JP2007271664A - レンズ鏡筒、交換レンズ、カメラ - Google Patents
レンズ鏡筒、交換レンズ、カメラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007271664A JP2007271664A JP2006093684A JP2006093684A JP2007271664A JP 2007271664 A JP2007271664 A JP 2007271664A JP 2006093684 A JP2006093684 A JP 2006093684A JP 2006093684 A JP2006093684 A JP 2006093684A JP 2007271664 A JP2007271664 A JP 2007271664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- lens
- lens barrel
- shake
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】基板1には、ジャイロセンサ10Xを設け、基板2には、ジャイロセンサ10Yを設ける。また、基板1には、ジャイロセンサ10Xの信号を処理する回路を含める。
【選択図】図3
Description
特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、円弧状に形成された硬質基板に2つの振れ検出センサが実装されており、この基板外に設けられたレンズCPUに振れ検出センサの信号を伝えるように構成されている。
しかし、従来の振れ検出センサを備えたレンズ鏡筒では、小型化が困難であった。
請求項1の発明は、第1の方向の振れを検出する第1の振れセンサ(10X)と、前記第1の方向とは異なる第2の方向の振れを検出する第2の振れセンサ(10Y)と、を備え、第1の硬質基板(1)に前記第1の振れセンサを配置し、前記第1の硬質基板とは異なる第2の硬質基板(2)に前記第2の振れセンサを配置するとともに、前記第1の硬質基板と前記第2の硬質基板との少なくとも一方に前記第1の振れセンサと前記第2の振れセンサとの少なくとも一方の信号を処理する処理回路(20)を配置したことを特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒において、前記第1の硬質基板(1)と前記第2の硬質基板(2)との少なくとも一方には、前記第1の振れセンサ(10X)と前記第2の振れセンサ(10Y)との両方の信号を処理する処理回路(20)を配置したこと、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒において、前記第1の硬質基板(1)と前記第2の硬質基板(2)とは、基板面が直交するように配置されていること、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項4の発明は、請求項3に記載のレンズ鏡筒において、前記第1の硬質基板(1)と前記第2の硬質基板(2)とは、レンズ鏡筒が有するレンズの光軸まわりに配置されていること、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載のレンズ鏡筒において、前記第1の振れセンサ(10X)と前記第2の振れセンサ(10Y)の少なくとも一方は、振れを検出する検出軸の方向が、取り付けられている基板面に対して直交していること、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えた交換レンズ(200)である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(200)を備えたカメラ(100)である。
なお、符号を付した構成は適宜改良してもよい。また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよく、その配置について特に限定のない構成要件は、実施例で開示した配置に限らない。
本実施例のカメラは、カメラ本体100に対して交換レンズ200を装着して使用されるものである。交換レンズ200には、その内部に不図示の撮影光学系が含まれている。撮影光学系を構成するレンズ群の一部は、光軸に略直交する方向に移動可能であり、この移動により像ブレを補正するブレ補正レンズ群となっている。また、交換レンズ200内には、後述する通信部70がカメラ本体100と通信を行い、カメラ本体100からの指示に従い撮影光学系中のフォーカスレンズ群を光軸方向に移動させるAF駆動部60(図3参照)を有している。
基板1及び基板2は、回路配線が多層に構成された硬質基板であり、基板面は、略長方形となっている。
基板1は、交換レンズ200がカメラ本体100に装着された状態でカメラ本体100の姿勢を正位置(通常は、撮影画面が横長となる方向)にしたときに基板面が垂直となるように配置されている。
また、基板2は、カメラ本体100の姿勢を正位置にしたときに、基板面が水平となるように配置されている。
よって、基板1と基板2とは、互いの基板面が直交している。
基板3は、可撓性を有したフレキシブルプリント配線板により形成されている。
基板1の電気回路と基板2の電気回路とは、基板3の電気回路により接続されており、撮影光学系の周りに配置されている。
図3は、基板1,基板2,基板3に設けられている回路の内容を示すブロック図である。
基板1には、VCM(ボイスコイルモータ)30,レンズ位置検出センサ40,AF駆動部60が接続されている。
VCM30は、ブレ補正レンズ群を駆動するアクチュエータである。
レンズ位置検出センサ40は、ブレ補正レンズ群の位置を検出するセンサである。
なお、VCM30及びレンズ位置検出センサ40は、直交するX方向及びY方向の2方向それぞれについて設けられているが、以下の説明では、簡単のため、1つにまとめて説明を行う。
AF駆動部60は、フォーカスレンズ群を駆動する超音波モータなどのモータと、フォーカスレンズ群の位置を検出するエンコーダとを有しており、AF回路50の指示によりフォーカスレンズ群を駆動する。
ジャイロセンサ10Xは、基板1に実装されており、基板1の基板面に垂直な方向の検出軸周りの角速度を検出する。従って、ジャイロセンサ10Xにより、交換レンズ200のピッチング(図1参照)振れの検出を行うことができる。ジャイロセンサ10Xが検出した振れ信号は、レンズCPU20へ送られる。
ジャイロセンサ10Yは、基板2に実装されており、基板2の基板面に垂直な方向の検出軸周りの角速度を検出する。従って、ジャイロセンサ10Yにより、交換レンズ200のヨーイング(図1参照)振れの検出を行うことができる。ジャイロセンサ10Yが検出した振れ信号は、基板3を介してレンズCPU20へ送られる。
