JP2016047734A - 連結包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装箱Aと包装箱Bからなり、包装箱Bが、陳列しているときに、中の収納物が取り出されてしまう恐れがなく、梱包作業に手間のかからない連結包装箱を提供する。【解決手段】包装箱A1の底面に設けられた隙間S1に、包装箱B1の蓋面板3に設けられ上方に突出する突出片1を差し込んで連結し、一体化される連結包装箱100であり、包装箱B1は、左側面板6や右側面板と、底面板との間に設けられ、底面板に斜めに連設された折込片8を、内方に折り込むことによって左側面板6と右側面板が立ち上がり、左側面板6と右側面板の先端部に連設された固定片10が蓋面板3に接するように設けられ、また、蓋面板を係止するための、係止用突起12と突出片用貫通孔、係止用切れ目からなる係止機構が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、連結包装箱に関するものである。
異なる商品を組み合わせて販売したり、商品に景品を添付して販売したりすることがある。例えば、シャンプーとリンスをそれぞれ別の包装箱に入れて、それを一体的に連結させて販売したり、あるいは、商品の入った包装箱に、販促品などの景品を入れた包装箱をばらばらにならないように、一体的に連結させて販売したりすることがよくある。
このような連結包装箱としては、包装用箱(A)の片側面部に、包装用箱(B)の片側面部を対向させ、包装用箱(A)の片側面部の上端縁と上蓋部との隙間に、包装用箱(B)の突出片を差し込むことにより、両者を係脱自在に連結保持した包装用連結箱がある(特許文献1)。
そして、この包装用連結箱では、包装用箱(A)が、一枚のシートを直方体状に組み立てた箱体で、正面部,背面部,左右の側面部からなる四角筒部と、上記四角筒部の上部開口を蓋する上蓋部と、四角筒部の下部開口を蓋する下蓋部とを備えている包装用箱であって、包装用箱(B)が、一枚のシートを略直方体状に組み立てた箱体で、正面部,背面部,左右の側面部からなる四角筒部と、上記四角筒部の上部開口を蓋する上蓋部と、四角筒部の下部開口を蓋する下蓋部とを備え、四角筒部の左右の側面部形状が、包装用箱(A)の四角筒部の左右の側面部形状と同一に設定され、かつ左右の側面部のうち片方の側面部上端縁から外側に、所定幅だけ突出する突出片が形成されている包装用箱からなっている。
この包装用連結箱では、左右の側面部のうち片方の側面部上端縁から外側に、突出する突出片で連結させているだけなので、簡単に連結が取れてしまう。また、容易に包装用箱(B)の上蓋部を開けることができるので、中の商品や景品を陳列しているときに、取り出されてしまう恐れもあった。
これを防ぐため、包装用箱(A)と包装用箱(B)の連結をテープで補強したり、上蓋部と下蓋部が開かないようにテープや接着剤で止めたりすると、梱包作業に手間がかかってしまう。
公知文献を以下に示す。
特開2000−318726号公報
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、包装箱Aと包装箱Bからなり、包装箱Bが、陳列しているときに、中の収納物が取り出されてしまう恐れがなく、梱包作業に手間のかからない連結包装箱を提供することを課題とする。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、包装箱Aの底面に設
けられた隙間に、包装箱Bに設けられ上方に突出する突出片を差し込んで連結し、一体化される連結包装箱であり、
前記包装箱Bは、左右の側面板が底面板との間に設けられ、底面板に斜めに連設された折込片を内方に折り込むことによって立ち上がり、左右の前記側面板の先端部に連設された固定片が蓋面板に接するように設けられ、また、前記蓋面板を係止するための係止機構が設けられていることを特徴とする連結包装箱である。
本発明の包装袋は、以上のような構成であって、包装箱Aの底面に設けられた隙間に、包装箱Bに設けられ上方に突出する突出片を差し込んで連結し一体化され、包装箱Bは、折込片を内方に折り込み、固定片が蓋面板に接するように設けられ、蓋面板を係止するための係止機構が設けられているので、陳列しているときに、中の商品や景品などの収納物が取り出されてしまう恐れがなく、接着剤などで固定することなく容易に組み立てられ、梱包作業に手間がかからない。
