JP2007265699A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】配線の設計、製造を容易にかつ低コストで行うことができるジョイントコネクタを提供する。
【解決手段】ヒューズ上流側配線とヒューズ下流側配線とがヒューズを介して接続された電源体系を有する自動車用ジャンクションボックス10に用いられるジョイントコネクタ15。ジョイントコネクタ15はコネクタバスバー22を備えている。コネクタバスバー22は、バスバー本体25と、バスバー本体25から上方に延びる下流側端子24と、バスバー本体25から下方に延びる第1〜第3出力側端子26〜28とを備え、これらは一体に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用ジャンクションボックスに用いられるジョイントコネクタに関する。
自動車用ジャンクションボックス(自動車用電気接続箱ともいう)には、配線媒体としてのバスバーを備えたジョイントコネクタが、配線のジョイント部分に用いられている(例えば、特許文献1〜5を参照)。バスバーは、銅系材料の打ち抜き、曲げ加工などにより形成される。
特許文献1には、圧入片を有するバスバーを、溝を有する絶縁基板に固定するにあたって、圧入片を溝に圧入する際に生じる絶縁基板の削り屑を、屑収容溝に収容できるようにしたバスバーと絶縁基板の固定構造が開示されている。
特許文献2には、複数のバスバーが導電率の異なる二種以上の導電性金属板から打抜き形成されているバスバー配線板が開示されている。
特許文献3には、複数のバスバーを、ブリッジをカットせずに積み重ね、積み重ねたバスバーを絶縁材料によって一括して成型した後、各層のバスバーのブリッジをカットする電気接続箱の製造方法が開示されている。
特許文献4には、バスバーの連結片を切断除去し、連結片の切断除去により生じた切断分離部に樹脂を注入するバスバー回路板の製造方法が開示されている。
特許文献5には、端部の折り曲げによりタブ状端子を形成したバスバーを有するバスバー配線板の製造方法が開示されている。
実公平7−47932号公報 特許第2503316号公報 特許第2555052号公報 特許第2561948号公報 特許第2733521号公報
バスバーは、銅板をプレスで打ち抜き、曲げ加工などによって作製しているため、設備や金型作製に費用がかかり、特に、車体のマイナーチェンジに合わせた回路変更などがあった場合、莫大な費用が発生してしまうといった問題があった。また、こうした事情により、異なる車種間の共用も困難となっている。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、配線の設計、製造を容易にかつ低コストで行うことができるジョイントコネクタの提供を目的とする。
本発明の請求項1にかかるジョイントコネクタは、上流側配線と下流側配線とがヒューズを介して接続された電源体系を有する自動車用ジャンクションボックスに用いられるジョイントコネクタであって、下流側端子と、該下流側端子に一体に形成された複数の出力側端子とを有するバスバーを備えていることを特徴とする。
本発明の請求項2にかかるジョイントコネクタは、請求項1において、前記バスバーが、複数設けられ、該バスバーには、相互接続用接続部が形成され、該バスバーのうち少なくとも2つの相互接続用接続部が、接続部材を介して互いに接続されていることを特徴とする。
本発明の請求項3にかかるジョイントコネクタは、請求項2において、前記接続部材が、絶縁層が被覆された金属線からなることを特徴とする。
本発明の請求項4にかかるジョイントコネクタは、請求項2において、前記接続部材が、黄銅または銅合金で構成された金属板からなることを特徴とする。
本発明の請求項5にかかるジョイントコネクタは、請求項2〜4のうちいずれか1項において、前記相互接続用接続部が挿通する挿通孔が形成された絶縁板を備え、前記接続部材が、前記挿通孔に挿通し絶縁板から突出した相互接続用接続部に接続されていることを特徴とする。
本発明の請求項6にかかるジョイントコネクタは、請求項1〜5のうちいずれか1項において、前記下流側端子と前記出力側端子が、バスバー本体を介して一体に形成され、前記下流側端子がバスバー本体から一方向に延出し、前記出力側端子がバスバー本体から他方向に延出していることを特徴とする。
