JP2007274689A - 携帯型電子機器を静電気放電から保護するためのデバイス及び方法 - Google Patents

携帯型電子機器を静電気放電から保護するためのデバイス及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007274689A
JP2007274689A JP2007086241A JP2007086241A JP2007274689A JP 2007274689 A JP2007274689 A JP 2007274689A JP 2007086241 A JP2007086241 A JP 2007086241A JP 2007086241 A JP2007086241 A JP 2007086241A JP 2007274689 A JP2007274689 A JP 2007274689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
electronic device
electronic component
edge connection
mating edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007086241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5189306B2 (ja
Inventor
Jim Christol
クリストル ジム
Wayne Kvenvold
ベンボルド ウェイン
Joseph A Mccluskey
エー.マクラスキー ジョセフ
Enrico Tresoldi
トレソルディ エンリコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LifeScan Scotland Ltd
Original Assignee
LifeScan Scotland Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LifeScan Scotland Ltd filed Critical LifeScan Scotland Ltd
Publication of JP2007274689A publication Critical patent/JP2007274689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5189306B2 publication Critical patent/JP5189306B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0067Devices for protecting against damage from electrostatic discharge
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/0015Gaskets or seals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、携帯型電子機器の電子部品を静電気放電から保護する方法及び装置を提供する。
【解決手段】本発明の電子機器は、第1及び第2のハウジング部を有する筐体と、第1のハウジング部と第2のハウジング部との間の嵌め合わせエッジ接続部と、電子部品と、電気絶縁フレームとを含む。電気絶縁フレームは、筐体内に配置されることで、電気部品の少なくとも一部を取り囲むことで、静電気放電隔壁を、嵌め合わせエッジ接続部と電子部品との間に提供する。
【選択図】図10

Description

本発明は、繊細な電子部品を静電気放電から保護するためのデバイス及び方法に関する。より詳細には、本発明は、携帯型電子機器の電子部品を静電気放電から保護するためのデバイス及び方法に関する。
携帯型電子機器は、ビジネス活動及び個人活動の双方において一般的なツールである。これらのデバイスのうち最小かつ最軽量のものは、ユーザが手中に保持しながら携行され、操作されることが多く、それに適した形態となっている。典型的な携帯型電子機器を挙げると、セル方式の携帯無線電話、携帯情報端末(PDA)、カメラ、及び医療デバイス(例えば、検体測定デバイス)がある。
典型的な携帯型電子機器は通常、回路基板及びユーザディスプレイを含む。回路基板及びディスプレイはともに、ハウジング内に組み立てられるか、さもなければハウジングと一体化される。回路基板及びディスプレイを、ハウジング内に容易に配置させるために、従来、ハウジングは上側ハウジングと下側ハウジングに分割されている。他の多様な構成も用いられてはいるが、ディスプレイは一般に上側ハウジングによって支持され、回路基板は通常、下側ハウジングによって支持される。上側ハウジングと下側ハウジングとが組み立てられてハウジングを形成し、この構造のために、上側ハウジングと下側ハウジングとの間に、嵌め合わせの継目が生じる。
携帯型の機器、特に、プラスチックケースをもった機器では、静電気放電が特に懸念される。このような破壊を回避するために、多くの機器では、何らかの静電気放電保護が図られている。機器を取り扱う際や、機器をテーブルに沿ってスライドさせ、又は使用のための機器をとり上げると、25キロボルト以上の静電電圧を発生させることがある。各放電の持続時間は極めて短いが、このような高電圧が生じると、電子機器の破壊、例えば、メモリ喪失、機器のリセット、あるいはさらに機器の構成部品の溶融又は破壊の原因となる物理的損傷をもたらす場合がある。ケース自身は通常、高い耐電圧をもっているが、特にハウジングの継ぎ目、つまり内部の電子部品へのアクセスを提供する蓋又はカバーが主ハウジングに合わさった部分に沿って、リークゾーンが生じる。静電気放電によって、携帯型電子機器が破壊し又は損傷することがあるが、これは、ユーザが機器に触れた際又は機器を手で掴んだ際に、ユーザから携帯型機器の開口部(例えば、ハウジングの継ぎ目等)の位置又はその近隣に火花が横断する場合に生じる。火花が、このような開口部やその近辺で発生すると、この火花は開口部を通過して、回路基板等の電子部品に達する。よって、静電気放電が、繊細な電子部品に到達し、電子部品を損傷しないように防ぎ、繊細な電子部品への干渉あるいは影響を防止するために、注意を払うべきである。
本発明の一態様によれば、携帯型電子機器の電子部品を静電気放電から保護するためのハウジングシステムが提供される。携帯型電子機器には、血糖値測定等のための検体測定デバイスを含み得る。ハウジングは、好適には、第1のハウジング部及び第2のハウジング部と、第1のハウジング部と前記第2のハウジング部との間の、嵌め合わせエッジ接続部と、電気絶縁バリア、つまり障壁を含む。第1のハウジング部及び第2のハウジング部は、電子機器の電子部品用の筺体を、少なくとも部分的に画定する。嵌め合わせエッジ接続部は、好適には、第1のハウジング部と第2のハウジング部との間でオーバーラップする継ぎ目を含む。電気絶縁障壁は、好適には、第1のハウジング部及び第2のハウジング部と別個のものであり、フレーム等から構成することが好ましい。電子機器の電子部品が筺体内に位置されると、絶縁壁は、好適には、嵌め合わせエッジ接続部と電子機器の電子部品との間に位置される。
