JPH03203831A - 光記録媒体及び光記録媒体の寿命検知方法 - Google Patents
光記録媒体及び光記録媒体の寿命検知方法Info
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- JPH03203831A JPH03203831A JP1343915A JP34391589A JPH03203831A JP H03203831 A JPH03203831 A JP H03203831A JP 1343915 A JP1343915 A JP 1343915A JP 34391589 A JP34391589 A JP 34391589A JP H03203831 A JPH03203831 A JP H03203831A
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Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ユーザー領域外に寿命検知用の領域が設けら
れた光記録媒体、及びこのような光記録媒体を用いた寿
命検知方法に関する。
れた光記録媒体、及びこのような光記録媒体を用いた寿
命検知方法に関する。
近年、光学的手段もしくは光学的手段と磁気的手段との
組み合わせ等によって情報を記録する光記録媒体が実用
化され、紙による情報記録にとって変わろうとしている
。
組み合わせ等によって情報を記録する光記録媒体が実用
化され、紙による情報記録にとって変わろうとしている
。
光記録媒体は、記録密度が桁違いに大きい等の点で紙に
勝るが、情報の長期保存性の点で紙よりも劣る場合があ
る。例えば、和紙は保存条件を良好に保てば数百年〜1
000年以上の長期にわたって情報を保存することがで
きるが、光記録媒体では現在のところ数十年のオーダー
でしか情報を保存することができないとされている。
勝るが、情報の長期保存性の点で紙よりも劣る場合があ
る。例えば、和紙は保存条件を良好に保てば数百年〜1
000年以上の長期にわたって情報を保存することがで
きるが、光記録媒体では現在のところ数十年のオーダー
でしか情報を保存することができないとされている。
従って、永久保存の必要がある情報をも安心して記録で
きるようにするためには、光記録媒体の寿命を完全に管
理し、寿命が尽きる以前に新たな光記録媒体に情報を移
し換える等の手段がとれなくてはならない。
きるようにするためには、光記録媒体の寿命を完全に管
理し、寿命が尽きる以前に新たな光記録媒体に情報を移
し換える等の手段がとれなくてはならない。
従来は、例えば特開昭63−220485号公報に記載
されているように、光記録媒体の一部に製造年月日を記
録し、ユーザーにメーカーが定めた保証期間内で使用す
るよう求める方法などが提案されている。
されているように、光記録媒体の一部に製造年月日を記
録し、ユーザーにメーカーが定めた保証期間内で使用す
るよう求める方法などが提案されている。
然るに、前記の従来方法は個々の光記録媒体の寿命を直
接測定するものではないので、信頼性に乏しい。
接測定するものではないので、信頼性に乏しい。
すなわち、光記録媒体の保証期間は、通常の使用環境条
件よりも格段に厳しい環境条件下に光記録媒体を放置し
て記録層などの劣化の程度を測定し、そのデータから通
常の使用環境条件下における寿命を推定し、それに安全
率を見込んで定められる。ところが、光記録媒体の寿命
は使用される環境条件によって著しい差違を生じるから
、使用環境条件によっては寿命が保証期間ぎりぎりまで
低下するものもあるし、反対に保証期間よりもがなり長
い寿命を保持できるものもある。
件よりも格段に厳しい環境条件下に光記録媒体を放置し
て記録層などの劣化の程度を測定し、そのデータから通
常の使用環境条件下における寿命を推定し、それに安全
率を見込んで定められる。ところが、光記録媒体の寿命
は使用される環境条件によって著しい差違を生じるから
、使用環境条件によっては寿命が保証期間ぎりぎりまで
低下するものもあるし、反対に保証期間よりもがなり長
い寿命を保持できるものもある。
かように、保証期間は、光記録媒体の寿命を判断する厳
密な基準ではないので、寿命が保証期間ぎりぎりまでし
かないにもがかわらず保証期間を超えて使用されてしま
い、貴重な情報を消失してしまったり、反対に、保存状
態が良好で保証期間よりも十分に長い寿命を有するにも
がかわらず、保証期間ごとに情報を移し換えざるを得す
、光記録媒体や情報を移し換えるための手間が無駄にな
るといった不都合を生じる。
密な基準ではないので、寿命が保証期間ぎりぎりまでし
かないにもがかわらず保証期間を超えて使用されてしま
い、貴重な情報を消失してしまったり、反対に、保存状
態が良好で保証期間よりも十分に長い寿命を有するにも
がかわらず、保証期間ごとに情報を移し換えざるを得す
、光記録媒体や情報を移し換えるための手間が無駄にな
るといった不都合を生じる。
本発明は、前記した従来技術の不備を解消するためにな
されたものであって、その第1の目的は、寿命検知手段
を備えた光記録媒体を提供することにあり、またその第
2の目的は、そのような光記録媒体を用いた寿命検知方
法を提供しようとするものである。
されたものであって、その第1の目的は、寿命検知手段
を備えた光記録媒体を提供することにあり、またその第
2の目的は、そのような光記録媒体を用いた寿命検知方
法を提供しようとするものである。
本発明は、前記第1の目的を達成するため、記録領域の
一部にユーザー領域が設けられた光記録媒体において、
前記ユーザー領域を除く部分に、少なくとも案内溝及び
プリピット部それに鏡面部のいずれか1つを備えた寿命
検知領域を設けた。
一部にユーザー領域が設けられた光記録媒体において、
前記ユーザー領域を除く部分に、少なくとも案内溝及び
プリピット部それに鏡面部のいずれか1つを備えた寿命
検知領域を設けた。
