JP2007267935A - 防水性スライドファスナー - Google Patents

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Abstract

【課題】ファスナーテープがウレタンコート等の被着物との接着性に優れており、また屈曲性も良好で、且つ、ファスナーテープとファスナーエレメントとの間の固着強度が高く、優れた噛合強度及び水密性を有する防水性スライドファスナーを提供する。
【解決手段】織物、編物、又は不織布からなる帯状芯材(12)を防水層(13)で被覆した一対の防水性ファスナーテープ(10)の対向するエレメント取付縁部(11)に沿って複数のファスナーエレメント(21)を成形一体化して列設した一対のファスナーストリンガー(2)と、前記ファスナーエレメント(21)を噛合離脱させるスライダーとを備えた防水構造を有するスライドファスナー(1)であって、前記防水層(13)が、ポリウレタンエラストマーからなり、前記ファスナーエレメント(21)が、ポリウレタン樹脂とABS樹脂とのポリマーアロイからなる防水性スライドファスナー。
【選択図】図1

Description

本発明は、織成又は編成した帯状芯材を防水層で被覆した防水性ファスナーテープのエレメント取付縁部に複数の合成樹脂製ファスナーエレメントを成形一体化して列設した一対のファスナーストリンガーに、スライダーを挿通した防水性スライドファスナーに関する。
この種の防水性スライドファスナーでは、左右一対のファスナーテープを備え、各ファスナーテープが繊維糸条で織成若しくは編成した帯体、又は帯状の不織布を芯材として有し、この芯材の表裏両面にエラストマーからなる防水層が被覆されている。また、一対のファスナーテープの対向する一側縁部をエレメント取付縁部とし、そのエレメント取付縁部に沿ってテープの表裏両面に跨るようにして合成樹脂製のファスナーエレメントが射出成形等により成形一体化されることによって、ファスナーストリンガーが形成される。更に、このファスナーストリンガーのエレメント列には、左右のファスナーエレメントを噛合離脱させるスライダーが挿通されている。
一般的に、防水性スライドファスナーでは、ファスナーテープのエレメント取付縁部において、ファスナーテープの表裏面を貫通する貫通孔が各ファスナーエレメントの成形部位に予め形成されており、この貫通孔を有する各エレメント成形部位に合成樹脂を射出成形することにより、貫通孔が合成樹脂の通過路となって、ファスナーエレメントがエレメント取付縁部を挟むようにしてテープの表裏両面に対称的な形状に形成される。また、各ファスナーエレメントは、貫通孔を貫通する連結部によって、テープ表面側のエレメント上半部と裏面側のエレメント下半部とが連結一体化されて形成されており、ファスナーテープとファスナーエレメントとの連結強度を高めている。
このようにして構成されている従来の防水性スライドファスナーの一例が、実公昭63−30247号公報(特許文献1)や特開2005−237577号公報(特許文献2)等に記載されている。
例えば、前記特許文献1に記載されている防水性スライドファスナーは、ファスナーテープの表裏面に防水層が形成されており、ファスナーテープのエレメント取付縁部には貫通孔が形成されている。また、ファスナーエレメントは、その上下半部がエレメント取付縁部の表裏面に形成されており、エレメント取付縁部の貫通孔を貫通する連結部によりエレメントの上下半部が一体化されている。更に、特許文献1の防水性スライドファスナーでは、ファスナーテープの少なくとも前記貫通孔の周辺に対応する表裏両面に接着剤層が形成されており、この接着剤層によって貫通孔周辺のファスナーテープとファスナーエレメントとが接触する境界部を閉塞し、同境界部における水密性を保持している。
