JP2007270917A - 摩擦伝動ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】長期に亘ってミスアライメントやスティックスリップによる発音を抑制することができ、さらに水濡れ環境においても乾燥時と同等の伝達性能を維持することができる摩擦伝動ベルトを提供する。
【解決手段】エチレン−α−オレフィンエラストマー100質量部に対して、多孔質無機充填剤1〜70質量部及びポリオレフィン粉体2〜30質量部を配合したゴム組成物で、摩擦伝動ベルトの圧縮層を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動力伝動用に用いられる摩擦伝動ベルトに関するものである。
近年の自動車エンジンにおいては、コンパクト化や、補機駆動ベルトのサーペンタイン化によって、小プーリ、小屈曲角のエンジンレイアウトが採用されている。また燃費向上及び排出ガス低減の目的のためにエンジンの回転変動、振動が従来エンジンと比べて大きくなっている。このため、補機駆動ベルトへの負荷が一層大きくなり、ミスアライメントやスティックスリップによる異音発生の問題が顕在化している。
特に、ベルトに水がかかるような使用状況においては、伝達トルクの低下が顕著になり、また不均一な水膜が形成されるために、スティックスリップによる発音が起こり易くなるものであった。
このような異音発生に対する従来の対策としては、伝動ベルトの圧縮層に有機短繊維を含有させ、ベルト側面にこの有機短繊維を突出させることによって、短繊維でベルト側面の摩擦抵抗を低下させるようにするのが一般的である。しかし、有機短繊維の配合が増大すると、ベルトの物性低下や加工性低下の問題が発生するために、その配合量には限界があり、しかもベルト走行とともに、表面に突出した有機短繊維が脱落したり摩耗したりして、摩擦抵抗を低減する効果が低下するという問題がある。
そこで、例えば特許文献1では、伝動ベルトの側面にパウダー状の粘性抑制剤を付着させることによって、摩擦抵抗の低下をはかるようにしているが、ベルトの初期走行段階でのスリップ音低減には効果を期待することができるものの、ベルト走行とともに粘性抑制剤が摩滅するために長時間での効果を望むことはできない。
また特許文献2では、伝動ベルトを形成するゴムに多孔質無機充填剤を添加して水を吸収させることによって、水濡れ環境における伝達性能の維持を図るようにしている。このものでは、水濡れ環境でも伝達性能を維持することができるものの、摩擦抵抗が高くなるために、乾燥時にスティックスリップによる発音が起こり易く、また補強効果が小さい多孔質充填剤を大量に配合することによる耐摩耗性の低下の問題もある。
さらに特許文献3では、伝動ベルトを形成するゴムに粉末状のポリオレフィン樹脂を添加し、低発音及び耐磨耗性の改善を図るようにしているが、水濡れ環境における伝達性能を維持する効果を得ることはできていない。
実公平7−31006号公報 特開2000−039049号公報 特開2004−324794号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、長期に亘ってミスアライメントやスティックスリップによる発音を抑制することができ、さらに水濡れ環境においても乾燥時と同等の伝達性能を維持することができる摩擦伝動ベルトを提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る摩擦伝動ベルトは、圧縮層を備える摩擦伝動ベルトにおいて、エチレン−α−オレフィンエラストマー100質量部に対して、多孔質無機充填剤1〜70質量部及びポリオレフィン粉体2〜30質量部を配合したゴム組成物で、圧縮層を形成して成ることを特徴とするものである。
また請求項2の発明は、請求項1において、上記ポリオレフィン粉体は、分子量300万〜800万g/molの超高分子量ポリエチレン粉体であることを特徴とするものである。
また請求項3の発明は、請求項1又は2において、上記多孔質無機充填剤は、活性炭、ゼオライト、珪藻土から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とするものである。
また請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、上記ゴム組成物は、ポリオレフィン粉体の融点未満の温度で混練されたものであることを特徴とするものである。
また請求項4の発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、圧縮層にベルト長手方向に沿った複数のリブ部を設けたVリブドベルトであることを特徴とするものである。
本発明によれば、多孔質無機充填剤による吸水で、水濡れ時の発音を防止できると共に水濡れ環境においても高い伝達性能を維持することができるものであり、またポリオレフィン粉体によって、乾燥時の発音を防止できると共に耐磨耗性を高めることができるものである。さらにポリオレフィン粉体がゴムマトリクスと多孔質無機充填剤との間、及び多孔質無機充填剤間において、バインダーとして働くことによって、多孔質無機充填剤の配合による耐磨耗性の低下を抑制することができるものである。この結果、長期に亘ってミスアライメントやスティックスリップによる発音を抑制することができ、さらに水濡れ環境においても乾燥時と同等の伝達性能を維持することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明で用いるゴム組成物において、エチレン−α−オレフィンエラストマーとしては、エチレン−プロピレンゴム(EPR)やエチレン−プロピレン−ジエンモノマー(EPDM)などを用いることができるものであり、これらを単独で、あるいはこれらの混合物を使用することができる。EPDMのジエンモノマーの例としては、ジシクロペンタジエン、メチレンノルボルネン、エチリデンノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、シクロオクタジエンなどを挙げることができる。耐熱性や耐摩耗性を考慮すれば、エチレンとα−オレフィンと非共役ジエンとの共重合体であるEPDMが好ましく、中でもエチレン含量が51〜68質量%であって、且つ二重結合が0.2〜7.5質量%のものが好ましい。このEPDMとしてはヨウ素価が3〜40のものを用いるのが好ましく、ヨウ素価が3未満であると、ゴム組成物の加硫が十分でなく、摩耗や粘着の問題が発生するおそれがあり、またヨウ素価が40を超えると、ゴム組成物のスコーチが短くなって扱い難くなり、耐熱性が悪くなるおそれがある。
また多孔質充填剤としては、活性炭、ゼオライト、珪藻土を用いることができるものであり、これらは単独で使用する他、2種以上を併用することもできる。多孔質充填剤は平均粒径が1〜50μmの範囲のものが好ましい。
また、ポリオレフィン粉体としては、分子量(粘度平均分子量)が300万〜800万g/molの超高分子量ポリエチレン粉体を用いるのが好ましい。分子量がこの範囲より小さいと、ゴム組成物を混練りする際に熱がかかったときに、粉体形状が維持されなくなり、耐磨耗性の低下を抑制する効果が小さくなるものである。このポリオレフィン粉体の粒径は特に限定されないが、平均粒径10〜200μmの範囲のものが望ましい。
そしてエチレン−α−オレフィンエラストマーをゴム成分とし、これに多孔質無機充填剤、ポリオレフィン粉末を配合し、混練りすることによって、ゴム組成物を得ることができるものである。このゴム組成物には、さらに必要に応じて、加硫剤、加硫促進剤、共架橋剤、補強剤、可塑剤、安定剤、加工助剤、着色剤、短繊維等を配合するようにしてもよく、バンバリーミキサー、ニーダー等の通常用いられる手段を用いて混練りすることができる。
ここで、多孔質無機充填剤の配合量は、エチレン−α−オレフィンエラストマー100質量部に対して1〜70質量部の範囲に設定されるものである。多孔質無機充填剤を配合することによって、その吸水性によって、ベルトの水濡れ時の発音を防止することができるものであり、また水濡れ環境においても高い伝達性能を維持することができるものである。多孔質無機充填剤の配合量が1質量部未満であると、このような効果を十分に得ることができない。逆に配合量が70質量部を超えると、ベルトの耐磨耗性が大きく低下するおそれがある。
また、ポリオレフィン粉体の配合量は、エチレン−α−オレフィンエラストマー100質量部に対して2〜30質量部の範囲に設定されるものである。ポリオレフィン粉体を配合することによって、ベルトの乾燥時の発音を防止することができるものであり、また耐磨耗性を高めることができるものである。さらにポリオレフィン粉体は、エチレン−α−オレフィンエラストマーからなるゴムマトリクスと多孔質無機充填剤との間や、多孔質無機充填剤間において、バインダーとして働き、多孔質無機充填剤の配合でベルトの耐磨耗性が低下することを抑制することができるものである。ポリオレフィン粉体の配合量が2質量部未満であると、このような効果を十分に得ることができない。逆に配合量が30質量部を超えると、ベルトの耐久性が低下するおそれがある。
ポリオレフィン粉体によって上記のような効果を発揮させるためには、ゴム組成物の中でポリオレフィン粉体は粉体として存在させる必要がある。このために、ゴム組成物の混練り時の温度は、ポリオレフィン粉体の融点未満の温度で行なう必要がある。混練り時の温度はポリオレフィンの種類によって異なるが、300万〜800万g/molの超高分子量ポリエチレン粉体の場合、その融点である130〜135℃未満に設定するのが好ましい。
次に、上記のゴム組成物を用いて製造される摩擦伝動ベルトについて説明する。摩擦伝動ベルトとしてはVリブドベルト、Vベルト、平ベルトなどがあるが、図1にVリブドベルト1の一例を示す。図1において2は心線であり、ベルト長手方向全長に亘って接着層3内に埋設してある。接着層2の内側には圧縮層4が積層してあり、圧縮層4には複数本の平行なリブ部5が形成してある。リブ部5は断面略V字形(正確には台形)であって、ベルト長手方向全長に亘って設けてある。接着層2の外側には伸張層6が積層してある。
心線2としては、ポリアリレート繊維、ポリブチレンテレフタレート(PBT)繊維、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)繊維、ポリエチレンナフタレート(PEN)繊維などのポリエステル繊維、アラミド繊維、ガラス繊維などで形成された高強度・低伸度のコードを用いることができる。心線2にはゴムとの接着性を向上させる目的で接着処理を施すのが好ましい。このような接着処理としては、心線2をレゾルシン−ホルムアルデヒド−ラテックス液(RFL液)などの処理液に浸漬して加熱乾燥することによって行なうことができる。
接着層3と圧縮層4はゴムで形成されるものであり、この接着層3と圧縮層4のうち、少なくとも圧縮層4は上記のゴム組成物で形成されるものである。勿論、接着層3と圧縮層4を同種の上記のゴム組成物で形成するようにしてもよい。
ここで、圧縮層4のリブ部5の表面には綿、ナイロン(登録商標)、p−アラミド、m−アラミドなどの短繊維を突出させるようにしてあり、耐摩耗性やベルト走行時の静粛性を確保できるようにしてある。このようにリブ部5の表面に短繊維を突出させて設けるには、圧縮層4を形成するゴム組成物に短繊維を含有させ、圧縮層4を切削してリブ部5を形成する際に、リブ部5の表面に短繊維の一部を突出させるようにして行なうことができる。
また、伸張層6は帆布などの補強布によって形成されるものである。この補強布としては、綿、ポリエステル繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維等を平織り、綾織り、朱子織りした布を用いることができるものであり、補強布にRFL処理を行なった後に、ゴムをコーティングしたゴム付き帆布として使用するのが好ましい。
次に、上記のようなVリブドベルト1の製造方法の一例を説明する。
円筒状の成形ドラムの外周に、まず伸張層6を形成する補強布を巻き、またその上に接着層3を形成するゴム組成物のシートを巻き付けた後、この上に心線2をスピニングして螺旋状に巻きつけ、さらにこの上に圧縮層4を形成するゴム組成物のシートを巻き付けることによって、未加硫スリーブを作製する。圧縮層4を形成するゴム組成物には短繊維を含有させてある。次に成形ドラムに巻き付けたこの未加硫スリーブを加硫ドラム入れて加硫することによって、円筒状の加硫スリーブを得る。この後に、この加硫スリーブを駆動ロールと従動ロールの間に懸架して走行回転させながら、加硫スリーブの外周の圧縮層4に回転させた切削ホイールを接触させて多数のV溝を切削・研磨加工することによって、摩擦伝動面となるリブ部5を形成する。リブ部5をこのように切削・研磨する際に、リブ部5の表面に短繊維の一部が突出することになる。そしてこの加硫スリーブを輪切りするように所定幅寸法で切断し、さらに内周と外周を裏返すことによって、図1のようなVリブドベルト1として仕上げることができるものである。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。
エチレン−α−オレフィンエラストマーとしてEPDM(ジエン成分がエチリデンノルボルネンであり、エチレン含量55質量%、ジエン成分含量2.9質量%、残がプロピレンのエチレン−プロピレン−ジエン・ターポリマー)を、ポリオレフィン粉体として超高分子量ポリエチレン(ティコナジャパン社製「Hostalen GUR」:平均分子量730万g/mol、融点135℃、平均粒径120μm)を、多孔質無機充填剤として活性炭、ゼオライト、珪藻土を用いた。
そして、表1の配合量で各配合剤を配合し、これを120℃を超えない温度でバンバリーにより混練することによって、実施例1〜6及び比較例1〜3のゴム組成物を得た。
次に、実施例1〜6及び比較例1〜3のゴム組成物を接着層及び圧縮層を形成するゴム組成物として用い、上記の製造方法でVリブドベルトを作製した。そしてこのVリブドベルトについて、ベルト伝達性能試験、耐磨耗性試験、発音試験を行なった。結果を表1に示す。
ベルト伝達性能試験は、Vリブドベルトを直径80mmの駆動プーリと直径110mmの従動プーリに49N(5kgf)/リブの荷重で懸架し、駆動プーリを2000rpmで回転させながら従動プーリ側に徐々に荷重をかけていき、Vリブドベルトのスリップ率が2%となるときの伝達トルクを測定することによって、行なった。そして乾燥時及び120cc/minで注水した水濡れ時の伝達トルクを測定し、また両者を比較してその低下率を算出した。
耐磨耗性試験は、直径80mmの駆動プーリ、直径80mmの従動プーリ、直径120mmのテンションプーリを配置し、テンションプーリへの巻き付け角度が90°となるように各プーリにVリブドベルトを懸架して、室温条件下で、駆動プーリの回転数を3300rpm、従動プーリのトルクを0.7kg・m、ベルトスリップ率が6%となるようにベルト張力を自動調整しながら、24時間走行させることによって、行なった。そして走行試験前後のベルト重量を測定し、ベルト重量減量(走行前ベルト重量−走行後ベルト重量)をベルト走行前重量で除したものを摩耗率として算出した。
発音試験は、Vリブドベルトを直径135mmの駆動プーリ、直径112mmの第1従動プーリ、クラッチ機構を有する直径60mmの第2従動プーリの間に懸架し、室温で駆動プーリを5000rpmで回転させながら第2従動プーリを回転始動させたときに、乾燥時での鳴き音の発生の有無、及び120cc/minで注水した水濡れ時での鳴き音の発生の有無を測定することによって、行なった。
Figure 2007270917
比較例1は、超高分子量ポリエチレン粉体のみを配合し、多孔質無機充填剤を配合しない場合である。この比較例1では、乾燥時の発音はなかったが、水濡れ時に発音が発生し、また乾燥時から水濡れ時への伝達トルク低下が大きく発生するものであった。
比較例2は、多孔質無機充填剤を30質量部、超高分子量ポリエチレン粉体を1質量部配合したものであり、超高分子量ポリエチレンの配合量が過少の場合である。この比較例2では、超高分子量ポリエチレンの配合による効果は不十分であり、乾燥時に発音が発生し、また耐磨耗性も低下するものであった。
比較例3は、超高分子量ポリエチレン粉体を20質量部、多孔質無機充填剤を100質量部配合したものであり、多孔質無機充填剤の配合量が過多の場合である。この比較例3では、乾燥時、水濡れ時のいずれも発音は発生しなかったが、耐磨耗性が大きく低下するものであった。
一方、実施例1〜6は、超高分子量ポリエチレン粉体を20質量部配合し、多孔質充填剤を1〜70質量部の範囲内で配合したものであり、乾燥時、水濡れ時のいずれも発音は発生せず、乾燥時から水濡れ時への伝達トルクの低下が小さく、耐磨耗性も優れているものであった。また多孔質充填剤の配合量を増大するにつれて伝達トルク低下率が小さくなることも確認されるものであった。
Vリブドベルトを示す一部破断した斜視図である。
符号の説明
1 Vリブドベルト
2 心線
3 接着層
4 圧縮層
5 リブ部
6 伸張層

Claims (5)

  1. 圧縮層を備える摩擦伝動ベルトにおいて、エチレン−α−オレフィンエラストマー100質量部に対して、多孔質無機充填剤1〜70質量部及びポリオレフィン粉体2〜30質量部を配合したゴム組成物で、圧縮層を形成して成ることを特徴とする摩擦伝動ベルト。
  2. 上記ポリオレフィン粉体は、分子量300万〜800万g/molの超高分子量ポリエチレン粉体であることを特徴とする請求項1に記載の摩擦伝動ベルト。
  3. 上記多孔質無機充填剤は、活性炭、ゼオライト、珪藻土から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項1又は2に記載の摩擦伝動ベルト。
  4. 上記ゴム組成物は、ポリオレフィン粉体の融点未満の温度で混練されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の摩擦伝動ベルト。
  5. 圧縮層にベルト長手方向に沿った複数のリブ部を設けたVリブドベルトであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の摩擦伝動ベルト。
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