JP2007272932A - ディスク記録媒体、プロテクト判定方法及びその装置 - Google Patents

ディスク記録媒体、プロテクト判定方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007272932A
JP2007272932A JP2004202138A JP2004202138A JP2007272932A JP 2007272932 A JP2007272932 A JP 2007272932A JP 2004202138 A JP2004202138 A JP 2004202138A JP 2004202138 A JP2004202138 A JP 2004202138A JP 2007272932 A JP2007272932 A JP 2007272932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
protect
disk
disk recording
protect mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004202138A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Sawada
泰治 澤田
Shinji Sasaki
真司 佐々木
Yoshiyuki Sasaki
美幸 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004202138A priority Critical patent/JP2007272932A/ja
Priority to PCT/JP2005/010666 priority patent/WO2006006332A1/ja
Publication of JP2007272932A publication Critical patent/JP2007272932A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 ディスク駆動装置なしに、ユーザが書込みの可否を設定でき、見た目で書込みの可否を判別できるディスク記録媒体を提供する。
【解決手段】 カートリッジに納められていないディスク記録媒体に書込みの可否を判別するためのプロテクトマーク領域301を設定し、その領域内にプロテクトマークセル302を配置する。ユーザは、プロテクトマークセルの着色、被覆の剥離等により、書込みの可否を設定する。ユーザは、ディスク駆動装置にディスク記録媒体をセットしなくても、目視だけで可否を判断できる。ディスク駆動手段には、プロテクトマーク領域のプロテクトマークセルの状態を読み取り書込みの可否を判断する手段を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データの書込み可能な光ディスク等のディスク状の記録媒体及びその関連技術に関するものである。
近年、DVD等、様々なタイプのディスク記録媒体が開発されている。例えば、カートリッジに納められ書込み可能なDVD−RAM、カートリッジに納められておらず書込み可能なDVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、カートリッジに納めてられておらず一度のみ書込み可能なDVD−R等がある。
図13、図14を参照しながら、従来のディスク記録媒体について説明する。ディスク記録媒体は、円盤状をなすディスク本体100を備え、ディスク本体100の中心にはスプロケット孔101が形成されている。ディスク本体100の一方の面は、印刷等によってラベルが形成されるラベル面102であり、他方の面は、情報を記録/再生できる情報記録層を備える記録面103である。
次に、図15を用いて、ディスク記録媒体に情報を記録/再生する従来のディスク駆動装置について説明する。
ディスク駆動装置200は、モータ201、ヘッド202、データ入出力手段203、サーボ制御手段204、メモリ205、バス206、外部インターフェース(I/F)207、ドライブ制御手段208により構成されている。
ディスク記録媒体は、ディスク駆動装置200にセットされると、ディスク本体100のスプロケット孔101が、モータ201の回転軸201aに軸支される。このとき、ディスク本体100の記録面103がヘッド202に臨み、ラベル面102はその反対側を向く。
モータ201は、駆動軸201aに駆動力を印加し、ディスク本体100を回転/停止させる。
ヘッド202は、レーザ装置、レンズ等の光学系を備え、ディスク本体100の記録面103に対し、情報の記録/再生を行う。
サーボ制御手段204は、モータ201とヘッド202を駆動し、ヘッド202が記録面103にアクセスする位置を制御する。