本発明の請求項2の発明は、前記隙間が、前記包装箱Aの底面中央部に設けられ、前記突出片が包装箱Bの前記蓋面板の中央部から上方に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の連結包装箱である。
本発明は、連結包装箱の包装箱Bが、蓋面板に突出片を設けているので、包装箱Bを形成するための材料シートの面積が少なくて済み、コストを抑えることができる。また、包装箱Aと包装箱Bが中央部分で連結されているので、安定して一体化される。
本発明の請求項3の発明は、前記隙間が、包装箱Aの底板と前後いずれかの面板との間に設けられ、前記突出片が包装箱Bの前後いずれかの面板に設けられ、前記蓋面板が前記突出片の設けられていない前後いずれかの面板に連設されていることを特徴とする請求項1に記載の連結包装箱である。
本発明は、包装箱Bの突出片が、前後いずれかの面板に設けられているので、包装箱Bが上下に薄い箱であっても、突出片を長く設けることができ、安定して連結して一体化することができる。
本発明の請求項4の発明は、包装箱Bの前記固定片が、左右の側面板の先端部で内方に折られて前記蓋面板に接するように設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の連結包装箱である。
本発明は、包装箱Bの前記固定片が、左右の側面板の先端部で内方に折られて前記蓋面板に接するように設けられているので、固定片の先端が内側に入り、蓋面板を開けない状態では左右の側面板を開けることができず、陳列しているときに、中の商品や景品などの収納物を取り出すことは困難である。
本発明の請求項5の発明は、包装箱Bの前記固定片が、左右の側面板の先端部で外方に折られて前記蓋面板に接するように設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の連結包装箱である。
本発明では、包装箱Bの固定片が、外方に折られて蓋面板に接するように設けられているので、底側から見ても蓋面板の裏面が固定片で隠され、材料シートの表の面が見え、裏面が見えないので、裏表の異なる紙材料を用いたときに意匠性に優れ、また、印刷を設けるときもおもて面のみに印刷を施せばよいのでコスト的に有利である。
本発明の連結包装箱は、陳列しているときに、中の商品や景品が取り出されてしまう恐れがなく、梱包作業に手間のかからない包装箱からなり、また、連結が不用意に外れてしまうことがない。
本発明の連結包装箱の第1の実施形態を、模式的に包装箱Aを斜め下から、包装箱Bを斜め上から見た説明図である。 本発明の連結包装箱の第1の実施形態の包装箱Bを模式的に示した説明図である。(A)平面図である。(B)正面図である。(C)右側面図である。 本発明の連結包装箱の第1の実施形態の包装箱Bのブランクを示した説明図である。 本発明の連結包装箱の第1の実施形態の包装箱Bの組み立て方を説明する模式図である。(A)平面図である。(B)正面図である。 本発明の連結包装箱の第1の実施形態の包装箱Bの組み立て方を説明する次の模式図で、平面図である。 本発明の連結包装箱の第2の実施形態を、模式的に包装箱Aを斜め下から、包装箱Bを斜め上から見た説明図である。 本発明の連結包装箱の第2の実施形態の包装箱Bを模式的に示した説明図である。(A)平面図である。(B)正面図である。(C)右側面図である。 本発明の連結包装箱の第2の実施形態の包装箱Bのブランクを示した説明図である。 本発明の連結包装箱の第2の実施形態の包装箱Bの組み立て方を説明する模式図である。(A)平面図である。(B)正面図である。(C)背面図である。 本発明の連結包装箱の第2の実施形態の包装箱Bの組み立て方を説明する次の模式図で、平面図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明を実施するための第1の実施形態につき説明する。
図1は、本発明の連結包装箱の第1の実施形態を、模式的に包装箱Aを斜め下から、包装箱Bを斜め上から見た説明図、図2は、本発明の連結包装箱の第1の実施形態の包装箱Bを模式的に示した説明図で(A)平面図、(B)正面図、(C)右側面図である。
第1の実施形態の連結包装箱100は、図1のように、包装箱A1と包装箱B1からなり、包装箱A1の底面に設けられた隙間S1に包装箱B1に設けられ上方に突出する突出片1を差し込んで連結し、一体化される。
本実施形態の包装箱A1は、対向する正面板A11、背面板と、対向する左面板A12、右面板とからなる筒状の胴部を有し、左面板A12と右面板の下端に底側内フラップA13、A13が連設され、また、正面板A11と背面板の下端に底側外フラップA14、A14が連設されている。
そして、底側外フラップA14、A14と底側内フラップA13、A13で囲まれた部分に隙間S1が設けられている。この隙間S1に包装箱B1に設けられ上方に突出する突出片1が差し込まれ連結し、一体化され連結包装箱100が形成される。
包装箱B1は、図1、図2のように、前面板2の上端に蓋面板3が連設され、蓋面板3に切れ目と折罫により形成された突出片1が設けられ、上方に突出している。このように、突出片1が蓋面板3に切れ目と折罫により形成されているので、包装箱B1を形成するための材料シートの面積が少なくて済み、コストを抑えることができる。また、包装箱A1と包装箱B1が中央部分で連結されているので、安定して一体化される。また、蓋面板3の先端側には差込片4が連設され、後面板5の内側に差し込まれている。
前面板2は、上辺が長く、下辺が短く、上辺の左右両端から垂直に下方に向かう直線と屈曲して斜めに下辺の左右両端に向かう直線で形成された船形の六角形状に形成されている。左右両端に向かう直線の部分と、左側面板6や右側面板7の間には、折込片8、8が設けられ、後面板5も同様に左側面板6や右側面板7の間には、折込片8、8が設けられ、折込片8、8、8、8を折り込むことによって、前面板2、後面板5、左側面板6、右側面板7が垂直に立ち上がっている。
このようになっているので、左側面板6や右側面板7を外側に倒して、収納物を取り出そうとしても、蓋面板3が係止機構により固定されているので、左側面板6や右側面板7を外側に倒すことはできない。
また、左側面板6には、本実施形態では貫通孔による窓部11が設けられている。窓部11は、中に収納した商品や景品に表示された消費期限などの製品表示が包装箱B1を開かなくても見えるように設けられている。尚、蓋面板3に設けられた開封用貫通孔15を通して、蓋面板3が不用意に開かないようにする係止機構の係止用突起12が見えている。
以下、包装箱B1について、詳しく説明する。
図3は、本発明の連結包装箱の第1の実施形態の包装箱Bのブランクを示した説明図、図4は、本発明の連結包装箱の第1の実施形態の包装箱Bの組み立て方を説明する模式図で、(A)平面図、(B)正面図、図5は、本発明の連結包装箱の第1の実施形態の包装箱Bの組み立て方を説明する次の模式図で、平面図である。
包装箱B1は、図3に示すブランクB11を、一点鎖線で示す折罫を折って組み立てる。ブランクB11用いる材料シートには、ライナーと中芯を貼りあわせてなる段ボール原紙が用いられる。ライナーは表面に漂白パルプを用いたものが好ましい。片面しか包装箱の外側に露出しない場合は、片面にのみ漂白パルプを用いたライナーを用いればよい。また、段ボール原紙ではなく、中芯に多層抄きの板紙を用いたものでもよい。
図3は、包装箱B1のブランクを裏面側から示した説明図である。図の左右中央の上寄りに底面板9が設けられ、底面板9の左右にそれぞれ、左側面板6と右側面板7が設けられ、上下にそれぞれ、後面板5と前面板2が設けられている。
後面板5と前面板2は、それぞれ、上辺が長く、下辺が短く、上辺の左右両端から垂直に下方に向かう直線と屈曲して下辺の左右両端に向かう直線で形成された船形の六角形状に形成されている。後面板5や前面板2の屈曲したのち下辺の左右両端に向かう直線の部分と、左側面板6や右側面板7の間には、折込片8、8、8、8が設けられている。
左側面板6や右側面板7の左右外側には、それぞれ固定片10、10が設けられている。また、左側面板6には、本実施形態では貫通孔による窓部11が設けられている。窓部11は、中に収納した商品や景品に表示された消費期限などの製品表示が包装箱B1を開かなくても見えるように設けた。そして、後面板5の上端部の左右中央部には、係止用突起12が設けられている。
前面板2の下端部には、蓋面板3が連設され、さらに、蓋面板3の下端部には、差込片4が連設されている。蓋面板3には、切れ目と突出片用貫通孔13、および、折罫とで囲まれて突出片1が形成されている。突出片用貫通孔13は突出片1を起こして垂直に立ち
上げるときに指が入って端部を引っ掛けられるように設けてある。
蓋面板3と差込片4の境界にはその左右中央部分に係止用切れ目14が設けられ、係止用切れ目14に接して、開封用貫通孔15が設けられている。
包装箱B1を組み立てるには、折込片8、8、8、8を折り込むことによって、前面板2、後面板5、左側面板6、右側面板7を底面板9に対して垂直に立ち上げる。また、固定片10、10を外側に倒す。これにより、図4の(A)平面図、(B)正面図のように、なる。
本実施形態では固定片10、10を外側に倒したが、内側に倒してもよい。外側に倒すと蓋面板3の裏側が隠れ、材料シートの裏面が見えなくなり、裏面に意匠性を持たせることが必要なくなる。また、内側に倒した場合は、固定片10が包装箱B1の内側に入るので、固定片10を引っ張って、左側面板6や右側面板7を外側に倒すことができないので、収納物を陳列しているときに、取り出されてしまう恐れがさらになくなる。
そして、蓋面板3を内方に倒し、差込片4を後面板5の内側に差し込む、さらに後面板5の上端部に設けられた係止機構の係止用突起12を係止用切れ目14に差し込んで、係止する。これにより図5の平面図のようになり、係止用突起12を係止用切れ目14から抜かないかぎり、蓋面板3が開くことがなく、不用意に開けられることがない。
突出片用貫通孔13に指を入れて、突出片1を蓋面板3に対して垂直に立ち上げる。これにより、図1や図2のような、包装箱B1が組み立てられる。このように接着剤やテープを用いずに包装箱B1を組み立てることができる。最後に、係止機構の係止用突起12を係止用切れ目14から抜けないように、テープ止めしてもよい。
このように組み立てられた包装箱B1の突出片1を包装箱A1の隙間S1に差し込んで、連結し、一体化して連結包装箱100を完成させる。
包装箱B1を開いて中の収納物を取り出すには、包装箱B1の突出片1を包装箱A1の隙間S1から抜いて、包装箱A1と包装箱B1を分離させ、開封用貫通孔15に指をいれ、係止用突起12を係止用切れ目14から抜き出し、係止機構を解除する。
そして、差込片4を後面板5の内側から抜いて蓋面板3を起こして開くと、前面板2、後面板5、左側面板6、右側面板7がそれぞれ外側に倒れ、収納物が容易に取り出せるようになる。
<第2の実施形態>
以下、本発明を実施するための第2の実施形態につき説明する。
図6は、本発明の連結包装箱の第2の実施形態を、模式的に包装箱Aを斜め下から、包装箱Bを斜め上から見た説明図、図7は、本発明の連結包装箱の第2の実施形態の包装箱Bを模式的に示した説明図で、(A)平面図、(B)正面図、(C)右側面図である。
第2の実施形態の連結包装箱200は、図6のように、包装箱A2と包装箱B2からなり、包装箱A2の底面に設けられた隙間S2に包装箱B2に設けられ上方に突出する突出片21を差し込んで連結し、一体化される。
本実施形態の包装箱A2は、対向する正面板A21、背面板と、対向する左面板A22、右側面板からなる筒状の胴部を有し、正面板A21の下端に底板A23が連設され、底板A23の先端に差込片が連設され、差込片を後面板の内側に差込、底板A23で底面を閉じている。
そして、差込片と後面板の間に隙間S2が設けられている。この隙間S2に包装箱B2に設けられ上方に突出する突出片21が差し込まれ連結し、一体化され連結包装箱200が形成される。
包装箱B2は、図6、図7のように、前面板22の上端に蓋面板23が連設されている。また、突出片21は後面板25の上端より上方に向かって延びている。突出片21と後面板25の間は、折罫を設けてもよいが、折罫を設けず、そのまま一体となって繋がっている方が包装箱A2に連結させたときに安定する。また、突出片21が後面板25の上端に延設されているので、包装箱B2の寸法にかかわらず、長くして設けることができるので、包装箱A1と安定して連結させ一体化することができる。
前面板22は、上辺が長く、下辺が短く、上辺の左右両端から垂直に下方に向かう直線と屈曲して下辺の左右両端に向かう直線で形成された船形の六角形状に形成されている。左右両端に向かう直線の部分と、左側面板26や右側面板27の間には、折込片28、28が設けられ、後面板25も同様に左側面板26や右側面板27の間には、折込片28、28が設けられ、折込片28、28、28、28を折り込むことによって、前面板22、後面板25、左側面板26、右側面板27が垂直に立ち上がっている。
このようになっているので、左側面板26や右側面板27を外側に倒して、収納物を取り出そうとしても、蓋面板23が後述する係止機構により固定されているので、左側面板26や右側面板27を外側に倒すことはできない。
また、左側面板26には、本実施形態では貫通孔による窓部31が設けられている。窓部31は、中に収納した商品や景品に表示された消費期限などの製品表示が包装箱B2を開かなくても見えるように設けられている。尚、突出片21の左右中央の下端部分に設けられた貫通孔は、後述する係止用舌片を形成するために、切れ目と折罫により設けられたものである。
以下、包装箱B2について、詳しく説明する。
図8は、本発明の連結包装箱の第2の実施形態の包装箱Bのブランクを示した説明図、図9は、本発明の連結包装箱の第2の実施形態の包装箱Bの組み立て方を説明する模式図で、(A)平面図、(B)正面図、(C)背面図である。また、図10は、本発明の連結包装箱の第2の実施形態の包装箱Bの組み立て方を説明する次の模式図で、平面図である。
包装箱B2は、図8に示すブランクB21を、一点鎖線で示す折罫を折って組み立てる。ブランクB21用いる材料シートには、ライナーと中芯を貼りあわせてなる段ボール原紙が用いられる。ライナーは表面に漂白パルプを用いたものが好ましい。片面しか包装箱の外側に露出しない場合は、片面にのみ漂白パルプを用いたライナーを用いればよい。また、段ボール原紙ではなく、中芯に多層抄きの板紙を用いたものでもよい。
図8は、包装箱B2のブランクを裏面側から示した説明図である。図の上下左右中央に底面板29が設けられ、底面板29の左右にそれぞれ、左側面板26と右側面板27が設けられ、上下にそれぞれ、後面板25と前面板22が設けられている。
後面板25と前面板22は、それぞれ、上辺が長く、下辺が短く、上辺の左右両端から垂直に下方に向かう直線と屈曲して下辺の左右両端に向かう直線で形成された船形の六角形状に形成されている。後面板25や前面板22の屈曲したのち下辺の左右両端に向かう直線の部分と、左側面板26や右側面板27の間には、折込片28、28、28、28が
設けられている。
左側面板26や右側面板27の左右外側には、それぞれ固定片30、30が設けられている。また、左側面板26には、本実施形態では貫通孔による窓部31が設けられている。窓部31は、中に収納した商品や景品に表示された消費期限などの製品表示が包装箱B2を開かなくても見えるように設けた。
そして、後面板25の上端には、突出片21が延設されている。突出片21には切れ目と折罫により、係止用舌片32が設けられている。また、係止用舌片32の下端部分の左右中央には、係止用切れ目33が設けられている。さらに、係止用切れ目33の下に接続して、開封用貫通孔34が設けられている。
前面板22の下端には、蓋面板23が連設され、さらに、蓋面板23の下端の左右中央には係止用差込片24が設けられている。
ブランクB21から包装箱B2を組み立てるには、折込片28、28、28、28を折り込むことによって、前面板22、後面板25、左側面板26、右側面板27を底面板29に対して垂直に立ち上げる。また、固定片30、30を外側に倒す。これにより、図9の(A)平面図、(B)正面図、(C)背面図のようになる。
本実施形態では固定片30、30を外側に倒したが、内側に倒してもよい。外側に倒すと蓋面板23の裏側が隠れ、材料シートの裏面が見えなくなり、裏面に意匠性を持たせることが必要なくなる。また、内側に倒した場合は、固定片30が包装箱B2の内側に入るので、固定片30を引っ張って、左側面板26や右側面板27を外側に倒すことができないので、収納物を陳列しているときに、取り出されてしまう恐れがさらになくなる。
次に、図10の平面図のように、係止用差込片24を内方に倒す。そして、蓋面板23を内方に倒し、係止用差込片24を後面板25と係止用舌片32の間に設けた係止用切れ目33に差し込む。
このように、係止機構として、係止用差込片24を設け、係止用差込片24と後面板25の間に設けた係止用切れ目33に係止用差込片24を差し込んで、係止しているので不用意に開けられることがない。また、係止用舌片24が後面板25の上端に設けられているので、蓋面板23が支えられ、包装箱の内側に落ち込むことがない。
以上のようにして、図6や図7のような、包装箱B2が組み立てられる。このように接着剤やテープを用いずに包装箱B1を組み立てることができる。最後に、係止機構の係止用差込片24が係止用切れ目33から抜けないように、テープ止めしてもよい。
このように組み立てられた包装箱B2の突出片21を包装箱A2の隙間S2に差し込んで、連結し、一体化して連結包装箱200を完成させる。
包装箱B2を開いて中の収納物を取り出すには、包装箱B2の突出片21を包装箱A2の隙間S2から抜いて、包装箱A2と包装箱B2を分離させ、開封用貫通孔34に指をいれ、係止用突起12を係止用切れ目14から抜き出し、係止機構を解除する。
そして、係止用差込片24を係止用切れ目33から抜いて蓋面板23を起こして開くと、前面板22、後面板25、左側面板26、右側面板27がそれぞれ外側に倒れ、収納物が容易に取り出せるようになる。
100、200・・・連結包装箱
A1、B1、A2、B2・・・包装箱
S1、S2・・・隙間
A11、A21・・・正面板
A12、A22・・・左面板
A13・・・底側内フラップ
A14・・・底側外フラップ
A23・・・底板
B11、B21・・・ブランク
1、21・・・突出片
2、22・・・前面板
3、23・・・蓋面板
4・・・差込片
5、25・・・後面板
6、26・・・左側面板
7、27・・・右側面板
8、28・・・折込片
9、29・・・底面板
10、30・・・固定片
11、31・・・窓部
12・・・係止用突起
13・・・突出片用貫通孔
14、33・・・係止用切れ目
15、34・・・開封用貫通孔
24・・・係止用差込片
32・・・係止用舌片

Claims (5)

  1. 包装箱Aの底面に設けられた隙間に、包装箱Bに設けられ上方に突出する突出片を差し込んで連結し、一体化される連結包装箱であり、
    前記包装箱Bは、左右の側面板が底面板との間に設けられ、底面板に斜めに連設された折込片を内方に折り込むことによって立ち上がり、左右の前記側面板の先端部に連設された固定片が蓋面板に接するように設けられ、また、前記蓋面板を係止するための係止機構が設けられていることを特徴とする連結包装箱。
  2. 前記隙間が、前記包装箱Aの底面中央部に設けられ、前記突出片が包装箱Bの前記蓋面板の中央部から上方に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の連結包装箱。
  3. 前記隙間が、包装箱Aの底板と前後いずれかの面板との間に設けられ、前記突出片が包装箱Bの前後いずれかの面板に設けられ、前記蓋面板が前記突出片の設けられていない前後いずれかの面板に連設されていることを特徴とする請求項1に記載の連結包装箱。
  4. 包装箱Bの前記固定片が、左右の側面板の先端部で内方に折られて前記蓋面板に接するように設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の連結包装箱。
  5. 包装箱Bの前記固定片が、左右の側面板の先端部で外方に折られて前記蓋面板に接するように設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の連結包装箱。
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