれかの枠部材に形成された溝部に嵌合するほぞ部とを有している。そして金属製または樹脂製の枠部材に一体にされた状態でほぞ部に上下いずれかの枠部材が連結される構成になっている。
請求項1に記載の発明によると、左右の枠部材の少なくとも一つが金属製または樹脂製である遊技機の外枠であって、金属製または樹脂製の枠部材と別体に形成された連結部材を有している。金属製または樹脂製の枠部材は、上下両部の後ろ寄り位置に挿入取付部を有している。そして連結部材は、挿入取付部に挿入されて取付けられる取付脚と、上下いずれかの枠部材に形成された溝部に嵌合するほぞ部とを有している。そして金属製または樹脂製の枠部材に一体にされた状態でほぞ部に上下いずれかの枠部材が連結される構成になっている。
したがって外枠の組付けの際に連結部材が欠損ないし折り曲がった場合には、枠部材を交換することなく、連結部材のみを交換することができる。そのため製造コストの削減を図ることができる。
また連結部材は、金属製または樹脂製の枠部材の挿入取付部に挿入される取付脚を有している。そのため連結部材は、金属製または樹脂製の枠部材に対して容易に位置決めされる。そのため組付け容易な構成になっている。また挿入取付部は、金属製または樹脂製の枠部材の後ろ寄り位置に形成されている。そのため挿入取付部は、外枠の前寄り位置のスペースを阻害しない構成になっており、盤面の拡大を許容し得る構成になっている。
また連結部材は、金属製または樹脂製の枠部材の挿入取付部に挿入される取付脚を有している。そのため連結部材は、金属製または樹脂製の枠部材に対して容易に位置決めされる。そのため組付け容易な構成になっている。また挿入取付部は、金属製または樹脂製の枠部材の後ろ寄り位置に形成されている。そのため挿入取付部は、外枠の前寄り位置のスペースを阻害しない構成になっており、盤面の拡大を許容し得る構成になっている。
請求項2に記載の発明によると、連結部材のほぞ部に嵌合される上下いずれかの枠部材は、木製である。連結部材は、板金から形成されており、かつ取付脚の他に、該取付脚の前側に配設されて金属製または樹脂製の枠部材に取付けられる前側取付脚を有しており、これら取付脚と前側取付脚の間にほぞ部を有している。
したがって連結部材のほぞ部は、木製の枠部材の溝部に嵌合される。そのため連結部材と木製の枠部材は、強固に連結される。
また連結部材は、板金から形成されているために、簡易な構成になっている。しかもほぞ部は、金属製または樹脂製の枠部材に取付けられる取付脚と前側取付脚の間に形成されているため、両側がこれらに保持されて構造的に強くなっている。
また連結部材は、板金から形成されているために、簡易な構成になっている。しかもほぞ部は、金属製または樹脂製の枠部材に取付けられる取付脚と前側取付脚の間に形成されているため、両側がこれらに保持されて構造的に強くなっている。
請求項3に記載の発明によると、レール部の上下両部は、連結部材の取付脚が挿入される挿入取付部になっている。そしてレール部の上下中間位置には、外枠に開閉動可能に取付けられる前枠の施錠装置が係止される係止爪がレール部に沿って位置調整可能に取付けられている。
したがって係止爪は、連結部材と同じレール部に取付けられる。そのためこれらが別々に取付けられるものに比べて枠部材は、簡易な構成になっている。またレール部は、上下に延出しており、係止爪がレール部に沿って位置調整される。そのため係止爪を施錠装置に合わせて容易に位置調整することができる。しかもレール部は、上下に延出しているために枠部材を上下に補強し得る構成にもなっている。
したがって係止爪は、連結部材と同じレール部に取付けられる。そのためこれらが別々に取付けられるものに比べて枠部材は、簡易な構成になっている。またレール部は、上下に延出しており、係止爪がレール部に沿って位置調整される。そのため係止爪を施錠装置に合わせて容易に位置調整することができる。しかもレール部は、上下に延出しているために枠部材を上下に補強し得る構成にもなっている。
本発明によると、金属製または樹脂製の枠部材と他の枠部材との組付けにおいて連結部材が欠損した場合に、枠部材を交換することなく、連結部材のみを交換することができる。
本発明の実施の形態を図1〜6にしたがって説明する。
外枠1は、図1,2に示すように矩形枠状であって、木製の上下の枠部材2,5と、アルミニウム製の左右の枠部材3,4と、これら枠部材2〜5を連結する連結部材10〜13と、飾り板6を有している。
上下の枠部材2,5は、図2に示すように左右両端部に溝部2a,5aを有している。溝部2a,5aは、枠部材2,5の端部中央から凹設されており、厚み方向に貫通している。
外枠1は、図1,2に示すように矩形枠状であって、木製の上下の枠部材2,5と、アルミニウム製の左右の枠部材3,4と、これら枠部材2〜5を連結する連結部材10〜13と、飾り板6を有している。
上下の枠部材2,5は、図2に示すように左右両端部に溝部2a,5aを有している。溝部2a,5aは、枠部材2,5の端部中央から凹設されており、厚み方向に貫通している。
左右の枠部材3,4は、図2,5に示すように木製の上下の枠部材2,5の厚さ(約19mm)よりも薄く、例えば厚さ3〜6mmの薄板状になっている。
右の枠部材4は、後ろ寄り位置(図2左位置)に上下に延出するレール部4aを有している。レール部4aは、図4,6に示すように底板部4a1と、底板部4a1の後ろ端縁と前端縁から張出す一対の張出し片4a2,4a3を有している。張出し片4a2,4a3は、底板部4a1から枠中央に張出して底板部4a1を覆っており、先端間に隙間4a4を形成している。
右の枠部材4は、後ろ寄り位置(図2左位置)に上下に延出するレール部4aを有している。レール部4aは、図4,6に示すように底板部4a1と、底板部4a1の後ろ端縁と前端縁から張出す一対の張出し片4a2,4a3を有している。張出し片4a2,4a3は、底板部4a1から枠中央に張出して底板部4a1を覆っており、先端間に隙間4a4を形成している。
レール部4aは、図2,4に示すように右の枠部材4よりも短くなっており、右の枠部材4の上下端縁とレール部4aの上下端縁の間にスペース4d,4eを形成している。そしてスペース4d,4eには、上下の枠部材2,5の右端部が設置される。
レール部4aの上下部は、連結部材12,13の一部が挿入される挿入取付部4b,4cになっている。すなわち挿入取付部4b,4cが、右の枠部材4の上下両端部の後ろ寄り位置に形成されており、挿入取付部4b,4cの取付孔4b1,4c1に連結部材12,13の取付脚が挿入される。
レール部4aの上下部は、連結部材12,13の一部が挿入される挿入取付部4b,4cになっている。すなわち挿入取付部4b,4cが、右の枠部材4の上下両端部の後ろ寄り位置に形成されており、挿入取付部4b,4cの取付孔4b1,4c1に連結部材12,13の取付脚が挿入される。
左の枠部材3は、図2などに示すように右の枠部材4と左右対称に形成されている。すなわち左の枠部材3は、後ろ寄り位置にレール部を有しており、レール部の上下部は、連結部材10,11の取付脚が挿入される挿入取付部になっている。
連結部材10〜13は、図2に示すように鋼材などの板金から形成される金具であって、外枠1の枠内側に配設される。
連結部材12は、図3に示すように一対のL字部12a,12bと、L字部12a,12bの間に形成されるほぞ部12cとを一体に有している。
連結部材12は、図3に示すように一対のL字部12a,12bと、L字部12a,12bの間に形成されるほぞ部12cとを一体に有している。
L字部12a,12bは、図3,5に示すように右の枠部材4の後ろ寄り位置と前寄り位置に並設される。
後ろ寄りのL字部12aは、L字状であって取付脚12a1と取付片12a2を有している。取付脚12a1は、右の枠部材4の挿入取付部4bに挿入されて右の枠部材4に取付けられる(図6参照)。取付片12a2は、上の枠部材2の下面に取付けられる。
後ろ寄りのL字部12aは、L字状であって取付脚12a1と取付片12a2を有している。取付脚12a1は、右の枠部材4の挿入取付部4bに挿入されて右の枠部材4に取付けられる(図6参照)。取付片12a2は、上の枠部材2の下面に取付けられる。
前寄りのL字部12bは、図3,5に示すようにL字状であって前側取付脚12b1と前側取付片12b2を有している。前側取付脚12b1は、右の枠部材4の内側面に取付けられる(図6参照)。前側取付片12b2は、上の枠部材2の下面に取付けられる。
ほぞ部12cは、図3に示すように取付片12a2,12b2から上方に延出する一対の延出片12c1,12c2と、一対の延出片12c1,12c2を連結する連結片12c3を有している。そしてほぞ部12cは、上の枠部材2の溝部2aに嵌合される。