本発明の別の態様では、携帯型電子機器が提供される。この電子機器は、好適には、第1のハウジング部及び第2のハウジング部と、第1のハウジング部と第2のハウジング部との間の、嵌め合わせエッジ接続部と、電子部品と、電気絶縁フレームとを備える。第1のハウジング部及び第2のハウジング部は、筺体を少なくとも部分的に画定し、電子部品が筺体内に少なくとも部分的に位置される。電気絶縁フレームもまた筺体内に位置され、電子部品の少なくとも一部を取り囲む。この電気絶縁フレームは、嵌め合わせエッジ接続部と電子部品との間に静電気放電障壁を設けるために位置される。
本発明のさらに別の態様では、携帯型電子機器の電子部品を静電気放電から保護する方法が提供される。この方法は、好適には、電子部品の少なくとも一部を絶縁フレームで包囲する工程と、電子部品及びフレームを、ハウジング、つまり、第1のハウジング部及び第2のハウジング部と、第1のハウジング部と第2のハウジング部との間の、嵌め合わせエッジ接続部とを備えるハウジング内に、少なくとも部分的に収容する工程と、フレームを、嵌め合わせエッジ接続部に隣接して位置させることで、嵌め合わせエッジ接続部と電子部品との間に静電気放電障壁を設ける工程と、を有する。
本発明の上記特徴及び他の特徴、態様及び利点については、以下の説明、添付の請求項及び添付図面からより深く理解される。
図1及び図2はそれぞれ、本発明に従って静電気放電から保護される電子部品を収容する例示的な携帯型電子機器200の斜視図及び平面図である。図示のように、携帯型電子機器200は携帯型グルコース測定装置であるが、任意の電子機器や携帯型機器等を、本発明に従って静電気放電から保護することができる。携帯型電子機器200は、第1のハウジング部201、ディスプレイ202、OKボタン204、ユニバーサルポートコネクタ205、ダウン(下方)ボタン206、第2のハウジング部207、バック(戻り)ボタン208、ポートカバー209、アップ(上方)ボタン210、発光ダイオード212及びストリップポートコネクタ214を含む。図示のように、第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207により、人間工学的な形状をもった携帯型グルコース測定装置の外表面構造が得られる。このグルコース測定装置は、好適には、グルコースを一時的に測定するための必要な機能をもった回路が組み込まれ、そして、さらに別の機能をもった回路、例えば、インスリンポンプ等と無線通信するための回路を含むことができる。
携帯型電子機器200は一般に、図3の概略図に示す複数の電子部品を具備する。このような電子部品は例示的なものであり、特定の携帯型電子機器によって異なる。携帯型電子機器200の場合、このような構成部品として好適には、ディスプレイ(DIS)202、ナビゲーションボタン群(NAV)216、無線周波数モジュール(RF)218、血糖値測定(BGM)モジュール220、バッテリ(BAT)222、有線通信ポート(COM)224、アラーム(AL)226、マイクロプロセッサ(MP)228、記憶部(MEM)230、及びメモリチップポート(MCP)232が挙げられる。通常、このような電子部品は、1つ以上の印刷回路基板(例えば、マザーボード、ドーターボード)等に取り付けられるが、回路基板とは別に設けてもよい。
典型的には、図示の携帯型電子機器200の場合、これらの電子部品は、通常ドーターボードに取り付けられる無線周波数モジュール218を除いて、マザーボードに全て取り付けられる。使用時に、好ましくはドーターボードがマザーボードに取り付けられている。無線周波数モジュール218は、アンテナ、インピーダンスマッチング(整合)回路、無線周波数マイクロプロセッサ等を含み得る。
好適には、ポートカバー209は、有線接続ポート及びメモリチップポートを被覆するエラストマー材料を含む。有線接続ポートの例として、ユニバーサルシリアルバス又はRS232ポートが挙げられる。メモリ収容ポートへの使用に適したメモリの例には、フラッシュメモリ、例えば、SIMMカード、スマートカード、スマートメディア等がある。
ディスプレイ202は、好適には、文字情報及びグラフィック情報の両方をユーザに表示するための液晶ディスプレイから構成される。好適なユーザインターフェースは、ソフトウェア駆動型メニューを含み、該メニューはディスプレイ202上で視認可能であって、これによりユーザが携帯型電子機器200を操作できる。ユーザは、ユーザインターフェースを介して操作することができ、好ましくは、ナビゲーションボタン216、例えば、アップボタン210、ダウンボタン206、OKボタン204、及びバックボタン208を用いて行われる。このユーザインターフェースによって、好適には、ユーザがインスリンポンプを操作し、インスリンポンプの状態を問い合わせ、グルコースの一時的な測定を行い、そしてディスプレイ202上にデータ(例えば、グルコース濃度対時間)を表示するといった機能を実現することが可能となる。
例示した携帯型電子機器200は、図示のようなグルコース測定装置であり、好適には、使い捨てのテストストリップを用いてグルコースを一時的に測定する。携帯型電子機器200とともに使用するのに適した、例示的なテストストリップ100を図4に示す。図示のように、テストストリップ100は、基板9上に印刷された導電層を含む。この導電層は、第1の接点13、第2の接点15、基準接点11及びストリップ検出バー17を含む。ストリップ検出バー17を用いて、ストリップポートコネクタ214への電気的接続が得られる。導電層は、第1の作用電極12、第2の作用電極14及び基準電極10をさらに含み、これらの電極については、第1の作用電極12が第1の接点13に、第2の作用電極14が第2の接点15に、そして基準電極10が基準接点11に対してそれぞれ電気的に接続される。テストストリップは、透明な親水性フィルム36をさらに含み、このフィルムは接着剤60によって接合される。接着剤60は、試料収容チャンバを形成し、これによって血液を入口90からとり入れることができる。このようなテストストリップは周知であり、図示の電子機器200とともに使用するのに適したテストストリップの一例として、市販のOneTouch Ultra テストストリップ(LifeScan社、ミルピタス、カリフォルニア、米国)がある。
