JP2007274317A - パッチアンテナ及び受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易且つ低廉な構成によってパッチアンテナの実装ばらつきを低減させることができ、周波数特性の変動が小さいといった精度の良いパッチアンテナ及び該パッチアンテナを用いた受信装置を提供することを目的とする。さらに、実装も容易にすることのできるパッチアンテナ及び該パッチアンテナを用いた受信装置も提供する。
【解決手段】誘電体101の片面に放射電極102を他面に第1の接地導体103を形成し、前記第1の接地導体103に第2の接地導体106が接合されたパッチアンテナ10において、前記誘電体101は少なくとも2つのピン挿入部を有し、前記ピン挿入部のうち少なくとも一つに給電ピン105を配置するとともに、他の前記ピン挿入部に前記第1の接地導体103と導通する接地導体ピン1を配置し、該接地導体ピン1と前記給電ピン105は平行線路を成すことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、パッチアンテナ及び受信装置におけるアンテナ部とその下面に配置された接地導体との接続構造及び受信した電波の伝播に関する。
特許文献1に記載されているような一般的なパッチアンテナ100の斜視図を図7に、図7中のXY断面における断面図を図8に示す。このパッチアンテナ100は、誘電体101と放射電極102と第1の接地導体103とピン挿入部104とから成るアンテナ部110と、給電ピン105と、第2の接地導体106と、同軸外導体108と、同軸中心導体109とから構成されている。
ここで、誘電体101の片側(上面)に放射電極102が、もう片側(下面)に第1の接地導体103が形成されている。一般にこの構成によるアンテナ部110が量産され、市販されている。そして、第1の接地導体103には半田107aなどを用いて第2の接地導体106が溶着されている。
また、誘電体101は、ピン挿入部104を有している。このピン挿入部104は貫通孔であり、誘電体101と放射電極102と第1の接地導体103とを貫通している。さらに、第2の接地導体106も、給電ピン105が挿入できるような貫通孔を有している。
給電ピン105は、棒状の導体であり、放射電極102及び同軸中心導体109と導通している。この給電ピン105は、ピン挿入部104に挿入されており、また同軸中心導体109が半田107bにより先端に溶着されている。したがって、給電ピン105は、放射電極102及び同軸中心導体109と導通され、先に設けられる回路基板などに受信した電波を伝播できる。
続いて、給電経路及びグラウンド電流の経路について説明する。
給電経路は放射電極102上から給電ピン105を介して、同軸中心導体109を通る経路である。また、グラウンド電流は給電ピン105近傍の最も導通が良いところを流れようとする。したがって、グラウンド電流は図8中の矢印で示した経路を流れ、第1の接地導体103から半田107aを介して第2の接地導体106を流れ、続いて同軸外導体108を流れる。ここで、同軸中心導体109は給電ピン105に、同軸外導体108は第2の接地導体106にそれぞれ半田107bなどにより溶着されている。
次に、特許文献2に記載されているようなパッチアンテナ200の斜視図を図9に、図9中のXY断面における断面図を図10に示す。このパッチアンテナ200は、前述した特許文献1に記載のパッチアンテナ100の構成に加え、複数の第2の接地導体106(106a及び106b)と、導体壁200を備えることでチョーク構造を形成している。このように、第2の接地導体106a及び第2の接地導体106b間に電磁波の反射波に共振するような導体壁120を設けることで、パッチアンテナ200の裏面からの入射波に対する感度を抑圧することができ、耐マルチパス性能の効果をより得ることが可能になっている。なお、ここでは該チョーク構造の詳細な説明は省略する。
ここで、パッチアンテナ200の実装手順を図10を参照しながら説明する。
前述した特許文献1に記載のパッチアンテナ100の構成において、まず第2の接地導体106aに電磁波の反射波を共振するような導体壁120を取り付ける。続いて、導体壁120に開けられている穴から、第2の接地導体106aに溶着されている同軸外導体108及び同軸中心導体109を抜き出し、半田などにより第2の接地導体106bと溶着させる。そして、同軸外導体108及び同軸中心導体109を導体壁120内部に収納させながら、導体壁120と第2の接地導体版106bをボルトとナットなどで接合することにより、パッチアンテナ200は実装される。
特開2002−353730号 特開2000−77930号
