JP2007270322A - 洗浄装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置 - Google Patents

洗浄装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007270322A
JP2007270322A JP2006100695A JP2006100695A JP2007270322A JP 2007270322 A JP2007270322 A JP 2007270322A JP 2006100695 A JP2006100695 A JP 2006100695A JP 2006100695 A JP2006100695 A JP 2006100695A JP 2007270322 A JP2007270322 A JP 2007270322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
roller
cleaning liquid
film
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006100695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4786393B2 (ja
Inventor
Koichi Saito
浩一 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2006100695A priority Critical patent/JP4786393B2/ja
Priority to PCT/JP2007/056509 priority patent/WO2007116774A1/en
Priority to US11/994,414 priority patent/US20090166189A1/en
Priority to DE112007000757T priority patent/DE112007000757B4/de
Priority to CN2007800007564A priority patent/CN101331248B/zh
Publication of JP2007270322A publication Critical patent/JP2007270322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4786393B2 publication Critical patent/JP4786393B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • B08B3/041Cleaning travelling work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B1/00Cleaning by methods involving the use of tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D17/00Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D7/00Electroplating characterised by the article coated
    • C25D7/06Wires; Strips; Foils
    • C25D7/0614Strips or foils
    • C25D7/0628In vertical cells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

【課題】めっき槽を通過したフィルムをローラで搬送する際に、ローラを少量の洗浄液で効率よく確実に洗浄し、汚れの付着やめっき液の析出を防止する。
【解決手段】めっき槽60Aから洗浄装置70Aに感光ウエブ18を搬送するローラ74、76が配置されている。ローラ74、76には、それぞれ洗浄装置200A、202Aが設けられている。洗浄装置200A、202Aは、ローラ76の下部が洗浄水205に浸漬される洗浄液受け槽204と、洗浄液受け槽204の洗浄水205の水面を一定に保つオーバーフロー堰206を備えている。ローラ76には、洗浄水205中でフレキシブルブレード212が当接している。洗浄液受け槽204には、上部の洗浄水管理槽220から導入管218、供給管216を通って洗浄水205が供給される。
【選択図】図2

Description

本発明は、帯状長尺のフィルムを複数のローラで搬送しながらフィルム導電面にめっき被膜を形成するめっき被膜付きフィルムの製造装置に用いられ、ローラを洗浄する洗浄装置、及びこの洗浄装置を備えためっき被膜付きフィルムの製造装置に関する。
従来、帯状長尺のフィルムに連続的にめっきを行う際には、複数のローラにフィルムを張架してローラの回転によりフィルムを一定方向に搬送し、めっき浴槽を通過させる。このように複数のローラでフィルムを搬送するとき、めっき浴槽の下流側でローラにめっき液成分の析出物や汚れが固着するという問題がある。
ローラを洗浄するために、例えば、特許文献1に示されるように、洗浄水を吹き付けた回転ブラシを、被洗浄ローラに接触させる構成が開示されている。また、特許文献2に示されるように、低pH状態にあるめっき液をローラに定期的にスプレーして、ローラ表面上に付着堆積した汚れを除去する方法が開示されている。
しかし、特許文献1に記載の構成では、回転ブラシの設置及び洗浄水の吹き付け装置が必要で設備的に大がかりであるため、任意の搬送ローラに設置することは極めて困難であり、回転ブラシからの飛沫の発生で装置系内が汚染されてしまう。また、洗浄水は循環で使用するため、洗浄水が経時で汚染させて、充分な洗浄効果が得られなくなる。
また、特許文献2に記載の洗浄方法では、ローラを常時清浄な状態に保つことが出来ないため、ローラに付着堆積した汚れ物によってフィルムに傷を生じさせてしまう。また、めっき液への洗浄水の混入を防ぐことが出来ず、めっき液の濃度変動が発生し、めっき品質が不安定となる。
特開2005−264193号公報 特開平5−279881号公報