本発明の請求項7にかかるジョイントコネクタは、請求項1〜6のうちいずれか1項において、前記バスバーが、一枚の金属板から形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項8にかかるジョイントコネクタは、請求項7において、前記バスバーが、前記金属板を曲げ加工することにより前記下流側端子および出力側端子を形成したものであることを特徴とする。
本発明の請求項9にかかるジョイントコネクタは、請求項1〜8のうちいずれか1項において、前記バスバーが複数設けられ、前記バスバーの一部の下流側端子が、直接、前記上流側配線に接続可能とされていることを特徴とする。
本発明のジョイントコネクタは、下流側端子と、これに一体に形成された複数の出力側端子とを有するバスバーが用いられているので、下流側配線を、バスバーで分岐された分岐配線とすることができ、回路設計の自由度を高めることができる。
また、バスバーの使用により、下流側配線の構造が簡略となるため、下流側配線をその配線専用に作製したバスバーで構成する場合に比べ、低コストで回路の設計、製造が可能となる。
また、バスバーは、下流側端子と出力側端子とが一体に形成されたものであるので、これらを別体とする場合に比べ、ヒューズ下流側配線における接続信頼性を高めることができる。
自動車用ジャンクションボックスは、例えば図7に模式的に示すような電源体系図に基づいて、設計が行われる。
このジャンクションボックス1の電源体系は、ヒューズ3を境に、ヒューズ上流側配線2とヒューズ下流側配線4に分けることができる。ヒューズ上流側は、車種が異なってもほとんど変わることはなく、マイナーチェンジなどで変更することもほとんどないのに対し、ヒューズ下流側は、車種間の違いやマイナーチェンジ時の変更も多々起こる。
図1〜図4は、本発明のジョイントコネクタの第1の例が用いられた自動車用ジャンクションボックスを示す図である。
自動車用ジャンクションボックス10は、インシュレーションプレート11(以下、IPという)(絶縁板)と、その上面および下面に設けられたヒューズ上流側回路である上流側バスバー12、13と、ジョイントコネクタ15と、ベース17と、これらを収容するハウジング18と、ヒューズ19とを備えている。
IP11は、絶縁性材料からなり、例えばポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂などの熱可塑性樹脂が使用できる。
上流側バスバー12、13は、銅合金などからなり、所望形状に加工した平板状の金属板や、FF端子などを組み合わせて作製することができる。
第1上流側バスバー12はIP11の上面に設けられ、上方に向かって延出するフォーク状端子である第1上流側端子31を備えていることが好ましい。
第2上流側バスバー13は、IP11の下面に設けられ、上方に向かって延出するフォーク状端子である第2上流側端子32を備えていることが好ましい。第2上流側端子32は、IP11の挿通孔33に挿通してIP11の上方に延出するように形成されている。
なお、フォーク状端子は、先端が二股に分岐され、これらの間に他の端子を挟みこむことによってこの端子と接続できるようになっている。
ハウジング18は、ハウジング本体41と、その上面側に形成されたコネクタ接続部42とを備えている。コネクタ接続部42には、入力側のプラグコネクタ(図示略)が挿入されるようになっている。
ハウジング18を構成する材料としては、ポリアミド、ポリプロピレン等が挙げられる。ハウジング18は、前記材料を射出成形法などによって成形して作製することができる。
ジョイントコネクタ15は、IP21(絶縁板)と、複数のコネクタバスバー22と、IP21の上面の一部を覆う蓋体23とを備えている。
図2に示すように、コネクタバスバー22は、バスバー本体25と、バスバー本体25から上方に延びる下流側端子24と、バスバー本体25から下方に延びる第1〜第3出力側端子26〜28とを備えている。
バスバー本体25は、ベース17の上面に対しほぼ垂直な平板状の主部50と、主部50の上縁から主部50に対し垂直な方向に延びる板状の第1延出部51と、主部50の下縁から主部50に対し垂直な方向に延びる板状の第2および第3延出部52、53と、主部50の上縁から上方に延びる複数の音叉状の相互接続用接続部54とを備えている。
