JP2007271100A - 加熱調理器 - Google Patents

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【課題】加熱部の加熱開始に至るまでは、どの調理メニューであっても少なくとも2アクションの操作として、安全性を高めると共に、どの調理メニューであっても同様の操作方法で操作できるようにして操作性を向上すること。
【解決手段】手動設定を含む調理メニューを「選択」キー3aの繰り返し操作により選択し、「切/開始」キー3bで加熱部1の加熱動作の開始を行うので、自動調理、手動調理によらず同様の操作手順として操作を容易にし、また最初に「分」キー3cにて調理時間が設定されている時は、「選択」キー3aの操作なしに、「切/開始」キー3bの操作で加熱部1の加熱動作の開始を行うようにすることで更に操作を容易にすると共に、どの調理を行うにしても、少なくとも2回以上の操作でないと加熱部1の加熱が開始しないようにできる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般家庭やレストラン及びオフィスなどで使用される加熱調理器に関するものである。
従来、加熱切/入キーの操作により選択可能なメニューが表示され、その内の1つが選択された状態となり、その後一定時間の間のみメニューキーによるメニュー選択が可能であり、その後キー操作がなければ一定時間後に選択されたメニューの調理プロセスがスタートする加熱調理器が開示されている。
特許第3620430号公報
しかしながら、前記従来の構成では、加熱切/入を押下後、何らキー操作が為されなければ所定時間後に自動的に最初に選択状態にあるメニューで調理開始となるため、通常使用時にはキー操作回数を低減できる反面、使用者が意図せず加熱切/入キーに触れてしまった場合等に、ヒータが意図せず発熱してしまうという課題を有していた。
また、調理プロセスに従う自動調理と調理プロセスに従わず使用者の設定に従う手動調理とで、キー操作の方法を変えて、例えば、自動調理はメニューキーの押下により調理メニューを選択して、加熱切/入キー押下にて加熱スタート、手動調理はメニューキーの押下なしに加熱切/入キー押下にて加熱スタートというようにした加熱調理器も提案されているが、実施しようとする調理の種類でキーの操作方法が異なるため分かり難く、かつ手動調理においては加熱切/入キーを1回押下するのみで加熱スタートするため、キー操作の回数は低減できるものの、前記した使用者の意図しないヒータの発熱が発生する恐れがあるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱部の加熱開始に至るまでは、どの調理メニューであっても少なくとも2アクションの操作として、意図しない加熱部の動作となることを防止すると共に、同様の操作方法で使用でき使用者が操作に戸惑うことを低減して、使い勝手の良い、より安全な加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を加熱する加熱部と、前記加熱部の加熱出力を可変し、前記被加熱物に与える熱量を前記被加熱物の量または温度、或いはその両方を基に、1つ以上の調理プロセスから選択された所定の調理プロセスに従う、或いは前記調理プロセスに従わない手動設定に従って制御する制御部と、前記調理プロセスと前記手動設定とを選択する操作部と、選択した前記調理プロセス或いは前記手動設定を表示する表示部とを有し、前記操作部には選択手段と加熱スタート手段と前記加熱部の動作時間を設定する調理時間設定手段とを備え、前記調理プロセスと前記手動設定とを前記選択手段の操作の繰り返しにより、前記調理プロセス、前記手動設定の順に順次選択し、選択された内容に応じて前記表示部にてその選択状態を表示した後に、前記加熱スタート手段の操作により前記加熱部の動作を開始するものであって、最初に前記調理時間設定手段が操作されて調理時間が設定された後、前記選択手段が操作された際には、前記調理プロセスよりも前記手動設定が先に選択された後、または、最初に前記調理時間設定手段が操作されて調理時間が設定された後、前記加熱スタート手段が操作された際には前記手動設定にて前記加熱部の動作を開始するように構成したものである。
これによって、所定の調理プロセスに従うオート調理、調理プロセスに従うことなく使用者の設定に従う手動調理のどちらの調理であっても、同様の操作方法で使用でき使用者が操作に戸惑うことを防止し、かつ手動設定のタイマー調理での加熱開始にまつわる操作を簡略化すると共に、加熱部の加熱スタートを2アクション以上の操作回数にできる。
本発明の加熱調理器は、加熱部の加熱開始に至るまでは、どの調理メニューであっても少なくとも2アクションの操作として、意図しない加熱部の動作となることを防止すると共に、同様の操作方法で使用でき使用者が操作に戸惑うことを低減することができる。また、操作に慣れた使用者が調理時間設定された手動調理を行おうとする際には、2アクションの操作を維持しつつ、更に簡潔な操作で手動調理を実行することができる。
第1の発明は、被加熱物を加熱する加熱部と、前記加熱部の加熱出力を可変し、前記被加熱物に与える熱量を前記被加熱物の量または温度、或いはその両方を基に、1つ以上の調理プロセスから選択された所定の調理プロセスに従う、或いは前記調理プロセスに従わない手動設定に従って制御する制御部と、前記調理プロセスと前記手動設定とを選択する操作部と、選択した前記調理プロセス或いは前記手動設定を表示する表示部とを有し、前記操作部には選択手段と加熱スタート手段と前記加熱部の動作時間を設定する調理時間設定手段を備え、前記調理プロセスと前記手動設定とを前記選択手段の操作の繰り返しにより、前記調理プロセス、前記手動設定の順に順次選択し、選択された内容に応じて前記表示部にてその選択状態を表示した後に、前記加熱スタート手段の操作により前記加熱部の動作を開始するものであって、最初に前記調理時間設定手段が操作されて調理時間が設定された後、前記選択手段が操作された際には、前記調理プロセスよりも前記手動設定が先に選択された後、または、最初に前記調理時間設定手段が操作されて調理時間が設定された後、前記加熱スタート手段が操作された際には前記手動設定にて前記加熱部の動作を開始するように構成したものである。これにより、スイッチ等で構成された操作部のスイッチの押下操作により、加熱部の加熱開始、停止、火力調整等の動作設定ができる。また、調理プロセスに対応した自動調理メニューや、調理プロセスに従わない手動調理を操作部の選択手段で選択し制御部に伝達して、その状態を表示部に表示しつつ、サーミスタや赤外線センサ、重量センサ等を用い被加熱物に与える熱量を被加熱物の量または温度、或いはその両方を基に設定した調理プロセスに従って、加熱部の動作を制御することで使用者の手間を軽減した自動調理を実現すると共に、これら調理プロセスに従わず、使用者の思惑に近い火力設定や加熱時間で調理する手動調理を行うことができる。また、選択手段によるメニューの選択順序は、自動調理メニュー、手動調理の順にしてあることで、使用頻度の高い自動調理を優先することで、選択手段の操作回数を低減している。更に、手動設定を含む調理メニューを選択手段の操作により選択し、加熱スタート手段で加熱部の加熱動作の開始を行うので、自動調理、手動調理によらず同様の操作手順で使用できると共に、全ての調理に対して手段の操作を2アクションにできるので、調理の種類による操作方法の差をなくして使用者を戸惑わすこと無く、かつ意図しない操作に対する安全性を向上することができる。また、最初に調理時間設定手段の操作が為されている場合は、使用者が調理プロセスに従わない手動調理を実行しようとしているとみなせるので、第1に、調理メニューの選択順序で第1位を手動調理に変更して、手動調理が選択される迄の選択手段の操作回数を減らすことができ、第2に選択手段の操作を行うことなく加熱スタート手段の操作で手動設定かつ調理時間設定が為された状態(タイマー調理)にて加熱部を加熱開始することも可能としているので、操作に慣れてきた使用者にとっては、タイマー調理での調理開始のための操作回数を低減できる。
第2の発明は、特に第1の発明において、選択手段或いは調理時間設定手段が操作された後、所定時間内に加熱スタート手段が操作されなかった場合は、前記選択手段或いは前記調理時間設定手段が操作された状態を解除し、表示部での表示も停止するように構成したものである。これにより、意図しない選択手段の操作があった場合に、再度意図しない加熱スタート手段操作があった際に加熱部が加熱開始する機会を低減することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、操作部には取り消し手段を有し、選択手段或いは調理時間設定手段が操作された後、前記取り消し手段の操作により前記選択手段或いは前記調理時間設定手段が操作された状態を解除し、表示部での表示も停止するように構成としたものである。これにより、使用者が誤って選択手段或いは調理時間設定手段を操作してしまった場合や意図しない選択手段の操作があった場合に使用者自らが取り消し手段を操作すれば、即座に直前の操作を取り消すことができるので、直ぐに次の操作を行う、または操作を中止することができる。
第4の発明は、特に第1〜第3のいずれか1つの発明において、選択手段が操作された際に、表示部は選択することのできる全ての調理プロセスと手動設定を点灯表示すると共に、選択状態にある前記調理プロセス或いは前記手動設定を点滅表示するように構成したものである。これにより、全ての選択可能な調理内容を使用者が視覚的に認識できると共に、選択中の調理プロセス或いは手動設定を認識できる。また、表示の点灯・点滅で表現しているので、表示素子等の新たな部品追加を防ぐことができる。
第5の発明は、特に第6の発明において、選択状態にある調理プロセス或いは手動設定を点滅表示する際は、消灯より開始するように構成したものである。これにより、選択状態にある調理プロセス或いは手動設定を点滅表示する周期において、点灯期間内に素早い選択手段操作が有った場合でも、どの調理プロセス或いは手動設定が選ばれているかを認識し易くすることができる。
第6の発明は、特に第1〜第5のいずれか1つの発明において、報知手段を有し、選択手段或いは調理時間設定手段が操作されていない状態で、加熱スタート手段が操作された際には、前記報知手段は加熱開始しない旨を報知するように構成したものである。これにより、操作に不慣れな使用者が誤った操作をしようとした際等に、その操作が誤りであることを容易に認識させることができる。
以下本発明の加熱調理器の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1において、加熱部1、制御部2が有り、操作部3は「選択」キー(選択手段)3a、「切/開始」キー(加熱スタート手段)3b、「分」キー(調理時間設定手段)3c、「取り消し」キー(取り消し手段)3dを含み、加熱部1の動作設定状態を設定するスイッチ等で構成しており、表示部4はその設定状態に対応した表示を行うLEDやLCDで構成しており、報知手段5はブザーやスピーカで構成されている。
以上のように構成された加熱調理器について、その動作、作用を説明する。
使用者が操作部3の「選択」キー3aを1回押下すると、表示部4には加熱部1で使用可能な調理メニューである、自動調理1、自動調理2、自動調理3、手動調理を表す文字或いはその調理に対応じた図形をLEDやLCDの点灯により表示する、例えば本実施の形態では自動調理1はLED4c、自動調理2はLED4d、自動調理3はLED4e、手動調理はLED4fを点灯する、と共に、自動調理1の文字或いは図形を点滅表示、本実施の形態ではLED4cを点滅表示して、現在選択されている調理プロセスが自動調理1で有る旨を表示する。もう1度「選択」キー3aを押下すると、点滅する調理メニューは自動調理2に移動(LED4dが点滅)し、自動調理2が選択されている状態になる。同様に「選択」キー3aを1回押下する度に、自動調理3(LED4eが点滅)→手動調理(LED4fが点滅)と選択されている調理メニューが移動していき、手動調理が選択されている状態で更に「選択」キー3aを1回押下すると、再び自動調理1(LED4cが点滅)に、選択されている調理メニューが移動する。最初、「選択」キー3aを3回押下すると、自動調理3が選択された状態になり、この段階で「切/開始」キー3bを1回押下すれば、操作部3は自動調理3を調理プロセスとする加熱をスタートする旨を制御部2に指令し、制御部2はこれに基づいて加熱部1をの加熱火力を制御して被加熱体(図示せず)を加熱すると共に、被加熱体の近傍に設けたサーミスタ(図示せず)等から検出した温度情報を基に、被加熱体の加熱状況をモニタして、その状態に応じて予め決められた加熱シーケンスを実行しつつ、表示部4の加熱状態を示すLED4aを点灯し、数字表示素子4gには大まかな調理残時間を表示し、調理の進行または時間の経過と共にその値を減じて表示して、その時間が「0」に到達した時点で、調理終了して加熱部1の動作を自動的に停止して初期状態となるので、使用者が被加熱体の出来映えを確認しながら都度火力を調整するといった手間をかけずに被加熱体を自動で加熱調理することができる。また、「選択」キー3aによるメニューの選択順序は、自動調理メニュー、手動調理の順にしてあることで、使用頻度の高い自動調理を優先することで、「選択」キー3aの押下回数を低減している。
これにより、複数の自動調理メニューと手動調理を「選択」キー3aの押下の繰り返しで選択し、「切/開始」キー3bを押下して加熱開始するという、調理メニューの種類に関係なく、同一の動作で行うことができ、使用者が操作に戸惑うことを減少すると共に、加熱開始までのキー操作が2アクションとすることができ、使用者の意図しないキー押下に対して加熱部1の不用意な加熱開始を防止して安全性を高めることができる。
また、手動調理を実行するには、操作部3で何もキーが押下されておらず、表示部4での表示なし、加熱部1が加熱動作していない状態(以降初期状態と表す)で「選択」キー3aを4回押下して手動調理LED4fを点滅する手動調理が選択されている状態にした後、「切/開始」キー3bを押下することで、加熱部1は手動調理として加熱開始する。この時、加熱状態を示すLED4a、火力設定状態を示すLED4bに、設定されている状態を点灯・消灯によって表示する。加熱中であれば加熱状態を示すLED4aを点灯させ、加熱停止中であれば消灯させる。また、火力設定状態はLED9bの中の、設定されている火力、本実施の形態では「強」・「中」・「弱」といった火力、に対応したLEDを点灯させる。加熱火力の設定は「火力アップ」キー3f、「火力ダウン」キー3eを押す毎に設定できる。加熱部1の加熱を停止する際は、「切/開始」キー3bを押下することで実現している。
「分」キー3cは使用者が調理時間を任意に設定するためのもので、調理時間の設定なしに手動調理を実行している際に、「分」キー3cを押下する度に表示部4に設けた数字表示素子4gに「1」分から最大「30」分迄1分刻みに増加させて表示する。この設定された時間を1分が経過する毎に残り時間を表示部4の数字表示素子4gに減算しつつ表示し、「0」となった時に加熱部の加熱を自動的に停止するものである。
また、初期状態に、「分」キー3cが押下されて調理時間が設定されている際に、「選択」キー3aが1回押下されると、表示部4に表示される調理メニューの選択状態は、自動調理1(LED4c)が点滅表示するのではなく、第1番目には手動調理(LED4f)が点滅表示して選択された状態になる。この後「切/開始」キー3bを押下することにより、調理時間が設定された手動調理として加熱部1は加熱開始する。これにより、初期状態から調理時間を設定した場合は、メニュー選択の順序を手動調理が最初になるように変更しているので、「選択」キー3aを1回だけ押下すれば手動調理が選択状態になるので、「選択」キー3aの押下回数を減少し、使い勝手を向上することができる。
更に、本実施の形態では、初期状態に、「分」キー3cが押下されて調理時間が設定されている際に、「選択」キー3aを押下することなく、「切/開始」キー3bを押下すれば、タイマー調理時間が設定された手動調理として、加熱部1の加熱を開始することもできるようにしている。これは、使用者が操作に慣れた時に可能な限り、キー操作の回数を減らしつつ、最低限キー操作が2ステップとなり、且つタイマー調理時間が設定された手動調理を実行できるようにして、使い勝手をより良くしている。
初期状態から「選択」キー3a或いは「分」キー3cが押下され、表示部4に対応した表示が成されている状態で所定時間、本実施の形態では1分間、次に行われるべきキー押下がないと自動的に初期状態に移行するので、意図しない「選択」キー3aの押下があった場合に、再度意図しない「切/開始」キー3b押下があった際に加熱部が加熱開始する機会を低減して安全性を高めている。
「取り消し」キー3dは初期状態から「選択」キー3a或いは「分」キー3cが押下され、表示部4に対応した表示が成されている状態を使用者の意図で停止したい時に使用するもので、使用者が誤って「選択」キー3a或いは「分」キー3cを押下してしまった場合や意図しない「選択」キー3aの押下があった場合に使用者自らが「取り消し」キー3dを押下すれば、即座に直前のキー押下を取り消すことができるので、直ぐに次の操作を行う、または操作を中止して初期状態にすることが可能となり、使い勝手を向上することができる。
また、本実施の形態では初期状態から「選択」キー3aが押下された際に、表示部4は選択することのできる全ての調理プロセス、本実施の形態では自動調理1(LED4c)・自動調理2(LED4d)・自動調理3(LED4e)、と手動調理(LED4f)を点灯表示すると共に、選択状態にある調理プロセス或いは手動調理を点滅表示するようにして、全ての選択可能な調理メニューを使用者が視覚的に認識できると共に、選択中の調理メニューは何であるかを容易に認識できる。また、表示の点灯・点滅で表現しているので、各調理メニューをLEDの発光でそれぞれ表示する構成にしている際に、選択状態である旨を示す専用のLEDを設ける等新たな部品追加を防止している。
この時、選択状態にある自動調理1(LED4c)・自動調理2(LED4d)・自動調理3(LED4e)或いは手動調理(LED4f)を点滅表示する際は、消灯より開始するようにしており、選択状態にある自動調理1(LED4c)・自動調理2(LED4d)・自動調理3(LED4e)或いは手動調理(LED4f)を点滅表示する周期において、点灯期間内に素早い「選択」キー3aの押下の繰り返し有った場合でも、どの調理メニュー或いは手動調理が選ばれているかを認識し易くしている。
報知手段5は上記した各キー押下を受け付ける毎に、所定の報知音を発し、例えば0.5秒のブザー吹鳴、使用者にキー押下が成され操作部3がそれを受け付けた旨を確認しながら操作することができる。また、本実施の形態では初期状態で、「切/開始」キー3bが押下された際には、報知手段5が加熱開始しない旨を上記キー受け付けの報知音とは異なった報知音、例えば、0.2秒オン、0.2秒オフの3回のブザー吹鳴、を行うので、初期状態での「切/開始」キー3bでは動作しないことを使用者に容易に認識させることができる。