試薬層(図示せず)は、第1の作用電極12、第2の作用電極14及び基準電極10上に設けられている。試薬層は、酸化還元酵素、及びグルコースと選択的に反応するメディエータといった化学薬品を含み得る。この反応中に、比例量の還元されたメディエータが酵素的に生成されて、電気化学的に測定される。これにより、グルコース濃度に比例する電流を測定することが可能になる。試薬層の作成に適した試薬処方設計又はインクの例については、米国特許第5,708,247号明細書、及び米国特許第6,046,051号明細書、国際公開第01/67099号パンフレット、国際公開第01/73124号パフレットに見出され、これらの文献の全てをここでは、あらゆる目的のために完全に援用する。
図9A及び図9Bはそれぞれ、携帯型電子機器200を上側からみた分解斜視図と下側からみた分解斜視図であり、第1のハウジング部201、絶縁フレーム506、回路基板508及び第2のハウジング部207を示している。第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207並びに絶縁フレーム506は、組み立てられるとハウジングシステムを提供し、該システムは、回路基板508及び電子機器200の他の内部構成部品(例えば、ディスプレイ、配線や、回路基板とは別個の追加の電子部品等)のための筺体を画定する。図示のように、2個のハウジング部を用いて電子機器200を形成することが一般に好ましいが、これは、特に製造にとって効率的であり、ハウジングが複雑にならないからである。しかしながら、本発明による電子機器用の電子機器又はハウジングについては、組み立てられ、結合され、接続され、あるいは相互に配置される、任意の数のハウジング部をもつことができる。一般的に、第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207は、ファスナ、スナップ、あるいはその両方等を用いて、好しくは取り外し可能であるか又は半永久的な方法で、互いに組み立てられる。第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207は、熱可塑性材料、例えば、Bayer Bayblend T85 ポリカーボネート/ABSブレンド樹脂等で形成することができる。
図5及び図6はそれぞれ、電子機器200用の絶縁フレーム506を上側からみた斜視図と下側からみた斜視図を示している。図示のように、絶縁フレーム506は、外面604、内面610、そして回路基板508を受け入れるための中央領域612を含む。好適には、絶縁フレーム506は、回路基板508を保持する内側溝510(又は同様に機能する機構若しくは構造)を含む。また絶縁フレーム506は、ストリップポートコネクタノッチ602、ユニバーサルポートコネクタノッチ606、及び有線通信ポートノッチ608を含む。ストリップポートコネクタノッチ602、ユニバーサルポートコネクタノッチ606、及び有線通信ポートノッチ608は、回路基板508の各電子部品、すなわち、ストリップポートコネクタ214、ユニバーサルポートコネクタ205、及び有線通信ポート209へのアクセスを提供する機能を持つ。
絶縁フレーム506は、例えば、熱可塑性エラストマー又は熱硬化性エラストマー等で形成することができる。熱可塑性エラストマーの一例には、PolyOne社から市販されているSynprene(登録商標) RT−3860Mがある。絶縁フレーム506は、射出成形等のプロセスで形成することができる。また、絶縁フレーム506は、例えば絶縁材料(例えば、ゴム又は他のエラストマー系材料)で形成された可撓性のガスケット又はリングを含むことができる。この絶縁材料は、例えば無孔材料でもよい。
図7及び図8は、図5及び図6の絶縁フレーム506を、中央領域612に配置されて溝510により保持された回路基板508とともに示している。図示のように、絶縁フレーム506は、回路基板508の周縁を実質的に包囲しているが、回路基板508又は他の電子部品における任意の所望の部分を包囲するように設計することができる。好適には、絶縁フレーム506は、静電気放電から保護すべき電子部品を包囲する。絶縁フレーム506は、図示のように一体構造で形成されるが、回路基板508又は他の電子部品を、本発明に従って静電気放電から保護するために、組み立てられ又は相互に配置される任意の数の部品で形成することができる。絶縁フレーム506は、好適には、回路基板508を中央領域612内に取り付けることができるように、十分な可撓性又は伸縮性を持つ。一例として、絶縁フレーム506はショア約60の可撓性を持つことが好ましい。絶縁フレーム506は、好適には、第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207に合わせて調整され、これにより、第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207(図10参照)が作り出す筺体によって形成される内部空間502内で回路基板508を保持する。すなわち、絶縁フレーム506は、好適には、第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207の一方又は両方を位置合わせするための構造を持つ。
図10は、図2の携帯型デバイスの線10−10に沿った断面図であり、内部空間502、絶縁フレーム506、回路基板508、溝510、第1のハウジング部201、第2のハウジング部207、バッテリ扉250及びディスプレイレンズ252を示す。絶縁フレーム506及び回路基板508は、第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207によって形成された内部空間502内に配置される。
図11は、図10に参照符号550で示した、携帯型電子機器200の部分的な断面図の一部を示す。図示のように、第1のハウジング部201と第2のハウジング部207は、携帯型電子機器200の周縁を囲む継ぎ目をもった、嵌め合わせエッジ接続部504が得られるように、互いに結合される。図示のように、嵌め合わせエッジ接続部504は、実質的に連続した継ぎ目を含むが、例えば使用するハウジング部の数に応じて、不連続であってもよいし、あるいは、携帯型電子機器200の周縁における任意の所望の部分に沿って複数の継ぎ目又は接合したエッジ部を含んでもよい。嵌め合わせエッジ接続部504は、好適には、第1のハウジング部201のエッジ部505及び第2のハウジング部207のエッジ部507によって形成される重なり合った接続部を含む。如何なる嵌め合わせエッジ接続部についても、例えば、突き合せ継手等の重なり合わない接続部、舌部と溝部による接続部、あるいは継ぎ目を形成するように相互に噛み合う接続部を用いることができる。嵌め合わせエッジ接続部は、一般的に複数のハウジング部を相互に接続する機能を持った、ヒンジ、ファスナ又は他の構造的な機構を含むことができる。