また、前記第1の目的を達成するための他の手段として
、記録領域の一部にユーザー領域が設けられた光記録媒
体において、前記ユーザー領域を除く部分に、少なくと
も案内溝及びプリピット部それに鏡面部のいずれか1つ
を備えた寿命検知領域と、この寿命検知領域を用いて測
定された当該光記録媒体の記録特性データ及び再生デー
タを記録する寿命履歴記録領域とを設けた。
、記録領域の一部にユーザー領域が設けられた光記録媒
体において、前記ユーザー領域を除く部分に、少なくと
も案内溝及びプリピット部それに鏡面部のいずれか1つ
を備えた寿命検知領域と、この寿命検知領域を用いて測
定された当該光記録媒体の記録特性データ及び再生デー
タを記録する寿命履歴記録領域とを設けた。
一方、前記第2の目的を達成するため、ユーザー領域を
除く部分に少なくとも案内溝及びプリピット部それに鏡
面部のいずれか1つを備えた寿命検知領域を有する光記
録媒体をドライブにかけ、前記ユーザー領域に対してユ
ーザー情報の記録または再生動作を行う以前に、前記寿
命検知領域に光学ヘッドをアクセスして当該光記録媒体
の記録特性及び再生特性を評価し、測定された記録特性
データ及び再生特性データが予め定められた基準値をク
リアしているが否かを判断するようにした。
除く部分に少なくとも案内溝及びプリピット部それに鏡
面部のいずれか1つを備えた寿命検知領域を有する光記
録媒体をドライブにかけ、前記ユーザー領域に対してユ
ーザー情報の記録または再生動作を行う以前に、前記寿
命検知領域に光学ヘッドをアクセスして当該光記録媒体
の記録特性及び再生特性を評価し、測定された記録特性
データ及び再生特性データが予め定められた基準値をク
リアしているが否かを判断するようにした。
また、前記第2の目的を達成するための他の手段として
、ユーザー領域を除く部分に少なくとも案内溝及びプリ
ピット部それに鏡面部のいずれが1つを備えた寿命検知
領域と、この寿命検知領域を用いて測定された当該光記
録媒体の記録特性データ及び再生データを記録する寿命
履歴記録領域とを有する光記録媒体をドライブにかけ、
前記ユーザー領域に対してユーザー情報の記録または再
生動作を行う以前に、前記寿命検知領域に光学ヘッドを
アクセスして当該光記録媒体の記録特性及び再生特性を
甜定し、測定された記録特性データ及び再生特性データ
が予め定められた基準値をクリアしているか否かを判断
すると共に、前記寿命履歴記録領域に前記記録特性デー
タ及び再生特性データを書き込み、以前に記録された記
録特性データ及び再生特性データと比較することによっ
て劣化の進行度を評価するようにした。
、ユーザー領域を除く部分に少なくとも案内溝及びプリ
ピット部それに鏡面部のいずれが1つを備えた寿命検知
領域と、この寿命検知領域を用いて測定された当該光記
録媒体の記録特性データ及び再生データを記録する寿命
履歴記録領域とを有する光記録媒体をドライブにかけ、
前記ユーザー領域に対してユーザー情報の記録または再
生動作を行う以前に、前記寿命検知領域に光学ヘッドを
アクセスして当該光記録媒体の記録特性及び再生特性を
甜定し、測定された記録特性データ及び再生特性データ
が予め定められた基準値をクリアしているか否かを判断
すると共に、前記寿命履歴記録領域に前記記録特性デー
タ及び再生特性データを書き込み、以前に記録された記
録特性データ及び再生特性データと比較することによっ
て劣化の進行度を評価するようにした。
〔作用J
光記録媒体に情報を効率良く記録するためには、ドライ
ブが要求する記録感度、再生信号のS/N、フォーカス
サーボ信号、トラッキングサーボ信号等の諸条件を全て
充たした光記録媒体を用いる必要がある。
ブが要求する記録感度、再生信号のS/N、フォーカス
サーボ信号、トラッキングサーボ信号等の諸条件を全て
充たした光記録媒体を用いる必要がある。
出荷時においては、ドライブに対して充分に動作マージ
ンのある光記録媒体が提供されるが、例えば記録層の腐
食や透明基板の透明度の低下、それに透明基板の変形等
によって、ドライブに対する動作マージンは経時的に減
少する。動作マージンが少なくなった状態で情報の記a
/再生を実行すると、エラーが発生し、効率的なデータ
処理を行えなくなる。そして、さらに光記録媒体の劣化
が進行すると、遂には正常な情報の記録/再生が不可能
になる。
ンのある光記録媒体が提供されるが、例えば記録層の腐
食や透明基板の透明度の低下、それに透明基板の変形等
によって、ドライブに対する動作マージンは経時的に減
少する。動作マージンが少なくなった状態で情報の記a
/再生を実行すると、エラーが発生し、効率的なデータ
処理を行えなくなる。そして、さらに光記録媒体の劣化
が進行すると、遂には正常な情報の記録/再生が不可能
になる。
前記したように、ユーザー領域に対するユーザー情報の
記R/再生動作を実行する以前に、寿命検知領域に光学
ヘッドをアクセスして当該光記録媒体の記録特性及び再
生特性を評価し、測定された記録特性データ及び再生特
性データが予め定められた基準値をクリアしているか否
かを判断すると、光記録媒体の寿命が残り少ない状態に
あるのか否かを検知することができる。よって、寿命が
残り少ない光記録に情報を記録する危険を未然に回避す
ることができ、また、当該光記録媒体に記録された情報
を新たな光記録媒体に書き換える等の処置を取ることに
よって、貴重な情報の消失を未然に防止することができ
る。
記R/再生動作を実行する以前に、寿命検知領域に光学
ヘッドをアクセスして当該光記録媒体の記録特性及び再
生特性を評価し、測定された記録特性データ及び再生特
性データが予め定められた基準値をクリアしているか否
かを判断すると、光記録媒体の寿命が残り少ない状態に
あるのか否かを検知することができる。よって、寿命が
残り少ない光記録に情報を記録する危険を未然に回避す
ることができ、また、当該光記録媒体に記録された情報
を新たな光記録媒体に書き換える等の処置を取ることに
よって、貴重な情報の消失を未然に防止することができ
