JP4259460B2 - 発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード付マイクロストリップアンテナに関し、特にノンストップ自動料金収受システム(Electronic Toll Collection System;以下、ETCと表示する) の車載器に使用される発光ダイオード付マイクロストリップアンテナに関する。
ETC車載器に使用されるアンテナとして発光ダイオード付マイクロストリップアンテナが知られている。このマイクロストリップアンテナに設けられる発光ダイオードは動作の正常、異常、警告等を表示するためのものである。
図17は従来の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの一例の斜視図である。同図を参照すると、従来の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ101はプリント基板45を用いて構成されている。そのプリント基板45の表面11には放射素子12と、発光ダイオード(以下、LEDと表示する)51と、スルーホール52と、4分の1波長のマイクロストリップ線路53と、ランド54と、変成器55とが配置され、裏面17にはグラウンド導体(不図示)が配置されている。ランド54は裏面17のグラウンド導体とスルーホール52を介して接続されている。
このLED51、スルーホール52、4分の1波長のマイクロストリップ線路53、ランド54および変成器55とでLED回路が構成される。LED回路はマイクロ波信号の影響を排除し、LED51の駆動に必要な直流電圧のみをLED51に供給するための回路である。
このLED回路は使用周波数の波長の4分の1の長さのインピーダンス変成器55を有している。インピーダンス変成器55の線路幅は0.2mm程度の細さとなっており、特性インピーダンスは数百オーム程度のマイクロストリップ線路になっている。
変成器55の先には50オーム程度のマイクロストリップ線路53が、波長の4分の1の長さで構成されている。また、変成器55と4分の1波長の長さのマイクロストリップ線路53の接続部にはLED51が設けられている。また、LED51の一方の端子は接続部へ、もう一方の端子はランド54へ接続されている。
一方、マイクロストリップ線路53を介して、放射素子12の端部に設けた給電点14より給電が行われる。
図18および図19は従来の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの他の一例の斜視図、図20は同アンテナの断面図である。図18は同アンテナの表面を示し、図19は裏面を示している。
図18〜図20を参照すると、従来の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの他の一例は第一層と、第二層と、第三層とから構成される。第一層には放射素子62が形成され、第二層にはグラウンド導体66が形成され、第三層にはマイクロストリップ線路55と、LED51を含むLED回路と、ランド57とが形成されている。
放射素子62の中心部から所定距離離れた位置(オフセットした位置)にスルーホー64が設けられている。そのスルーホール64は第三層へ接続される。グラウンド導体66のスルーホール64の位置には、円形の切り欠き68があり、スルーホール64とは電気的に絶縁されている。
マイクロストリップ線路55はスルーホール64へ接続される。LED51を含むLED回路は前述の従来例LED回路(図17参照)と同様の構成となっている。
LED回路のランド57は第二層のグラウンド導体66とスルーホール52を介して接続されている。
一方、他の従来技術の一例としてフォトダイオードを半導体基板の開口部に配置した電磁波発生装置が開示されている(特許文献1参照)。これは、フォトダイオードにレーザ光を照射し、発生した電気信号をパッチアンテナに供給するというものである。
また、他の従来技術の一例としてプリントアンテナにLEDを配置したプリントアンテナ基板が開示あれている(特許文献2参照)。
また、一般的なマイクロストリップアンテナの放射素子の一例が開示されている(非特許文献1参照)。
特開2002−246838号公報(段落0012,0013、図2(a)) 特開2004−36370号公報(段落0007、図1) 羽石操、"小型・平面アンテナ"、電子情報通信学会、平成8年8月10日、p142図5.1、p146図5.4
しかし、従来のマイクロストリップアンテナは、LEDを搭載するためにプリント基板上にLED回路を付加する必要があった。このLED回路を付加するためには、その分だけプリント基板の面積を広くするか(図17参照)、あるいはプリント基板の層数を増やし、2層から3層以上にする必要があった(図18〜20参照)。
このため、従来のマイクロストリップアンテナは、プリント基板のコスト増大およびアンテナの大型化を招くという問題があった。
一方、特許文献1記載の技術はフォトダイオードを搭載する技術であり、発光させることを目的とする発光ダイオードを搭載する技術とは目的、構成および効果が全く異なる技術であり、上記課題を解決する手段は開示されていない。
また、特許文献2記載の技術はLEDを駆動するためのLED回路については全く触れておらず、その目的、構成および効果が本発明と全く異なる技術であり、上記課題を解決する手段は開示されていない。
さらに、非特許文献1にも上記課題を解決する手段は開示されていない。
そこで本発明の目的は、プリント基板の面積および層数を増やすことなく実現が可能な発光ダイオード付マイクロストリップアンテナを提供することにある。
前記課題を解決するために本発明による発光ダイオード付マイクロストリップアンテナは、放射素子と、前記放射素子と対向するグラウンド導体と、前記放射素子または前記グラウンド導体上に設けられる発光ダイオードとを含む発光ダイオード付マイクロストリップアンテナであって、前記発光ダイオードは、前記放射素子が共振したとき前記放射素子と前記グラウンド導体との電位差が最小となる部位において一方の端子が前記放射素子と接続され、他方の端子が前記グラウンド導体と接続されることを特徴とする。
本発明によれば、前記放射素子が共振したとき前記放射素子と前記グラウンド導体との電位差が最小となる部位において発光ダイオードを接続したため、発光ダイオード駆動用の回路(LED回路)は不要となる。
本発明によれば、発光ダイオードは放射素子が共振したとき放射素子とグラウンド導体との電位差が最小となる部位において放射素子およびグラウンド導体と接続される構成であるため、発光ダイオードに給電ケーブルまたはマイクロストリップ線路を介して直流電圧を印加することにより発光ダイオードを発光させることが可能となる。したがって、発光ダイオード駆動用の回路(LED回路)は不要となり、プリント基板の面積および層数を増やすことのない発光ダイオード付マイクロストリップアンテナが得られる。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら説明する。
図1および図2は本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第1実施例の斜視図、図3は同実施例の断面図である。図1は同アンテナの表面を、図2は裏面を表示している。
図1を参照すると、発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ1はプリント基板45で構成されており、そのプリント基板45上には放射素子12と、スルーホール13と、給電点14とが配置されている。
プリント基板45の誘電体の材質は、一例としてガラスエポキシ樹脂、PTFE(Poly Tetra Fluoro Ethylene)樹脂などが使用される。プリント基板45の一辺の大きさは、使用周波数における半波長程度である。
プリント基板45の表面11にはマイクロ波信号を送受信する放射素子12がエッチングにより形成されている。放射素子12の形状はほぼ正方形であり、4つの角のうち対向する2つの角は面取りした切り欠き16に形成されている。この切り欠き16は、円偏波のマイクロ波信号を送受信するために形成されている。
放射素子12の一辺の大きさは、プリント基板45の誘電体の誘電率と、厚さに依存し、所定の大きさとなる。例えば、ガラスエポキシ樹脂の場合は使用波長の25%程度の大きさであるが、PTFE樹脂の場合は35%程度である。
放射素子12の中心部から所定距離離れた位置(オフセットした位置)に給電点14が形成される。給電点14には同軸ケーブルの中心導体を通せるほどの小さな貫通穴(不図示)を形成し、貫通穴には裏面より同軸ケーブルの中心導体が挿入されている。中心導体の先端は放射素子12と半田付け15され、両者は電気的に導通している。また、放射素子12の中心部にはスルーホール13が形成されている。
図2および図3を参照すると、プリント基板45の裏面17にはグラウンド導体18と、発光ダイオード(LED)19と、ランド26と、同軸ケーブル22とが設けられている。
グラウンド導体18はプリント基板45の裏面17全面を覆っており、ランド26はその中心部に設けられ、同軸ケーブル22の貫通穴の周囲には切り欠き25が形成されている。
ランド26はグラウンド導体18を細いギャップ20を介して形成される。また、スルーホール13はプリント基板表面11の放射素子12と、プリント基板裏面11に形成されたランド26とを導通させている。
また、同軸ケーブル22の外導体24はプリント基板裏面17のグラウンド導体18と半田付け23される。中心導体21は貫通穴を介してプリント基板45の表面11の放射素子12とはんだ付け15される。
LED19はランド26とグラウンド導体18との間に構成される。LED19のアノード端子19aはランド26に接続されている。LED19のカソード端子19bはグラウンド導体18に接続されている。LED19は通常、機械搭載によりに実装される。
次に、本実施例の動作をLED19の動作とアンテナの動作とに分けて説明する。まず、LED9の動作について説明する。
同軸ケーブル22に、LED19を発光させるための直流電圧が印加される。例えば、定格の準電流20mAの発光ダイオードの場合は約2.2v程度の電圧が印加される。印加された直流電圧は、放射素子12、スルーホール13、ランド26を介して、LED19のアノード端子19aに印加される。LED19のアノード端子19aには所定の電圧が印加されるので、LED19には直流電流が流れ、発光する。
次に、アンテナとしての動作を送信の場合のマイクロ波信号の流れに沿って説明する。同軸ケーブル22より使用周波数のマイクロ波信号が入力される。例えば、ETCシステムであれば、5.8GHz付近のマイクロ波信号が使用される。
マイクロ波信号は同軸ケーブル22の中心導体21よりプリント基板表面11に給電され、使用周波数にて放射素子12が共振し、放射素子12より電波となって送信される。
本実施例においては、電波は円偏波を放射する。放射素子12が使用周波数で共振したとき、放射素子12の中心部付近の電圧は0vであり、プリント基板裏面17との電位差はほとんどない。
従って、LED19の放射素子12と接続されるアノード端子19aと、グラウンド導体18と接続されるカソード端子19bとの間には電位差はほとんど生じない。
LED19の使用周波数におけるインピーダンスは、LED19に印加される直流電圧によって生じる直流電流の大きさによって異なるが、前述の通り、マイクロ波信号はLED19には流れない。
つまり、LED19には使用周波数のマイクロ波信号が流れないため、マイクロストリップアンテナとしての動作には影響を与えない。詳細には、マイクロストリップアンテナにLED19を実装することにより、わずかな、入力インピーダンスのずれ、共振周波数のずれが生じるが、本実施例の定性的な動作の説明に影響を与えるものではない。
実際には、入力インピーダンスのずれ、共振周波数のずれは、そのずれを含んで所望のインピーダンス、所望の周波数となるように、放射素子12の寸法と給電点14の位置は決定される。
本実施例の動作の説明では送信時のマイクロ波信号の流れについて説明したが、受信時はマイクロ波信号の流れの向きが逆となるだけで可逆性が成り立つため、受信時の動作の説明は省略する。
以上、LED19の動作とアンテナの動作に分けて説明したが、実際には両方が動作するため、同軸ケーブル22には、直流電圧とマイクロ波信号が重畳される。
以上説明したように、第1実施例においては以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果はLED19をアンテナの中心付近に搭載し、LED回路を不要としたため、プリント基板の面積の増大を防止しかつその層数を最小化することが可能となる。
第2の効果はプリント基板の面積の増大を防止し、層数を最小化することにより、プリント基板を覆う樹脂ケースの大きさを最小化することが可能となる。
第3の効果は、プリント基板と樹脂ケースのコストを最小化することが可能となる。
図4および図5は本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第2実施例の斜視図、図6は同実施例の断面図である。図4は同アンテナの表面を、図5は裏面を表示している。なお、図1〜3と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
第2実施例の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ2が第1実施例と相違する点は、LED19をプリント基板45の表面11の放射素子12の中心部に設けたことである。これに伴い、ランド29を放射素子12の中心部に設け、ランド29の周辺にギャップ30を形成し、ランド29とプリント基板45の裏面17のグラウンド導体18とをスルーホール13を介して接続し、LED19のアノード端子19aをプリント基板45の表面11の放射素子12に接続し、LED19のカソード端子19bをランド29に接続する。
その他の構成は第1実施例と同様であるので説明を省略する。また、動作も第1実施例と同様であるので説明を省略する。
第2実施例によれば、LED19をプリント基板45の表面に設けることが可能となる。その他の効果は第1実施例と同様である。
図7および図8は本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第3実施例の斜視図、図9は同実施例の断面図である。図7は同アンテナの表面を、図8は裏面を表示している。なお、図1〜3と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
第3実施例の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ3が第1実施例と相違する点は、放射素子12への給電構造を変更したことである(図7参照)。LED19は第1実施例と同様にプリント基板45の裏面17に設けられている(図8参照)。
第3実施例では第1実施例における同軸ケーブル22、給電点14の貫通穴、グラウンド導体18の切り欠き25をなくし、放射素子12の端部に設けた給電点14より、マイクロストリップ線路28を介して給電している。
マイクロストリップ線路28の幅は所望の入力インピーダンスに応じた、所定の幅となる。本実施例の場合は、100〜250オーム程度の入力インピーダンスに応じた幅となる。
本実施例においては給電構造がマイクロストリップ線路28になっているだけで、アンテナの動作、LED19の動作は第1実施例と同様であるため、本実施例の構成および動作の詳細な説明は省略する。
第3実施例によれば、同軸ケーブル22、給電点14の貫通穴およびグラウンド導体18の切り欠き25をなくすことが可能となる。その他の効果は第1実施例と同様である。
図10および図11は本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第4実施例の斜視図、図12は同実施例の断面図である。図10は同アンテナの表面を、図11は裏面を表示している。なお、図1〜3と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
第4実施例の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ4が第2実施例と相違する点は、放射素子12への給電構造を変更したことである(図10参照)。その給電構造は第3実施例と同様である(図7参照)。また、LED19は第2実施例と同様にプリント基板45の表面11に設けられている(図10参照)。その他の動作は第3および第4実施例と同様であるため説明を省略する。
第4実施例によれば、同軸ケーブル22、給電点14の貫通穴およびグラウンド導体18の切り欠き25をなくすこと、ならびにLED19をプリント基板45の表面に設けることが可能となる。その他の効果は第1実施例と同様である。
図13は本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第5実施例の斜視図、図14は同実施例の断面図である。図13は同アンテナの表面を表示している。なお、図1〜3と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
第5実施例の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ5が第1実施例と相違する点は、第1実施例のプリント基板45の裏面17のランド26とグラウンド導体18との間にコンデンサ31を接続したことである(図13および図14参照)。すなわち、コンデンサ31の一方の端子31aはグラウンド導体18と接続され、他方の端子31bはランド26と接続される。コンデンサ31は、LED19と同様に機械搭載される。
ランド26とグラウンド導体18間に使用周波数における電位差が生じた場合、このコンデンサ31にマイクロ波信号を流す。これにより、LED19に流れるマイクロ波信号を軽減させることができる。
なお、第5実施例では、第1実施例にコンデンサを付加した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、第2〜第4実施例に同様のコンデンサを付加することも可能である。
第5実施例によれば、第1実施例においてLED19に流れる直流電流によって、アンテナの共振周波数または入力インピーダンスの特性が変化する場合、その影響を軽減することが可能となる。
図15は本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第6実施例の斜視図、図16は同実施例の断面図である。図15は同アンテナを表面側から眺めた図である。なお、図1〜3と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
図15および図16を参照すると、第6実施例の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ6はプリント基板ではなく、板金(金属板)にて放射素子32とグラウンド導体34とを構成している。放射素子32とグラウンド導体34の間にはサポート33を設けている。サポート33の材質は一例としてプラスチック樹脂を用いている。なお、絶縁体であればプラスチック樹脂以外の部材の使用も可能である。
放射素子32の中心部とグラウンド導体34の中心部には、穴40を形成している。放射素子32の中心から所定距離離れた位置(オフセットした位置)には、同軸ケーブル22からの中心導体21を通すための穴39が形成されている。
放射素子32の中心付近にはLED19が設けられている。LED19には電極からのリード線19a,19bが設けられている。1本のリード線19aはアノードで放射素子32の中心部へはんだ付け42される。もう1本のリード線19bはカソードで放射素子32の中心部の穴40を通り、グラウンド導体34の中心部へはんだ付け41される。
グラウンド導体34の側には同軸ケーブル22が設けられている。同軸ケーブル22の中心導体21は、グラウンド導体34の穴39を通り、放射素子32の穴(不図示)へはんだ付け15される。同軸ケーブル22の外導体24はグラウンド導体34へはんだ付け23される。
第6実施例によれば、発光ダイオード付マイクロストリップアンテナを板金にて構成することが可能となる。その他の効果は第1実施例と同様である。
本願は、マイクロストリップアンテナであれば、放射素子の形状、給電方法によらず実施することが可能である。例えば、一般的なマイクロストリップアンテナの放射素子は前述の非特許文献1に掲載されている。また、LED19の搭載位置は、放射素子の中心付近、またはプリント基板裏面の対向する位置にあればよい。
本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第1実施例の斜視図である。 本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第1実施例の斜視図である。 同実施例の断面図である。 本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第2実施例の斜視図である。 本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第2実施例の斜視図である。 同実施例の断面図である。 本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第3実施例の斜視図である。 本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第3実施例の斜視図である。 同実施例の断面図である。 本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第4実施例の斜視図である。 本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第4実施例の斜視図である。 同実施例の断面図である。 本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第5実施例の斜視図である。 同実施例の断面図である。 本発明に係る発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの第6実施例の斜視図である。 同実施例の断面図である。 従来の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの一例の斜視図である。 従来の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの他の一例の斜視図である。 従来の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナの他の一例の斜視図である。 同アンテナの断面図である。
符号の説明
1〜6 発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ
12、32 放射素子
13 スルーホール
14 給電点
16 切り欠き
18,34 グラウンド導体
19 発光ダイオード(LED)
20、30 ギャップ
22 同軸ケーブル
26、29 ランド
28 マイクロストリップ線路
31 コンデンサ
33 サポート
45 プリント基板

Claims (10)

  1. 放射素子と、前記放射素子と対向するグラウンド導体と、前記放射素子または前記グラウンド導体上に設けられる発光ダイオードとを含む発光ダイオード付マイクロストリップアンテナであって、
    前記発光ダイオードは、前記放射素子が共振したとき前記放射素子と前記グラウンド導体との電位差が最小となる部位において一方の端子が前記放射素子と接続され、他方の端子が前記グラウンド導体と接続されることを特徴とする発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
  2. 前記発光ダイオードは、前記放射素子の中心部またはこれと対向する前記グラウンド導体の部位に設けられることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
  3. プリント基板の一方の面に前記放射素子が、他方の面に前記グラウンド導体が設けられ、
    前記発光ダイオードは前記グラウンド導体に設けられ、前記発光ダイオードの一方の端子は前記プリント基板に設けられたスルーホールを介して前記放射素子と接続され、前記発光ダイオードの他方の端子は前記グラウンド導体と接続されることを特徴とする請求項1または2記載の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
  4. プリント基板の一方の面に前記放射素子が、他方の面に前記グラウンド導体が設けられ、
    前記発光ダイオードは前記放射素子に設けられ、前記発光ダイオードの一方の端子は前記放射素子と接続され、前記発光ダイオードの他方の端子は前記プリント基板に設けられたスルーホールを介して前記グラウンド導体と接続されることを特徴とする請求項1または2記載の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
  5. 前記発光ダイオードの一方の端子と前記グラウンド導体との間にコンデンサが接続されることを特徴とする請求項3または4記載の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
  6. 前記放射素子および前記グラウンド導体は金属板にて構成されることを特徴とする請求項1または2記載の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
  7. 前記放射素子および前記グラウンド導体に挟持されるサポート部材が含まれ、
    前記発光ダイオードは前記放射素子に設けられ、前記発光ダイオードの一方の端子は前記放射素子と接続され、前記発光ダイオードの他方の端子は前記放射素子および前記グラウンド導体に設けられた穴を介して前記グラウンド導体と接続されることを特徴とする請求項6記載の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
  8. 同軸ケーブルにて給電されることを特徴とする請求項1から7いずれかに記載の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
  9. 前記放射素子の端部にマイクロストリップ線路が設けられ、
    前記マイクロストリップ線路を介して給電されることを特徴とする請求項1から5いずれかに記載の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
  10. ノンストップ自動料金収受システム(Electronic Toll Collection System) の車載器に使用されることを特徴とする請求項1から9いずれかに記載の発光ダイオード付マイクロストリップアンテナ。
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