典型的には、嵌め合わせエッジ接続部504のうち、少なくともある部分は、エアギャップを含み、このエアギャップは、通気路512、つまり、これを通って火花が携帯型電子機器200の外部領域から電子機器200内部の回路基板508のような電子部品へと移動することが可能な通気路を潜在的に提供する。図示の重なり合った、嵌め合わせエッジ接続部504の場合に、通気路512は、第1のギャップ部509によって少なくとも部分的に提供され、このギャップ部は、間隔D1だけ離れた第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207の対向面によって規定される。好適には、嵌め合わせエッジ接続部504は、間隔D1を充分に小さくすることで、ユーザの指が、嵌め合わせエッジ接続部504に浸入して火花放電が生じないように設計される。例えば、間隔D1は、好適には約0.4ミリメートルから約0.6ミリメートルの範囲である。通気路512はまた、第2のギャップ部511、つまり、間隔D2だけ離れた第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207の対向面によって規定されるギャップ部によって少なくとも提供される。間隔D2は、好適には約0.05ミリメートルと約0.15ミリメートルとの間である。また、通気路512は、第3のギャップ部513、つまり、間隔D3だけ離れた第1のハウジング部201及び第2のハウジング部207の対向面によって規定されるギャップ部によって、少なくとも部分的に提供される。間隔D3は、好適には間隔D1及びD2に比して小さく、好適には約0.2ミリメートル未満とされ、より好適には、約0.05ミリメートル未満である。
図11を参照すると、絶縁フレーム506は、嵌め合わせエッジ接続部504に隣接して位置することが好ましい。この絶縁フレーム506の位置により、嵌め合わせエッジ接続部504から回路基板508へと電気火花が移動すべき距離は効果的に長くなる。従って、絶縁フレーム506を使用することにより、回路基板508の静電気放電からの保護が強化される。すなわち、絶縁フレーム506が内部空間502に配置されることで、該フレームが回路基板508を静電気放電から電気的に隔離する。絶縁フレーム506の高さHは、例示した電子機器200の場合、好適には約2ミリメートルから約10ミリメートルの範囲である。絶縁フレーム506の厚さTは、好適には約2ミリメートルから約2.5ミリメートルの範囲である。
さらに図10、特に参照符号551で特定される部分を参照すると、回路基板508は、領域550の場合よりも、嵌め合わせエッジ接続部504からさらに離れて位置される。すなわち、絶縁フレーム506は、領域550の場合に該フレームが第2の開口部254を遮るようには、第2の開口部254を物理的に遮断しない。しかし、絶縁フレーム506は、静電気放電保護を向上させ、これは絶縁フレームによって、嵌め合わせエッジ接続部504から領域551周辺の回路基板508までの通気路が十分に長くなるからである。
ユーザが十分に帯電していて、かつ嵌め合わせエッジ接続部504又はその近くで電子機器200と接触する特定の状況下では、電気放電が発生し、通気路512を通って、電子機器200内に配置された回路基板508又は他の電子部品へと到達する場合がある。このような放電は、電子機器200の1つ以上の電子部品の破壊又は損傷の潜在的な原因となり得る。絶縁フレーム506は、通気路512の長さを有効に増加させることにより、嵌め合わせエッジ接続部504を通って生じる静電気放電の可能性を低減させるべく機能する。好適には、絶縁フレーム506は、少なくとも約8kV以上、好ましくは、少なくとも約15kV以上の空中放電に起因して電子機器200の動作を混乱させることなく、損傷その他の影響を及ぼさないように設計される。従って、絶縁フレーム506の絶縁耐力については、約20kV/mm以上であることが好ましい。材料の絶縁耐力は、当該材料が本質的に絶縁破壊せずに耐えることができる(すなわち、電界を通過させることが可能な)最大の電界強度である。例えば、Synprene(登録商標) RT−3860M等の材料は約22kV/mmの絶縁耐力をもつため、外部電界は、材料を通過する1mm当たり22kVだけ低減する。絶縁フレーム506を通過する経路長は、平均で約1ミリメートル以上であることが好ましい。よって、絶縁フレーム506は、これが絶縁破壊して火花が貫通できるようになる前に、約22kVを越える電界に耐えることができる。空気の絶縁耐力は3kV/mmであり、これはSynprene(登録商標) RT−3860M等の材料の絶縁耐力に比してかなり低い。そのため、絶縁フレーム506の外側部分の周囲で火花が移動し、その理由は、絶縁フレーム506を通って回路基板508へと至る最短の経路長を乗算した絶縁フレーム506の絶縁耐力が、通気路512の長さを乗算した空気の絶縁耐力よりも大きいからである。
本発明について、そのいくつかの実施形態を参照して説明した。本明細書中で言及した全ての特許又は特許出願の開示内容全体を参考のために援用する。前述の詳細な説明及び例については、理解し易くするために記載したものである。不要な限定が全くないことはそれらから分かる通りである。当業者にとっては、これらの実施形態について、本発明の範囲から逸脱することなく多くの変更が可能であることは明らかである。よって、本発明の範囲は、本明細書中に記載の構造に限定すべきではなく、請求項の文言通りに記載される構造及びこれらの構造の均等物のみによって限定されるべきである。
本発明に従って、静電気放電から保護される例示的な携帯型電子機器の斜視図である。 図1の携帯型電子機器の平面図である。 図1及び図2の携帯型電子機器における特定の構成部品を示す概略図である。 図1及び図2の携帯型電子機器とともに使用可能なテストストリップを例示した平面図である。 図1及び図2の携帯型電子機器における1つ以上の電子部品を静電気放電から保護するために使用し得る、例示的な絶縁フレームを上側からみた斜視図である。 図5の絶縁フレームを下側からみた斜視図である。 図5の絶縁フレームを上側からみた斜視図であり、絶縁フレームの中央領域に配置され、かつ絶縁フレームの溝で保持された回路基板を含む。 図7の絶縁フレーム及び回路基板を下側からみた斜視図である。 図1及び図2の携帯型電子機器を上側からみた分解斜視図である。 図1及び図2の携帯型電子機器を下側からみた分解斜視図である。 図2の携帯型デバイスの、線10−10に沿った断面図である。 図10の携帯型電子機器の断面図についてその一部を詳細に示す図である。

Claims (20)

  1. 電子機器の少なくとも1つの電子部品を静電気放電から保護するための、電子機器用のハウジングシステムであって、
    前記ハウジングシステムは、
    前記電子機器の1つ以上の部品用の筺体を、少なくとも部分的に画定する第1のハウジング部及び第2のハウジング部と、
    前記第1のハウジング部と前記第2のハウジング部との間の、嵌め合わせエッジ接続部と、
