JP2007271421A - 光学式ロータリエンコーダ - Google Patents

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資久 宮崎
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尚 大森
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Abstract

【課題】廉価で且つ高精度な光学式ロータリエンコーダを提供する。
【解決手段】2つの光検出パターンA,Bを回転軸X回りに同心円状に複数形成するとともに、上記各光検出パターンA,B同士で互いに、スリット301a,301bの回転軸X回りの位相が異なるようにする。そして、各光検出パターンA,Bに対応してそれぞれ投光素子304a,304b及び受光素子305a,305bを設けるようにする。
【選択図】図7

Description

本発明は、光検出パターンを有する回転円板を備えた光学式ロータリエンコーダに関する技術分野に属する。
従来より、光を透過する複数の光透過領域が回転軸回りに周方向に互いに所定の位相間隔を空けて並ぶことにより形成される光検出パターンを有する回転円板を備えた光学式ロータリエンコーダは知られている(例えば、特許文献1参照)。このものでは、発光素子から出射されて上記スリットを透過した光を受光素子により検出することで上記回転円板の回転状態を検出している。
また、光を反射する光反射領域と光を反射しない非反射領域とが回転軸回りに周方向に交互に並ぶことにより形成される光検出パターンを有する回転円板を備えた光学式ロータリエンコーダも知られている(例えば、特許文献1参照)。このものでは、発光素子から出射されて上記光反射領域に反射した光を受光素子により検出することで上記回転円板の回転状態を検出している。
上述のような光学式ロータリエンコーダにおいては、該エンコーダの分解能を高めるうえで、上記スリットや光反射領域を所定の位置に正確に形成することが重要であり、これまでにも該スリットや光反射領域の形成方法に関して、種々の方法が提案されている。
例えば、特許文献1に示すものでは、ガラス等の透明基板の表面に金属薄膜を蒸着し、該金属薄膜をエッチングすることで上記スリットや上記光反射領域を形成している。この方法により、上記スリット又は光反射領域の位相間隔を狭く設定することができ、従って、上記光学式ロータリエンコーダの分解能を向上させることができる。
特願2004−31966号公報 特開1998−82661号公報
ところで、上記光学式ロータリエンコーダを、例えばインクジェットプリンタにおいてプリントペーパーの副走査方向の位置決めを行う搬送ローラの駆動用モータに取付けて使用することを考えた場合、画像の画質を向上させるうえでも、上記ロータリエンコーダの分解能を高く設定して、上記駆動用モータによるペーパーの位置制御を正確に行う必要がある。そこで、上記スリット又は上記光反射領域の位相間隔を更に狭めることで分解能を高めることが考えられる。しかしながら、例えば、上述の特許文献1に示すような製法でスリット又は光反射領域を形成したとしても、該スリット又は光反射領域を形成することができる位相間隔には製法上の限界値が存在し、該限界値に基づいて上記駆動用モータの分解能も制限されてしまう。従って、単に上記位相間隔を狭めることにより分解能を向上させることには限界がある。また、上記位相間隔を狭めることにより、スリット又は光反射領域の形成に際して精密さが要求される結果、製作コストの増加を招くという問題がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上記スリット又は光反射領域の上記回転軸回りの位相間隔を狭めることなく、上記光学式ロータリエンコーダの分解能を高めることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、光検出パターンを回転軸回りに同心円状に複数形成するとともに、上記各光検出パターン同士で互いに、透過部又は反射部の回転軸回りの位相が異なるようにする。そして、各光検出パターンに対応してそれぞれ光出射手段と受光手段とを設けるようにした。
