JP2007265828A - 中継コネクタ - Google Patents

中継コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007265828A
JP2007265828A JP2006089956A JP2006089956A JP2007265828A JP 2007265828 A JP2007265828 A JP 2007265828A JP 2006089956 A JP2006089956 A JP 2006089956A JP 2006089956 A JP2006089956 A JP 2006089956A JP 2007265828 A JP2007265828 A JP 2007265828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
lock
main body
actuator
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006089956A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4717680B2 (ja
Inventor
Teruhito Suzuki
鈴木 照仁
Hideyuki Hirata
平田 秀幸
Koji Murakami
村上 幸司
Satoshi Ri
聡 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP2006089956A priority Critical patent/JP4717680B2/ja
Publication of JP2007265828A publication Critical patent/JP2007265828A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4717680B2 publication Critical patent/JP4717680B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】構造が簡素でサイズを小型化することができ、平板状ケーブルを確実にロックすることができるようにする。
【解決手段】アクチュエータは、ハウジングの挿入口と反対側に取付けられ、第1位置から挿入口と反対方向に向かって姿勢変化して第2位置になると、第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルの挿入方向と平行になる本体部、及び、本体部と反対方向に延在するロック部を備え、ロック部は、本体部が挿入口と反対方向に向かって姿勢変化すると挿入口に向かって姿勢変化し、本体部が第2位置になると挿入方向と平行になって、第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルをロックする。
【選択図】図1

Description

本発明は、中継コネクタに関するものである。
従来、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等と称される可撓(とう)性を備える平板状ケーブルを相互に接続するためのFPCコネクタと称されるコネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図9は従来のコネクタの斜視図である。
図に示されるように、コネクタは、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジング301と、金属等の導電性材料から成り、ハウジング301の複数の溝302内に装填(てん)された複数の端子303とを有する。また、前記ハウジング301にはアクチュエータ304が回転可能に取付けられており、フレキシブル回路基板、すなわち、FPC311をハウジング301の挿入部307に挿入する際には、図に示されるように、アクチュエータ304が開いた状態になっている。これにより、ZIF(Zero Insertion Force)構造が実現されている。
そして、FPC311をハウジング301の挿入部307に挿入した後、オペレータが手指等によって操作することにより、アクチュエータ304を前方、すなわち、FPC311が挿入される側に向けて回転させ、閉じた状態とする。これにより、アクチュエータ304の押圧部305がFPC311をハウジング301の挿入部307に押付けるので、FPC311の下面に露出している図示されない導電線が端子303に押付けられて接触する。そして、FPC311はアクチュエータ304の押圧部305とハウジング301の挿入部307とによって挟込まれる。また、アクチュエータ304の自由端の両側に形成された抜止め用のロック部材306がFPC311の両側に形成された耳部312に係合してロックする。これにより、FPC311が抜出てしまうことが防止され、FPC311とコネクタとの接続が確実に維持される。
しかし、図9に示されるようなコネクタでは、アクチュエータ304がハウジング301の前方に取付けられ、前方に向かって回転することによってFPC311を挟込むようになっているので、特に、コネクタのサイズが小さな場合、FPC311を交換する際にアクチュエータ304を開放させるための操作が困難である。そこで、アクチュエータがハウジングの後方に取付けられ、後方に向かって回転することによってFPC311を挟込むコネクタが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。これにより、コネクタのサイズが小さくても、オペレータが手指等によってアクチュエータを容易に操作することができる。
特開2003−208946号公報 特開平11−31561号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、アクチュエータをハウジングの後方に取付け、後方に向かって回転することによってFPCを挟込むようにすると、抜止め用のロック部材をアクチュエータに配設することができなかった。そのため、アクチュエータの動きに連動するロック部材を別個に配設する必要があり、コネクタの構造が複雑になるともに大型になってしまう。また、前記従来のコネクタは、回路基板等の基板上に実装され、FPCを基板に接続するために使用されるものであって、FPC同士を接続することができなかった。
