JP2007322458A - レンズ鏡筒、交換レンズ、カメラ - Google Patents

レンズ鏡筒、交換レンズ、カメラ Download PDF

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Abstract

【課題】小型のレンズ鏡筒、交換レンズ、カメラを提供する。
【解決手段】光学系と、振れを検出する第1の検出軸を有し、第1の検出軸に直交する第1の取り付け面に対して取り付けられ、光学系の光軸まわりに配置される第1の振れセンサ(10X)と、振れを検出する第2の検出軸を有し、第2の検出軸に平行な第2の取り付け面に対して取り付けられ、光学系の光軸まわりに配置される第2の振れセンサ(10Y)とを備えるレンズ鏡筒。
【選択図】図1

Description

本発明は、振れ検出センサを備えたレンズ鏡筒、交換レンズ、カメラに関するものである。
振れ検出センサを備えたレンズ鏡筒が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、円弧状に形成された硬質基板に2つの振れ検出センサが実装されており、この基板外に設けられたレンズCPUに振れ検出センサの信号を伝えるように構成されている。
しかし、従来の振れ検出センサを備えたレンズ鏡筒では、小型化が困難であった。
特開2004−146659号公報
本発明の課題は、小型のレンズ鏡筒、交換レンズ、カメラを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、光学系と、振れを検出する第1の検出軸を有し、前記第1の検出軸に直交する第1の取り付け面に対して取り付けられ、前記光学系の光軸まわりに配置される第1の振れセンサ(10X)と、振れを検出する第2の検出軸を有し、前記第2の検出軸に平行な第2の取り付け面に対して取り付けられ、前記光学系の光軸まわりに配置される第2の振れセンサ(10Y)と、を備えるレンズ鏡筒(200)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒において、前記第1の振れセンサ(10X)は、振動子が励振されて駆動振動を発生する振動ジャイロセンサであり、前記振動子が前記駆動振動により変形する方向を含む駆動振動面は、前記第1の検出軸と直交すること、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒において、前記第2の振れセンサ(10Y)は、振動子が励振されて駆動振動を発生する振動ジャイロセンサであり、前記振動子が前記駆動振動により変形する方向を含む駆動振動面は、前記第2の検出軸と平行であること、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記第1の取り付け面と前記第2の取り付け面とは、同一平面上に設けられていること、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項5の発明は、請求項4に記載のレンズ鏡筒において、前記第1の取り付け面と前記第2の取り付け面とは、同一の基板(1)上に設けられていること、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項6の発明は、請求項5に記載のレンズ鏡筒において、前記基板(1)には、前記第1の振れセンサ(10X)及び前記第2の振れセンサ(10Y)の信号を処理する処理回路(20)が設けられていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記第1の検出軸と前記第2の検出軸とは、直交するように配置されていること、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記第1の取り付け面及び前記第2の取り付け面は、前記光学系の光軸と平行に配置されていること、を特徴とするレンズ鏡筒(200)である。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えた交換レンズ(200)である。
請求項10の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(200)を備えたカメラ(100)である。
なお、符号を付した構成は適宜改良してもよい。また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよく、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らない。
本発明によれば、小型のレンズ鏡筒、交換レンズ、カメラを提供することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態をあげて、さらに詳しく説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態の交換レンズを装着したカメラの概要を示す模式図である。
本実施形態のカメラは、カメラ本体100に対して交換レンズ200を装着して使用されるものである。交換レンズ200には、その内部に不図示の撮影光学系が含まれている。なお、図1には、説明に使用するために、この撮影光学系の光軸をZ軸としてXYZ直交座標系を設けた。
撮影光学系を構成するレンズ群の一部は、光軸に略直交する方向に移動可能であり、この移動により像ブレを補正するブレ補正レンズ群となっている。また、交換レンズ200内には、後述する通信部70がカメラ本体100と通信を行い、カメラ本体100からの指示に従い撮影光学系中のフォーカスレンズ群を光軸方向に移動させるAF駆動部60(図2参照)を有している。
さらに、交換レンズ200は、基板1を有している。
基板1は、回路配線が多層に構成された硬質基板であり、基板面は、略長方形となっている。なお、図1は、模式図であるので、基板1が外観上に見える形態で示しているが、実際の基板1は、交換レンズ200の内部に配置されている。
基板1は、交換レンズ200がカメラ本体100に装着された状態でカメラ本体100の姿勢を正位置(通常は、撮影画面が横長となる方向)にしたときに基板面が垂直(Y軸に平行)となるように、撮影光学系の光軸のまわりに配置されている。
図2は、基板1に設けられている回路の内容を示すブロック図である。
基板1には、VCM(ボイスコイルモータ)30,レンズ位置検出センサ40,AF駆動部60が接続されている。
VCM30は、ブレ補正レンズ群を駆動するアクチュエータである。
レンズ位置検出センサ40は、ブレ補正レンズ群の位置を検出するセンサである。
なお、VCM30及びレンズ位置検出センサ40は、直交するX方向及びY方向の2方向それぞれについて設けられているが、以下の説明では、簡単のため、1つにまとめて説明を行う。
AF駆動部60は、フォーカスレンズ群を駆動する超音波モータ等のモータと、フォーカスレンズ群の位置を検出するエンコーダとを有しており、AF回路50の指示によりフォーカスレンズ群を駆動する。
また、基板1には、ジャイロセンサ10X,ジャイロセンサ10Y,レンズCPU20,AF回路50,通信回路70,電源回路90が設けられている。なお、ジャイロセンサ10X,ジャイロセンサ10Y,レンズCPU20,AF回路50,通信回路70,電源回路90は、それぞれが1つのチップとしてまとめられており、各チップが基板1に対して実装されている。
ジャイロセンサ10X及びジャイロセンサ10Yは、何れも角速度を検出する角速度センサであるが、両者は、その検出軸と取り付け面との関係が異なっている。
図3は、ジャイロセンサ10X及びジャイロセンサ10Yの振動子の形態と基板1への取り付け形態を示す模式図である。なお、図3では、各ジャイロセンサの振動子を示すために、各ジャイロセンサのパッケージを一部省略して示している。
ジャイロセンサ10Xは、略T字形状の駆動用アーム10Xaを、検出用アーム10Xbを中心に線対称に2つ組み合わせたダブルT型構造の振動子を備えている。このジャイロセンサ10Xが有する振動子は、いわゆる横置き型と呼ばれる平面状の構造を有しており、振動子の駆動用アーム10Xaが励振されて駆動振動を発生し、この駆動振動により駆動用アーム10Xaは、一平面内方向で変形する。具体的には、駆動用アーム10Xaは、図3中に示したZ軸に平行な方向へ駆動振動により変形する。この駆動用アーム10Xaが変形する方向を含む平面を、駆動振動面と呼ぶ。横置き型の振動子を有したジャイロセンサでは、角速度を検出する検出軸が、駆動振動面と直交している。
ジャイロセンサ10Xが検出軸まわりで回転すると、駆動用アーム10Xaに略Y軸方向のコリオリ力が発生し、検出振動を発生する。この検出振動を検出用アーム10Xbの変形量により検出することにより、検出軸まわりの振れを検出できる。
本実施形態のジャイロセンサ10Xでは、駆動振動面と平行な面にパッケージ側の取り付け面10Xcが設けられており、このパッケージ側の取り付け面10Xcが基板1の基板面に平行に実装される。よって、ジャイロセンサ10Xは、角速度を検出する検出軸が、ジャイロセンサ10Xを取り付ける取り付け面である基板1の基板面に対して直交する方向に設けられているので、ジャイロセンサ10Xにより、交換レンズ200のピッチング振れの検出を行うことができる。
なお、ジャイロセンサ10Xは、図3に示すような取り付け方向に限らず、検出軸まわりで回転した方向に取り付けられていてもよい。
一方、ジャイロセンサ10Yは、略U字形状の駆動用アーム10Yaを有した振動子を備えた、いわゆる音叉型の振動ジャイロセンサである。このジャイロセンサ10Yが有する振動子は、いわゆる縦置き型と呼ばれる構造を有しており、振動子の駆動用アーム10Yaが励振されて駆動振動を発生し、この駆動振動により駆動用アーム10Yaは、一平面内方向で変形する。具体的には、駆動用アーム10Yaは、図3中に示したZ軸に平行な方向へ駆動振動により変形する。この駆動用アーム10Yaが変形する方向を含む平面を、ジャイロセンサ10Xの場合と同様に駆動振動面と呼ぶ。縦置き型の振動子を有したジャイロセンサでは、角速度を検出する検出軸が、駆動振動面と平行である。
ジャイロセンサ10Yが検出軸まわりで回転すると、駆動用アーム10Yaに略X軸方向のコリオリ力が発生し、検出振動を発生する。この検出振動により生じる駆動用アーム10Yaの変形量を検出することにより、検出軸まわりの振れを検出できる。
本実施形態のジャイロセンサ10Yでは、駆動振動面と平行な面にパッケージ側の取り付け面10Ycが設けられており、このパッケージ側の取り付け面10Ycが基板1の基板面に平行となり、かつ、検出軸がY軸と平行となるように実装される。よって、ジャイロセンサ10Yは、角速度を検出する検出軸が、ジャイロセンサ10Yを取り付ける取り付け面である基板1の基板面に対して平行であって、Y軸と平行となる方向に設けられているので、ジャイロセンサ10Yにより、交換レンズ200のヨーイング振れの検出を行うことができる。
本実施形態では、上述のように、ジャイロセンサ10Xは、横置き型の振動子を有した振動ジャイロセンサであるから、振動子の駆動用アーム10Xaの長手方向が、検出軸と直交し、かつ、取り付け面に平行となる。よって、ジャイロセンサ10Xは、振動子が取り付け面に垂直な方向に突出しない。
また、ジャイロセンサ10Yは、縦置き型の振動子を有した振動ジャイロセンサであるから、振動子の駆動用アーム10Yaの長手方向が、検出軸と平行であり、かつ、取り付け面に平行となる。よって、ジャイロセンサ10Yについても、振動子が取り付け面に垂直な方向に突出しない。
したがって、同一基板にジャイロセンサ10X及びジャイロセンサ10Yを実装することにより、基板の厚さ方向にセンサが突出すること無く、交換レンズ200のピッチング振れとヨーイング振れの検出を行うことができる。
ジャイロセンサ10Xとジャイロセンサ10Yが検出した振れ信号は、レンズCPU20へ送られる。
レンズCPU20は、交換レンズ200の動作を制御する演算回路であり、アンプ21X,21Y,23、フィルタ22X,22Y,24、ADコンバータ25,ブレ量算出ブロック26,レンズ位置算出ブロック27,制御量算出ブロック28,モータドライバ29を有している。
アンプ21X,21Y,23は、それぞれ、ジャイロセンサ10X,ジャイロセンサ10Y,レンズ位置検出センサ40から得た信号を増幅して、フィルタ22X,22Y,24へ伝える。
フィルタ22X,22Y,24は、それぞれ、アンプ21X,21Y,23より送られた信号から、ノイズ成分を除去する回路である。
なお、図2では、アンプ23,フィルタ24は、1系統のみ示したが、実際には、X方向,Y方向それぞれに1つ設けられており、X方向,Y方向それぞれに設けられたレンズ位置検出センサ40からの信号を分けて処理している。
ADコンバータ25は、各センサから得たアナログ信号をデジタル信号化する部分である。
ブレ量算出ブロック26は、ジャイロセンサ10X,ジャイロセンサ10Yから得た信号に基づいて、交換レンズ200の振れによって不図示の撮像面における像ブレの量を演算する。
レンズ位置算出ブロック27は、レンズ位置検出センサ40から得た信号に基づいてブレ補正レンズ群の位置を算出する。
制御量算出ブロック28は、ブレ量算出ブロック26及びレンズ位置算出ブロック27から得た情報を基に、撮像面の像ブレを低減するために必要なブレ補正レンズ群の移動量、移動速度等、ブレ補正レンズ群の駆動制御に必要な制御量の算出を行い、モータドライバ29へ伝える。
モータドライバ29は、制御量算出ブロック28から得た制御量に従い、VCM30の駆動を行う。
AF回路50は、AF駆動部60からフォーカスレンズ群の位置情報を得るとともに、カメラCPU80からの指示を得て、AF駆動部60にフォーカスレンズ群の駆動指示を行う回路である。