    前記第1のハウジング部及び前記第2のハウジング部とは別の電気絶縁隔壁であって、前記電子部品が前記筺体内に位置される際に、前記嵌め合わせエッジ接続部と前記電子機器の1つ以上の電子部品との間に位置される障壁と、を備えるハウジングシステム。
  2. 前記嵌め合わせエッジ接続部の少なくとも一部分は、前記第2のハウジング部の一部分と重なり合う前記第1のハウジング部の一部分を含む、請求項1に記載のハウジングシステム。
  3. 前記嵌め合わせエッジ接続部の少なくとも一部分は、前記第1のハウジング部と前記第2のハウジング部との間のギャップを含む、請求項1に記載のハウジングシステム。
  4. 前記電気絶縁隔壁は、前記第1のハウジング部と前記第2のハウジング部との間の前記ギャップに隣接して位置される、請求項3に記載のハウジングシステム。
  5. 前記電気絶縁隔壁は可撓性材料を含む、請求項1に記載のハウジングシステム。
  6. 前記第1のハウジング部及び前記第2のハウジング部は熱可塑性材料を含む、請求項1に記載のハウジングシステム。
  7. 前記第1のハウジング部及び前記第2のハウジング部は、少なくとも1ミリメートル当たり20キロボルトの絶縁耐力をもつ、請求項1に記載のハウジングシステム。
  8. 前記筺体内に配置された、電子機器の電子部品をさらに含む、請求項1に記載のハウジングシステム。
  9. 前記電気絶縁隔壁は、前記電子部品を包囲するフレームを含む、請求項8に記載のハウジングシステム。
  10. 前記電子部品が回路基板を含む、請求項9に記載のハウジングシステム。
  11. 前記電子機器は検体測定デバイスを含む、請求項8に記載のハウジングシステム。
  12. 携帯型電子機器であって、
    筺体を少なくとも部分的に画定する第1のハウジング部及び第2のハウジング部と、
    前記第1のハウジング部と前記第2のハウジング部との間の、嵌め合わせエッジ接続部と、
    前記筺体内に位置された電子部品と、
    前記筺体内に位置された電気絶縁フレームであって、少なくとも前記電子部品の一部を包囲して、前記嵌め合わせエッジ接続部と前記電子部品との間の静電気放電障壁を提供する電気絶縁フレームと、を備える携帯型電子機器。
  13. 前記嵌め合わせエッジ接続部の少なくとも一部分は、前記第2のハウジング部の一部分と重なり合う前記第1のハウジング部の一部分を含む、請求項12に記載の携帯型電子機器。
  14. 前記嵌め合わせエッジ接続部の少なくとも一部分は、前記第1のハウジング部と前記第2のハウジング部との間のギャップを含む、請求項12に記載の携帯型電子機器。
  15. 前記電気絶縁フレームは、前記第1のハウジング部と前記第2のハウジング部との間の前記ギャップに隣接して位置される、請求項14に記載の携帯型電子機器。
  16. 前記電子部品が回路基板を含む、請求項12に記載の携帯型電子機器。
  17. 前記回路基板は前記電気絶縁フレームの溝によって少なくとも部分的に支持される、請求項16に記載の携帯型電子機器。
  18. 電子機器の電子部品を静電気放電から保護する方法であって、
    前記電子部品の少なくとも一部分を絶縁フレームで包囲する工程と、
    前記電子部品及びフレームを、ハウジング、すなわち、第1のハウジング部及び第2のハウジング部と、前記第1のハウジング部と前記第2のハウジング部との間の、嵌め合わせエッジ接続部とを備えたハウジングの内側に、少なくとも部分的に収容する工程と、
    前記フレームを前記嵌め合わせエッジ接続部に隣接するように位置させることで、前記嵌め合わせエッジ接続部と前記電子部品との間に静電気放電障壁を設ける工程と、を有する方法。
  19. 前記第1のハウジング部のエッジ部を前記第2のハウジング部のエッジ部と重ね合わせて、前記嵌め合わせエッジ接続部を提供する工程を有する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記電子部品を前記フレームで支持する工程を含む、請求項18に記載の方法。
JP2007086241A 2006-03-31 2007-03-29 携帯型電子機器を静電気放電から保護するためのデバイス及び方法 Expired - Fee Related JP5189306B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/395,025 US7738264B2 (en) 2006-03-31 2006-03-31 Devices and methods for protecting handheld electronic devices from electrostatic discharge
US11/395,025 2006-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007274689A true JP2007274689A (ja) 2007-10-18
JP5189306B2 JP5189306B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=38222570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007086241A Expired - Fee Related JP5189306B2 (ja) 2006-03-31 2007-03-29 携帯型電子機器を静電気放電から保護するためのデバイス及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7738264B2 (ja)
EP (1) EP1841306B1 (ja)
JP (1) JP5189306B2 (ja)
AT (1) ATE524959T1 (ja)
ES (1) ES2370809T3 (ja)
HK (1) HK1109295A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069209A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Olympus Medical Systems Corp カプセル型医療装置およびその製造方法
JP2010145635A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Alpine Electronics Inc ディスプレイ装置の接合構造
US8340732B2 (en) 2010-01-27 2012-12-25 Kyocera Corporation Mobile electronic device

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007113993A1 (ja) * 2006-03-30 2009-08-13 パイオニア株式会社 表示装置