データ入出力手段203は、ヘッド202を経由し、記録面103にデータを入出力する。
メモリ205は、データの記録/再生処理において中間バッファとして利用される。
ドライブ制御手段208は、モータ201、ヘッド202、サーボ制御手段204、メモリ205及び外部インターフェース207と、バス206を介して接続され、ディスク駆動装置1000の全体を制御する。
外部インターフェース207は、ディスク駆動装置200に対する外部からのコマンド受付、ステータス出力及びデータ入出力を行う。
記録面103への記録動作を以下説明する。
(1)外部インターフェース207は、外部からのコマンドを解釈し、ドライブ制御手段208に指定位置へのデータ記録命令を通知する。
(2)ドライブ制御手段208は、外部インターフェース207に指示を行い、外部からのデータをメモリ205に格納する。
(3)ドライブ制御手段208は、サーボ制御手段204とデータ入出力手段203に指示を行い、その結果、ヘッド202がメモリ205上のデータを記録面103の特定領域へ記録する。
記録面103からの再生動作を以下説明する。
(1)外部インターフェース207は、外部からのコマンドを解釈し、ドライブ制御手段208に指定位置からのデータ再生命令を通知する。
(2)ドライブ制御手段208は、サーボ制御手段204とデータ入出力手段203に指示を行い、その結果、ヘッド202が、記録面103の特定領域からデータを読み込み、読み込まれたデータはメモリ205に転送される。
(3)ドライブ制御手段208は、外部インターフェース207に指示を行い、メモリ205に格納されたデータを外部に転送する。
記録面103への書込みの可否を設定したり、この可否を判定するには、従来より次のような手法がある。
(第1例)
カートリッジに納められ書込み可能なディスク記録媒体、例えばDVD−RAMでは、そのカートリッジに書込み不可のスライド・ボタンが設けられている。ユーザは、スライド・ボタンをスライドすることによって書込みの可否を設定できる。例えば、カートリッジのボタンが書込み不可の位置にある場合、カートリッジに穴があいた状態となる。したがって、ディスク駆動装置は、カートリッジに穴があいているか否かを判別することにより、書込みの可否を判定できる。一方、ユーザ自身は、スライドボタンの状態を目視することにより、書込みの可否を判断できる。
(第2例)
特許文献1(特開平11−283358号公報)は、カートリッジに納められていない書込み可能なディスク記録媒体において、書込みの可否を設定し、さらにその設定を判別する手法を開示する。特許文献1によれば、ディスク記録媒体のリードイン及びリードアウト領域に書込みの可否を示す識別子を用意し、ディスク駆動装置がその識別子を読み書きすることにより、書込みの可否を設定し、その設定を判別している。
特開平11−283358号公報 特開平11−250626号公報
しかしながら、第1例は、カートリッジを使用しないディスク記録媒体には適用できない。
また、第2例によると、ユーザは、ディスク駆動装置を通じてしか、書込みの可否を設定することはできない。そのため、カートリッジに納められたディスク記録媒体に比べて、設定に手間がかかる。勿論、ユーザにとっては、ディスク記録媒体に対する書込みの可否の設定は、ディスク駆動装置なしでも、簡易に行えるのが望ましい。また、第2例によると、カートリッジに納められていない書込み可能なディスク記録媒体において、ユーザは、ディスク記録媒体の書込みの可否を判別するために、わざわざディスク記録媒体をディスク駆動装置にセットし、さらに同装置を用いてディスク記録媒体から書込みの可否を示すデータを読み出す必要がある。そのため、書込みの可否の判別にも手間がかかる。ユーザにとっては、ディスク記録媒体の書込みの可否を、ディスク駆動装置なしに、ディスク記録媒体の目視のみで判別できることが望ましい。
そこで本発明は、ディスク駆動装置なしに、ユーザが書込みの可否を設定でき、見た目で書込みの可否を判別できるディスク記録媒体及びその関連技術を提供することを目的とする。
請求項1記載のディスク記録媒体では、円盤状をなすディスク本体を備え、ディスク本体の少なくとも一方の面上にプロテクトマーク領域が設定され、プロテクトマーク領域にディスク本体とは反射光量が異なるプロテクトマークセルが配置される。
この構成により、ユーザは、プロテクトマークセルの反射光量(例えば色等)を変えることによって、書込みの可否を示す情報を設定できる。しかも、ユーザは、この設定をディスク駆動装置へいちいちセットするなどしなくとも、目視により確認できる。
請求項2記載のディスク記録媒体では、プロテクトマーク領域は、ディスク本体の周方向に沿って配置される。
この構成により、プロテクトマークセルが、ディスク本体と同心円状に配置されることとなり、プロテクトマークセルの機械による読み取りをより容易にすることができる。
請求項3記載のディスク記録媒体では、プロテクトマークセルは、筆記具により着色可能に形成されている。
この構成により、ユーザは、筆記具によりプロテクトマークセルを着色するという、簡単な操作で、書込みの可否を設定できる。
請求項4記載のディスク記録媒体では、プロテクトマークセルは、薄膜により剥離可能に被覆される。
この構成により、ユーザは、薄膜の剥離という、簡単な操作で、書込みの可否を設定できる。
請求項5記載のディスク記録媒体では、プロテクトマークセルは、光を透過するように形成されている。
この構成により、光を透過するか反射するかにより、書込みの可否を設定できる。
本発明によれば、書込み可能なディスク記録媒体において、ユーザは書込みの可否の設定をディスク駆動装置を使わずに簡易に設定することができる。またユーザは、ディスク記録媒体の目視で、書込みの可否の判別できる。
そのため、ユーザはディスク記録媒体に対する従来技術よりも手間がかけずに行うことができる。
(実施の形態1)
以下図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1におけるディスク記録媒体の斜視図である。図1に示すように、本形態では、ディスク本体100のラベル面102に、プロテクトマーク領域301を設け、プロテクトマーク領域301に、複数のプロテクトマークセル302が配置される。
プロテクトマーク領域301は、ラベル面102の中心から一定間隔N離れた同心円状に配置されており、白色等の光の反射による光量の高い色で塗られている。
図2に示すように、これらのプロテクトマークセル302は、ユーザが、筆記具(例えば、ボールペン、鉛筆、フェルトペン等)306で塗りつぶし(着色)可能な領域であり、1つのプロテクトマークセル302は、1つのプロテクト状態(書込みの可否状態)を示す。
望ましくは、図1のように、プロテクトマークセル302そのものかその付近に、ON/OFF表示304やスタートマーク303を設けると良い。こうすると、ユーザは、ディスク記録媒体の書込みの可否の現在の状態をより明確に判別でき、好適である。
なお、プロテクトマークセル302の形状や大きさは、図1に示す限りではない。プロテクトマークセル302の形状が円形または長方形であっても、後述する手法により、書込みの可否を判定できる。
なお、本形態では、塗りつぶされたプロテクトマーク302の数が「0」のとき書込みは可能な状態としてもよいし、塗りつぶされたプロテクトマーク領域302の数が奇数のとき書込み可とし、「0」または偶数のとき書込み不可であるとしてもよい。
なお、プロテクトマーク領域301に配置されるプロテクトマークセル302は1つでも良い。このとき判別できるプロテクト状態は1種類のみである。勿論、他種類のプロテクト状態を設定し、また判別することもできる。
なお、図1では、プロテクトマーク領域301を、ディスク本体100の外周近くに配置している。しかしながら、プロテクトマーク領域301は、ディスク本体100の内周近くに配置してもよい。内周近くに配置すると、プロテクトマーク領域301の径が短くなるから、反射による光量を判定するステップにおいて回転させる処理時間を短縮できる。
なお、プロテクトマーク領域301は、黒色等の光の反射による光量の小さい色で塗られ、書込みの可否の設定時にプロテクトマークセル302を白色等の光の反射による光量の大きい色で塗りつぶすようにしてもよい。その場合、後述するように、塗りつぶされたプロテクトマークセル302の個数を検出する際に、反射による光量が基準値Aより大きくなるポイントの総計を計測すればよい。
なお、図3に示すように、着色によるのではなく、プロテクトマーク領域301に配置されるプロテクトマークセル302は、剥離可能な銀色または黒色等の薄膜307によって被覆されていてもよい。このとき、図4に示すように、ユーザは、プロテクトマークセル302上の薄膜307を剥がす(あるいは全く剥がさない)ことにより、プロテクト状態を設定する。
なお、図1では、プロテクトマーク領域301内のプロテクトマークセル302同士は、互いに離れて配置してある。しかしながら、プロテクトマークセル302は、互いに接して配置してもよい。
なお、図1に示すように、プロテクトマーク領域301は、ディスク本体100の全周に渡って配置されなくても良い。例えば、ディスク半周に配置された場合、ディスク半回転でプロテクトマークの検出ができるため、その分プロテクトマークの検出時間を短縮できる。
次にこのようなディスク記録媒体100に対する書込み不可の設定と解除の方法を説明する。なお以下、プロテクトマークセル302は、着色によりマークされるものとする。