通信回路70は、不図示のマウント部接点を介して、カメラCPU80と通信を行う回路である。なお、通信回路70からマウント部接点までは、フレキシブル基板等により接続されている。
電源回路90は、カメラボディから電力供給を受け交換レンズ200内の電源となる回路であり、DCDCコンバータ等を有し、交換レンズ200内で使用する電力の調整を行う部分であり、カメラCPU80により制御されている。
以上のように、本実施形態の交換レンズ200に必要な回路は、基板面が撮影光学系の光軸に対して平行に配置された基板(硬質基板)1に全て設けられている。基板面が撮影光学系の光軸に対して平行に配置された基板上に、ブレ補正機構を備えた交換レンズに必要な回路の全てを設けたものは、従来は存在していなかった。なぜなら、基板面が撮影光学系の光軸に対して平行に配置されている場合、同一(取り付け面と検出軸との関係が同一)のセンサを使用すると、ピッチング振れとヨーイング振れの両方を検出することが不可能であったからである。
図4は、取り付け面と検出軸との関係が同一のセンサを基板面が撮影光学系の光軸に対して平行に配置された基板に実装できないことを示す図である。
図4(a)に示したレンズ鏡筒2100では、基板面が撮影光学系の光軸(Z軸)に対して平行に配置された基板1100に対して、検出軸が取り付け面に直交しているセンサ1110,1120の2つを実装しようとする場合を示している。この場合、何れのセンサの向き及び配置位置を変えたとしても、ヨーイング振れの検出を行えない。なお、基板1100の基板面がY軸に直交するように配置すれば、ヨーイング振れの検出は、可能となる。しかし、その場合、ピッチング振れの検出が不可能である。
次に、図4(b)に示したレンズ鏡筒2200では、基板面が撮影光学系の光軸(Z軸)に対して平行に配置された基板1200に対して、検出軸が取り付け面に平行なセンサ1210,1220の2つを実装しようとする場合を示している。この場合、何れのセンサの向き及び配置位置を変えたとしても、ピッチング振れの検出を行えない。なお、基板1200の基板面がY軸に直交するように配置すれば、ピッチング振れの検出は、可能となる。しかし、その場合、ヨーイング振れの検出が不可能である。
このように、基板面が撮影光学系の光軸に対して平行に配置されている場合、取り付け面と検出軸との関係が同一のセンサを使用すると、ピッチング振れとヨーイング振れの両方を検出することが不可能であった。
そこで、従来は、基板面が撮影光学系の光軸に対して直交して配置されているセンサ基板を使用していたのである。
図5は、従来のセンサ基板を示す図である。
レンズ鏡筒2300に設けられた従来のセンサ基板1300は、基板面が撮影光学系の光軸に対して直交して配置されている。そして、検出軸が取り付け面に平行なセンサ1310,1320の2つを、互いの検出軸が直交するように実装して、ピッチング振れとヨーイング振れとの検出が可能となるようにしていた。しかし、このような配置のセンサ基板を設けると、レンズ鏡筒の外径寸法が大型化してしまう。そして、レンズ鏡筒の外径寸法が大型化しないようにセンサ基板を小型化すると、センサ以外の回路を実装することができなかった。
一方、本実施形態のレンズ鏡筒では、上述のように交換レンズ200に必要な回路は、基板面が撮影光学系の光軸に対して平行に配置された基板1に全て設けられている。従って、従来のように振れセンサを実装する専用の基板を設ける必要がなく、より小型の交換レンズとすることができる。
また、本実施形態の基板1は、基板面の形状が略長方形であることから、従来の円弧状のセンサ専用の基板に比べて、基板の製造時に多面付け(1面多数個取り)し易く、製造効率を高くできる。
さらに、本実施形態のジャイロセンサ10X及びジャイロセンサ10Yは、ADコンバータ25を有したレンズCPU20と同じ基板1に実装されている。従って、ジャイロセンサ10X及びジャイロセンサ10YからADコンバータ25までの距離が短く、アナログ信号が長距離伝達されることによるノイズの混入を防止できる。
さらにまた、基板1は、硬質基板であることから、交換レンズ200内における固定を容易に行えるとともに、固定された姿勢を環境変化などに影響されることなく維持できる。従って、これらに実装されたジャイロセンサ10X,ジャイロセンサ10Yの固定される方向も簡単に正確な取り付け状態とすることができるとともに、その取り付け状態を安定させることができ、常に正確な振れ検出を行える。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)本実施形態において、レンズ交換式のカメラを例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、レンズが固定式のカメラであってもよい。また、ビデオカメラやフィールドスコープに適用することもできる。