具体的には、請求項1の発明では、光を透過する光透過領域又は光を反射する光反射領域が回転軸回りに周方向に互いに所定の位相間隔を空けて並ぶことにより形成される光検出パターンを有する回転円板と、回転状態にある回転円板の光検出パターンに対して光を出射する光出射手段と、該光出射手段から出射されて上記光透過領域を透過した光又は上記光反射領域に反射した光を受光するとともに受光検出信号を出力する受光検出手段とを備えた光学式ロータリエンコーダを対象とする。
そして、上記光検出パターンは、上記回転軸回りに同心円状に複数形成されてなり、上記光透過領域又は上記光反射領域は、上記各光検出パターン同士で互いに、上記回転軸回りの位相が異なるように形成されており、上記光出射手段及び上記受光検出手段は、上記各光検出パターンに対応して設けられてなるように構成されている。
この構成により、例えば、各光検出パターンに対応する光出射手段及び受光検出手段を、上記回転軸回りに略同一の位相位置に配設することで、各受光検出手段から異なる位相の受光検出信号を得ることができる。従って、光検出パターンが一つだけ形成されている場合に比べて、回転円板の一回転当たりに得られる受光検出信号の数を増加させることができ、これにより上記光学式ロータリエンコーダの分解能を向上させることが可能となる。また、上記各光検出パターンを構成する光透過領域の位相間隔を、光検出パターンが一つの場合に比べて狭めることなしに、上記光学式ロータリエンコーダの分解能を向上させることができる。従って、上記光透過領域又は上記光反射領域の製法上の限界から来る位相間隔の限界値に左右されることなく上記ロータリエンコーダの回転精度を向上させることができる。また、上記位相間隔を狭める必要もないので、上記光検出パターンが複数形成されている場合と一つだけ形成されている場合とで、同じ回転精度を得るために必要な、上記光透過領域又は光反射領域の形成に要するコストを低減することができる。
請求項2の発明では、請求項1記載の発明において、上記全ての受光検出手段から出力される受光検出信号を合成して合成信号を出力するとともに、該合成信号を基に上記回転円板の回転状態を検出するように構成されている。
この構成により、例えば、上記合成信号をパルス化して、該パルスの数をカウントすることにより上記回転円板の回転状態つまり回転位相や回転速度を検出することができる。
以上説明したように、本発明の光学式ロータリエンコーダによると、上記光透過領域又は反射領域の位相間隔を狭めることなく、上記光学式ロータリエンコーダの分解能を高めることができる。また、例えばインクジェットプリンタにおいてプリントペーパーの副走査方向の位置決めを行う搬送ローラの駆動用モータに取付けて使用することで、プリントペーパーの搬送方向(副走査方向)の位置決めを正確に行うことができ、従って画像の画質を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
−全体構成−
図1は、本発明の実施形態1に係るインクジェットプリンタAを示す。このプリンタAは、写真プリントシステムに用いられるものであって、例えば、画像データ及びオーダ情報を取得して必要な補正処理等を行う受付ブロック(図示省略)から通信ケーブルを介して伝送される画像データを、該オーダ情報に基づいてプリントペーパーP(記録媒体)に印刷を行うように構成されている。
図1〜図6に示すように、上記プリンタAは、ロール状のプリントペーパーPを収容するために装置下部に設けられたペーパー収容部1と、該ペーパー収容部1から引き出されたプリントペーパーPに対して画像データの記録印刷を行うように装置上部に設けられたプリント部2と、装置の側方(図3において左右両側)に位置し、該プリント部2に供給されるインクを貯留しておくためのインク貯留部3,3とを備えている。また、上記プリンタAの上部で、上記プリント部2の搬送方向下流側には、該プリントペーパーPの裏面に整理番号等を印字するための裏面印字ユニット4、及び印刷されたプリントペーパーPを排出するための排出ローラ46、及び排出されたプリントペーパーPを受け止めるためのトレイ5が配設されている。尚、上記図6にのみ示すが、上記プリンタAは、上記トレイ5以外をカバー6によって覆われている。