ユーザは、ディスク記録媒体に対する書込み不可を設定するとき、ディスク記録媒体のプロテクトマーク領域301に対して、塗りつぶされたプロテクトマークセル302の数が奇数になるように、黒色のような光の反射による光量の小さい色でプロテクトマークセル103を塗りつぶす。
一方、ディスク記録媒体100に対する書込み不可を解除する(つまり書込み可に設定する)には、ユーザは、塗りつぶされたプロテクトマークセル302の数が偶数になるように、ディスク記録媒体のプロテクトマーク領域301において、未だ塗りつぶされていないプロテクトマークセル302を塗りつぶす。
次に、図5を参照しながら、本形態におけるディスク駆動装置について説明する。
本形態のディスク駆動装置200は、図15に加え、プロテクトマーク検出ヘッド209とプロテクト検出手段210とを備える。
プロテクトマーク検出ヘッド209は、レーザ装置と、それによるレーザ光の反射による光量を計測する手段を備える。例えば、黒色等の面に対してレーザ光を照射した場合には反射による光量の値は小さくなり、白色等の面に対してレーザ光を照射した場合には反射による光量の値は大きくなる。
プロテクト検出手段210は、プロテクトマーク検出ヘッド209を用いて、ラベル面102のプロテクトマーク領域301にアクセスし、塗りつぶされたプロテクトマークセル302の個数に応じて書込みの可否を判断し、ドライブ制御手段208に通知する。
次に、図5〜図7を参照しながら、ディスク駆動装置200による、ディスク記録媒体に対しての記録動作について説明する。このとき、使用するディスク記録媒体は、図1に示すものとする。
ステップS401にて、ディスク記録媒体がディスク駆動装置200に装填されると、ドライブ制御手段208は、プロテクト検出手段210にディスク記録媒体への書込みの可否の判別を依頼する。
ステップS402にて、プロテクト検出手段210は、プロテクトマーク検出ヘッド209に指示を行う。その結果、ディスク記録媒体のプロテクトマーク領域301に垂直にレーザ光が照射され、その反射による光量の計測が開始される。
ステップS402にて、プロテクト検出手段210は、サーボ制御手段204に指示を行い、ディスク記録媒体を1回転させ、反射による光量を計測する。ディスク記録媒体を装填した場合、1回転中の光量の推移は、例えば図6のようになる。
ステップS403にて、プロテクトマーク検出ヘッド209は、一定の光量の大きさを示す基準値Aより低くなるポイントの総計を検出して、塗りつぶされたプロテクトマークセル302の個数を検出する。なお、基準値Aの設定は任意であり、経験により定める。
ステップS404、S403にて、プロテクト検出手段210は、検出された塗りつぶされたプロテクトマークセル302の個数を「2」で割ったときの余りを求める。余りが「ゼロ」ならば、処理はステップS4062に進む。余りが「1」ならば処理はステップS4061に進む。
本形態において、図1に示したディスク記録媒体の場合、塗りつぶされたプロテクトマークセル302の数は「3」(奇数)なので、処理はステップS4061に進むことになる。
ステップS4062では、プロテクト検出手段210は、ドライブ制御手段208に書込み可を通知し、処理はステップS4072に進む。
ステップS4061では、プロテクト検出手段210は、ドライブ制御手段208に書込み不可を通知し、処理はステップS4071に進む。
ステップS4072にて、図10で説明したディスク記録媒体への記録動作と同様の記録動作が行われる。
ステップS4071にて、ドライブ制御手段208は、ディスク記録媒体への記録動作を禁止する。この禁止の結果、外部インターフェース207からデータ記録の命令が受け取られると、このデータは記録されずエラーが外部インターフェース207へ通知される。
実施の形態1により、ユーザは、ディスク記録媒体に対する書込みの可否の設定を簡易に行うことができ、かつディスク記録媒体の見た目で書込みの可否を判断できる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、ラベル面102にプロテクトマーク領域301を設けたが、図8に示すように、実施の形態2では、記録面103にプロテクトマーク領域301が配置される。
プロテクトマーク領域301は、実施の形態1と同様に白色等の光の反射による光量の高い色で塗られている。その他、実施の形態1と同様に、図9、図10に示すように筆記具306による着色や、被覆307の剥がし等によって、プロテクトマークセル302をマーク(あるいは全くマークしないことが)できる。
図11を参照しながら、実施の形態2におけるディスク駆動装置について説明する。実施の形態2におけるディスク駆動装置200は、実施の形態1のディスク駆動装置に対し、プロテクトマーク検出ヘッド209が不要である点が異なる。
プロテクト検出手段210は、ディスク記録媒体に対して、ヘッド202に既に装備されている再生手段を利用して、記録面103のプロテクトマーク領域301へアクセスし、実施の形態1と同様に、塗りつぶされたプロテクトマークセル302の個数に応じてディスク記録媒体への書込みの可否を判断し、ドライブ制御手段208に通知する。
図11のディスク駆動装置の記録動作は、図4とほぼ同様であり、プロテクトマーク検知起動処理ステップS402の内容が異なるのみであるから、フローチャートの図示は省略する。即ち、本形態のプロテクトマーク検知起動処理ステップS402では、プロテクトマーク検知依頼を受けたプロテクトマーク検知手段210は、サーボ制御手段204を通じて、ヘッド209に指示を行い、ディスク記録媒体のプロテクトマーク領域301に対して、レーザ光を照射し、その反射による光の光量の計測を開始する。
実施の形態2によっても、実施の形態1と同様に、ユーザは、ディスク記録媒体に対する書込みの可否の設定を簡易に行うことができ、かつディスク記録媒体の見た目で書込みの可否を判断することができる。さらに、実施の形態1に比べ、記録再生を行うヘッドによってプロテクト判別が可能となり、さらにディスク駆動装置のヘッドを一つのみにすることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、反射による光量の高い場合はプロテクトマークセルが塗りつぶされておらず、反射による光量の低い場合はプロテクトマークセルが塗りつぶされているとして、プロテクト判別を行う方法および装置を説明する。
図12は、本発明の実施の形態3におけるディスク記録媒体の斜視図である。ディスク記録媒体100は、実施の形態1とほぼ同様の構成であるが、プロテクトマーク領域301が、プラスティック等の透明の物質から形成されている点が異なる。
一般的に、ディスク記録媒体は、データを書込み可能な領域の前後である最内周および最外周に、記録には使用しない予備領域が設けられている。本形態は、そのような予備領域に、プロテクトマーク領域302を配置する。
実施の形態3におけるディスク駆動装置は、実施の形態2で説明した図11と同じでよい。
ディスク駆動装置の記録動作については、実施の形態2の記録動作とほぼ同様であるが、プロテクト検知手段210が、反射による光量が大きい場合は書込み可とし、反射による光量が小さい場合は書込み不可とする点が異なる。
なお、本形態では、プロテクトマーク領域301を配置する面は、ディスク記録媒体の記録面103およびラベル面102のどちらでも良い。
なお、ヘッド202が照射するレーザ光に対する反射による光量が高く、少なくともディスク記録媒体と同径またはそれ以上の径を有した面を、ディスクを覆うように配置してもよい。その場合、ディスク記録媒体のプロテクトマーク領域301に対し、ヘッド202がレーザ光を照射したときの反射による光量は、黒く塗りつぶされているプロテクトマークセル302の場合は小さく、それ以外の場合はプロテクトマーク領域の透明の面を通過し、反射面に反射するため反射による光量は大きくなる。
よって、塗りつぶされたプロテクトマークセル302の個数を検出する際には、反射による光量が基準値Aより大きくなるポイントの総計を計測すればよく、これにより実施の形態2と同様の効果が得られる。
実施の形態3により、ユーザは、ディスク記録媒体に対する書込みの可否の設定を簡易に行うことができ、かつディスク記録媒体の見た目で書込みの可否を判断することができるとともに、ディスクの記録面およびラベル面、どちらに対しても塗りつぶすことができる。
なお、本形態では、DVD−RAMディスクにプロテクトマーク領域を配置することで説明をしたが、ディスク記録媒体であれば同様の効果が得られることは自明である。
本発明に係るディスク記録媒体は、例えば、DVDディスク等の分野において好適に利用できる。
本発明の実施の形態1におけるディスク記録媒体の斜視図 本発明の実施の形態1におけるディスク記録媒体の操作説明図 本発明の実施の形態1におけるディスク記録媒体の斜視図 本発明の実施の形態1におけるディスク記録媒体の操作説明図 本発明の実施の形態1におけるディスク駆動装置のブロック図 本発明の実施の形態1における読み取り過程を示すグラフ 本発明の実施の形態1における記録処理のフローチャート 本発明の実施の形態2におけるディスク記録媒体の斜視図 本発明の実施の形態2におけるディスク記録媒体の操作説明図 本発明の実施の形態2におけるディスク記録媒体の斜視図 本発明の実施の形態2におけるディスク駆動装置のブロック図 本発明の実施の形態3におけるディスク記録媒体の斜視図 従来のディスク記録媒体の斜視図 従来のディスク記録媒体の斜視図 従来のディスク駆動装置のブロック図