アンプ21X,21Y,23は、それぞれ、ジャイロセンサ10X,ジャイロセンサ10Y,レンズ位置検出センサ40から得た信号を増幅して、フィルタ22X,22Y,24へ伝える。
フィルタ22X,22Y,24は、それぞれ、アンプ21X,21Y,23より送られた信号から、ノイズ成分を除去する回路である。
なお、図3では、アンプ23,フィルタ24は、1系統のみ示したが、実際には、X方向,Y方向それぞれに1つ設けられており、X方向,Y方向それぞれに設けられたレンズ位置検出センサ40からの信号を分けて処理している。
ブレ量算出ブロック26は、ジャイロセンサ10X,ジャイロセンサ10Yから得た信号に基づいて、交換レンズ200の振れによって不図示の撮像面における像ブレの量を演算する。
レンズ位置算出ブロック27は、レンズ位置検出センサ40から得た信号に基づいてブレ補正レンズ群の位置を算出する。
制御量算出ブロック28は、ブレ量算出ブロック26及びレンズ位置算出ブロック27から得た情報を基に、撮像面の像ブレを低減するために必要なブレ補正レンズ群の移動量、移動速度等、ブレ補正レンズ群の駆動制御に必要な制御量の算出を行い、モータドライバ29へ伝える。
モータドライバ29は、制御量算出ブロック28から得た制御量に従い、VCM30の駆動を行う。
通信回路70は、不図示のマウント部接点を介して、カメラCPU80と通信を行う回路である。なお、通信回路70からマウント部接点までは、フレキシブル基板等により接続されている。
電源回路90は、DCDCコンバータ等を有し、交換レンズ200内で使用する電力の調整を行う部分であり、カメラCPU80により制御されている。
また、本実施例の基板1及び基板2は、基板面の形状が略長方形であることから、従来の円弧状のセンサ専用の基板に比べて、基板の製造時に多面付け(1面多数個取り)し易く、製造効率を高くできる。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)本実施例において、レンズ交換式のカメラを例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、レンズが固定式のカメラであってもよい。また、ビデオカメラやフィールドスコープに適用することもできる。
Claims (7)
- 第1の方向の振れを検出する第1の振れセンサと、
前記第1の方向とは異なる第2の方向の振れを検出する第2の振れセンサと、
を備え、
第1の硬質基板に前記第1の振れセンサを配置し、前記第1の硬質基板とは異なる第2の硬質基板に前記第2の振れセンサを配置するとともに、前記第1の硬質基板と前記第2の硬質基板との少なくとも一方に前記第1の振れセンサと前記第2の振れセンサとの少なくとも一方の信号を処理する処理回路を配置したことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、
前記第1の硬質基板と前記第2の硬質基板との少なくとも一方には、前記第1の振れセンサと前記第2の振れセンサとの両方の信号を処理する処理回路を配置したこと、
を特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒において、
前記第1の硬質基板と前記第2の硬質基板とは、基板面が直交するように配置されていること、
を特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項3に記載のレンズ鏡筒において、
前記第1の硬質基板と前記第2の硬質基板とは、レンズ鏡筒が有するレンズの光軸まわりに配置されていること、
を特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項3又は請求項4に記載のレンズ鏡筒において、
前記第1の振れセンサと前記第2の振れセンサの少なくとも一方は、振れを検出する検出軸の方向が、取り付けられている基板面に対して直交していること、
を特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えた交換レンズ。
- 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えたカメラ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006093684A JP2007271664A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | レンズ鏡筒、交換レンズ、カメラ |
US11/703,792 US7929848B2 (en) | 2006-02-14 | 2007-02-08 | Vibration detection device, optical device, and method of operation of vibration detection device |
EP07250591A EP1819150A1 (en) | 2006-02-14 | 2007-02-14 | Vibration detection device, optical device, and method of operation of vibration detection device |
KR1020070015422A KR101357422B1 (ko) | 2006-02-14 | 2007-02-14 | 진동 검출 장치, 광학 장치 및 진동 검출 장치의 조작 방법 |
US13/064,233 US20110164864A1 (en) | 2006-02-14 | 2011-03-11 | Vibration detection device, optical device, and method of operation of vibration detection device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006093684A JP2007271664A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | レンズ鏡筒、交換レンズ、カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007271664A true JP2007271664A (ja) | 2007-10-18 |