上記ペーパー収容部1は、プリント部2のほぼ真下に位置していて、図5に示すように、ロール状に巻かれた長尺のプリントペーパーPを、巻芯ローラ21により保持した状態で収容するように構成されている。ここで、このペーパー収容部1は、プリンタA全体を覆う上記カバー6の一部をなすとともに側方に開閉可能に構成された扉部材12によって塞がれており、この扉部材12を開放状態にすることで、上記マガジン11に保持されたプリントペーパーPの取り替え作業が行えるようになっている。尚、この実施形態では、上記マガジン収容部1に収容されるプリントペーパーPの種類は1種類のみだが、これに限らず、2種類以上のプリントペーパーPを収容できるように構成してもよい。
上記プリント部2は、プリントペーパーPに対してインクを吐出して画像を形成する(詰まり、印刷を行う)インクジェットヘッドHを備えている。このインクジェットヘッドHは、キャリッジモータ32により駆動される駆動ベルト31により主走査方向(図1及び図2に示すX方向)に延びるガイドレール30に沿って往復動するようになっているとともに、副走査方向に並ぶ2つのノズルプレート106を有していて、該各ノズルプレート106に設けられているノズル102からインクを吐出することで、プリントペーパーPに対して所定の画像や文字等を印刷できるように構成されている。
上記インク貯留部3,3は、それぞれ、プリンタAの左右両側に配置された箱状のカートリッジケース61,61を備えていて、該ケース61,61内には、互いに色相の異なるインクが封入された7つのインクカートリッジ62,62,…が着脱可能に収容されている(本実施形態では、図3に示すように、ペーパー排出側から見て左側に3つ、右側に4つのインクカートリッジが収容されている)。従って、これらのインクカートリッジ62,62,…を上記カートリッジケース61,61から着脱することにより、使用中又は使用済みのものを新しいものに交換できるようになっている。尚、これらのインクカートリッジ62,62,…には、各々、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、レッド(R)、バイオレット(V)及びクリア(CL:透明)の各インクが封入されている。
また、上記プリンタAの排出側から見て左側で、上記インク貯留部3とプリント部2との間の高さ位置には、インクカートリッジ62,62,…から供給されるインクを一時的に貯留するためのサブタンク52,52,…が設けられている。そして、これらのサブタンク52,52,…は、上記プリント部2のインクジェットヘッドHに繋がっていて、該インクジェットヘッドHのノズル102(図9参照)からインクを吐出する際の負圧によってサブタンク52,52,…内のインクがインクジェットヘッドHへ供給されるようになっている。
−ペーパー搬送機構−
図6に示すように、上記プリンタAには、上記ペーパー収容部1からプリントペーパーPを引き出して所定の搬送経路に沿って搬送するペーパー搬送機構が設けられている。このペーパー搬送機構は、上記搬送経路を構成すべく、ペーパー収容部1から順に、供給ユニットU1、プリントユニットU2、カッターユニットU3、及び排出ユニットU4を備えており、該プリントユニットU2の搬送経路上に位置するプリントペーパーPに対して画像データの印刷が行われるようになっている。尚、本実施形態では、上記マガジン収容部1からプリントペーパーPを供給する以外にも、手差しトレイ81から所定サイズのプリントペーパーPを供給できるように構成された手差し供給ユニットU5も備えているが、以下の実施形態では、主に上記マガジン収容部1からプリントペーパーPを供給する場合について説明する。
そして、上記ペーパー搬送機構は、ロール状のプリントペーパーPへの印刷時には、ペーパー収容部1にセットされたプリントペーパーPを、供給ユニットU1によってペーパー収容部1から引き出してプリント部2に位置するプリントユニットU2に搬送供給し、それから、その供給されたプリントペーパーPをプリントユニットU2によって搬送しながらインクジェットヘッドHにより画像データの印刷を行い、その後、印刷されたプリントペーパーPをカッターユニットU3に搬送して該カッターユニットU3で所定のプリントサイズに切断した後、排出ユニットU4によってペーパーPのカールを取り除いてトレイ5に送り出す。尚、以下の説明において、上記印刷時においてプリントペーパーPが搬送されるときの搬送上流側及び下流側を、それぞれ、単に上流側及び下流側ともいう。
具体的に説明すると、上記供給ユニットU1は、ペーパー収容部1内にプリントペーパーPをロール状に巻いて収容するための巻芯ローラ21と、該巻芯ローラ21から引き出されたプリントペーパーPの幅方向の位置決めを行うためのガイドローラ22と、上記ペーパー収容部1の気密性を保つために該ペーパー収容部1とプリント部2との間のプリントペーパーP搬送用の開口を塞ぐように配設される閉塞ローラ23と、プリントペーパーPを搬送するように、搬送モータ126(図7参照)によって回転駆動される搬送駆動ローラ24と、該搬送駆動ローラ24に対向配置される圧着ローラ25,25とを備えている。尚、本実施形態では、上記ガイドローラ22を設けているが、この代わりにガイドを設けるようにしてもよい。
すなわち、上記供給ユニットU1は、搬送駆動ローラ24を回転駆動させることによってプリントペーパーPをペーパー収容部1から引き出してプリント部2側へ搬送するように構成されている。尚、上記閉塞ローラ23は、例えばスポンジ材からなるもので、上記ペーパー収容部1内の気密性を確保するための封止部材としての役割を有しており、この閉塞ローラ23を設けることで、該ペーパー収容部1内にプリントペーパーPの乾燥による表面割れを防止するための加湿装置13を設置した場合に、該加湿装置13によってマガジン収容部1内が効率良く加湿されるようになっている。
上記搬送駆動ローラ24は、搬送モータ126(図7参照)によって、プリントペーパーPをマガジン収容部1から引き出してプリント部2側へ搬送する正方向の回転と、該プリントペーパーPをマガジン収容部1内へ戻す逆方向の回転とが切替可能なように構成されている。これにより、上記搬送駆動ローラ24よりも搬送方向下流側のカッターユニットU3でペーパーPの印刷済みの部分を所定サイズに切断した後、長尺のプリントペーパーPを上流側に戻してペーパーの先頭から印刷を行う場合や、長尺プリントペーパーPではなく手差しユニットU5からペーパーを供給する場合などにおいて、長尺のプリントペーパーPをペーパー収容部1内に戻せるようになっている。また、上記搬送モータ126には、後述する光学式ロータリエンコーダ300(図8参照)が取付けられており、これにより上記駆動搬送ローラ24によるプリントペーパーPの搬送方向(副走査方向)の位置制御を正確に行うことができる。
上記プリントユニットU2は、図1及び図2に示すように、上記インクジェットヘッドHを主走査方向X(プリントペーパーPの搬送方向(副走査方向Y)と垂直な方向)に案内するガイドレール30と、2つのプーリに巻き掛けられ且つインクジェットヘッドHを該ガイドレール30に沿って往復移動させるための駆動ベルト31と、該プーリを回転駆動させるキャリッジモータ32と、インクジェットヘッドHにより印刷を行うことが可能な位置に吸着保持するペーパー保持部D(図3参照)と、このペーパー保持部Dの下流側に配設された圧着型のプリント搬送ローラ33とを備えている。ここで、上記主走査方向Xは、プリントペーパーPの幅方向に相当し、副走査方向Yは、プリントペーパーPの長手方向に相当する。
上記ペーパー保持部Dは、図2及び図6に示すように、表面(上面)に開口する吸引用孔34aを有するガイドプレート34と、上記供給ユニットU1により該ガイドプレート34上に供給されたプリントペーパーPを、上記吸引用孔34aを介して吸引することでガイドプレート34の表面上に吸着保持させる吸引手段としてのファン35とを備えている。上記ガイドプレート34は、板状の部材からなり、該ガイドプレート34の裏面(下面)側には、該ガイドプレート34と共に空間を形成する筐体36が配設され、この空間内に上記ファン35が配設されている。そして、上記吸引用孔34aは、ガイドプレート34の厚み方向に貫通して上記空間と連通しており、ファン35の作動により吸引用孔34aを介してガイドプレート34の表面側に負圧が生じ、このことでプリントペーパーPがガイドプレート34の表面上に吸着保持されることになる。
また、上記ガイドプレート34には、印刷時にインクの増粘を防止するためにインクジェットヘッドHのノズル102(図9参照)から吐出される少量のインクを受け止めるフラッシング部37と、印刷していない場合のインクジェットヘッドHの待機位置に設けられて、インクの増粘防止のために該インクジェットヘッドHのノズル102(図9参照)からインクを吸引するように構成されたキャップ部(図示省略)と、が設けられている。
上記フラッシング部37は、ガイドプレート34に形成された開口部37aと、該ガイドプレート34の下側に、該開口部に連通するような空間を形成する筐体(図示省略)と、を備えており、該筐体はプリンタAの排出側下部に設けられた廃液タンク7に連通しているとともに、筐体内部の空気を上記ファン35によって吸引できるように構成されている。また、上記開口部37aには、インクを吸収可能なスポンジ状のインク吸収材37bが配設されていて、このインク吸収材37bに染み込んだインクも、上記空間内に溜まるようになっている。これにより、上記フラッシング部37の開口部37aに向かって吐出されるインクは筐体内に吸い込まれて、廃液タンク7へと導かれることになる。
尚、上記キャップ部については、特に図示しないが、内部を負圧にされた空間を有していて、該空間内に上記インクジェットヘッドHのノズル102(図9参照)から微量のインクを吸い出すように構成されている。これにより、該ノズル102でインクが増粘して、吐出しにくくなるのを防止することができる。ここで、上記キャップ部の空間は、後述するインク供給系の空気加圧部56としてのポンプを利用することで、内部が負圧になるようになっている。
上記ガイドプレート34には、更に、略矩形状の縁取り孔34bがペーパーPの幅方向に所定の間隔を空けて複数形成されている。具体的には、この縁取り孔34bは、ペーパーPをガイドプレート21上に載置したときに、該ペーパーPの幅方向両端で該縁取り孔34bの一部が露出するような位置に形成されていて、用紙サイズ(例えば、A4,B5等)に応じて複数設けられている。
このようにすれば、ペーパーPに対して縁無しプリントを行うときに、インクジェットヘッドHからペーパーPの幅方向の端縁に吐出したインクの一部がペーパーPからはみ出したとしても、そのはみ出したインクは縁取り孔34bから排出されることとなり、ガイドプレート34表面にインクが付着してプレート34表面が汚れるのを防止することができる。
上記インクジェットヘッドHは、図4に示すように、その底面(ガイドプレート34と対向する面)に、多数のインク吐出ノズル102(図9参照)が設けられたノズルプレート106が副走査方向に2段に並んで配設されている(ノズルプレート106は2段である必要はなく、1段や3段以上であってもよい)。
そして、ペーパー搬送の各ステップ毎に、インクジェットヘッドHが主走査方向Xに走査され、このとき、主走査方向Xの各位置で、各色に対応する所定のインク吐出ノズル102(図9参照)からインクを同時に吐出する。尚、インクジェットヘッドHの詳細な構成については後述する。
上記カッターユニットU3は、回転刃41を備えていて、該回転刃41を回転させながらプリントペーパーPの搬送方向所定位置で幅方向に移動させることで、該プリントペーパーPを所定のサイズに切断するように構成されている。また、上記カッターユニットU3は、上記回転刃4の搬送下流側に位置し、切断後のペーパーPを送り出すための切断後搬送ローラ42を備えている。この切断後搬送ローラ42の回転によりペーパーPは搬送下流側の裏面印字ユニット4に搬送される。
また、上記カッターユニットU3の下方には、切断後のペーパーPの切り屑を回収するためのカッター屑回収箱70が配設されている。このカッター屑回収箱70は、ペーパーPの排出方向(図6では右方向)に沿ってスライド自在で且つ装置本体から離脱自在に構成され、ユーザーがカッター屑を容易に廃棄できるようになっている。
また、上記カッター屑回収箱70の手前側(図6では右側)には取っ手71が取付けられている。そして、カッター屑回収箱70の手前側は、透明なプラスチック材料で形成され、切り屑の収容状態が目視確認できるようになっている。
上記排出ユニットU4は、プリントペーパーPの裏面に整理番号等を印字するための裏面印字ユニット4よりも下流側に設けられていて、プリントペーパーPを搬送するとともに、該プリントペーパーPのカールをとる複数の圧着型排出ローラ46,46,…からなるデカール部45を有している。このデカール部45は、プリントペーパーPに付いたカールとは反対側に該ペーパーPが曲げられて凸となるように圧着ローラ46,46,…及びガイド47,48を配置したもので、これにより、該プリントペーパーPのカールをとることができ、トレイ5上にほとんどカールのないペーパーPを排出することができる。
尚、上述のとおり、プリンタAには、ロール状に巻かれたペーパーPとは別に、ユーザーが手差しでペーパーPを供給するための手差し供給ユニットU5が設けられていて、この手差し供給ユニットU5は、装置上部の搬送方向上流側に設けられるトレイ81と、その搬送方向下流側に位置する搬送ローラ82とを備えていて、該搬送ローラ82の回転により手差しトレイ81上のペーパーPが手差しガイド83に沿って搬送駆動ローラ24と一対の圧着ローラ25,25との間に挟み込まれるように搬送される。
ここで、上記手差しトレイ81から搬送されたペーパーPにはカールが付いていないため、このペーパーPを上記排出ユニットU4のデカール部45に送ると、カールが付いてしまうこととなる。そこで、ペーパーPが手差しトレイ81から供給されたものであるかペーパー収容部1から供給されたものであるかを判定する図示しない判定手段を設け、判定結果に基づいて、ペーパーPの搬送経路を切替えるように制御するのが好ましい。例えば、手差しトレイ81から供給されたペーパーPに対しては、デカール部45を通過させずに排出トレイ5に排出するように制御すればよい。
−光学式ロータリエンコーダの構成−
次に本発明の特徴の一つである、上記光学式ロータリエンコーダ300の構成について図7及び図8に基づいて説明する。
光学式ロータリエンコーダ300は、回転軸心X回りに周方向に互いに所定の位相間隔を空けて並ぶ複数のスリット301a,301bからなる光検出パターンA,Bを有する回転円板310と、回転状態にある回転円板310の光検出パターンA,Bに対してそれぞれ光を出射する投光素子304a,304bと、該投光素子304a,304bから出射されて上記光検出パターンA,Bを構成するスリット301a,301bを透過した光を受光するとともに受光検出信号を出力する受光素子305a,305bとを備えている。上記回転円板310は、上記搬送モータ126の回転シャフト302に取付固定されていて、上記シャフト302と一体で回転する。上記光検出パターンA,Bは、上記回転シャフト302の回転軸心X回りに同心円状に形成されており、上記スリット301a,301bは、上記光検出パターンA及び光検出パターンBとの間で互いに、回転軸心X回りの位相が異なるように形成されている。具体的には、スリット301bはスリット301aの位相間隔θ2の二等分線上に位置するように形成されている。すなわち、上記スリット301b及び301aは、θ1=θ2/2(図8参照)の関係を満たすように形成されている。また、上記投光素子304a,304b及び上記受光素子305a,305bは、上記各光検出パターンA,Bに対応してそれぞれ設けられている。尚、本実施形態においては、光検出パターンAに対応して設けられた第一投光素子304a及び第一受光素子305aと、光検出パターンBに対応して設けられた第二投光素子304b及び第二受光素子305bは、上記回転軸心X回りに略同一の位相位置に配設されている。これにより、例えば、ジグ等を用いて上記各投光素子304a,304b及び上記各受光素子305a,305bの位置決めを行う際の調整作業を容易に行うことができる。
また、上記回転円板310は、光を透過しない非透過性の金属板からなり、上記各スリット301a,301bは、該金属板を金型等を用いて打抜くことにより形成されている。尚、スリット301a,301bの形成方法については、該打抜きによる方法に限定されるものではなく、例えば、上記回転円板310を、ガラス等からなる透明基板と、該透明基板の表面に蒸着されたアルミ(AL)やクロム(Cr)からなる金属薄膜とで構成し、上記金属薄膜上におけるスリット301a,301bに対応する箇所にフォトレジストと呼ばれる感光性樹脂を塗布し、フォトマスクを介して露光を行うことによりフォトレジスト膜を形成させ、その後、金属薄膜が露出している不必要な部分をエッチングによって溶解除去する所謂フォトエッチングにより形成してもよい。また、例えば、透明なフィルム基材の片面に金属薄膜を積層して、該金属薄膜にフォトエッチングによりスリット301a,301bを形成するようにしてもよい。