ほぞ部12cは、図3に示すように取付片12a2,12b2から上方に延出する一対の延出片12c1,12c2と、一対の延出片12c1,12c2を連結する連結片12c3を有している。そしてほぞ部12cは、上の枠部材2の溝部2aに嵌合される。
左上の連結部材10は、図2に示すように連結部材12と左右対称に形成されている。すなわち連結部材10は、一対のL字部とほぞ部を有している。そして後ろ側のL字部は、左の枠部材の上端部に形成された挿入取付部に挿入される取付脚を有している。そして連結部材10は、左の枠部材3の内側に取付けられ、ほぞ部に上の枠部材2が嵌合され、上の枠部材2の下面にねじにて固定される。
左下の連結部材11は、図2に示すように連結部材12と同じ形状になっている。すなわち連結部材11は、一対のL字部とほぞ部を有している。そして後ろ側のL字部は、左の枠部材の下端部に形成された挿入取付部に挿入される取付脚を有している。そして連結部材11は、左の枠部材3の内側に取付けられ、ほぞ部に下の枠部材5が嵌合され、下の枠部材5の上面にねじによって固定される。
右下の連結部材13は、図2に示すように一対のL字部とほぞ部の他に、滑り板13dと支持部13eを一体に有している。
滑り板13dは、前側のL字部から上方に延出しかつ前方に延出している。そして滑り板13dには、外枠1に回動可能に取付けられた前枠とともに前方から遊戯盤部品が当接され、遊戯盤部品が滑り板13dの上面を滑って外枠1内に案内される。
支持部13eは、前側のL字部から左側に延出しており、支持部13eには、飾り板6の取付部6aが取付けられる。
滑り板13dは、前側のL字部から上方に延出しかつ前方に延出している。そして滑り板13dには、外枠1に回動可能に取付けられた前枠とともに前方から遊戯盤部品が当接され、遊戯盤部品が滑り板13dの上面を滑って外枠1内に案内される。
支持部13eは、前側のL字部から左側に延出しており、支持部13eには、飾り板6の取付部6aが取付けられる。
右の枠部材4のレール部4aの上下中央位置には、図2に示すように一対の係止爪17,18が取付けられる。
係止爪17,18は、外枠1に開閉動可能に取付けられる前枠の施錠装置が係止される部材であって、爪本体17a,18aと保持板17b,18bを有している。爪本体17a,18aと保持板17b,18bは、隙間を有した状態でねじにて連結され、保持板17b,18bが右の枠部材4のレール部4aに挿入され、爪本体17a,18aがレール部4aよりも枠中心側に配設される。そして係止爪17,18をレール部4aに沿って上下に位置調整して、ねじの締付けによって係止爪17,18をレール部4aに固定する。
係止爪17,18は、外枠1に開閉動可能に取付けられる前枠の施錠装置が係止される部材であって、爪本体17a,18aと保持板17b,18bを有している。爪本体17a,18aと保持板17b,18bは、隙間を有した状態でねじにて連結され、保持板17b,18bが右の枠部材4のレール部4aに挿入され、爪本体17a,18aがレール部4aよりも枠中心側に配設される。そして係止爪17,18をレール部4aに沿って上下に位置調整して、ねじの締付けによって係止爪17,18をレール部4aに固定する。
外枠1の左側の上下部には、図2に示すように前枠を回動可能に支持する上蝶番14と下蝶番15が取付けられる。
上蝶番14は、鋼材などの金属材から形成されており、本体板部14aと突出部14bと取付板部14cを一体に有している。本体板部14aは、上の枠部材2の上面に設置されてねじ20にて連結部材10とともに上の枠部材2に友締めされる。突出部14bは、本体板部14aの前端部から前方に突出しており、前枠の左側上端部が回動可能に取付けられる。取付板部14cは、左の枠部材3の外側面に設置されてねじ20にて連結部材10とともに左の枠部材3に友締めされる。
上蝶番14は、鋼材などの金属材から形成されており、本体板部14aと突出部14bと取付板部14cを一体に有している。本体板部14aは、上の枠部材2の上面に設置されてねじ20にて連結部材10とともに上の枠部材2に友締めされる。突出部14bは、本体板部14aの前端部から前方に突出しており、前枠の左側上端部が回動可能に取付けられる。取付板部14cは、左の枠部材3の外側面に設置されてねじ20にて連結部材10とともに左の枠部材3に友締めされる。