JP2007271664A5 JP2007271664A5 (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=38674564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006093684A Pending JP2007271664A (ja) | 2006-02-14 | 2006-03-30 | レンズ鏡筒、交換レンズ、カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007271664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096789A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Canon Inc | レンズ鏡筒、撮像装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02163607A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-22 | Canon Inc | 角速度計 |
JPH07244325A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-09-19 | Olympus Optical Co Ltd | ブレ補正機能付きカメラ |
JPH0933972A (ja) * | 1995-07-20 | 1997-02-07 | Canon Inc | 光学装置 |
JPH0980552A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-28 | Nikon Corp | 像ブレ補正装置 |
JPH09189932A (ja) * | 1996-01-10 | 1997-07-22 | Olympus Optical Co Ltd | カメラの手ブレ検出装置 |
JPH11167175A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-06-22 | Nikon Corp | 検査システム及び交換レンズ |
-
2006
- 2006-03-30 JP JP2006093684A patent/JP2007271664A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02163607A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-22 | Canon Inc | 角速度計 |
JPH07244325A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-09-19 | Olympus Optical Co Ltd | ブレ補正機能付きカメラ |
JPH0933972A (ja) * | 1995-07-20 | 1997-02-07 | Canon Inc | 光学装置 |
JPH0980552A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-28 | Nikon Corp | 像ブレ補正装置 |
JPH09189932A (ja) * | 1996-01-10 | 1997-07-22 | Olympus Optical Co Ltd | カメラの手ブレ検出装置 |
JPH11167175A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-06-22 | Nikon Corp | 検査システム及び交換レンズ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096789A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Canon Inc | レンズ鏡筒、撮像装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102196231B1 (ko) | 손떨림 보정 장치 및 그 조정 방법, 손떨림 보정 회로 및 손떨림 보정 방법과, 카메라 모듈 및 그 광학 요소의 위치 제어 방법 | |
KR101357422B1 (ko) | 진동 검출 장치, 광학 장치 및 진동 검출 장치의 조작 방법 | |
US7496288B2 (en) | Stage driving apparatus and anti-shake apparatus | |
JP2006166202A (ja) | 光学装置及びデジタルカメラ | |
JP2008003182A (ja) | ブレ量検出装置 | |
JP2018060160A (ja) | 撮像装置 | |
JP2004295027A (ja) | ブレ補正装置 | |
JP2007127756A (ja) | 像振れ補正装置、光学装置、交換レンズ、及びカメラシステム | |
JP5237620B2 (ja) | 撮像装置の防振制御回路 | |
KR101329741B1 (ko) | 손떨림 보정 제어 방법 및 손떨림 보정 제어 장치 | |
JP2007127754A (ja) | 像振れ補正装置、光学装置、交換レンズ、及びカメラシステム | |
JP2007271664A (ja) | レンズ鏡筒、交換レンズ、カメラ | |
JP2000075338A (ja) | 像振れ補正装置とそれを用いた撮影装置 | |
JP5034999B2 (ja) | センサーシフト機構及び撮像装置 | |
JP2007127755A (ja) | 像振れ補正装置、光学装置、交換レンズ、及びカメラシステム | |
JP6101641B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2007322458A (ja) | レンズ鏡筒、交換レンズ、カメラ | |
JP4770384B2 (ja) | 電気装置,レンズ鏡筒およびカメラ | |
JP2007164040A (ja) | 像振れ補正装置 | |
JP2009134070A (ja) | 撮像装置の防振制御回路 | |
JP2007065117A (ja) | 像振れ補正装置 | |
JP2008177908A (ja) | 撮像装置 | |
JP2007142938A (ja) | 携帯情報端末器 | |
JP4779679B2 (ja) | 振れ検出装置、レンズ鏡筒、カメラシステム | |
JP2007115899A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110315 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110901 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111011 |