しかしながら、特許文献1に記載のパッチアンテナ100の場合、第1の接地導体103と第2の接地導体106を溶着する際に半田107aの溶接箇所が異なってしまうことがあった。この半田107aの溶接箇所の違いなどの実装ばらつきにより、第1の接地導体103と第2の接地導体106との電気的接触具合に差異が生じ、グラウンド電流の経路にばらつきが起こるという問題点を有していた。さらに、このようなグラウンド電流の経路のばらつきは、インピーダンスをばらつかせ、パッチアンテナの周波数特性を変動させてしまうという問題にも繋がっていた。
ところで、第1の接地導体103と第2の接地導体106との接合には、半田107aに替えてボルトとナットなどを用いることもできる。しかし、ボルトとナットを用いた場合、第1の接地導体103と第2の接地導体106の接合面の形状が均一に平らではない。したがって、使用される各パッチアンテナにおいて、接合面の接触具合に差異があり、グラウンド電流の経路がばらつくことや想定外の経路となるという問題点があった。
さらに、特許文献2に記載のパッチアンテナ200の場合、同軸外導体108や同軸中心導体109を第2の接地導体106aと第2の接地導体106bの間で且つ導体壁120の内部に実装しなければならなかった。この実装をするために、図10に示し前述したような実装手順を踏まなければならず、製造上煩雑な作業が強いられるという問題点があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、簡易且つ低廉な構成によってパッチアンテナの実装ばらつきを低減させることができ、周波数特性の変動が小さいといった精度の良いパッチアンテナ及び該パッチアンテナを用いた受信装置を提供することを目的とする。さらに、実装も容易にすることのできるパッチアンテナ及び該パッチアンテナを用いた受信装置も提供する。
前記課題を解決するために本発明におけるパッチアンテナは、誘電体の片面に放射電極を他面に第1の接地導体を形成し、前記第1の接地導体に第2の接地導体が接合されたパッチアンテナにおいて、前記誘電体は少なくとも2つのピン挿入部を有し、前記ピン挿入部のうち少なくとも一つに給電ピンを配置するとともに、他の前記ピン挿入部に前記第1の接地導体と導通する接地導体ピンを配置し、該接地導体ピンと前記給電ピンは平行線路を成すことを特徴とする。
さらに、前述のパッチアンテナにおいて、前記接地導体ピンが配置されたピン挿入部は貫通孔であり前記放射電極の電極を取り除いた箇所に形成されることを特徴とする。或いは、前記接地導体ピンが配置されたピン挿入部は凹穴であることを特徴とする。
さらに、前述のパッチアンテナにおいて、前記接地導体ピンが配置されたピン挿入部はスルーホールであることを特徴とする。或いは、前記接地導体ピンが配置されたピン挿入部はネジ穴であることを特徴とする。
また、本発明における受信装置は、パッチアンテナを備え、前記パッチアンテナは誘電体の片面に放射電極を他面に第1の接地導体を形成し、前記第1の接地導体に第2の接地導体が接合されたものであり、前記誘電体が少なくとも2つのピン挿入部を有し、前記ピン挿入部のうち少なくとも一つに給電ピンを配置するとともに、他の前記ピン挿入部に前記第1の接地導体と導通する接地導体ピンを配置し、該接地導体ピンと前記給電ピンは平行線路を成すことを特徴とする。
以上のような構成により、グラウンド電流の経路となる接地導体ピンを設けることで、グラウンド電流の経路をばらつかせなくすることができる。したがって、パッチアンテナの周波数特性の変動を小さくすることができる。また、第1の接地導体と第2の接地導体とをボルトとナットにより接合できることや、同軸外導体といったケーブルを実装する必要がなくなることにより、パッチアンテナを従来よりも簡易に実装することができる。
さらに、アンテナ部と第2の接地導体を複数のピンによって支持及び接合することができるため、構造上より安定させることができる。さらに、同軸外導体や同軸中心導体といったケーブルでなく、給電ピンや接地導体ピンのような棒状導体を用いることにより、給電経路及びグラウンド電流の経路を最短距離にすることができるため、従来よりも電波損失を少なくすることができる。さらに、これらのピンの位置関係によって、インピーダンスなどを決定することもできるので、パッチアンテナの周波数特性をより簡易に設定することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1によるパッチアンテナ10の斜視図であり、図2は、図1中のXY断面における断面図である。
パッチアンテナ10は、誘電体101と放射電極102と第1の接地導体103とピン挿入部104とからなるアンテナ部110と、給電ピン105と、接地導体ピン1と、第2の接地導体106とから構成される。
ここで、誘電体101の片面(上面)に放射電極102が、もう片面(下面)に第1の接地導体103が形成されている。そして、第1の接地導体103に半田107を用いて第2の接地導体106が溶着されている。
また、誘電体101は、3つのピン挿入部104を有している。これらピン挿入部104は、貫通孔であり、中央に位置するピン挿入部104aは、誘電体101と放射電極102と第1の接地導体103とを貫通している。残りの両端に位置する2つのピン挿入部104bは、放射電極102が取り除かれた箇所2に設けられ、誘電体101と第1の接地導体103とを貫通している。さらに、これらピン挿入部104には、後述する給電ピン105及び接地導体ピン1が固着されるようにスルーホールを形成している。
さらに、第2の接地導体106も、給電ピン105及び接地導体ピン1が挿入できるような貫通孔を有している。この貫通孔はそれぞれのピンに対して設けてもよく、また複数のピンを挿入できるように設けても良い。なお、この貫通孔は少なくとも給電ピン105と第2の接地導体106とが導通しないように設けられている。また、本発明の実施の形態1において、第2の接地導体106と接地導体ピン1は接合していないが、これらは接合していても良い。
給電ピン105は、棒状の導体であり、放射電極102と導通している。この給電ピン105は、中央に位置するピン挿入部104aに挿入されており、放射電極102と導通している。
接地導体ピン1は、棒状の導体であり、第1の接地導体103と導通している。この接地導体ピン1は、両端に位置する(放射電極102が取り除かれている箇所2に位置する)ピン挿入部104bに挿入されており、スルーホールと半田などにより固着されることで、第1の接地導体103と導通している。以上のような構成により、後述するようにグラウンド電流の経路となる接地導体ピン1を設けることで、グラウンド電流の経路をばらつかせなくすることができる。なお、本発明の実施の形態1において、接地導体ピン1と第2の接地導体ピン106は接合していないが、これらは接合していても良い。
続いて、給電経路及びグラウンド電流の経路について説明する。
給電経路は放射電極102上から給電ピン105を通る。また、グラウンド電流は給電ピン105近傍の最も導通が良いところを流れようとするため接地導体ピン1を流れる。したがって、実装ばらつきなどによるパッチアンテナの周波数特性の変動を小さくすることができる。
次に、接地導体ピン1の実装方法を図3を参照しながら説明する。
まず、誘電体101にピン挿入部104bを形成する。このピン挿入部104bは、放射電極102が取り除かれた箇所2に設けられ、誘電体101と第1の接地導体103と第2の接地導体106とを貫通している。さらに、貫通されているピン挿入部104bにスルーホールを形成する。
そして、接地導体ピン1を上部からピン挿入部1に挿入する。そして、この挿入された接地導体ピン1を半田によりスルーホールと固着させる。以上のような実装方法で、同軸外導体といったケーブルをパッチアンテナに実装するよりも簡易にグラウンド電流の経路となるものを実装することができる。
さらに他の特徴として、給電ピン105と接地導体ピン1は平行線路を形成している。この平行線路によって、アンテナ部110と第2の接地導体106とを支持及び接合することもできるため、構造上より安定させることができる。さらに、同軸外導体や同軸中心導体といったケーブルでなく、給電ピン105や接地導体ピン1といった棒状導体を用いることにより、給電経路及びグラウンド電流経路を最短距離にすることができるため従来よりも損失が少なくなる。この意味からも、パッチアンテナの周波数特性の精度は向上する。
また、この挿入された給電ピン105と接地導体ピン1との距離や位置関係によって、インピーダンスなどを決定することもできるので、パッチアンテナ10の周波数特性をより簡易に設定することができる。そのため、放射電極102の電極を取り除いた箇所2は、給電ピン105と接地導体ピン1との距離や位置関係に基づいて、パッチアンテナ10の周波数特性が所望のものとなるところに設ければよい。なお、パッチアンテナ10の周波数特性は上述の距離や位置関係以外にも、給電ピン105及び接地導体ピン1の素材の種類や太さ、数などからも決定することができる。
以上のような構成により、グラウンド電流の経路となる接地導体ピンを設けることで、グラウンド電流の経路をばらつかせなくすることができる。したがって、パッチアンテナの周波数特性の変動を小さくすることができる。また、このグラウンド電流の経路となるものを、同軸外導体といったケーブルをパッチアンテナに実装するよりも簡易に実装することができる。
さらに、接地導体ピン1と第2の接地導体106が接合されている時には、アンテナ部と第2の接地導体を複数のピンによって支持及び接合することができるため、構造上より安定させることができる。さらに、同軸外導体や同軸中心導体といったケーブルでなく、給電ピンや接地導体ピンのような棒状導体を用いることにより、給電経路及びグラウンド電流の経路を最短距離にすることができるため、従来よりも電波損失を少なくすることができる。さらに、これらのピンの位置関係によって、インピーダンスなどを決定することもできるので、パッチアンテナの周波数特性をより簡易に設定することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2を図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態2によるパッチアンテナ20の構成の一例を示す断面図である。また、本発明の実施の形態2によるパッチアンテナ20は、実施の形態1によるパッチアンテナ10と、第2の接地導体106を複数備えている(106a及び106b)点で異なる。
パッチアンテナ20は、誘電体101と放射電極102と第1の接地導体103とピン挿入部104とからなるアンテナ部110と、給電ピン105と、接地導体ピン1と、第2の接地導体106と導体壁120とから構成される。
ここで、第2の接地導体106は2つが並列して設けられている。さらに、これら第2の接地導体106aと第2の接地導体106bとの間に導体壁120が設けられている。また、これら第2の接地導体106a及び第2の接地導体106b及び導体壁120は、給電ピン105及び接地導体ピン1が挿入できるように貫通孔が設けられている。ここで、この第2の接地導体106aと第2の接地導体106bと導体壁120とから成るチョーク構造は、特許文献2に記載されているような電磁波の反射波に共振する構造となっており、パッチアンテナ20の裏面からの入射波に対する感度を抑圧している。
給電ピン105は、棒状の導体であり、放射電極102と導通している。この給電ピン105は、中央に位置するピン挿入部104aに挿入されており、放射電極102と導通している。
接地導体ピン1は、棒状の導体であり、第1の接地導体103と導通している。この接地導体ピン1は、両端に位置する(放射電極102が取り除かれている箇所2に位置する)ピン挿入部104bに挿入されており、スルーホールと半田などにより固着されることで、第1の接地導体103と導通している。
以上のような構成により、第2の接地導体が複数ある場合でも、実施の形態1における効果に加えて、給電経路及びグラウンド電流の経路となるものの実装をより一層簡易にすることができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3を図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態2と同様の構成については説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態3によるパッチアンテナ30の構成の一例を示す断面図である。また、本発明の実施の形態3によるパッチアンテナ30は、実施の形態2によるパッチアンテナ20と、第1の接地導体103と第2の接地導体106aの接合方法を異にする。
本発明の実施の形態3によるパッチアンテナ30は、第1の接地導体103と第2の接地導体106aをボルトとナット121を用いて接合している。従来の構成では、該接合をボルトとナットで接合すると接合面の形状に起因してグラウンド電流の経路が大きくばらつくため、図8に示すように半田107aを用いて第1の接地導体103と第2の接地導体106aとは溶着されていた。しかし、接地導体ピン1を設けたことによって、グラウンド電流の経路は接地導体ピン1を通る経路となるため、接合面の接触具合に差異があっても第1の接地導体103と第2の接地導体106aとをボルトとナット121で接合することができる。
以上のような構成で、第1の接地導体と第2の接地導体とをボルトとナットにより接合することができるため、従来よりも簡易にパッチアンテナを実装することができる。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4を図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。
なお、図6は、本発明の実施の形態3によるパッチアンテナ40の構成の一例を示す断面図である。また、図6に示すように、本発明の実施の形態3によるパッチアンテナ30は、実施の形態1によるパッチアンテナ10と、ピン挿入部104bの形状、及び接地導体ピン1の接合方法を異にする。