以上のように本実施の形態によれば、加熱部1の加熱開始に至るまでは、どの調理メニューであっても少なくとも2アクションのキー押下操作として、意図しない加熱部1の動作となることを防止して安全性を向上すると共に、同様のキーの押下操作方法で使用でき、使用者が操作に戸惑うことを低減しつつ、操作に慣れた使用者がタイマー設定された手動調理を最小限のキー操作で実行可能として使い勝手を向上することができる。
尚、本実施の形態では選択できる調理プロセスに従う調理メニューは3としているが、1つ以上であれば同様の効果を得られる。また、各操作をキーの押下で説明しているが、キーの押下に限定せず、ロータリーエンコーダー等を利用したダイヤルの回転操作や、レバーの上下操作等であっても同様の効果が得られることは言うまでもないことである。
本発明の加熱調理器は、1つの加熱部に対して調理タイマー設定を行った手動調理を含む複数の調理メニューを選択して使用する際に有用となるので、オーブントースターやフィッシュロースター、炊飯器、IH調理器、電子レンジ等の電器調理器、或いは電気以外の熱源を用いたガスコンロ等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器のブロック図
符号の説明
1 加熱部
2 制御部
3 操作部
3a 「選択」キー(選択手段)
3b 「切/開始」キー(加熱スタート手段)
3c 「分」キー(調理時間設定手段)
3d 「取り消し」キー(取り消し手段)
4 表示部
5 報知手段

Claims (6)

  1. 被加熱物を加熱する加熱部と、前記加熱部の加熱出力を可変し、前記被加熱物に与える熱量を前記被加熱物の量または温度、或いはその両方を基に、1つ以上の調理プロセスから選択された所定の調理プロセスに従う、或いは前記調理プロセスに従わない手動設定に従って制御する制御部と、前記調理プロセスと前記手動設定とを選択する操作部と、選択した前記調理プロセス或いは前記手動設定を表示する表示部とを有し、前記操作部には選択手段と加熱スタート手段と前記加熱部の動作時間を設定する調理時間設定手段とを備え、前記調理プロセスと前記手動設定とを前記選択手段の操作の繰り返しにより、前記調理プロセス、前記手動設定の順に順次選択し、選択された内容に応じて前記表示部にてその選択状態を表示した後に、前記加熱スタート手段の操作により前記加熱部の動作を開始するものであって、最初に前記調理時間設定手段が操作されて調理時間が設定された後、前記選択手段が操作された際には、前記調理プロセスよりも前記手動設定が先に選択された後、または、最初に前記調理時間設定手段が操作されて調理時間が設定された後、前記加熱スタート手段が操作された際には前記手動設定にて前記加熱部の動作を開始するように構成した加熱調理器。
  2. 選択手段或いは調理時間設定手段が操作された後、所定時間内に加熱スタート手段が操作されなかった場合は、前記選択手段或いは前記調理時間設定手段が操作された状態を解除し、表示部での表示も停止するように構成した請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 操作部には取り消し手段を有し、選択手段或いは調理時間設定手段が操作された後、前記取り消し手段の操作により前記選択手段或いは前記調理時間設定手段が操作された状態を解除し、表示部での表示も停止するように構成した請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 選択手段が操作された際に、表示部は選択することのできる全ての調理プロセスと手動設定を点灯表示すると共に、選択状態にある前記調理プロセス或いは前記手動設定を点滅表示するように構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 選択状態にある調理プロセス或いは手動設定を点滅表示する際は、消灯より開始するように構成した請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 報知手段を有し、選択手段或いは調理時間設定手段が操作されていない状態で、加熱スタート手段が操作された際に、前記報知手段は加熱開始しない旨を報知するように構成した請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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