JP2007273948A - 不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法 - Google Patents

不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007273948A
JP2007273948A JP2007003720A JP2007003720A JP2007273948A JP 2007273948 A JP2007273948 A JP 2007273948A JP 2007003720 A JP2007003720 A JP 2007003720A JP 2007003720 A JP2007003720 A JP 2007003720A JP 2007273948 A JP2007273948 A JP 2007273948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
forming
insulating film
trench
hard mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007003720A
Other languages
English (en)
Inventor
Jung-Il Cho
廷 一 趙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SK Hynix Inc
Original Assignee
Hynix Semiconductor Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020060113828A external-priority patent/KR100772554B1/ko
Application filed by Hynix Semiconductor Inc filed Critical Hynix Semiconductor Inc
Publication of JP2007273948A publication Critical patent/JP2007273948A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers
    • H01L21/76224Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using trench refilling with dielectric materials
    • H01L21/76232Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using trench refilling with dielectric materials of trenches having a shape other than rectangular or V-shape, e.g. rounded corners, oblique or rounded trench walls
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Abstract

【課題】工程を単純化させ、内部に空隙(void)が存在しないように、埋め込み特性を改善することができる不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法を提供すること。
【解決手段】基板31上に、ゲート絶縁膜32、ゲート用導電膜33、及びハードマスクを形成するステップと、前記ハードマスク、ゲート用導電膜33、ゲート絶縁膜32、及び基板31の一部をエッチングしてトレンチを形成するステップと、前記トレンチ内面に側壁保護膜38Aを形成するステップと、前記トレンチの一部を埋め込むように、前記トレンチ内面に第1の絶縁膜39Aを形成するステップと、第1の絶縁膜39Aをリセスさせるステップと、前記ハードマスクを除去するステップと、前記トレンチを埋め込むように、第1の絶縁膜39A上に第2の絶縁膜40を形成するステップとを含む。
【選択図】図2E

Description

本発明は、半導体素子の製造技術に関し、特に、不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法に関する。更に詳細には、フラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法に関する。
近年、半導体メモリ素子の製造技術の発達につれて、半導体メモリ素子の線幅が次第に減少するようになった。これにより、アクティブ領域間のフィールド領域の幅が減少し、このため、フィールド領域に形成されるトレンチのアスペクト比が増大して、トレンチ内に素子分離膜を埋め込むことが困難となった。
したがって、このような素子分離膜の埋め込み特性を向上させるために、従来用いていたHDP(High Density Plasma)膜やUSG(Undoped Silicate Glass)の代わりに、スピンコーティング法での製膜に用いられるるSOD(Spin On Dielectric)材料の一種であるPSZ(Polysilazane)を用いて、トレンチを埋め込む方法が提案された。しかし、PSZは、ウェットエッチング速度が速く、不均一であるという特性を有しているため、ウェットエッチングを適用すると、素子分離膜の有効高さEFH(Effective Field oxide Height)が不均一になるという問題がある。
このような問題を解決するために、近年、素子分離膜を形成する際に、HDP膜でトレンチを所定の深さまで埋め込んだ後、その上にトレンチを完全に埋め込むようにPSZ膜を形成し、それから、PSZ膜を所定の深さまでリセスさせた後、その上に更にHDP膜を形成する方法が提案された。この方法をフラッシュメモリ素子のフローティングゲート形成方法のうちの1つであるSA−STI(Self Aligned Shallow Trench Isolation)法と関連付けて説明すると、次の通りである。
以下、従来技術に係るフラッシュメモリ素子において適用するSA−STI法を説明する。
図1A〜図1Eは、従来技術に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を説明するための断面図である。
まず、図1Aに示すように、基板11上に、トンネル酸化膜12、ポリシリコン膜13、バッファ酸化膜14、SiN膜15、TEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)膜16及びSiON膜(図示せず)を順次形成する。
次に、SiON膜、TEOS膜16、SiN膜15、バッファ酸化膜14、ポリシリコン膜13、トンネル酸化膜12、及び基板11の一部をエッチングしてトレンチ17を形成する。
ここで、トレンチ17を形成する際に、SiON膜はエッチングされて除去される。
次いで、図1Bに示すように、トレンチ17の一部を埋め込むように、トレンチ17の内面に沿って第1のHDP膜18を形成する。
続いて、図1Cに示すように、SOD膜19を形成する。まず、トレンチ17(図1B参照)を完全に埋め込むように、SOD膜19を形成する。
次いで、SiN膜15を研磨停止膜として用いて化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing;以下、CMPとする)を行って、SiN膜15上に形成されたSOD膜19の一部を除去する。このとき、SiN膜15上に残留したTEOS膜16(図1B参照)も、CMPにより除去される。
続いて、ウェットエッチングを行ってSOD膜19を所定の深さまでリセスさせて、図1Cに示した構造を得る。ここで、符号18AはCMP後の第1のHDP膜を示す。
次に、図1Dに示すように、トレンチ17(図1B参照)を完全に埋め込むように、第2のHDP膜20を形成した後、SiN膜15を研磨停止膜として用いてCMPを行って、第2のHDP膜20を平坦化する。
続いて、図1Eに示すように、SiN膜15及びバッファ酸化膜14(図1D参照)を除去し、次いで、第2のHDP膜20を所定の深さにリセスさせて、有効高さを調節する。これにより、最終的に残留する第1のHDP膜18B、SOD膜19、及びリセスされた第2のHDP膜20Aからなる素子分離膜が完成する。
しかしながら、上記した従来技術に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法によると、次のような問題が発生する。
図1Dに示したように、従来技術に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法によると、SOD膜19を形成及びエッチングした後、更にその上に第2のHDP膜20を形成するため、工程が複雑になるという問題がある。また、上記したように、SOD膜19は、埋め込み特性は優れているが、ウェットエッチング溶液により容易にエッチングされるため、素子分離膜の有効高さの制御が困難であり、SOD膜19を有する素子分離膜を形成する際に、SOD膜19を素子分離膜の最上位層として用いることができず、エッチング溶液に耐久性のあるHDP膜20をSOD膜19上に形成しなければならないという問題がある。
本発明は、上記した従来技術の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、工程を単純化することができる不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、内部に空隙(void)が存在しないように、埋め込み特性を改善することができる不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法を提供することにある。
そこで、上記の目的を達成するための本発明による不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法は、基板上に、ゲート絶縁膜、ゲート用導電膜、及びハードマスクを形成するステップと、前記ハードマスク、前記ゲート用導電膜、前記ゲート絶縁膜、及び前記基板の一部をエッチングしてトレンチを形成するステップと、前記トレンチの一部を埋め込むように、前記トレンチ内面に第1の絶縁膜を形成するステップと、前記ハードマスクを除去するステップと、前記トレンチを埋め込むように、前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、素子分離膜の上部層として機能するHDP膜を形成する前に、フローティングゲート用ポリシリコン膜の上部に形成されたハードマスク用窒化膜を除去してトレンチのアスペクト比を減少させることにより、HDP膜の埋め込み特性を向上させ、工程を単純化することができる。
また、本発明によれば、素子分離膜の下部層として機能するHDP膜を形成する前に、トレンチ内面に側壁保護膜を形成することにより、後続の工程においてHDP膜を形成する際に、ゲート絶縁膜の露出部位において酸化膜が過度に成長することを防止してトレンチの開口部が狭くなるという問題を防止し、これにより、HDP膜の埋め込み特性を向上させることができる。
また、本発明によれば、素子分離膜の下部層として機能するHDP膜を形成する前に、トレンチ内面に側壁保護膜を形成することにより、後続の工程においてHDP膜をリセスさせるためのエッチングの際に、フローティングゲート用ポリシリコン膜の側壁が損失することを防止することができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態をさらに詳細に説明する。
なお、各図面において、層及び領域の厚さは、明確性を期するために誇張されている。また、本明細書において、層が他の層又は基板上にあると記された場合、それは、層が他の層又は基板上に直接形成される場合に限らず、間に第3の層が介在し得ることをも意味する。
なお、本明細書及び図面全体にわたり、同じ符号(参照番号)で示された構成要素は、同じ構成要素を示している。
図2A〜図2Eは、本発明の実施形態に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を説明するための断面図である。ここでは、説明の便宜上、SA−STI法を適用するフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法の断面図を一例として示し、また、ウェーハ全体ではなく、メモリセル領域の一部のみを図示する。
まず、図2Aに示すように、半導体物質からなる基板31上に、ゲート絶縁膜32、フローティングゲート用導電膜として機能するポリシリコン膜33、バッファ酸化膜34、ハードマスク用窒化膜35、及びハードマスク用酸化膜36を順次形成する。
このとき、ゲート絶縁膜32は酸化膜、又は酸化膜内に窒化膜が介挿された構造の膜であって、酸化処理によって形成し、その厚さは約50Å〜約100Åの範囲、望ましくは、約75Åである。
ポリシリコン膜33は、不純物イオンをドーピングされたドープド(doped)シリコン膜、又は不純物イオンをドーピングされていないアンドープド(undoped)シリコン膜で形成し、最終目標値の厚さより少なくとも約10%〜約20%程度厚く形成することが好ましい。その理由は、ポリシリコン膜33が後続のCMPの際に、研磨停止膜として用いられ、所定の厚さが研磨されて除去されるためである。例えば、その厚さは約800Å〜約1200Åの範囲、望ましくは、約1000Åである。
バッファ酸化膜34は酸化物系の物質、例えばHTO(High Temperature Oxide)膜で形成し、その厚さは約40Å〜約60Åの範囲、望ましくは、約50Åである。
ハードマスク用窒化膜35は、CMPの際に研磨停止膜、又はエッチングの際にハードマスクとして機能し、SiNで形成する。また、その厚さは約400Å〜約600Åの範囲、望ましくは、約500Åである。
ハードマスク用酸化膜36は、TEOSで形成し、その厚さは約200Å〜約400Åの範囲、望ましくは、約300Åである。
次いで、ハードマスク用酸化膜36上に、反射防止膜としてSiON膜(図示せず)を形成する。
続いて、SiON膜上に感光膜を塗布した後、フォトマスクを用いた露光及び現像を行って感光膜パターン(図示せず)を形成する。
次に、感光膜パターンをエッチングマスクとして用いてエッチングを行い、反射防止膜(SiON膜)、ハードマスク用酸化膜36、ハードマスク用窒化膜35、バッファ酸化膜34、ポリシリコン膜33、ゲート絶縁膜32、及び基板31の一部をエッチングしてトレンチ37を形成する。
次いで、ストリップ処理を行って感光膜パターンを除去する。この過程において反射防止膜(SiON膜)も除去される。
続いて、図2Bに示すように、トレンチ37内面に沿って側壁保護膜38を形成する。このとき、側壁保護膜38を、後続の工程において形成する第1のHDP膜39(図2C参照)とは異なる物質、例えば、第1のHDP膜39が酸化膜である場合、窒化物系の物質で比較的薄く形成する。その理由は、側壁保護膜38を形成せずに、第1のHDP膜39を形成する場合、同じ酸化膜系のゲート絶縁膜32の露出部位において過度に成長が誘発され、トレンチ37の入口が底部に比べて相対的に狭くなるためである。また、側壁保護膜38を厚く形成する場合、トレンチ37の幅が狭くなり、それだけ、第1のHDP膜39を形成する際に、埋め込み特性が低下し、その内部に空隙が発生する可能性が増大する。したがって、側壁保護膜38を形成する場合、約100Å以下の厚さ、望ましくは、約30Å〜約100Åの厚さに形成する。
次いで、ハードマスク用窒化膜35を研磨停止膜として用いたCMP、又はハードマスク用窒化膜35をエッチングバリア層として用いたエッチングを行って、ハードマスク用窒化膜35上に形成されたハードマスク用酸化膜36(図2A参照)及び側壁保護膜38の一部を除去する。
続いて、図2Cに示すように、トレンチ37(図2B参照)の一部を埋め込むように、素子分離膜用絶縁膜として埋め込み特性に優れた第1のHDP膜39を、側壁保護膜38上に形成する。このとき、第1のHDP膜39は、トレンチ37の内側壁よりも、トレンチ37の底部及びハードマスク用窒化膜35上面においてより厚く形成される。また、第1のHDP膜39の厚さは、トレンチ37の幅に応じて異なるように形成し、60nm級の場合には、トレンチ37の底部から約1400Å〜約2000Åの範囲の厚さに形成する。
次いで、ハードマスク用窒化膜35を研磨停止膜として用いてCMPを行い、ハードマスク用窒化膜35上面に形成された第1のHDP膜39を研磨して除去する。
次に、図2Dに示すように、酸化膜に対する高いエッチング選択性を有するリン酸(HPO)を用いてエッチングを行い、選択的にハードマスク用窒化膜35(図2C参照)を除去する。
次いで、DHF溶液(Dilute HF;HOで稀釈されたHF溶液)を用いたウェットエッチングを行って、選択的に第1のHDP膜39をリセスさせる。ここで、第1のHDP膜39を、前記ポリシリコン膜33に接している前記側壁保護膜38の一部が露出するようにリセスさせる。このため、トレンチ37(図2B参照)の内側壁には、トレンチ37の底部へ行くほどその幅が狭くなるように、リセスされた第1のHDP膜39Aが所定の傾斜角を有して形成され、これにより、トレンチ37の上部の幅W1が底部の幅W2より大きくなり、後続の工程において第2のHDP膜40(図2E参照)を形成する際に、埋め込み特性を改善することができる。ここでは、第1のHDP膜39のリセスを、ハードマスク用窒化膜35を除去した後に行っているが、ハードマスク用窒化膜35を除去する前に行ってもよい。
なお、第1のHDP膜39をエッチングする際に、トレンチ37の内側壁には側壁保護膜38が形成されているため、側壁においてポリシリコン膜33の損失が発生せず、選択的に第1のHDP膜39をエッチングすることができる。符号38Aは残留する側壁保護膜を示す。
また、第1のHDP膜39をエッチングする際に、バッファ酸化膜34(図2C参照)も除去される。
次いで、図2Eに示すように、トレンチ37(図2B参照)を完全に埋め込むように、素子分離膜用絶縁膜を構成する第2のHDP膜40を形成する。このとき、第2のHDP膜40は、ハードマスク用窒化膜35(図2C参照)が除去され、第1のHDP膜39のエッチングが行われて、トレンチ37の上部が底部に比べて相対的に広い幅を有する状態(図2D参照)で形成されるため、それだけ、アスペクト比が減少しており、埋め込み特性を改善することができる。
続いて、第2のHDP膜40に対してアニールを行うことができる。このとき、アニールは、リセスされた第2のHDP膜40を硬化させ、後続のCMPの際に、研磨特性を向上させるためのものであって、アニール時の温度は制限されない。
次に、ポリシリコン膜33を研磨停止膜として用いたCMPを行って、第2のHDP膜40を研磨する。図示していないが、このとき、ポリシリコン膜33を約100Å〜約200Åの範囲の厚さで研磨する。
以上説明したことから、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
第1に、本発明によれば、素子分離膜の上部層として機能するHDP膜を形成する前に、フローティングゲート用ポリシリコン膜の上部に形成されたハードマスク用窒化膜を除去してトレンチのアスペクト比を減少させることにより、HDP膜の埋め込み特性を向上させることができる。
第2に、本発明によれば、素子分離膜の上部層として機能するHDP膜を形成する前に、ハードマスクとして機能する窒化膜を除去してトレンチのアスペクト比を減少させ、これにより、HDP膜の埋め込み特性を向上させることにより、従来用いられていた、埋め込み特性に優れたSOD膜を、HDP膜の形成前に形成する必要がなく、工程を単純化することができる。
第3に、本発明によれば、素子分離膜の下部層として機能するHDP膜を形成する前に、トレンチ内面に側壁保護膜を形成することにより、後続の工程においてHDP膜を形成する際に、ゲート絶縁膜の露出部位において酸化膜が過度に成長することを防止してトレンチの開口部が狭くなるという問題を防止し、これにより、HDP膜の埋め込み特性を向上させることができる。
第4に、本発明によれば、素子分離膜の下部層として機能するHDP膜を形成する前に、トレンチ内面に側壁保護膜を形成することにより、後続の工程においてHDP膜をリセスさせるためのエッチングの際に、フローティングゲート用ポリシリコン膜の側壁が損失することを防止することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。特に、上記の実施形態では、SA−STI法を一例に挙げて説明したが、本発明は、ASA−STI(Advanced SA−STI)法にも適用することができる。また、素子分離膜として用いられる膜もHDP膜に限定されず、素子分離のための任意の絶縁膜を用いることができる。
従来技術に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。 従来技術に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。 従来技術に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。 従来技術に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。 従来技術に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るフラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法を示した断面図である。
符号の説明
31 半導体基板
32 ゲート絶縁膜
33 フローティングゲート用ポリシリコン膜
34 バッファ酸化膜
35 ハードマスク用窒化膜
36 ハードマスク用酸化膜
37 トレンチ
38 側壁保護膜
39 第1のHDP膜
40 第2のHDP膜

Claims (15)

  1. 基板上に、ゲート絶縁膜、ゲート用導電膜、及びハードマスクを形成する第1ステップと、
    前記ハードマスク、前記ゲート用導電膜、前記ゲート絶縁膜、及び前記基板の一部をエッチングしてトレンチを形成する第2ステップと、
    前記トレンチの一部を埋め込むように、前記トレンチ内面に第1の絶縁膜を形成する第3ステップと、
    前記ハードマスクを除去する第4ステップと、
    前記トレンチを埋め込むように、前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する第5ステップと
    を含むことを特徴とする不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  2. 前記トレンチを形成する前記第2ステップの後に、前記トレンチ内面に側壁保護膜を形成する第6ステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  3. 前記側壁保護膜が、前記第1の絶縁膜と異なる物質で形成されることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  4. 前記側壁保護膜が、窒化物で形成されることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  5. 前記ハードマスクを除去する前記第4ステップの前又は後に、前記第1の絶縁膜をリセスさせる第7ステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  6. 前記第1の絶縁膜をリセスさせる前記第7ステップが、前記ゲート用導電膜の側壁の一部を露出させるように行われることを特徴とする請求項5に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  7. 前記第1の絶縁膜をリセスさせる前記第7ステップが、前記トレンチの上部の幅が底部の幅よりも大きくなるように行われることを特徴とする請求項5に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  8. 前記第2の絶縁膜を形成する前記第5ステップの後に、 前記ゲート用導電膜を研磨停止膜として用いて前記第2の絶縁膜を研磨する第8ステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  9. 前記第8ステップが、前記ゲート用導電膜の一部を研磨するステップであることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  10. 前記ゲート用導電膜を形成する前記第1ステップが、最終目標値の厚さよりも前記第8ステップにおいて研磨する厚さの分だけ、前記ゲート用導電膜を厚く形成するステップであることを特徴とする請求項9に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  11. 前記第2の絶縁膜を形成する前記第5ステップの後に、前記第2の絶縁膜に対してアニールを行う第9ステップを更に含むことを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  12. 前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜が、同じ物質で形成されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  13. 前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜が、酸化物で形成されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  14. 前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜が、HDP膜で形成されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
  15. 前記ハードマスクが、窒化物を含んで形成されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法。
JP2007003720A 2006-03-30 2007-01-11 不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法 Pending JP2007273948A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20060029029 2006-03-30
KR1020060113828A KR100772554B1 (ko) 2006-03-30 2006-11-17 비휘발성 메모리 소자의 소자 분리막 형성방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007273948A true JP2007273948A (ja) 2007-10-18

Family

ID=38559693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007003720A Pending JP2007273948A (ja) 2006-03-30 2007-01-11 不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20070232019A1 (ja)
JP (1) JP2007273948A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI300975B (en) * 2006-06-08 2008-09-11 Nanya Technology Corp Method for fabricating recessed-gate mos transistor device
KR100922989B1 (ko) * 2007-04-25 2009-10-22 주식회사 하이닉스반도체 플래시 메모리 소자 및 그것의 제조방법
KR20090051894A (ko) * 2007-11-20 2009-05-25 주식회사 동부하이텍 반도체 소자의 제조 방법
US8692353B2 (en) * 2011-09-02 2014-04-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Semiconductor structure and method
US8877614B2 (en) 2011-10-13 2014-11-04 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Spacer for semiconductor structure contact
US9847245B1 (en) * 2016-06-16 2017-12-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Filling processes
US9899396B1 (en) 2016-12-01 2018-02-20 Macronix International Co., Ltd. Semiconductor device, fabricating method thereof, and fabricating method of memory
US10354924B2 (en) 2017-08-30 2019-07-16 Macronix International Co., Ltd. Semiconductor memory device and method of manufacturing the same

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6459155B1 (en) * 2000-12-05 2002-10-01 Advanced Micro Devices, Inc. Damascene processing employing low Si-SiON etch stop layer/arc
US6486065B2 (en) * 2000-12-22 2002-11-26 Matrix Semiconductor, Inc. Method of forming nonvolatile memory device utilizing a hard mask
US6541312B2 (en) * 2000-12-22 2003-04-01 Matrix Semiconductor, Inc. Formation of antifuse structure in a three dimensional memory
KR100476934B1 (ko) * 2002-10-10 2005-03-16 삼성전자주식회사 트렌치 소자분리막을 갖는 반도체소자 형성방법
KR20040050971A (ko) * 2002-12-11 2004-06-18 삼성전자주식회사 반도체 소자를 제조하기 위한 갭 필 방법
JP2005183686A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Renesas Technology Corp 半導体装置およびその製造方法
KR100613278B1 (ko) * 2003-12-27 2006-08-18 동부일렉트로닉스 주식회사 트랜치 아이솔레이션을 갖는 불휘발성 메모리 소자의 제조방법
KR100532503B1 (ko) * 2004-02-03 2005-11-30 삼성전자주식회사 쉘로우 트렌치 소자 분리막의 형성 방법
US7332408B2 (en) * 2004-06-28 2008-02-19 Micron Technology, Inc. Isolation trenches for memory devices
US7390710B2 (en) * 2004-09-02 2008-06-24 Micron Technology, Inc. Protection of tunnel dielectric using epitaxial silicon
US7682927B2 (en) * 2005-03-25 2010-03-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of manufacturing semiconductor device
US20070190742A1 (en) * 2006-02-16 2007-08-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Semiconductor device including shallow trench isolator and method of forming same

Also Published As

Publication number Publication date
US20070232019A1 (en) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20050006983A (ko) 트렌치 소자분리 방법
JP2006196843A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR100578656B1 (ko) 플래시 메모리 소자의 플로팅 게이트 형성방법
US7396729B2 (en) Methods of forming semiconductor devices having a trench with beveled corners
JP2007273948A (ja) 不揮発性メモリ素子の素子分離膜形成方法
JP2008010863A (ja) フラッシュメモリ素子の素子分離膜形成方法
JP2007227901A (ja) 半導体素子の素子分離膜形成方法
JP5187546B2 (ja) 不揮発性メモリ素子の製造方法
KR100772554B1 (ko) 비휘발성 메모리 소자의 소자 분리막 형성방법
KR100966957B1 (ko) 플래시 메모리 소자 및 그 제조 방법
JP2008010817A (ja) ナンドフラッシュメモリ素子の製造方法
KR100880341B1 (ko) 플래시 메모리 소자의 소자 분리막 형성 방법
KR100578646B1 (ko) 플래쉬 메모리 소자의 플로팅 게이트 형성 방법
US7521320B2 (en) Flash memory device and method of manufacturing the same
TW201436109A (zh) 3d記憶體製造方法及結構
KR20100074668A (ko) 반도체 소자의 소자 분리 구조 형성방법
KR100792376B1 (ko) 플래쉬 메모리 소자의 소자분리막 형성방법
KR20080000785A (ko) 낸드 플래시 메모리 소자의 제조 방법
KR20090053036A (ko) 플래시 메모리 소자의 제조 방법
KR20080060348A (ko) 반도체 소자의 소자분리막 형성방법
JP2005183916A (ja) フラッシュ素子の製造方法
KR100912961B1 (ko) 반도체 소자의 소자분리막 형성방법
KR100898660B1 (ko) 낸드 플래시 메모리 소자의 제조방법
KR100909798B1 (ko) 비휘발성 메모리 소자의 제조방법
KR20080001279A (ko) 반도체 소자의 소자분리막 형성방법