符号の説明
100 ディスク本体
101 スプロケット孔
102 ラベル面
103 記録面
200 ディスク駆動装置
201 モータ
202 ヘッド
203 データ入出力手段
204 サーボ制御手段
205 メモリ
206 バス
207 外部インターフェイス
208 ドライブ制御手段
209 プロテクトマーク検出ヘッド
210 プロテクト検出手段
301 プロテクトマークセル領域
302 プロテクトマークセル
303 スタートマーク
304 ON/OFF表示
306 筆記具
307 薄膜

Claims (12)

  1. 円盤状をなすディスク本体を備え、
    前記ディスク本体の少なくとも一方の面上にプロテクトマーク領域が設定され、
    前記プロテクトマーク領域に前記ディスク本体とは反射光量が異なるプロテクトマークセルが配置されるディスク記録媒体。
  2. 前記プロテクトマーク領域は、前記ディスク本体の周方向に沿って配置される請求項1記載のディスク記録媒体。
  3. 前記プロテクトマークセルは、筆記具により着色可能に形成されている請求項1から2記載のディスク記録媒体。
  4. 前記プロテクトマークセルは、薄膜により剥離可能に被覆される請求項1から2記載のディスク記録媒体。
  5. 前記プロテクトマークセルは、光を透過するように形成されている請求項1から2記載のディスク記録媒体。
  6. 円盤状をなすディスク本体を備え、前記ディスク本体の少なくとも一方の面上にプロテクトマーク領域が設定され、前記プロテクトマーク領域に前記ディスク本体とは反射光量が異なるプロテクトマークセルが配置されるディスク記録媒体についての書込みの可否を判定するプロテクト判定方法であって、
    前記プロテクトマーク領域に光を照射し反射光の光量を計測するステップと、
    計測結果に基づいて前記プロテクトマークセルの状態を判別するステップと、
    判別結果に基づいて前記ディスク記録媒体の書込みの可否を判定するステップとを含むプロテクト判定方法。
  7. 前記計測結果は、基準値に基づいて2値化される請求項5記載のプロテクト判定方法。
  8. 前記計測ステップは、前記ディスク記録媒体を回転させる状態で実施される請求項6から7記載のプロテクト判定装置。
  9. 円盤状をなすディスク本体を備え、前記ディスク本体の少なくとも一方の面上にプロテクトマーク領域が設定され、前記プロテクトマーク領域に前記ディスク本体とは反射光量が異なるプロテクトマークセルが配置されるディスク記録媒体についての書込みの可否を判定するプロテクト判定装置であって、
    前記プロテクトマーク領域に光を照射し反射光の光量を計測手段と、
    計測結果に基づいて前記プロテクトマークセルの状態を判別し、判別結果に基づいて前記ディスク記録媒体の書込みの可否を判定するプロテクト検出手段とを備えるプロテクト判定装置。
  10. 前記計測手段は、基準値に基づいて前記反射光の光量を2値化する請求項9記載のプロテクト判定装置。
  11. 前記ディスク記録媒体を、前記反射光の位置に対して回転させる回転手段をさらに備える請求項9から10記載のプロテクト判定装置。
  12. 請求項9から10記載のプロテクト判定装置を備えるディスク駆動装置。
JP2004202138A 2004-07-08 2004-07-08 ディスク記録媒体、プロテクト判定方法及びその装置 Pending JP2007272932A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004202138A JP2007272932A (ja) 2004-07-08 2004-07-08 ディスク記録媒体、プロテクト判定方法及びその装置
PCT/JP2005/010666 WO2006006332A1 (ja) 2004-07-08 2005-06-10 ディスク記録媒体、ディスク記録媒体の記録装置及び記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004202138A JP2007272932A (ja) 2004-07-08 2004-07-08 ディスク記録媒体、プロテクト判定方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007272932A true JP2007272932A (ja) 2007-10-18

Family

ID=35783687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004202138A Pending JP2007272932A (ja) 2004-07-08 2004-07-08 ディスク記録媒体、プロテクト判定方法及びその装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2007272932A (ja)
WO (1) WO2006006332A1 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09120621A (ja) * 1995-10-20 1997-05-06 Ricoh Co Ltd 光ディスクおよび光ディスク記録再生装置
JPH1166705A (ja) * 1997-08-14 1999-03-09 Sony Corp ディスク及びディスクドライブ装置
JP2001176133A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Ricoh Co Ltd 光学的情報記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006006332A1 (ja) 2006-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4588085B2 (ja) 情報処理装置、アクセス装置、記録媒体、情報処理方法および情報処理プログラム
TWI298873B (en) Identifying optical disc properties from information read from label side of optical disc
TW563124B (en) Optical record carrier, drive unit, data updating method and software version-up method
JP2007272932A (ja) ディスク記録媒体、プロテクト判定方法及びその装置
JPH11283358A (ja) 書換可能な光ディスク及びその光ディスクにデータを記録する装置
US10354688B1 (en) Information recording medium and method for reproducing the same
US20070279479A1 (en) Information Recording Drive, Information Recording Media and Detection Method of Deterioration Situation of Information Recording Media
KR100789862B1 (ko) 광디스크와 광디스크용 라벨 인쇄 장치 및 광디스크의 라벨인쇄 방법
JP4105247B2 (ja) 円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生装置、円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生方法
JPH1166705A (ja) ディスク及びディスクドライブ装置
JP2005063588A (ja) ディスク記録媒体、記録装置
JPH01208732A (ja) 光記録媒体の記録方式
US8149663B2 (en) Multilayer-optical-disc data-erasure method and optical disc apparatus
CN100587813C (zh) 位置核实装置和方法、位置测量装置和方法
JPH03203831A (ja) 光記録媒体及び光記録媒体の寿命検知方法
JPH01189085A (ja) 光学的情報記憶媒体のカートリッジ
JP4356711B2 (ja) 光ディスクへの可視画像記録方法及び光ディスク記録装置
JP2005317104A (ja) 光ディスク装置
US20100110851A1 (en) Multilayer-optical-disc data-erasure method and optical disc apparatus
JP2006520981A (ja) 多段速度で記録可能な情報担体
JP2003341147A (ja) 書き換え可能光ディスク記録再生装置に用いられるプログラム、書き換え可能光ディスク記録再生装置および書き換え可能光ディスク
JP2006073149A (ja) 光ディスク評価装置、光ディスク記録再生装置および光ディスク記録装置
JP2007193929A (ja) 光学的情報記録媒体、光学的情報記録方法、光学的情報記録再生装置および半導体回路
JP2004227664A (ja) 光記録媒体及びその製造方法並びに光記録媒体製造装置
JP2008204571A (ja) 光ディスク記録方法および光ディスク記録装置