る。
また、当該光記録媒体を使用するごとに寿命履歴記録領
域に記録特性データ及び再生特性データを書き込み、以
前に記録された記録特性データ及び再生特性データと今
回記録された記録特性データ及び再生特性データと比較
すると、光記録媒体の劣化の進行度を知ることができる
。光記録媒体の劣化の進行度は、使用される環境条件に
よって著しく異なるので、劣化の進行速度が早いものに
ついては、現在基準値をクリアしていたとしても早期に
寿命が尽きるおそれがあると判断することができ、前記
と同様の処置を取ることによって、情報の消失を未然に
防止することができる。
域に記録特性データ及び再生特性データを書き込み、以
前に記録された記録特性データ及び再生特性データと今
回記録された記録特性データ及び再生特性データと比較
すると、光記録媒体の劣化の進行度を知ることができる
。光記録媒体の劣化の進行度は、使用される環境条件に
よって著しく異なるので、劣化の進行速度が早いものに
ついては、現在基準値をクリアしていたとしても早期に
寿命が尽きるおそれがあると判断することができ、前記
と同様の処置を取ることによって、情報の消失を未然に
防止することができる。
かように、本発明の光記録媒体及び寿命検知方法は、個
々の光記録媒体について寿命を検知できるようにしたの
で、信頼性の高い寿命検知を行うことができ、貴重な情
報を消失してしまったり、光記録媒体及び情報を移し換
えるための手間を無駄にすることがない。
々の光記録媒体について寿命を検知できるようにしたの
で、信頼性の高い寿命検知を行うことができ、貴重な情
報を消失してしまったり、光記録媒体及び情報を移し換
えるための手間を無駄にすることがない。
まず、本発明に係る光記録媒体の第1例を第1図〜第4
図によって説明する。
図によって説明する。
第1図は第1実施例に係る光記録媒体の平面図、第2図
は記録領域の拡大平面図、第3図は第1図のA−A拡大
断面図であって、1は光記録媒体、2はその記録領域、
3はユーザーが独自の情報(ユーザー情報)を書き込む
ためのユーザー領域、4は寿命検知領域、5は寿命履歴
記録領域、6は基板、7は案内溝、8はプリピット、9
は記録層を示している。
は記録領域の拡大平面図、第3図は第1図のA−A拡大
断面図であって、1は光記録媒体、2はその記録領域、
3はユーザーが独自の情報(ユーザー情報)を書き込む
ためのユーザー領域、4は寿命検知領域、5は寿命履歴
記録領域、6は基板、7は案内溝、8はプリピット、9
は記録層を示している。
光記録媒体1としては、例えば孔あけ形の光ディスクの
ように1度かぎり情報の追記が可能ないわゆるライトワ
ンス形のものを用いることもできるし、光磁気ディスク
や相変化形ディスクのように何度でも情報の書き換えが
可能ないわゆるイレーザブル形のものを用いることもで
きる。記録層9は、光記録媒体1の種類に応じて適宜の
ヒートモード記録材料から形成される。なお。第3図に
おいては、記録層9が単層で表されているが、必要に応
じて記録層と他の薄膜層との積層体によって形成するこ
ともできる。
ように1度かぎり情報の追記が可能ないわゆるライトワ
ンス形のものを用いることもできるし、光磁気ディスク
や相変化形ディスクのように何度でも情報の書き換えが
可能ないわゆるイレーザブル形のものを用いることもで
きる。記録層9は、光記録媒体1の種類に応じて適宜の
ヒートモード記録材料から形成される。なお。第3図に
おいては、記録層9が単層で表されているが、必要に応
じて記録層と他の薄膜層との積層体によって形成するこ
ともできる。
記録領域2は、光記録媒体1の回転中心Pと同心のリン
グ状に形成されており、第2図に拡大して示すように、
最内周部から最外周部まで光ビームを追従させるための
案内溝7が渦巻状もしくは同心円状に形成され、各案内
溝7の周方向が複数個のセクタ10a、 1ob、
・・・に等分されている。そして、各セクタ10a、
10b、 ・・・の先頭部分には、アドレス信号や同
期信号など情報の記録/再生に必要な信号がプリピット
8の形でプリフォーマットされている。
グ状に形成されており、第2図に拡大して示すように、
最内周部から最外周部まで光ビームを追従させるための
案内溝7が渦巻状もしくは同心円状に形成され、各案内
溝7の周方向が複数個のセクタ10a、 1ob、
・・・に等分されている。そして、各セクタ10a、
10b、 ・・・の先頭部分には、アドレス信号や同
期信号など情報の記録/再生に必要な信号がプリピット
8の形でプリフォーマットされている。
ユーザー領域3及び寿命履歴記録領域5は、第3図に示
すように、案内溝7、プリピット8、及び記録層9を有
する前記記録領域2内に形成される。従って、所望のセ
クタアドレスを指定することによって、該セクタ内に情
報を書き込み、また該セクタ内に記録された情報を読み
出すことができる。
すように、案内溝7、プリピット8、及び記録層9を有
する前記記録領域2内に形成される。従って、所望のセ
クタアドレスを指定することによって、該セクタ内に情
報を書き込み、また該セクタ内に記録された情報を読み
出すことができる。
寿命検知領域4は、第3図に示すように、案内溝7、プ
リピット8、及び記録層9を有する前記記録領域2の一
部と、案内溝7及びプリピット8が形成されておらず記
録層9だけが形成された部分、すなわち鏡面部11にま
たがって形成される。
リピット8、及び記録層9を有する前記記録領域2の一
部と、案内溝7及びプリピット8が形成されておらず記
録層9だけが形成された部分、すなわち鏡面部11にま
たがって形成される。
寿命検知領域4のうち前記記録領域2にかかる部分につ
いては、前記ユーザー領域3及び寿命履歴記録領域5と
同様に、所望のセクタアドレスを指定することによって
情報の記録/再生を行うことができる。従って、当該部
分に記録された情報の再生信号振幅やノイズ等を測定す
ることによって記録感度及び再生信号のS/Nの評価を
行うことができ、また、案内溝7からトラッキングエラ
ー信号を検出することによってトラッキング特性の評価
を行うことができる。一方、鏡面部11は、案内溝7も
プリピット8も形成されていないので情報の記a/再生
を行うことはできないが、対物レンズから出射された光
ビームを記録層9上に合焦することによって、光学ヘッ
ドのフォーカス特性の評価を行うことができる。
いては、前記ユーザー領域3及び寿命履歴記録領域5と
同様に、所望のセクタアドレスを指定することによって
情報の記録/再生を行うことができる。従って、当該部
分に記録された情報の再生信号振幅やノイズ等を測定す
ることによって記録感度及び再生信号のS/Nの評価を
行うことができ、また、案内溝7からトラッキングエラ
ー信号を検出することによってトラッキング特性の評価
を行うことができる。一方、鏡面部11は、案内溝7も
プリピット8も形成されていないので情報の記a/再生
を行うことはできないが、対物レンズから出射された光
ビームを記録層9上に合焦することによって、光学ヘッ
ドのフォーカス特性の評価を行うことができる。
寿命履歴記録領域5には、第4図に示すように、当該光
記録媒体の使用開始日、メーカーが保証する有効期限、
当該光記録媒体を使用するごとに測定されたマージン判
定結果、最終の記録動作日時、最終の再生動作日時など
の寿命履歴情報が記録される。
記録媒体の使用開始日、メーカーが保証する有効期限、
当該光記録媒体を使用するごとに測定されたマージン判
定結果、最終の記録動作日時、最終の再生動作日時など
の寿命履歴情報が記録される。
以下、前記の光記録媒体を装着して寿命検知を行うドラ
イブと、このドライブを用いた寿命検知方法について説
明する。
イブと、このドライブを用いた寿命検知方法について説
明する。
第5図は本発明に係るドライブの第1例を示すブロック
図であって、光学ヘッド21と、この光学ヘッド21を
移送して対物レンズ22を光記録媒体1のユーザー領域
3または寿命検知領域4または寿命履歴記録領域5に位
置付けする移送装置23と、復調器24と、光記録媒体
1から読み出された記録特性データ(例えば、記録感度
)及び再生特性データ(例えば、再生信号振幅やS/N
)を格納するデータメモリ25と、ドライブが要求する
記録特性及び再生特性の基準値が格納された基準値メモ
リ26と、前記両メモリ25.26に格納されたデータ
を比較する比較器27と、光学ヘッド21に設けられた
サーボモータの駆動信号を発生するサーボ信号発生部2
8と、サーボ信号発生部28の出力信号値を記憶するデ
ータメモリ29と、ドライブが許容するサーボ信号の基
準値を記憶する基準値メモリ30と、前記両メモリ29
゜3oに格納されたデータを比較する比較器31と、記
録特性データまたは再生特性データが基準値を超えたと
き、もしくはサーボ信号発生部28の出力信号値が基準
値を超えたときに警報を発する警報器32を備えている
。
図であって、光学ヘッド21と、この光学ヘッド21を
移送して対物レンズ22を光記録媒体1のユーザー領域
3または寿命検知領域4または寿命履歴記録領域5に位
置付けする移送装置23と、復調器24と、光記録媒体
1から読み出された記録特性データ(例えば、記録感度
)及び再生特性データ(例えば、再生信号振幅やS/N
)を格納するデータメモリ25と、ドライブが要求する
記録特性及び再生特性の基準値が格納された基準値メモ
リ26と、前記両メモリ25.26に格納されたデータ
を比較する比較器27と、光学ヘッド21に設けられた
サーボモータの駆動信号を発生するサーボ信号発生部2
8と、サーボ信号発生部28の出力信号値を記憶するデ
ータメモリ29と、ドライブが許容するサーボ信号の基
準値を記憶する基準値メモリ30と、前記両メモリ29
゜3oに格納されたデータを比較する比較器31と、記
録特性データまたは再生特性データが基準値を超えたと
き、もしくはサーボ信号発生部28の出力信号値が基準
値を超えたときに警報を発する警報器32を備えている
。
第6図はこのドライブの動作手順を示すフローチャート
であって、ドライブに備えられたプログラムメモリ(図
示せず)に格納されている。
であって、ドライブに備えられたプログラムメモリ(図
示せず)に格納されている。
まず、手順S−1において光記録媒体1がモータ11に
ローディングされると、光学ヘッド21を寿命検知領域
4の鏡面部11にアクセスする旨の信号が発せられ、鏡
面部11に対物レンズ21が位置付けされる(手順5−
2)。
ローディングされると、光学ヘッド21を寿命検知領域
4の鏡面部11にアクセスする旨の信号が発せられ、鏡
面部11に対物レンズ21が位置付けされる(手順5−
2)。
次いで、オートフォーカス機構が動作されて記録層9上
に光ビームが合焦され(手順5−3)、サーボ信号発生
部28の出力信号値が基準値メモリ3oに記憶された基
準値内にあるか否かが判断される(手順5−4)。
に光ビームが合焦され(手順5−3)、サーボ信号発生
部28の出力信号値が基準値メモリ3oに記憶された基
準値内にあるか否かが判断される(手順5−4)。
手順S−4において、サーボ信号発生部28の出力信号
値が基準値メモリ30に記憶された基準値内にあると判
断された場合には、光記録媒体1が未だ寿命に達してお
らず、フォーカスサーボ機構に動作マージンがあると判
断されるので、移送装置23を駆動して対物レンズ22
を寿命検知領域4のプリフォーマットパターン形成部に
シークする(手順5−5)。
値が基準値メモリ30に記憶された基準値内にあると判
断された場合には、光記録媒体1が未だ寿命に達してお
らず、フォーカスサーボ機構に動作マージンがあると判
断されるので、移送装置23を駆動して対物レンズ22
を寿命検知領域4のプリフォーマットパターン形成部に
シークする(手順5−5)。
光学ヘッド21を固定した状態で光記録媒体1を駆動し
、光ビームが案内溝7を横切ることによって得られるト
ラッキングエラー信号からトラッキング特性が測定され