下流側端子24は、バスバー本体25と一体に形成されており、第1延出部51の一端側から上方に延びるように形成されている。下流側端子24は、IP21の挿通孔55に挿通してIP21の上方に延出し、さらに、IP11の挿通孔34に挿通してIP11の上方に延出するように形成されている。
第1〜第3出力側端子26〜28は、バスバー本体25と一体に形成されている。
第1出力側端子26は、第2延出部52の一端部から下方に延びるよう形成され、第2および第3出力側端子27、28は、第3延出部53の一端部および他端部から下方に延びるように形成されている。
コネクタバスバー22は、銅合金などからなる一枚の金属板から形成することができる。例えば、所定の形状の金属板を曲げ加工することにより延出部51〜53、下流側端子24および出力側端子26〜28を形成する方法により作製できる。
コネクタバスバー22を一枚の金属板で形成することによって、その製造を容易とし、製造コストを抑えることができる。
コネクタバスバー22は、2列にわたって配列され、各列において、主部50が互いに平行になるように所定の間隔をおいて配列されている。
図1に示すように、IP21は、IP11に使用可能な材料として挙げた絶縁性材料(ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂など)からなり、一辺部21aおよびこれに対向する他辺部21bには、下流側端子24が挿通する挿通孔55が形成されている。
IP21には、相互接続用接続部54が挿通する挿通孔57が形成されている。
IP21の上面には、蓋体23を位置決めするガイド部58が上方に突出して形成されている。
蓋体23は、IP21の一辺部21aおよび他辺部21bを除くほぼ全面を覆うように形成されている。
ベース17は、略直方体の箱状のベース本体63と、その下面側に形成されたコネクタ接続部64と、ベース本体63の上面に形成された複数の隔壁65とを備えている。
ベース本体63には、出力側端子26〜28が挿通する挿通孔59が形成されている。隔壁65は、互いに平行に形成され、隣り合うコネクタバスバー22、22を隔てるようになっている。
コネクタ接続部64には、出力側のプラグコネクタが接続される。
ベース17を構成する材料としては、ポリアミド、ポリプロピレン等が挙げられる。ベース17は、前記材料を射出成形法などによって成形して作製することができる。
ヒューズ19は、上流側バスバー12、13の上流側端子31、32と、下流側端子24とを接続するものであり、ヒューズ本体38と、これから延びる第1および第2端子39、40を備えている。
ヒューズ19は、端子39、40をヒューズ挿入口20からハウジング18内に挿入し、第1端子39を上流側端子31または上流側端子32に接続し、第2端子40を下流側端子24に接続できるようになっている。
以下、自動車用ジャンクションボックス10における配線の一例を説明する。
図1に示すように、コネクタ接続部42に挿入された入力側のプラグコネクタ(図示略)は、上流側端子31、32に接続される。上流側端子31、32は、ヒューズ19を介して下流側端子24に接続される。下流側端子24と一体に形成された出力側端子26〜28は、出力側のプラグコネクタに接続される。
上流側バスバー12、13はヒューズ上流側配線2に相当し、コネクタバスバー22はヒューズ下流側配線4に相当する。
図5に示すように、コネクタバスバー22は、互いに接続することもできる。すなわち、複数のコネクタバスバー22のうち少なくとも2つの相互接続用接続部54を、接続部材36を介して互いに接続させることができる。
接続部材36としては、黄銅、銅合金などからなる金属線を用いることができる。金属線としては、単線または撚り線が使用できる。金属線を用いることによって、離れた位置にある複数のコネクタバスバー22を互いに接続することが容易となる。
相互接続用接続部54が挿通孔57に挿通してIP21の上面側に突出しているため、接続部材36は、絶縁性材料からなるIP21上で相互接続用接続部54に接続される。このため、接続部材36が他のコネクタバスバー22に接触することが起こりにくく、誤接続を防ぐことができる。
図示例の接続部材36は、金属線36aに樹脂などからなる絶縁層36bが被覆された被覆付き金属線であり、端部を口出しし、フォーク状端子である相互接続用接続部54に挟み込むことによって、この相互接続用接続部54に接続される。接続部材36によって、コネクタバスバー22Aの相互接続用接続部54aと、コネクタバスバー22Bの相互接続用接続部54bとが互いに接続されている。