下蝶番15は、鋼材などの金属材から形成されており、図2に示すように本体取付部15aと張出部15bと支持部15cを一体に有している。本体取付部15aは、連結部材11の上方に設置されてねじ20にて連結部材11とともに下の枠部材5に友締めされる。張出部15bは、本体取付部15aから上方に延出しかつ前方に張出しており、前枠の左側下端部が回動可能に取付けられる。支持部15cは、本体取付部15aから右側に延出しており、支持部15cには、飾り板6の取付部6aが取付けられる。
飾り板6は、図2に示すように外枠1の下側部を装飾する樹脂製の部材である。飾り板6は、後ろ面から後方に延出する一対の取付部6a,6bを有しており、取付部6a,6bは、それぞれ下蝶番15の支持部15cと、連結部材13の支持部13eにねじによって取付けられる。そして飾り板6は、図1に示すように張出部15bと滑り板13dの下に設置される。したがって飾り板6は、外枠1本体から単品として脱着可能であって、新台入替え時などに容易に交換され得る。
外枠1の組付け方法は、先ず、図2に示すように右の枠部材4のレール部4aに係止爪17,18を取付ける。
次に、左右の枠部材3,4に連結部材10〜13をねじ10によって取付け、左の枠部材3と連結部材10,11とを一体とし、右の枠部材4と連結部材12,13とを一体とする。そして連結部材10〜13のほぞ部10c〜13cに上下の枠部材2,5の溝部2a,5aを嵌合し、連結部材10〜13と上下の枠部材2,5をねじ20によって固定する。
次に、左右の枠部材3,4に連結部材10〜13をねじ10によって取付け、左の枠部材3と連結部材10,11とを一体とし、右の枠部材4と連結部材12,13とを一体とする。そして連結部材10〜13のほぞ部10c〜13cに上下の枠部材2,5の溝部2a,5aを嵌合し、連結部材10〜13と上下の枠部材2,5をねじ20によって固定する。
次に、上蝶番14を上の枠部材2の上に設置して、上蝶番14をねじ20によって上の枠部材2と左の枠部材3に取付ける。そして下蝶番15を下の枠部材5に設置して、下蝶番15をねじ20によって下の枠部材5に取付ける。そして飾り板6を下蝶番15と連結部材13に取付ける。
以上のようにして外枠1が形成される。
すなわち左右の枠部材3,4が金属製である遊技機の外枠1であって、図2に示すように左右の枠部材3,4と別体に形成された連結部材10〜13を有している。左右の枠部材3,4は、上下両部の後ろ寄り位置に挿入取付部(4b,4c)を有している。そして連結部材10〜13は、図3,5参照に示すように挿入取付部(4b,4c)に挿入されて取付けられる取付脚(12a1)と、上下いずれかの枠部材2,5に形成された溝部2a,5aに嵌合するほぞ部(12c)とを有している。そして左右の枠部材3,4に一体にされた状態でほぞ部(12c)に上下いずれかの枠部材2,5が連結される構成になっている。
すなわち左右の枠部材3,4が金属製である遊技機の外枠1であって、図2に示すように左右の枠部材3,4と別体に形成された連結部材10〜13を有している。左右の枠部材3,4は、上下両部の後ろ寄り位置に挿入取付部(4b,4c)を有している。そして連結部材10〜13は、図3,5参照に示すように挿入取付部(4b,4c)に挿入されて取付けられる取付脚(12a1)と、上下いずれかの枠部材2,5に形成された溝部2a,5aに嵌合するほぞ部(12c)とを有している。そして左右の枠部材3,4に一体にされた状態でほぞ部(12c)に上下いずれかの枠部材2,5が連結される構成になっている。
したがって外枠1の組付けの際に連結部材10〜13が欠損ないし折り曲がった場合には、枠部材2〜5を交換することなく、連結部材10〜13のみを交換することができる。そのため製造コストの削減を図ることができる。
また連結部材10〜13は、金属製の枠部材3,4の挿入取付部(4b,4c)に挿入される取付脚(12a1)を有している。そのため連結部材10〜13は、金属製の左右の枠部材3,4に対して容易に位置決めされる。そのため組付け容易な構成になっている。また挿入取付部(4b,4c)は、金属製の枠部材3,4の後ろ寄り位置に形成されている。そのため挿入取付部(4b,4c)は、外枠1の前寄り位置のスペースを阻害しない構成になっており、盤面の拡大を許容し得る構成になっている。