一方、前記特許文献2では、ファスナーエレメントの形状に特徴を有する防水性スライドファスナーが記載されている。この特許文献2に記載されている防水性スライドファスナーの1つは、各ファスナーエレメントが、テープ表裏面に一体成形された上下半部からなる噛合頭部、首部、胴部、及び同胴部からファスナーテープの内側に向けて延出する脚部を有しており、その半部同士がファスナーエレメント取付縁部に形成された貫通孔を介して連結部により連結一体化されている。また、各ファスナーエレメントにおいて、噛合頭部及び脚部の各半部は、首部及び胴部の各半部よりもファスナーテープ表裏面に直交する方向の肉厚が薄く形成されている。更に、脚部の上下半部はスライダーの上下フランジを摺動案内するとともに、スライダーの摺動方向に所要の間隔をおいて2以上配されている。
このような形状のファスナーエレメントがエレメント取付縁部に形成された特許文献2の防水性スライドファスナーは、スライダーを摺動案内する脚部の上下半部が摺動方向に2つ以上配されているため、スライダーの摺動操作時における摺動抵抗が低減し、スライダーの摺動操作が軽快となる。更に、ファスナーエレメントの射出成形を行う際には、ファスナーテープが脚部用の半部成形用キャビティ間で金型面により表裏両面から押さえられるため、成形時におけるファスナーテープに揺らぎが発生せず、各脚部がファスナーテープの表裏両面に強力に溶着一体化する。これにより、ファスナーテープに対するファスナーエレメントの固着強度が増大するといった利点が得られる。
実公昭63−30247号公報 特開2005−237577号公報
前記特許文献1や特許文献2においては、防水性スライドファスナーのファスナーテープは、繊維糸条で織成又は編成した帯体を芯材とし、この帯状芯材の表裏両面に防水層が被覆されており、この防水層として天然ゴムや合成ゴム等のエラストマーが用いられることが記載されている。しかしながら、これらの特許文献1や特許文献2は、防水層として適用可能な材質を概略的に記載しているものであり、現在市販されている殆どの防水性スライドファスナーでは、前記防水層として、強度、耐久性、成型加工性等に優れている熱可塑性ポリエステルエラストマー(具体的にはハイトレル(登録商標))が一般的に用いられている。また、このファスナーテープに形成するファスナーエレメントの材質としては、ハイトレル(登録商標)との接着性が良好で、丈夫なポリブチレンテレフタレートが用いられている。
一方、近年では、防水性スライドファスナーの用途が広がってきていることから、防水性スライドファスナーを被着する物も多様化し、防水性スライドファスナーに対して、被着物との接着性の向上が求められるようになってきている。しかし、上記のようなファスナーテープを被覆する熱可塑性ポリエステルエラストマーは、強度、成型加工性に優れているものの、ポリウレタン系の被着物への接着性に乏しい面がある。このため、熱可塑性ポリエステルエラストマーからなる防水層が形成されているファスナーテープは、ポリウレタン系の素材やウレタンコーティングされた素材との接着性に難があった。特に、防水層がポリエステルエラストマーで形成された防水性スライドファスナーを、例えばポリウレタン系の被着物に取り付けようとした場合、通常用いられる高周波溶着が採用できず、縫製や接着剤が必要とされ、手間のかかる作業とならざるを得なかった。
更に、ポリエステルエラストマーは、エラストマーとして柔軟性に乏しい面もある。このため、ポリエステルエラストマーが被覆されているファスナーテープは、比較的硬くなる傾向にあり、例えばテープを表裏面でU字状に曲げたり、捻ったりする際の屈曲性が低いという難点があった。従って、防水層がポリエステルエラストマーで形成された防水性スライドファスナーを、例えばウエットスーツ等の被着物に取り付けた場合、防水性スライドファスナーの取り付け部分が硬くなってしまうため、その被着物を身に付けたり、脱いだりする際に苦労を感じたり、また、その着心地を低下させることがあった。
