JP2007269354A - 包装容器 - Google Patents

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Kunihiko Sakiyama
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Abstract

【課題】本発明は蓋付きの箱体を台紙に固定することにより蓋が容易に開かないようにすると共に、商品に関する説明の全てを別途印刷された用紙を箱の中に入れなくても購入客が確認できる包装容器を得るにある。
【解決手段】クリヤシートを折り曲げて形成し開閉できる蓋を設けた箱体と、該箱体の底板の少なくとも一対の対向する両端に水平に設けた係止片と、前記箱体を保持する台紙と、該台紙に設けた前記係止片を固定する固定手段とで包装容器を構成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、板状のシートを一体的に折り曲げて形成し、商品を収納して店頭に陳列する蓋付きの包装容器に関する。
従来、厚紙を折り曲げて箱体を形成し、吊り下げ片の折り返し部に連接して係止片を設け、蓋には前記係止片を差し込む係止穴を設けた包装容器において、商品を収納した後閉じた蓋の係止穴に前記係止片を差し込むことにより折り返し部が蓋に当接して蓋の閉鎖が外れにくいように保持する技術が知られている。(例えば、特許文献1参照)
特許公開2001−97447号公報(第5頁、4図)
また、図12のように厚紙或いはクリヤシートを折り曲げて形成した箱体と、該箱体の開口部の上板から連接して設けた蓋と、該蓋の先端部に折り目を付けて連接した差し込み片とからなる包装容器では、前記蓋と差し込み片の連接部の折り目の両端にスリットを形成している。
この構成からなる包装容器では、蓋を閉めると差し込み片が箱体の底板内面に沿って差し込まれ、差し込みが完了すると箱体の両側板から連接して開口部の内側に向けて設けた補助蓋が前記スリットに割り込んで蓋が係止されるので、蓋が容易に開かないように保持される技術が知られている。
しかし、特許文献1によれば、吊り下げ片の折り返し部に連接した係止片を蓋片に設けた係止穴に差し込むことにより折り返し部が蓋片に当接して蓋片が開かないように保持しているが、商品を入れて蓋を閉める時に吊り下げ片と切り込み片をくの字に曲げ、さらに吊り下げ片を折り曲げて行きながら係止穴に係止片を差し込み、さらに吊り下げ部を完全に折るという一連の作業をしなければならないという煩わしさがあった。
また、吊り下げ片を完全に折っても、折り曲げ部のスプリングバックで吊り下げ片は切り込み片を残して前方へ浮いてしまうので見栄えが悪いという欠点があった。
また、図12のような従来の包装容器は、店頭で購入客が箱の中の商品を見るために取り出そうとして蓋を開けるか、或いは包装するときに一度包装した商品の配置や方向を変える為に蓋を開けるか、或いは商品の入れ替え作業をするため蓋を開けると、蓋と補助蓋の係止した部分のどちらかが折れ曲がって変形或いは破損するので、新しい箱を用意しなければならないという欠点があった。
前述の従来技術により製作された比較的小さい包装容器では、購入客に商品をアピールする字句や商品の特徴、取り扱い説明等を容器の外表に表示するには外表面積が少ないため表示量に限界があるので、取り扱い説明書或いは保証書の用紙は別途製作し、折り畳んで包装容器の中に入れなければならないから、用紙の製作費用とこの用紙を折り畳んで収納する手間がかかるという欠点があった。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、透明の樹脂シートを折り曲げて形成した蓋付きの箱体を台紙に固定することにより、蓋が容易に開かないようにすると共に商品に関する説明の全てを別途の用紙を使わなくても購入客が確認できる包装容器を提供することを目的としている。
上記目的を達成する為に、本発明はクリヤシートを折り曲げて形成し開閉できる蓋を設けた箱体と、該箱体の底板の少なくとも一対の対向する両端に水平に設けた係止片と、前記箱体を保持する台紙と、該台紙に前記係止片を固定する固定手段とで包装容器を構成している。
本発明によれば次のような効果が得られる。
請求項1において、クリヤシートを折り曲げて形成し開閉できる蓋を設けた箱体と、該箱体の底板の少なくとも一対の対向する各稜に水平に設けた係止片と、前記箱体を保持する台紙と、該台紙に設けた前記係止片を固定する固定手段とで包装容器を構成しているので、箱体を台紙に保持することにより箱体の表面だけでなく台紙の表面も利用して商品説明の字体を大きくすることや、多くの説明字句を表示することが出来る。
従って、箱体のみの包装と比べて商品を陳列した時に購入者に強く印象付けできるので、購買意欲を高めることが出来るという効果が得られる。
また、商品説明等を台紙の裏に記載すれば、商品説明書を別途製作する作業や、この説
明書を折り畳んでケースの中に入れ込む作業が不要になるので、説明書の製作費用や包装
作業時間が短縮できるという効果が得られる。
請求項2において、クリヤシートを折り曲げて形成した箱体と、該箱体両端の開口部の
上板縁に折り目を施して下方へ連接して形成した開閉できる蓋と、箱体の底板の両端開口
部側を延長して設けた一対の対向する係止片と、前記箱体を保持する台紙と、該台紙を箱
体の平面外形状に合わせて切り抜いて形成した箱体の保持穴とで包装容器を構成している
ので、箱体を台紙に保持することにより箱体の表面だけでなく台紙の表面も利用して広い
面積を印刷表示に利用できる。
従って請求項1と同様の効果が得られる。
また、箱体を台紙に固定した後蓋を開けた状態で折り畳むことが出来るのでかさばらないから、輸送或いは保管の所要容積が少なくて済むという効果が得られる。
請求項3において、クリヤシートを折り曲げて形成した箱体と、該箱体両端の開口部の上板縁に折り目を施して下方へ連接して形成した開閉できる蓋と、箱体の底板の両端開口部側を延長して設けた一対の対向する係止片と、前記箱体を保持する台紙と、該台紙を箱体の平面外形状に合わせて切り抜いて形成した箱体を挿入する保持穴とで包装容器を構成しているので、箱体を台紙の裏側から保持穴に挿入して係止片を台紙の裏面に密着固定させた後蓋を閉じた時、蓋の下端が保持穴の切り抜かれた断面と干渉させるように蓋の長さを設定しているので、蓋を閉めると蓋の先端が台紙の上面から保持穴へ落ち込むようになる。
従って、蓋に開く方向の力が作用しても台紙の保持穴の切り抜きかれた断面は蓋の下端が当接してストッパーの役割を果たすので開く方向には移動できないから、箱体の上板縁と蓋の折り目にスプリングバックが発生しても蓋は開くことがないという効果がある。
請求項4において、クリヤシートを折り曲げて形成し開閉できる蓋を設けた箱体と、該箱体両端の開口部の上板縁に折り目を施して下方へ連接して形成した蓋と、箱体の底板の両端開口部側を延長して設けた一対の対向する係止片と、箱体を保持する台紙と、前記一対の係止片の位置に対応して前記台紙に形成した一対の切り込み部とで包装容器を構成しているので、箱体の一対の対向する係止片を切り込み部にそれぞれ差し込むことにより台紙が箱体を保持することができる。
従って、前記請求項2と同様な効果が得られる。
請求項5において、クリヤシートを折り曲げて形成し開閉できる蓋を設けた箱体と、該箱体両端の開口部の上板縁に折り目を施して下方へ連接して形成した蓋と、箱体の底板の両端開口部側を延長して設けた一対の対向する係止片と、前記箱体を保持する台紙と、前記一対の係止片の位置に対応して前記台紙に形成した一対の切り込み部とで包装容器を構成しているので、切り込み部は係止片により係止片の上に押し上げられ、蓋を閉じた時係止片の上に押し上げられた切込み部の断面と蓋の下端を当接させるように蓋の長さを設定しているので、蓋を閉めると蓋の下端が切り込み部の台紙の上面から切り込み部へ落ち込むようになる。
従って、蓋に開く方向の力が作用しても切り込み部の台紙断面は蓋の下端が当接してストッパーの役割を果たすので蓋は開く方向には移動できない。
従って、前記請求項3と同様な効果が得られる。
請求項6において、クリヤシートを板状のシート材料(例えば、不透明の樹脂、厚紙)に代えて請求項1、請求項2、請求項3と同様の包装容器を構成している。
従って、請求項1、請求項2、請求項3と同様の効果が得られる。
本発明は、図1に示すクリヤシートを折り曲げて形成した箱体1と、箱体1の両端の開口部の上板縁に折り目11、11を施して下方へ連接して形成した蓋8、8と、該箱体1の底板6の一対の対向する両端に水平に設けた係止片2、2と、箱体1の平面外形状に合わせて箱体1を挿入する保持穴5を切り抜いて形成した台紙4aと、箱体1を台紙4aに固定するカバー台紙4bとで実施の主たる形態を構成している。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1における本発明の第1の実施の形態において、クリヤシートを折り曲げて箱体1を形成し、箱体1の両端の開口部の上板縁に折り目11、11を施して下方へ連接して開閉できる蓋8、8を設け、箱体1の底板6の開口部側の対向する両端を水平に延長して一対の係止片2、2を設けている。
箱体1を保持する台紙4aには箱体1の平面外形状に合わせて保持穴5が切り抜いて形成され、箱体1を台紙4aの裏側から保持穴5に挿入して係止片2、2を台紙1の裏面に密着させた後、台紙4aにカバー台紙4bを接着固定することにより係止片2、2を固定している。カバー台紙4bは係止片2、2も一緒に接着固定しても良い。
カバー台紙4bに代わり、接着テープで係止片2、2と台紙4aを一緒に貼り付けて固定するか、或いは台紙4aと係止片2、2の間に両面接着テープを挟んで接着固定しても良い。
商品を収納するときは蓋8、8を開けて(片方の蓋だけでも良い)商品を入れ、蓋8、8の先端に連接してL字に折り返した差し込み部9、9を設けて箱体1の中へ差し込みながらさらに蓋8、8を閉めると、蓋8、8の下端が台紙4aの上面を滑りながら保持穴5へ落ち込むように蓋8の長さを設定している。
従って、蓋8、8に開く方向の力が作用しても保持穴5の台紙断面は蓋の下端が当接してストッパーの役割を果たすので蓋8、8は開く方向には移動できない。
従来、クリヤシートを折り曲げて形成した箱体(以下クリヤケースという)の単体だけを包装容器として使う時は、購入者が中の商品を理解するのに効果のある表示場所は主として上面に限られてしまうが、本発明では主として箱体1の上面にだけではなく、台紙4aの表面も含め両方の広いスペースにも商品の識別や商品の特徴を表現する字句を印刷できるので、従来のクリヤケース単体だけよりもさらに購入者に強い印象付けが出来る。
また、従来のクリヤケース単体の場合は商品の取り扱い説明或いは注意書きは、印刷した用紙をクリヤケースの中に入れなければならなかったが、本実施例ではカバー台紙4bの表になる面(固着面と反対の面)に商品の取り扱い説明等を印刷するための十分なスペースがあるので、クリヤケース単体の場合のように印刷物を別途製作する費用やこの印刷物をケースに詰め込む作業が省けるという効果が得られる。
また、本実施の形態の包装容器は、蓋8、8及び差し込み部9、9を伸ばし、箱体1を押して畳むことが出来るので、重ねてもかさばらないから輸送や保管が楽であるという効果が得られる。
図2は箱体1を台紙4aの保持穴5に挿入して係止片2、2を台紙4aに固着させた時の側面の断面図である。図2の(a)は箱体1を台紙4aの裏側から保持穴5に挿入して係止片2、2を台紙4aの裏面に密着固定させ蓋8、8が開いている状態である。
蓋8、8を閉じた時、蓋8、8の下端が保持穴5の切り抜かれた断面10に干渉させるように蓋8、8の長さを設定しているので、蓋8、8を閉じると少し撓みながら下端が台紙4aの上面を滑り図2の(b)に示すように台紙4aの上面から保持穴5に落ち込む。
従って、蓋8、8に開く方向の力が作用しても台紙4aの保持穴5の断面10に当接して断面10がストッパーの役割を果たすので、蓋8、8は開く方向には移動できないから、箱体1の上板縁と蓋8、8の折り目11、11にスプリングバックが発生しても或いは中の商品の重量が蓋8、8を開ける方向に作用しても蓋8、8は開くことがないという効果がある。
また、購入者が購入した後開封する時は、箱体1の開口部側に当たる保持穴5の1辺の
位置で台紙4aを山折りに折れば、蓋8、8の下端が当接する断面10が逃げるので蓋8、
8を簡単に開けることが出来る。
次に本発明の異なる実施の形態について説明する。
なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当たって、前記本発明の実施例1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図3における本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、一枚の台紙本体4の中央に折れ曲がり筋を入れておき、片側半分を台紙4aとして箱体1の保持穴5を設け、もう一方の半分をカバー台紙4bとする。
箱体1を図のように保持穴5に挿入して係止片2、2を台紙4aに密着させた後、台紙本体4を中央から山折りにしてカバー台紙4bを台紙4aの裏側に固着させている。
従って、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
台紙本体4の中央に折れ曲がり筋を入れておくことにより台紙4aとカバー台紙4bの位置合わせが楽に出来る。
また、台紙本体4は山折りにすると裏面が張り合わせされるので、山折りする前におもて面のみに印刷を施すだけで良いが、カバー台紙4bの裏面が保持穴5を通して部分的に見えるのを防ぎたい場合は、箱体1の底板6に模様や字柄を印刷するか、或いはカバー台紙4bの切り抜かれた台紙片を箱体の底板とカバー台紙の間に入れ保持穴5の位置に合わせて固定すれば良い。
図4における本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、箱体1の底板6を延長して設けられた係止片2、2をさらに横方向に延長して補助係止片2a、2aを設けている。
クリヤシートの厚さを薄くすると、箱体1の底板6の中央付近に持ち上げる力が作用した時底板6と係止片2、2が撓んで係止片2、2が台紙4aから抜け出す可能性があるが、横へ張り出した補助係止片2a、2aが台紙4aに引掛かる為ストッパーの役割を果たすので係止片2、2は抜け出すことは無い。
従って、本発明の第3の実施の形態においても前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図5における本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異なる点は、箱体1の対向する係止片2、2の方向と直角の方向の底板6の対向する両端付近を図のように外側へ水平に切り起こして係止片3、3を設けている。
クリヤシートの厚さを薄くすると、箱体1の底板6の中央付近に持ち上げる力が作用した時底板6が撓んで係止片2、2が台紙4aから抜け出す可能性があるが、係止片3、3も係止片2、2と同様に固着されているので底板6が撓むことは無い。
従って、前記本発明の第3の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図6における本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、係止片2、2に代わって底板6の対向する両端付近を図のように外側へ水平に切り起こして係止片2b、2bを形成している。
従って、本発明の第5の実施の形態においても、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
この場合、蓋8、8の差し込み部9、9は箱体1の上部に差し込むことになり、蓋8、8が開く方向には当接するものがないので、開蓋は容易である。
図7における本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、箱体1の側板7、7の底板付近を図のように外側へ水平に切り起こし係止片3a、3aを形成している。
従って、本発明の第6の実施の形態においても、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図8における本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、箱体1の上面の4辺に沿って連接する板を下方に折り曲げて対向する側板7a、7aおよび対向する蓋8、8を形成し、その先をL字に折り返して図のように係止片3c、3c及び差し込み片9、9を形成して箱体1を構成しており、底板6は省かれている。
箱体1を台紙4aの保持穴5に挿入して係止片3c、3cが台紙4aの裏面に密着したらカバー台紙4bを台紙4a及び係止片3c、3cに固着させることにより箱体1を保持することが出来る。
図9の(a)に示す蓋8、8を閉じた時は、蓋8、8の下端が保持穴5の切り抜かれた断面10と干渉させるように蓋8、8の長さを設定している。蓋8、8は閉じると下端が台紙4aの上面を撓んで滑りながら図9の(b)に示すように保持穴5に落ち込むので、蓋8、8に開く方向の力が作用しても断面10に当接して断面10がストッパーの役割を果たすから蓋8、8は開くことはない。
従って、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
また、図8において蓋8の差し込み部9は折り返しを逆に外側へ折り返せば係止片の役割をなすので、台紙4aとカバー台紙4bに挟まれて蓋8、8は開閉できなくなるから、店頭へ陳列中に蓋を開けて欲しくない商品を収納するのに適している。
図10における本発明の第8の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、箱体1の係止片2、2の配置に対応するように台紙4aに係止片2、2を挿入する切り込み部12、12を形成し、係止片2、2をそれぞれ対応する切込み部12、12に挿入している。
係止片2、2を挿入する時は箱体1を押し畳めば凸状に撓めることが出来るので、切り込み部12、12に挿入可能となる。
挿入後は畳んだ箱体1を起こして箱状にすることにより側板7、7が梁の役割を果たすため底板6は凸状に撓むことができなくなるので、台紙4aにしっかりと固定される。
図11の(a)図は係止片2、2が切り込み部12、12に挿入された状態の断面図である。
切り込み部12、12に係止片2、2が入り込むと、切り込み部12、12の台紙の部分が係止片2、2の上に浮き上げられるので、図11の(a)に示す蓋8、8を閉じた時は、蓋8、8の下端が切り込み部12、12の断面10aと干渉させるように蓋8、8の長さを設定している。
蓋8、8は閉じると下端が台紙4aの上面を撓んで滑りながら図11の(b)に示すように切り込み部12、12の浮き上げられた断面10aに落ち込むので、蓋8、8に開く方向の力が作用しても断面10aに当接して断面10aがストッパーの役割を果たすから蓋8、8は開くことはない。
従って、第8の実施の形態についても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
また、図10に示すように、箱体1の底板6が密着している台紙4aの上面は印刷面が切り抜かれていないので、印刷された模様或いは字句は箱体1を通して見ることが出来る。
なお、箱体1の図は煩雑になるので蓋としては蓋8、8のみ図示しているが、箱体1の側板7、7の開口部の端縁に折り目を施して内側に連接して開閉できる補助蓋を設けても良い。
第1の実施の形態における斜視図。 第1の実施の形態における側面の断面図。 第2の実施の形態における斜視図。 第3の実施の形態における斜視図。 第4の実施の形態における斜視図。 第5の実施の形態における斜視図。 第6の実施の形態における斜視図。 第7の実施の形態における斜視図。 第7の実施の形態における側面の断面図。 第8の実施の形態における斜視図。 第8の実施の形態における側面の断面図。 従来の包装容器の斜視図。
符号の説明
1 箱体
2 係止片
2a 係止片
3 係止片
3a 係止片
4 台紙本体
4a 台紙
4b カバー台紙
5 保持穴
6 底板
7 側板
8 蓋
9 差し込み部
10 断面
10a 断面
11 折り目
12 切り込み部

Claims (6)

  1. 透明の樹脂シート(以下クリヤシートという)を折り曲げて形成し開閉できる蓋を設けた箱体と、該箱体の底板の少なくとも一対の対向する両端に水平に設けた係止片と、前記箱体を保持する台紙と、該台紙に設けた前記係止片を固定する固定手段とからなることを特徴とする包装容器。
  2. クリヤシートを折り曲げて形成し開閉できる蓋を設けた箱体と、該箱体の底板の少なくとも一対の対向する両端に水平に設けた係止片と、箱体を保持する台紙と、箱体の平面外形状に合わせて台紙を切り抜いて形成した箱体を挿入する保持穴とからなり、箱体を台紙の裏側から前記保持穴に挿入して係止片を台紙の裏面に密着固定させたことを特徴とする包装容器。
  3. クリヤシートを折り曲げて形成した箱体と、該箱体両端の開口部の上板縁に折り目を施して下方へ連接して形成した開閉できる蓋と、箱体の底板の両端開口部側を延長して設けた一対の対向する係止片と、箱体を保持する台紙と、箱体の平面外形状に合わせて台紙を切り抜いて形成した箱体を挿入する保持穴とからなり、箱体を台紙の裏側から保持穴に挿入して係止片を台紙の裏面に密着固定させ蓋を閉じた時、切り抜かれた保持穴の断面に前記蓋の下端を当接させることにより蓋が容易に開かないようにしたことを特徴とする包装容器。
  4. クリヤシートを折り曲げて形成した箱体と、該箱体両端の開口部の上板縁に折り目を施して下方へ連接して形成した開閉できる蓋と、箱体の底板の両端開口部側を延長して設けた一対の対向する係止片と、箱体を保持する台紙と、前記一対の係止片の位置に対応して前記台紙に形成した一対の切り込み部とからなり、該切り込み部に一対の対向する係止片をそれぞれ差し込んで箱体を保持することを特徴とする包装容器。
  5. クリヤシートを折り曲げて形成した箱体と、該箱体両端の開口部の上板縁に折り目を施して下方へ連接して形成した開閉できる蓋と、箱体の底板の両端開口部側を延長して設けた一対の対向する係止片と、前記箱体を保持する台紙と、前記一対の係止片の位置に対応して前記台紙に形成した一対の切り込み部とからなり、前記一対の係止片を前記一対の切り込み部にそれぞれ差し込んで箱体を保持した後蓋を閉じた時、係止片によって浮き上げられた台紙の切り込み部断面に蓋の下端を当接させることにより蓋が容易に開かないようにしたことを特徴とする包装容器。
  6. 板状のシート材料を折り曲げて形成し開閉できる蓋を設けた箱体からなる請求項1、請求項2、請求項3の包装容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011111172A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Ricoh Elemex Corp 包装箱

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