(2)本実施形態において、交換レンズ200に必要な回路の全てを基板1に設けた例を示したが、これに限らず、例えば、ジャイロセンサ以外の回路を別の基板に設けてもよいし、2つのジャイロセンサをそれぞれ別々の基板に設けてもよい。
(3)本実施形態において、基板1は、カメラ本体100の姿勢を正位置にしたときに基板面が垂直となるように配置されている例を示したが、これに限らず、基板面が光軸と平行となるように配置されていれば、どのような位置に配置されていてもよいし、基板面と光軸とが多少の傾きを持つように配置してもよい。
(4)本実施形態において、ジャイロセンサ10Xは、ダブルT型構造の振動子を有し、ジャイロセンサ10Yは、略U字形状の振動子を有している例を示したが、これに限らず、例えば、ジャイロセンサ10Xを単純なT型構造の振動子等、他の横型の振動子としてもよいし、ジャイロセンサ10Yをいわゆるビーム(梁)型の振動子等、他の縦型の振動子としてもよい。
本実施形態の交換レンズを装着したカメラの概要を示す模式図である。 基板1に設けられている回路の内容を示すブロック図である。 ジャイロセンサ10X及びジャイロセンサ10Yの振動子の形態と基板1への取り付け形態を示す模式図である。 取り付け面と検出軸との関係が同一のセンサを基板面が撮影光学系の光軸に対して平行に配置された基板に実装できないことを示す図である。 従来のセンサ基板を示す図である。
符号の説明
1:基板、10X,10Y:ジャイロセンサ、20:レンズCPU,50:AF回路、70:通信回路、90:電源回路

Claims (10)

  1. 光学系と、
    振れを検出する第1の検出軸を有し、前記第1の検出軸に直交する第1の取り付け面に対して取り付けられ、前記光学系の光軸まわりに配置される第1の振れセンサと、
    振れを検出する第2の検出軸を有し、前記第2の検出軸に平行な第2の取り付け面に対して取り付けられ、前記光学系の光軸まわりに配置される第2の振れセンサと、
    を備えるレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、
    前記第1の振れセンサは、振動子が励振されて駆動振動を発生する振動ジャイロセンサであり、前記振動子が前記駆動振動により変形する方向を含む駆動振動面は、前記第1の検出軸と直交すること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒において、
    前記第2の振れセンサは、振動子が励振されて駆動振動を発生する振動ジャイロセンサであり、前記振動子が前記駆動振動により変形する方向を含む駆動振動面は、前記第2の検出軸と平行であること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記第1の取り付け面と前記第2の取り付け面とは、同一平面上に設けられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項4に記載のレンズ鏡筒において、
    前記第1の取り付け面と前記第2の取り付け面とは、同一の基板上に設けられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項5に記載のレンズ鏡筒において、
    前記基板には、前記第1の振れセンサ及び前記第2の振れセンサの信号を処理する処理回路が設けられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記第1の検出軸と前記第2の検出軸とは、直交するように配置されていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記第1の取り付け面及び前記第2の取り付け面は、前記光学系の光軸と平行に配置されていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えた交換レンズ。
  10. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えたカメラ。

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