なお、ポリウレタン系の被着物との接着性を向上させるために、ファスナーテープに形成する防水層として、例えばポリエステルエラストマーよりもポリウレタン系の被着物と接着しやすく、また柔らかいポリウレタンエラストマーを用いることが考えられる。しかしながら、単にポリウレタンエラストマーでファスナーテープの防水層を形成した場合、ポリブチレンテレフタレート製のファスナーエレメントとの接着性が大幅に低下する。
このため、各ファスナーエレメントを、前述のようにエレメント取付縁部の貫通孔を貫通する連結部でその上下半部を連結一体化してファスナーテープに形成しても、ファスナーテープとファスナーエレメントとの固着強度が必然的に低くなり、防水性スライドファスナーの噛合強度や水密性の低下を招いたり、更には、ファスナーエレメントが連結部を中心にして回動してしまい、左右のエレメント列を噛合できなくなるという不具合が生じることがあった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、その具体的な目的は、ファスナーテープがウレタンコート等の被着物との接着性に優れており、また屈曲性も良好で、且つ、ファスナーテープとファスナーエレメントとの間の固着強度が高く、優れた噛合強度及び水密性を有する防水性スライドファスナーを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明により提供される防水性スライドファスナーは、基本的な構成として、織物、編物、又は不織布からなる帯状芯材を防水層で被覆した一対の防水性ファスナーテープの対向するエレメント取付縁部に沿って複数のファスナーエレメントを成形一体化して列設した一対のファスナーストリンガーと、前記ファスナーエレメントを噛合離脱させるスライダーとを備えた防水構造を有するスライドファスナーであって、前記防水層が、ポリウレタンエラストマーからなり、前記ファスナーエレメントが、ポリウレタン樹脂とABS樹脂とのポリマーアロイからなることを最も主要な特徴とするものである。
また、本発明の防水性スライドファスナーは、前記ポリマーアロイにおける前記ポリウレタン樹脂と前記ABS樹脂との割合(ポリウレタン樹脂/ABS樹脂)が、重量比で20/80〜50/50であることが好ましい。
本発明に係る防水性スライドファスナーは、帯状芯材がポリウレタンエラストマーからなる防水層で被覆されてファスナーテープが形成されており、同ファスナーテープにポリウレタン樹脂とABS樹脂とのポリマーアロイからなる複数のファスナーエレメントが、成形一体化されて取り付けられている。
本発明者等は、防水層が被覆されたファスナーテープのウレタンコート等の被着物との接着性を従来よりも高めるために、防水層の材質として、従来一般的に用いられているポリエステルエラストマー(例えばハイトレル)ではなく、ポリウレタンエラストマーを使用することを検討した。しかし、防水層をポリウレタンエラストマーで形成した場合、前述のようにポリブチレンテレフタレート製のファスナーエレメントとの接着性が低くなるという問題があった。そこで、ファスナーエレメントの材質として、従来から一般的なポリブチレンテレフタレートを用いるのではなく、ポリウレタンエラストマーとの相性(親和性)が良好で優れた接着性を示す新たな合成樹脂を用いるべく、鋭意実験及び検討を重ねた。
先ず、ファスナーエレメントの材質として、防水層のポリウレタンエラストマーとの親和性や接着性を考慮し、ポリウレタン樹脂を単独で用いることを検討した。しかしながら、ファスナーエレメントをポリウレタン樹脂のみで形成した場合、ポリウレタンエラストマーとの接着性は向上するものの、ファスナーエレメントを成形する際に、樹脂が冷却して固化するまでに時間がかかってゲートが切り難く、成形性が悪いという問題があった。更に、ポリウレタン樹脂で形成されたファスナーエレメントは非常に柔らかく、エレメントとしての剛性が不足するため、実用性に欠けることが明らかとなった。また、ファスナーエレメントの材質として、ポリウレタン樹脂以外に、ABS樹脂やポリカーボネイト樹脂を用いることも考えられるが、これらの樹脂材料を単独で用いた場合は、エレメントの強度が得られ難く、耐薬品性に劣るといった欠点があった。
次に、ファスナーエレメントの材質にポリウレタン樹脂を用いた場合の上記不具合を解消するため、その材質について更に実験及び検討を重ねた結果、ABS樹脂がポリウレタン樹脂との相性が良好で、成形性に優れていることから、ポリウレタン樹脂とABS樹脂とのポリマーアロイをファスナーエレメントの材質として用いることにより、ファスナーエレメントの成形性が改善されるとともに、ファスナーエレメントの剛性が向上することが判明し、本発明を完成させるに至った。
即ち、ファスナーテープに形成する防水層がポリウレタンエラストマーからなり、また、ファスナーテープに成形一体化するファスナーエレメントが、ポリウレタンとABSとのポリマーアロイからなる防水性スライドファスナーであれば、各々の材料の特徴を生かすことができ、ファスナーテープがウレタンコート等の被着物との接着性が良く、耐摩耗性に優れており、また、ファスナーエレメントの成形性や剛性も良好であり、更に、ファスナーテープとファスナーエレメントとの間の固着強度も高くなる。
このため、本発明の防水性スライドファスナーは、成形が容易で、ファスナーテープの表面がポリウレタンエラストマーで被覆されているため、ポリウレタン系の合成樹脂で作製されている被着物との接着性が良く、このようなポリウレタン系の被着物に対して特に好適に適用される。更に、本発明の防水性スライドファスナーは、テープの屈曲性、耐摩耗性、噛合強度及び水密性にも優れている。
更に、防水性スライドファスナーの機能をより向上させるために、ファスナーエレメントを構成するポリマーアロイにおける前記ポリウレタン樹脂と前記ABS樹脂との割合についても検討した。その結果、本発明の防水性スライドファスナーは、ポリウレタン樹脂とABS樹脂との割合(ポリウレタン樹脂/ABS樹脂)が、重量比で20/80〜50/50であることにより、ファスナーエレメントの成形性、強度、剛性がより一層向上し、スライドファスナーの横引き強度等にも優れる高品質の防水性スライドファスナーとなる。
以下、本発明における好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下で説明する実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明と実質的に同一な構成を有し、かつ、同様な作用効果を奏しさえすれば、多様な変更が可能である。例えば、本発明において、ファスナーエレメントの形状や寸法等は下記の実施形態に特に限定されず、必要に応じて適宜変更することが可能である。
図1は、本実施形態に係る防水性スライドファスナーの一部を示す平面図であり、図2は、同スライドファスナーが有するファスナーエレメントを拡大して示した平面図である。また、図3は、図1に示したIII−III線に沿った矢視断面図である。
本実施形態に係る防水性スライドファスナー1は、防水性を有するファスナーテープ10の一側縁部に配されたエレメント取付縁部11に沿って、相手方のファスナーエレメント21との噛合間隔を作って複数個のファスナーエレメント21を成形一体化したファスナーストリンガー2と、図示を省略しているが左右のファスナーエレメント21を噛合離脱させる合成樹脂製又は金属製のスライダーと、図示を省略している上止具及び開離嵌挿具とを備えている。
前記ファスナーテープ10は、繊維糸条の織物や編物又は不織布からなる帯状の芯材12の表裏全面がポリウレタンエラストマーからなる防水層13によって被覆されている。このようにファスナーテープ10がポリウレタンエラストマーで被覆されていることにより、防水性を確保するとともに、ポリウレタン系やウレタンコーティングの被着物への取り付けを高周波溶着で容易に行うことができる。また、例えばポリエステルエラストマーが被覆されているファスナーテープに比べて、ファスナーテープ自体が柔らかくなり、良好な屈曲性が得られる。また、このファスナーテープ10の上記エレメント取付縁部11の各エレメント成形部位には、それぞれファスナーエレメント21の溶融状態にある原料樹脂が通過可能なように十分な大きさを有する貫通孔14がそれぞれ形成されている。
前記ファスナーエレメント21は、長円形状を呈する噛合頭部22と、同噛合頭部22に首部23を介して連続する略六角形状の胴部24と、前記首部23と胴部24との間に渡って左右に延設される翼状の肩部25と、前記胴部24の下端から股部26を介して二本に分岐して下方に延びる脚部27とから構成されている。かかる構成を備えるファスナーエレメント21は、上記ファスナーテープ10のエレメント取付縁部11を挟んで上下半部を有しており、これらの上下半部は上記貫通孔14内に形成される連結部28を介して連結一体化されている。
上記噛合頭部22、首部23、胴部24、肩部25及び脚部27の各半部22a,22b;23a,23b;24a,24b;25a,25b;27a,27bのそれぞれが、ファスナーテープ10の表裏に同テープ10を挟んで対称的な形状で成形一体化されている。ここで、前記噛合頭部22を除いた各半部23a,23b;24a,24b;25a,25b;27a,27bは、ファスナーテープ10の表裏両面に融着一体化している。
ファスナーテープ10を挟んで上下に対称的に成形される前記噛合頭部22の半部22a,22bは、ファスナーテープ10のエレメント取付縁部11の端縁11aを僅かに外側に露呈させた状態で、端縁11aから外側に平行に延出させて形成されている。このとき、肩部25から延出させているエレメント取付縁部11の端縁11aの露呈長さL1は、相手方の噛合頭部22と噛合したときに、同端縁11aの露呈端面が相手方のファスナーテープ10の露呈端面と互いに圧接する寸法に設定されている。このため、噛合状態でファスナーテープ10の対向する端面が互いに圧接して防水性能を発揮する。
一方、上記首部23、胴部24、肩部25及び脚部27の各半部23a,23b;24a,24b;25a,25b;27a,27bは、全てがファスナーテープ10のエレメント取付縁部11に密着固定されている。このうち、首部23及び胴部24の各半部23a,23b;24a,24bの肉厚は最も厚く、肩部25及び脚部27の各半部25a,25b;27a,27bの肉厚は、前記首部23及び胴部24の各半部23a,23b;24a,24bの肉厚の約1/3の肉厚とされている。
また、前記噛合頭部22の半部22a,22bの外側表面は、前記首部23及び胴部24の各半部23a,23b;24a,24bの外側表面と同一平面上にある。かかる構成により、ファスナーエレメント21同士が噛合すると、図1及び図3に示すように、一方のファスナーエレメント21の噛合頭部22の半部22a,22bの内面に、左右に隣接するファスナーエレメント21の各肩部25の半部25a,25bが当接するようになる。
本実施形態における防水性スライドファスナー1では、上記のような構成を有するファスナーエレメント21が、ポリウレタン樹脂とABS樹脂とのポリマーアロイからなっている。このようなポリマーアロイからなるファスナーエレメント21は、ポリウレタン樹脂が複合化されていることにより、ポリウレタンエラストマーの防水層13が形成されているファスナーテープ10との固着強度を高めることができる。また、ABS樹脂が複合化されていることにより、ファスナーエレメント21の成形性や剛性を向上させることができる。なお、ポリマーアロイに用いられるポリウレタン樹脂は、熱可塑性樹脂であり、ファスナーテープ10に形成する防水層13のポリウレタンエラストマーとは異なるもので、エラストマーに比べて硬く、またエラストマーのように容易に伸びるものではない。
特に、ファスナーエレメント21は、ポリマーアロイにおけるポリウレタン樹脂とABS樹脂との割合(ポリウレタン樹脂/ABS樹脂)が、重量比で20/80〜50/50となるように構成されている。ポリウレタン樹脂の重量比が20%より低くなると、ファスナーテープとの間で十分な固着強度が得られなくなることや、ファスナーエレメント21が強度不足により割れ易くなることが考えられ、スライドファスナー1の噛合強度が低くなる恐れがある。一方、ABS樹脂の重量比が50%より低くなると、ファスナーエレメント21の成形性や剛性が不十分となって、スライドファスナー1の噛合強度の低下を招く恐れがある。
以上の構成を備えた本実施形態に係るスライドファスナー1は、従来から一般的に用いられている方法によって製造することができる。即ち、所定形状のキャビティを有する金型を準備し、その上型と下型とでポリウレタンエラストマーを被覆したファスナーテープ10を挟持する。
次に、ポリウレタン樹脂のチップとABS樹脂のチップとを、それぞれ所定重量で混合して溶融し、その溶融した樹脂材料をスプルー、ランナー、及びゲートを介して金型のキャビティ内に導入する。そして、キャビティ内に導入された溶融樹脂は、ファスナーテープ10の貫通孔14を通って、ファスナーエレメント21の上下半部がエレメント取付縁部11の表裏両面に対称的に形成されるとともに、その上下半部が貫通孔14に形成される連結部28により連結されて成形一体化される。これにより、図1〜図3に示したような本実施形態の防水性スライドファスナー1が得られる。
以上のような本実施形態に係る防水性スライドファスナー1は、ファスナーテープ10がウレタンコート等の被着物との接着性が良く、耐摩耗性に優れており、また、ファスナーエレメントの成形性や剛性も良好である。更に、ファスナーテープとファスナーエレメントとの間の固着強度が高く、成形が簡単で、テープの屈曲性、噛合強度、及び水密性に優れた防水性スライドファスナーである。
以下、本発明について実施例を挙げてより具体的に説明する。
本実施例においては、ファスナーエレメントを構成するポリマーアロイにおけるポリウレタン樹脂とABS樹脂の混合割合が異なる5種類の防水性スライドファスナーを作製し、各スライドファスナーについて以下の評価を行った。今回、評価対象となる5種類の防水性スライドファスナーとして、ポリマーアロイにおけるポリウレタン樹脂/ABS樹脂の割合が、重量比で20/80(実施例1)、30/70(実施例2)、50/50(実施例3)、及び70/30(実施例4)となる防水性スライドファスナーと、ポリウレタン樹脂を混入していないABS樹脂のみでファスナーエレメントが構成された防水性スライドファスナー(ポリウレタン樹脂/ABS樹脂=0/100)とを作製した(比較例)。
次に、得られた5種類の防水性スライドファスナーについて、横引強度、突上強度、引抜強度、及び滑り強度の4つの項目についての評価をそれぞれ行った。ここで、横引強度とは、防水性スライドファスナーを噛合させた状態で、左右のファスナーテープを互いに左右反対方向に一定速度で引っ張ったときの抵抗の大きさ示している。突上強度とは、防水性スライドファスナーを噛合させた状態で、ファスナーエレメントをテープ面に対して垂直方向に突き上げたときの抵抗の大きさ示している。
引抜強度とは、ファスナーストリンガーの状態でファスナーテープを固定しておき、何れか1つのファスナーエレメントをテープ幅方向に外側に向けて引っ張ったときの抵抗の大きさ示しており、また、滑り強度とは、何れか1つのファスナーエレメントをテープ長さ方向に引っ張ったときの抵抗の大きさ示している。
また、上記の各強度評価においては、実施例1〜4及び比較例について各々20本の測定試料を用意し、各評価項目毎にそれぞれ5つの測定試料について強度試験を行い、これら5つの測定試料で得られた測定値の平均を求めて、各防水性スライドファスナーの強度評価を行った。実施例1〜4及び比較例の各防水性スライドファスナーについての横引強度、突上強度、引抜強度、及び滑り強度を求めた結果を、それぞれ図4〜図7に示す。なお、参考のために、表面にハイトレル(登録商標)が被覆されたファスナーテープに、ポリブチレンテレフタレート製のファスナーエレメントが射出成形された従来の防水性スライドファスナーにおける横引強度、突上強度、引抜強度、及び滑り強度の値も、図4〜図7のそれぞれのグラフに表示する。
図4〜図7に示したように、実施例2の防水性スライドファスナー(ポリウレタン樹脂/ABS樹脂=30/70)は、何れの強度試験においても最も高い値を示しており、高品質の防水性スライドファスナーであることが確認された。また、実施例1の防水性スライドファスナーでは引抜強度において、実施例3の防水性スライドファスナーでは突上強度において若干低い値を示したものの、スライドファスナーで重要となる横引強度が、従来の防水性スライドファスナーよりも高い値を示しており、噛合強度に優れ、品質の良い防水性スライドファスナーであることが確認された。
実施例4の防水性スライドファスナーは、引抜強度及び滑り強度に関しては従来の防水性スライドファスナーと略同等の値を示したものの、横引強度では実施例1〜3に比べて若干低い値を示した。一方、比較例の防水性スライドファスナーは、実施例1〜4のスライドファスナーに比べて横引強度及び引抜強度に劣っていた。
更に、ウレタンコーティングされた被着物に対する実施例1〜4の各防水性スライドファスナーの高周波による溶着についても確認したところ、問題なく溶着することができた。
以上のように、実施例1〜4の防水性スライドファスナーは、ファスナーテープがポリウレタン系の被着物と接着しやすく、更に柔軟であり、また、ファスナーエレメントの成形性や剛性に優れていることが確認された。特に、実施例1〜3は、横引強度、引抜強度、及び滑り強度に優れており、品質の良い防水性スライドファスナーであった。なお、上記のポリマーアロイにおけるポリウレタン樹脂/ABS樹脂の重量比での割合を調べるには、例えば赤外吸収スペクトルの吸収比を用いる方法がある。これは、組成の違いによって吸収波長が異なるため、その吸収された量を測定することで比率を調べる測定方法である。
本発明は、ポリウレタン系の被着物への接着性の良さが求められる防水性スライドファスナーに対して、特に有効に適用される。
本発明のスライドファスナーの噛合部を中心に示す要部の平面図である。 同スライドファスナーが有するファスナーエレメントを拡大して示した平面図である。 図1に示すIII−III線に沿った矢視断面図である。 横引強度の測定結果を示すグラフである。 突上強度の測定結果を示すグラフである。 引抜強度の測定結果を示すグラフである。 滑り強度の測定結果を示すグラフである。
符号の説明
1 防水性スライドファスナー
2 ファスナーストリンガー
10 ファスナーテープ
11 エレメント取付縁部
11a 端縁
12 芯材
13 防水層
14 貫通孔
21 ファスナーエレメント
21a,21b ファスナーエレメントの上下半部
22 噛合頭部
22a,22b 噛合頭部の上下半部
23 首部
23a,23b 首部の上下半部
24 胴部
24a,24b 胴部の上下半部
25 肩部
25a,25b 肩部の上下半部
26 股部
27 脚部
27a,27b 脚部の上下半部
28 連結部
L1 エレメント取付縁部端縁の露呈長さ

Claims (2)

  1. 織物、編物、又は不織布からなる帯状芯材(12)を防水層(13)で被覆した一対の防水性ファスナーテープ(10)の対向するエレメント取付縁部(11)に沿って複数のファスナーエレメント(21)を成形一体化して列設した一対のファスナーストリンガー(2)と、前記ファスナーエレメント(21)を噛合離脱させるスライダーとを備えた防水構造を有するスライドファスナー(1)であって、
    前記防水層(13)が、ポリウレタンエラストマーからなり、
    前記ファスナーエレメント(21)が、ポリウレタン樹脂とABS樹脂とのポリマーアロイからなる
    ことを特徴とする防水性スライドファスナー。
  2. 前記ポリマーアロイにおける前記ポリウレタン樹脂と前記ABS樹脂との割合(ポリウレタン樹脂/ABS樹脂)が、重量比で20/80〜50/50であることを特徴とする請求項1記載の防水性スライドファスナー。
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