図6に示すように、金属板からなる接続部材37を使用することもできる。接続部材37の材料としては、黄銅または銅合金が好適である。図示例では、隣り合う3つのコネクタバスバー22C〜22Eの相互接続用接続部54c〜54eが接続部材37によって互いに接続されている。金属板からなる接続部材37は、相互接続用接続部54に接続する操作が容易であるという利点がある。
コネクタバスバー22どうしを接続することによって、ヒューズ下流側配線における分岐数を多くすることができる。例えば、図示例においては、1つのコネクタバスバー22の出力側接続部の数が3であるため、コネクタバスバー22どうしの接続を行わない場合には、ヒューズ下流側配線の分岐数は最大3であるが、2つのコネクタバスバー22を互いに接続すれば、分岐数は最大6となる。分岐数を多くすることができるため、回路設計の自由度を高めることができる。
ヒューズ下流側配線を変更する場合には、ジョイントコネクタ15におけるコネクタバスバー22の配置や数、コネクタバスバー22相互の接続などを変更することで対応できる。また、このジョイントコネクタ15に代えて、コネクタバスバー22の配置や数が異なる他のジョイントコネクタを使用してもよい。
自動車用ジャンクションボックス10では、下流側端子24と、複数の出力側端子26〜28とを有するコネクタバスバー22を備えているので、ヒューズ下流側配線を、コネクタバスバー22で分岐された分岐配線とすることができ、回路設計の自由度を高めることができる。
また、コネクタバスバー22の使用により、ヒューズ下流側配線の構造が簡略となるため、ヒューズ下流側配線をその配線専用に作製したバスバーで構成する場合に比べ、低コストで回路の設計、製造が可能となる。
また、コネクタバスバー22は、下流側端子24とバスバー本体25と出力側端子26〜28とが一体に形成されたものであるので、これらを別体とする場合に比べ、ヒューズ下流側配線における接続信頼性を高めることができる。
図11は、電源体系の他の例を模式的に示すもので、ここに示す電源体系は、ヒューズ3を有するヒューズ配線6と、ヒューズを備えていないスルー配線5とを有する。
図8〜図10は、本発明のジョイントコネクタの第2の例を示すものであって、図11に示す電源体系に基づいて設計されている。なお、以下の説明において、既出の構成には同一符号を付してその説明を省略する。
自動車用ジャンクションボックス70は、第1上流側バスバー12に代えて第1上流側バスバー82が用いられている点、およびジョイントコネクタ15に代えてジョイントコネクタ75が用いられている点において、図1に示す自動車用ジャンクションボックス10と異なる。
第1上流側バスバー82は、バスバー本体84と、バスバー本体84から上方に延出する上流側端子31と、バスバー本体84から下方に延出するタブ端子であるスルー配線用延出部85とを備えている。
スルー配線用延出部85は、IP11に形成された挿通孔86に挿通してIP11の下方に延出するように形成されている。
ジョイントコネクタ75は、2種類のコネクタバスバー22、72が併用されている点で、上述のジョイントコネクタ15と異なる。図示例では、ジョイントコネクタ75は、複数の第1コネクタバスバー22と複数の第2コネクタバスバー72とを備えている。
第2コネクタバスバー72は、下流側端子74が、第1コネクタバスバー22の下流側端子24に比べて短く形成されていること以外は第1コネクタバスバー22と同じ構成である。
第1コネクタバスバー22の下流側端子24が、IP11、21の挿通孔34、55に挿通してIP11の上方に延出するように形成されているのに対し、第2コネクタバスバー72の下流側端子74は、挿通孔55には挿通するものの、IP11には達していない。
第2コネクタバスバー72は、第1上流側バスバー82のスルー配線用延出部85に応じた位置に設けられており、下流側端子74がスルー配線用延出部85に接続されるように形成されている。具体的には、スルー配線用延出部85は、フォーク状端子である下流側端子74に挟み込まれて接続される。
これによって、上流側配線に相当する第1上流側バスバー82は、ヒューズを介さずに、直接、下流側配線に相当するコネクタバスバー72に接続される。直接接続された第1上流側バスバー82およびコネクタバスバー72は、スルー配線5に相当する。
コネクタバスバー72は、下流側端子74を、直接、第1上流側端子31のスルー配線用延出部85に接続できるので、これらを接続するための接続部材は不要となる。スルー配線5の構成が簡略になるため、配線の設計、製造が容易となり、コスト面で有利である。
本発明のジョイントコネクタの第1の例が用いられた自動車用ジャンクションボックスを示す組立斜視図である。 図1に示すジョイントコネクタのコネクタバスバーを示す斜視図である。 図1に示すジョイントコネクタを示す斜視図である。 図1に示す自動車用ジャンクションボックスの要部を拡大した斜視図である。 図1に示すジョイントコネクタにおいて、複数のコネクタバスバーを接続部材によって互いに接続した状態の一例を示す斜視図である。 図1に示すジョイントコネクタにおいて、複数のコネクタバスバーを接続部材によって互いに接続した状態の他の例を示す斜視図である。 図1に示す自動車用ジャンクションボックスの電源体系を示す説明図である。 本発明のジョイントコネクタの第2の例が用いられた自動車用ジャンクションボックスを示す組立斜視図である。 図8に示す自動車用ジャンクションボックスのジョイントコネクタを示す斜視図である。 図8に示す自動車用ジャンクションボックスの要部を拡大した斜視図である。 図8に示す自動車用ジャンクションボックスの電源体系を示す説明図である。
符号の説明
1、10、70…自動車用ジャンクションボックス、2…ヒューズ上流側配線(上流側配線)、3、19…ヒューズ、4…ヒューズ下流側配線(下流側配線)、5…スルー配線、6…ヒューズ配線、12、13、82…上流側バスバー、15、75…ジョイントコネクタ、17…ベース、22、72…コネクタバスバー(バスバー)、24、74…下流側端子、26〜28…出力側端子、36、37…接続部材、36a…金属線、36b…絶縁層、54…相互接続用接続部、85…スルー配線用延出部。

Claims (9)

  1. 上流側配線と下流側配線とがヒューズを介して接続された電源体系を有する自動車用ジャンクションボックスに用いられるジョイントコネクタであって、
    下流側端子と、該下流側端子に一体に形成された複数の出力側端子とを有するバスバーを備えていることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記バスバーは、複数設けられ、
    該バスバーには、相互接続用接続部が形成され、
    該バスバーのうち少なくとも2つの相互接続用接続部が、接続部材を介して互いに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記接続部材は、絶縁層が被覆された金属線からなることを特徴とする請求項2に記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記接続部材は、黄銅または銅合金で構成された金属板からなることを特徴とする請求項2に記載のジョイントコネクタ。
  5. 前記相互接続用接続部が挿通する挿通孔が形成された絶縁板を備え、
    前記接続部材は、前記挿通孔に挿通し絶縁板から突出した相互接続用接続部に接続されていることを特徴とする請求項2〜4のうちいずれか1項に記載のジョイントコネクタ。
  6. 前記下流側端子と前記出力側端子は、バスバー本体を介して一体に形成され、
    前記下流側端子がバスバー本体から一方向に延出し、前記出力側端子がバスバー本体から他方向に延出していることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載のジョイントコネクタ。
  7. 前記バスバーは、一枚の金属板から形成されていることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のジョイントコネクタ。
  8. 前記バスバーは、前記金属板を曲げ加工することにより前記下流側端子および出力側端子を形成したものであることを特徴とする請求項7に記載のジョイントコネクタ。
  9. 前記バスバーは、複数設けられ、
    前記バスバーの一部は、下流側端子が、直接、前記上流側配線に接続可能とされていることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1項に記載のジョイントコネクタ。
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