図6に示すように、ピン挿入部104bは凹穴であり、誘電体101の下面側から中部までと第1の接地導体103に穴があけられている。さらに、ピン挿入部104bにはネジ切りがされており、ピン挿入部104bと接地導体ピン1は螺合している。
また、接地導体ピン1は棒状の導体であり、第1の接地導体103と導通している。さらに、この接地導体ピン1にはネジ山が設けられている。したがって、ピン挿入部104bと接地導体ピン1は雌ネジと雄ネジの関係にあり、接地導体ピン1とピン挿入部104bは螺合している。
以上のような構成により、実施の形態1における効果に加えて、放射電極の一部を取り除くことなく接地導体ピンを実装することができる。また、ネジ形状を利用した実装であるため接地導体ピンの取り外し、交換などを容易に行うことができる。
最後に、本発明におけるパッチアンテナは、該パッチアンテナが受信した信号を利用する受信装置に実装される。例えば、この受信装置はインマルサットに用いられる受信機やGPSコンパスなどである。
本発明の実施の形態1によるパッチアンテナの構成の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1によるパッチアンテナの構成の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1による接地導体ピンの実装方法の一例を表す図である。 本発明の実施の形態2によるパッチアンテナの構成の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態3によるパッチアンテナの構成の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態4によるパッチアンテナの構成の一例を示す断面図である。 パッチアンテナの構成の従来例の一例を示す斜視図である。 パッチアンテナの構成の従来例の一例を示す断面図である。 パッチアンテナの構成の従来例の一例を示す斜視図である。 パッチアンテナの構成の従来例の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 接地導体ピン
2 電極を取り除いた箇所
10 パッチアンテナ
20 パッチアンテナ
30 パッチアンテナ
40 パッチアンテナ
100 パッチアンテナ
101 誘電体
102 放射電極
103 第1の接地導体
104 ピン挿入部
105 給電ピン
106 第2の接地導体
107 半田
108 同軸外導体
109 同軸中心導体
110 アンテナ部
120 導体壁
121 ボルトとナット
200 パッチアンテナ

Claims (6)

  1. 誘電体の片面に放射電極を他面に第1の接地導体を形成し、前記第1の接地導体に第2の接地導体が接合されたパッチアンテナにおいて、
    前記誘電体は少なくとも2つのピン挿入部を有し、
    前記ピン挿入部のうち少なくとも一つに給電ピンを配置するとともに、他の前記ピン挿入に前記第1の接地導体と導通する接地導体ピンを配置し、
    該接地導体ピンと前記給電ピンは平行線路を成すことを特徴とするパッチアンテナ。
  2. 前記接地導体ピンが配置されたピン挿入部は貫通孔であり前記放射電極の電極を取り除いた箇所に形成されることを特徴とする請求項1に記載のパッチアンテナ。
  3. 前記接地導体ピンが配置されたピン挿入部は凹穴であることを特徴とする請求項1に記載のパッチアンテナ。
  4. 前記接地導体ピンが配置されたピン挿入部はスルーホールであり前記接地導体ピンと前記ピン挿入部は半田により溶着されることを特徴とする請求項1又は2に記載のパッチアンテナ。
  5. 前記接地導体ピンが配置されたピン挿入部はネジ穴であり前記接地導体ピンと前記ピン挿入部は螺合されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のパッチアンテナ。
  6. パッチアンテナを備えた受信装置において、
    前記パッチアンテナは誘電体の片面に放射電極を他面に第1の接地導体を形成し、前記第1の接地導体に第2の接地導体が接合されたものであり、
    前記誘電体が少なくとも2つのピン挿入部を有し、
    前記ピン挿入部のうち少なくとも一つに給電ピンを配置するとともに、他の前記ピン挿入部に前記第1の接地導体と導通する接地導体ピンを配置し、
    該接地導体ピンと前記給電ピンは平行線路を成すことを特徴とする受信装置。
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