また連結部材10〜13は、金属製の枠部材3,4の挿入取付部(4b,4c)に挿入される取付脚(12a1)を有している。そのため連結部材10〜13は、金属製の左右の枠部材3,4に対して容易に位置決めされる。そのため組付け容易な構成になっている。また挿入取付部(4b,4c)は、金属製の枠部材3,4の後ろ寄り位置に形成されている。そのため挿入取付部(4b,4c)は、外枠1の前寄り位置のスペースを阻害しない構成になっており、盤面の拡大を許容し得る構成になっている。
また上下の枠部材2,5は、木製である。連結部材10〜13は、図3参照に示すように板金から形成されており、かつ取付脚(12a1)の他に、該取付脚(12a1)の前側に配設されて金属製の左右の枠部材3,4に取付けられる前側取付脚(12b1)を有しており、これら取付脚(12a1)と前側取付脚(12b1)の間にほぞ部(12c)を有している。
したがって連結部材10〜13のほぞ部10c〜13cは、図2に示すように木製の枠部材2,5の溝部2a,5aに嵌合される。そのため連結部材10〜13と木製の枠部材2,5は、強固に連結される。
また連結部材10〜13は、板金から形成されているために、簡易な構成になっている。しかもほぞ部10c〜13cは、図3参照に示すように金属製の枠部材3,4に取付けられる取付脚(12a1)と前側取付脚(12b1)の間に設けられているため、両側がこれらに保持されて構造的に強くなっている。
また連結部材10〜13は、板金から形成されているために、簡易な構成になっている。しかもほぞ部10c〜13cは、図3参照に示すように金属製の枠部材3,4に取付けられる取付脚(12a1)と前側取付脚(12b1)の間に設けられているため、両側がこれらに保持されて構造的に強くなっている。
またレール部4aの上下両部は、図2に示すように連結部材12,13の取付脚(12a1)が挿入される挿入取付部4b,4cになっている。そしてレール部4aの上下中間位置には、係止爪7,8がレール部4aに沿って位置調整可能に取付けられている。
したがって係止爪17,18は、連結部材12,13と同じレール部4aに取付けられる。そのためこれらが別々に取付けられるものに比べて右の枠部材4は、簡易な構成になっている。またレール部4aは、上下に延出しており、係止爪17,18がレール部4aに沿って位置調整される。そのため係止爪17,18を施錠装置に合わせて容易に位置調整することができる。しかもレール部4aは、上下に延出しているために枠部材4を上下に補強し得る構成にもなっている。しかも押出し成形容易な構成になっている。
したがって係止爪17,18は、連結部材12,13と同じレール部4aに取付けられる。そのためこれらが別々に取付けられるものに比べて右の枠部材4は、簡易な構成になっている。またレール部4aは、上下に延出しており、係止爪17,18がレール部4aに沿って位置調整される。そのため係止爪17,18を施錠装置に合わせて容易に位置調整することができる。しかもレール部4aは、上下に延出しているために枠部材4を上下に補強し得る構成にもなっている。しかも押出し成形容易な構成になっている。
(他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態であっても良い。
(1)例えば上記の実施の形態に係る左右の枠部材は、アルミニウム製であったが、アルミニウム以外の金属製または樹脂製であっても良い。
(2)また上記の実施の形態に係る左右の枠部材は、どちらもアルミニウム製であったが、いずれか一つの枠部材が金属製または樹脂製であれば良い。
(3)また上記の実施の形態に係る下蝶番15は、連結部材11と別個の部材であった。しかし下蝶番15と連結部材11が一体に形成される形態であっても良い。
(4)また上記の実施の形態に係る上下の枠部材は、木製であったが、金属製または樹脂製であっても良い。
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態であっても良い。
(1)例えば上記の実施の形態に係る左右の枠部材は、アルミニウム製であったが、アルミニウム以外の金属製または樹脂製であっても良い。
(2)また上記の実施の形態に係る左右の枠部材は、どちらもアルミニウム製であったが、いずれか一つの枠部材が金属製または樹脂製であれば良い。
(3)また上記の実施の形態に係る下蝶番15は、連結部材11と別個の部材であった。しかし下蝶番15と連結部材11が一体に形成される形態であっても良い。
(4)また上記の実施の形態に係る上下の枠部材は、木製であったが、金属製または樹脂製であっても良い。
1・・・外枠
2・・・上の枠部材(木製の枠部材)
2a,5a・・・溝部
3・・・左の枠部材(金属製または樹脂製の枠部材)
4・・・右の枠部材(金属製または樹脂製の枠部材)
4a・・・レール部
4b,4c・・・挿入取付部
5・・・下の枠部材(木製の枠部材)
6・・・飾り板
7,8・・・係止爪
10〜13・・・連結部材
10c〜13c・・・ほぞ部
12a1・・・取付脚
12b1・・・前側取付脚
14・・・上蝶番
15・・・下蝶番
2・・・上の枠部材(木製の枠部材)
2a,5a・・・溝部
3・・・左の枠部材(金属製または樹脂製の枠部材)
4・・・右の枠部材(金属製または樹脂製の枠部材)
4a・・・レール部
4b,4c・・・挿入取付部
5・・・下の枠部材(木製の枠部材)
6・・・飾り板
7,8・・・係止爪
10〜13・・・連結部材
10c〜13c・・・ほぞ部
12a1・・・取付脚
12b1・・・前側取付脚
14・・・上蝶番
15・・・下蝶番
Claims (3)
- 矩形枠状に枠組みされる上下左右の枠部材を有しており、左右の枠部材の少なくとも一つが金属製または樹脂製である遊技機の外枠であって、
前記金属製または樹脂製の枠部材と別体に形成された連結部材を有しており、
前記金属製または樹脂製の枠部材は、上下両部の後ろ寄り位置に挿入取付部を有しており、
前記連結部材は、前記挿入取付部に挿入されて取付けられる取付脚と、前記上下いずれかの枠部材に形成された溝部に嵌合するほぞ部を有しており、前記金属製または樹脂製の枠部材に一体にされた状態で前記ほぞ部に前記上下いずれかの枠部材が連結される構成になっていることを特徴とする遊技機の外枠。 - 請求項1に記載の遊技機の外枠であって、
連結部材のほぞ部が嵌合される上下いずれかの枠部材は、木製であり、
前記連結部材は、板金から形成されており、かつ取付脚の他に、該取付脚の前側に配設されて金属製または樹脂製の枠部材に取付けられる前側取付脚を有しており、これら取付脚と前側取付脚の間にほぞ部を有していることを特徴とする遊技機の外枠。 - 請求項1または2に記載の遊技機の外枠であって、
金属製または樹脂製の枠部材は、上下に延出するレール部を有しており、
前記レール部の上下両部は、連結部材の取付脚が挿入される挿入取付部になっており、
前記レール部の上下中間位置には、外枠に開閉動可能に取付けられる前枠の施錠装置が係止される係止爪がレール部に沿って位置調整可能に取付けられていることを特徴とする遊技機の外枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006106000A JP2007275330A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | 遊技機の外枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006106000A JP2007275330A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | 遊技機の外枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007275330A true JP2007275330A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38677467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006106000A Pending JP2007275330A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | 遊技機の外枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007275330A (ja) |
-
2006
- 2006-04-07 JP JP2006106000A patent/JP2007275330A/ja active Pending
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