JP2019150601A - 靴紐及び靴 - Google Patents

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丈秀 井上
貴美子 井上
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Abstract

【課題】既存の靴紐付き靴に後からファスナー部を設けることができる靴紐を提供する。【解決手段】靴6の紐孔61に通すことができる幅に形成された靴紐1であって、ファスナーテープ10と、前記ファスナーテープ10の一側端部に設けられ、複数のファスナーエレメント21を有するファスナーエレメント列20と、前記ファスナーエレメント列20が対向するように、前記ファスナーテープ10が折り返され、前記対向するファスナーエレメント列20を噛合又は分離させるスライダー40とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、靴紐又は該靴紐を備えた靴に関するものである。
従来、靴の靴紐に相当する部分にファスナーを設けて、このファスナーの開閉により、履口部の開口を広げ、あるいは狭めたりすることができ、容易に靴の脱ぎ履きができるファスナータイプの靴が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3196855号公報
しかしながら、このようなファスナータイプの靴は、靴の製造時からファスナー部を作り込む必要があるため、靴紐付き靴において、後からファスナー部を設けることができなかった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、既存の靴紐付き靴において容易に靴の脱ぎ履きができる靴紐を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、以下の構成を有する。
[1]靴の紐孔に通すことができる幅に形成された靴紐であって、ファスナーテープと、前記ファスナーテープの一側端部に設けられ、複数のファスナーエレメントを有するファスナーエレメント列と、前記ファスナーエレメント列が対向するように、前記ファスナーテープが折り返され、前記対向するファスナーエレメント列を噛合又は分離させるスライダーと、を備えたことを特徴とする靴紐。
[2]前記ファスナーテープの前記ファスナーエレメントを有しない側の端部から前記ファスナーエレメントの前記ファスナーテープ側の端部までの幅寸法は、前記ファスナーエレメントの前記ファスナーテープ側の端部から前記ファスナーテープの前記ファスナーエレメントを有する側の端部まで幅寸法よりも小さいことを特徴とする前項1に記載の靴紐。
[3]前記ファスナーテープの前記ファスナーエレメントが設けられた一側端部とは反対側の他側端部には、ファスナーテープのほつれを防ぐ補強部が形成されている前項1又は2に記載の靴紐。
[4]前記ファスナーエレメントは、前記ファスナーテープの各先端から先端近傍に至るまでの間にのみ設けられている前項1〜3のいずれかに記載の靴紐。
[5]前項1〜4のいずれかに記載の靴紐を備えた靴。
本発明は、上記構成により、以下の発明の効果を奏する。
前項[1]の発明によると、本発明の靴紐は靴の紐孔に通すことができる幅に形成されているため、この靴紐を紐付き靴の紐孔に通すことができ、靴紐の両先端部からスライダーで締め上げることで、履口部の開口を広げたり、あるいは狭めたりすることができ、容易に靴の脱ぎ履きができる。
前項[2]の発明によると、靴紐のファスナーを締め上げる際、前記ファスナーテープの前記ファスナーエレメントを有しない側の端部が、前記ファスナーテープの前記ファスナーエレメントを有する側の端部までとどかないため、ファスナーエレメントに挟み込まれるのを防止できる。
前項[3]の発明によると、補強部を設けたため、ファスナーテープが紐孔と擦れることで、ファスナーテープがほつれるのを防止できる。
前項[4]の発明によると、靴紐を靴に通すときに、ファスナーエレメントが紐孔と擦れることで、靴紐を紐孔に通し難くなるのを軽減できる。
前項[5]の発明によると、靴において、上記[1]〜[4]の効果を奏することができる。
本発明の一実施形態を示す斜視図である。 同実施形態かかる靴紐の構成を説明する外観図である。 同実施形態かかる靴紐の装着状態を説明する説明図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態にかかる靴紐1および靴紐1を備える靴6について説明する。靴紐1は、靴6の紐孔61に通されて使用されるものである。
図2に示すように、靴紐1は、ファスナーテープ10と、複数のファスナーエレメント21を有するファスナーエレメント列20と、補強部30と、スライダー40と、を備えている。
ここで、靴紐1の幅とは、ファスナーテープ10に装着されたファスナーエレメント21の端部21aから、ファスナーテープ10の端部10b(他側端部10b)までの寸法Xとする。この靴紐1の幅寸法Xは、靴2の紐孔61の直径寸法よりも小さく、靴2の紐孔61に靴紐1が通る幅寸法に設定されている。具体的に靴紐1の幅寸法は、例えば一般的な靴の紐孔の直径寸法3mm〜20mmよりも小さく設定されている。
ファスナーテープ10の素材は、例えば、ナイロン、ポリエステル、コットンなどを採用でき、その他の任意の素材も採用できる。
ファスナーテープ10の長さは、特に限定はされないが、例えば男性用、女性用、大人用または子供用の一般的な靴紐の長さとほぼ同じであれば良く、具体的には例えば50cm〜150cmの長さであれば良い。また、ハイカット、ロングブーツなどの靴については、150cmを超える長さとしても良く、靴の種類にあわさせて設定できる。
ファスナーテープ10の幅(左右方向)は、ファスナーテープ10の一側端部10aにファスナーエレメント21を設けるため、少なくともファスナーエレメント21を設けられる幅寸法に設定されている。例えば、ファスナーテープ10の幅は1mm〜20mmに設定されている。
ファスナーテープ10の厚さ(表面から裏面までの表裏方向)は、ファスナーエレメント21の厚さよりも小さく設定されている。
ファスナーエレメント列20は、ファスナーテープ10の幅方向の一側端部10aに設けられている。さらに、ファスナーエレメント列20は、ファスナーテープ10の長さ方向の先端から他の先端に至るまで、複数のファスナーエレメント21を設けて構成されている。
また、ファスナーテープ10のファスナーエレメント21を有しない側の端部10b(他側端部10b)からファスナーエレメント21のファスナーテープ10側の端部21bまでの幅Y寸法は、ファスナーエレメント21のファスナーテープ10側の端部21aからファスナーテープ10のファスナーエレメント21を有する側の端部10aまでの幅Z寸法よりも小さい。
このファスナーエレメント21は、例えば、ポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレートなどの合成樹脂を用いて、ファスナーテープ10の一側端部10aに射出成形されて取り付けられている。また、ファスナーエレメントはコイル状の樹脂で形成しても良い。また、ファスナーエレメント21は、これら合成樹脂以外の素材として、金属などの素材、その他任意の素材を採用できる。
補強部30は、ファスナーテープ10の幅方向において、ファスナーエレメント列20が設けられている一側端部10aとは反対側の他側端部10bに設けられている。また、補強部30は、ファスナーテープ10の長さ方向の先端から他の先端に至って設けられている。
補強部30は、ファスナーテープ10の他側端部10bがほつれないように補強できるものであれば良く、例えば、ヒートカットにより溶かした生地が再び固まることにより糸のほつれを防止できるものであっても良い。これ以外にも、補強部30は、ファスナーテープ10の他側端部10bに樹脂やゴム等を溶着させたもの、手縫いでほつれ止めしたもの、ピンキングはさみで裁断してほつれ止めとしたもの、またピンキングはさみで裁断した上に熱を加えて溶着したものであって良い。
図2に示すように、ファスナーテープ10の両先端部が近接し、ファスナーエレメント列20が対向するように折り返された状態において、スライダー40は、対向するファスナーエレメント列20を相互に噛合または分離させるものであり、ファスナーエレメント列20に沿って、ファスナーテープ10の長手方向に往復移動が可能である。
また、スライダー40は上下に2つ取り付けられおり、上下2つのスライダー40は靴紐1の一方の先端側(ファスナーエレメント列20)から分離できず、靴紐1の他方の先端側(ファスナーエレメント列20)から分離できるように構成されている。これにより、靴紐1は、スライダーを他のファスナーエレメント列20から完全に分離させると、環状から紐状になり、スライダーを他のファスナーエレメント列20に結合させると紐状から環状になる。