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルムをローラで搬送しながらめっきを行う際に、ローラに付着しためっき液などの汚れを少量の洗浄液で効率よく確実に洗浄する洗浄装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、フィルムの導電面をカソード給電ローラに接触させ、前記導電面にめっき被膜を形成する電解めっき浴の下流側に配置され、次工程へ前記フィルムを空中搬送するローラを洗浄する洗浄装置であって、前記ローラの下部が洗浄液に浸漬される洗浄液受け槽と、前記洗浄液受け槽に洗浄液を供給する供給手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、フィルムを空中搬送するローラの下部が、洗浄液受け槽の洗浄液に浸漬されている。洗浄液受け槽には、供給手段によって洗浄液が供給されている。これにより、ローラの回転に伴い、ローラの下部が洗浄液によって洗浄され、ローラの表面が清浄な状態に保たれる。また、洗浄液はローラの下部にのみ接触するので少量で済む。このため、ローラに付着しためっき液などの汚れを少量の洗浄液で効率よく確実に洗浄することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の洗浄装置において、前記洗浄液受け槽の側部に、前記洗浄液受け槽内の洗浄液をオーバーフローさせて洗浄液量を一定に保つオーバーフロー堰を設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、洗浄液受け槽の側部にオーバーフロー堰が設けられているので、洗浄液受け槽内の洗浄液がオーバーフローして洗浄液量が一定に保たれる。このため、低コストで洗浄液受け槽内の洗浄液量を調整できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置において、前記供給手段は、水位が一定に管理された洗浄液管理槽と、前記洗浄液管理槽から各前記洗浄液受け槽までの水頭差が一定とされた送液路と、前記送液路に設けられた流量調整バルブと、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、水位が一定に管理された洗浄液管理槽を備えており、洗浄液管理槽から各洗浄液受け槽までの水頭差が一定とされた送液路を通って各洗浄液受け槽に洗浄液が供給される。送液路には流量調整バルブが設けられており、洗浄液受け槽に供給される洗浄液量が一定に保たれる。このため、洗浄液受け槽へ供給される洗浄液が不足することが抑制される。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の洗浄装置において、前記洗浄液受け槽の洗浄液内に、前記ローラの周面に当接するフレキシブルブレードを設けたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、洗浄液受け槽の洗浄液内にローラの周面に当接するフレキシブルブレードが設けられており、ローラに付着した汚れが除去され、ローラ表面にめっき液の析出物が出ることが抑制される。
請求項5に記載の発明に係るめっき被膜付きフィルムの製造装は、フィルムの導電面をカソード給電ローラに接触させ、前記導電面にめっき被膜を形成する電解めっき浴と、前記電解めっき浴の下流側に配置され、次工程へ前記フィルムを空中搬送するローラと、前記ローラを洗浄する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の洗浄装置と、を有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、電解めっき浴の下流側に、次工程へフィルムを空中搬送するローラが設けられており、ローラが請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の洗浄装置によって洗浄される。これにより、ローラに付着しためっき液などの汚れを少量の洗浄液で効率よく確実に洗浄することが可能となる。
本発明は、上記のように構成したので、長尺広幅帯状のフィルムをローラで搬送しながら連続的にめっきを行う際に、ローラに付着しためっき液や汚れを少量の洗浄液で効率よく確実に洗浄することができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、実質的に同一の機能を有する部材には全図面を通して同じ符号を付与し、重複する説明は省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る洗浄装置200Aが搭載されためっき被膜付きフィルムの製造装置10を示す概略構成図である。
このめっき被膜付きフィルムの製造装置10は、図1に示すように、露光装置12、現像装置14、洗浄装置70Aを備えた電解めっき装置16、後処理装置17及び巻取装置19から構成されている。
まず、露光装置12について説明する。露光装置12は、被めっき素材として、銀塩含有層が設けられた長尺幅広フィルムからなる光透過性感光ウエブ18を搬送しながら、所望の細線状パターン(例えば、格子状、ハニカム状などのパターン)露光を行う装置である。このパターン露光により、感光ウエブ18の銀塩含有層の露光部にはパターン化された細線状の金属銀部が形成される。
露光装置12には、光透過性感光ウエブ18の搬送路に沿って複数の搬送ローラ対20が設けられており、これらの搬送ローラ対20は、駆動ローラとニップローラとから構成される。
露光装置12には、搬送方向の最上流部に供給部が設けられている。供給部には、ローラ状に巻かれた長尺幅広の光透過性感光ウエブ18を収納するマガジン22がセットされる。光透過性感光ウエブ18には、光透過性感光ウエブ18を引き出して下流側に向けて搬送するための引出ローラ22Aが設けられている。
そして、供給部からの搬送方向下流側は、露光ユニット24が設けられている。この露光ユニット24により、光透過性感光ウエブ18に露光が行われる。露光ユニット24は、フォトマスクを利用した連続面露光ユニットであってもよく、レーザービームによる走査露光ユニットあってもよい。この走査露光ユニットとしては、ガスレーザー、発光ダイオード、半導体レーザー、半導体レーザー又は半導体レーザーを励起光源に用いた固体レーザーと非線形光学結晶を組合わせた第二高調波発光光源(SHG)等の単色高密度光を用いた走査露光方式を好ましく適用することができる。また走査露光ユニットとしては、さらにKrFエキシマレーザー、ArFエキシマレーザー、F2レーザー等を用いた走査露光方式も適用することができる。
また、走査露光ユニットをコンパクトで、安価なものにするために、露光は、半導体レーザー、半導体レーザーあるいは固体レーザーと非線形光学結晶を組合わせた第二高調波発生光源(SHG)を適用することがよい。特にコンパクトで、安価、さらに寿命が長く、安定性が高い装置を設計するためには、半導体レーザーを適用することがよい。