る(手順5−6)。
、光ビームが案内溝7を横切ることによって得られるト
ラッキングエラー信号からトラッキング特性が測定され
る(手順5−6)。
しかる後に、測定されたトラッキング特性値が基準値メ
モリ30に記憶された基準値内にあるか否かが判断され
る(手順5−7)。
モリ30に記憶された基準値内にあるか否かが判断され
る(手順5−7)。
手順S−7において、測定されたトラッキング特性値が
基準値メモリ3oに記憶された基準値内にあると判断さ
れた場合には、光記録媒体1が未だ寿命に達しておらず
、トラッキングサーボ機構に動作マージンがあると判断
されるので、対物レンズ22を寿命検知領域4の案内溝
7上にオントラックする(手順5−8)。
基準値メモリ3oに記憶された基準値内にあると判断さ
れた場合には、光記録媒体1が未だ寿命に達しておらず
、トラッキングサーボ機構に動作マージンがあると判断
されるので、対物レンズ22を寿命検知領域4の案内溝
7上にオントラックする(手順5−8)。
次いで、寿命検知領域4に記録されたプリピット8の読
み出しが行われ、再生信号振幅およびノイズレベルなど
から再生特性が測定される(手順5−9)。
み出しが行われ、再生信号振幅およびノイズレベルなど
から再生特性が測定される(手順5−9)。
しかる後に、測定された再生特性値が基準値メモリ26
に記憶された基準値内にあるか否かが判断される(手順
S−10)。
に記憶された基準値内にあるか否かが判断される(手順
S−10)。
手順5−10において、測定された再生特性値が基準値
メモリ26に記憶された基準値内にあると判断された場
合には、光記録媒体1が未だ寿命に達しておらず、信号
再生系に動作マージンがあると判断されるので、寿命検
知領域4中の未記録領域に寿命検知用の情報の書き込み
とその情報の読み出しとを行い、再生信号振幅およびノ
イズレベルなどから記録特性が測定される(手順S−1
1)。
メモリ26に記憶された基準値内にあると判断された場
合には、光記録媒体1が未だ寿命に達しておらず、信号
再生系に動作マージンがあると判断されるので、寿命検
知領域4中の未記録領域に寿命検知用の情報の書き込み
とその情報の読み出しとを行い、再生信号振幅およびノ
イズレベルなどから記録特性が測定される(手順S−1
1)。
しかる後に、測定された記録特性値が基準値メモリ26
に記憶された基準値内にあるか否かが判断される(手順
S−12)。
に記憶された基準値内にあるか否かが判断される(手順
S−12)。
手順5−12において、測定された再生特性値が基準値
メモリ26に記憶された基準値内にあると判断された場
合には、訪記各手順において行われたマージン判定結果
を当該動作を行った日時等と共に寿命履歴記録領域5に
記録しく手順S−13)、第4図に例示したような寿命
履歴テーブルを表示する(手順S−14)。
メモリ26に記憶された基準値内にあると判断された場
合には、訪記各手順において行われたマージン判定結果
を当該動作を行った日時等と共に寿命履歴記録領域5に
記録しく手順S−13)、第4図に例示したような寿命
履歴テーブルを表示する(手順S−14)。
次いで、寿命履歴テーブルのデータから、光記録媒体の
劣化の進行度に異常があるか否かについて判定される(
手順S−15)。
劣化の進行度に異常があるか否かについて判定される(
手順S−15)。
手順5−15において、光記録媒体の劣化の進行度に異
常がないと判定された場合には、光記録媒体の寿命に余
裕があると判断されるので、ユーザー領域3に光学ヘッ
ド21をシークしてユーザー情報の記i/再生を行うこ
とができる(手順S−16)。
常がないと判定された場合には、光記録媒体の寿命に余
裕があると判断されるので、ユーザー領域3に光学ヘッ
ド21をシークしてユーザー情報の記i/再生を行うこ
とができる(手順S−16)。
所望のデータ処理が終了したら(手順S−17)、光記
録媒体1をアンロードしてシステムを終了する(手順S
−18)。
録媒体1をアンロードしてシステムを終了する(手順S
−18)。
手順S−4において、サーボ信号発生部28の出力信号
値が基準値メモリ30に記憶された基準値を超えたと判
断された場合、手順S−7において、トラッキング特性
値が基準値メモリ3oに記憶された基準値を超えたと判
断された場合、手順5−10において、再生特性値が基
準値メモリ26に記憶された基準値を超えたと判断され
た場合、手順5−12において、再生特性値が基準値メ
モリ26に記憶された基準値を超えたと判断された場合
、さらには、手順5−15において、光記録媒体の劣化
の進行度が異常だと判定された場合には、光記録媒体の
寿命が尽きかけていると判断されるので、警報装置32
より警報を発してユーザーに注意を促す(手順S−19
)。
値が基準値メモリ30に記憶された基準値を超えたと判
断された場合、手順S−7において、トラッキング特性
値が基準値メモリ3oに記憶された基準値を超えたと判
断された場合、手順5−10において、再生特性値が基
準値メモリ26に記憶された基準値を超えたと判断され
た場合、手順5−12において、再生特性値が基準値メ
モリ26に記憶された基準値を超えたと判断された場合
、さらには、手順5−15において、光記録媒体の劣化
の進行度が異常だと判定された場合には、光記録媒体の
寿命が尽きかけていると判断されるので、警報装置32
より警報を発してユーザーに注意を促す(手順S−19
)。
ユーザーはこれによって必要な処置、例えば当該光記録
媒体に記録された情報を新たな光記録媒体に移し換える
等の処置を行うことができ、貴重な情報の消失を防止す
ることができる。
媒体に記録された情報を新たな光記録媒体に移し換える
等の処置を行うことができ、貴重な情報の消失を防止す
ることができる。
かように、本発明の光記録媒体及び寿命検知方法は、個
々の光記録媒体について寿命を検知できるようにしたの
で、信頼性の高い寿命検知を行うことができ、貴重な情
報を消失してしまったり、光記録媒体及び情報を移し換
えるための手間を無駄にすることがない。
々の光記録媒体について寿命を検知できるようにしたの
で、信頼性の高い寿命検知を行うことができ、貴重な情
報を消失してしまったり、光記録媒体及び情報を移し換
えるための手間を無駄にすることがない。
第7図に本発明に係るドライブの第2例を示す。
本例のドライブは、基準値メモリ26に予め記録特性及
び再生特性の基準値を登録し、基準値メモリ30に予め
フォーカス特性及びトラッキング特性の基準値を登録し
ておく構成に代えて、光記録媒体lの記録領域2に予め
これらの基準値を記録しておき、光記録媒体lを使用す
るごとに当該基準値を読み出して基準値メモリ26.3
0に登録する構成になっている。その他、第5図のドラ
イブと同一の装置については、重複を避けるため、対応
する装置に同一の符号を表示して説明を省略する。
び再生特性の基準値を登録し、基準値メモリ30に予め
フォーカス特性及びトラッキング特性の基準値を登録し
ておく構成に代えて、光記録媒体lの記録領域2に予め
これらの基準値を記録しておき、光記録媒体lを使用す
るごとに当該基準値を読み出して基準値メモリ26.3
0に登録する構成になっている。その他、第5図のドラ
イブと同一の装置については、重複を避けるため、対応
する装置に同一の符号を表示して説明を省略する。
本例のドライブは、記録特性、再生特性、フォーカス特
性、それにトラッキング特性の基準値が異なる各種の光
記録媒体を駆動することができるので、汎用性が高い。
性、それにトラッキング特性の基準値が異なる各種の光
記録媒体を駆動することができるので、汎用性が高い。
なお、本発明の要旨は、寿命検知用の領域が設けられた
光記録媒体とそれを用いた寿命検知方法を提供する点に
あるのであって、光記録媒体及び寿命検知方法が前記実
施例に挙げたものに限定されるものではない。以下に、
本発明の他の実施例を列挙する。
光記録媒体とそれを用いた寿命検知方法を提供する点に
あるのであって、光記録媒体及び寿命検知方法が前記実
施例に挙げたものに限定されるものではない。以下に、
本発明の他の実施例を列挙する。
■前記実施例においては、寿命検知領域4と寿命履歴記
録領域5の双方を備えたが、少なくともいずれか一方を
備えるだけでも足りる。
録領域5の双方を備えたが、少なくともいずれか一方を
備えるだけでも足りる。
■前記実施例においては、寿命検知領域4に案内溝7と
プリピット8と鏡面部11とを設け、記録特性、再生特
性、フォーカス特性、それにトラッキング特性の全てに
ついて測定できるようにしたが、案内溝7、プリピット
8、鏡面部11のうち少なくともいずれか1つを設け、
記録特性、再生特性、フォーカス特性、それにトラッキ
ング特性から選択された少なくとも1つの項目について
のみ測定するようにすることもできる。
プリピット8と鏡面部11とを設け、記録特性、再生特
性、フォーカス特性、それにトラッキング特性の全てに
ついて測定できるようにしたが、案内溝7、プリピット
8、鏡面部11のうち少なくともいずれか1つを設け、
記録特性、再生特性、フォーカス特性、それにトラッキ
ング特性から選択された少なくとも1つの項目について
のみ測定するようにすることもできる。
■前記実施例においては、寿命検知領域4にユーザー領
域3及び寿命履歴記録領域5に形成される案内溝と同−
深さの案内溝を形成したが、深さが異なる複数種の案内
溝を形成することもできる。
域3及び寿命履歴記録領域5に形成される案内溝と同−
深さの案内溝を形成したが、深さが異なる複数種の案内
溝を形成することもできる。
案内溝から読み出されるトラッキングエラー信号は、第
8図に示すように、案内溝7の深さが浅くなるほど立上
り及び立下がりの傾きθが小さくなって動作マージンが
減少するから、測定されたトラッキングエラー信号のう
ち、どの深さの案内溝から読み出されるトラッキング信
号までが基準値をクリアするかを見ることによって、容
易に動作マージンの多寡を判定することができる。
8図に示すように、案内溝7の深さが浅くなるほど立上
り及び立下がりの傾きθが小さくなって動作マージンが
減少するから、測定されたトラッキングエラー信号のう
ち、どの深さの案内溝から読み出されるトラッキング信
号までが基準値をクリアするかを見ることによって、容
易に動作マージンの多寡を判定することができる。
■前記実施例においては、寿命検知領域4にユーザー領
域3及び寿命履歴記録領域5に形成されるプリピットと
同一の大きさのプリピットを形成したが、大きさが異な
る複数種のプリピットを形成することもできる。プリピ
ットから読み出される信号は、第9図に示すように、プ
リピット8の大きさが小さくなるほど低レベルの信号値
が上昇して動作マージンが減少するから、再生信号のう
ち、どの大きさのプリピットから読み出される信号まで
が基準値をクリアするかを見ることによって、容易に動
作マージンの多寡を判定することができる。
域3及び寿命履歴記録領域5に形成されるプリピットと
同一の大きさのプリピットを形成したが、大きさが異な
る複数種のプリピットを形成することもできる。プリピ
ットから読み出される信号は、第9図に示すように、プ
リピット8の大きさが小さくなるほど低レベルの信号値
が上昇して動作マージンが減少するから、再生信号のう
ち、どの大きさのプリピットから読み出される信号まで
が基準値をクリアするかを見ることによって、容易に動
作マージンの多寡を判定することができる。
■前記実施例においては、寿命検知領域4及び寿命履歴
記録領域5をユーザー領域3の内周部に形成したが、第
10図に示すようにユーザー領域3の外周部に形成する
こともできるし、第11図に示すようにユーザー領域3
を2つの領域に分割し、その間に寿命検知領域4等を形
成することもできる。また、第12図に示すように、寿
命検知領域4と寿命履歴記録領域5とを離隔した位置に
形成することもできる。
記録領域5をユーザー領域3の内周部に形成したが、第
10図に示すようにユーザー領域3の外周部に形成する
こともできるし、第11図に示すようにユーザー領域3
を2つの領域に分割し、その間に寿命検知領域4等を形
成することもできる。また、第12図に示すように、寿
命検知領域4と寿命履歴記録領域5とを離隔した位置に
形成することもできる。
■前記実施例においては、記録領域2の周方向が複数個
のセクタ10a、10b、 ・・・に等分されたいわ
ゆるCAV (各速度一定)方式の光ディスクを例にと
って説明したが、CLV(、!速度一定)方式の光ディ
スクや、記録領域の半径方向が複数個のブロックに分割
され、各ブロックの周方向がそれぞれ異なるセクタ数に
分割されたいわゆ6MCAV (ModifiedCA
V)方式の光デイスク媒体に適用することもできる。
のセクタ10a、10b、 ・・・に等分されたいわ
ゆるCAV (各速度一定)方式の光ディスクを例にと
って説明したが、CLV(、!速度一定)方式の光ディ
スクや、記録領域の半径方向が複数個のブロックに分割
され、各ブロックの周方向がそれぞれ異なるセクタ数に
分割されたいわゆ6MCAV (ModifiedCA
V)方式の光デイスク媒体に適用することもできる。
■前記実施例においては、光記録媒体1の寿命がまもな
く尽きそうであると判断された場合、ユーザーに警報を
発したが、当該光記録媒体に記録された情報を自動的に
新たな光記録媒体に移しが得るなど、他の処理をとるよ
うにすることもできる。
く尽きそうであると判断された場合、ユーザーに警報を
発したが、当該光記録媒体に記録された情報を自動的に
新たな光記録媒体に移しが得るなど、他の処理をとるよ
うにすることもできる。
■その他、前記実施例においては、ディスク状記録媒体
を例にとって説明したが、例えばカード状記録媒体など
他種の情報記録媒体でも実施することができる。
を例にとって説明したが、例えばカード状記録媒体など
他種の情報記録媒体でも実施することができる。
以上説明したように、本発明によると、使用するごとに
個々の情報記録媒体について記録特性及び再生特性の測
定を行い、寿命を検知するようにしたので、信頼性の高
い寿命検知を行うことができ、貴重な情報を消失してし
まったり、情報記録媒体及び情報を移し換えるための手
間を無駄にすることがない。
個々の情報記録媒体について記録特性及び再生特性の測
定を行い、寿命を検知するようにしたので、信頼性の高
い寿命検知を行うことができ、貴重な情報を消失してし
まったり、情報記録媒体及び情報を移し換えるための手
間を無駄にすることがない。
第1図は本発明に係る光記録媒体の第1例を示す平面図
、第2図は光記録媒体の拡大平面図、第3図は元肥R媒
体の拡大断面図、第4図は寿命履歴記録領域に記録され
るデータの一例を示す表口、第5図は本発明に係るドラ
イブの第1例を示すブロック図、第6図はドライブの動
作手順を示すフロー図、第7図は本発明に係るドライブ
の第2例を示すブロック図、第8図、第9図は寿命検知
領域の他の構成例を示す説明図、第10図、第11図、
第12図は本発明に係る情報記録媒体の他の例を示す平
面図である。 1・・・・・光記録媒体、2・・・・・・記録領域、3
・・・・・・ユーザー領域、4・・・・・・寿命検知領
域、5・・・・・寿命履歴記録領域、 7・・・・・・案内溝、 8・・・・・・プリピット、 ■・・・・・・鏡面部、 21・・・・・・光学ヘッド、 32・・・・ 警報装置。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 し〜U 第 図 第 図 第 図 第 図
、第2図は光記録媒体の拡大平面図、第3図は元肥R媒
体の拡大断面図、第4図は寿命履歴記録領域に記録され
るデータの一例を示す表口、第5図は本発明に係るドラ
イブの第1例を示すブロック図、第6図はドライブの動
作手順を示すフロー図、第7図は本発明に係るドライブ
の第2例を示すブロック図、第8図、第9図は寿命検知
領域の他の構成例を示す説明図、第10図、第11図、
第12図は本発明に係る情報記録媒体の他の例を示す平
面図である。 1・・・・・光記録媒体、2・・・・・・記録領域、3
・・・・・・ユーザー領域、4・・・・・・寿命検知領
域、5・・・・・寿命履歴記録領域、 7・・・・・・案内溝、 8・・・・・・プリピット、 ■・・・・・・鏡面部、 21・・・・・・光学ヘッド、 32・・・・ 警報装置。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 し〜U 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (14)
- (1)記録領域の一部にユーザー領域が設けられた光記
録媒体において、前記ユーザー領域を除く部分に、少な
くとも案内溝及びプリピット部それに鏡面部のいずれか
1つを備えた寿命検知領域を設けたことを特徴とする光
記録媒体。 - (2)記録領域の一部にユーザー領域が設けられた光記
録媒体において、前記ユーザー領域を除く部分に少なく
とも案内溝及びプリピット部それに鏡面部のいずれか1
つを備えた寿命検知領域と、この寿命検知領域を用いて
測定された当該光記録媒体の記録特性データ及び再生デ
ータを記録する寿命履歴記録領域とを設けたことを特徴
とする光記録媒体。 - (3)請求項1または2記載において、前記記録領域が
ライトワンス形の記録層にて形成されていることを特徴
とする光記録媒体。 - (4)請求項3記載において、前記記録領域が孔あけ形
の記録層にて形成されていることを特徴とする光記録媒
体。 - (5)請求項1または2記載において、前記記録領域が
イレーザブル形の記録層にて形成されていることを特徴
とする光記録媒体。 - (6)請求項5記載において、前記記録領域が光磁気形
の記録層にて形成されていることを特徴とする光記録媒
体。 - (7)請求項5記載において、前記記録領域が相変化形
の記録層にて形成されていることを特徴とする光記録媒
体。 - (8)請求項1または2記載において、前記記録領域が
リング状になっていることを特徴とする光記録媒体。 - (9)請求項1または2記載において、前記寿命検知領
域に、深さが異なる複数種の案内溝を形成したことを特
徴とする光記録媒体。 - (10)請求項1または2記載において、前記寿命検知
領域に、大きさが異なる複数種のプリピツトを形成した
ことを特徴とする光記録媒体。 - (11)ユーザー領域を除く部分に少なくとも案内溝及
びプリピット部それに鏡面部のいずれか1つを備えた寿
命検知領域を有する光記録媒体をドライブにかけ、前記
ユーザー領域に対してユーザー情報の記録または再生動
作を行う以前に、前記寿命検知領域に光学ヘッドをアク
セスして当該光記録媒体の記録特性及び再生特性を評価
し、測定された記録特性データ及び再生特性データが予
め定められた基準値をクリアしているか否かを判断する
ようにしたことを特徴とする光記録媒体の寿命検知方法
。 - (12)ユーザー領域を除く部分に少なくとも案内溝及
びプリピット部それに鏡面部のいずれか1つを備えた寿
命検知領域と、この寿命検知領域を用いて測定された当
該光記録媒体の記録特性データ及び再生データを記録す
る寿命履歴記録領域とを有する光記録媒体をドライブに
かけ、前記ユーザー領域に対してユーザー情報の記録ま
たは再生動作を行う以前に、前記寿命検知領域に光学ヘ
ッドをアクセスして当該光記録媒体の記録特性及び再生
特性を測定し、測定された記録特性データ及び再生特性
データが予め定められた基準値をクリアしているか否か
を判断すると共に、前記寿命履歴記録領域に前記記録特
性データ及び再生特性データを書き込み、以前に記録さ
れた記録特性データ及び再生特性データと比較すること
によって劣化の進行度を評価するようにしたことを特徴
とする光記録媒体の寿命検知方法。 - (13)請求項11または12記載において、前記基準
値を前記ドライブに備えられたメモリに登録しておき、
前記記録特性データ及び再生特性データを測定するごと
に当該メモリより読み出して記録特性及び再生特性の評
価を行うようにしたことを特徴とする光記録媒体の寿命
検知方法。 - (14)請求項11または12記載において、前記基準
値を前記記録領域の一部に記録しておき、前記記録特性
データ及び再生特性データを測定するごとに当該基準値
の読み出しを行って、記録特性及び再生特性の評価を行
うようにしたことを特徴とする光記録媒体の寿命検知方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1343915A JPH03203831A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 光記録媒体及び光記録媒体の寿命検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1343915A JPH03203831A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 光記録媒体及び光記録媒体の寿命検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03203831A true JPH03203831A (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=18365228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1343915A Pending JPH03203831A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 光記録媒体及び光記録媒体の寿命検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03203831A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04137262A (ja) * | 1990-04-16 | 1992-05-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスクの特性劣化検知方法 |
WO2015029164A1 (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | パイオニア株式会社 | 記録媒体及び判定装置 |
WO2015029163A1 (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | パイオニア株式会社 | 記録再生装置及び方法、並びに記録媒体 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1343915A patent/JPH03203831A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04137262A (ja) * | 1990-04-16 | 1992-05-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスクの特性劣化検知方法 |
WO2015029164A1 (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | パイオニア株式会社 | 記録媒体及び判定装置 |
WO2015029163A1 (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | パイオニア株式会社 | 記録再生装置及び方法、並びに記録媒体 |
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