JP2007271960A - 車両用運転技量判定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドライバの運転技量を正確に且つ簡易に判定することができ且つ判定された運転技量を分かりやすく表示することができる車両用運転技量判定装置を提供する。
【解決手段】本発明の車両運転技量判定装置1,70は、運転技量判定を実施する運転技量判定地域を道路地図上に予め記憶する技量判定地域記憶手段10,78と、車両の走行位置を検出する走行位置検出手段32と、車両の走行位置が運転技量判定地域にあるときドライバの運転技量を運転技量判定基準値10,80に基づいて判定する運転技量判定手段20,72と、運転技量判定手段により判定された運転技量を表示する表示手段38と、を有する。
【選択図】図5
【解決手段】本発明の車両運転技量判定装置1,70は、運転技量判定を実施する運転技量判定地域を道路地図上に予め記憶する技量判定地域記憶手段10,78と、車両の走行位置を検出する走行位置検出手段32と、車両の走行位置が運転技量判定地域にあるときドライバの運転技量を運転技量判定基準値10,80に基づいて判定する運転技量判定手段20,72と、運転技量判定手段により判定された運転技量を表示する表示手段38と、を有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、車両を運転するドライバの運転技量を判定する車両運転技量判定装置に関する。
従来から、ドライバの運転技量を判定し、この運転技量に応じて、車両制御装置の特性を変化させるようにしたものが知られている。
例えば、特許文献1には、車両の旋回挙動から車両の実軌跡を求め、ドライバの操作又は車両の地図上の走行経路から目標軌跡を求め、実軌跡と目標軌跡との偏差の積分値を所定時間単位で所定値と比較してドライバの技量を推定し、これにより、ドライバの運転技量を車両の走行状態によらず常に最適に推定可能とした運転技量推定装置が開示されている。
例えば、特許文献1には、車両の旋回挙動から車両の実軌跡を求め、ドライバの操作又は車両の地図上の走行経路から目標軌跡を求め、実軌跡と目標軌跡との偏差の積分値を所定時間単位で所定値と比較してドライバの技量を推定し、これにより、ドライバの運転技量を車両の走行状態によらず常に最適に推定可能とした運転技量推定装置が開示されている。
また、特許文献1には、車両状態量である前後加速度、横加速度、車速等の変化率を記憶して、ドライバの上達度(技量)を段階的に出力するようにした上達度判定装置が開示されている。
上述した特許文献1の装置では、カーブ走行技量を判定するためのものであるが、ドライバの運転技量には、それ以外に早さ(アクセル操作)や停止(ブレーキ操作)に関する技量もあり、総合的なドライバの運転技量を判定することはできないものとなっている。
また、特許文献1の装置では、単に、車両状態量である前後加速度、横加速度、車速等の変化率に基づき、ドライバの運転技量を判定しているので、道路状況や交通状況の影響もあり、正確にドライバの運転技量を判定することは難しいものとなっている。
このように、従来の装置では、ドライバの運転技量を正確に判定することができないので、運転技量をより正確に且つ簡易に判定する装置が要望されている。さらに、判定された運転技量をドライバに分かりやすく表示することも要望されている。
また、特許文献1の装置では、単に、車両状態量である前後加速度、横加速度、車速等の変化率に基づき、ドライバの運転技量を判定しているので、道路状況や交通状況の影響もあり、正確にドライバの運転技量を判定することは難しいものとなっている。
このように、従来の装置では、ドライバの運転技量を正確に判定することができないので、運転技量をより正確に且つ簡易に判定する装置が要望されている。さらに、判定された運転技量をドライバに分かりやすく表示することも要望されている。
そこで、本発明は、従来からの要請を満たすためになされたものであり、ドライバの運転技量を正確に且つ簡易に判定することができ且つ判定された運転技量を分かりやすく表示することができる車両用運転技量判定装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、車両を運転するドライバの運転技量を判定する車両運転技量判定装置であって、運転技量判定を実施する運転技量判定地域を道路地図上に予め記憶する技量判定地域記憶手段と、車両の走行位置を検出する走行位置検出手段と、車両の走行位置が上記運転技量判定地域にあるときドライバの運転技量を運転技量判定基準値に基づいて判定する運転技量判定手段と、この運転技量判定手段により判定された運転技量を表示する表示手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、運転技量判定を実施する運転技量判定地域を予め記憶しておき、車両位置がこの運転技量判定地域にあるとき、ドライバの運転技量を運転技量判定基準値に基づいて判定するようにしているので、ドライバの運転技量を正確且つ簡易に判定することができ、さらに、この判定された運転技量が表示されるので、ドライバは自己の運転技量を容易に理解することができる。
このように構成された本発明においては、運転技量判定を実施する運転技量判定地域を予め記憶しておき、車両位置がこの運転技量判定地域にあるとき、ドライバの運転技量を運転技量判定基準値に基づいて判定するようにしているので、ドライバの運転技量を正確且つ簡易に判定することができ、さらに、この判定された運転技量が表示されるので、ドライバは自己の運転技量を容易に理解することができる。
本発明において、好ましくは、表示手段は、ドライバの運転技量を、少なくとも、走る技量、曲がる技量、又は、止まる技量の指標により、表示する。
このように構成された本発明においては、ドライバの運転技量が、走る技量、曲がる技量、又は、止まる技量の指標により、表示されるので、ドライバは自己の運転技量をより具体的且つ容易に理解することができる。
このように構成された本発明においては、ドライバの運転技量が、走る技量、曲がる技量、又は、止まる技量の指標により、表示されるので、ドライバは自己の運転技量をより具体的且つ容易に理解することができる。
本発明において、好ましくは、表示手段は、ドライバの運転技量を、走る技量、曲がる技量、及び、止まる技量の指標の組み合わせにより、表示する。
このように構成された本発明においては、ドライバの運転技量が、走る技量、曲がる技量、及び、止まる技量の指標の組み合わせにより表示されるので、ドライバは、自己の運転技量を総合的に容易に理解することができる。
このように構成された本発明においては、ドライバの運転技量が、走る技量、曲がる技量、及び、止まる技量の指標の組み合わせにより表示されるので、ドライバは、自己の運転技量を総合的に容易に理解することができる。
本発明において、好ましくは、表示手段は、ドライバの運転技量を運転技量判定基準と比較して表示する。
このように構成された本発明においては、ドライバの運転技量が運転技量判定基準と比較して表示されるので、ドライバは、自己の運転技量を客観的且つ相対的に容易に理解することができる。
このように構成された本発明においては、ドライバの運転技量が運転技量判定基準と比較して表示されるので、ドライバは、自己の運転技量を客観的且つ相対的に容易に理解することができる。
本発明において、好ましくは、表示手段は、ドライバの運転技量をその車両の性能ポテンシャルの利用率として表示する。
このように構成された本発明においては、ドライバの運転技量がその車両の性能ポテンシャルの利用率として表示されるので、自己の運転技量に合った車両への変更や、運転技量の向上に有益である。
このように構成された本発明においては、ドライバの運転技量がその車両の性能ポテンシャルの利用率として表示されるので、自己の運転技量に合った車両への変更や、運転技量の向上に有益である。
本発明の車両用運転技量判定装置によれば、ドライバの運転技量を正確に且つ簡易に判定することができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両用運転技量判定装置を説明する。
先ず、図1乃至図図23により、本発明の第1実施形態による車両用運転技量判定装置を説明する。
先ず、図1乃至図図23により、本発明の第1実施形態による車両用運転技量判定装置を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による車両用運転技量判定装置を示す全体概念図である。図1に示すように、符号1は、車両用運転技量判定装置のシステム全体を示し、この車両用運転技量判定装置1は、サービスセンタ2を備え、このサービスセンタ2とドライバの運転技量が判定される各車両A,Bとの間で、インターネット等のネットワーク4及び基地局5を介して、ドライバの運転技量を判定するために必要な種々の情報を送受信することができるようになっている。
サービスセンタ2は、サーバ6と、地図情報データベース8、技量判定地域データベース10、及び、車両&運転技量データベース12を備えている。ここで、地図情報データベース8は、通常のナビゲーション装置等に使用するために、地図情報を記憶するためのデータベースである。
また、技量判定地域データベース10は、図2に示すように、各車両のドライバの運転技量を判定するために、サービスセンタ2において予め設定された運転技量判定ための特定の地域(運転技量判定地域)を記憶したデータベースである。
この運転技量判定地域として、多数の地域(Aコース、Bコース、Cコース等)が、開始地点S及び終了地点Fを含む地図情報(道路地図)上に設定されている。さらに、この運転技量判定地域は、後述する運転技量である、走る技量、曲がる技量、及び、止まる技量が正確に判定できるような地域(例えば、山岳路)以外の地域が設定された場合には、受け入れられないようになっている。この運転技量判定地域は、ドライバ以外の第3者機関である、自動車メーカ、自動車販売会社、ナビゲーション情報提供会社、サービスセンタ自身等により、予め設定される。このように、運転技量の判定に使用される運転技量判定地域は、第3者機関により設定されるので、ドライバの運転技量を判定する最適な地域が設定され、且つ、同一条件及び同一判断基準により運転技量が判断されることになるので、ドライバの運転技量をより正確に判定することができる。
この運転技量判定地域として、多数の地域(Aコース、Bコース、Cコース等)が、開始地点S及び終了地点Fを含む地図情報(道路地図)上に設定されている。さらに、この運転技量判定地域は、後述する運転技量である、走る技量、曲がる技量、及び、止まる技量が正確に判定できるような地域(例えば、山岳路)以外の地域が設定された場合には、受け入れられないようになっている。この運転技量判定地域は、ドライバ以外の第3者機関である、自動車メーカ、自動車販売会社、ナビゲーション情報提供会社、サービスセンタ自身等により、予め設定される。このように、運転技量の判定に使用される運転技量判定地域は、第3者機関により設定されるので、ドライバの運転技量を判定する最適な地域が設定され、且つ、同一条件及び同一判断基準により運転技量が判断されることになるので、ドライバの運転技量をより正確に判定することができる。
この技量判定地域データベース10には、更に、この地域を走行したプロドライバの運転技量、具体的には、操舵角、車速、ブレーキ踏力等が、運転技量判定基準値として、記憶されている。また、この運転技量判定基準値は、プロドライバの運転技量に基づいたシュミレーションにより得られた値でもよい。後述するように、この運転技量判定地域をドライバに実際に車両を運転して走行させ、その走行結果をプロドライバの運転技量判定基準値と比較して、そのドライバの運転技量を判定するようになっている。
車両&運転技量データベース12には、図3に示すように、車種(A車、B車)毎に、ドライバ名(Aドライバ、Bドライバ)及び判定された運転技量のランク(Aランク、Bランク、Cランク)が記憶されている。
また、図1に示すように、ネットワーク4には、複数のゲーム用端末14が接続可能となっており、後述するように、判定された各ドライバの運転技量を利用して、仮想空間においてゲームを楽しむことができるようになっている。
図4は、車両用運転技量判定装置1の車載機器を示すブロック図である。図4において、符号20は、車両技量判定等のためのコントロールユニットであり、このコントロールユニット20には、技量判定開始スイッチ等の各種SW22、車速センサ、舵角センサ、アクセル開度センサ、加減速センサ等の各種センサ24、先行車両と自車との車間距離を求めるための車車間通信用アンテナ26、道路上の白線を認識するためのCCDカメラ28、路面μを検出する路面μセンサ30、ナビゲーションユニット32からの情報が入力されるようになっている。ここで、ナビゲーションユニット32により、車両の走行位置値を検出するようになっている。
また、コントロールユニット20は、上述したサービスセンタ2のサーバ6とネットワーク4を経由して通信するために必要な基地局通信用アンテナ34と接続されている。
さらに、コントロールユニット20からは、判定されたドライバの運転技量に関する情報が、車間距離が短くなると警報を発する警報装置36、運転技量の判定結果等を表示するためのディスプレイ38、自動ブレーキやACC等の車両制御用ユニット40に出力されるようになっている。
さらに、コントロールユニット20からは、判定されたドライバの運転技量に関する情報が、車間距離が短くなると警報を発する警報装置36、運転技量の判定結果等を表示するためのディスプレイ38、自動ブレーキやACC等の車両制御用ユニット40に出力されるようになっている。
図5は、本発明の第1実施形態による制御内容を示すフローチャートである。なお、図5において、S及びTは、各ステップを示している。
先ず、車両側においては、S1において、各種センサ信号を入力処理する。具体的には、車速センサ、舵角センサ、アクセル開度センサ、加減速センサ等の信号を入力処理する。次に、S2において、運転技量が判定されるドライバの判定処理を行う。具体的には、図6に示すように、タッチパネルを利用して、予め登録しておくと共に登録済みのドライバ識別IDを入力させて確認することができるようになっている。
先ず、車両側においては、S1において、各種センサ信号を入力処理する。具体的には、車速センサ、舵角センサ、アクセル開度センサ、加減速センサ等の信号を入力処理する。次に、S2において、運転技量が判定されるドライバの判定処理を行う。具体的には、図6に示すように、タッチパネルを利用して、予め登録しておくと共に登録済みのドライバ識別IDを入力させて確認することができるようになっている。
次に、S3に進み、ドライバの運転技量を判定するための予め設定され記憶された運転技量判定地域をサービスセンタのサーバから受信する。
ここで、サービスセンタのサーバ側では、図2に示されているように、T1において、予め、運転技量判定地域が設定され記憶処理されている。さらに、T2において、運転技量判定地域を車両側に送信処理する。
ここで、サービスセンタのサーバ側では、図2に示されているように、T1において、予め、運転技量判定地域が設定され記憶処理されている。さらに、T2において、運転技量判定地域を車両側に送信処理する。
次に、S4に進み、詳細は後述するように、ドライバの運転技量の判定処理を行う。その後、S5に進み、運転技量判定結果を表示し、記憶し、サービスセンタのサーバに送信する。さらに、S6において、詳細は後述するように、運転技量判定結果を利用して、車両制御ユニットの制御処理(制御ゲインや制御タイミング等の特性を変更する)を行う。
一方、サービスセンタのサーバ側では、T3において、運転技量判定結果を車両側から受信すると共に記憶処理する。さらに、T4において、運転技量判定結果を、仮想空間でのゲームに利用できるように、ゲーム提供処理するようになっている。
一方、サービスセンタのサーバ側では、T3において、運転技量判定結果を車両側から受信すると共に記憶処理する。さらに、T4において、運転技量判定結果を、仮想空間でのゲームに利用できるように、ゲーム提供処理するようになっている。
次に、図7により、図5のS4における運転技量判定処理について詳細に説明する。図7において、Sは各ステップを示している。
先ず、S11において、運転技量判定要求スイッチがONであるか否かを判定し、ONであれば、S12に進み、路面μが所定値α(=0.3)より大きい場合には、運転技量判定可能であるので、S13に進む。
先ず、S11において、運転技量判定要求スイッチがONであるか否かを判定し、ONであれば、S12に進み、路面μが所定値α(=0.3)より大きい場合には、運転技量判定可能であるので、S13に進む。
ここで、図8に示すように、路面μセンサにより、路面μが検出され、μ>0.6の場合には路面がドライであると判定(Dry判定)し、0.6≧μ>0.3の場合には路面がウエットであると判定(Wet判定)し、0.3≧μの場合には、正確に運転技量を判定することができないので、運転技量判定不可としている。
次に、S13においては、図2に示す予め設定記憶されている運転技量判定地域内か否かを判定する。運転技量判定地域内であれば、S14に進み、警報装置36(図4参照)の作動開始条件変更処理を行う(例えば、警報を発する車間距離を短くする)。これにより、本来ならば警報装置が作動するような運転操作状態となった場合でも、警報装置が作動しないので、ドライバは、警報装置の作動を気にすることなく、運転技量判定のための運転を続けることができ、正確な運転技量判定を行うことができる。
次に、S15に進み、運転技量判定地域外から地域内に進入した直後か否かを判定する。直後の場合には、S16に進み、ラップタイマーによる時間計測をスタートさせ、次に、S17に進む。ここで、直後でない場合には、ラップタイマーは既にスタートしているので、この場合には、S16を経由せず、S17に直接進む。
S17において、運転技量判定のための各種データ計測処理を行う。具体的には、ドライバが自動車を運転して、上述した運転技量判定地域の開始地点Sから終了地点FSまでの経路を走行し、そのときの、車両の走行状態やドライバの運転操作に関する各種データを計測する。具体的には、車速(特に、車速の立ち上がり)、ブレーキ踏力、操舵角、ブレーキポイントまでの時間、アクセル開度、減速の安定性、修正操舵頻度、車車間通信による車間距離変化の積分値、CCDカメラによる白線からの車両の離間距離、その他の変化量を計測する。
次に、S18に進み、“走る”技量を算出する。具体的には、図2に示す運転技量判定領域において、ドライバが走行したときの開始地点P1から終了地点P2に至るまでのラップタイム、アクセル開度、車速(の立ち上がり)等から得られた数値から上述した運転技量判定基準値に基づいて得られた点数が走る技量となり、点数が高いほど走る技量がハイレベルであることを示している。例えば、ドライバのラップタイムをプロのドライバのラップタイム(運転技量判定基準値)に基づいて判定するようになっている。
次に、S19に進み、“曲がる”技量を算出する。曲がる技量は、ドライバが運転技量判定領域を走行したときの運転データから算出される。具体的には、操舵角、修正操舵量及び頻度、操舵の安定性、横Gの変動量、ハンドリングの滑らかさ等を数値化し、多変数解析手法などにより計算された数値から上述した運転技量判定基準値に基づいて得られた点数が曲がる技量となり、点数が高いほど曲がる技量がハイレベルであることを示している。
次に、S20に進み、“止まる”技量を算出する。止まる技量も、同様に、ドライバが運転技量判定領域を走行したときの運転データから算出される。具体的には、ブレーキ踏力、ブレーキポイントまでの時間、減速の安定性等を数値化し、多変数解析手法などにより計算された数値から上述した運転技量判定基準値に基づいて得られた点数が止まる技量となり、点数が高いほど止まる技量がハイレベルであることを示している。
次に、S21に進み、詳細は後述する総合技量判定処理を行う。さらに、S22に進み、詳細は後述するように、車両ポテンシャル利用率を算出する。
次に、S21に進み、詳細は後述する総合技量判定処理を行う。さらに、S22に進み、詳細は後述するように、車両ポテンシャル利用率を算出する。
ここで、第1実施形態においては、図5及び図7で説明したように、運転技量判定は、車両のコントロールユニットにより実行されるようになっているが、これに代えて、サービスセンタのサーバにより、同様な制御内容を実行することにより、運転技量判定を行うようにしてもよい。
次に、図9及び図10により、曲がる技量の他の算出例を説明する。これは、CCDカメラにより検出された白線からの離間距離を用いて曲がる技量を算出するようにしたものである。即ち、図9に示すように、先ず、S31において、CCDカメラにより検出された車両の白線からの離間距離の積分値を算出する(図10参照)。次に、S32に進み、図2の技量判定地域データベースから、プロドライバの同様な積分値(運転技量判定基準値)を算出する。さらに、S33に進み、これらの両積分値から、ドライバの曲がる技量を算出する。
次に、図11及び図12により、止まる技量の他の算出例を説明する。これは、車車間通信により求まる車間距離を用いて止まる技量を算出するようにしたものである。即ち、図11に示すように、先ず、S41において、ドライバの運転する自車の前方を走行する先行車両があるか否かを判定し、先行車両が有る場合には、S42に進み、車車間通信により自車と先行車両との車間距離の平均値を算出する(図12参照)。次に、S43に進み、車間距離の平均値からのズレ量の積分値を算出する(図12参照)。さらに、S44に進み、図2の技量判定地域データベースから、プロドライバの同様な積分値(運転技量判定基準値)を算出する。さらに、S45に進み、これらの両積分値から、ドライバの止まる技量を算出する。
次に、図13乃至図15により、総合技量判定(図7のS21)、車両ポテンシャル利用率(図7のS22)及び運転技量判定結果表示(図5のS5)について説明する。図13は、本発明の実施形態による運転技量判定結果を表示するディスプレイ38の図である。
図13は、技量判定結果の表示1を示し、早さの技量、曲がる技量及び止まる技量を含む総合技量判定を示している。
図13は、技量判定結果の表示1を示し、早さの技量、曲がる技量及び止まる技量を含む総合技量判定を示している。
説明の便宜上、図13の画面上に符号を付して説明する。符号40は、ラップタイムから求められた早さの技量を表す点数を示す軸であり、4つの円弧42a,42b,42c,42d上は、同じ点数を表している。また、符号44は曲がる技量を表す点数を示す軸であり、符号46は止まる技量を表す点数を示す軸である。ここで、符号48及び50を付した線は、しきい値を示し、これらの線の外側の領域では、運転技量判定不能となっている。
図13の画面上において、ドライバの判定された運転技量は、先ず、早さの技量を基準にして、次に、曲がる技量と止まる技量とを相対比較し、曲がる技量が止まる技量より優れている場合には、その分、軸40から左側となる円弧上の位置に総合技量判定(例えば、点P2)が表示される。また、曲がる技量が止まる技量が同レベルの場合には、軸40上の位置に総合技量判定(例えば、点P1)が表示される。さらに、止まる技量が曲がる技量よりも優れている場合には、その分、軸40から右側となる円弧上の位置に相当技量判定(例えば、点P3)が表示されるようになっている。
図13の画面上において、表示されたドライバの総合技量判定の表示が、線42a,42b,48,50で囲まれた領域内の場合には、そのドライバの運転技量は、上級の技量Aランクを意味している。また、ドライバの総合技量判定の表示が、線42,42c,48,50で囲まれた領域内の場合には、そのドライバの運転技量は、中級の技量Bランクを意味し、さらに、線42c,42d,48,50で囲まれた領域内の場合には、そのドライバの運転技量は、初級の技量Cランクを意味している。
ドライバは、ディスプレイ上の技量判定結果の表示1を見ることにより、自分自身の総合的な運転技量を、走る技量、曲げる技量、止まる技量という3つの指標に基づいて容易に認識することができる。
ドライバは、ディスプレイ上の技量判定結果の表示1を見ることにより、自分自身の総合的な運転技量を、走る技量、曲げる技量、止まる技量という3つの指標に基づいて容易に認識することができる。
次に、図14は、技量判定結果の表示2を示し、この表示2は、判定されたドライバの運転技量の車両ポテンシャル利用率を示している。車両ポテンシャルの利用率100%は、プロドライバがその車両を運転したときの利用率である。よって、ドライバの運転技量が車両ポテンシャル利用率70%の場合(図14の左側の表示参照)には、その車両のポテンシャルを十分に使い切ってなく、技量も向上の余地があり、換言すれば、そのドライバは、運転技量に比較して、ポテンシャルの高い車両を運転しているとも言える。また、早さの技量、曲がる技量、止まる技量の指標毎に、車両ポテンシャル利用率を表示する(図14の右側の表示参照)ことにより、ドライバは、より正確に、自己の運転技量を車両ポテンシャルとの関係で、認識することができる。
このように、技量判定結果の表示2によれば、ドライバは、車両ポテンシャルとの関係で、自己の運転技量を認識することができるので、自己の運転技量に合った車両への変更や、運転技量の向上に有益である。
このように、技量判定結果の表示2によれば、ドライバは、車両ポテンシャルとの関係で、自己の運転技量を認識することができるので、自己の運転技量に合った車両への変更や、運転技量の向上に有益である。
さらに、図15は、技量判定結果の表示3を示し、この表示3は、運転技量に関する信号推移状態及びアドバイスを示している。この表示3は、上述した図2の技量判定地域データベース内に記憶された運転技量判定地域における、プロドライバによる操舵角、車速、ブレーキ踏力等の操作(図15中、実線で示す)と、技量が判定されるドライバの操作(図15中、破線で示す)とが、対比して表示される。これにより、ドライバは、自己の操舵角、車速、ブレーキ踏力等の操作とプロドライバの操作と比較することができるので、自己の運転技量を客観的且つ相対的に認識することができる。
この技量判定結果の表示3においては、さらに、技量が判定されるドライバに対するアドバイスが表示される。例えば、「ブレーキの初期の立ち上がりが強すぎるため、安定したブレーキングができていません。そのため、全体的に車速が低い傾向にあります。ブレーキングを練習してください。」や「コーナリング時に修正操舵が頻繁に行われています。目標が近いためソーシング(送りハンドル)が出ているようです。もっと先を見る癖をつけてください。」等が表示される。
このアドバイスにより、ドライバは、自己の技量の弱い点を具体的且つ正確に認識することができるため、運転技量の向上に有益である。
このアドバイスにより、ドライバは、自己の技量の弱い点を具体的且つ正確に認識することができるため、運転技量の向上に有益である。
次に、図8及び図16により、図13に示す技量判定結果の表示1の変形例を説明する。図8に示すように、路面が0.6≧μ>0.3の場合には路面がウエットであると判定(Wet判定)されるので、この場合には、この路面がウエットであることを考慮して、図13に示す技量判定結果の表示1を修正して、図16に示す表示とする。この表示においては、技量Aランク、技量Bランク、技量Cランクの基準となる早さの技量に関し、より低い点数の位置に設定するようにしている。
このように運転技量判定を表示することにより、路面がウエットであっても、それを考慮して、ドライバの技量判定結果を表示しているので、ドライバは、ウエット路面を走行した場合であっても、自己の運転技量を正確に認識することができる。
このように運転技量判定を表示することにより、路面がウエットであっても、それを考慮して、ドライバの技量判定結果を表示しているので、ドライバは、ウエット路面を走行した場合であっても、自己の運転技量を正確に認識することができる。
次に、図17乃至図21により、図5のS6における「車両制御ユニット制御処理」について説明する。
図17は、車両制御ユニットが自動ブレーキである場合の制御処理に用いられる車間距離のマップを示している。自動ブレーキを用いるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)技術においては、自車と前方車との車間距離が所定の距離より短くなった場合には、ドライバに警報を発し、注意を喚起するようになっている。この警報介入車間距離は、車速が高いほど長くなるように設定されている。本実施形態においては、この警報介入車間距離を判定されたドライバの技量に応じて変更するようにしている。具体的には、上級の技量Aランク用マップ、中級の技量Bランクのマップ、初級の技量Cランクのマップを容易し、ドライバの技量レベルに合致したマップを使用できるようにしている。
これにより、ドライバは、自己の運転技量に合致した適切な車間距離で警報が受けることになり、安全で且つ快適な運転操作を行うことができる。
図17は、車両制御ユニットが自動ブレーキである場合の制御処理に用いられる車間距離のマップを示している。自動ブレーキを用いるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)技術においては、自車と前方車との車間距離が所定の距離より短くなった場合には、ドライバに警報を発し、注意を喚起するようになっている。この警報介入車間距離は、車速が高いほど長くなるように設定されている。本実施形態においては、この警報介入車間距離を判定されたドライバの技量に応じて変更するようにしている。具体的には、上級の技量Aランク用マップ、中級の技量Bランクのマップ、初級の技量Cランクのマップを容易し、ドライバの技量レベルに合致したマップを使用できるようにしている。
これにより、ドライバは、自己の運転技量に合致した適切な車間距離で警報が受けることになり、安全で且つ快適な運転操作を行うことができる。
図18は、車両制御ユニットが自動ブレーキである場合の制御処理に用いられる自動ブレーキの減速度を示している。
自動ブレーキの減速度は、上級の技量Aランクのドライバほど、減速度は高く、初級の技量Cランクのドライバほど、減速度は低く設定されている。このとき、自動ブレーキが作動される車間距離は、上級の技量Aランクのドライバほど、短く、初級の技量Cランクのドライバほど、長く設定されている。
これにより、ドライバは、自己の運転技量に合致した車間距離で且つ自動ブレーキにより適切な減速度で車両が減速されるようになっているので、安全で且つ快適な運転操作を行うことができる。
自動ブレーキの減速度は、上級の技量Aランクのドライバほど、減速度は高く、初級の技量Cランクのドライバほど、減速度は低く設定されている。このとき、自動ブレーキが作動される車間距離は、上級の技量Aランクのドライバほど、短く、初級の技量Cランクのドライバほど、長く設定されている。
これにより、ドライバは、自己の運転技量に合致した車間距離で且つ自動ブレーキにより適切な減速度で車両が減速されるようになっているので、安全で且つ快適な運転操作を行うことができる。
次に、図19乃至図21により、本発明の第1実施形態による車両制御ユニットが「車両の白線逸脱防止システム」である場合の制御処理の内容を説明する。
図19は、車両制御ユニットが車両の白線逸脱防止システムである場合の白線と車両Aとの離間距離L1,L2を示す平面図である。図19に示すように、車両の白線逸脱システムの警報タイミング又はシステム作動開始タイミングを決定するために、離間距離L1,L2が算出される。ここで、離間距離L1は、CCDカメラ28により検出される白線52と車両Aとの離間距離を示し、離間距離L2は、同一進行方向が維持された場合、車速Vにて所定時間Tだけ走行した場合の白線52と車両Aとの離間距離を示している。
図19は、車両制御ユニットが車両の白線逸脱防止システムである場合の白線と車両Aとの離間距離L1,L2を示す平面図である。図19に示すように、車両の白線逸脱システムの警報タイミング又はシステム作動開始タイミングを決定するために、離間距離L1,L2が算出される。ここで、離間距離L1は、CCDカメラ28により検出される白線52と車両Aとの離間距離を示し、離間距離L2は、同一進行方向が維持された場合、車速Vにて所定時間Tだけ走行した場合の白線52と車両Aとの離間距離を示している。
図20は、車両制御ユニットが車両の白線逸脱防止システムである場合の離間距離L1,L2の判定基準値を示す線図である。図20に示すように、車両の白線逸脱防止システムの警報タイミング又はシステム作動開始タイミングの判定基準値は、運転技量毎に予め記憶されている。この離間距離L1,L2の判定基準値は、運転技量が低いほど(初級ほど)、また、車速が早くなるほど、大きな値に設定されている。離間距離L1,L2の何れかが、判定基準値よりも下回った場合、警報が発せられ又はシステムの作動が開始されてるようになっている。このように、運転技量が低い人(初級の技量Cランクのドライバ)ほど、車両の白線逸脱防止システムにおける警報の発生又は作動開始が早められており、それゆえ、安全性が確保される。
次に、図22により、判定された各ドライバの運転技量を用いて仮想空間でゲームを行う場合を説明する。
上述したように、図3に示すように、車両&運転技量データベース12には、車種(A車、B車)毎に、各ドライバ(Aドライバ、Bドライバ等)の判定された運転技量(Aランク、Bランク、Cランク)が記憶されている。
これらの各ドライバは、判定された自己の運転技量をベースにして、インターネット等のネットワークを介して、ゲーム用端末を利用して、仮想空間で、自動車ゲームを楽しむことができる。通常のゲームと異なり、自分の実際の運転技量に基づいて、ゲームを行うことができるので、実際の雰囲気に近い感覚でゲームを楽しむことができる。
上述したように、図3に示すように、車両&運転技量データベース12には、車種(A車、B車)毎に、各ドライバ(Aドライバ、Bドライバ等)の判定された運転技量(Aランク、Bランク、Cランク)が記憶されている。
これらの各ドライバは、判定された自己の運転技量をベースにして、インターネット等のネットワークを介して、ゲーム用端末を利用して、仮想空間で、自動車ゲームを楽しむことができる。通常のゲームと異なり、自分の実際の運転技量に基づいて、ゲームを行うことができるので、実際の雰囲気に近い感覚でゲームを楽しむことができる。
次に、図23乃至図26により、本発明の第2実施形態による車両用運転技量判定装置を説明する。上述した第1実施形態では、ドライバの運転技量を判定するための運転技量判定地域をサービスセンタのサーバにより設定して記憶されるようになっているが、第1実施形態では、この運転技量判定地域をドライバの車両側で設定し記憶するようになっている。以下の第2実施形態の説明において、第1実施形態と同様な部分は省略する。
図23は、本発明の第2実施形態による車両用運転技量判定装置が適用されるシステムの全体概念図であり、図24は、車載の車両用運転技量判定装置70を示すブロック図である。