以上のような構成の光学式ロータリエンコーダ300において、図示しない投光回路が作動すると、第一投光素子304a及び第二投光素子304bが駆動される。該各投光素子304a,304bから出射された光はレンズ311a,311bを通過することにより平行光にされて、回転円板310に形成された各光検出パターンA,Bに照射される。そして、各光検出パターンA,Bを構成するスリット301a,301bを透過した光は、第一受光素子305a,第二受光素子305bへと入射する。該各受光素子305a,305bは光を受光するとともに、該受光量に対応する電気信号をそれぞれ出力する。該電気信号は、更に第一受光回路306a及び第二受光回路306bで増幅並びに波形整形等が行われた後、信号処理部307へと送り込まれる。信号処理部307においては、第一受光回路306a及び第二受光回路306bから出力された信号を合成して、インクリメント方式のロータリエンコーダ300の場合であれば角度分解能に相当するパルス列を生成出力するし、アブソリュート方式のロータリエンコーダであれば各角度位相に相当するコード信号を生成する。本実施形態においては、インクリメント方式のロータリエンコーダを採用しており、図9に示すように、第一受光回路306a,第二受光回路306bを通過して、信号処理部307内に送り込まれた電気信号はパルス列Z1,Z2を生成するとともに、該パルス列Z1,Z2は合成処理されてパルス列Z3を生成する。こうして信号処理部307から得られたパルス列Z3からなる信号は出力回路308を介してインクジェットプリンタ全体の動作を制御する制御部(図示略)へと送られる。該制御部は、パルス列Z3からなる信号を基に搬送モータ126の回転状態(回転位相や回転速度等)を検出して、該検出値を基に搬送モータ126の駆動を制御するように構成されている。
以上の如く上記実施形態では、上記光検出パターンA,Bは、上記回転シャフト302の回転軸心X回りに同心円状に形成されており、上記スリット301a,301bは、上記光検出パターンA及び光検出パターンBとの間で互いに、上記回転軸心X回りの位相が異なるように形成されている。また、上記投光素子304a,304b及び上記受光素子305a,305bは、上記各光検出パターンA,Bに対応してそれぞれ設けられている。
これにより、各光検出パターンA,Bに対応して第一受光素子305a,第二受光素子305bからそれぞれ出力される電流信号を信号処理部307において合成することで、各スリット301a,301bの位相間隔θ2を狭めることなく、位相間隔がθ1(θ1=θ2/2)のスリットからなる光検出パターンにより得られるのと同等の出力信号を得ることができる。すなわち、位相間隔θ2を狭めることなく、上記光学式ロータリエンコーダ300の分解能を向上させることができる。
また、位相間隔がθ1のスリットからなるスリットパターンが一つだけ形成されている場合に比べて、同じ分解能を得るのに必要な位相間隔θ2を、上記位相間隔θ1よりも広く設定でき、従ってスリット301a,301bの形成に要するコストを低減することができる。
また、上記光学式ロータリエンコーダ300は、駆動搬送ローラ24を駆動するための搬送モータ126に取付けられている。これにより、プリント時における、プリントペーパーPの副走査方向の位置制御を正確に行うことができ、従って、ノズルから吐出されたインクを所定の位置に確実に着弾させて画像の画質低下を防止することができる。
(実施形態2)
図10は、本発明の実施形態2における、光学式ロータリエンコーダ300の構成を示したものであり、同図に示すように光の検出方式が異なってなるものである。尚、図10と同じ部分については、同じ符号を付してその詳細な説明は適宜省略する。
すなわち、実施形態2においては、光を反射する光反射領域と光を反射しない非反射領域とが、上記回転円板310上に交互に並んでいて上記光検出パターンA,Bを構成している。すなわち、本実施形態における光検出パターンA,Bは、スリット301a,301bを反射領域に置換えたものに相当する。
回転円板310は、ガラス等からなる透明基板と、該透明基板の表面に蒸着されたアルミ(AL)やクロム(Cr)からなる金属薄膜とで構成されている。そして、フォトエッチングにより、金属薄膜が蒸着された領域からなる光反射領域とエッチングが施された非反射領域とが交互に並ぶように光検出パターンA,Bが形成されている。尚、光反射領域及び非反射領域の形成方法については、これに限定されるものではなく、例えば回転円板310を、光を反射する金属板で構成するとともに非反射領域に対応する部分を打抜くことにより形成してもよい。
そして、図示しない投光回路が作動すると、投光素子304a,304bが駆動される。投光素子304a,304bから出射された光は、一定の広がり角度を保ちつつハーフミラー420a,420bを透過して、レンズ311a,311bにより平行光にされて、回転円板310の表面に形成された上記光検出検出パターンA,Bに照射される。そして、各光検出パターンA,Bの反射領域で反射した光は、レンズ311a,311bを透過した後、ハーフミラー420a,420bで反射されて、遮光板421a,421bのスリットを通過して受光素子305a,305bへと入射されて電流信号を発生する。該電流信号は、上述したように受光回路306a,306b、信号処理部307、出力回路308を経て上記制御部へと送られる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、上記光学式ロータリエンコーダ300の回転円板310には2つの光検出パターンA,Bが形成されているが、光検出パターンの数はこれに限ったものではなく、更に数を増やしてもよい。これにより光学式ロータリエンコーダ300の分解能を更に向上させることができる。
また、上記実施形態では、光検出パターンAに対応して設けられた第一投光素子304a及び第一受光素子305aと、光検出パターンBに対応して設けられた第二投光素子304b及び第二受光素子305bは、上記回転軸心X回りに略同一の位相位置に配設されているが、これに限ったものではない。例えば、上記第一投光素子304a及び第一受光素子305aに対して第二投光素子304b及び第二受光素子305bの位相を所定の位相間隔だけずらして配設し、該位相間隔を基に各受光素子305a,305bから出力された電流信号に基づく出力信号を合成して回転円板310の回転状態(回転数や回転速度)を検出するようにしてもよい。このとき、上記所定の位相間隔はθ2の整数倍であることが望ましく、また、上記スリット301aとスリット301bとのなす角度θ1の奇数倍ではない。
本発明は、光を透過する複数の光透過領域又は光を反射する複数の光反射領域が回転軸回りに周方向に互いに所定の位相間隔を空けて並ぶことにより形成される光検出パターンを有する回転円板を備えた光学式ロータリエンコーダに有用であり、特にインクジェットプリンタにおいてプリントペーパーの副走査方向の位置決めを行う搬送ローラの駆動用モータに利用する場合に有用である。
本発明の実施形態1に係る光学式ロータリエンコーダを備えたインクジェットプリンタを示す斜視図である。 インクジェットプリンタの上面図である。 インクジェットプリンタの正面図である。 インクジェットプリンタの左側面図である。 インクジェットプリンタの背面図である。 プリントペーパーの搬送経路を示す模式図である。 光学式ロータリエンコーダの構成を示す模式図である。 図7のVIII方向矢視図である。 受光回路からの電流信号をパルス化して得られるパルス信号を示す図である。 実施形態2を示す図7相当図である。
符号の説明
X 回転軸心
θ2 位相間隔
A 光検出パターン
B 光検出パターン
Z1 受光検出信号
Z2 受光検出信号
Z3 合成信号
300 光学式ロータリエンコーダ
301aスリット
301bスリット
304a第一投光素子(光出射手段)
304b第二投光素子(光出射手段)
305a第一受光素子(受光検出手段)
305b第二受光素子(受光検出手段)
310 回転円板

Claims (2)

  1. 光を透過する複数の光透過領域又は光を反射する複数の光反射領域が回転軸回りに周方向に互いに所定の位相間隔を空けて並ぶことにより形成される光検出パターンを有する回転円板と、回転状態にある回転円板の光検出パターンに対して光を出射する光出射手段と、該光出射手段から出射されて上記光透過領域を透過した光又は上記光反射領域に反射した光を受光するとともに受光検出信号を出力する受光検出手段とを備えた光学式ロータリエンコーダであって、
    上記光検出パターンは、上記回転軸回りに同心円状に複数形成されてなり、
    上記光透過領域又は上記光反射領域は、上記各光検出パターン同士で互いに、上記回転軸回りの位相が異なるように形成されており、
    上記光出射手段及び上記受光検出手段は、上記各光検出パターンに対応して設けられていることを特徴とする光学式ロータリエンコーダ。
  2. 請求項1記載の光学式ロータリエンコーダにおいて、
    上記全ての受光検出手段から出力される受光検出信号を合成して合成信号を出力するとともに、該合成信号を基に上記回転円板の回転状態を検出することを特徴とする光学式ロータリエンコーダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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