WO2008104823A1 (en) * 2007-03-01 2008-09-04 Nokia Corporation Apparatus comprising an electronics module and method of assembling apparatus
EP3474283A1 (en) * 2007-05-30 2019-04-24 Ascensia Diabetes Care Holdings AG Method and system for managing health data
USD612279S1 (en) 2008-01-18 2010-03-23 Lifescan Scotland Limited User interface in an analyte meter
IL197532A0 (en) 2008-03-21 2009-12-24 Lifescan Scotland Ltd Analyte testing method and system
USD615431S1 (en) 2008-03-21 2010-05-11 Lifescan Scotland Limited Analyte test meter
USD612275S1 (en) 2008-03-21 2010-03-23 Lifescan Scotland, Ltd. Analyte test meter
USD611853S1 (en) 2008-03-21 2010-03-16 Lifescan Scotland Limited Analyte test meter
USD611151S1 (en) 2008-06-10 2010-03-02 Lifescan Scotland, Ltd. Test meter
USD611489S1 (en) 2008-07-25 2010-03-09 Lifescan, Inc. User interface display for a glucose meter
USD611372S1 (en) 2008-09-19 2010-03-09 Lifescan Scotland Limited Analyte test meter
JP2010135639A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Sanyo Electric Co Ltd プリント配線板の支持構造
USD794641S1 (en) * 2009-01-07 2017-08-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device
USD794644S1 (en) * 2009-01-07 2017-08-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device
USD794034S1 (en) * 2009-01-07 2017-08-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device
USD795261S1 (en) * 2009-01-07 2017-08-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device
USD795262S1 (en) * 2009-01-07 2017-08-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device
USD794642S1 (en) * 2009-01-07 2017-08-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device
USD794643S1 (en) * 2009-01-07 2017-08-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device
KR101032252B1 (ko) * 2009-10-23 2011-05-02 삼성전기주식회사 동화상 카메라 및 이를 포함하는 전자장치
JP2011165405A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Canon Inc 電子機器
CN105657101B (zh) * 2016-03-18 2018-03-02 广东欧珀移动通信有限公司 一种壳体的净空区域的加工方法、壳体和移动终端
WO2022152560A1 (en) * 2021-01-14 2022-07-21 Covestro Deutschland Ag Easily recyclable thermoplastic housing
USD1031461S1 (en) * 2023-12-12 2024-06-18 Shenzhen Wang An Technology Co., Ltd. Radiation detector

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417320Y2 (ja) * 1974-09-20 1979-07-04
JPS5811276U (ja) * 1982-01-29 1983-01-25 株式会社リコー 高電圧部品注型用ケ−ス
JPS61835A (ja) * 1984-06-13 1986-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd カ−トリツジ装置
JPS61991A (ja) * 1984-06-13 1986-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd カ−トリツジ装置
JPH0240235B2 (ja) * 1985-12-25 1990-09-10 Meisei Electric Co Ltd
JPH06251180A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Nippondenso Co Ltd 携帯型情報読取り装置
JPH0720975Y2 (ja) * 1989-07-27 1995-05-15 シャープ株式会社 電話機の静電気破壊防止装置
JPH0742253U (ja) * 1993-12-27 1995-07-21 株式会社東芝 マイクロホン内蔵の卓上形音響機器
US5682299A (en) * 1995-06-06 1997-10-28 Norand Corporation PCMCIA module having multiple point grounding
JP3062355U (ja) * 1999-03-23 1999-10-08 株式会社クリエイトジャパン 保護プレ―ト
JP2003046267A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路基板保護カバーおよび回路基板保護カバーを用いた回路基板保護方法
JP3097477U (ja) * 2002-09-23 2004-01-29 宏達國際電子股▲ふん▼有限公司 静電放電防護機能付きハンドヘルド機器

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5124889A (en) * 1990-04-24 1992-06-23 Motorola, Inc. Electromagnetic shielding apparatus for cellular telephones
US5235492A (en) * 1990-04-24 1993-08-10 Motorola, Inc. Electromagnetic shielding apparatus for cellular telephones
US5206796A (en) 1991-03-11 1993-04-27 John Fluke Mfg. Co. Inc. Electronic instrument with emi/esd shielding system
JP3070196B2 (ja) * 1991-11-25 2000-07-24 ソニー株式会社 電子機器筐体
US5383097A (en) * 1993-10-27 1995-01-17 Welch Allyn, Inc. Conductive path ESD shield
US5418693A (en) * 1994-01-11 1995-05-23 Delco Electronics Corporation Electrostatic discharge protection for instrument cluster
FR2737068B1 (fr) * 1995-07-18 1997-10-03 Alcatel Mobile Comm France Appareil de communication avec protection electrostatique
DE19601650A1 (de) * 1996-01-18 1997-07-24 Telefunken Microelectron Anordnung zum Schutz elektrischer und elektronischer Bauelemente vor elektrostatischen Entladungen
US5708247A (en) * 1996-02-14 1998-01-13 Selfcare, Inc. Disposable glucose test strips, and methods and compositions for making same
US5673181A (en) * 1996-04-23 1997-09-30 Hsu; Fu-Yu IC card assembly
JP2806901B2 (ja) * 1996-08-08 1998-09-30 静岡日本電気株式会社 電子機器筐体
US6046051A (en) * 1997-06-27 2000-04-04 Hemosense, Inc. Method and device for measuring blood coagulation or lysis by viscosity changes
US6166324A (en) * 1998-08-06 2000-12-26 Methode Electronics, Inc. PC card housing with insulative cover and ground feature
US6532152B1 (en) * 1998-11-16 2003-03-11 Intermec Ip Corp. Ruggedized hand held computer
US6088231A (en) * 1999-03-03 2000-07-11 Methode Electronics, Inc. RF and EMI shield
US6733655B1 (en) 2000-03-08 2004-05-11 Oliver W. H. Davies Measurement of substances in liquids
CZ20023249A3 (cs) 2000-03-28 2003-08-13 Diabetes Diagnostics, Inc. Rychle reagující elektrochemický senzor pro monitorování hladiny glukózy
US6241537B1 (en) * 2000-05-18 2001-06-05 Palm, Inc. ESD protective connector apparatus
US6621000B2 (en) * 2001-08-21 2003-09-16 Dell Products L.P. Perforated EMI gasket
WO2003030610A1 (en) * 2001-10-02 2003-04-10 Parker Hannifin Corporation Emi shielding gasket construction
US6674652B2 (en) * 2002-01-29 2004-01-06 3Com Corporation Integrated shield wrap
DE10228633B4 (de) * 2002-06-26 2006-12-21 Fujitsu Siemens Computers Gmbh Vorrichtung zum Schutz vor elektrostatischer Entladung und elektromagnetischer Einflüsse
US6859351B2 (en) * 2002-08-09 2005-02-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Electrostatic discharge protection
TWI266597B (en) * 2005-09-27 2006-11-11 Delta Electronics Inc Electronic apparatus capable of dissipating heat uniformly

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417320Y2 (ja) * 1974-09-20 1979-07-04
JPS5811276U (ja) * 1982-01-29 1983-01-25 株式会社リコー 高電圧部品注型用ケ−ス
JPS61835A (ja) * 1984-06-13 1986-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd カ−トリツジ装置
JPS61991A (ja) * 1984-06-13 1986-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd カ−トリツジ装置
JPH0240235B2 (ja) * 1985-12-25 1990-09-10 Meisei Electric Co Ltd
JPH0720975Y2 (ja) * 1989-07-27 1995-05-15 シャープ株式会社 電話機の静電気破壊防止装置
JPH06251180A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Nippondenso Co Ltd 携帯型情報読取り装置
JPH0742253U (ja) * 1993-12-27 1995-07-21 株式会社東芝 マイクロホン内蔵の卓上形音響機器
US5682299A (en) * 1995-06-06 1997-10-28 Norand Corporation PCMCIA module having multiple point grounding
JP3062355U (ja) * 1999-03-23 1999-10-08 株式会社クリエイトジャパン 保護プレ―ト
JP2003046267A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路基板保護カバーおよび回路基板保護カバーを用いた回路基板保護方法
JP3097477U (ja) * 2002-09-23 2004-01-29 宏達國際電子股▲ふん▼有限公司 静電放電防護機能付きハンドヘルド機器
US20040057218A1 (en) * 2002-09-23 2004-03-25 James Wu Handheld device with electrostatic discharge protection

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069209A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Olympus Medical Systems Corp カプセル型医療装置およびその製造方法
US8460174B2 (en) 2008-09-22 2013-06-11 Olympus Medical Systems Corp. Capsule medical apparatus with board-separation keeping units
JP2010145635A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Alpine Electronics Inc ディスプレイ装置の接合構造
US8340732B2 (en) 2010-01-27 2012-12-25 Kyocera Corporation Mobile electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
ATE524959T1 (de) 2011-09-15
EP1841306A1 (en) 2007-10-03
EP1841306B1 (en) 2011-09-14
ES2370809T3 (es) 2011-12-22
JP5189306B2 (ja) 2013-04-24
US7738264B2 (en) 2010-06-15
US20070230155A1 (en) 2007-10-04
HK1109295A1 (en) 2008-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5189306B2 (ja) 携帯型電子機器を静電気放電から保護するためのデバイス及び方法
KR102536892B1 (ko) 핸드헬드 전자 장치
CN209201109U (zh) 电子设备
US8774876B2 (en) Mobile electronic device
US7991147B2 (en) Handset device with laminated architecture
US20080037771A1 (en) Handset device with audio porting
CN205375505U (zh) 指纹传感器模块
US8482697B2 (en) Protecting module and portable electronic device using the same
US20080037765A1 (en) Handset keypad
US20110247924A1 (en) Key button mechanism and electronic device using the same
BR102012004456A2 (pt) estrutura de antena de méltiplos elementos com substratos enrolados
CN108600425B (zh) 显示屏组件及电子设备
US11126231B2 (en) Display device and grounding device thereof
US11689834B2 (en) Portable electronic device
US20160188058A1 (en) Touch device utilizing metal mesh as touch sensor
EP3467701B1 (en) Fingerprint module and electronic device
US20110182022A1 (en) Waterproof casing with multiple isolated compartments
US8808895B2 (en) Battery protection structures
JP4617988B2 (ja) スイッチシート及び携帯端末
JP2010011241A (ja) 携帯電子機器
JP2011071827A (ja) 携帯電子機器
CN217640581U (zh) 显示装置及具有其的终端设备
RU2788435C2 (ru) Оптический элемент, система и способ мониторинга оптического элемента, активный светоизлучающий модуль и оконечное устройство
JP2008113217A (ja) 電子機器
KR20080032842A (ko) 평판표시패널을 구비한 전자기기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5189306

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees