JP2007272071A - リアプロジェクションディスプレイ装置 - Google Patents

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Atsushi Tokumi
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Abstract

【課題】スクリーン正面側から簡便に画像歪調整を行うことができるリアプロジェクションディスプレイ装置を得ること。
【解決手段】オプト載置プレート14の下側に設けられる係合突起15a,15bとアジャストプレート17の係合溝17a,17bとを係合させ、アジャストプレート17のボトムウォール12に対する位置を変えることにより、オプト載置プレート14を傾斜させ、搭載されている光学ユニット4の投写レンズ5の光軸を上下方向に移動させ、スクリーン7上の上下方向に画像を調整することができる。また、オプト載置プレート14をボトムウォール12と2箇所で固定し、その背面板14-3の一端側をボトムウォール12に固定し、他端側を回動させることでスクリーン7上の画像を回転方向に調整するようにした。
【選択図】図18

Description

本発明は、スクリーンの背面側から映像を投影して表示させるリアプロジェクションディスプレイ装置に関する。
透過型のスクリーンを用いたリアプロジェクションディスプレイ装置では、光源からの光束を例えば透過型液晶パネルに照射し、この透過型液晶パネルによって画像情報に応じて変調された光束を投写レンズにより拡大投影して反射ミラーにより光路を変換させ、スクリーンの背面に導く構造をもっている。
このため、投写レンズの光軸の僅かなずれや光軸回りの像の回転が投射レンズで拡大され、スクリーン上に大きな画線位置のずれなどを生じさせた画像として投影されるので、スクリーン上の画像を調整するために位置調整機構が備えられるのが一般的である。
従来の画線位置の調整機構を備えたリアプロジェクタの技術として、リアプロジェクタが組み立てられた後に光学ユニットあるいは光学ユニットの取り付け台に、量産での画線位置ずれのばらつきの平均値に対してスペーサなどの貼物をすることで、画線の調整を行っていた。
また、透過型のスクリーン上の画像の調整の別の方法について特許文献1に開示されているものが知られている。
特許文献1には、セット毎に画線位置調整の自由度を与えることにより、精度の高い画線調整を可能にしたリアプロジェクタに関するのもが記載されている。
このリアプロジェクタは、光源から射出された光束を変調し、画像情報に応じて光学像を形成する光学装置及び光学像を投写レンズにより拡大投写する投写光学系を含む画像形成部と、光学装置を収納する光学ユニット筐体と、光学ユニット筐体及び投写レンズを収納する外筐体と、画像形成部で形成された光学像を投影するスクリーンとを備えたリアプロジェクタであって、光学ユニット筐体及び投写レンズは一体化され、光学ユニット筐体にはスクリーンに投影される画線の上下方向に回動可能にされる支承部と、支承部を支点にして光学ユニット筐体及び投写レンズを画線上下方向に回動可能にする進退移動する傾斜面を有するアジャスター部材とからなる画線位置調整手段を備えたものである。
これにより、アジャスター部材の進退動作だけで、投影される画線位置の調整を行うようにしている。
特開2006−3445号公報(第2頁,図1)
しかしながら、リニアプロジェクションディスプレイ装置でスクリーン上に投影される画像として、像が台形形状なす台形歪やスクリーン中心に対して回転している画回転歪があるが、従来の、光学ユニットあるいは光学ユニットの取り付け台に量産のばらつきの平均値に対してスペーサなどの貼物をするものは、リアプロジェクタが組み立てられた後で量産のばらつきに応じたそれぞれ寸法の異なる貼物を用意し、筐体内の所定個所に貼付けることが必要であった。このため、画線位置の調整が煩雑になる不都合があった。
また、特許文献1に開示されているものはアジャスター部材を進退移動させて、光学ユニットの前傾の大きさを可変し、投写レンズの画線位置を上下方向に調整するので、台形歪については補正することができるものの、画回転歪については調整することはできない不都合があった。そして、アジャスター部材を装置の背面側から進退移動させ画像調整を行うものであるため、画像を確認しながらの調整を行いにくいという作業性の点での不都合があった。
本発明はかかる点に鑑み、スクリーン上の画像の台形歪や画回転歪の補正を簡便に行うことができる調整機構を備えたリニアプロジェクションディスプレイ装置を提案するものである。
上記課題を解決するため本発明リアプロジェクションディスプレイ装置は、筐体の正面に設けられるスクリーンと、筐体の内部に設けられる、ミラーと映像を投射する投写レンズと映像機器とを含む光学ユニットと光源と、映像機器の駆動及び制御回路と、を備えたリアプロジェクションディスプレイ装置において、上面に光学ユニットの光軸を傾けて載置するオプト載置プレートを、筐体の正面の下部内側に設けられる壁に片持ち梁状に設け、オプト載置プレートに力を印加し、オプト載置プレートを撓ませることにより、光軸を変化させてスクリーン上に投影される画像の歪を補正できるようにしたものである。
このように構成した本発明リアプロジェクションディスプレイ装置によれば、オプト載置プレートに力が加わり変形すると上面が傾き、光学ユニットの光軸の角度が変化し、このオプト載置プレートの変形状態に応じて、投影された画像中心を上下方向に移動させて台形歪を補正したり、投影された画像中心を回転させることで画回転歪を補正することができる。
本発明リアプロジェクションディスプレイ装置によれば、スクリーン上の投影画像の台形歪と画回転歪を補正することができる。
本発明リアプロジェクションディスプレイ装置の一実施の形態の例を、図1〜図23を参照して説明する。
図1はリアプロジェクションディスプレイ装置の全体の内部構成を示した側面図で、図2はボトムキャビネットの斜視図である。
リアプロジェクションディスプレイ装置の筐体であるキャビネット1は、図1に示す上側のトップキャビネット2と下側のボトムキャビネット3からなる2分割構成で、トップキャビネット2に反射ミラー6とスクリーン7が設けられ、ボトムキャビネット3に、図示しない光源から射出された光束を変調し、画像情報に応じて光学像を形成し、投写レンズ5から光学像を拡大投写する光学ユニット4が配置されている。そして、投写レンズ5から拡大投写された光学像はトップキャビネット2内で斜めに配置された反射ミラー6で反射され、キャビネット1前面のスクリーン7に投影される。
図2はボトムキャビネット3を示す外観斜視図で、図に示すようにボトムキャビネット3はプラスチック樹脂を略コの字形状にモールド成形したボトムフレーム8と放熱のために表面を網状に開孔加工したメッシュカバー9からなる外筐体の中に、投写レンズ5を含む光学ユニット4(図1)、電源,光源,排気ファン及び制御回路が収納される。
ボトムキャビネット3の上部の略中央には、図2に示すように、開口が設けられ、投写レンズ5が露出されると共に、光学ユニット4がカバー51で覆われた光学ユニット収納部19が露呈されるように配されている。
また、ボトムキャビネット3の、スクリーン7の正面側となる図2に示す左下側は、ユーザの操作パネルとして用いられ、図示しないリモートコントロール用の赤外線センサやAV機器接続用の入力端子、第2のアジャストピースであるVアジャストピース24と第1のアジャストピースであるRアジャストピース27が設けられる。
このVアジャストピース24とRアジャストピース27は、リアプロジェクションディスプレイ装置の組立後におけるスクリーン上の画像歪を調整するために用いられる。
図3は、図2に示すボトムキャビネット3の、露呈されている投写レンズ5と光学ユニット収納部19の周辺を切り出し拡大して示す拡大斜視図である。
投写レンズ5と光学ユニット収納部19は、図3に示すように、オプト載置プレート14に搭載される。そして、光学ユニット収納部19の外周が電磁遮蔽のため、カバー51の他にカバー52,53で覆われ、上側に配されるカバー51,52には放冷のために多数の孔が設けられる。
光学ユニット収納部19に収納される光学ユニット4について図3〜図7を参照して説明する。
図4は、図3に示す投写レンズ5と光学ユニット収納部19を抜出し、カバー51,52,53を外し、さらにオプト載置プレート14を除いて示す光学ユニット4の斜視図である。
多数穿孔されたカバー51,52を外した状態では、投写レンズ5に近接して、液晶パネル制御基板36が実装されたシールド板金35が配される。
この液晶パネル制御基板36には、略長方形をなす3つの開口36-1〜-3が設けられると共に、光の3原色であるR(赤),G(緑),B(青)に対応した制御回路部品が実装され、フレキシブル・フラット・ケーブル(FPC)からなるRフレキシブルケーブル31、Gフレキシブルケーブル32、Bフレキシブルケーブル33の一端が、それぞれ液晶パネル制御基板36上の3つのFPCコネクタ41,42,43に接続され、他端がそれぞれR信号用の液晶パネル、G信号用の液晶パネル及びB信号用の液晶パネルと接続される。ここで、3つのFPCコネクタ41,42,43は、液晶パネル制御基板36の3つの開口36-1〜-3の一長辺近傍に設けられる。
また、シールド板金35は、液晶パネル制御基板36を外して示す斜視図の図5に示すように、多数穿孔された鉄系の板金により箱形状に作製され、底面部にフレキシブルケーブル31,32,33を挿通するための略長方形をなす3つの開口35-1〜-3が形成される。そして、この開口35-1〜-3のそれぞれの一長辺近傍に固定具をなす計3つのケーブルクランプ80,80,80が設けられる。なお、この3つのケーブルクランプ80,80,80は、フレキシブルケーブル31,32,33を弛みなくシールド板金35に固定するために用いられる。
図6は、図5に示すシールド板金35を外した状態を示す斜視図である。
投写レンズ5はその下部に設けられる支持部で、アルミニウム合金のダイキャスト成形により作製されたベースブロック23に対し所定位置に設けられる。
ベースブロック23は上から見たとき略矩形形状とされ、図6に示す右下側に断面が略矩形形状をなす送風ダクト23cの空冷ファン取付口23dを設け、3つの角部にスタンド23aが設けられる。そして、ベースブロック23の投写レンズ5に対して反対側に、図7に示す光学フィルタユニット21を取り付けるための3つの光学フィルタ取付ガイド23h,23i,23jが設けられる。
そして送風ダクト23c上に、図6に示すように、ねじ挿通穴を設けたシャフト23fを立設すると共に、壁状のスペーサ23eを形成し、3つのスタンド23aの上部にねじ挿通穴を設けたシャフト23bを一体に形成する。
そして、ベースブロック23の図6に示す略中央に色合成プリズムが配され、その周りに3つの液晶パネルと色分離用のダイクロイックミラーが配設される。
ここで、ベースブロック23は、図6に示す下面が基準面となるように加工される。
このように構成されたベースブロック23は、略中央に色合成プリズム,3つの液晶パネル及び色分離用のダイクロイックミラーが所定位置に配設されたのち、投写レンズ5が取り付けられ、図6に示す3つの取付ガイド23h,23i,23jを基準に図7に示す光学フィルタユニット21が取り付けられ、この光学フィルタユニット21に光源取付け口22が設けられる。
そして、図6に示すベースブロック23の3つのスタンド23a上のシャフト23bと送風ダクト23c上のシャフト23fの上面に、図5に示すように、略箱形状のシールド板金35が載置・固定される。このとき、シールド板金35の3つの開口35-1〜-3からフレキシブルケーブル31,32,33が上方に引出されてから、図5に示す3つのケーブルクランプ80,80,80によってシールド板金35に固定される。
そして、図5に示すシールド板金35上に、図4に示すように、液晶パネル制御基板36が固定される。このとき、フレキシブルケーブル31,32,33は、液晶パネル制御基板36に設けられる開口36-1〜-3から上方に引出され、図4に示す3つのFPCコネクタ41,42,43に固定されると共に電気的に接続される。
そして、図3に示すように、上部にカバー51,52,53が設けられて、液晶パネル制御基板36の周りに電磁遮蔽が形成される。
なお、光学ユニット4は、投写レンズ5と、3つの液晶パネルと、色合成プリズムと、色分解ダイクロイックミラーと、光学フィルタユニット21と、光源取付口22と、液晶パネル制御基板36と、シールド板金35と、これらが載置されるベースブロック23とから構成される。
次に、シールド板金35に設けられる図5に示すケーブルクランプ80を、図8A〜D,図9A〜E,図10A〜Eを参照して説明する。
図8Aはケーブルクランプ80の外観を示す斜視図であり、ケーブルクランプ80はプラスチック樹脂のモールド成形により作製されるもので、シールド板金35との取付けに用いられる嵌合部であるシャーシロック部81とフレキシブル配線基板をがたなく固定するための保持部であるフラットクランプ部82の2つの部分から構成される。
シャーシロック部81とフラットクランプ部82の構成を、図8B〜Dを参照して説明する。
斜視図である図8Bは、図8Aに示すケーブルクランプ80からシャーシロック部81を抜き出して示したものである。
シャーシロック部81は、断面が偏平な矩形形状をなすボディ81aの両端にコの字形状をなす掛止部を設けたもので、この掛止部に挿通部81bと掛止爪81cと把持部81dが設けられる。そして、シールド板金35に設けられた略矩形の掛止孔35aに対して、両側の把持部81d,81dをボディ81aの側に傾けた状態で挿通部81b,81bと掛止爪81c,81cとを挿通し、その後把持部81d,81dを解放して掛止孔35a,35aと掛止爪81c,81cとを掛止し、シールド板金35に対してシャーシロック部81自体を固定する。
斜視図である図8C及びDは、図8Aに示すケーブルクランプ80からフラットクランプ部82を抜き出して示したもので、図8Dはクランプが閉じた状態を示している。
フラットクランプ部82は、断面が偏平な矩形形状をなす板をLの字形状をなすようにし、一端側を短く曲げ先端に被係合突部82hを設ける。そして、Lの字の曲がり部付近で他端側に折り曲げ自在とする切込み82cを設けて回動自在とされるクランプ82eを形成し、この先端に係合爪82gと把持部82fを設ける。ここで82aはボディである。
そして、クランプ82eを、図8Dに示すように、切込み82cで曲げて係合爪82gと被係合突部82hとを係合させ閉じた状態で掛止するようにし、図8Dに示す閉じた状態で把持部82fを押えることで係合爪82gを被係合突部82hとの係合から解放し、図8Cに示す状態に戻すことができるようにする。
すなわち、図8Bに示すシャーシロック部81と図8Cに示すフラットクランプ部82をそのボディ81a,82a同志を図8Aのボディ80aの破断部に示すように直交するように一体に形成することによりケーブルクランプ80が作製される。
このように構成されたケーブルクランプ80は、図9A及びBに示すように、ボディ80aに直方体の発泡フォーム71の外周が導電性の布で覆われた導電性弾性体70が両面テープなどで接着される。
そして、導電性弾性体70が設けられたケーブルクランプ80を、図9Cに示すように、シールド板金35の掛止孔35aに固定し、導電性弾性体70がケーブルクランプ80のボディ80aとシールド板金35との間で押し潰されてシールド板金35に密着し電気的に接続するようにする。
そして、ケーブルクランプ80が固定された近傍の開口35bから引出されたフレキシブル配線基板90を、図9D及びEに示すように、導電性弾性体70を介してボディ80aとクランプ80eとにより挟持し、がたなく固定することができる。
特に、本例の光学ユニット4においては、フレキシブル配線基板90として図4〜図8に示すように、液晶パネルからのRフレキシブルケーブル31,Gフレキシブルケーブル32,Bフレキシブルケーブル33が用いられる。そして、液晶パネル制御基板36では高周波を使用するため、電磁的な不干渉性および耐性を備えるEMC対策としてケーブル31,32,33の一表面側にグランドラインに接続するための接地用のメタル配線が設けられる。そして、このケーブル31,32,33の接地用メタル配線が形成される側を、図9D及びEに示すケーブルの背面側、つまり導電性弾性体70に接触する側に設けることにより、シールド板金35と導電接続し接地することができる。
このように構成したケーブルクランプ80では、図9Bに示すように、直方体をなす導電性弾性体70の上下2面はボディ80aとシールド板金35とで挟持・固定され、他の2面はボディ80aとクランプ80e側のフレキシブル配線基板90とで挟持・固定される。
そして、シールド板金35とフレキシブルケーブル31,32,33の一端面に形成されたグランドラインとを導通接続させて接地することができ、液晶パネル制御基板36をシールド板金35とカバー51,52,53で覆うことにより、液晶パネル制御基板36から発生する電磁波が他の機器へ影響を及ぼすことなく、また外部の電磁波によりこの液晶パネル制御基板36が誤動作することがないようにされる。
また、シールド板金35とフレキシブルケーブル間の接地の要否については、導電性弾性体70の有無により容易に選択し対応することができるので、機器個別の接地を迅速に行うことができる。
さらに、導電性弾性体70を大きく形成し、ケーブルクランプ80のクランプ80eを閉じたときにシールド板金35の開口35bに対してオーバーハングするように固定して、通常シールド板金35の開口などの配線貫通部に設ける保護材であるブッシュやグロメットなどを設けることなく、フレキシブルケーブルをがたなく固定することができる(図10A参照)。
図10は、シールド板金35に設けられるケーブルクランプ80と、液晶パネル制御基板36に設けられるコネクタ41と、コネクタ41と電気的に接続されケーブルクランプ80にがたなく固定されるフレキシブル配線基板90との種々の形態を示したものである。図10Aは図9Eに示す本例での取り付け状態を示し、シールド板金35と液晶パネル制御基板36とが略平行に配され、フレキシブル配線基板90が下方からシールド板金35と液晶パネル制御基板36とを貫通するように導入されて接続される例を示す。
図10Bは、水平に配される液晶パネル制御基板36に対してシールド板金35が直交するように鉛直向きに配され、シールド板金35に設けられた開口35bを挿通するようにフレキシブル配線基板90が設けられるものである。図10Cは、図10Bでケーブルクランプ80が鉛直向きに配されるシールド板金35の上端部に設けられるものである。
図10Dは、液晶パネル制御基板が分割構造で、液晶パネル制御基板36に対して液晶パネル制御基板36’が直交するように配され、フレキシブル配線基板90がシールド板金35に設けられた開口35bを挿通するように設けられるものである。
図10Eは、図10Dでケーブルクランプ80が鉛直向きに配されるシールド板金35の上端部に設けられるものである。
何れも、ケーブルクランプ80の導電性弾性体70のフレキシブル配線基板90を固定する面が、
開口35b側あるいは上端の空間の位置に設けられるため、シールド板金35に接することなく固定され、フレキシブル配線基板90とシールド板金35とを確実に導電接続することができる。
そして、このときフレキシブル配線基板90に無理なストレスを与えないので、信頼性の高い接続を行うことができ、両面粘着テープなどで固定される導電性弾性体70をケーブルクランプ80に設けるか否かで導電接続の有無を決めることができるので、EMC対策に際して時間・コスト面で極めて有利に実施することができる。
さらに、フレキシブル配線基板90をケーブルクランプ80に固定するとき、シールド板金35に接触しない位置に設けることができるので、シールド板金35の端面にグロメットなどの配線の保護材料を設けなくてもフレキシブル配線基板90は保護される。
次に、スクリーン7上の画像を調整する機構について図3,図7,図11〜図23を参照して説明する。
上述のように、光学ユニット4は、図3及び図7に示すように、そのベースブロック23を介してオプト載置プレート14の上面に位置決め・固定されている。そして、このオプト載置プレート14は、ボトムキャビネット3の略コの字形状に形成されたボトムフレーム8の底面側のベースプレート11上で移動自在に設けられるアジャストプレート17に係合するように設けられる。
以下、オプト載置プレート14とアジャストプレート17とベースプレート11について説明する。
始めに、オプト載置プレート14を、図11〜図13を参照して説明する。
図11〜図13はオプト載置プレート14の斜視図を示し、図11は図3に示すとほぼ同様の視点からオプト載置プレート14のみを抜出して示し、図12は反転して示した図である。図13はオプト載置プレート14とアジャストプレート17を併記した図である。
オプト載置プレート14は、図11〜図13に示すように、プラスチック樹脂のモールド成形により薄肉に作製されるもので、図11に示す上面14-1に複数の凹部を形成し、図12に示す下面側に上面14-1の凹部に対応する複数の凸部を形成すると共に、凸部間にリブを配設し軽量かつ十分な剛性を持たせるようにしている。
オプト載置プレート14は、図11に示す底面14-2に対して上面14-1が例えば略21°の傾斜面をなすように形成され、図11及び図13に示すように、上面14-1に投写レンズ5とベースブロック23を位置決め固定するための複数の位置決めピンとねじ挿通孔が設けられる。
すなわち、投写レンズ5を含む光学ユニット4は、図13に示すオプト載置プレート14の、ねじ挿通孔が設けられた3つの柱状突起14a,14b,14hと、柱状突起14cと、略卵形形状をなす台部に大小2つの孔14f,14gと、2つの位置決めピン14d,14eと、5つのねじ孔14iにより位置決め固定される。
ここで、柱状突起14cと略卵形形状をなす台部の小径の孔14fとが、投写レンズ5を所定位置に位置決めし、略卵形形状をなす台部の台径の孔14gと2つの位置決めピン14d,14eとがベースブロック23を所定位置に位置決めする。そして、5つのねじ孔14iと3つの柱状突起14a,14b,14hに設けられるねじ孔とでベースブロック23がオプト載置プレート14に固定される。
また、オプト載置プレート14の上面14-1の図13に示す左端部に設けられる2つのねじ挿通孔14jで光学フィルタユニット21がオプト載置プレート14に固定される。
一方、オプト載置プレート14の下面側には、図12及び図13の破線で示すように、略円柱形状をなす2つの係合突起15a,15bが溝14-5を挟んで対向するように設けられる。この係合突起15a,15bは、図12に示すように、底面14-2の近くに形成される。
そして、図12に示すように、上面14-1と略平行で上面14-1からの高さが係合突起15a,15bの高さより低くなるように、図13に示す溝14-5の底面による面14-4が形成される。
また、オプト載置プレート14の背面板14-3には、図11に示すように、補強リブを備えたリブ付き突起16a,16bと略円筒形状をなす位置決め突部16c,16dが設けられる。これらリブ付き突起16a,16bと位置決め突部16c,16dの中心位置は、背面板14-3の上端14-6と略平行となるように配され、リブ付き突起16a,16b間が寸法L、位置決め突部16c,16d間が寸法L0で、突起16aと突部16c間が寸法mをなすように形成される。
ここでの寸法は、例えばL=179mm,L0=188mm,m=17mmほどである。
なお、オプト載置プレート14は後述するボトムウォール12に対して、図11に示す左側の突部16cと右側の突部16dで位置決めされると共に、図11に示す左側のリブ付き突起16aにより固定され、右側のリブ付き突起16bにより所定量回転した位置に固定される。このとき、オプト載置プレート14のボトムウォール12に対する回転は、樹脂成形された背面板14-3の弾性による撓みによりなされる。
アジャストプレート17は、プラスチック樹脂のモールド成形により薄肉で略楔形状に作製されるもので、図13に示す下面17-2に対して上面17-1が例えば略21°の傾斜面をなすように形成され、図に示す上面17-1に凹部を形成し、下面側に上面17-1側の凹部に対応する凸部を形成すると共に、凸部間にリブを配設し軽量かつ十分な剛性を持たせるようにしている。
そして、アジャストプレート17の側面17-4,17-5の下端に薄肉板形状の凸設17c,17dを設け、さらに係合溝17a,17bが設けられる。この係合溝17a,17bの中心線は、下面17-2に対して例えば略30°とされ、上面17-1の傾斜角より大きく形成される。そして、凸設17c,17dはオプト載置プレート14と係合したとき、その係合突起15a,15bを円滑に呼び込むことができるようにする。ここで、凸設17c,17dの厚さは略1mmとされる。
また、アジャストプレート17の背面17-3は、図13に示すように、下面17-2に対して略直交するように形成され、その上部に補強リブが形成されたリブ付き突起18が立設される。
そして、アジャストプレート17は、その下面17-2に図示しないガイド突起が設けられる。
ベースプレート11は、図14に示すように、プラスチック樹脂のモールド成形により薄肉形状に作製されるボトムフレーム8の、アジャストプレート17が組み込まれる領域、つまり光学ユニット4がオプト載置プレート14及びアジャストプレート17を介して搭載される領域の底面である。
そして、この領域でベースプレート11の上面11-1に直交するようにボトムフレーム8の一部で壁面をなすボトムウォール12が形成されている。
光学ユニット4が搭載される領域のベースプレート11とボトムウォール12とを模式的に図15A及びBに示す。なお、図15Bは、図15Aに示すボトムウォール12の1点鎖線の断面について矢印の方向から見た平面図である。
ベースプレート11の上面11-1には、形状が異なる3種のガイド長孔11a,11b,11cが、その中心線がボトムウォール12に直交するように2つずつ形成される。このガイド長孔11a,11b,11cが、アジャストプレート17の下面17-2に形成される図示しないガイド突起と係合し、アジャストプレート17が所定の移動範囲内で抜けることなくベースプレート11上で摺動できるようにしている(図7参照)。
ボトムウォール12には、図14,図15A及びBに示すように、開口12eと2つのねじ穴12g,12hの中心がベースプレート11の上面11-1から同じ高さとなり、ねじ挿通孔12bを有する凹部12a,開口12fと、2つの位置決め孔12c,12dと、2つのねじ穴12i,12jの中心が同じ高さに設けられる。
そして、開口12eと2つのねじ穴12g,12hの中心に比べて、ねじ挿通孔12bを有する凹部12a,開口12fと、2つの位置決め孔12c,12dと、2つのねじ穴12i,12jの中心が、ベースプレート11の上面12-1により近くなる高さに設けられる。
開口12eは、アジャストプレート17の背面17-3に設けられるリブ付き突起18が余裕を持って挿通できる大きさの略矩形形状とされる。また、ねじ穴12g,12hは、その形成部をボトムウォール12の表面12-1で大きく突出させないようにするため、裏面12-2側に大きな凸設を設け、さらにこの凸設を補強するためのリブが設けられる。
ねじ穴12gと開口12e、開口12eとねじ穴12hの中心間のピッチ寸法は、後述するVアジャストピース24のねじ挿通孔24c〜24gの図17Eに示すピッチPvで形成される。
また、図15Aに示すように、凹部12aに設けられるねじ挿通孔12bと開口12f中心間が寸法Lで、位置決め孔12c,12dの中心間が寸法L0で、ねじ挿通孔12b,位置決め孔12c中心間が寸法mで形成される。
凹部12aはボトムウォール12の一部が裏面12-2側から表面12-1側に押出されて矩形凹形状に形成されたもので、その大きさが図11に示すオプト載置プレート14のリブ付き突起16aの先端部が収まるように形成され、略中央にねじ挿通孔12bが形成される。
開口12fは、図11に示すオプト載置プレート14の背面板14-3に設けられるリブ付き突起16bが余裕を持って挿通できる大きさで略矩形形状とされる。
位置決め孔12c,12dは、ボトムウォール12に形成された丸孔であり、この位置決め孔12c,12dにオプト載置プレート14の位置決め突部16c,16dがそれぞれ係合するように形成される。
つまり、図11に示すオプト載置プレート14の背面板14-3のリブ付き突起16a,16bが凹部12aと開口12fと対応し、位置決め突部16c,16dが2つの位置決め孔12c,12dと係合する。
また、ねじ穴12i,12jは、その形成部をボトムウォール12の表面12-1側に突設させるように形成される。また、ねじ穴12iと開口12f、開口12fとねじ穴12jの中心間のピッチ寸法は、後述するRアジャストピース27のねじ挿通孔27c〜27gの図22Cに示すピッチPrで形成される。
図16は、アジャストプレート17を、その下面に設けられる不図示のガイド突起と図15Bに示すベースプレート11のガイド長孔11a,11b,11cとが係合するように、ベースプレート11上に載置してからボトムウォール12の側に摺動させた状態を示した平面図である。このとき、アジャストプレート17の背面17-3のリブ付き突起18は、ボトムウォール12に形成された開口12eに裏面12-2側から挿通して表面12-1の側に先端部分が突出・露呈される。
本例のリアプロジェクションディスプレイ装置では、この表面12-1の側に突出する先端部分の寸法をVアジャストピース24により調整するようにしている。
図17は、図2に示すVアジャストピース24の形状を説明するものであり、図17Aは外観斜視図、図17Bは平面図、図17Cは図17Bの一部を除いて示す断面図、図17Dは左側面図、図17Eは正面図、図17Fは背面図である。
Vアジャストピース24は硬質プラスチック樹脂の射出成形などにより作製され、図17Aに示すように、ねじ挿通孔が複数設けられたボディ24aと、ボディ24aに立設されるつまみ24bとからなるものである。このボディ24aは、断面が長方形で低い筒形状とされ、この筒内を4つの仕切り板で5つに区切り、各区切りにねじ挿通孔が形成された略矩形の底板を一体に設ける。このとき設けられる5つのねじ挿通孔24c,24d,24e,24f,24gは、略同一径でその中心が、等ピッチ(Pv)間隔で一直線上に並ぶように形成される。
そして、例えば図17Aに示すように、左側から2つ目の挿通孔24dに対して「番号1」を対応させ、3つ目の挿通孔24eに対して「番号2」を対応させ、4つ目の挿通孔24fに対して「番号3」を対応させる。つまり、図17Cに示す底面24-2から底板までの深さがT1の孔24dを「番号1」、深さがT2の孔24eを「番号2」、深さがT3の孔24fを「番号3」と対応付ける。
本例でのVアジャストピース24の大きさの概略を示すと、図17Bに示すボディ24aの高さHvがHv=11mm、つまみ24bの先端までの高さhvがhv=8mm、図17Cに示す深さT1がT1=9.4mm,T2がT2=6.9mm,T3がT3=4.4mm、図17Eに示すボディ24aの幅WvがWv=70mm、奥行きDvがDv=17mm、孔ピッチPvがPv=13mmで、孔径は4.5mmで形成される。
このように形成したVアジャストピース24を用いた、アジャストプレート17のベースプレート11及びボトムウォール12への取付けについて説明する。ここでは、Vアジャストピース24中央の、「番号2」の孔24eでVアジャストピース24とリブ付き突起18とを固定する例で説明する。
先ず、図15Bに示す開口12eに、図16に示すように、アジャストプレート17の背面17-3のリブ付き突起18を挿通し、リブ付き突起18を表面12-1の側から突き出させる。
そして、Vアジャストピース24の「番号2」の孔24eにねじ116を挿通して、Vアジャストピース24とリブ付き突起18とを固定する。このとき、アジャストプレート17は、ベースプレート11上を僅か動くことができる状態であるが、Vアジャストピース24の底面24-2をボトムウォール12に当接した状態がアジャストプレート17の所定位置となる。
次に、アジャストプレート17のこの所定位置で固定するため、Vアジャストピース24のねじ挿通孔24d,24fと、ボトムウォール12のねじ穴12g,12hとに、固定ねじ115,115を螺入する。
これにより、ボトムウォール12とアジャストプレート17の背面17-3との図16に示す間隙δは、Vアジャストピース24の「番号2」の深さT2に対応したものとなる。
すなわち、上述のように本例のVアジャストピース24ではT1>T2>T3なので、「番号1」の深さT1では、アジャストプレート17のリブ付き突起18先端部が開口12eから最も大きく突き出すようにされるため、間隙δの寸法は3つのうち最も小さくなり、「番号3」の深さT3では、アジャストプレート17のリブ付き突起18先端部が開口12eから最も小さく突き出すようにされるので、間隙δが最も大きくなるようにアジャストプレート17が固定される。
そして、番号1〜3に対応する深さとなるように、ボトムウォール12の面12-1に対するアジャストプレート17のリブ付き突起18の先端面が位置決めされる。
以下、スクリーン7上の投影画像を上下方向に調整する機構を、図1,図18〜図20を参照して説明する。
つまり、ボトムウォール12にオプト載置プレート14を固定し、この状態でオプト載置プレート14の下方に設置されるアジャストプレート17のボトムウォール12からの相対位置を変化させて上述の間隙δを変え、この位置変化に伴うオプト載置プレート14の上面14-1の傾斜面の角度変化について、図18A〜Eを参照して説明する。
図18A〜Eは、ベースプレート11上で、図11に示すオプト載置プレート14の下面側に設けられる係合突起15a,15bに、アジャストプレート17の係合溝17a,17bが図に示す左側から近づき係合するときを説明するものである(図13参照)。
ここで、オプト載置プレート14はボトムウォール12に固定され、アジャストプレート17は、その下面17-2に設けられるガイド突起17fとベースプレート11のガイド長孔11a,11b,11cとで摺動自在に係合する。つまり、アジャストプレート17は、ベースプレート11上を動くので、オプト載置プレート14の図11に示す背面板14-3の位置決め突部16c,16d中心と、アジャストプレート17のリブ付き突起18中心の、高さ方向の中心間距離qは一定である。
そして、オプト載置プレート14の底面14-2は、アジャストプレート17と接触していない図18Aに示すように、ベースプレート11との間隙t0がt0≒1mmとなるようにボトムウォール12に固定される。
図18Bは、アジャストプレート17が図に示す左側に、オプト載置プレート14の背面板14-3とアジャストプレート17の背面17-3とが面一となる位置まで前進し、その係合溝17a,17bがオプト載置プレート14の係合突起15a,15bと係合した状態を示している。
このとき、オプト載置プレート14の係合突起15a,15bは、間隙t0がt0=1mmでアジャストプレート17の凸設17c,17dの厚さが1mmなので、凸設17c,17d上を抵抗なく滑って係合溝17a,17bの傾斜部入口の位置に配される。
つまり、オプト載置プレート14の底面14-2と、ベースプレート11との間隙は略t0をなしたままで、アジャストプレート17の移動による影響は受けない。
図18Cは、アジャストプレート17のリブ付き突起18がボトムウォール12の面から寸法T1だけ突設する位置に配設された状態を示している。
このとき、オプト載置プレート14の係合突起15a,15bはアジャストプレート17の係合溝17a,17bの傾斜部に入り込む。そして、オプト載置プレート14は、図11に示すリブ付き突起16a,16b付近の領域Wを固定端として、図に示す矢印の反時計方向に僅か回動し、ベースプレート11との間隙をt1(t1>t0)としベースプレート11となす角度をφ1とする。
図18Dは、アジャストプレート17のリブ付き突起18がボトムウォール12の面から寸法T2だけ突設する位置に配設された状態を示している。
このとき、オプト載置プレート14の係合突起15a,15bはアジャストプレート17の係合溝17a,17bの傾斜部の中央に入り込む。そして、オプト載置プレート14はそのリブ付き突起16a,16b付近の領域Wを固定端として、図に示す矢印の反時計方向にさらに回動し、ベースプレート11との間隙をt2(t2>t1)とし、ベースプレート11となす角度をφ2(φ2>φ1)とする。
図18Eは、アジャストプレート17のリブ付き突起18がボトムウォール12の面から寸法T3だけ突設する位置に配設された状態を示している。
このとき、オプト載置プレート14の係合突起15a,15bはアジャストプレート17の係合溝17a,17bの傾斜部の略上端まで入り込む。そして、オプト載置プレート14はそのリブ付き突起16a,16b付近の領域Wを固定端として、図に示す矢印の反時計方向にさらに回動し、ベースプレート11との間隙をt3(t3>t2)とし、ベースプレート11となす角度をφ3(φ3>φ2)とする。
このように、アジャストプレート17のリブ付き突起18の、ボトムウォール12の面12-1からの突設する寸法を調整することにより、オプト載置プレート14はそのリブ付き突起16a,16bと位置決め突部16c,16d付近の領域Wを固定端として回動させ、ベースプレート11との間隙とベースプレート11となす角度を調整することができる。
すなわち、ボトムウォール12を含むボトムキャビネット3とオプト載置プレート14とがプラスチック樹脂による成形により板状に形成されるため、ボトムウォール12とオプト載置プレート14の背面板14-3とが変形に対する弾性をもつ。
そして、アジャストプレート17の位置変化によりオプト載置プレート14に対し持ち上げる力を及ぼしたとき、ボトムウォール12とオプト載置プレート14が僅か変形して、オプト載置プレート14の先端側が持ち上がり回動するようにされる。
このため、オプト載置プレート14に搭載される光学ユニット4の投写レンズ5の光軸を、ボトムウォール12とベースプレート11とが直交する面内で調整し、図1に示すスクリーン7に投影される画像を上下方向に調整することができる。
次に、アジャストプレート17のリブ付き突起18の、ボトムウォール12の面12-1からの突設寸法の調整を、図2に示すVアジャストピース24で行う方法を、図2,図17〜図20を参照して説明する。
図19は、ベースプレート11上に載置されたアジャストプレート17が、ボトムウォール12の所定位置に移動する直前で、Vアジャストピース24が固定される前の状態で、要部のみを破断して示す平面図である。
所定位置ではアジャストプレート17は、その背面17-3のリブ付き突起18が、ボトムウォール12の開口12eと挿通自在とされる。そして、ボトムウォール12のねじ穴12g,開口12e,ねじ穴12hに対応するように、図17に示すVアジャストピース24の孔24c〜24gの内の3つの孔に固定ねじが挿通され固定される。
図20は、図17に示すVアジャストピース24により、アジャストプレート17のリブ付き突起18のボトムウォール12の面12-1からの突設寸法の調整について示すものである。
図20Aは、Vアジャストピース24の「番号2」に対応するねじ挿通孔24eから固定ねじを挿通し、アジャストプレート17のリブ付き突起18のねじ穴に螺入して固定すると共に、このねじ挿通孔24eの両側の孔24d,24fと、ボトムウォール12のねじ穴12g,12hとを用いて、Vアジャストピース24をボトムウォール12に固定した状態を示す。
このとき、ボトムウォール12とアジャストプレート17の背面17-3との間隙は、図17Cに示す「番号2」の深さT1対応して寸法sである。
図20Bは、Vアジャストピース24の「番号3」に対応するねじ挿通孔24fを用いてアジャストプレート17と固定すると共に、このねじ挿通孔24fの両側の孔24e,24gと、ボトムウォール12のねじ穴12g,12hとを用いて、Vアジャストピース24をボトムウォール12に固定した状態を示す。
このとき、ボトムウォール12とアジャストプレート17の背面17-3との間隙は、図17Cに示す「番号3」の深さT3対応した寸法s+(T2−T3)である。
図20Cは、Vアジャストピース24の「番号1」に対応するねじ挿通孔24dを用いてアジャストプレート17と固定すると共に、このねじ挿通孔24dの両側の孔24c,24eと、ボトムウォール12のねじ穴12g,12hとを用いて、Vアジャストピース24をボトムウォール12に固定した状態を示す。
このとき、ボトムウォール12とアジャストプレート17の背面17-3との間隙は、図17Cに示す「番号1」の深さT1対応した寸法s+(T2−T1)である。
つまり、孔の番号1〜3に対応してVアジャストピース24をアジャストプレート17のリブ付き突起18と固定すると共に、Vアジャストピース24をボトムウォール12に固定し、ボトムウォール12に対するアジャストプレート17の位置を変えることができるので、図18に示すように、このアジャストプレート17と係合するオプト載置プレート14の底面14-3をベースプレート11に対して持ち上げかつ傾けることができる。
すなわち、図2に示すボトムキャビネット3の正面側に設けられるVアジャストピース24を用いて、図17C及びEに示す番号1〜3と、それに対応した深さT1〜T3のいずれかをアジャストプレート17のリブ付き突起18の突設寸法に設定することで3つの画像調整位置を得ることができる。 そして、「番号2」に対応する孔24eの深さT2のときを光軸の設計における基準位置とすることにより、深さT1で図18Cに示す間隙t1と角度φ1に、深さT3で間隙t3と角度φ3に調整することができる。
次に、スクリーン7上の投影画像を画面の略中心回りについて調整する機構について、図1,図2,図15,図18,図21〜図23を参照して説明する。
図21で、図21Aは、ボトムウォール12に設けられる、図15A及びBに示す位置決め孔12c,12dとオプト載置プレート14の背面板14-3に設けられる位置決め突部16c,16dとが係合し画面の略中心回りについて調整するためのRアジャストプレート27が設けられた状態で、図21Bは図21Aでの断面A−Aを矢印の方向から見た断面図で、図21Cは図21Aの側面図である。
すなわち、図15Bに示すボトムウォール12の凹部12aにオプト載置プレート14の固定端となるリブ付き突起16aが固定され、オプト載置プレート14のもう一方のリブ付き突起16bがRアジャストピース27で固定された状態を示している(図21C)。 このとき、図21Aの断面AAを矢印方向から見た図21Bに示すように、オプト載置プレート14の底面14-2はベースプレート11との間で間隙t0をもつ(図18A参照)。
このような、オプト載置プレート14のリブ付き突起16a,16bがボトムウォール12に固定された状態から、Rアジャストピース27を取外しリブ付き突起16bの先端面のボトムウォール12の表面12-1からの突出量を変化させる場合を考える。
この場合、リブ付き突起16bの突出量を調整することにより、オプト載置プレート14はそのリブ付き突起16aとの固定端付近の領域Gを支点として回転させることできることが分かる。
本例ではオプト載置プレート14の回動量を、図2に示すように、ボトムキャビネット3の正面側、つまりボトムウォール12の表面12-1からの設けるRアジャストピース27により調整する。
図22は、Rアジャストピース27の形状を説明するものであり、図22Aは外観斜視図、図22Bは平面図、図22C正面図、図22Dは図22CのX−X断面による左側断面図、図22Eは左側面図、図22Fは背面図である。
Rアジャストピース27は硬質プラスチック樹脂の射出成形などにより作製され、図22Aに示すように、ねじ挿通孔が複数設けられたボディ27aと、ボディ27aに立設されるつまみ27bとからなるものである。
このボディ27aは、図22Eに示す上面27-1に対して、略中央に縦1列の4つの凹部を形成し、この4つの凹部の両側の上面27-1に各4つねじ挿通孔を設け、4つの凹部のうち下3つにもねじ挿通孔を設け、横に並ぶ3つの面を1組として各組の境界に仕切り板が立設される(図22C参照)。
ここで、図22Aに示す左側縦1列の孔を27f、右側縦1列の孔を27gで表わし、凹部に設けられる孔を27c,27d,27eで表わす。そして、上から2つ目の仕切りに配される、孔27f,27c,27gの組を「符号A」で表わし、上から3つ目の仕切りに配される、孔27f,27d,27gの組を「符号B」で表わし。最も下の仕切りに配される、孔27f,27e,27gの組を「符号C」で表わす。
本例でのRアジャストピース27の大きさの概略を示すと、図22Bに示すボディ24aの高さHrがHr=17mm、つまみ27bの先端までの高さhrがhr=8mm、図22Cに示すボディ27aの幅WrがWr=42mm、奥行きDrがDr=43mmである。また、図22Cに示すように、凹部の孔27c,27d,27eに対する両側の孔27f,27gのピッチ寸法はPr、例えばPr=13mmで形成され、孔27c〜27gの縦方向のピッチ寸法p0は、例えばp0=14.5mmで、孔径は4.5mmで形成される。
また、凹部の孔27c,27d,27eの図22Dに示す符号A〜Cに対応する凹部の、底面27-2からの深さを、それぞれU1,U2,U3(U1>U2>U3)とすると、例えばU1=4.4mm,U2=4.0mm,U3=3.6mmである。
このように形成したRアジャストピース27を用いた、オプト載置プレート14のボトムウォール12への取付けについて、図15,図21,図22,図23A〜Dを参照して説明する。
図23A〜Dは、ボトムウォール12に固定されたオプト載置プレート14の、Rアジャストピース27が設けられる側の固定用のリブ付き突起16bと位置決め突部16d近傍について、図21Cに示す断面B−Bを上方から見た一部平断面図である。
図23Aは、オプト載置プレート14とボトムウォール12に、Rアジャストピース27を取り付ける直前の状態を示しており、ボトムウォール12の図15に示すねじ穴12i,12jのそれぞれに対向してねじ挿通孔27f,27gが配される。そして、開口12fから突き出したリブ付き突起16bに、例えば符号Cに対応する深さU3のねじ挿通孔27eが配される。
図23Bは、Rアジャストピース27の図22に示す「符号A」の部分をオプト載置プレート14とボトムウォール12に取り付けた状態を示し、図23Cは「符号B」の部分、図23Dは「符号C」の部分をオプト載置プレート14とボトムウォール12に取り付けた状態を示している。
ここで、例えば図23Cに示す「符号B」でボトムウォール12に対しオプト載置プレート14を位置決めしたときを基準とし、このときのボトムウォール12とオプト載置プレート14との間隙をuとすると、図23Bに示す「符号A」の間隙はu+(U1−U2)となり、図23Dに示す「符号C」の間隙はu+(U3−U2)となる。
この符号A〜Cに対応する3つの取付け位置で、オプト載置プレート14のリブ付き突起16bのボトムウォール12からの突設量は、それぞれU1,U2,U3となる。そして、この突設量に応じてオプト載置プレート14は、上述のオプト載置プレート14とボトムウォール12のリブ付き突起16aとが固定される図21に示す領域Gの近傍を支点として回転する。
すなわち、オプト載置プレート14に搭載された投写レンズ5の光軸が僅かであるが回転されるものとなる。
ここで、「符号B」に対応する孔27dの深さU2のときに光軸の設計における基準位置とすることにより、深さU1で図21Aに示す時計回りに、深さU3で反時計回りに所定角度回転させることができる。
このように構成されたリアプロジェクションディスプレイ装置は、図2に示すボトムキャビネット3のボトムフレーム8の図14に示すベースプレート11とボトムウォール12に対して、先ずアジャストプレート17が載置された後に光学ユニット4が予め搭載されたオプト載置プレート14が、その係合突起15a,15bとアジャストプレート17の係合溝17a,17bとが係合するように組み込まれる(図7)。
そして、オプト載置プレート14のリブ付き突起16aをボトムウォール12の凹部12aに固定し、もう一方のリブ付き突起16bをRアジャストピース27と、例えば「符号B」の部分の孔27dを用いて固定してから「符号B」の部分の孔27f,27gでボトムウォール12と固定する(図21)。
次に、アジャストプレート17のリブ付き突起18を、例えばVアジャストピース24の「番号2」のねじ挿通孔24eで固定してから、両側のねじ挿通孔24d,24fでボトムウォール12と固定する。
そして、ボトムフレーム8内に光源や空冷ファンや電源ユニットなどの機器を収納し、図2に示すように、光学ユニット4にカバー51,52,53を設けてからメッシュカバー9を取付け、ボトムキャビネット3を組み上げる。
最後に、予め組み上げられている上部に設けられるトップキャビネット2をボトムキャビネット3に上方から装着固定して本例のリアプロジェクションディスプレイ装置を組み立てる。
このように構成されたリアプロジェクションディスプレイ装置によれば、アジャストプレート17のリブ付き突起18とVアジャストピース24との固定を、Vアジャストピース24の「番号2」から「番号1」のねじ挿通孔24eに変更固定してから、両側のねじ挿通孔24d,24fでボトムウォール12と固定することにより、オプト載置プレート14の傾きを減少させ、投写レンズ5の光軸を下方に移動しスクリーン7の画像を下側にずらすことができる。これにより、スクリーン7上の矩形画像が逆台形形状をなす逆台形歪を補正することができる。
また、「番号2」から「番号3」のねじ挿通孔24fに変更固定することにより、オプト載置プレート14の傾きを増加させ、投写レンズ5の光軸を上方に移動しスクリーン7の画像を上側にずらすことができる。これにより、スクリーン7上の矩形画像が台形形状をなす台形歪を補正することができる。
また、オプト載置プレート14のリブ付き突起16bとRアジャストピース27との固定を、「符号B」から「符号A」のねじ挿通孔27cに変更固定してから、両側のねじ挿通孔27g,27hでボトムウォール12と固定することにより図21Aに示す時計回りに回転させることができる。これにより、スクリーン7上の画像がその中心に対して時計回りに回転させ、反時計回りの回転歪を補正することができる。
また、「符号B」から「符号C」のねじ挿通孔27fに変更固定してから、両側のねじ挿通孔27g,27hでボトムウォール12と固定することにより図21Aに示す反時計回りに回転させることができる。これにより、スクリーン7上の画像がその中心に対して反時計回りに回転させ、時計回りの回転歪を補正することができる。
本例のリアプロジェクションディスプレイ装置によれば、アジャストプレート17のボトムウォール12に対する位置を変えることにより、オプト載置プレート14に搭載されている光学ユニット4の投写レンズ5の光軸を上下方向に移動させてスクリーン7上の上下方向に画像を調整することができ、また、オプト載置プレート14をその背面板14-3の一端側のリブ付き突起16aをボトムウォール12に固定し、他端側のリブ付き突起16bを移動させて、オプト載置プレート14を回転させることでスクリーン7上の画像を画面中心周りに回転させ調整することができる。
なお、Vアジャストピース24とRアジャストピース27により3段階に調整する例で説明したが、これに限らずより多くの4段階以上としてもよい。ここでの調整における段階数は、実製品の製造段階における品質ばらつきと、品質規格とにより当該製造ラインに対して決められるものである。
すなわち、ある評価項目に対して品質規格が±0.8%で、実製品の品質が±1.3%であるような場合は、その差が±0.5%となり、±0.5%補正することによりラインの略全数が、±0.8%に収まるので、例えば−0.5,0,+0.5%の3段階の調整でよいことになる。そして、実際には、例えば−0.9,0,+0.9%の3段階の調整とすることにより、±0.4%の範囲に収めることができる。
また、品質規格が±0.8%で、実製品の品質が±2.6%であるような場合は、その差が±1.8%となり、±1.8%補正として−1.8,0,+1.8%の3段階での調整により、±0.9%の範囲となり規格を外れるものが出てくる。このような場合には、4段階で調整するようにすればよい。
本発明のリアプロジェクションディスプレイ装置は、上述例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成を採り得ることは勿論である。例えば、上述した実施の形態では、光学系として、反射型の液晶画像表示パネルを使用した例としたが、透過型の液晶画像表示パネルを使用した構成としてもよい。或いは、DLP(Digital Light Processing)型表示パネルのような微小なミラーを制御する素子を使用した構成としてもよい。また、上述の実施の形態では、オプト載置プレート、アジャストプレート、ボトムキャビネットなどをプラスチック樹脂を成形して作製したものとして説明したが、使用する範囲で弾性変形を有する材料であれば、金属材料を用いても勿論よいものである。
本発明の一実施の形態の例によるリアプロジェクションディスプレイ装置の内部構成図である。 図1例のリアプロジェクションディスプレイ装置のボトムキャビネットの斜視図である。 図2例のボトムキャビネットの光学ユニット収納部近傍を抜きだして示す拡大斜視図である。 図3例の光学ユニット収納部を取り出し、カバーを除いて示す外観斜視図である。 図4例の光学ユニット収納部から回路基板を除いてシールド板金を示す外観斜視図である。 図5例の光学ユニット収納部からシールド板金を除き実装される光学部品を示す外観斜視図である。 図2例のボトムキャビネットの背面側からボトムフレームの光学ユニット収納部を見た分解斜視図である。 図5例のシールド板金に取り付けられるケーブルクランプの構造を説明する、Aは全体図、Bはシャーシロック部、Cはフラットクランプ部、DはCに示すフラットクランプ部が閉じた状態の外観斜視図である。 図8例のケーブルクランプの実装における形態の例を示し、Aは導電性弾性体との接合状態、Bはシールド板金への取付状態、C及びDはフラットケーブルへの固定前,固定後を示す斜視図である。 図9例の導電性弾性体付きケーブルクランプの使用例を示す説明図である。 図3例の光学ユニット収納部におけるオプト載置プレート単体の斜視図である。 図11例のオプト載置プレートを反転して示す斜視図である。 図11例のオプト載置プレートとアジャストプレートとを併記して示す外観斜視図である。 図7例のボトムフレームを、光学ユニット収納部を除いて示す斜視図である。 図14例のボトムフレームのベースプレートとボトムウォールを抜出して示す、Aは正面図、Bは平面図である。 図15例のベースプレート及びボトムウォールにアジャストプレートが装着された状態を示す平面図である。 Vアジャストピースの説明に供する、Aは斜視図、Bは平面図、Cは平断面図、Dは左側面図、Eは正面図、Fは背面図である。 アジャストプレートによる光学ユニットの光軸調整を説明するための図で、ボトムウォールに固定されたオプト載置プレートに対してアジャストプレートが、Aは完全に離間し、Bは係合直後、C〜Eは係合しオプト載置プレートが傾斜する状態を示している。 図15例のベースプレート及びボトムウォールに装着されたアジャストプレートの位置設定を説明する平面図である。 図19例のアジャストプレートのVアジャストピースによる位置設定を説明する平面図で、Aは図17Eに示す「番号2」、Bは「番号3」、Cは「番号1」のねじ挿通孔での固定状態である。 図15例のベースプレート及びボトムウォールにオプト載置プレートが装着された状態を示し、Aは平面図、Bは断面A−Aでの断面図、Cは側面図である。 図21例のRアジャストピースの説明に供する、Aは斜視図、Bは平面図、Cは正面図、Dは右側断面図、Eは右側面図、Fは背面図である。 図15例のベースプレート及びボトムウォールに装着されたオプト載置プレートの位置設定のRアジャストピースによる調整を説明する平面図で、Aは調整前、Bは図22Cに示す「符号A」、Cは「符号B」、Dは「符号C」のねじ挿通孔での固定状態である。
符号の説明
4…光学ユニット、5…投写レンズ、7…スクリーン、12…ボトムウォール、14…オプト載置プレート、14-3…背面板、15a,15b…係合突起、17…アジャストプレート、17a,17b…係合溝

Claims (6)

  1. 筐体の正面に設けられるスクリーンと、前記筐体の内部に設けられる、ミラーと映像を投射する投写レンズと映像機器とを含む光学ユニットと光源と、前記映像機器の駆動及び制御回路と、を備えたリアプロジェクションディスプレイ装置において、
    上面に前記光学ユニットの光軸を傾けて載置するオプト載置プレートを、前記筐体の正面の下部内側に設けられる壁に片持ち梁状に設け、
    前記オプト載置プレートに力を印加し、前記オプト載置プレートを撓ませることにより、前記光軸を変化させて前記スクリーン上に投影される画像の歪を補正できるようにした
    ことを特徴とするリアプロジェクションディスプレイ装置。
  2. 請求項1記載のリアプロジェクションディスプレイ装置において、
    前記壁に設けられる前記オプト載置プレートの一端側を固定し、他端側を前記壁に対して移動させて前記オプト載置プレートを変形させ、前記壁に対して前記オプト載置プレートを回転させる
    ことを特徴とするリアプロジェクションディスプレイ装置。
  3. 請求項1記載のリアプロジェクションディスプレイ装置において、
    下面の側に一対の係合突起を有する前記オプト載置プレートと、
    前記筐体の底面に配されるベースプレートと、
    前記ベースプレート上で移動自在とされ、側面に一対の係合溝を備えたアジャストプレートと、を備え、
    前記オプト載置プレートを前記壁に固定した状態で、前記アジャストプレートの前記係合溝に、前記オプト載置プレートの前記係合突起を係合させ、
    前記アジャストプレートの移動により前記オプト載置プレートを変形させ、前記ベースプレートに対する前記オプト載置プレートの上面の傾斜角度を変化させる
    ことを特徴とするリアプロジェクションディスプレイ装置。
  4. 請求項3記載のリアプロジェクションディスプレイ装置において、
    前記ベースプレートに複数の長孔を設け、前記アジャストプレートの下面に複数のガイド突起を設け、前記ガイド突起を前記長孔に係合させ、前記ベースプレート上で前記アジャストプレートを直線移動自在にした
    ことを特徴とするリアプロジェクションディスプレイ装置。
  5. 請求項2記載のリアプロジェクションディスプレイ装置において、
    前記前記オプト載置プレートの回転の角度の調整を、
    前記オプト載置プレートの他端側に設けられる固定用の突起を、前記壁に設けられる開口から突出させ、
    前記壁から突出される前記固定用突起に、前記筐体の正面の側から設けられる第1のアジャストピースの凹部に着接し、
    前記固定用突起の突出寸法が前記第1のアジャストピースの凹部の深さとなるようにして固定する
    ことを特徴とするリアプロジェクションディスプレイ装置。
  6. 請求項3記載のリアプロジェクションディスプレイ装置において、
    前記オプト載置プレートの上面の傾斜角度の調整を、
    前記アジャストプレートの背面側に設けられる固定用の突起を、前記壁に設けられる開口から突出させ、
    前記壁から突出される前記固定用突起に、前記筐体の正面の側から設けられる第2のアジャストピースの凹部に着接し、
    前記固定用突起の突出寸法が前記第2のアジャストピースの凹部の深さとなるようにして固定する
    ことを特徴とするリアプロジェクションディスプレイ装置。
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