本発明は、前記従来のコネクタの問題点を解決して、積層された平板状ケーブルを挿入する中継コネクタであって、ハウジングの後方に姿勢変化可能に取付けられ、後方に向かって姿勢変化すると平板状ケーブルの挿入方向と平行になる本体部、及び、該本体部と反対方向に延在して平板状ケーブルをロックするロック部を備えるアクチュエータを有し、本体部を後方に向かって姿勢変化させるとロック部が前方に向かって姿勢変化し、本体部が平板状ケーブルの挿入方向と平行になるとロック部も平板状ケーブルの挿入方向と平行になって平板状ケーブルをロックするようにして、構造が簡素でサイズを小型化することができ、平板状ケーブルを確実にロックすることができる中継コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明の中継コネクタは、積層された第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルを挿入する挿入口を備えるハウジングと、該ハウジングに装填され、前記第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルを両側から挟込む端子と、前記第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された第1の平板状ケーブルの導電線と第2の平板状ケーブルの導電線とを電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジングに取付けられるアクチュエータとを有する中継コネクタであって、前記アクチュエータは、前記ハウジングの挿入口と反対側に取付けられ、前記第1位置から挿入口と反対方向に向かって姿勢変化して第2位置になると、前記第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルの挿入方向と平行になる本体部、及び、該本体部と反対方向に延在するロック部を備え、該ロック部は、前記本体部が挿入口と反対方向に向かって姿勢変化すると挿入口に向かって姿勢変化し、前記本体部が第2位置になると前記挿入方向と平行になって、前記第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルをロックする。
本発明の他の中継コネクタにおいては、さらに、前記第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルは、側縁から外方へ突出する耳部を備え、前記ロック部は、前記本体部が前記第2位置になると前記耳部が嵌(はまり)込むロック凹部を備える。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、前記ハウジングはロック係合孔(こう)を備え、前記ロック部は、前記本体部が前記第2位置になると前記ロック係合孔に進入して係合するロック突起を備える。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、前記端子は、前記第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルを両側から押圧する押圧突起を備えるとともに前記第1の平板状ケーブル及び第2の平板状ケーブルの挿抜方向に延在する第1腕部及び第2腕部、並びに、前記第1腕部と第2腕部とを連結する連結部を備え、前記本体部を前記第1位置から第2位置に姿勢変化させると、前記第1腕部の押圧突起と第2腕部の押圧突起とが接近するように第1腕部又は第2腕部の角度が変化する。
本発明によれば、積層された平板状ケーブルを挿入する中継コネクタであって、ハウジングの後方に姿勢変化可能に取付けられ、後方に向かって姿勢変化すると平板状ケーブルの挿入方向と平行になる本体部、及び、該本体部と反対方向に延在して平板状ケーブルをロックするロック部を備えるアクチュエータを有する。そして、本体部を後方に向かって姿勢変化させるとロック部が前方に向かって姿勢変化し、本体部が平板状ケーブルの挿入方向と平行になるとロック部も平板状ケーブルの挿入方向と平行になって平板状ケーブルをロックするようになっている。これにより、構造が簡素でサイズを小型化することができ、平板状ケーブルを確実にロックすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における中継コネクタの分解組立図、図2は本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの斜視図、図3は本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの三面図、図4は本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの斜視図、図5は本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの断面図であり図4におけるA−A矢視断面図、図6は本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの拡大断面図であり図5におけるB部拡大図である。なお、図3(a)は上面図、図3(b)は正面図、図3(c)は側面図である。
図において、10は本実施の形態における中継コネクタとしてのコネクタであり、フレキシブル回路基板、フレキシブルフラットケーブル等と称される第1の平板状ケーブル51aと第2の平板状ケーブル51bとを電気的に接続するために使用される。本実施の形態において、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bは、図4に示されるように、端部が積層された状態で、コネクタ10に挿入されて相互に接続される。この場合、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bは、後述される導電線53が形成された面が向合うようにして、積層される。なお、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bは、同様の構成を備えるものであり、統合的に説明する場合には、平板状ケーブル51として説明する。該平板状ケーブル51は、例えば、FPC、FFC等と称される平板状可撓性ケーブルであるが、導電線53を備える平板状のケーブルであれば、いかなる種類のものであってもよい。
また、本実施の形態において、コネクタ10の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ10が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ10の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記コネクタ10は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたハウジング31と、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、前記ハウジング31の後方(図1における右斜め上方)に、姿勢変化可能に取付けられたアクチュエータ11とを有する。すなわち、該アクチュエータ11は、姿勢変化して第1位置としての開位置及び第2位置としての閉位置になるように前記ハウジング31に取付けられている。
そして、該ハウジング31は、下部32、上部35、左右の側部36、並びに、前記下部32、上部35及び側部36の間に形成された前方(図1における左斜め下方)から平板状ケーブル51の端部を挿入したり抜出したりするための開口部である挿入口33を有し、該挿入口33には金属製の端子41が装填される端子受入溝34が複数形成されている。なお、前記挿入口33内には、図4及び5に示されるように、端子受入溝34と端子受入溝34との間には平板状ケーブル51の先端が当接する当接部38が配設されている。そして、該端子受入溝34は、例えば、ピッチ約0.3〔mm〕で合計40本が形成されている。なお、前記端子受入溝34のピッチ及び数は適宜変更することができる。さらに、必ずしもすべての端子受入溝34に端子41が装填される必要はなく、平板状ケーブル51が備える導電線53の配列に対応させて、端子41を適宜省略することができる。
また、各ハウジング31の両側部36には、補助金具としてのストッパ21が収容されて装填されるストッパ収容孔26が形成されている。前記ストッパ21は、後方(図1における右斜め上方)からストッパ収容孔26に挿入され、該ストッパ収容孔26の天井面及び床面に係止突起22が喰(くい)込むことによってハウジング31に固定される。そして、ストッパ21の後端に形成された抜止部24が、アクチュエータ11の側方に形成された第2軸部17bの後方への移動を規制することによって、ハウジング31に取付けられたアクチュエータ11がハウジング31から離脱することを防止する。また、前記ストッパ21の膨出部23は、閉位置になったアクチュエータ11のロック部16の側面に圧接し、摩擦によってロック部16を停止させ、アクチュエータ11の開位置への姿勢変化を規制してアクチュエータ11を閉位置に保持する。
そして、前記アクチュエータ11は、略方形の厚板状の部材である本体部15、該本体部15に形成された複数の端子収容孔12、該端子収容孔12内に形成された第1軸部17a、本体部15の側方から突出するように形成された第2軸部17b、及び、本体部15の両側から延在するロック部16を有する。なお、前記端子収容孔12には、図5に示されるように、端子41の上腕部44の作動レバー部44bが収容される。また、前記ロック部16は、図1に示されるように、本体部15と平行に、かつ、第1軸部17a及び第2軸部17bに関して、本体部15と反対方向に延在する腕状部材であり、先端(図1における下端)に形成されたロック突起16a及び該ロック突起16aに隣接して形成されたロック凹部16bを備える。
また、端子41は、図5及び6に示されるように、略H字状の形状を有し、平板状ケーブル51の挿抜方向、つまり、ハウジング31の前後方向に延在する第1腕部としての下腕部43及び第2腕部としての上腕部44、並びに、下腕部43と上腕部44とを連結する細長い帯状の連結部45を備える。該連結部45は、下腕部43における長手方向両端の間の位置に接続され、かつ、上腕部44における長手方向両端の間の位置に接続される。なお、上腕部44は下腕部43の上方に配設されている。
ここで、該下腕部43は、連結部45側から前方に向けて突出する先端突出部43c、先端近傍であって先端突出部43cより後方に位置し、上方に突出する押圧突起としてのケーブル支持部43a、及び、連結部45との接続部よりも後方に接続され、第1軸部17aを下方から支持する軸受部43bを備える。また、該軸受部43bの後端にはテール部42が接続されている。該テール部42は、下方に突出しているので、必要に応じて、基板の面上に形成される接続パッドにはんだ付等によって接続される基板用接続部として使用することもできる。なお、前記先端突出部43cの上端には上方に突出する突起43dが形成されている。
そして、端子41は、ハウジング31の背面側(図5における右側)から端子受入溝34に挿入されて装填される。この場合、下腕部43のほぼ直線状の下端部が端子受入溝34の床面に当接し、先端突出部43cが端子受入溝34内に配設された端子支持部材32aの下側面と端子受入溝34の床面との間に圧入され、突起43dが端子支持部材32aの下側面穴部の天井面に喰込み、さらに、テール部42の突起42aがハウジング31の下部32における後端面の下端に喰込むことによって、端子41がハウジング31に固定される。
また、上腕部44は、平板状ケーブル51を下腕部43に対して押付ける可動押圧部材として機能するものであり、その先端近傍には下方に突出する押圧突起としてのケーブル押圧部44aが形成されている。さらに、前記上腕部44は、連結部45との接続点より後方に延在し、アクチュエータ11の端子収容孔12内に進入して第1軸部17aの上方への移動を規制する作動レバー部44bを備える。
そして、前記第1軸部17aは、略楕(だ)円形状又は長方形状の断面を備え、軸受部43bと作動レバー部44bとの間に位置し、回転することによってカムとして機能し、作動レバー部44bを上方に押上げるようになっている。そして、作動レバー部44bが上方に押上げられると、主として連結部45とその近傍部分が弾性的に変形し、上腕部44全体が回動して上腕部44と下腕部43との相対的角度が変化し、上腕部44の先端が下方に移動する。これにより、ケーブル押圧部44aがケーブル支持部43aに接近するように移動して、平板状ケーブル51に押付けられる。
なお、アクチュエータ11が開位置にあるときは、第1軸部17aが水平に近い角度になっているので、作動レバー部44bは上方に押上げられておらず、上腕部44の先端が下方に移動していない。そのため、ケーブル押圧部44aとケーブル支持部43aとの間隔が十分に広いので、挿入口33から挿入された平板状ケーブル51の端部は、ケーブル押圧部44a及びケーブル支持部43aから接触圧を受けずに、又は、わずかの接触圧しか受けずに挿入されるので、実質的にZIF(Zero Insertion Force)構造が実現されている。
また、図4及び5に示されるように、アクチュエータ11をコネクタ10の後方に向かって姿勢変化させて閉位置にすると、第1軸部17aが垂直に近い角度になるので、作動レバー部44bは上方に押上げられ、上腕部44の先端が下方に移動する。そのため、挿入口33から挿入された平板状ケーブル51の端部は、ケーブル押圧部44aとケーブル支持部43aとによって上下から挟込まれて移動不能となる。また、アクチュエータ11のロック部16が前方に向かって姿勢変化し、先端のロック突起16aが上昇して、ハウジング31に形成されたロック係合孔37に下方から進入して係合する。該ロック係合孔37は、ハウジング31をその厚さ方向に貫通するように形成されている。また、ロック係合孔37に隣接して確認用貫通孔39が形成されている。なお、平板状ケーブル51の先端における両側の側縁には後述する耳部52が形成されており、ロック突起16aが上昇してロック係合孔37に係合すると、前記耳部52がロック凹部16bに嵌込むようになっている。これによって、平板状ケーブル51は、確実にロックされて移動不能となり、挿入口33から抜出ることが防止される。なお、オペレータは、前記確認用貫通孔39を通して、耳部52がロック凹部16bに嵌込んだことを視認することができる。
次に、前記平板状ケーブル51を接続する動作について説明する。
図7は本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの平板状ケーブルとの位置関係を示す図、図8は本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの平板状ケーブルとの位置関係を示す図である。
ここで、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの各々には、図7及び8に示されるように、電気的絶縁性を示す絶縁層上に導電性を備える箔(はく)状の導電線53が複数本、例えば、40本、所定のピッチ、例えば、約0.3〔mm〕で並列に配設されている。なお、前記導電線53の上面は他の絶縁層によって覆われている。また、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bにおけるコネクタ10の挿入口33に挿入される端部(図7及び8における斜め右上端部)側、すなわち、先端部側では、先端から所定の長さ範囲に亘(わた)って、絶縁層が除去され、前記導電線53の上面が露出している。
なお、図7及び8においては、説明の都合上、ストッパ21、ハウジング31及び端子41の描画が省略されている。また、上側に位置する第2の平板状ケーブル51bの先端部近傍の描画も省略されている。
本実施の形態においては、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの先端部側は、各々の導電線53が形成された面が向合うようにして、積層される場合について説明する。この場合、導電線53の上面が露出している範囲において、第1の平板状ケーブル51aの各導電線53と第2の平板状ケーブル51bの各導電線53とが互いに対向するように積層される。なお、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの先端における両側の側縁には、外方へ突出する耳部52が各々形成されている。
そして、オペレータは、このように積層された第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bを先端からハウジング31の挿入口33に挿入する。この場合、図2及び3に示されるように、アクチュエータ11はあらかじめ開位置にされている。すると、積層された第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの先端から所定の範囲は、端子受入溝34内に収容された端子41の上腕部44と下腕部43との間に挿入される。
なお、図に示される例においては、第1の平板状ケーブル51aが下側に位置し、第2の平板状ケーブル51bが上側に位置するようになっているが、第1の平板状ケーブル51aが上側に位置し、第2の平板状ケーブル51bが下側に位置するようにしてもよい。そして、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの先端は、端子受入溝34内に位置する当接部38に当接する。これにより、平板状ケーブル51の長さ方向の位置決めが行われ、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの挿入が完了した状態となる。
続いて、オペレータがアクチュエータ11の本体部15を手指等によって操作し、図2及び3に示されるような開位置にあるアクチュエータ11をコネクタ10の後方に向かって姿勢変化させ、図4及び5に示されるような閉位置にある状態とする。この場合、図3(c)において、アクチュエータ11は時計回り方向に姿勢変化させることによって閉位置にすることができる。
これにより、アクチュエータ11の本体部15が回転し、図4及び5に示されるように、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの挿入方向とほぼ平行な状態になる。また、第1軸部17aが回転し、図5に示されるように、垂直に近い角度になる。すなわち、略楕円形状又は長方形状である第1軸部17aの断面の長軸が垂直に近い角度になる。
そのため、前記第1軸部17aが軸受部43bと作動レバー部44bとの間隔を押広げ、該作動レバー部44bを上方に押上げるので、主として連結部45とその近傍部分が弾性的に変形し、上腕部44全体が回動して上腕部44と下腕部43との相対的角度が変化し、上腕部44の先端が下方に移動する。そして、ケーブル押圧部44aがケーブル支持部43aに接近するように移動して、第2の平板状ケーブル51bの上側の面、すなわち、導電線53と反対側の面に押付けられる。そのため、第2の平板状ケーブル51bの下側の面において露出している導電線53が、第1の平板状ケーブル51aの上側の面において露出している導電線53に押付けられる。
この場合、ケーブル押圧部44aと対向する位置にケーブル支持部43aがあるので、第1の平板状ケーブル51aの下側の面、すなわち、導電線53と反対側の面に対して、ケーブル支持部43aが押付けられる。その結果、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bは、ケーブル押圧部44aとケーブル支持部43aとによって上下から挟まれた状態となり、図6に示されるように、第1の平板状ケーブル51aの上側の面において露出している導電線53と第2の平板状ケーブル51bの下側の面において露出している導電線53とがケーブル支持部43a及びケーブル押圧部44aに対応する位置において接触点55を形成して電気的に接続される。これにより、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bが相互に接続される。
また、開位置にあるアクチュエータ11の本体部15をコネクタ10の後方に向かって姿勢変化させると、図2及び7に示されるように、ハウジング31の下方に向けて延在した状態となっているロック部16がコネクタ10の後方に向かって姿勢変化し、ロック部16の先端が上昇する。そして、アクチュエータ11の姿勢変化が完了して閉位置になると、アクチュエータ11の本体部15とともにロック部16も、図8に示されるように、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの挿入方向とほぼ平行な状態になる。
この場合、先端のロック突起16aは、図4に示されるように、ハウジング31に形成されたロック係合孔37に下方から進入して係合する。また、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの耳部52がロック凹部16bに嵌込むようになっている。なお、図8においては、上側に位置する第2の平板状ケーブル51bの先端部近傍の描画が省略されているので、第1の平板状ケーブル51aの耳部52のみがロック凹部16bに嵌込んだ状態が示されている。これによって、平板状ケーブル51は、確実にロックされて移動不能となり、挿入口33から抜出ることが防止される。
また、ロック突起16aがロック係合孔37と係合するとともに、ストッパ21の膨出部23が第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bの挿入方向とほぼ平行な状態になったロック部16の側面に圧接した状態となる。そのため、ロック部16が図8に示されるような状態で停止させられるので、アクチュエータ11は、閉位置で保持され、コネクタ10に振動、衝撃等の外力が加えられても、姿勢変化して開位置に戻ってしまうことがない。
このように、本実施の形態において、アクチュエータ11は、ハウジング31の挿入口33と反対側に取付けられ、開位置から挿入口33と反対方向に向かって姿勢変化して閉位置になると、平板状ケーブル51の挿入方向と平行になる本体部15、及び、該本体部15と反対方向に延在するロック部16を備え、該ロック部16は、本体部15が挿入口33と反対方向に向かって姿勢変化すると挿入口33に向かって姿勢変化し、本体部15が閉位置になると挿入方向と平行になって、平板状ケーブル51をロックする。
これにより、該平板状ケーブル51をロックすることができ、かつ、構造を簡素化し、コネクタ10のサイズを小型化することができる。
また、ロック部16はロック凹部16bを備え、本体部15が閉位置になると平板状ケーブル51の耳部52がロック凹部16bに嵌込む。これにより、平板状ケーブル51は、確実にロックされて移動不能となり、挿入口33から抜出ることが防止される。
さらに、ロック部16はロック突起16aを備え、本体部15が閉位置になるとロック突起16aがロック係合孔37に進入して係合する。これにより、ロック部16が停止させられるので、アクチュエータ11が開位置に戻ってしまうことがない。
なお、本実施の形態においては、導電線53が形成された面が向合うようにして、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bを積層した例についてのみ説明したが、導電線53が形成されてない面が向合うようにして、第1の平板状ケーブル51a及び第2の平板状ケーブル51bを積層することもできる。この場合、第1の平板状ケーブル51aの導電線53は、下向きとなるので、下腕部43のケーブル支持部43aと接触して端子41と導通し、第2の平板状ケーブル51bの導電線53は、上向きとなるので、上腕部44のケーブル押圧部44aと接触して端子41と導通する。したがって、第1の平板状ケーブル51aの導電線53と第2の平板状ケーブル51bの導電線53とは、端子41を介して、相互に電気的に接続される。
また、本実施の形態においては、アクチュエータ11を姿勢変化させることによって上腕部44が回動する例について説明したが、下腕部43が回動するようにしてもよい。この場合には、ケーブル支持部43aがケーブル押圧部44aに接近し、かつ、挿入方向に変位することによって、第1の平板状ケーブル51aの下側の面が挿入方向に変位させられる。
さらに、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における中継コネクタの分解組立図である。 本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの斜視図である。 本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの三面図である。 本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの斜視図である。 本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの断面図であり図4におけるA−A矢視断面図である。 本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの拡大断面図であり図5におけるB部拡大図である。 本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの平板状ケーブルとの位置関係を示す図である。 本発明の実施の形態における中継コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの平板状ケーブルとの位置関係を示す図である。 従来のコネクタの斜視図である。
符号の説明
10 コネクタ
11、304 アクチュエータ
12 端子収容孔
15 本体部
16 ロック部
16a ロック突起
16b ロック凹部
17a 第1軸部
17b 第2軸部
21 ストッパ
22 係止突起
23 膨出部
24 抜止部
26 ストッパ収容孔
31、301 ハウジング
32 下部
32a 端子支持部材
33 挿入口
34 端子受入溝
35 上部
36 側部
37 ロック係合孔
38 当接部
39 確認用貫通孔
41、303 端子
42 テール部
42a、43d 突起
43 下腕部
43a ケーブル支持部
43b 軸受部
43c 先端突出部
44 上腕部
44a ケーブル押圧部
44b 作動レバー部
45 連結部
51a 第1の平板状ケーブル
51b 第2の平板状ケーブル
52、312 耳部
53 導電線
55 接触点
302 溝
305 押圧部
306 ロック部材
307 挿入部
311 FPC

Claims (4)

  1. (a)積層された第1の平板状ケーブル(51a)及び第2の平板状ケーブル(51b)を挿入する挿入口(33)を備えるハウジング(31)と、
    (b)該ハウジング(31)に装填され、前記第1の平板状ケーブル(51a)及び第2の平板状ケーブル(51b)を両側から挟込む端子(41)と、
    (c)前記第1の平板状ケーブル(51a)及び第2の平板状ケーブル(51b)を挿入可能な第1位置と挿入された第1の平板状ケーブル(51a)の導電線(53)と第2の平板状ケーブル(51b)の導電線(53)とを電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジング(31)に取付けられるアクチュエータ(11)とを有する中継コネクタ(10)であって、
    (d)前記アクチュエータ(11)は、前記ハウジング(31)の挿入口(33)と反対側に取付けられ、前記第1位置から挿入口(33)と反対方向に向かって姿勢変化して第2位置になると、前記第1の平板状ケーブル(51a)及び第2の平板状ケーブル(51b)の挿入方向と平行になる本体部(15)、及び、該本体部(15)と反対方向に延在するロック部(16)を備え、
    (e)該ロック部(16)は、前記本体部(15)が挿入口(33)と反対方向に向かって姿勢変化すると挿入口(33)に向かって姿勢変化し、前記本体部(15)が第2位置になると前記挿入方向と平行になって、前記第1の平板状ケーブル(51a)及び第2の平板状ケーブル(51b)をロックすることを特徴とする中継コネクタ(10)。
  2. (a)前記第1の平板状ケーブル(51a)及び第2の平板状ケーブル(51b)は、側縁から外方へ突出する耳部(52)を備え、
    (b)前記ロック部(16)は、前記本体部(15)が前記第2位置になると前記耳部(52)が嵌込むロック凹部(16b)を備える請求項1に記載の中継コネクタ(10)。
  3. (a)前記ハウジング(31)はロック係合孔(37)を備え、
    (b)前記ロック部(16)は、前記本体部(15)が前記第2位置になると前記ロック係合孔(37)に進入して係合するロック突起(16a)を備える請求項1に記載の中継コネクタ(10)。
  4. (a)前記端子(41)は、前記第1の平板状ケーブル(51a)及び第2の平板状ケーブル(51b)を両側から押圧する押圧突起(43a、44a)を備えるとともに前記第1の平板状ケーブル(51a)及び第2の平板状ケーブル(51b)の挿抜方向に延在する第1腕部(43)及び第2腕部(44)、並びに、前記第1腕部(43)と第2腕部(44)とを連結する連結部(45)を備え、
    (b)前記本体部(15)を前記第1位置から第2位置に姿勢変化させると、前記第1腕部(43)の押圧突起(43a)と第2腕部(44)の押圧突起(44a)とが接近するように第1腕部(43)又は第2腕部(44)の角度が変化する請求項1に記載の中継コネクタ(10)。
JP2006089956A 2006-03-29 2006-03-29 中継コネクタ Expired - Fee Related JP4717680B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006089956A JP4717680B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 中継コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006089956A JP4717680B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 中継コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007265828A true JP2007265828A (ja) 2007-10-11
JP4717680B2 JP4717680B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=38638615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006089956A Expired - Fee Related JP4717680B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 中継コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4717680B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010287352A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 I-Pex Co Ltd 電気コネクタ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203932A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Seiko Epson Corp 基板接続構造
JPH10270131A (ja) * 1997-01-23 1998-10-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd シート状導電路用コネクタ
JPH10270130A (ja) * 1997-01-23 1998-10-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd シート状導電路用コネクタ
JP2002141126A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ
JP2003036907A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 基板実装コネクタ
JP2004221049A (ja) * 2002-12-26 2004-08-05 D D K Ltd コネクタ
JP2004221067A (ja) * 2002-12-25 2004-08-05 D D K Ltd コネクタ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203932A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Seiko Epson Corp 基板接続構造
JPH10270131A (ja) * 1997-01-23 1998-10-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd シート状導電路用コネクタ
JPH10270130A (ja) * 1997-01-23 1998-10-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd シート状導電路用コネクタ
JP2002141126A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ
JP2003036907A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 基板実装コネクタ
JP2004221067A (ja) * 2002-12-25 2004-08-05 D D K Ltd コネクタ
JP2004221049A (ja) * 2002-12-26 2004-08-05 D D K Ltd コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010287352A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 I-Pex Co Ltd 電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4717680B2 (ja) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3124505U (ja) Fpc用電気コネクタ
JP4192203B1 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4931417B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
KR100373597B1 (ko) 커넥터에 접속되어 있는 박판형 물체와 평행한 방향의접촉편에 결합된 회전식 액추에이터를 가지는 커넥터
JP4953904B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP6975626B2 (ja) コネクタ及びコネクタアセンブリ
JP5826565B2 (ja) コネクタ
JP5741828B2 (ja) コネクタ装置
JP4632980B2 (ja) 中継コネクタ
WO2007039950A1 (ja) コネクタ
US9160101B2 (en) Electric connector
US7950952B2 (en) FPC connector with rotating latch
JP4707610B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4722745B2 (ja) 中継コネクタ
JP4919361B2 (ja) コネクタ装置
JP4651501B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP4717680B2 (ja) 中継コネクタ
JP5650287B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP2008288004A (ja) ケーブル用コネクタ
JP4398914B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4651500B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP4880538B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2006147407A (ja) コネクタとフレキシブル基板との接続構造
JP5411305B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP2006147408A (ja) フレキシブル基板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees