JP2007270588A - 便器ユニットのセンサー取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】便器ユニットの前板の裏面にセンサーを取り付ける構造であって、前板の所定位置に開口されたセンサー窓5aの裏面に固設された被取付部材11と、この被取付部材11に対し着脱可能に固定できるセンサー本体に固設された取付部材12で構成され、被取付部材11の厚み寸法は前板の厚さ以下に設定され、被取付部材11は、下方へ延びる溝11cを有し、取付部材12は、ネジ孔に通した固定ネジ13を有し、固定ネジ13が溝11cに落とし込まれることで、センサー本体がセンサー窓5aに位置決め固定されるように構成する。
【選択図】図10
Description
図1は、便器ユニットの正面構成図であり、図2は、便器ユニットの平面構成図である。
便器ユニット1は、二連式にそれぞれ前板2,2の前面に小便器3,3が設置され、上面にはカウンター4が取り付けられて、前板2,2とカウンター4で囲まれた配管収納部が形成され、この配管収納部の内部に図示しない給排水管が配置されるものであり、カウンター4の下方の小便器3の上方における前板2には、センサー窓5が開口形成されている。
なお、小便器3内の上部部位にはスプレッダー3aが設けられており、センサー窓5の裏側に取り付けられる人体検知用の赤外線センサーにより、図示しないフラッシュバルブの洗浄水供給が制御されて、赤外線センサーが人体を検知するとスプレッダー3aから小便器3内に洗浄水が流出されるように構成されている。
また、この庇部4a上には物が置きやすくなり、使用勝手が良好なものとなる。
また図4は、カウンター4の固定構造を示すものであり、カウンター4の後部下面側に予め取付板7を固定させ、この取付板7の下面に引っ掛け金具8をビス等で固定させておき、一方、設置するトイレの壁面Wにはビス10でL字金具9を予め取り付けておき、カウンター4を取り付ける際には、カウンター4を前方側から壁面W側へ水平に移動させてL字金具9に引っ掛け金具8を連結させて固定することができる。即ち、引っ掛け金具8のフック片8aを、L字金具9の水平突片9aの下方側へ差し込んでゆき、水平突片9aが取付板7と引っ掛け金具8のフック片8a間に挟み込まれた状態となるようにする。
この状態では、カウンター4の庇部4aに下方側から持ち上げ力が掛かってもカウンター4は外れることがなく、また逆に、庇部4aの上方から押圧力が加わった場合にも、カウンター4の後端側が浮き上がることがなく、良好にカウンター4が着脱可能に固定されるものである。
従って、この被取付部材11は、前板2のセンサー窓5の裏側にセンサー用開口5aを位置合わせして、固定片11aが貼着等の手段により予め前板2に取付固定されて現場へ搬送されるものである。
取付部材12は、被取付部材11の固定片11aの裏側に当接する左右の当接片12a,12aの上端が連結片12bで連結されており、左右の当接片12a,12aの側端縁には裏側へ90度折り曲げて折曲片12c,12cが形成されており、この左右の折曲片12cには、それぞれ側面側からネジ孔(貫通孔)12dが形成され、このネジ孔(貫通孔)12dには、外側から固定部材である固定ネジ13を取り付けできるように構成されている。
固定ネジ13は、ネジ孔12d内にねじ込まれるネジ部13aと、指で操作することのできる手締め部13bで構成されている。
また、この上支持片12eと対向して当接片12aの下端には、後方側へ折り曲げて下支持片12h,12hが一対形成されており、各下支持片12hの後端で上方へ立ち上がる立上片12i,12iが形成され、各立上片12i,12iには、それぞれネジ孔12j,12jが形成されている。
なお、図9において、センサー本体6の前面には感知部6aの側方に赤外線の発光部6cが形成されている。
図10に示すように、現場において、前板2側に固定されている被取付部材11に対して、取付部材12の折曲片12cを折曲片11bの内側に差し込んで、左右の開口11d,11dに裏側から固定ネジ13のネジ部13aを差し込み、この状態で、固定ネジ13のネジ部13aを縦溝11cに沿って下方側へ落とし込み、固定ネジ13のネジ部13aを縦溝11cの下端に当接させて位置決めすることができ、この状態では、センサー本体6の感知部6aが、前板2のセンサー窓5及び被取付部材11のセンサー用開口5aに良好に位置きめされることとなり、この状態で固定ネジ13の手締め部13bを手で締め付けて、取付部材12の折曲片12cを被取付部材11の折曲片11bに当接させて固定することができるものである。
また、メンテナンス時等には、固定ネジ13の手締め部13bを手で回して緩めて、その状態で被取付部材11に対し取付部材12を上方へスライドさせて持ち上げて開口11dから後方側へ抜き取ることで、簡単にセンサー本体6を取り外すことができるものであり、着脱が極めて容易であり、取り付け作業及び取り外し作業を極めて良好に行なうことができるものである。
即ち、図11では、キャビネット20の前面に立設される前板2の前面に大便器23が設けられ、前板2の上部には手洗器21が設けられており、その下方側の前板2にセンサー窓5が設けられて、このセンサー窓5の裏側に同様な構造により着脱可能にセンサー本体6が設置されるものである。
なお、この場合は、センサー本体6は、大便器23上に着座した人体を検知する検知センサーとして作用するものである。
2 前板
2a 化粧板
2b 石膏ボード
3 小便器
3a スプレッダー
4 カウンター
4a 庇部
5 センサー窓
5a センサー用開口
6 センサー本体
6a 感知部
6b ネジ通し片
7 取付板
8 引っ掛け金具
8a フック片
9 L字金具
9a 水平突片
11 被取付部材
11a 固定片
11b 折曲片
11c 縦溝
11d 開口
12 取付部材
12a 当接片
12c 折曲片
12d,12g,12j ネジ孔
12e 上支持片
12f 垂下片
12h 下支持片
12i 立上片
14 取付ネジ
19 透光板
20 キャビネット
23 大便器
Claims (3)
- 内部に給排水管を備えた配管収納部と、該配管収納部の前面に備えられた便器とからなる便器ユニットにおいて、前記配管収納部の前板裏面にセンサーを取り付ける構造であって、
前記前板の所定位置に開口されたセンサー窓の裏面に固設された被取付部材と、該被取付部材に対し着脱可能に固定できるセンサー本体に固設された取付部材で構成され、
前記被取付部材の厚み寸法は前記前板の厚さ以下に設定されていることを特徴とする便器ユニットのセンサー取付構造。 - 前記被取付部材は、左右両側に被取付部を有し、
該被取付部は、下方へ延びる溝を有し、
前記取付部材は、貫通孔に通した固定部材を有し、
該固定部材が前記溝に落とし込まれることで、前記センサー本体が前記前板のセンサー窓に対して位置決め固定されることを特徴とする請求項1に記載の便器ユニットのセンサー取付構造。 - 前記固定部材は固定ネジであり、前記貫通孔はネジ孔であることを特徴とする請求項2に記載の便器ユニットのセンサー取付構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006100964A JP2007270588A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 便器ユニットのセンサー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006100964A JP2007270588A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 便器ユニットのセンサー取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007270588A true JP2007270588A (ja) | 2007-10-18 |
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ID=38673669
Family Applications (1)
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-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006100964A patent/JP2007270588A/ja active Pending
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