走査露光ユニットのレーザー光源としては、具体的には、波長430〜460nmの青色半導体レーザー(2001年3月の第48回応用物理学関係連合講演会で日亜化学発表)、半導体レーザー(発振波長約1060nm)を導波路状の反転ドメイン構造を有するLiNbO3のSHG結晶により波長変換して取り出した約530nmの緑色レーザー、波長約685nmの赤色半導体レーザー(日立タイプNo.HL6738MG)、波長約650nmの赤色半導体レーザー(日立タイプNo.HL6501MG)などが好ましく適用でききる。
なお、露光装置12は、上記構成に限られず、銀塩写真フィルムや印画紙、印刷製版用フィルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる通常の露光装置を適用することができる。
次に、現像装置14について説明する。現像装置14は、露光装置12の搬送方向の下流側に配置され、所望の細線状パターン露光が施された光透過性感光ウエブ18を現像・定着・洗浄を行う装置である。
現像装置14には、搬送方向の上流側から順に、現像槽26、漂白定着槽28、及び水洗槽30が設けられており、水洗槽30は、第1水洗槽30A、第2水洗槽30B、第3水洗槽30C、及び第4水洗槽30Dからなる。現像槽26には、例えば、現像液26Lが所定量貯蔵され、漂白定着槽28には、漂白定着液28Lが所定量貯蔵され、第1水洗槽30A〜第4水洗槽30Dには、洗浄液30Lが所定量貯蔵されている。各処理槽26〜30内のローラとガイドによって感光ウエブ18が各処理槽26〜30の液内を搬送されることで、現像・定着・洗浄の各処理が行われるようになっている。また、現像槽26の最上流側には、駆動ローラ32Aと従動ローラ32Bとを備えた搬入ローラ対32が配置されており、この搬入ローラ対32は、露光装置12から搬出される感光ウエブ18を現像液26L内に案内している。
ここで、現像・定着・洗浄の各処理は、銀塩写真フィルム、印刷製版用フィルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる通常の現像処理技術を適用することができる。現像液26L、漂白定着液28L、洗浄液30Lもこれらに準じて適宜適用することができる。例えば、現像液26Lとしては、特に限定しないが、PQ現像液、MQ現像液、MAA現像液等を用いることもでき、例えば、富士フィルム社製のCN−16、CR−56、CP45X、FD−3、パピトール、KODAK社製のC−41、E−6、RA−4、D−19、D−72などの現像液、又はそのキットに含まれる現像液、また、D−85などのリス現像液を用いることができる。なお、定着処理は、未露光部分の銀塩を除去して安定化させる目的で行われる。
また、現像液26Lには、画質を向上させる目的で、画質向上剤を含有することができる。画質向上剤としては、例えば、ベンゾトリアゾールなどの含窒素へテロ環化合物を挙げることができる。また、リス現像液を利用する場合特に、ポリエチレングリコールを使用することも好ましい。
なお、現像装置14では、各処理槽26〜30の液内を通過した感光ウエブ18は、乾燥させず現像装置14から排出されるようになっている。
次に、電解めっき装置16について説明する。電解めっき装置16は、露光・現像を施され、細線状の金属銀部が形成された感光ウエブ18に対し、電解めっき処理を施し、当該金属銀部に導電性微粒子を担持させめっき(導電性金属部)を形成する装置である。
電解めっき装置16には、感光ウエブ18の搬送方向上流側に、水洗槽30を通過した後の感光ウエブ18の水分を除去する水分除去装置40Aが配設されている。水分除去装置40Aには、感光ウエブ18の両側にエアーナイフ装置42、44が配置されており、感光ウエブ18の両側からエアーナイフを吹き付けることで、感光ウエブ18に付着した水分を除去する。
図2に示すように、水分除去装置40Aを通過した感光ウエブ18は、支持ローラ46と支持ローラ48によって案内され、感光ウエブ18の金属銀部に接触しながら給電を行うカソード給電ローラ50Aに搬送される。感光ウエブ18を挟んでカソード給電ローラ50Aと対向する位置には、感光ウエブ18の金属銀部をカソード給電ローラ50Aに押圧して接触させる弾性ローラ52Aが配設されている。この弾性ローラ52Aは、回転可能に支持された芯金の外周面にゴムなどからなる弾性体層を備えるものである。弾性体層としてウレタンゴムなどが用いられる。弾性ローラ52Aを押圧することで、感光ウエブ18とカソード給電ローラ50Aとを密着させることができる。
カソード給電ローラ50Aより感光ウエブ18の搬送方向下流側には、めっき液61で満たされためっき槽60Aが配置されている。この工程では、カソード給電ローラ50Aに接触させた感光ウエブ18の金属銀部をめっき槽60Aのめっき浴中で液中ローラ62Aにより搬送する。銅ボールを積層充填したケース64Aをアノード電極にして、カソード電極をカソード給電ローラ50Aとして、直流電源(整流器)66Aにより給電し、感光ウエブ18に層状のめっき被膜を形成する。本実施形態では、直流電源66Aにより、カソード給電ローラ50Aからアノード電極であるケース64Aへ給電し、感光ウエブ18に、0.2〜10A/dm2の電流密度となるようにしてめっき被膜を形成する。
ここで、電解めっき処理として、例えば、プリント配線板などで用いられている電解めっき技術を適用することができ、電解めっきは電解銅めっきであることが好ましい。本実施形態では、めっき液61として、電解銅めっき浴液が適用されている。電解銅めっき浴としては、硫酸銅浴、ピロリン酸銅浴、ホウフッ化銅浴等が挙げられる。電解銅めっき液に含まれる化学種としては、硫酸銅や塩化銅、めっき液の安定性、導電性を高め、均一電着性の増加を図る硫酸、アノードの溶解促進及び添加剤の補助効果作用の塩素、浴の安定化やめっき緻密性を向上させるための添加剤としてポリエチレンオキサイド、ビピリジン等が挙げられる。
なお、めっき槽60Aの下部には循環パイプ(図示省略)が連結されており、めっき槽60A内のめっき液61が循環パイプに供給され、フィルター(図示省略)を通すことでめっき液61中の異物が除去され、めっき槽60A内に戻される構成となっている。
図2に示すように、めっき槽60Aより感光ウエブ18の搬送方向下流側には、感光ウエブ18を洗浄する洗浄水71で満たされた洗浄装置70Aが配設されている。めっき槽60Aの上部と洗浄装置70Aの上方には、感光ウエブ18を空中搬送する2つのローラ74、76が略水平に設けられている。ローラ74、76は、感光ウエブ18の移動に伴って従動回転する。また、洗浄装置70A内には、液中ローラ72Aが設けられている。これにより、感光ウエブ18は、めっき槽60Aのめっき液61内を通過した後、2つのローラ74、76によって案内され、洗浄装置70Aの洗浄水71内に搬送される。洗浄装置70Aを通過した感光ウエブ18は、液中ローラ72Aと上部に配置された支持ローラ80に案内されて搬送される。