スライダー40は、ファスナーテープ10の両先端側から離れる方向に向かって移動させると、対向するファスナーエレメント列20を相互に嵌合させ、両先端側に向かって移動させると、対向するファスナーエレメント列20を相互に分離させる。
スライダー40は、例えば樹脂、金属などの素材、その他任意の素材を採用できる。
次に、靴紐1を靴6に装着する方法について説明する。
図3に示すように、スライダー40を靴紐1(ファスナーエレメント列20)の先端側に移動させることにより、対向するファスナーエレメント列20を相互に分離させていき、靴紐1の先端同士も完全に分離させて、靴紐1を1本のループ状にする。この状態において、通常の靴紐のように、靴紐1のスライダー40が付いていない側の先端部を靴6の紐孔61に下方側から上方側に向かって通す。最後に、靴紐1の先端同士をスライダー40で結合させ、このスライダー40を靴紐1の両先端側から離れる方向に向かって移動させると対向するファスナーエレメント列20が噛合されて、履口部62の開口を狭めることができる。
本実施形態の靴紐1は、次の利点がある。
上記実施形態によると、ファスナーエレメント列20は、ファスナーテープ10の一側端部10aであって、ファスナーテープ10の先端から他の先端に至るまで、複数のファスナーエレメント21を設けて構成したため、ファスナーを締め上げる範囲が広がることにより、通常の靴、紐孔が複数設けられているブーツ、つま先部分までしか紐孔がないような靴など、様々な靴に対応できる。
以上、本発明を一実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その発明の範囲で適宜変更可能であり、例えば以下のように構成しても良い。
(1)上記実施形態によると、複数のファスナーエレメント21はファスナーテープ10の先端から他の先端に至るまで設けられるとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ファスナーテープ10の各先端から先端近傍に至るまでの間にのみ、複数のファスナーエレメント21を設けても良い。このように構成することで、靴紐を靴に通すときに、ファスナーエレメントが紐孔と擦れることで、靴紐を紐孔に通し難くなるのを軽減できる。また、このような構成において、ファスナーエレメント21が設けられていない部分に、ほつれを防止するために補強部30を設けても良い。
(2)上記実施形態によると、スライダー40は2つ設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、1つでもあっても良い。
1 :靴紐
10:ファスナーテープ
10a:一側端部
10b:他側端部
20:ファスナーエレメント列
21:ファスナーエレメント
21a:端部
21b:端部
30:補強部
40:スライダー
6 :靴本体
61:紐孔
62:履口部

Claims (5)

  1. 靴の紐孔に通すことができる幅に形成された靴紐であって、
    ファスナーテープと、
    前記ファスナーテープの一側端部に設けられ、複数のファスナーエレメントを有するファスナーエレメント列と、
    前記ファスナーエレメント列が対向するように、前記ファスナーテープが折り返され、前記対向するファスナーエレメント列を噛合又は分離させるスライダーと、
    を備え、
    前記スライダーは、上下に2つ取り付けられている、
    ことを特徴とする靴紐。
  2. 前記ファスナーテープの前記ファスナーエレメントを有しない側の端部から前記ファスナーエレメントの前記ファスナーテープ側の端部までの幅寸法は、前記ファスナーエレメントの前記ファスナーテープ側の端部から前記ファスナーテープの前記ファスナーエレメントを有する側の端部まで幅寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の靴紐。
  3. 前記ファスナーテープの前記ファスナーエレメントが設けられた一側端部とは反対側の他側端部には、ファスナーテープのほつれを防ぐ補強部が形成されている請求項1又は2に記載の靴紐。
  4. 前記ファスナーエレメントは、前記ファスナーテープの各先端から先端近傍に至るまでの間にのみ設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の靴紐。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の靴紐を備えた靴。
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