図23に示すように、第2実施形態においても、サービスセンタ2があり、このサービスセンタ2は、サーバ6及び車両&運転技量データベース12を備えている。また、サービスセンタ2とドライバの運転技量が判定される各車両A,Bとの間で、インターネット等のネットワーク4及び基地局5を介して、ドライバの運転技量を判定するために必要な種々の情報を送受信することができるようになっている。
図23に示すように、第2実施形態においても、サービスセンタ2があり、このサービスセンタ2は、サーバ6及び車両&運転技量データベース12を備えている。また、サービスセンタ2とドライバの運転技量が判定される各車両A,Bとの間で、インターネット等のネットワーク4及び基地局5を介して、ドライバの運転技量を判定するために必要な種々の情報を送受信することができるようになっている。
また、ネットワーク4には、複数のゲーム用端末14が接続可能となっており、判定された各ドライバの運転技量を利用して、仮想空間においてゲームを楽しむことができるようになっている。
図24に示すように、第2実施形態による車両用運転技量判定装置70は、コントロールユニット72を備え、このコントロールユニット72には、第1実施形態と同様に、各種SW22、各種センサ24、車車間通信用アンテナ26、CCDカメラ28、路面μセンサ30、ナビゲーションユニット32からの情報が入力されるようになっている。
さらに、コントロールユニット72には、運転技量判定地域を設定するための地域設定用スイッチ(ジョイスティク)74からの情報が入力されるようになっている。
さらに、コントロールユニット72には、運転技量判定地域を設定するための地域設定用スイッチ(ジョイスティク)74からの情報が入力されるようになっている。
また、コントロールユニット72は、第1実施形態と同様に、サービスセンタ2のサーバ6とネットワーク4を経由して通信するために必要な基地局通信用アンテナ34と接続されている。さらに、コントロールユニット72からは、判定されたドライバの運転技量に関する情報が、車間距離が短くなると警報を発する警報装置36、運転技量の判定結果等を表示するためのディスプレイ38、自動ブレーキやACC等の車両制御用ユニット40に出力されるようになっている。
コントロールユニット72は、地図情報記憶手段76、運転技量判定地域記憶手段78、運転技量判定用データ記憶手段80を備えている。
地図情報記憶手段76は、道路地図を含む地図情報であり、通常は、ナビゲーションユニット32による使用され、さらに、本実施形態では、運転技量判定地域を設定する際にも使用される。また、この地図情報記憶手段76は、地図情報をHDDに記憶しているが、サービスセンタ2からネットワーク4を介して入手して記憶するようにしてもよい。
地図情報記憶手段76は、道路地図を含む地図情報であり、通常は、ナビゲーションユニット32による使用され、さらに、本実施形態では、運転技量判定地域を設定する際にも使用される。また、この地図情報記憶手段76は、地図情報をHDDに記憶しているが、サービスセンタ2からネットワーク4を介して入手して記憶するようにしてもよい。
運転技量判定地域記憶手段76は、ドライバ自身が設定した運転技量判定地域をHDDに記憶するためのものである。また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、ドライバの運転技量をプロドライバの運転技量(具体的には、操舵角、車速、ブレーキ踏力等)を基準にして判定するようにしているので、このプロドライバの運転技量が運転技量判定用データとして運転技量判定用データ記憶手段80に記憶されている。なお、この運転技量判定用データは、サービスセンタ2からネットワーク4を介して入手するようにしてもよい。
次に、図25により、運転技量判定地域の設定の仕方を説明する。図25は、地域設定用スイッチ(ジョイスティク)を使用して、運転技量判定地域を設定するときのディスプレイの画面を示している。
ドライバが、運転技量判定地域を設定する際には、先ず、図25(a)に示すように、ディスプレイ38上のタッチパネルである「技量判定地域」の表示を押す。次に、図25(b)に示すように、ジョイスティク74を操作して、カーソルを開始地点Sに合わせて、開始地点Sを道路地図上に設定し、設定SWを押す。その後、同様にして、終了地点Fを道路地図上に設定して、設定SWを押す。このようにして、図25(c)に示すように、運転技量判定地域が道路地図上に設定される。この設定された運転技量判定地域は、運転技量判定地域記憶手段76に記憶される。
ドライバが、運転技量判定地域を設定する際には、先ず、図25(a)に示すように、ディスプレイ38上のタッチパネルである「技量判定地域」の表示を押す。次に、図25(b)に示すように、ジョイスティク74を操作して、カーソルを開始地点Sに合わせて、開始地点Sを道路地図上に設定し、設定SWを押す。その後、同様にして、終了地点Fを道路地図上に設定して、設定SWを押す。このようにして、図25(c)に示すように、運転技量判定地域が道路地図上に設定される。この設定された運転技量判定地域は、運転技量判定地域記憶手段76に記憶される。
次に、図26により、本発明の第2実施形態による制御内容を説明する。図26は、本発明の第2実施形態による制御内容を示すフローチャートである。なお、図26において、S及びTは、各ステップを示している。
先ず、車両側においては、S71において、各種センサ信号を入力処理する。具体的には、車速センサ、舵角センサ、アクセル開度センサ、加減速センサ等の信号を入力処理する。次に、S72において、第1実施形態と同様に、運転技量が判定されるドライバの判定処理を行う(図6参照)。
先ず、車両側においては、S71において、各種センサ信号を入力処理する。具体的には、車速センサ、舵角センサ、アクセル開度センサ、加減速センサ等の信号を入力処理する。次に、S72において、第1実施形態と同様に、運転技量が判定されるドライバの判定処理を行う(図6参照)。
次に、S73に進み、上述したように、ドライバ自身が自己の運転技量を判定するための運転技量判定地域を設定する(図25参照)。
次に、S74に進み、設定された運転技量判定地域に対し、運転技量判定用データ記憶手段80に記憶されたプロドライバの運転技量に基づき、シュミレーションにより、運転技量判定基準値を算出する。
次に、S74に進み、設定された運転技量判定地域に対し、運転技量判定用データ記憶手段80に記憶されたプロドライバの運転技量に基づき、シュミレーションにより、運転技量判定基準値を算出する。
次に、S75に進み、第1実施形態と同様に、ドライバの運転技量の判定処理を行う。その後、S76に進み、運転技量判定結果を表示し、記憶し、サービスセンタのサーバに送信する。さらに、S77において、第1実施形態と同様に、運転技量判定結果を利用して、車両制御ユニットの制御処理を行う。
一方、サービスセンタのサーバ側では、T71において、運転技量判定結果を車両側から受信すると共に記憶処理する。さらに、T72において、運転技量判定結果を、仮想空間でのゲームに利用できるように、ゲーム提供処理するようになっている。
一方、サービスセンタのサーバ側では、T71において、運転技量判定結果を車両側から受信すると共に記憶処理する。さらに、T72において、運転技量判定結果を、仮想空間でのゲームに利用できるように、ゲーム提供処理するようになっている。
1,70 車両用運転技量判定装置
2 サービスセンタ
4 ネットワーク
5 基地局
6 サーバ
8 地図情報データベース
10 技量判定地域データベース
12 車両&運転技量データベース
14 ゲーム用端末
20,72 コントロールユニット
22 各種SW
24 各種センサ
26 車車間用通信アンテナ
28 CCDカメラ
30 路面μセンサ
32 ナビゲーションユニット
34 基地局通信用アンテナ
36 警報装置
38 ディスプレイ
40 車両制御ユニット
52 白線
74 地域設定用SW
76 地図情報記憶手段
78 運転技量判定地域記憶手段
80 運転技量設定用データ記憶手段
2 サービスセンタ
4 ネットワーク
5 基地局
6 サーバ
8 地図情報データベース
10 技量判定地域データベース
12 車両&運転技量データベース
14 ゲーム用端末
20,72 コントロールユニット
22 各種SW
24 各種センサ
26 車車間用通信アンテナ
28 CCDカメラ
30 路面μセンサ
32 ナビゲーションユニット
34 基地局通信用アンテナ
36 警報装置
38 ディスプレイ
40 車両制御ユニット
52 白線
74 地域設定用SW
76 地図情報記憶手段
78 運転技量判定地域記憶手段
80 運転技量設定用データ記憶手段
Claims (5)
- 車両を運転するドライバの運転技量を判定する車両運転技量判定装置であって、
運転技量判定を実施する運転技量判定地域を道路地図上に予め記憶する技量判定地域記憶手段と、
車両の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
車両の走行位置が上記運転技量判定地域にあるときドライバの運転技量を運転技量判定基準値に基づいて判定する運転技量判定手段と、
この運転技量判定手段により判定された運転技量を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする車両用運転技量判定装置。 - 上記表示手段は、ドライバの運転技量を、少なくとも、走る技量、曲がる技量、又は、止まる技量の指標により、表示する請求項1記載の車両用運転技技量判定装置。
- 上記表示手段は、ドライバの運転技量を、走る技量、曲がる技量、及び、止まる技量の指標の組み合わせにより、表示する請求項1記載の車両用運転技量判定装置。
- 上記表示手段は、ドライバの運転技量を上記運転技量判定基準と比較して表示する請求項1記載の車両用運転技量判定装置。
- 上記表示手段は、ドライバの運転技量をその車両の性能ポテンシャルの利用率として表示する請求項1記載の車両用運転技量判定装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011504228A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-02-03 | ブリヂストン・アメリカズ・タイヤ・オペレーシヨンズ・エルエルシー | タイヤを比較するアニメーション方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047588A (ja) * | 1990-04-25 | 1992-01-10 | Agency Of Ind Science & Technol | 運転状態検知システム |
JP2003076260A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-14 | Suzuki Motor Corp | 運転技能修得装置 |
JP2004249821A (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-09 | Denso Corp | 安全運転採点装置、安全運転採点システム、車載装置及び安全運転採点サーバ |
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-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006097880A patent/JP2007271960A/ja active Pending
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