また、めっき槽60Aの上部であってローラ74より搬送方向上流側には、感光ウエブ18の表裏に圧接される1対の液絞りローラ82が配設されている。また、洗浄装置70Aの上部であって支持ローラ80より搬送方向上流側には、感光ウエブ18の表裏に圧接される1対の液絞りローラ84が配設されている。液絞りローラ82、84は、感光ウエブ18の移動に伴って従動回転する。液絞りローラ82の周面はめっき液61と接触し、液絞りローラ84の周面は洗浄水71と接触しており、液絞りローラ82、84は常に濡れた状態で使用される。液絞りローラ82、84は、例えばPVA(ポリビニルアルコール)で形成されている。液絞りローラ82によって感光ウエブ18に付着しためっき液61が絞られ、液絞りローラ84によって感光ウエブ18に付着した洗浄液71が絞られるように構成されている。
ローラ74とローラ76の下部には、ローラ74、76をそれぞれ洗浄する洗浄装置200A、202Aが設けられている。洗浄装置200Aと洗浄装置202Aは左右対称に配置されており、それぞれ同じ部材によって構成されている。ここでは、洗浄装置202Aの例を、図3に基づき説明する。
洗浄装置202Aは、図3に示すように、ローラ76の下方部に、洗浄水205が満たされた樋状の洗浄液受け槽204を備えており、ローラ76の下部が洗浄水205に浸漬されている。この洗浄液受け槽204は、ローラ76の長手方向に沿って配置され、ローラ76の全長が収まる長さに形成されている。洗浄液受け槽204の側部には、オーバーフロー堰206が設けられており、このオーバーフロー堰206の上部に切り欠き口206Aが形成されている。この切り欠き口206Aで洗浄液受け槽204内の洗浄水205をオーバーフローさせて洗浄水205の量を一定に保つように構成されている。ローラ76は、洗浄水205内に直径の1/3〜1/10が浸漬されるように設定されている。
洗浄液受け槽204のオーバーフロー堰206と隣接する側方部には、オーバーフローした洗浄水205が流れる排出路208が設けられている。排出路208の底部には、排出管210が接続されており、洗浄水205は排出管210を通って排出される。
洗浄液受け槽204内の下方部には、ローラ76の周面(長手方向面)に当接するフレキシブルブレード212が設けられている。フレキシブルブレード212は、ローラ76の回転方向に対して上流側方向に斜めに配置されており、一定の圧力でローラ76に押圧されている。フレキシブルブレード212は、洗浄水205中でローラ76の周面に当接しており、ローラ76の周面に付着した汚れや付着物を掻き落とすように構成されている。フレキシブルブレード212は、例えば樹脂やゴムで形成されている。
図2に示すように、洗浄液受け槽204には、洗浄水205を供給する供給管216が接続されている。洗浄液受け槽204の上方部には、洗浄水管理槽220が配設されており、洗浄水管理槽220内には、後述するオーバーフロー配管226によって所定の水位の洗浄水205がストックされている。洗浄水管理槽220の底部には、1本の導入管218が接続されており、導入管218から複数の供給管216に分岐されて各洗浄液受け槽204に接続されている。導入管218及び供給管216は、洗浄水管理槽220から各洗浄液受け槽204との水頭差が一定となるように構成されている。そして、洗浄水管理槽220と各洗浄液受け槽204との落差を利用して、洗浄液受け槽204内の洗浄水205が導入管218、供給管216を通って各洗浄液受け槽204に供給される。供給管216には、流量調整バルブ222が設けられ、洗浄液受け槽204に供給される洗浄水205の流量がほぼ一定に調整される。これにより、洗浄液受け槽204に供給される洗浄水205が不足することを防止できる。また、流量計が不要となり、低コスト化が可能となる。
また、洗浄水管理槽220の斜め下方側には、洗浄水205が貯蔵される洗浄水貯蔵槽224が配設されている。また、洗浄水管理槽220の側壁には、オーバーフロー配管226が接続されており、オーバーフロー配管226の他端側は洗浄水貯蔵槽224に接続されている。これにより、洗浄水管理槽220から洗浄水205がオーバーフロー配管226を通って洗浄水貯蔵槽224に排出され、洗浄水管理槽220内の洗浄水205の水位が一定に保たれる。
洗浄水貯蔵槽224には、新鮮な洗浄水205を供給する供給管228が接続されている。供給管228には、流量調整バルブ230、232が設けられている。また、洗浄水貯蔵槽224内には、洗浄水205の水面を検知するセンサ234が設けられており、センサ234で水面を検知して制御部236で流量調整バルブ230を制御することで、洗浄水205の液面レベルが調整されるようになっている。
洗浄水貯蔵槽224の底部には、洗浄水205を洗浄水管理槽220に供給する供給管238が接続されており、供給管238には、ポンプ240と流量調整バルブ242が設けられている。これにより、洗浄水貯蔵槽224内に貯蔵された洗浄水205が供給管238を通って洗浄水管理槽220に送られるようになっている。
上記構成の電解めっき装置16では、まず、長尺幅広の感光ウエブ18が矢印方向に搬送され、エアーナイフ装置42、44によって感光ウエブ18に付着した水分が除去される。その後、カソード給電ローラ50Aと弾性ローラ52Aとのニップ部で感光ウエブ18の金属銀部をカソード給電ローラ50Aに接触させた後、めっき槽60Aに搬送する。その際、銅ボールを積層、充填したケース64Aをアノード電極とし、カソード給電ローラ50Aをカソード電極として、直流電源66Aにより給電し、感光ウエブ18の金属銀部の電解めっきにより銅めっき被膜を形成する。さらに、感光ウエブ18は、めっき槽60Aを通過した後、ローラ74、76によって案内されて洗浄装置70Aに搬送され、感光ウエブ18に付着しためっき液が洗浄水71によって洗浄される。
また、電解めっき装置16では、ローラ74、76を洗浄する洗浄装置200A、202Aが設けられている。洗浄装置200A、202Aでは、供給管228から新鮮な洗浄水205が洗浄水貯蔵槽224に供給され、洗浄水貯蔵槽224内に貯蔵された洗浄水205は、供給管238を通って洗浄水管理槽220に一旦ストックされる。この洗浄水管理槽220では、オーバーフロー配管226によって洗浄水205が所定の水位に保たれている。そして、洗浄水管理槽220と各洗浄液受け槽204との落差を利用して、洗浄液受け槽204内の洗浄水205が導入管218、供給管216を通って各洗浄液受け槽204に供給される。その際、流量調整バルブ222によって、各洗浄液受け槽204に供給される洗浄水205の流量がほぼ一定に調整される。
洗浄液受け槽204では、オーバーフロー堰206によって洗浄水205の量が一定に保たれており、回転するローラ74、76の下部がそれぞれ浸漬されている。これにより、ローラ74、76の周面が洗浄水205によって洗浄され、ローラ74、76の周面に付着しためっき液や汚れが除去される。また、ローラ74、76の周面には、フレキシブルブレード212が当接しており、ローラ74、76の表面に付着した汚れが掻き取られる。このため、ローラ74、76の周面が清浄な状態に保たれる。
洗浄液受け槽204からオーバーフロー堰206によってオーバーフローした洗浄水205は、排出路208を流れて排出管210から排出される。
このような洗浄装置200A、202Aでは、ローラ74、76に付着しためっき液や汚れを少量の洗浄水205で効率よく確実に洗浄することができる。このため、ローラ74、76の汚れやめっき液成分の析出物によって感光ウエブ18に傷などが発生することが抑制される。
図示を省略するが、電解めっき装置16では、水分除去装置40Aと、カソード給電ローラ50Aと、めっき槽60Aと、洗浄装置70Aとを備えたユニットが複数配置されており(本実施形態では8ユニット)、上記のような工程が複数回繰り返されることで、感光ウエブ18に所定の厚みの銅めっきが形成される。
さらに、感光ウエブ18の搬送方向下流側には、ニッケルめっきを施すための水分除去装置40Bと、カソード給電ローラ50Bと、めっき槽60Bと、洗浄装置70Bとを備えたユニットが複数配置されており(本実施形態では8ユニット)、上記と同様の工程が複数回繰り返されることで、感光ウエブ18に所定の厚みのニッケルめっきが形成される。
次いで、図1に示すように、フィルム張力を検出できるローラ125を介して、めっき液を除去する水洗部114、めっき被膜を保護する防錆処理液117の入った防錆処理部116を経て、過剰な防錆処理液を除去する水洗部118を経て、水分を除去する乾燥炉をもつ乾燥工程部120を経て、速度調整部121を経て、バランスローラ部122を経て、張力調整された後、アキュムレータ123を通してローラ状フィルム124とする。こうしてめっき被膜付きフィルムが得られる。
実質的なフィルム搬送張力は、5N/m以上200N/m以下とすることが好ましい。実際に張力を5N/m未満にすると、フィルムが蛇行し始め、搬送経路の制御がうまくいかなかった。また200N/mを超えると、フィルムの形成されるめっき被膜金属が内部歪みを持つために、製品にカールが発生するなどの問題があった。
搬送張力制御は、張力検出ローラ125を用いて、搬送張力を検出し、この張力値が一定になるように速度調整部121によって速度を増減させるフィードバック制御を行うと良い。
このようにして、感光ウエブ18の細線状金属銀部にめっき(導電性金属部)が形成される。このような工程により、めっき被膜付きフィルムを得ることができる。
なお、電解めっき装置16のめっき槽の数は、所望のめっき膜厚(導電性金属部の厚み)に応じて8セット以上増設してもよい。この数に応じて、所望のめっき膜厚(導電性金属部の厚み)を容易に得ることができる。
次に、感光ウエブ18について説明する。被めっき素材としての感光ウエブ18は、例えば、光透過性支持体上に銀塩(例えばハロゲン化銀)が含有した銀塩含有層を設けた、感光材料からなる長尺幅広フレキシブル基材である。また、銀塩含有層上には保護層が設けられていてもよく、この保護層とは例えばゼラチンや高分子ポリマーといったバインダーからなる層を意味し、擦り傷防止や力学特性を改良する効果を発現するために銀塩含有層上に形成される。保護層の厚みは0.02〜20μmであることが好ましく、より好ましくは0.1〜10μmであり、さらに好ましくは0.3〜3μmである。
これらの銀塩含有層や保護層の組成などは、銀塩写真フィルム、印画紙、印刷製版用フィルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等に適用されるハロゲン化銀乳剤層(銀塩含有層)や保護層を適宜適用することができる。
特に、感光ウエブ18(感光材料)としては、銀塩写真フィルム(銀塩感光材料)が好ましく、白黒銀塩写真フィルム(白黒銀塩感光材料)が最もよい。また、銀塩含有層に適用する銀塩としては、特にハロゲン化銀が最も好適である。
一方、光透過性支持体としては、単層のプラスチックフィルムや、これを2層以上組み合わせた多層フィルムを適用することができる。プラスチックフィルムの原料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、及びポリエチレンナフタレートなどのポリエステル類;ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、EVAなどのポリオレフィン類;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどのビニル系樹脂;その他、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリサルホン(PSF)、ポリエーテルサルホン(PES)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド、ポリイミド、アクリル樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)などを用いることができる。
これらの中でも、透明性、耐熱性、取り扱いやすさ及び価格の点から、支持体としてのプラスチックフィルムは、銀塩写真フィルム(銀塩感光材料)に通常適用されるポリエチレンテレフタレートフィルムやセルロールトリアセテートフィルム、また、その他、ポリイミドフィルムであることが好ましい。特に、ポリエチレンテレフタレートフィルムであることが最も好ましい。
また、ディスプレイ用の電磁波遮蔽材では透明性が要求されるため、支持体の透明性は高いことが望ましい。この場合における光透過性支持体の全可視光透過率は70〜100%が好ましく、さらに好ましくは85〜100%であり、特に好ましくは90〜100%である。
感光ウエブ18の幅は、例えば、50cm以上とし、厚みは50〜200μmとすることがよい。
また、感光ウエブ18には、露光・現像後、その露光部に金属銀部が形成されるが、この金属銀部に含まれる金属銀の質量が、露光前の露光部に含まれていた銀の質量に対して50質量%以上の含有率であることが好ましく、80質量%以上であることがさらに好ましい。露光部に含まれる銀の質量が露光前の露光部に含まれていた銀の質量に対して50質量%以上であれば、その後の電解めっき処理で高い導電性を得ることができるため好ましい。
露光及び現像処理により形成された金属銀部に導電性を付与するために、上述の電解めっき装置16によって、金属銀部に導電性金属粒子を担持させる電解メッキ処理を行う。すなわち、めっき被膜付きフィルムの製造装置10では、被めっき素材として、銀塩含有層が設けられた光透過性感光ウエブ18を用い、これの銀塩含有層に露光・現像を行って被めっき部として所望の細線状金属銀部を形成する。この細線状金属銀部は、銀塩含有層に露光・現像して形成されるため、非常に細い細線でパターン化された細線状金属銀部となる。このような光透過性感光ウエブ18に対し、電解めっき処理を施すと、細線状金属銀部上に導電性粒子が担持され、これが導電性金属部となる。このため、得られる電磁波遮蔽材料は、非常に細い細線でパターン化された細線状金属部と大面積の光透過部とを有することとなる。
このようなめっき被膜付きフィルムの製造装置10では、感光ウエブ18を搬送するローラ74、76を洗浄する洗浄装置200A、202Aが設けられているので、めっき槽60Aより感光ウエブ18が搬出されるとき、ローラ74、76にめっき液が付着し、めっき液成分が析出固着することが抑制される。このため、ローラ74、76表面の析出物などにより発生する感光ウエブ18の傷や塵状の固形物の付着がなく、高品質のめっきが得られる。
また、洗浄装置200A、202Aによって、少量の洗浄水205でローラ74、76及び感光ウエブ18を連続的に効率よく確実に洗浄することができる。このため、めっき時の洗浄処理等の負荷が大幅に低減され、生産効率が向上を図ることができ、安価に製品を提供できる。
なお、本実施形態では、ローラ74、76が浸漬される洗浄液受け槽204の洗浄液205をオーバーフローさせて排出したが、下流側のローラ76が浸漬される洗浄液受け槽204は、洗浄液205を循環使用する構成としても良い。
なお、本実施形態では、洗浄液として洗浄水205を使用したが、水に限らず、アルカリ洗浄液、酸性洗浄液など、他の洗浄液を使用可能である。
本発明の一実施形態におけるめっき被膜付きフィルムの製造装置を示す概略縦断面図である。 図1に示す製造装置で用いられる電解めっき装置に配設されるローラの洗浄装置を示す概略断面図である。 図2に示すローラの洗浄装置の洗浄液受け槽付近を示す部分拡大図である。
符号の説明
10 めっき被膜付きフィルム製造装置
18 感光ウエブ(フィルム)
60A めっき槽
60B めっき槽
61 めっき液
70A 洗浄装置
70B 洗浄装置
74 ローラ
76 ローラ
200A 洗浄装置
202A 洗浄装置
204 洗浄液受け槽
205 洗浄水(洗浄液)
206 オーバーフロー堰
208 排出路
212 フレキシブルブレード
216 供給管(送液路)
218 導入管(送液路)
220 洗浄水管理槽(洗浄液管理槽)
222 流量調整バルブ
224 洗浄水貯蔵槽
226 オーバーフロー配管
238 供給管
240 ポンプ

Claims (5)

  1. フィルムの導電面をカソード給電ローラに接触させ、前記導電面にめっき被膜を形成する電解めっき浴の下流側に配置され、次工程へ前記フィルムを空中搬送するローラを洗浄する洗浄装置であって、
    前記ローラの下部が洗浄液に浸漬される洗浄液受け槽と、
    前記洗浄液受け槽に洗浄液を供給する供給手段と、
    を有することを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記洗浄液受け槽の側部に、前記洗浄液受け槽内の洗浄液をオーバーフローさせて洗浄液量を一定に保つオーバーフロー堰を設けたことを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記供給手段は、水位が一定に管理された洗浄液管理槽と、
    前記洗浄液管理槽から各前記洗浄液受け槽までの水頭差が一定とされた送液路と、
    前記送液路に設けられた流量調整バルブと、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記洗浄液受け槽内の下部に、洗浄液中で前記ローラの周面に当接するフレキシブルブレードを設けたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の洗浄装置。
  5. フィルムの導電面をカソード給電ローラに接触させ、前記導電面にめっき被膜を形成する電解めっき浴と、
    前記電解めっき浴の下流側に配置され、次工程へ前記フィルムを空中搬送するローラと、
    前記ローラを洗浄する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の洗浄装置と、
    を有することを特徴とするめっき被膜付きフィルムの製造装置。
JP2006100695A 2006-03-31 2006-03-31 洗浄装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置 Expired - Fee Related JP4786393B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006100695A JP4786393B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 洗浄装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置
PCT/JP2007/056509 WO2007116774A1 (en) 2006-03-31 2007-03-20 Washing apparatus and apparatus for fabricating plating-filmed web
US11/994,414 US20090166189A1 (en) 2006-03-31 2007-03-20 Washing apparatus for fabricating plating-filmed web
DE112007000757T DE112007000757B4 (de) 2006-03-31 2007-03-20 Vorrichtung zum Herstellen einer Bahn mit einem Plattierungsfilm
CN2007800007564A CN101331248B (zh) 2006-03-31 2007-03-20 清洗装置及镀膜料片制造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006100695A JP4786393B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 洗浄装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007270322A true JP2007270322A (ja) 2007-10-18
JP4786393B2 JP4786393B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=38581070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006100695A Expired - Fee Related JP4786393B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 洗浄装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090166189A1 (ja)
JP (1) JP4786393B2 (ja)
CN (1) CN101331248B (ja)
DE (1) DE112007000757B4 (ja)
WO (1) WO2007116774A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1975698A1 (en) 2007-03-23 2008-10-01 FUJIFILM Corporation Method and apparatus for producing conductive material
WO2009125854A1 (ja) 2008-04-11 2009-10-15 富士フイルム株式会社 車両灯具用前面カバー及び車両灯具用前面カバーの製造方法、並びに、電熱構造
WO2009125855A1 (ja) 2008-04-11 2009-10-15 富士フイルム株式会社 発熱体
WO2009139458A1 (ja) 2008-05-16 2009-11-19 富士フイルム株式会社 導電性フイルム及び透明発熱体
WO2009142150A1 (ja) 2008-05-19 2009-11-26 富士フイルム株式会社 導電性フイルム及び透明発熱体
KR101141053B1 (ko) * 2009-11-23 2012-05-03 (주)승진기계 롤러 도금장치
JP2013245390A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 連続めっき装置および連続めっき方法
KR20150117924A (ko) * 2014-04-11 2015-10-21 한국기계연구원 전도성 금속 필름 전극 제조장치
US10228782B2 (en) 2013-03-04 2019-03-12 Fujifilm Corporation Transparent conductive film and touch panel
CN112626581A (zh) * 2020-12-10 2021-04-09 厦门海辰新材料科技有限公司 电镀装置及导电基膜的镀膜方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102086527B (zh) * 2009-12-04 2014-08-20 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 镀膜装置
CN102095482B (zh) * 2010-11-09 2015-04-01 深圳市爱康生物科技有限公司 一种洗液检测管理装置和洗液检测管理方法
US9487880B2 (en) * 2011-11-25 2016-11-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Flexible substrate processing apparatus
GB2518387B (en) * 2013-09-19 2017-07-12 Dst Innovations Ltd Electronic circuit production
CN104087991B (zh) * 2014-06-24 2016-08-17 河北钢铁股份有限公司邯郸分公司 一种电镀锌转向辊耐指纹液清理装置及清理方法
CN113546885A (zh) * 2021-07-23 2021-10-26 江西铜博科技有限公司 一种铜箔电解池自动清理装置
CN113560266B (zh) * 2021-09-28 2021-12-24 常州恒锌禹晟智能装备股份有限公司 膜萃取清洗用输送系统以及张力自适应调节方法
CN114669525A (zh) * 2022-03-22 2022-06-28 重庆聚辉电镀有限公司 一种用于新能源汽车配件制造的铜件电镀前处理装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185273U (ja) * 1983-05-30 1984-12-08 新日本製鐵株式会社 電気メツキ用通電ロ−ルの附着金属除去装置
JPH067256B2 (ja) * 1986-07-10 1994-01-26 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀写真感光材料の自動現像装置
DE3624481A1 (de) * 1986-07-19 1988-01-28 Schering Ag Anordnung zur elektrolytischen behandlung von plattenfoermigen gegenstaenden
EP0491049B1 (en) * 1990-07-09 1996-01-24 Fuji Photo Film Co., Ltd. Device for processing silver halide photosensitive material
JPH05279881A (ja) 1992-04-01 1993-10-26 Sumitomo Metal Ind Ltd 洗浄水絞りロールの洗浄方法
JP2942663B2 (ja) * 1992-07-14 1999-08-30 富士写真フイルム株式会社 感光材料処理装置
US5360525A (en) * 1993-03-16 1994-11-01 United Foils Inc. Apparatus for making metal foil
JP2000297397A (ja) * 1999-02-10 2000-10-24 Canon Inc 電析方法
JP2005264193A (ja) 2004-03-16 2005-09-29 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 電気めっき装置および電気めっき方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1975698A1 (en) 2007-03-23 2008-10-01 FUJIFILM Corporation Method and apparatus for producing conductive material
WO2009125854A1 (ja) 2008-04-11 2009-10-15 富士フイルム株式会社 車両灯具用前面カバー及び車両灯具用前面カバーの製造方法、並びに、電熱構造
WO2009125855A1 (ja) 2008-04-11 2009-10-15 富士フイルム株式会社 発熱体
WO2009139458A1 (ja) 2008-05-16 2009-11-19 富士フイルム株式会社 導電性フイルム及び透明発熱体
WO2009142150A1 (ja) 2008-05-19 2009-11-26 富士フイルム株式会社 導電性フイルム及び透明発熱体
KR101141053B1 (ko) * 2009-11-23 2012-05-03 (주)승진기계 롤러 도금장치
JP2013245390A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 連続めっき装置および連続めっき方法
US10228782B2 (en) 2013-03-04 2019-03-12 Fujifilm Corporation Transparent conductive film and touch panel
US10684710B2 (en) 2013-03-04 2020-06-16 Fujifilm Corporation Transparent conductive film and touch panel
KR20150117924A (ko) * 2014-04-11 2015-10-21 한국기계연구원 전도성 금속 필름 전극 제조장치
KR101659462B1 (ko) 2014-04-11 2016-09-23 한국기계연구원 전도성 금속 필름 전극 제조장치
CN112626581A (zh) * 2020-12-10 2021-04-09 厦门海辰新材料科技有限公司 电镀装置及导电基膜的镀膜方法
CN112626581B (zh) * 2020-12-10 2024-03-29 厦门海辰新材料科技有限公司 电镀装置及导电基膜的镀膜方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4786393B2 (ja) 2011-10-05
US20090166189A1 (en) 2009-07-02
CN101331248B (zh) 2010-11-03
CN101331248A (zh) 2008-12-24
DE112007000757T5 (de) 2009-01-29
WO2007116774A1 (en) 2007-10-18
DE112007000757B4 (de) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4786393B2 (ja) 洗浄装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置
JP4841996B2 (ja) 洗浄装置、めっき被膜付きフィルムの製造装置、洗浄方法及びめっき被膜付きフィルムの製造方法
JP2007270321A5 (ja)
JP2006348351A (ja) めっき被膜付きフィルムの製造装置及び方法
JP2006283133A (ja) 光透過性導電性材料の製造装置及び製造方法、並びに、電解めっき装置及び電解めっき方法
JP2006286410A (ja) 光透過性導電性材料の製造装置及び製造方法
JP2008248337A (ja) 通電処理装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置
JP4817802B2 (ja) 搬送処理装置
JP2008080270A (ja) 洗浄液切り乾燥装置、めっき被膜付きフィルムの製造装置及び洗浄液切り乾燥方法
JP2009256757A (ja) フィルム支持装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置
JP5079269B2 (ja) 搬送装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置
JP2009003418A (ja) 感光材方向転換部材及び現像処理装置
JP4805195B2 (ja) 軸受体、液切り装置及びめっき被膜付きフィルムの製造装置
JP2008147507A (ja) 電磁波シールド材ロール体及びその製造方法、ディスプレイ用電磁波シールドフィルム
KR20080102994A (ko) 감광 재료 현상 방법 및 도전층 부착 필름 제조 방법
JP5171383B2 (ja) 感光材現像処理方法、導電膜付きフィルムの製造方法及び感光材現像処理装置
JP2008163407A (ja) めっき装置、液中ロール、およびフィルムのめっき方法
JP4033983B2 (ja) 印刷版処理装置
WO2022224886A1 (ja) 湿式処理装置およびフレキシブルプリント基板の製造方法
JPH0971882A (ja) 金属薄板の処理装置
JPH1090913A (ja) 基板処理装置
JP2007080901A (ja) 電磁波シールド材ロール体の製造方法
JP2004018948A (ja) めっき被膜付きフィルムの製造方法
JP2010209399A (ja) めっき処理装置
JP2009080415A (ja) 導電性材料の処理方法、導電性材料形成方法及び導電性材料の処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4786393

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees